JP2953457B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2953457B2
JP2953457B2 JP10071407A JP7140798A JP2953457B2 JP 2953457 B2 JP2953457 B2 JP 2953457B2 JP 10071407 A JP10071407 A JP 10071407A JP 7140798 A JP7140798 A JP 7140798A JP 2953457 B2 JP2953457 B2 JP 2953457B2
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浩之 大前
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啓輔 深田
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内ユニットに
複数の室内ファンを内装する空気調和機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば特許第2577374号公報に、
上下一対の室内ファンを内装させた床置形空気調和機の
室内ユニットが開示されている。このような室内ユニッ
トの構成例について、本発明の説明図である図3を参照
して説明する。本体ケーシング1には、その前面(図に
おいて左側の面)中央に設けられた吸込口4の上方に上
部吹出口2が、また、下方に下部吹出口3がそれぞれ形
成され、本体ケーシング1内には、吸込口4に沿って位
置する熱交換器6の背後における上部側と下部側とに、
それぞれクロスフローファンから成る上ファン7・下フ
ァン8が配設されている。
【0003】このような構成の空気調和機においては、
特に暖房運転時に、上ファン7および下ファン8の両者
を駆動して上部吹出口2と下部吹出口3とから空調空気
を室内に吹出させる上下吹出しモードと、上ファン7の
みを駆動して上部吹出口2から空調空気を吹出させる上
吹出しモードとのいずれかを利用者が選択して運転が行
われる。
【0004】なお、上部吹出口2には、この吹出口2を
通しての空調空気の吹出方向を調整するための水平フラ
ップ11が設けられ、また、下部吹出口3の内方には、
下部吹出流路14を開閉するためのシャッタ部材15が
取付けられている。
【0005】ところで近年は、上記のような室内ファン
を駆動するファンモータとして、DCモータが採用され
るようになってきている。このDCモータは、負荷が一
定であればモータ入力電圧に回転数が略比例するが、負
荷が変動すると、入力電圧が同じであっても回転数は変
化する。したがって、例えば前記した上部吹出口2の水
平フラップ11のように、その傾斜角度によって吹出流
路の流路面積が変化し、これに伴ってモータ負荷の変化
が生じる構成においては、室内ファンを目標回転数に合
わせて駆動しようとすると、そのときの負荷の大小に応
じてモータ入力電圧を設定することが必要となる。
【0006】これは、DCモータに内蔵されているホー
ルICから成る回転数検出センサからの信号に基づい
て、入力電圧をフィードバック制御することによって行
うことが可能であり、その具体例について、単一の室内
ファンを内装して構成された従来のセパレート形空気調
和機における壁掛け型室内ユニットの場合を例に挙げ
て、図5を参照して説明する。
【0007】同図中に示す直線Bは、モータ負荷が、空
調運転時に見込まれる負荷変動幅の最小のときの印加電
圧(モータ入力電圧)と回転数との関係を示すものであ
り、また、直線Pは、モータ負荷が上記よりも大きい通
常の空調運転時における印加電圧と回転数との関係を示
すものである。室内ファンの駆動を制御する制御装置に
は、上記した最小負荷時の直線Bで表される相関関係が
予め記憶されており、室内ファンを目標回転数RF に立
上げる場合には、まず、上記直線B上における目標回転
数RF に対応する基準電圧VB が求められる。そして、
DCモータへの印加電圧がこの基準電圧VB まで所定の
速度で上昇されるが、このとき、実際のモータ負荷が直
線Pに対応する大きさであるとすると、室内ファンの回
転数は、目標回転数RF よりも低い基準回転数RB まで
上昇することになる。
【0008】その後、DCモータに内蔵されている回転
数検出センサからの信号に基づくフィードバック制御に
切換えられ、上記センサでの検出回転数が目標回転数R
F となるまでDCモータへの印加電圧を徐々に上昇させ
ていく制御が行われる。そして、目標回転数RF に達し
た時、これを最終印加電圧VF として、この電圧で保持
する制御が行われる。
【0009】なお、目標回転数が変更された場合にも、
上記と同様の制御が行われる。すなわち、図6に示すよ
うに、変更前の目標回転数をRP 、この回転数となるよ
うに制御された結果の現在の印加電圧をVP とすると
き、まず、この電圧VP から、変更後の目標回転数RF
に対応する基準電圧VB に変更する制御が行われ(図中
矢印)、次いで、この基準電圧VB から、検出回転数
が目標回転数RF に一致するまで印加電圧を徐々に上昇
させる制御が行われる(図中矢印)。
【0010】このように、ファンモータとしてDCモー
タを採用した構成では、予め基準電圧をファンモータに
印加して目標回転数付近での回転状態とし、その後、フ
ィードバック制御によって目標回転数に到達させること
で、短時間で精度の良好な制御を行うことができる。し
たがって、前記図3に示した上ファン7と下ファン8と
の2基の室内ファンを内装する室内ユニットにおいて
も、特に水平フラップ11の角度に応じてモータ負荷の
変化が見込まれる上ファン7について、上記同様に制御
する構成とすることが考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように2基の室内ファンを内装する室内ユニットにおい
ては、例えば前記した上吹出しモードから上下吹出しモ
ードへの切換え時等に、下ファン8の立上げと共に、前
記した制御によって上ファン7を上下吹出しモード時の
新たな目標回転数に変更しようとしても、この目標回転
数に正確に制御できないという問題が生じる。
【0012】すなわち、図7に示すように、吹出しモー
ドが上吹出しから上下吹出しに切換わった時には、それ
まで停止中の下ファンのファンモータに対して電圧の印
加が開始され、所定の速度で基準電圧まで上昇される。
これに伴って下ファンの回転数が次第に上昇する。
【0013】一方、上ファンに対しては、吹出しモード
切換時に、上吹出時の目標回転数から上下吹出時の目標
回転数に変更され、したがって、ファンモータへの入力
電圧が、上下吹出時の目標回転数に対応する基準電圧に
一旦変更され(期間)、その後、上ファンの回転数を
検出しながら、フィードバック制御によってモータ入力
電圧を次第に上昇させ目標回転数に到達させる制御が行
われる(期間)。
【0014】この上ファンに対する上記の制御は、基準
電圧変更時の電圧変化幅も小さく、また、この基準電圧
に対応する回転数と目標回転数との差もそれほど大きく
はないことから、この上ファンが新たな目標回転数に達
するまでの時間(期間+)は比較的短時間で完了す
る。これに対し、それまで停止状態であった下ファンの
ファンモータへの入力電圧を基準電圧に昇圧するまでの
時間は長く、このため、上ファンが目標回転数に達した
後も、下ファンのモータ入力電圧を上昇させる期間が
生じる。
【0015】そして、このときの下ファンの回転数の増
加に伴い、上ファンに対するモータ負荷が次第に小さく
なり、このため、上ファンが目標回転数に達した時点か
らこの上ファンのモータ入力電圧を一定に保持していて
も、この期間において、上ファンの回転数が目標回転
数からさらに上昇してしまい、目標回転数からずれた駆
動状態になってしまう。
【0016】この発明は、上記の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、複数の室内ファンを内装した室内
ユニットにおいて、室内ファンの制御精度を向上し、こ
れによって、より安定した送風状態とすることが可能な
空気調和機を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、室内ユニットの本体ケーシング1に吸込口4と
複数の吹出口2・3とを形成し、本体ケーシング1内に
おける吸込口4に沿って位置する熱交換器6の背後空間
から各吹出口2・3に至る吹出流路10・14にそれぞ
れ室内ファン7・8を設けて成る空気調和機であって、
上記複数の室内ファン7・8のうちの特定の室内ファン
7に対し、その回転数を変更するときに、この室内ファ
ン7を駆動するDCモータから成るファンモータへの入
力電圧をこの室内ファン7の目標回転数に対応して予め
設定した基準電圧に変更した後にこの室内ファン7の回
転数を検出しながら入力電圧を変化させ目標回転数に近
づけるフィードバック制御を行うと共に、上記特定の室
内ファン7の回転数の変更を他の室内ファン8の回転数
の変更と共に行うとき、特定の室内ファン7に対する上
記フィードバック制御を他の室内ファン8がその目標回
転状態に達するまで待って開始するファン制御手段を設
けていることを特徴としている。
【0018】この構成によれば、特定の室内ファン7の
回転数の変更を他の室内ファン8の回転数の変更と共に
行うときには、他の室内ファン8がその目標回転状態に
達した後、すなわち、特定の室内ファン7のファンモー
タに対し、他の室内ファン8の回転数の変化に伴うモー
タ負荷の変化が低下した状態となった後に、特定の室内
ファン7に対するフィードバック制御が開始される。し
たがって、この制御により、正確に目標回転数に到達さ
せ、かつ、その駆動状態を保持することが可能となり、
目標回転数に応じた安定した送風状態を維持することが
できる。
【0019】なお、他の室内ファン8における目標回転
状態としては、請求項2に記載のように、他の室内ファ
ン8を駆動するファンモータがDCモータから成る場合
に、このファンモータへの入力電圧をこの室内ファン8
の目標回転数に対応して予め設定した基準電圧に向けて
変化させる際、この基準電圧に上記入力電圧が達したと
きの状態とし、この時点で特定の室内ファン7に対する
フィードバック制御を開始させることで、この場合も、
他の室内ファン8の回転数の変化に伴うモータ負荷の変
化が低下した状態で、上記したフィードバック制御によ
って特定の室内ファン7をその目標回転数に到達させて
その回転数での駆動状態を保持することができる。
【0020】請求項3の空気調和機は、上記特定の室内
ファン7のファンモータに対する基準電圧を、現在の負
荷状態において目標回転数を得るために必要な電圧より
も低くなるように設定していることを特徴としており、
例えば、請求項4に記載のように、特定の室内ファン7
のファンモータに対する負荷が最小となる状態でこの室
内ファン7の回転数が目標回転数となるときの電圧が、
上記基準電圧として設定される。
【0021】この場合、フィードバック制御時における
ファンモータへの入力電圧を逐次上昇させて目標回転数
に到達させる制御が行われることになる。すなわち、仮
に、DCモータから成るファンモータへの入力電圧を下
降させ回転数を低下させて目標回転数に到達させようと
する場合には、慣性等の影響で良好な追従性が得られず
にハンチングを生じ易いが、上記のように入力電圧を上
昇方向に変化させる制御によって、回転数変化がモータ
入力電圧の変化に良好に追従し、これによって、迅速に
目標回転数に到達させて安定した送風状態とすることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】図2には、本実施形態に係る空気調和機の
床置形室内ユニットを示している。この室内ユニットに
おける断面略矩形状の本体ケーシング1には、その前面
上部側に上部吹出口2が設けられ、また、前面下部側に
下部吹出口3が設けられている。そして、これら両吹出
口2・3間に、吸込口4が形成された前面グリル5が装
着されている。
【0024】本体ケーシング1内には、図3に示すよう
に、前面グリル5に背面側(図において右側)から近接
する位置に、冷媒回路における凝縮器(暖房運転時)や
蒸発器(冷房運転時)として機能する熱交換器6が立設
されている。そして、この熱交換器6背後の上端側と下
端側とに、それぞれ、本体ケーシング1の幅方向(紙面
に直交する方向)に沿って水平に延びるクロスフローフ
ァンからなる上側室内ファン7・下側室内ファン8(以
下、上ファン7・下ファン8と略記する)がそれぞれ配
置されている。
【0025】なお、各ファン7・8には、図示してはい
ないが、紙面手前側にそれぞれDCモータから成る上フ
ァンモータ・下ファンモータが同軸上に直結されてお
り、これら上下のファンモータ間に電装品箱が配置され
ている。そして、この電装品箱内に、マイクロコンピュ
ータより成る室内制御装置が収納されており、この室内
制御装置によって、後述する各ファン7・8の駆動制御
が行われる。
【0026】本体ケーシング1における背面側フレーム
部には、上ファン7の背面領域から前面側上方へと滑ら
かに湾曲して上部吹出口2の上縁に至る上部スクロール
部1aが形成されている。また、この上部スクロール部
1aの前面側下方には、上ファン8外周における前面側
斜め上方に近接する位置から、熱交換器6を越えて上部
吹出口2の下縁に至る上部仕切板9が設けられている。
この上部仕切板9と上部スクロール部1aとの間に、上
ファン7から上部吹出口2に至る斜めに傾斜した上部吹
出流路10が形成されている。
【0027】上部吹出口2には、風向偏向板としての水
平フラップ11が設けられている。この水平フラップ1
1は、その板幅方向の中心箇所近傍で回動可能に軸支さ
れ、空調運転停止時には、この水平フラップ11は、図
中二点鎖線で示すように上部吹出口2を閉じた位置で保
持され、そして、空調運転開始時に、図中実線で示すよ
うに、上部吹出流路10の流路方向に沿う全開位置へと
回動される。なお、この水平フラップ11に対し、空調
運転時に、全開位置から適度に上下に傾けた位置を利用
者が選択することも可能であり、これにより、上部吹出
口2を通しての空調空気の吹出方向が上下に調整され
る。また、利用者がスイング動作を指定すると、水平フ
ラップ11は全開位置を中心に所定の角度範囲で揺動す
るようにもなっている。
【0028】一方、本体ケーシング1における背面側フ
レーム部の下部側には、下ファン8の背面領域から前面
側下方へと滑らかに湾曲した下部スクロール部1bが形
成され、この下部スクロール部1bの前端部には、下部
吹出口3の下縁に至る下部仕切板12が設けられてい
る。また、下部仕切板12の上方に、熱交換器6で発生
して流下するドレン水を受けるためのドレンパン13が
設けられており、このドレンパン13の底壁13aは、
下ファン8外周における前面側斜め下方に近接する位置
から、下部吹出口3の上縁に達する水平板状に形成され
ている。この底壁13aと、上記した下部スクロール部
1bおよび下部仕切板12との間に、下ファン8から下
部吹出口3に通ずる下部吹出流路14が形成されてい
る。
【0029】この下部吹出流路14内には、この流路1
4を開閉する板体から成るシャッタ部材15が設けられ
ている。このシャッタ部材15は、図中実線で示す全閉
位置と二点鎖線で示す全開位置との間を回動可能なよう
に一端が軸支されており、空調運転停止時には全閉位置
で保持される。また、空調運転時に利用者が後述する上
下吹出しモードを指定したときに、全閉位置から全開位
置へと移動して下部吹出流路14を開くようになってい
る。
【0030】上記構成の空気調和機においては、上ファ
ン7のみを駆動して上部吹出口2から空調空気を室内に
吹出させる上吹出しモードと、上下の両ファン7・8を
駆動して上部吹出口2と下部吹出口3との両者から空調
空気を吹出させる上下吹出しモードとのいずれかが、利
用者によって選択されて空調運転が行われる。例えば、
上吹出しモードで運転が開始されると、図示しない室外
機内の圧縮機が起動され、次いで、水平フラップ11を
閉位置から全開位置へと開く操作が開始されると共に、
上ファン7が起動され、利用者が指定した例えば強・中
・弱の風量設定に応じた目標回転数(1000〜130
0rpm程度)まで立上げられる。
【0031】このときの立上げは、前記した従来技術の
欄での説明とほぼ同様の制御手順で行われる。すなわ
ち、前記室内制御装置における後述するファン制御部
に、上ファンモータに対するモータ負荷が空調運転時に
見込まれる負荷変動幅の最小のときのモータ入力電圧と
回転数との関係式が予め記憶されており、この関係式に
基づいて、指定された風量に応じた目標回転数に対応す
る基準電圧が算出される。そして、まず、この基準電圧
まで上ファンモータへの入力電圧を所定の速度で上昇さ
せる制御が行われる。
【0032】次いで、上ファンモータに内蔵されている
ホールICから成る回転数検出センサからの信号に基づ
いて、このセンサでの検出回転数が目標回転数となるま
で上ファンモータへの入力電圧を徐々に上昇させていく
フィードバック制御が行われ、目標回転数に達した時
に、これを最終入力電圧として保持することで、上ファ
ン7が目標回転数に立上げられこの回転数で保持され
る。このように、目標回転数に対応する基準電圧を予め
求め、これをファンモータに印加して目標回転数近くの
回転数まで立上げた後、フィードバック制御に切換える
ことで、より短時間で精度良く目標回転数に到達させる
ことができる。
【0033】こうして上ファン7が駆動されると、室内
空気が吸込口4を通して本体ケーシング1内に吸込ま
れ、吸込まれた室内空気は熱交換器6を通過する際に、
この熱交換器6が冷媒回路の凝縮器として機能する暖房
運転では加温され、また、熱交換器6が蒸発器として機
能する冷房運転では冷却されて空調空気となる。これ
が、熱交換器6の背後空間から上ファン7に吸引された
後、上部吹出流路10を通して上部吹出口2に送られ、
この上部吹出口2から、水平フラップ11の傾き方向に
沿う方向で、室内へと吹き出される。
【0034】一方、特に暖房運転の場合に、前記した上
下吹出しモードが指定されて運転が開始されると、水平
フラップ11とシャッタ部材15との開操作が行われる
と共に、上ファン7と下ファン8とが、それぞれ100
0〜1400rpm程度の目標回転数まで立上げられ
る。
【0035】なお、この上下吹出しモードでは、利用者
の風量設定が前記上吹出しモード時と同じであっても、
上ファン7の目標回転数は上吹出しモード時よりも所定
の回転数だけ高い値に設定されている。つまり、下ファ
ン8も駆動されるときには、その吸引力が上ファン7の
入口側に作用する分、この上ファン7入口側の圧力が低
下し、この上ファン7を通過する風量が少なくなる。し
たがって、この上ファン7の回転数を上吹出しモード時
よりも高くし、上部吹出口2を通して室内に吹出される
風量が上吹出しモード時とほぼ同等の量となるように、
上下吹出しモード時の目標回転数が設定されている。
【0036】そして、上ファン7に対しては、この目標
回転数となるように、前記同様の手順にて上ファンモー
タに目標回転数に対応する基準電圧を入力した後、この
モータ入力電圧を徐々に上昇させて目標回転数に到達さ
せる制御が行われる。一方、下ファン8に対しては、そ
の目標回転数に対応する基準電圧まで下ファンモータへ
の入力電圧を所定の速度で上昇させる制御で、この下フ
ァン8が目標回転数まで立上げられる。すなわち、上フ
ァン7に対しては、水平フラップ11の角度に応じて上
部吹出流路10の流路面積が変化し、これによって、上
ファンモータに対するモータ負荷が変動することから、
前記のように上ファンモータの入力電圧が基準電圧に達
した後に、モータ負荷に応じた調整をフィードバック制
御によって行うが、下ファン8が駆動されるときには、
前記シャッタ部材15は全開位置とされる。したがっ
て、下部吹出流路14の流路面積は一定で、下ファンモ
ータに対するモータ負荷の変動幅は小さいので、下ファ
ン8に対してはフィードバック制御によって目標回転数
に到達させる制御は行わず、目標回転数に応じて設定さ
れている基準電圧に下ファンモータへの入力電圧を上昇
させて保持する制御が行われる。
【0037】このようにして両ファン7・8を駆動して
行われる暖房運転では、吸込口4を通して本体ケーシン
グ1内に吸込まれた室内空気は、熱交換器6を通過して
加温されて空調空気となった後、熱交換器6の背後で上
ファン7に向かう流れと下ファン8に向かう流れとに上
下に分流し、上ファン7に吸引された上部側の空調空気
は、前記同様に上部吹出流路10を通して上部吹出口2
から室内へ吹き出される。一方、下ファン8に吸引され
た下部側の空調空気は、下部吹出流路14を通して下部
吹出口3から、床面に沿って略水平に室内へと吹き出さ
れる。このように、下部吹出口3から温風が床面に沿っ
ても吹き出されることで、室内の即暖性が向上する。
【0038】ところで、上記した上下吹出モードでの運
転開始時や、また、上吹出しモードでの運転中に上下吹
出しモードへの切換えが行われたような場合には、上フ
ァン7と下ファン8との回転数を各々の目標回転数に向
けて同時に変化させることになる。このような場合で
も、特に上ファン7を新たな目標回転数に合わせて正確
に制御し得る機能を備えたファン制御部(ファン制御手
段)を、利用者によって操作されるリモコンからの運転
開始信号や運転モード切換信号、室温検出信号などを監
視しながら空調運転の全体を制御する空調運転制御部と
は別に、前記室内制御装置に設けており、以下、このフ
ァン制御部での具体的な制御手順について、図4を参照
して説明する。
【0039】初めに、前記した上吹出しモードでの運転
中に、上下吹出しモードへの切換えが行われた場合を例
に挙げて説明する。このとき、それまで停止中であった
下ファン8に対し、目標回転数までの立上げ指令が発生
され、また、上ファン7に対しては、それまでの上吹出
しモード時の目標回転数から、上下吹出しモード時の目
標回転数に変更される。
【0040】このとき、ファン制御部では、まず、ステ
ップS1において上ファン7の現在の回転数が目標回転
数であるか否かが判別されるが、上記したように、上下
吹出しモードへの切換時に目標回転数が変更されたこと
で、ステップS1からS2に移行する。このステップS
2は、下ファン8の現在の回転数が目標回転数であるか
否かを判別するステップであるが、吹出モード切換直後
には下ファン8は停止状態であるので、ステップS3に
移行する。
【0041】このステップS3では、各ファン7・8に
対する新たな目標回転数に対応する基準電圧をそれぞれ
計算し、ステップS4で、各ファン7・8のモータ入力
電圧をそれぞれ基準電圧に近づける処理を行う。そし
て、ステップS5では、各ファンのモータ入力電圧が各
々の基準電圧に達したか否かが判別され、基準電圧に達
するまでの間は、ステップS4に戻る処理を行う。した
がって、上ファン7と下ファン8との両者のファンモー
タへの入力電圧がそれぞれ基準電圧に達するまではステ
ップS4・S5の繰り返しとなる。
【0042】その後、上下の各ファンモータへの入力電
圧が各基準電圧に達したことがステップS5で判別され
ると、このステップS5からS6に移行し、上ファン7
の回転数を目標回転数と比較する。上ファン7の回転数
が目標回転数よりも低い場合には、ステップS7でモー
タ入力電圧を上記の基準電圧から1ステップアップする
処理を行ってステップS6に戻る処理を行い、これによ
って、上ファン7の回転数が目標回転数に達するまで、
上ファン7のモータ入力電圧が次第に上昇される。
【0043】そして、目標回転数に達すると、ステップ
S6から前記S1に戻る処理となり、上ファン7のモー
タ入力電圧をこの時点での電圧値に保持して、このとき
の回転数変更制御を終了する。以降、ステップS1にお
いて、上ファン7に対する目標回転数が新たに変更され
て上ファン7の回転数と目標回転数との相違が生じるま
で待機することになる。
【0044】なお、上吹出しモードでの運転の開始時
や、上吹出しモードでの運転中に利用者がリモコン操作
によって上部吹出口2からの吹出風量の設定を変更した
時には、上ファン7のみに対する目標回転数が変更され
ることとなり、この場合には、前記ステップS2からS
8に移行し、上ファン7の新たな目標回転数に対応する
基準電圧を計算し、次いで、上ファン7のモータ入力電
圧をこの基準電圧まで変更させる処理を行う(ステップ
S9・S10)。その後、前記ステップS6・S7にお
いて、前記同様に、上ファン7の回転数が目標回転数に
達するまで、上ファン7のモータ入力電圧を次第に上昇
させ、目標回転数に達した時に、この上ファン7の回転
数変更制御を終了して前記ステップS1に戻る処理が行
われる。
【0045】図1には、上吹出しモードから上下吹出し
モードに切換えられたときの上記の制御による上ファン
7と下ファン8の各ファンモータへのモータ入力電圧の
変化と上ファン7の回転数変化とを示している。
【0046】まず、下ファン8に対しては、この下ファ
ン8に対する目標回転数に対応する基準電圧まで、下フ
ァンモータへの入力電圧が上下吹出しモードへの切換時
点から所定の速度で上昇される。
【0047】一方、上ファン7に対しては、上下吹出し
モードでの目標回転数に対応する基準電圧へとモータ入
力電圧を変更する制御が開始される(期間)。この上
ファン7のモータ入力電圧は、下ファン8におけるモー
タ入力電圧が0の状態から基準電圧に達するよりも早く
基準電圧に達するが、ここで、すぐに前記したフィード
バック制御を開始せずに、下ファン8のモータ入力電圧
が基準電圧に達するまで、上ファン7のモータ入力電圧
を基準電圧で保持する制御が行われる(期間)。この
間、上ファン7の回転数は、下ファン8の回転数の増加
に伴ってモータ負荷が次第に小さくなるため、モータ入
力電圧を上記のように基準電圧で一定に保持していて
も、次第に上昇する。
【0048】そして、下ファン8のモータ入力電圧が基
準電圧に達した時点で、上ファン7のモータ入力電圧
を、上記基準電圧から次第に上昇させて、上ファン7の
回転数を目標回転数に到達させるフィードバック制御が
行われる(期間)。
【0049】このように、本実施形態においては、上フ
ァン7の回転数の変更が下ファン8の回転数の変更と共
に行われるときには、下ファンモータへの入力電圧がそ
の基準電圧に達した後、すなわち、下ファン8がその目
標回転数にほぼ達してその回転数で保持されるようにな
った時点で、上ファン7に対するフィードバック制御が
開始される。したがって、上ファン7がその目標回転数
に達した後には、下ファン8の回転数の変化に伴うモー
タ負荷の変化が殆ど生じないので、その目標回転数での
駆動状態が保持され、安定した送風状態を維持すること
ができる。
【0050】また、上記では、上ファン7のファンモー
タに対する基準電圧を、このファンモータに対する負荷
が最小となる状態で上ファン7の回転数が目標回転数と
なるときの電圧が設定されており、この場合、フィード
バック制御時におけるファンモータへの入力電圧を逐次
上昇させて目標回転数に到達させる制御が行われる。す
なわち、仮に、目標回転数を超える状態が生じてこれを
フィードバック制御により目標回転数へと低下させよう
とすると、慣性等の影響で良好な追従性が得られずにハ
ンチングを生じ易いが、上記のように入力電圧を上昇方
向に変化させる制御によって、回転数変化がモータ入力
電圧の変化に良好に追従し、これにより、迅速に目標回
転数に到達させることができる。
【0051】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することができ
る。例えば、上記では、上吹出しモードから上下吹出し
モードに切換えられた際の制御を例に挙げて説明した
が、例えば上下吹出しモードで運転中に、利用者のリモ
コン操作によって風量設定が変更され、これによって、
各ファン7・8の目標回転数が各々変更された場合など
にも、上記同様の制御を行うことで、各々の目標回転数
に精度良く変更させることができる。
【0052】また、上記形態では、特定の室内ファンと
しての上ファン7のファンモータに対する基準電圧を、
空調運転時に見込まれる負荷変動幅、例えば水平フラッ
プ11の回動角に応じた上部吹出流路10の流路面積の
変化を前提としたときの最小の負荷時におけるモータ入
力電圧と回転数との関係に基づいて設定したが、これ
は、例えば上ファン7を取付けていない状態での上ファ
ンモータの回転数とモータ入力電圧との関係に基づいて
設定すること等も可能である。
【0053】また、上記形態では、下ファン8について
は、基準電圧まで上昇させた後のフィードバック制御を
行わない構成例を示したが、この下ファン8も基準電圧
に上昇させた後にフィードバック制御によって目標回転
数に到達させる構成とすることも可能である。この場
合、この下ファン8も特定の室内ファンとみなして制御
されることになり、上ファン7と下ファンとの各ファン
モータへの入力電圧が各基準電圧に達した時に、両ファ
ン7・8のフィードバック制御が同時に開始されること
になるが、これらフィードバック制御による回転数の変
化幅は、基準電圧への変更時における変化幅よりも小さ
く、このため、この間の回転数の変化に伴う相互の干渉
度合いも小さく抑えられる。したがって、この場合に
も、両ファンモータへの入力電圧がそれぞれ基準電圧に
達するまで待ってフィードバック制御をそれぞれ開始す
ることで、両ファン7・8をそれぞれ各目標回転数に精
度良く到達させて、その駆動状態を保持することができ
る。
【0054】さらに、本発明の請求項1・2の範囲にお
いては、上ファン7のファンモータに対する基準電圧を
所定の負荷時におけるモータ入力電圧と回転数との関係
に基づいて設定し、この場合に、モータ入力電圧を基準
電圧からフィードバック制御で変化させる際に、この入
力電圧を増減させて目標回転数まで到達させる構成とす
ることも可能である。
【0055】また、上記形態では、他の室内ファンとし
ての下ファン8のファンモータもDCモータで構成した
が、本発明の請求項1の範囲においては、これを交流モ
ータなどのその他の形式のファンモータで構成すること
も可能である。
【0056】また、上記では、上下吹出口2・3を備
え、上ファン7と下ファン8との二基の室内ファンを内
装した床置形空気調和機の室内ユニットを例に挙げた
が、さらに多くの吹出口や室内ファンを設けて構成する
空気調和機にも本発明を適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1の空
気調和機においては、特定の室内ファンの回転数の変更
を他の室内ファンの回転数の変更と共に行うときには、
他の室内ファンがその目標回転状態に達した後、すなわ
ち、特定の室内ファンのファンモータに対し、他の室内
ファンの回転数の変化に伴うモータ負荷の変化が低下し
た状態となった後に、特定の室内ファンに対するフィー
ドバック制御を開始するようになっているので、この特
定の室内ファンを正確に目標回転数に到達させ、かつ、
その駆動状態を保持することが可能となって、目標回転
数に応じた安定した送風状態を維持することができる。
【0058】請求項2の空気調和機においては、他の室
内ファンを駆動するファンモータがDCモータから成る
場合に、このファンモータへの入力電圧がこの室内ファ
ンの目標回転数に対応して予め設定した基準電圧に達し
たときに、特定の室内ファンに対するフィードバック制
御が開始される。この場合も、他の室内ファンの回転数
の変化に伴うモータ負荷の変化が殆ど生じない状態で、
特定の室内ファンの回転数をフィードバック制御によっ
てその目標回転数に到達させてその回転数での駆動状態
を保持することができる。
【0059】請求項3の空気調和機においては、特定の
室内ファンのファンモータに対する基準電圧が、現在の
負荷状態において目標回転数を得るために必要な電圧よ
りも低くなるように設定され、例えば、請求項4のよう
に、特定の室内ファンのファンモータに対する負荷が最
小となる状態で室内ファンの回転数が目標回転数となる
ときの電圧が基準電圧として設定されている。したがっ
て、フィードバック制御時におけるファンモータへの入
力電圧を上昇方向に変化させる制御で目標回転数に到達
させることになり、この場合のDCモータから成るファ
ンモータの回転数変化はモータ入力電圧の変化に良好に
追従するので、迅速に目標回転数に到達させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における空気調和機での
上吹出しモードから上下吹出モードへの変更時における
上ファンと下ファンとの各ファンモータへの入力電圧の
変化と上ファンの回転数変化とを示すタイムチャートで
ある。
【図2】上記空気調和機の室内ユニットを示す斜視図で
ある。
【図3】上記室内ユニットの構成を示す縦断面図であ
る。
【図4】上記空気調和機におけるファン制御部によって
行われる具体的な制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】DCモータから成るファンモータの回転数制御
を説明するためのグラフである。
【図6】DCモータから成るファンモータの回転数変更
制御を説明するためのグラフである。
【図7】上ファンと下ファンとの2基の室内ファンを内
装する空気調和機における従来の回転数変更制御時の各
ファンモータへの入力電圧変化と上ファンの回転数変化
とを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 上部吹出口 3 下部吹出口 4 吸込口 6 熱交換器 7 上ファン(特定の室内ファン) 8 下ファン(他の室内ファン) 10 上部吹出流路 11 水平フラップ 14 下部吹出流路 15 シャッタ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 篤志 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社 滋賀製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−130746(JP,A) 特開 昭63−279046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 102 F24F 11/04 F24F 11/047 F24F 11/053

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットの本体ケーシング(1)に
    吸込口(4)と複数の吹出口(2)(3)とを形成し、
    本体ケーシング(1)内における吸込口(4)に沿って
    位置する熱交換器(6)の背後空間から各吹出口(2)
    (3)に至る吹出流路(10)(14)にそれぞれ室内
    ファン(7)(8)を設けて成る空気調和機であって、
    上記複数の室内ファン(7)(8)のうちの特定の室内
    ファン(7)に対し、その回転数を変更するときに、こ
    の室内ファン(7)を駆動するDCモータから成るファ
    ンモータへの入力電圧をこの室内ファン(7)の目標回
    転数に対応して予め設定した基準電圧に変更した後にこ
    の室内ファン(7)の回転数を検出しながら入力電圧を
    変化させ目標回転数に近づけるフィードバック制御を行
    うと共に、上記特定の室内ファン(7)の回転数の変更
    を他の室内ファン(8)の回転数の変更と共に行うと
    き、特定の室内ファン(7)に対する上記フィードバッ
    ク制御を他の室内ファン(8)がその目標回転状態に達
    するまで待って開始するファン制御手段を設けているこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記目標回転状態が、他の室内ファン
    (8)を駆動するDCモータから成るファンモータへの
    入力電圧をこの室内ファン(8)の目標回転数に対応し
    て予め設定した基準電圧に向けて変化させる際にこの基
    準電圧に上記入力電圧が達したときの状態であることを
    特徴とする請求項1の空気調和機。
  3. 【請求項3】 上記特定の室内ファン(7)のファンモ
    ータに対する基準電圧を、現在の負荷状態において目標
    回転数を得るために必要な電圧よりも低くなるように設
    定していることを特徴とする請求項1又は2の空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 上記特定の室内ファン(7)のファンモ
    ータに対する基準電圧として、ファンモータに対する負
    荷が最小となる状態で室内ファン(7)の回転数が目標
    回転数となるときの電圧を設定していることを特徴とす
    る請求項3の空気調和機。
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