JP3141804B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3141804B2
JP3141804B2 JP09001326A JP132697A JP3141804B2 JP 3141804 B2 JP3141804 B2 JP 3141804B2 JP 09001326 A JP09001326 A JP 09001326A JP 132697 A JP132697 A JP 132697A JP 3141804 B2 JP3141804 B2 JP 3141804B2
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flaps
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前方から吸い込
んだ空気を上下方向と左右方向の4方に吹き出す空気調
和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和機としては、壁面に
取り付けられた略長方形状のケーシング内にクロスフィ
ン熱交換器とクロスフローファンとを配置して、ケーシ
ングの下側に設けられた吹出口から空調空気を吹き出す
ものがある。しかしながら、上記空気調和機は、壁面か
らの出っ張りが大きく、奥行きを薄くすることができな
いため、室内のインテリアに合わないという欠点があ
る。また、上記空気調和機では、空調空気の吹き出しの
風向が前方にほぼ限定されるため、ドラフト感を感じや
すく、快適性に問題がある。
【0003】そこで、本出願人は、薄型化により室内の
インテリア性を向上できると共に、多方向に同時に吹き
出し可能な空気調和機を製作した。この空気調和機は、
熱交換器と、その熱交換器の後面側に配置され、前面側
から吸い込んだ空気を軸に対して半径方向外向に吹き出
すターボファンとを備えると共に、上下方向と左右方向
の4方に吹き出す吹出口に夫々取り付けられた上下左右
のフラップとを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ターボ
ファンを用いた空気調和機は、4方向に同時に吹き出す
ので、クロスフローファンを用いた空気調和機よりも壁
面の低い位置に取り付けるため、吹出口のフラップに手
が届きやすく、フラップを誤って手で動かしてしまう場
合がある。この場合、特に上側の吹出口のフラップが見
えにくく、運転条件に不利な吹き出し方向(居住者に空
調空気が到達しない吹き出し方向等)にフラップが動い
た状態のままになると、吹き出しの風向が最適な空調運
転を行うことができないという問題がある。また、この
ような場合、熱交換が十分に行われないために保護装置
が作動して、運転が停止する虞れもある。また、上記フ
ラップを誤って手で動かして、吹出口から吹き出した空
気がすぐに吸込口に吸い込まれるショートサーキット状
態にしたり、壁面側に直接風を当てたりした場合、本体
側や壁面側に結露が生じるため、結露水の滴下やその結
露部分にごみ等が付着して汚れるという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、運転中にフラ
ップの開閉角度を修正して、最適な空調運転ができ、本
体側や壁面側の結露の発生を防止できる空気調和機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、ケーシング内に軸が前後
方向に配置され、前面側から吸い込んだ空気を軸に対し
て半径方向外向に吹き出すターボファンと、上記ケーシ
ング内に上記ターボファンの前面側に配置された熱交換
器と、上記ターボファンからの吹き出し空気を上下方向
と左右方向に吹き出すように上記ケーシングに設けられ
た吹出口に開閉自在に取り付けられ、上記吹出口からの
吹き出しの風向を制御する複数のフラップと、空調運転
中、所定時間毎に上記フラップの開閉角度を修正するフ
ラップ角度修正制御部とを備えたことを特徴としてい
る。
【0007】上記請求項1の空気調和機によれば、空調
運転中に、上記フラップを誤って手で動かしても、所定
時間毎にフラップの開閉角度を修正することによって、
吹き出しの風向が最適な空調運転ができる。また、上記
フラップを手で動かして、吹出口から吹き出した空気が
すぐに吸込口に吸い込まれるいわゆるショートサーキッ
ト状態になったり、壁面側に当たるように吹き出したり
しても、上記のようにフラップを修正することによっ
て、冷房運転時に本体側や壁面側に結露が生じることが
なく、したがって、結露水の滴下やその部分にごみ等が
付着して汚れることがない。
【0008】また、請求項2の空気調和機は、請求項1
の空気調和機において、上記フラップの開閉角度は上記
フラップが初期位置のときのみ認識されるようになって
おり、上記フラップ角度修正制御部は、上記フラップを
作動させるときは、上記フラップを初期位置にした後、
上記フラップの開閉角度を運転状態に応じた所定角度に
修正することを特徴としている。
【0009】上記請求項2の空気調和機によれば、上記
フラップ角度修正制御部によりフラップを作動させると
き、一旦、フラップを初期位置に戻して、フラップの開
閉角度が認識された後、そのときの運転状態に応じた所
定角度に修正することによって、フラップの開閉角度を
検出するセンサ等なしに、簡単な構成でフラップの開閉
角度を修正することができる。
【0010】また、請求項3の空気調和機は、請求項2
の空気調和機において、上記フラップの開閉角度を修正
しても、吹き出しの風速の変化が少なくなるように、上
記ターボファンの回転数を制御する回転数制御部を備え
たことを特徴としている。
【0011】上記請求項3の空気調和機によれば、上記
回転数制御部によりターボファンの回転数を制御した
後、上記フラップ角度修正制御部によりフラップの開閉
角度を修正するか、それとは逆に、フラップ角度修正制
御部によりフラップの開閉角度を修正した後、回転数制
御部によりターボファンの回転数を制御することによっ
て、または、フラップ角度修正制御部によるフラップの
開閉角度の修正と回転数制御部によるターボファンの回
転数の制御を同時に行うことによって、吹出口からの吹
き出しの風速変化を少なくして、送風音の変化を低減す
るので、居住者に違和感を与えることがない。
【0012】また、請求項4の空気調和機は、請求項1
乃至3のいずれか1つの空気調和機において、上記フラ
ップ角度修正制御部は、上記複数のフラップの開閉角度
の修正を休止時間をあけて順次行うことを特徴としてい
る。
【0013】上記請求項4の空気調和機によれば、複数
のフラップの開閉角度を休止時間をあけて順次修正を行
うので、居住者がフラップの修正動作を気づきにくく違
和感を感じることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明の実施の形態の空気調和機
10の断面図を示しており、1は室内の壁面に後面側が
取り付けられるケーシング、2は上記ケーシング1内の
略中央に軸が前後方向に配置され、前面側から吸い込ん
だ空気を軸に対して半径方向外向に吹き出すターボファ
ン、3は上記ケーシング1内にターボファン2の前面側
に配置された熱交換器(図1に示す斜線部)、4は上記ケ
ーシング1内にターボファン2の後面側の凹部に配置さ
れたモータである。
【0016】また、図2は上記空気調和機10の斜め上
方から見た斜視図であり、図3は図2のIII−III線から
見た要部断面図である。図2に示すように、上記ケーシ
ング1の上下面と両側面に設けられた吹出口21〜24
に第1フラップ11〜第4フラップ14(図2では全閉
状態を示す)を開閉自在に夫々取り付けている。また、
図3に示すように、第1フラップ11は、ケーシング1
の上面側の吹出口21に回転軸15を中心に矢印R5の
方向に回動する(第2フラップ12〜第4フラップ14
についても同様) また、図4は上記空気調和機10の要部回路図を示し、
この空気調和機10は、熱交換器3を図示しない室外機
の冷媒回路と冷媒配管を介して接続し、ターボファン2
によって前面側から熱交換器3を介して吸い込んだ空気
を4方に吹き出す。また、上記空気調和機10は、第1
フラップ11(図1に示す)を駆動する第1フラップ用モ
ータ41と、第2フラップ12(図1に示す)を駆動する
第2フラップ用モータ42と、第3フラップ13(図1
に示す)を駆動する第3フラップ用モータ43と、第4
フラップ14(図1に示す)を駆動する第4フラップ用モ
ータ44とを備えると共に、上記各フラップ用モータ4
1〜44とターボファン2等を制御する制御装置30を
備えている。上記制御装置30は、マイクロコンピュー
タと入出力回路等からなり、暖房運転時および冷房運転
時の時間を管理するためのタイマ30aと、上記タイマ
30aの計時時間を判別するタイマ判別部30bと、上記
第1フラップ用モータ41〜第4フラップ用モータ44
を制御して、第1フラップ11〜第4フラップ14の開
閉角度を夫々修正するフラップ角度修正制御部30c
と、上記モータ4の回転数を制御する回転数制御部30
dとを有している。
【0017】上記構成の空気調和機10において、図1
に示すように、上記モータ4によりターボファン2を回
転駆動して、ターボファン2の軸方向前方から熱交換器
3を介して空気を矢印R1,R2の方向に吸い込み、ター
ボファン2の湾曲面に沿って空気が流れて、熱交換器3
で熱交換された空調空気を半径方向外向に矢印R3,R4
の方向に吹き出す。このとき、上記各フラップ11〜1
4(図1,図2参照)の開閉角度の調整により各吹出口2
1〜24(図1,図2参照)からの吹き出しの風向を夫々
制御する。例えば、冷房運転時は、上記第1,第2フラ
ップ11,12および第4フラップ14を開いて、ケー
シング1の吸込口1aから吸い込んだ空気を上側の吹出
口21および左右の吹出口22,24から吹き出して、
室内を冷房する。この空調運転中に第1フラップ11〜
第4フラップ14に人の手が触れて、第1フラップ11
〜第4フラップ14のいずれかが誤って運転状態に適さ
ない開閉角度に動いてしまうことがある。そこで、上記
空気調和機10では、空調運転中に、所定時間毎に制御
装置30のフラップ角度修正制御部30cによって第1
フラップ11〜第4フラップ14の開閉角度を修正す
る。
【0018】図5は上記制御装置30の動作を説明する
フローチャートである。
【0019】以下、図5のフローチャートに従って制御
装置30のフラップ角度修正処理を説明する。
【0020】まず、処理がスタートすると、ステップS
1で運転中か否かを判別して、運転中と判別すると、ス
テップS2に進む一方、運転中でないと判別すると、ス
テップS1を繰り返す。
【0021】次に、ステップS2でタイマ30aをスタ
ートし、ステップS3に進んで、タイマ判別部30bに
よりタイマ30aの計時時間tが所定時間t1(例えば2
〜3時間)を越えたか否かを判別する。そして、ステッ
プS3で計時時間tが所定時間t1を越えたと判別する
と、ステップS4に進む一方、計時時間tが所定時間t
1以下と判別すると、ステップS3を繰り返す。
【0022】次に、ステップS4でnを1にして、ステ
ップS5に進み、フラップ角度修正制御部30cにより
第nフラップを全閉状態にすると共に、回転数制御部3
0dによりターボファン2の回転数を低下させる。
【0023】次に、ステップS6に進み、フラップ角度
修正制御部30cにより第nフラップを指定角度すなわ
ち運転状態に応じた所定角度にすると共に、回転数制御
部30dによりターボファン2の回転数を指定回転数す
なわち運転状態に応じた所定回転数にして、タイマ30
aを再スタートする。
【0024】次に、ステップS7でタイマ判別部30b
によりタイマ30aの計時時間tが休止時間t2(例えば
数分〜30分)を越えたか否かを判別する。そして、ス
テップS7で計時時間tが休止時間t2を越えたと判別
すると、ステップS8に進む一方、計時時間tが休止時
間t2以下と判別すると、ステップS7を繰り返す。
【0025】次に、ステップS8でnを+1した後、ス
テップS9でnが5以上か否かを判別して、nが5以上
であると判別すると、ステップS11に進む一方、nが
5未満であると判別すると、ステップS5に戻る。そし
て、ステップS10でタイマ30aを再スタートした
後、ステップS11でタイマ判別部30bによりタイマ
30aの計時時間tが所定時間t3(例えば2〜3時間)を
越えたか否かを判別する。そして、ステップS11で計
時時間tが所定時間t3を越えたと判別すると、ステッ
プS4に戻る一方、計時時間tが所定時間t3以下と判
別すると、ステップS11を繰り返す。
【0026】このように、上記空気調和機10は、第1
フラップ11〜第4フラップ14を誤って手で動かして
も、運転開始から所定時間t1経過後および運転中の所
定時間t3毎に、第1フラップ11〜第4フラップ14
の開閉角度を修正することによって、吹き出しの風向が
最適な空調運転を行うことができる。また、上記第1フ
ラップ11〜第4フラップ14を誤って手で動かして、
吹出口21〜24から吹き出した空気がすぐに吸込口1
aに吸い込まれるショートサーキット状態になったり、
壁面側に当たるように吹き出したりした場合、第1フラ
ップ11〜第4フラップ14の開閉角度を修正すること
によって、冷房運転時に本体側や壁面に結露が生じない
ので、結露水の滴下やその部分にごみ等が付着して汚れ
るのを防止することができる。
【0027】また、上記第1フラップ11〜第4フラッ
プ14を初期位置の全閉状態にして、各フラップ11〜
14の初期角度を認識した後、各フラップ11〜14の
開閉角度をそのときの運転状態に応じた所定角度に修正
するので、各フラップ11〜14の開閉角度を検出する
センサ等なしに、簡単な構成で各フラップ11〜14の
開閉角度を修正することができる。
【0028】また、空調運転中に第1フラップ11〜第
4フラップ14のうちの1つを全閉状態にすると、他の
吹出口からの吹き出しの風速が増大するので、第1フラ
ップ11〜第4フラップ14のうちの1つを全閉状態に
した場合は、回転数制御部30dによりターボファン2
の回転数を下げて、吹き出しの風速の変化を少なくし、
送風音の変化を低減するので、居住者に違和感を与えな
いようにできる。
【0029】また、上記居住者が気づきにくいように第
1フラップ11〜第4フラップ14の開閉角度を休止時
間t2をあけて順次修正するので、全フラップ11〜1
4の開閉角度を同時に修正したり、第1フラップ11〜
第4フラップ14の開閉角度を連続して順に修正したり
する場合に比べて、居住者がフラップの修正動作を気づ
きにくく、居住者に違和感を与えることがない。
【0030】上記実施の形態では、冷房運転時の空気調
和機について説明したが、暖房運転時の空気調和機にこ
の発明を適用してもよい。
【0031】また、上記実施の形態では、上記フラップ
角度修正制御部30cにより第1フラップ11〜第4フ
ラップ14を夫々、全閉状態にすると同時に回転数制御
部30dによってターボファン2の回転数を変化させた
が、フラップを全閉状態にした後、回転数制御部により
ターボファンの回転数を変化させてもよいし、回転数制
御部によりターボファンの回転数を変化させた後、フラ
ップを全閉状態にしてもよい。
【0032】また、上記実施の形態では、上記フラップ
角度修正制御部30cにより第1フラップ11〜第4フ
ラップ14の開閉角度を順次休止時間t2をあけて修正
したが、全フラップの開閉角度の修正を同時に行っても
よい。
【0033】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、前面側から吸い込んだ空気を軸に対
して半径方向外向に吹き出すターボファンをケーシング
内に軸が前後方向になるように配置すると共に、ケーシ
ング内のターボファンの前面側に熱交換器を配置し、タ
ーボファンからの吹き出し空気を上下方向と左右方向に
吹き出すようにケーシングに設けられた吹出口に、吹き
出しの風向を制御する複数のフラップを開閉自在に取り
付けて、空調運転中、フラップ角度修正制御部により所
定時間毎にフラップの開閉角度を修正するものである。
【0034】したがって、請求項1の発明の空気調和機
によれば、空調運転中に、例えフラップを誤って手など
で動かしても、フラップの開閉角度を修正することによ
って、吹き出しの風向が最適な空調運転を行うことがで
きる。また、上記フラップを誤って動かして、吹出口か
ら吹き出した空気がすぐに吸込口に吸い込まれるいわゆ
るショートサーキット状態になったり、壁面側に当たる
ように吹き出したりした場合、フラップの開閉角度を修
正するので、冷房運転時に本体側や壁面側に結露が生じ
ることがなく、結露水の滴下やその部分にごみ等が付着
して汚れることもない。
【0035】また、請求項2の発明の空気調和機は、請
求項1の空気調和機において、上記フラップの開閉角度
は上記フラップが全閉状態,全開状態等の初期位置のと
きのみ認識されるようになっており、上記フラップ角度
修正制御部は、フラップを作動させるときは、フラップ
を初期位置に戻した後、そのときの運転状態に応じた所
定角度に修正するので、フラップの開閉角度を検出する
センサ等なしに、簡単な構成でフラップの開閉角度を修
正することができる。
【0036】また、請求項3の発明の空気調和機は、請
求項2の空気調和機において、上記フラップの開閉角度
を修正しても、回転数制御部によって吹き出しの風速の
変化が少なくなるように上記ターボファンの回転数を制
御するので、フラップの開閉角度の修正時に送風音の変
化を少なくして、居住者に違和感を与えることがない。
【0037】また、請求項4の発明の空気調和機は、請
求項1乃至3のいずれか1つの空気調和機において、上
記フラップ角度修正制御部は、上記複数のフラップの開
閉角度の修正を休止時間をあけて順次行うので、全フラ
ップを同時に修正したり、複数のフラップを順次連続し
て開閉角度の修正したりするのに比べて、居住者がフラ
ップの修正動作を気づきにくく違和感を感じることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機
の断面図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の斜視図である。
【図3】 図3は図2のIII−III線から見た断面図であ
る。
【図4】 図4は上記空気調和機の要部ブロック図であ
る。
【図5】 図5は上記空気調和機の制御装置の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…ケーシング、2…ターボファン、3…熱交換器、4
…モータ、11〜14…第1〜第4フラップ、21〜2
4…吹出口、30…制御装置、30a…タイマ、30b…
タイマ判別部、30c…フラップ角度修正制御部30d…
回転数制御部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F24F 13/14 F24F 1/00 306 F24F 11/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に軸が前後方向に配置
    され、前面側から吸い込んだ空気を軸に対して半径方向
    外向に吹き出すターボファン(2)と、 上記ケーシング(1)内に上記ターボファン(2)の前面側
    に配置された熱交換器(3)と、 上記ターボファン(2)からの吹き出し空気を上下方向と
    左右方向に吹き出すように上記ケーシング(1)に設けら
    れた吹出口(21〜24)に開閉自在に取り付けられ、上
    記吹出口(21〜24)からの吹き出しの風向を制御する
    複数のフラップ(11〜14)と、 空調運転中に、所定時間毎に上記フラップ(11〜14)
    の開閉角度を修正するフラップ角度修正制御部(30c)
    とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記フラップ(11〜14)の開閉角度は上記フラップ
    (11〜14)が初期位置のときのみ認識されるようにな
    っており、上記フラップ角度修正制御部(30c)は、上
    記フラップ(11〜14)を作動させるときは、上記フラ
    ップ(11〜14)を初期位置にした後、上記フラップ
    (11〜14)の開閉角度を運転状態に応じた所定角度に
    修正することを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気調和機において、 上記フラップ(11〜14)の開閉角度を修正しても、吹
    き出しの風速の変化が少なくなるように、上記ターボフ
    ァン(2)の回転数を制御する回転数制御部(30d)を備
    えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    空気調和機において、 上記フラップ角度修正制御部(30c)は、上記複数のフ
    ラップ(11〜14)の開閉角度の修正を休止時間をあけ
    て順次行うことを特徴とする空気調和機。
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