JP5606333B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物内の部屋に設置する換気装置に関するものである。
近年、事務所やオフィスビルの部屋に設置する換気装置には、各種センサやタイマーなどによる外部連動機能が要望されており、換気回数の適正化と換気設備の省エネ化とが求められている。
この要望に応える換気装置として、例えば特許文献1では、CO2センサとこのCO2センサからの出力を受けて、タイマー回路に換気用ダンパを駆動するダンパモータへの通電時間を決定するとともに、このタイマー回路のカウントアップを受けて、前記ダンパモータが接続されたリレー接点回路とこれを制御するマイクロコンピュータとで前記CO2センサで検知したCO2濃度に応じて換気用ダンパの開度を可変させて換気量を可変させる制御手段を備えた構成のものが提案されている。
特開平5−203226号公報
しかし、上記従来の技術では、市販の外部センサを換気装置に接続することができず、
汎用的なリレー接点出力を具備したセンサおよびアナログ出力を具備したセンサが使えないため換気送風機の用途が限定されてしまう。
また、換気量の調節は、送風機のダンパ開度を調節するか、送風機の元電源を入り切りする方法しかないため、きめ細かな風量制御が行えず快適性を損なうとともに、省エネ化が図れない。
さらに、換気用ファンモータとは別にダンパモータなどの部材が必要であり、換気システムとしての省エネ化や小型化が図りにくいなどの問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、部屋の在人状態や室内空気質に応じたきめ細か換気風量制御が可能で、かつ省エネ化が図れる換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、換気用のファンと、前記ファンを回転させるモータと、部屋内に配置される複数の外部センサを接続するための複数のセンサ接続部を備え、該複数のセンサ接続部が取り込んだ複数のセンサ信号が示す室内空気質が所定の判定レベルを満たすように、前記モータの運転を複数段の風量ノッチで制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、部屋内に配置される複数の外部センサそれぞれのセンサ信号が示す室内空気質と所定の判定レベルとを逐一比較し、センサ信号の全てが所定の判定レベルを満たす場合、センサ信号の全てが所定の判定レベルを満たさない場合、センサ信号の一部が所定の判定レベルを満たす場合に応じた適切な風量ノッチで換気運転を行うので、部屋の在人状態や室内空気質に応じたきめ細か換気風量制御が可能で、かつ省エネ化が図れる換気装置を実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1による換気装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、換気風量制御動作(その1)を説明するフローチャートである。 図3は、換気風量制御動作(その2)を説明するフローチャートである。 図4は、換気風量制御動作(その3)を説明するフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態2による換気装置の概略構成を示すブロック図である。 図6は、換気風量制御動作を説明するフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態3による換気装置の概略構成を示すブロック図である。 図8は、換気風量制御動作を説明するフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態4による換気装置の概略構成を示すブロック図である。 図10は、図9に示した制御部の構成例(その1)を示すブロック図ある。 図11は、図9に示した制御部の構成例(その2)を示すブロック図ある。
以下に本発明にかかる換気装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による換気装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、実施の形態1による換気装置1aは、換気用のファン2と、ファン2を回転させるモータ3と、モータ3の運転を複数段の風量ノッチで制御する制御部4aと、部屋内の所定位置に配置されて制御部4aに接続される複数の外部センサ5とを備えている。
制御部4aには、外部センサ5とのインタフェースであるセンサ接続部6が、部屋内に配置される外部センサ5の個数分設けられている。センサ接続部6は、外部センサ5から受け取ったセンサ信号を制御部4a内のマイコンへ出力する。部屋内に配置される外部センサ5の個数は、部屋の広さや要求されるセンサ感度などにより定められる。但し、図1では、説明を容易にするため、外部センサ5として、センサAとセンサBの2つを示す。したがって、センサ接続部6も、センサAが接続されるセンサA接続部と、センサBが接続されるセンサB接続部との2つが示されている。
外部センサ5は、CO2センサ、温度センサ、湿度センサ、人感センサ、雑ガスセンサなど室内の各種の空気質を測定検出できるセンサである。但し、この明細書では、説明を容易にするため、外部センサ5は、CO2センサであるとしている。
外部センサ5は、センサユニットの形式で誰もが容易に入手できる市販の汎用製品である。センサユニットには、リレー接点出力形式(つまりデジタル出力形式)のものと、アナログ出力形式(つまり電圧出力或いは電流出力の形式)のものとがある。制御部4a内のマイコンに与える外部信号が、ON/OFF信号であるときはマイコンのデジタル入力ポートへ入力させ、アナログ信号であるときはマイコンのアナログ入力ポートへ入力させる。したがって、制御部4aが備えるセンサ接続部6は、制御部4a内にマイコンのデジタル入力ポート側に配置されるものと、アナログ入力ポート側に配置されるものとの両方または一方で構成されている。
この実施の形態1では、説明を容易にするため、センサAのセンサユニットもセンサBのセンサユニットも共にリレー接点出力形式であるから、センサA接続続部もセンサB接続続部も共に、受け取ったセンサ信号(ON/OFF信号)をマイコンのデジタル入力ポートへ入力させる。
モータ3は、ACモータまたはDCモータである。制御部4a内のマイコンは、モータ3の回転速度を必要換気風量に応じて多段階に調節制御する。この実施の形態1では、外部センサ5(センサA、センサB)からのセンサ信号(ON/OFF信号)に基づいて換気風量を、小風量、中風量、強風量、特強風量の4段階に制御する。以下、図2〜図4を参照して3つの換気風量制御動作について説明する。図2〜図4は、換気風量制御動作(その1〜その3)を説明するフローチャートである。
<換気風量制御動作(その1)>
図2において、制御部4aは、センサA、センサBの出力状態(ON/OFF状態)を調べる。ONしていれば、測定したCO2濃度が規定値を超えたことを示す。OFFしていれば、測定したCO2濃度が規定値以下であることを示す。
センサAがONしていて(ステップS1:Yes)、センサBもONしていれば(ステップS2:Yes)、室内のCO2濃度は相当に高いと判断し、ステップS3にて、換気装置1aを特強風量換気で運転させ、ステップS1に戻り、センサA、センサBの出力状態(ON/OFF状態)を調べる処理へ移行する。
一方、センサAがOFFしていて(ステップS1:No)、センサBもOFFしていれば(ステップS4:No)、室内のCO2濃度は規定値以下であると判断し、ステップS12にて、換気装置1aを小風量換気で運転させ、ステップS12にて、強風量フラグを“0”にセットし、ステップS1に戻り、センサA、センサBの出力状態(ON/OFF状態)を調べる処理へ移行する。
また、センサAがONしていて(ステップS1:Yes)、センサBがOFFしている場合(ステップS2:No)、または、センサAがOFFしていて(ステップS1:No)、センサBがONしている場合(ステップS4:Yes)は、ステップS5にて、強風量フラグが“1”であるか“0”であるかを調べる。
その結果、強風量フラグが“1”でなく“0”である場合(ステップS5:No)は、ステップS6にて、換気装置1aを中風量換気で運転させ、ステップS7を介してステップS1に戻り、センサAとセンサBの出力状態を所定時間(例えば30分)内繰り返し調べる。
このように、センサAとセンサBの何れかがONしていて、中風量換気が所定時間(例えば30分)を超えて継続している場合(ステップS7:Yes)は、CO2濃度は未だ高いと判断し、ステップS8にて、換気装置1aを強風量換気で運転させる。そして、ステップS9にて、強風量フラグを“1”にセットし、ステップS10にて、強風量換気の継続時間を監視する。
また、ステップS5において、強風量フラグが“1”である場合(ステップS5:Yes)は、現在実施している強風量換気での運転を継続させ、ステップS10にて、強風量換気での運転の継続時間をステップS7と同様の方法で監視する。
強風量換気での運転が所定時間(例えば30分)を超えて継続している場合(ステップS10:Yes)は、センサAとセンサBの何れかが継続してONしているので、CO2濃度は未だ高いと判断し、ステップS11にて、強風量フラグを“0”にセットし、ステップS3に進み、換気装置1aを特強風量換気で運転させ、ステップS1に戻る。
これによって、室内空気質に応じたきめ細かな風量制御が可能となる。そして、在人状態や室内空気質に応じて適切な換気が行えるので、換気装置の省エネ化を図ることができる。
<換気風量制御動作(その2)>
図3において、ステップS21(特強風量換気)では、図2におけるステップS3と同様に、換気装置1aを特強風量換気で運転している。この特強風量換気での運転状態において、センサAがONしていて(ステップ22:Yes)、かつセンサBもONしていれば(ステップ23:Yes)、ステップ21に戻り、特強風量換気での運転状態を継続する。
この特強風量換気での運転状態において(ステップ21)、センサAがOFFし(ステップ22:No)、かつセンサBもOFFすれば(ステップ24:No)、室内のCO2濃度を規定値以下にすることができたので、ステップ30にて、換気装置1aを小風量換気で運転させる。なお、特強風量から小風量へ直ちに下げるのではなく、使用者に不快感を与えないように、実際には風量を緩やかに減少させている。
また、特強風量換気での運転状態において(ステップ21)、センサAがOFFしても(ステップ22:No)、センサBがONしていれば(ステップ24:Yes)、或いはセンサBがOFFしていても(ステップ23:No)、センサAがONしていれば(ステップ22:Yes)、室内のCO2濃度は未だ高いと判断しステップ25にて、換気装置1aを強風量換気で運転させ、ステップS26を介してステップ22に戻り、センサAとセンサBの出力内容を所定時間(例えば30分)内繰り返し調べる。
センサAとセンサBの何れかがONしていて、強風量換気が所定時間(例えば30分)を超えて継続している場合(ステップS26:Yes)は、CO2濃度は未だ高いと判断し、ステップS27にて、換気装置1aを中風量換気で運転させる。
そして、中風量換気の運転の継続により、室内のCO2濃度は規定値以下に下がることが期待でき、中風量換気の運転を継続すればセンサAもセンサBも共にOFFする。しかし、ここでは、センサAとセンサBが共にOFFするのを待つのではなく、所定時間(例えば30分)が経過すると(ステップS28)、換気装置1aを小風量換気の運転に切り替えるようにしている。
これによって、室内空気質に応じたきめ細かな風量制御が可能となる。そして、在人状態や室内空気質に応じて適切な換気が行えるので、換気装置の省エネ化を図ることができる。加えて、換気風量が短時間で頻繁に切り替わるような挙動がないので、使用者に不快感を与えないようにすることができる。
<換気風量制御動作(その3)>
図4において、ステップS31(小風量換気)では、図3におけるステップS28,S29と同様に、換気装置1aを小風量換気で運転している。この小風量換気での運転状態において、所定時間(例えば30分)の経過するまで(ステップS32:No)、小風量換気での運転を継続し、所定時間が経過すると(ステップS32:Yes)、換気装置1aの運転を停止する(ステップS32)。これによって、さらに、換気装置1aの省エネ化が図れる。
なお、各動作例では、センサA、センサBは、共にリレー接点出力である場合を示したが、アナログ出力の場合でも、室内空気質を判定する基準を定めれば、同じ考えて換気風量制御が行えることは言うまでのない。
このように、実施の形態1によれば、部屋内の所定位置に配置される複数の汎用外部センサのセンサ信号を取り込み、それぞれのセンサ信号の状態に基づき換気風量を多段に切り替えるようにしたので、室内空気質に応じたきめ細かな風量制御が行える。このとき、在人状態や室内空気質に応じて適切な換気を行うことができ、また小換気風量での運転では所定時間後停止させるので、換気装置の省エネ化を図ることができる。また、換気風量が短時間で頻繁に切り替わるような挙動がないように風量制御できるので、使用者に不快感を与えないようにすることができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2による換気装置の概略構成を示すブロック図である。図6は、換気風量制御動作を説明するフローチャートである。なお、図5では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図5に示すように、この実施の形態2による換気装置1bでは、図1(実施の形態1)に示した構成において、符号を変えた制御部4bに、タイマー設定手段7が追加されている。
タイマー設定手段7は、小風量換気←→中風量換気、中風量換気←→強風量換気、強風量換気←→特強風量換気それぞれの運転の切り替わり時間を設定するのに用いる他、図6にて説明するように、小風量換気での運転を停止させる時間を設定するのに用いる。換気風量が短時間で頻繁に切り替わると、使用者に不快感を与えるので、タイマー設定手段7には、例えば、0.5時間〜5時間の中から任意に設定できるようになっている。以下、図6を参照して説明する。
図6において、ステップS41では、タイマー設定手段8に小風量換気運転の開始後に換気を停止するまでの所定時間を設定する。ここでは、1時間を選択した場合、ステップS42にて、小風量換気運転の開始時に、タイマー設定手段7に所定時間=1時間がセットされる。そして、ステップS43にて、小風量換気運転の経過時間を監視し(ステップS43:No)、1時間経過した場合(ステップS43:Yes)、換気運転を停止する(ステップS44)。
このように、実施の形態2によれば、各換気運転の運転時間を例えば1時間など使用者に不快感を与えない時間に設定し、それに従って運転を切り替えるので、換気風量が短時間で頻繁に切り替わるようなことがなく、使用者に不快感を与えることがない。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3による換気装置の概略構成を示すブロック図である。図8は、換気風量制御動作を説明するフローチャートである。なお、図7では、図5(実施の形態2)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
図7に示すように、この実施の形態3による換気装置1cでは、図5(実施の形態2)に示した構成において、符号を変えた制御部4cに、感度設定手段8が追加されている。そして、外部センサ5(センサA、センサB)は、アナログ出力形式のものである。感度設定手段8は、アナログ出力形式のセンサA、センサBの出力値に対する風量切り替わりの規定値を定める。以下、図8を参照して説明する。
図8において、ステップS51では、CO2センサ(センサA、センサB)の感度設定を行う。ステップS52では、設定した感度が高感度か否かを判定する。設定した感度が高感度である場合(ステップS52:Yes)は、ステップS53にて、CO2濃度0〜1000ppmをアナログ出力0〜5Vの範囲に設定する。一方、設定した感度が高感度でない場合(ステップS52:No)は、ステップS54にて、CO2濃度0〜2000ppmをアナログ出力0〜5Vの範囲に設定する。
そうすると、センサA、センサBのアナログ出力電圧に対し室内空気質の良否判定電圧を2.5Vとした場合、高感度設定時ではCO2濃度が500ppmで風量が切り替わる一方、低感度設定時ではCO2濃度が1000ppmで風量が切り替わる。
ここでは、CO2センサについて説明したが、アナログ出力機能を備えた全てのセンサに適用できることは言うまでもない。
このように、実施の形態3によれば、使用者の用途に適合した換気システムが提供できる。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4による換気装置の概略構成を示すブロック図である。なお、図9では、図7(実施の形態3)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
図9に示すように、この実施の形態4による換気装置1dでは、図7(実施の形態3)に示した構成において、符号を変えた制御部4dに、センサ接続部6(センサA接続部、センサB接続部)の出力を入力とするセンサ入力モード切替手段9(センサA入力モード切替手段、センサB入力モード切替手段)が追加されている。
センサ入力モード切替手段9(センサAモード入力切替手段、センサBモード入力切替手段)は、センサ接続部6(センサA接続部、センサB接続部)に接続される外部センサ5(センサA、センサB)が、リレー接点出力形式であるかアナログ形式であるかの設定に従って、センサ接続部6(センサA接続部、センサB接続部)の出力を、制御部4d内のマイコンのデジタル入力ポートまたはアナログ入力ポートに切り替えて入力させるように構成されている。
センサ入力モード切替手段9は、例えば、図10や図11に示すように構成できる。図10は、図9に示した制御部の構成例(その1)を示すブロック図ある。図11は、図9に示した制御部の構成例(その2)を示すブロック図ある。
図10において、制御部4eに設けられる図9に示すセンサ入力モード切替手段9は、センサ接続部6の出力が入力されるセンサ入力モード切替スイッチ12と、センサ入力モード切替スイッチ12の(D)側出力端とマイコン17のデジタル入力ポート14との間に配置されるデジタル入力回路13と、センサ入力モード切替スイッチ12の(A)側出力端とマイコン17のアナログ入力ポート15との間に配置されるアナログ入力回路15とで構成される。
外部センサ5をセンサ接続部6に接続し、センサ入力モード切替スイッチ12に、接続した外部センサ5の出力形式の設定を行う。例えば、外部センサ5がリレー接点出力形式である場合、センサ入力モード切替スイッチ12を(D)側出力端に設定する。そうすると、外部センサ5のセンサ信号(ON/OFF信号)がデジタル入力回路13を通してマイコン17のデジタル入力ポート14に入力される。また、外部センサ5がアナログ出力形式である場合、センサ入力モード切替スイッチ12を(A)側出力端に設定する。そうすると、外部センサ5のセンサ信号(アナログ信号)がアナログ入力回路15を通してマイコン17のアナログ入力ポート16に入力される。
図10の構成によれば、センサ接続部をリレー接点出力用とアナログ出力用とに分けて用意する必要がなく換気装置の小型化につながる。また、センサ出力形式にかかわらずセンサ接続部は1箇所のみであるので、換気装置と外部センサとの誤配線という概念がなくなる。
図11において、制御部4fに設けられる図9に示すセンサ入力モード切替手段9は、センサ接続部6の出力が入力されるセンサ入力モード切替スイッチ12と、センサ入力モード切替スイッチ12の(D)側出力端とマイコン17のアナログ入力ポート16との間に配置されるD−A変換回路18と、センサ入力モード切替スイッチ12の(A)側出力端とマイコン17のアナログ入力ポート15との間に配置されるアナログ入力回路15とで構成される。
ここで、D−A変換回路13は、例えば、リレー接点OFF時に0Vをマイコン17のアナログ入力ポート16に入力し、リレー接点ON時に3Vをマイコン17のアナログ入力ポート16に入力するように構成されている。
外部センサ5をセンサ接続部6に接続し、センサ入力モード切替スイッチ12に、接続した外部センサ5の出力形式の設定を行う。例えば、外部センサ5がリレー接点出力形式である場合、センサ入力モード切替スイッチ12を(D)側出力端に設定する。そうすると、外部センサ5のセンサ信号(ON/OFF信号)がD−A変換回路13を通してマイコン17のアナログ入力ポート16に入力される。
また、外部センサ5がアナログ出力形式である場合、センサ入力モード切替スイッチ12を(A)側出力端に設定する。そうすると、図10と同様に、外部センサ5のセンサ信号(アナログ信号)がアナログ入力回路15を通してマイコン17のアナログ入力ポート16に入力される。
図11の構成によれば、外部センサがリレー接点出力形式でもアナログ出力形式でも、マイコンは、1つの入力ポートを使用してセンサ入力判定が可能となる。ここで生成される電圧値は、制御基板上の抵抗定数を変更することで任意に設定可能であり、所望の換気風量になるよう電圧値を設定すればよく、簡単に対応できる。したがって、外部センサ入力に使用するマイコンポートを削減できるため、換気装置の小型化および低コスト化が図れる。
以上のように、本発明にかかる換気装置は、部屋の在人状態や室内空気質に応じたきめ細か換気風量制御が可能で、かつ省エネ化が図れる換気装置として有用である。
1a,1b,1c,1d 換気装置
2 換気用のファン
3 モータ
4a,4b,4c,4d,4e,4f 制御部
5 外部センサ
6 センサ接続部
7 タイマー設定手段
8 感度設定手段
9 センサ入力モード切替手段
12 センサ入力モード切替スイッチ
13 デジタル入力回路
15 アナログ入力回路
17 マイコン
18 D−A変換回路

Claims (9)

  1. 換気用のファンと、
    前記ファンを回転させるモータと、
    部屋内に配置されて、該部屋内のCO の濃度を検出する複数の外部センサと、
    前記複数の外部センサを接続するための複数のセンサ接続部を備え、該複数のセンサ接続部が取り込んだ複数のセンサ信号が示すCO 濃度が所定の判定レベルを満たすように、前記モータの運転を複数段の風量ノッチで制御する制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    前記複数のセンサ信号の全てが前記所定の判定レベルを満たす場合は、小風量ノッチで前記モータを運転し、前記複数のセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たさない場合は、前記小風量ノッチよりも回転速度が高い中風量ノッチで前記モータを運転し、前記中風量ノッチでの運転を所定時間継続しても、前記複数のセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たさない場合は、前記中風量ノッチよりも回転速度が高い強風量ノッチで前記モータを運転し、さらに前記強風量ノッチでの運転を所定時間継続しても、前記複数のセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たさない場合又は前記複数のセンサ信号の全てが前記所定の判定レベルを満たさない場合は、前記強風量ノッチよりも回転速度が高い特強風量ノッチで前記モータを運転することを特徴とする換気装置。
  2. 換気用のファンと、
    前記ファンを回転させるモータと、
    部屋内に配置されて、該部屋内の雑ガスの濃度を検出する複数の外部センサと、
    前記複数の外部センサを接続するための複数のセンサ接続部を備え、該複数のセンサ接続部が取り込んだ複数のセンサ信号が示す雑ガス濃度が所定の判定レベルを満たすように、前記モータの運転を複数段の風量ノッチで制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記複数のセンサ信号の全てが前記所定の判定レベルを満たす場合は、小風量ノッチで前記モータを運転し、前記複数のセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たさない場合は、前記小風量ノッチよりも回転速度が高い中風量ノッチで前記モータを運転し、前記中風量ノッチでの運転を所定時間継続しても、前記複数のセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たさない場合は、前記中風量ノッチよりも回転速度が高い強風量ノッチで前記モータを運転し、さらに前記強風量ノッチでの運転を所定時間継続しても、前記複数のセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たさない場合又は前記複数のセンサ信号の全てが前記所定の判定レベルを満たさない場合は、前記強風量ノッチよりも回転速度が高い特強風量ノッチで前記モータを運転することを特徴とする換気装置。
  3. 前記センサ接続部は、リレー接点出力形式の外部センサまたはアナログ出力形式の外部センサが接続可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の換気装置。
  4. 前記制御部は、
    前記特強風量ノッチでの運転中に、前記所定の判定レベルを満たさないセンサ信号の一部が前記所定の判定レベルを満たした場合は、前記強風量ノッチに切り替えて運転し、前記所定の判定レベルを満たしたセンサ信号が所定時間継続して前記所定の判定レベルを満たす場合は、前記中風量ノッチに切り替えて運転し、さらに前記複数のセンサ信号の全てが前記所定の判定レベルを満たす場合は、前記小風量ノッチに切り替えて運転する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の換気装置。
  5. 前記制御部は、
    前記小風量ノッチでの運転が所定時間継続した場合は前記モータを停止する
    ことを特徴とした請求項1から4のいずれか1項に記載の換気装置。
  6. 前記制御部は、
    前記モータを同じ風量ノッチで継続運転する所定時間を任意に設定できるタイマー設定手段を備えている
    ことを特徴とした請求項1から5のいずれか1項に記載の換気装置。
  7. 前記制御部は、
    前記センサ接続部に接続されるアナログ出力形式の外部センサの出力レベルに対して検知感度を任意に設定できる感度設定手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の換気装置。
  8. 前記制御部は、
    前記センサ接続部に接続される外部センサの出力形式の指定に従って、該外部センサのセンサ信号をマイコンのデジタル入力ポートとアナログ入力ポートとに切り替えて入力させるセンサ入力モード切替手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の換気装置。
  9. 前記制御部は、
    前記センサ接続部に接続される外部センサの出力形式の指定に従って、該外部センサがリレー接点出力形式であるときもアナログ出力形式であるときも、該外部センサのセンサ信号をマイコンの1つの入力ポートに入力させるセンサ入力モード切替手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の換気装置。
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