JP2009264622A - 換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】換気装置の排気口近傍に差圧センサを設けても速やかに所定の風量に到達するように風量制御を行う換気装置を提供する。
【解決手段】制御手段9はその内部に実験的に求めた一定風量を得るための送風機13の回転数と差圧の相関データを予め保有し、実際の運転において差圧センサ8が検知する差圧が相関データに一致するように送風機13の回転数を制御することにより所定の風量を得ることができ、またその回転数を不揮発性記憶装置14に記憶しておき次回運転開始する際に不揮発性記憶装置14から回転数を読み出し、その回転数で運転開始する。
【選択図】図4
【解決手段】制御手段9はその内部に実験的に求めた一定風量を得るための送風機13の回転数と差圧の相関データを予め保有し、実際の運転において差圧センサ8が検知する差圧が相関データに一致するように送風機13の回転数を制御することにより所定の風量を得ることができ、またその回転数を不揮発性記憶装置14に記憶しておき次回運転開始する際に不揮発性記憶装置14から回転数を読み出し、その回転数で運転開始する。
【選択図】図4
Description
本発明は、例えば、一般住宅や事務所などの複数の部屋、浴室、トイレの換気を1台で行う換気装置などに関わり、換気装置の排気接続口の近傍などに設けたオリフィスなどの前後の差圧により、設置状況によってダクト配置の条件が異なっても、所定の安定した換気風量が得られるようにしたものである。
従来、この種のダクトを有する換気装置は、建物の広さや間取りで給気ダクトや排気ダクトの長さや曲がりなどの設置条件(ダクト抵抗)が異なっても、設置現場において送風機の出力調整などを行わずに自動的に所定量の安定した換気風量が得られることが求められている。
安定した換気風量を確保するためには、換気風量を正確に計測するセンサが必要であり、このためのセンサとしてオリフィス式流量計が実用化されており、このセンサの原理を用いた換気装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気装置について図19を参照しながら説明する。図に示すように、建物の上部に垂直方向に取り付けられる換気装置100は、中央部にオリフィス(絞り機構)部を有する仕切り板101により上下に二分され、下方にチャンバー102を有する。仕切り板101の上方に風洞103を有し、その上方に送風機104を設けている。さらにその上方に排気ダクト105が取り付け可能なダクト接続口106を有している。
風洞103の内部にはギヤードモータ107で駆動され、矢示のように回動して風洞103内の通風断面積を調節する風量調節部材108を設けている。
仕切り板101の一部と風洞103の一部とにそれぞれ圧力検出口109、110を設け、これに接続し、チャンバー102と風洞103内の差圧を測定する差圧センサ111が設けられている。
このような構成において、差圧センサ111を入力とする制御手段(図示せず)は、差圧センサ111が検知する差圧が絶えず一定になるようにギヤードモータ107を駆動するので、給気ダクトや排気ダクトの条件が異なっても、あるいは外気圧が変動しても所定量の換気風量が確保できる。
特開2001−65937号公報
このような差圧センサによる定風量の方式を、一台の換気装置で複数の部屋の換気を行いながら住宅内の総換気量を所定の値に制御する場合には、換気装置に接続される複数の給気用のダクト毎に差圧センサを設ける必要が生じ、このため換気装置が複雑で高価になる課題がある。そこで、差圧センサを換気装置の排気接続口側に取り付けることで構成を簡素にすることができる。
しかしながら、オリフィス式差圧センサによる気流測定方法は、ダクトの断面各部の気流が均一な安定した状態において正確に気流を検知できるものである。送風機の吹き出し近傍に設けられる通常の排気接続口は、排気接続口の断面各部の気流が均一ではなく検知誤差が大きくなるので、検知誤差を小さくするためには、排気口を長尺のものにして(例えば1メートル以上)その末端部に差圧センサを設けるか、差圧センサを装備した専用の排気ダクトを換気装置とは別部材として準備し、施工現場において前記専用の排気ダクトを換気装置に装着することになる。このようにすれば排気ダクトの抵抗が施工現場毎にバラツキがあっても定風量の換気量が得られるが、前者は換気装置が大型化し、後者は施工現場における工事性が低下する課題がある。
本発明は、風量の正確度を維持したままで、かつ運転開始時に速やかに所定の風量を得ることができるコンパクトな換気装置の提供を目的としている。
本発明の換気装置は上記目的を達成するために、空気を送風する送風機を備え、前記送風機の排気側にオリフィスを備え、前記オリフィスの風上側と風下側の差圧を検知する差圧検知部と前記送風機の回転数を検知する回転数検知手段を備え、、前記差圧検知部が検知する差圧を所定値になるように制御手段が前記送風機の回転数を可変する回転数可変手段を介して前記送風機の回転数を制御して一定風量の換気を行い、前記制御手段は、その内部に前記送風機の回転数とこの回転数に対応する差圧との相関データを保有し、前記差圧検知部の検知する差圧と前記回転数検知手段が検知する回転数とが前記相関データと一致するように前記回転数可変手段を介して送風機の回転数を制御する制御手段を備え、前記相関データと一致した前記送風機の回転数を不揮発性記憶装置に記憶し、次回の運転において記憶した回転数を読み出して起動するようにしたものである。
この手段により建物の広さや間取りで給気ダクトや排気ダクトの長さや曲がりなど配置条件(ダクト抵抗)が異なっても、設置現場において送風機の出力調整などを行わずに自動的に所定量の安定した換気風量が得られる。その時の送風機の回転数を不揮発性記憶装置に記憶させ、次回の運転開始時に不揮発性記憶手段から読み出した回転数になるように制御することで速やかに規定の風量が得られることとなる。
また他の手段は、換気運転開始時に回転数を一定時間保持して前記送風機を運転することを特徴としている。このことにより、気流が安定した後から差圧値を読み取ることができるので安定した風量制御を行うことができる。
また他の手段は、複数の換気風量を選択するための風量設定手段と、換気風量変更時に回転数を一定時間保持して前記送風機を運転することを特徴としている。このことにより、気流が安定した後から差圧値を読み取ることができるので安定した風量制御を行うことができる。
また他の手段は、換気運転中に換気風量が増加方向に変更された場合には最低回転数を制限し、減少方向に変更された場合には最大回転数を制限することを特徴としている。このことにより、一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
また他の手段は、換気運転中に換気風量が変更された場合に現在の回転数から変更後の初期回転数を推定することを特徴としている。このことにより、一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
また他の手段は、換気風量が所定の値に到達したことを知らせるための適正風量表示手段を設けたものである。この手段により、使用者は表示を確認することにより適正な換気がされていることを容易に認識することができる。
また他の手段は、最高回転数で運転しても設定された風量に到達していないことを知らせるための風量低下表示手段を設けたものである。この手段により、使用者は表示を確認することにより異常状態を容易に認識することができる。
本発明によれば、制御風量の正確度を維持したままで、かつ運転開始時に速やかに所定の風量を得ることができるコンパクトな換気装置が提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、空気を送風する送風機を備え、前記送風機の排気側にオリフィスを備え、前記オリフィスの風上側と風下側の差圧を検知する差圧検知部と前記送風機の回転数を検知する回転数検知手段を備え、、前記差圧検知部が検知する差圧を所定値になるように制御手段が前記送風機の回転数を可変する回転数可変手段を介して前記送風機の回転数を制御して一定風量の換気を行い、前記制御手段は、その内部に前記送風機の回転数とこの回転数に対応する差圧との相関データを保有し、前記差圧検知部の検知する差圧と前記回転数検知手段が検知する回転数とが前記相関データと一致するように前記回転数可変手段を介して送風機の回転数を制御する制御手段を備え、前記相関データと一致した前記送風機の回転数を不揮発性記憶装置に記憶し、次回の運転において記憶した回転数を読み出して起動することを特徴とする換気装置である。
このことにより、建物の広さや間取りで給気ダクトや排気ダクトの長さや曲がりなど配置条件(ダクト抵抗)が異なっても、設置現場において送風機の出力調整などを行わずに自動的に所定量の安定した換気風量が得られる。その時の送風機の回転数を不揮発性記憶装置に記憶させ、次回の運転開始時に不揮発性記憶手段から読み出した回転数になるように制御することで速やかに規定の風量が得られるコンパクトな換気装置を提供することができる。
本発明の請求項2、3記載の発明は、換気運転開始時、換気風量変更時に回転数を一定時間保持して送風機を運転することを特徴としている。このことにより、気流が安定した後から差圧値を読み取ることができるので安定した風量制御を行うことができる。
本発明の請求項4記載の発明は、換気運転中に換気風量が増加方向に変更された場合には最低回転数を制限し、減少方向に変更された場合には最大回転数を制限することを特徴としている。このことにより、一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
本発明の請求項5記載の発明は、換気運転中に換気風量が変更された場合に現在の回転数から変更後の初期回転数を推定することを特徴としている。このことにより、一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
本発明の請求項6記載の発明は、換気風量が風量設定手段に設定された値に到達したことを知らせるための適正風量表示手段を設けたことを特徴としている。この手段により、使用者は表示を確認することにより適正な換気がされていることを容易に認識することができる。
本発明の請求項7記載の発明は、最高回転数で運転しても設定された風量に到達していないことを知らせるための風量低下表示手段を設けたことを特徴としている。この手段により、使用者は表示を確認することにより異常状態を容易に認識することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1の換気装置の外観を示す図であり、図2は同差圧検知部の詳細を示す図である。
図1は本実施の形態1の換気装置の外観を示す図であり、図2は同差圧検知部の詳細を示す図である。
図1のように換気装置1は、例えば、給気ダクト(図示せず)を接続するための複数個のダクト接続口2を有し、他方に排気ダクト(図示せず)を接続するための1個の排気ダクト接続口3を送風機13の排気側に備え、この排気ダクト接続口3の外壁に差圧検知部4を装備している。
次に、図2に示すように、排気ダクト接続口3の内部に設けたオリフィス5の両側の外壁に設けたオリフィス5の風上側の圧力検出口6およびオリフィス5の風下側の圧力検出口7に係合して、オリフィス5の風上側と風下側の差圧、すなわちオリフィス5の前後の差圧を検知する差圧センサ8を設けている。ここでは、オリフィス5を排気ダクト接続口3の内部に設けたが、これに限定されるものでなく、送風機13の排気側の換気装置に備えればよく、また、排気ダクト接続口3の近傍に設けても良い。
図3は、換気運転時の風量と差圧センサ8が検知する差圧の関係を示す図である。
オリフィス式の流量測定は、前述のような断面均一な気流が得られる場合には風量の二乗に比例した差圧を示す特性を有する。これは風量を一定に保つためには差圧が一定になるように送風機13の回転数を制御すれば良いことを示すものである。
特性Aは、設計標準として設定したダクト配管のモデルにおける特性を示すもので、この特性を利用して、例えば差圧をpになるように送風機の回転数を制御すれば風量q0で定風量の換気運転ができる。また、制御する差圧を変えることで風量の調節が可能である。
しかしながら、差圧センサ8が気流の乱れが大きい部位にあるため、ダクト配管の状態が前記設計標準と異なると、例えば、ダクト配管が短い場合は特性Bに示すような特性になり、差圧をpになるよう設定している場合の換気風量はq1で制御されることになり誤差が生じる。
これを解決するためには施工現場毎に設定の調整を行うようにすれば誤差を修正できるが、施工性が著しく低下する。本発明は、この課題を解決するものである。
図4は、本実施の形態1の換気装置の電気系の構成を示す図である。
主としてCPUで構成され記憶装置9aを保有する制御手段9は、入力部に前述の差圧センサ8を接続するとともに、送風機13の回転数を検知する回転数検知手段10と複数の換気風量を選択するための風量設定手段11と不揮発性記憶装置14を接続し、出力側に送風機13の回転数を制御する回転数可変手段12を接続している。この制御手段9の後述する動作は、CPU内のカウンターやRAM、ROMが共働するCPUのプログラムの形態で実施される。
回転数検知手段10は、例えば送風機13の回転軸に装着した磁石とこれと対向するように設けたホール素子で構成したもの、あるいは光学式のものである。
回転数可変手段12は、例えば、外部信号で出力電圧が調節できる可変電圧電源部などである。
次に、図5において、制御手段9の記憶装置9aに内蔵される回転数対差圧の相関データについて説明する。図5(a)は、換気風量をダクトの配置状況に関わらず風量を一定に保つための送風機13の回転数と、差圧センサ8が検知する差圧の関係を示す図である。 この回転数対差圧の相関データは、実験室において、各種のダクト配管のモデルを設定し、正確な流量が測定できる流量計を用いて、例えば特性Aの場合は流量計の計測値が毎時150立方米になるよう送風機13の回転数を調節し、このとき前述の図2の位置の差圧センサ8が検知した差圧を求めたものである。一方、前述したようにオリフィス式の流量測定は、断面均一な気流が得られる場合には風量の二乗に比例した差圧を示す特性を有する。これはある特定の風量に対して差圧値は一意に決まる特性となることを意味する。図6に示すようにダクト圧損が変化した場合に、一定の風量になるようにするためには送風機13の回転数を変化させて風量を一定に保つこととなり、差圧値は変化せず一定の値となる。実験的に求めた測定結果の図5(a)において差圧値が一定ではなく右上がりとなっているのは、送風機13の排気接続口近傍の風速が大きくなることにより動圧力の影響を受けていることを示しているものである。
特性Bは特性Aと同様にして求めた毎時100立方米の特性である。この図5(a)の回転数対差圧の相関データは、データテーブルの形態か、もしくは差圧と回転数の相関式の形態で記憶装置9aに記憶されている。
電源投入後の初回の運転において固定の回転数で起動し、この時に差圧検知部4が検知する差圧と、記憶している回転数対差圧の相関データとを比較し、相関データの方が大きい場合には送風機13の回転数を増加させて、逆に相関データの方が小さい場合には送風機13の回転数を減少させるようにする。こうすることにより期待する風量にすることができる。
図5(b)は、後述する送風機の回転数の制御に関し、任意の回転数における前記の記憶された差圧と差圧センサ8が検知する差圧との差(記憶している回転数対差圧の相関データから差圧センサ検知値を減算した値)と増減させる回転数の関係を示す図である。
図5(b)でCkの部分は、差圧差が所定値以内の場合は回転数を増減させないことを示しており、横軸は固定の回転数における差圧検知部が検知する差圧と相関データの前記固定の回転数に対応する差圧の差であり、縦軸は回転数であるが、図5(b)に示されているように、縦軸の回転数の減少もしくは増加の量は、横軸の固定の回転数における差圧検知部が検知する差圧と相関データの前記固定の回転数に対応する差圧の差に略比例しておこなうようにしているので、短時間で精度よく所定の風量が得られることとなる。
このデータも、データデーブルもしくは相関式の形態で記憶装置9aに記憶されている。
図7は、制御手段9の制御状態を示す図で、特性Aは図5(a)の特性Aの再掲したもの、特性Dは、制御手段9が制御する回転数と差圧の遷移を示す図である。
次に、図4〜図5を参照しながら図7と図8を用い、図8のステップ順序に従って制御手段9の制御動作を説明する。
図8は制御手段9の制御動作を説明するためのフローチャートである。
なお、説明を解りやすくするため、送風機の回転数は数字を例示して説明する。
制御手段9は、ステップ(以下S)1において、使用者が風量設定手段11で風量設定量を150立方米に設定して運転スイッチ(図示せず)を操作するとこれを読み取り、S2で送風機13は毎分500回転で運転する。この毎分500回転(r/min)は制御手段9内の記憶装置9aにその数値があらかじめ設定されている。
次に、差圧が安定した時点のS4において制御手段9は、差圧値p1(図7)を取り込み、S5において前述の記憶されたデータp11と比較し、差圧差p11−p1を求める。
そして、制御手段9は、この差圧差に応じた回転数の増加分を図5(b)に示すデータから求め、S6において送風機の回転数を毎分660回転(毎分160回転を増加)に制御する。
次のS7の平均化処理は前述のS3に同じで、さらに、S8において制御手段9は、差圧p2を読み取り、S9においてS5同様に差圧差P12−P2を求める。
そして、S10において、送風機の回転数が差圧差P12−P2に応じた毎分750回(毎分80回転を増加)に制御される。
以下同様に制御手段9は、S11で平均化処理を行い、S12で差圧p3を読み取り、S13で差圧を比較し、S14で回転数を毎分800回転(毎分50回転を増加)に制御する。
さらに同様にS15で平均化処理を行い、S16で差圧p4を読み取り、S17で差圧を比較するがp14−p4が図5(b)に示す差圧差が所定値Ck以内であることを確認すると、以後は毎分800回転に維持した状態で送風機13が運転される。
S19では、維持した回転数、毎分800回転(r/min)がS2で説明した記憶装置の毎分500回転(r/min)のデータを毎分800回転に書き換えて記憶され、次回の運転からは送風機13は毎分800回転からスタートする。
S19以後の動作は、回転数を毎分800回転に維持した後もS20〜S23の動作を実施し、測定差圧が基準差圧に対して所定値(前述のCk)以上になった場合、例えば外気圧もしくは外気圧と建物の内部の圧力差が変動した場合の風量の変動に対応する。
以上の説明では回転数を増加させる例で説明したが、S5においての差圧の比較値が負の値を示した場合は(ダクト抵抗が小さい場合)、図5(b)で示すように回転数を減少させる動作が行われる。
以上のようにして、制御手段9は定風量の基準となる差圧センサの検知差圧を、特性Aに近づけるように送風機13を制御して設置状況に最も適した値に自動的に設定する。
なお、回転数検知手段10は送風機13がDCモータの場合は、モータ自身が保有する位置検出センサーの信号を制御手段9に取り込むようにしてもよい。また、回転数を増減する方法は、モーターに印加する電圧を増減する方法で代用してもかまわない。
このようにして得られた送風機13の回転数をCPU内の一時記憶装置9bに記憶しておくようにする。つまり換気装置1のダクト長、曲がり数などの設置状況による負荷状態を回転数として記憶しておく。そして、この記憶した回転数を次回運転時の初期回転数として使用することにより運転開始時より期待する風量にすることができる。また、換気装置1は電源スイッチを設けて不使用時には電源を遮断するようにして使用される場合もある。一時記憶装置9bは電源が遮断されると記憶値が消滅してしまう。そこで相関データと一致した送風機13の回転数を不揮発性記憶装置14に記憶するようにする。電源を遮断した後に再び運転開始する場合には、不揮発性記憶装置14から前回の運転時の回転数を読み出し、その回転数で運転開始するようにする。こうすることで電源が遮断された後に運転を再開する場合においても運転開始時より期待する風量にすることができる。
以上説明したように本発明の換気装置は、差圧センサを気流の乱れが大きい換気装置の排気口近傍に設けた場合でも、設置毎にダクト配置の条件が異なっても、所定の安定した換気風量が得られるようにしたものであり、風量制御により到達した回転数を記憶しておくことで運転開始時および風量設定変更時に速やかに規定の風量が得られるようにしたものである。
(実施の形態2)
図9は、本実施の形態2の換気装置の電気系の構成を示す図である。実施の形態2は実施の形態1で説明した図4と同じ構成であり記憶装置15aが異なる。すなわち、記憶装置15aに内蔵したアルゴリズムは、「待機」を行うステップを有し、初期回転数で起動または風量設定変更をしたとき設定した回転数で一定時間運転をするように構成したものである。そして、そのアルゴリズムは、図10で示すフローチャートの動作を実行するCPUプログラムの形態で実施される。
図9は、本実施の形態2の換気装置の電気系の構成を示す図である。実施の形態2は実施の形態1で説明した図4と同じ構成であり記憶装置15aが異なる。すなわち、記憶装置15aに内蔵したアルゴリズムは、「待機」を行うステップを有し、初期回転数で起動または風量設定変更をしたとき設定した回転数で一定時間運転をするように構成したものである。そして、そのアルゴリズムは、図10で示すフローチャートの動作を実行するCPUプログラムの形態で実施される。
CPUプログラムの動作を図10のフローチャートを使用して説明する。制御手段15は、S30において運転か否かを判定し、停止中であると判断した場合はS31に進み送風機を停止させる。一方、運転と判断した場合にはS32に進み、起動開始であるか否かを判定する。起動開始であると判定した場合には、S33に進み送風機の起動を行った後S34で一定時間t1(例えば30秒間)待機した後、S35に進み風量制御を行う。S32で起動開始では無いと判断した場合には、S36に進み風量設定変更か否かを判定する。風量設定変更で無い場合はS35に進み風量制御を行う。S36で風量設定変更があったと判定された場合は、S37に進み回転数を変更した後、S38で一定時間t2(例えば30秒間)待機したのちS35風量制御に進むようにする。
以上のCPUプログラムの動作を、さらに図11および図12のタイムチャートを使用して説明を行う。図11は運転開始直後の回転数制御を時系列で示したタイムチャートである。運転開始時には回転数をゼロから徐々に上昇させ、初期回転数に到達したところで一定時間t1(例えば30秒間)待機する。一定時間待機することで気流が安定し差圧検知部4の検知する差圧値を安定させることができ風量制御を速やかに安定させることができる。図12は運転風量設定を変更した場合の回転数制御を時系列で示したタイムチャートである。運転風量設定変更時には、変更後の風量の初期回転数まで徐々に変化させ初期回転数に到達したところで一定時間t2(例えば30秒間)待機する。運転風量設定を変更する場合においても一定時間待機することで気流が安定し差圧検知部4の検知する差圧値を安定させることができ風量制御を速やかに安定させることができる。
以上説明したように本発明の換気装置は、初期回転数で一定時間運転するようにしたもので気流が安定した後から差圧値を読み取るようにしたもので速やかに風量制御を行うことができるようにしたものである。
(実施の形態3)
図13は換気風量を3速選択できる換気装置1における各々の換気風量設定に対する回転数の可変範囲を示した一例であり、弱運転の回転数制御範囲は下限値L1から上限値L2、中運転の回転数制御範囲は下限値M1から上限値M2、強運転の回転数制御範囲は下限値H1から上限値H2であることを示している。また各々の換気風量の初期運転回転数は下限値L1、M1、H1とする。例えば、弱運転で運転する場合に、まず回転数L1で運転開始し実施の形態1で説明した風量制御により次第に送風機13の回転数を上昇させ風量が規定値になったところで回転数の上昇は停止し安定する。このポイントをLnとする。次に使用者が風量設定を中運転に切り替えた場合に、中運転の初期回転数M1で運転を行い、ここから風量制御により次第に回転数を上昇させて回転数Mnになる。しかしながら回転数M1は回転数Lnより低い回転数なので風量設定を弱運転から中運転に増加させたにも関わらず、一時的に風量は低下し騒音値も低下することになり使用者は違和感を感じることになる。この現象を回避するために風量設定変更時の初期回転数を補正するように構成する。
図13は換気風量を3速選択できる換気装置1における各々の換気風量設定に対する回転数の可変範囲を示した一例であり、弱運転の回転数制御範囲は下限値L1から上限値L2、中運転の回転数制御範囲は下限値M1から上限値M2、強運転の回転数制御範囲は下限値H1から上限値H2であることを示している。また各々の換気風量の初期運転回転数は下限値L1、M1、H1とする。例えば、弱運転で運転する場合に、まず回転数L1で運転開始し実施の形態1で説明した風量制御により次第に送風機13の回転数を上昇させ風量が規定値になったところで回転数の上昇は停止し安定する。このポイントをLnとする。次に使用者が風量設定を中運転に切り替えた場合に、中運転の初期回転数M1で運転を行い、ここから風量制御により次第に回転数を上昇させて回転数Mnになる。しかしながら回転数M1は回転数Lnより低い回転数なので風量設定を弱運転から中運転に増加させたにも関わらず、一時的に風量は低下し騒音値も低下することになり使用者は違和感を感じることになる。この現象を回避するために風量設定変更時の初期回転数を補正するように構成する。
図14を用いて本実施の形態の補正方法を説明する。制御手段9は、中運転の運転を開始した場合にS40にて前回の運転モードを判定する。前回の運転モードが弱運転でない場合はS43に進み中運転の初期回転数をそのまま使用して運転を開始する。前回の運転モードが弱運転の場合は、S41に進み弱運転時の回転数と中運転の初期回転数を比較し、中運転の初期回転数の方が高い場合にはS43に進み、中運転の初期回転数を使用する。中運転の初期回転数の方が低い場合には、S42に進み初期回転数を弱運転時の回転数と同じ値に補正して運転開始するようにする。この制御により、送風機13の回転数は図15に示すような遷移で上昇することになり一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
図16は制御手段9が、風量設定の変更時に変更前の回転数から変更後の初期回転数を演算にて求めた場合の回転数の変化を図示したものである。例えば式1のように弱運転の回転数Lnで運転中に、中運転に変更された場合はL1とL2の可変範囲におけるLnの割合から演算して回転数Mnを求めるようにする。
Mn=M1+(Ln−L1)/(L2−L1)X(M2−M1) ・・・・(式1)
例えばL1=500回転、L2=1000回転、Ln=700回転、M1=700回転、M2=1500回転とした場合、式1から求められる初期回転数は1020回転となる。こうすることで速やかに目標とする風量に到達させることができ、かつ、一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
例えばL1=500回転、L2=1000回転、Ln=700回転、M1=700回転、M2=1500回転とした場合、式1から求められる初期回転数は1020回転となる。こうすることで速やかに目標とする風量に到達させることができ、かつ、一時的に風量が逆転する現象が解消でき使用者は違和感なく使用することができる。
(実施の形態4)
図17は、本実施の形態4の換気装置の電気系の構成を示す図である。主としてCPUで構成され記憶装置16aを保有する制御手段16は、入力部に差圧センサ8を接続するとともに、送風機13の回転数を検知する回転数検知手段10と複数の換気風量を選択するための風量設定手段11と不揮発性記憶装置14を接続し、出力側に送風機13の回転数を制御する回転数可変手段12と適正風量表示手段18を接続している。この制御手段16の後述する動作は、CPU内のカウンターやRAM、ROMが共働するCPUのプログラムの形態で実施される。適正風量表示手段18は、例えば、ランプや液晶表示装置などである。
図17は、本実施の形態4の換気装置の電気系の構成を示す図である。主としてCPUで構成され記憶装置16aを保有する制御手段16は、入力部に差圧センサ8を接続するとともに、送風機13の回転数を検知する回転数検知手段10と複数の換気風量を選択するための風量設定手段11と不揮発性記憶装置14を接続し、出力側に送風機13の回転数を制御する回転数可変手段12と適正風量表示手段18を接続している。この制御手段16の後述する動作は、CPU内のカウンターやRAM、ROMが共働するCPUのプログラムの形態で実施される。適正風量表示手段18は、例えば、ランプや液晶表示装置などである。
上記構成において、例えば、回転数と差圧値の関係が図5(b)のCkの状態すなわち差圧差が所定値内にある場合に適正風量表示手段18に表示するようにする。施工ミスによりダクト配管が潰れていたり、ダクトの長さまたは曲り数が規定値以上の場合には、ダクト圧損が機器の性能を超え風量が低下してしまうことになる。使用者は、表示を確認することにより適正な換気がされていることを容易に認識することができる。また、風量が規定値に達していない場合に、図18に示す風量低下表示手段19に表示するようにする制御手段17と記憶装置17aの構成としても使用者は表示を確認することにより適正な換気がされていることを容易に認識することができる。風量低下表示手段19はランプであっても液晶表示装置による表示であっても良い。
本発明によれば差圧センサを換気装置の排気接続口の近傍に設けることができるので多室換気用の換気装置以外の1室用の換気装置や送風機などにも適用できる。
1 換気装置
3 排気ダクト接続口
4 差圧検知部
9 制御手段
9a 記憶装置
10 回転数検知手段
12 回転数可変手段
13 送風機
14 不揮発性記憶装置
15 制御手段
15a 記憶装置
16 制御手段
16a 記憶装置
3 排気ダクト接続口
4 差圧検知部
9 制御手段
9a 記憶装置
10 回転数検知手段
12 回転数可変手段
13 送風機
14 不揮発性記憶装置
15 制御手段
15a 記憶装置
16 制御手段
16a 記憶装置
Claims (7)
- 空気を送風する送風機を備え、前記送風機の排気側にオリフィスを備え、前記オリフィスの風上側と風下側の差圧を検知する差圧検知部と前記送風機の回転数を検知する回転数検知手段を備え、、前記差圧検知部が検知する差圧を所定値になるように制御手段が前記送風機の回転数を可変する回転数可変手段を介して前記送風機の回転数を制御して一定風量の換気を行い、前記制御手段は、その内部に前記送風機の回転数とこの回転数に対応する差圧との相関データを保有し、前記差圧検知部の検知する差圧と前記回転数検知手段が検知する回転数とが前記相関データと一致するように前記回転数可変手段を介して送風機の回転数を制御する制御手段を備え、前記相関データと一致した前記送風機の回転数を不揮発性記憶装置に記憶し、次回の運転において記憶した回転数を読み出して起動することを特徴とする換気装置。
- 換気運転開始時に回転数を一定時間保持して前記送風機を運転する請求項1に記載の換気装置。
- 複数の換気風量を選択するための風量設定手段と、換気風量変更時に回転数を一定時間保持して前記送風機を運転する請求項1に記載の換気装置。
- 換気運転中に換気風量が増加方向に変更された場合には最低回転数を制限し、減少方向に変更された場合には最大回転数を制限する請求項3に記載の換気装置。
- 換気運転中に換気風量が変更された場合に現在の回転数から変更後の初期回転数を推定する請求項3に記載の換気装置。
- 換気風量が所定の値に到達したことを知らせるための適正風量表示手段を有する請求項1に記載の換気装置。
- 最高回転数で運転しても設定された風量に到達していないことを知らせるための風量低下表示手段を有する請求項1に記載の換気装置。
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JP2008112367A JP2009264622A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 換気装置 |
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-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008112367A patent/JP2009264622A/ja active Pending
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