JPH051929U - 換気扇の自動運転装置 - Google Patents

換気扇の自動運転装置

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JPH051929U
JPH051929U JP22991U JP22991U JPH051929U JP H051929 U JPH051929 U JP H051929U JP 22991 U JP22991 U JP 22991U JP 22991 U JP22991 U JP 22991U JP H051929 U JPH051929 U JP H051929U
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JP
Japan
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gas
air flow
ventilation fan
flow rate
value
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JP22991U
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裕之 石田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内全域のガス濃度の検出に基づきガス濃度
に応じた送風量の選択を可能にする。 【構成】 室内のガスを検知する複数個のガス検出部1
の各々の検出信号を入力とし、その値を測定するA/D
変換機能を持ったガス検出部測定手段2により演算され
るA/D値の差により換気扇4の送風量を送風量決定手
段3により決定し、送風停止時にはタイマ運転手段5に
より残置タイマ時間、換気扇4を作動させる。 【効果】 室内全域のガス濃度を検出することができ、
検出したガス濃度に応じた送風量を選択して換気扇4を
適切に動作させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガス検知に基づく換気扇の自動運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における換気扇の自動運転装置は、例えば特開昭63−246489号公 報や特開昭63−246495号公報により示されているような構成となってい る。即ち、図6による全体構成において、11はガスセンサによるガス検出部、 12は温度センサによる温度差検出部、13はA/D変換器を内蔵したガス検出 部測定手段、14はA/D変換器を内蔵した温度差検出部測定手段、15はガス 検出部測定手段13と温度差検出部測定手段14の出力を入力とする送風量決定 手段、16は送風量決定手段15において風量必要なしの判断がなされた時に、 送風していれば作動させられるタイマ運転手段、17は送風量決定手段15によ り駆動される換気扇駆動回路である。
【0003】 上記構成の換気扇の自動運転装置において、ガス検出部11からの値はガス検 出部測定手段13において一定時間毎にA/D変換される。A/D変換された値 はデータ格納手段により例えばRAMに格納される。最新データはRAMの先頭 に入れられ、RAMの先頭にあったデータは順次シフトされ最後のRAMにあっ たデータは切り捨てられる。次にデータ比較手段によりRAMの先頭に格納され た値が順次以下のRAMと比較され、RAMの先頭の値と以降のRAMの値との 差の最大値が送風量決定手段15に出力される。送風量決定手段15では図7に より示すフローチャートのごとく、ステップ11で所定の温度差があったかどう かが確認され、あればステップ17で温度差に応じた風量の選択がなされ、ステ ップ11へ戻る。ステップ11で所定の温度差がなかった場合、ステップ12で ガス検出部11の変化があったかどうかが確認される。変化があればステップ1 8で最低風量で送風を開始し、ステップ11に戻る。ステップ12でガス検出部 11の変化がなかった場合、ステップ13で送風中かどうかが確認され、送風中 でなければステップ11へ戻り、送風中であればステップ14でタイマ運転手段 16を用いてタイマをスタートさせる。タイマのスタート後にステップ5でタイ マ運転手段16がタイムアップするまで待機し、タイムアップ後にステップ16 で送風を停止しステップ11に戻る。例えばレンジを点火すると生ガスが漏れ、 ガス検出部11では平常時に比べ急峻な値で出力が変化する。この値がガス検出 部測定手段13で測定され、送風量決定手段15に出力される。この時点では温 度差検出部12では運転に必要な温度差がないので、送風開始時に与えられる駆 動情報はガス検出部測定手段13のみであり、ステップ18で最低風量で送風が 開始される。送風後1〜2分でガス検出部測定手段13及び温度差検出部測定手 段14から有効な情報は得られなくなるが、その時はステップ14でタイマ運転 手段16によりタイマ運転動作を行う。このタイマ運転動作の解除後再びステッ プ11に戻った時は、十分な温度差のデータが温度差検出部測定手段14から得 られ、適当な風量を選びながらレンジの動作中は送風を行うことになる。レンジ が停止され、ガス検出部測定手段13、温度差検出部測定手段14から送風に必 要な情報が何も得られなくなると、再びステップ14でタイマ運転手段16によ りタイマ運転動作を行い、タイマ終了後送風は完全に停止される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような構成の従来の換気扇の自動運転装置においては、ガスセンサが特 定の箇所に構成されているので、室内全域のガス濃度を検出するには不向きであ り、特に喫煙に伴う臭いのように臭いの源が不確定な場合にはそのガス濃度の検 出は不十分になる。また、送風停止時に一定の残置タイマ時間を作動させるので 、ガス濃度に対して残置タイマ時間が長すぎたり短すぎたりするような不都合が あった。
【0005】 この考案は、室内全域のガス濃度の検出と、それに基づきガス濃度に応じた送 風量の選択及び残置タイマ時間の設定の可能な換気扇の自動運転装置を得ること を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る換気扇の自動運転装置は、室内のガスを検知する複数個のガス センサと、これらのガスセンサの各々の検出信号を入力とし、その値を測定する A/D変換機能を持ったガス検出部測定手段と、このガス検出部測定手段により 演算されるA/D値の差により換気扇の送風量を決定する送風量決定手段と、送 風停止時に一定の残置タイマ時間を作動させるタイマ運転手段とを備えたもので ある。
【0007】 またこの考案に係る他の換気扇の自動運転装置は、ガス検出部に方向性を持た せるとともに、タイマ運転手段を、送風停止時にガス検出部測定手段のピーク値 とある単位時間あたりのガス濃度の減少量から演算される残置タイマ時間を作動 させるように構成したものである。
【0008】
【作用】
この考案における換気扇の自動運転装置においては、複数個のガスセンサによ り室内全域のガス濃度を検出することができ、検出したガス濃度に応じた送風量 を選択して換気扇を動作させることができ、送風停止時には一定の残置タイマ時 間、換気扇を作動させることができるようになる。
【0009】 またこの考案における他の換気扇の自動運転装置は、特にガス濃度差とガス検 出部の方向に応じた風量選択ができ、また残置タイマ時間がガス濃度に応じ適切 に設定されることになる。
【0010】
【実施例】
実施例1. 図1は本考案の一実施例を示す換気扇の自動運転装置の全体の構成を示す構成 図で、図2はその送風量決定手段の実際の制御シーケンスを示したフローチャー トである。図1において、1は室内のガス(煙や還元性気体)を検知するガスセ ンサを用いたガス検出部で、図に示すように複数個が並列的に構成され、室内の 全域に分散状に配設される。2はA/D変換器を内蔵したガス検出部測定手段で 、上記各ガス検出部1の各々の検出信号を入力とし、その値を測定する。3はガ ス検出部測定手段2により演算されるA/D値の差により換気扇4の送風量を決 定する送風量決定手段で、5は送風量決定手段3において風量必要なしの判断が なされた時、送風していれば作動させられるタイマ運転手段、6は送風量決定手 段3により換気扇4を駆動する換気扇駆動回路である。
【0011】 上記構成の換気扇の自動運転装置において、各ガス検出部1により検出される 各値は、ガス検出部測定手段2に入力され一定時間間隔毎にA/D変換される。 A/D変換された値は例えば図3に示すように、データ格納手段7により所定の RAM、例えばRAM7a〜RAM7jに格納される。次にデータの比較を行う 比較手段により予め格納されている大気清浄中のガスセンサ検出A/D値(基準 値である)とRAM7a〜RAM7jが比較され、RAM7a〜RAM7jの最 大値と基準値の差が演算され、送風量決定手段3に出力される。送風量決定手段 3では図2に示すように、ステップ1で所定のガス濃度差があったかどうかが確 認され、あればステップ7でガス濃度差に応じた風量の選択を行いステップ1に 戻る。ステップ1で所定のガス濃度差がなかった場合、ガス検出部1の変化があ ったかどうかが確認される。変化があればステップ8で最低風量での送風を換気 扇駆動回路6により開始させ、ステップ1に戻る。ステップ2でガス検出部1の 変化がなかった場合、ステップ3で送風中かどうかが確認され、送風中でなけれ ばステップ1に戻り、送風中であればステップ4でタイマ運転手段5により一定 時間タイマを始動させる。タイマ始動後ステップ5でタイマ運転手段5がタイム アップするまで待機し、タイムアップ後ステップ6で送風を停止しステップ1に 戻る。
【0012】 実施例2. この実施例は上記した実施例1の構成に基づき、ガス検出部1に、その取付位 置と換気扇4の位置より方向性を持たせるとともに、タイマ運転手段5を、送風 停止時にガス検出部測定手段2のピーク値とある単位時間あたりのガス濃度の減 少量から演算される残置タイマ時間を作動させるように構成したものである。
【0013】 この実施例の換気扇の自動運転装置では、RAM7a〜RAM7jから基準値 を減じた各値が送風量決定手段3に出力される。送風量決定手段3では図2に示 すように上記各々の値がステップ1で所定のガス濃度差があったかどうかが確認 され、あればステップ7でガス濃度差とガス検出部1の方向に応じた風量の選択 が行われ、ステップ1に戻る。ガス検出部1からの値はガス検出部測定手段2で 一定時間毎にA/D変換される。A/D変換された値は図4に示すようにデータ 格納手段7によりRAM7a〜RAM7jに格納される。格納されたデータは比 較手段によりデータ間の比較が行われその最大値が図3に示すようにデータ格納 手段7によりRAM7a〜RAM7jに格納される。最新データはRAM7aに 入れられ、RAM7aにあったデータはRAM7bに、RAM7bにあったデー タはRAM7cへと順次シフトされ最後のRAM7jにあったデータは切り捨て られる。次にデータ比較手段によりRAM7aに格納された値が順次RAM7b 〜RAM7jと比較され、RAM7aの値とRAM7b〜RAM7jの値との差 の最大値が送風量決定手段3に出力される。送風量決定手段3では図2により示 すフローチャートのごとく、ステップ1で所定の温度差があったかどうかが確認 され、あればステップ7でガス濃度差に応じた風量の選択がなされ、ステップ1 へ戻る。ステップ1で所定のガス濃度差がなかった場合、ステップ2でガス検出 部1の変化があったかどうかが確認される。変化があればステップ8で最低風量 で送風を開始し、ステップ1に戻る。ステップ2でガス検出部1の変化がなかっ た場合、ステップ3で送風中かどうかが確認され、送風中でなければステップ1 へ戻り、送風中であればステップ4でタイマ運転手段5を用いて図5に示すよう にガス濃度のピーク値Spとそこから単位時間の減少量S△vで算出される残置 タイマ時間をスタートさせる。タイマのスタート後にステップ5でタイマ運転手 段5がタイムアップするまで待機し、タイムアップ後にステップ6で送風を停止 しステップ1に戻る。
【0014】 上記実施例はいずれも換気扇と別構成の自動運転装置であるが、換気扇と一体 化ないしは組み込んだ自動運転装置を構成してもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上実施例による説明からも明らかなようにこの考案によれば、複数個のガス センサにより室内全域のガス濃度を検出することができ、検出したガス濃度に応 じた送風量を選択して換気扇を動作させることができ、喫煙に伴う臭いのように 臭いの源が不確定な場合にも対応できる。
【0016】 またこの考案における他の換気扇の自動運転装置によれば、特にガス濃度差と ガス検出部の方向に応じた風量の選択ができ、ガス濃度に対して残置タイマ時間 が長すぎたり短すぎたりするような不都合がなくなる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の換気扇の自動運転装置の
構成図である。
【図2】この考案による換気扇の自動運転装置における
送風量決定手段の制御シーケンスを示すフローチャート
である。
【図3】この考案によるガス検出部測定手段の一例を示
す構成図である。
【図4】この考案によるガス検出部測定手段の一例を示
す構成図である。
【図5】この考案におけるガス濃度と残置タイマ時間の
相関図である。
【図6】従来例としての換気扇の自動運転装置の構成図
である。
【図7】従来例としての換気扇の自動運転装置の制御シ
ーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ガス検出部 2 ガス検出部測定手段 3 送風量決定手段 4 換気扇 5 タイマ運転手段 6 換気扇駆動回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内のガスを検知する複数個のガスセン
    サ、これらのガスセンサの各々の検出信号を入力とし、
    その値を測定するA/D変換機能を持ったガス検出部測
    定手段、このガス検出部測定手段により演算されるA/
    D値の差により換気扇の送風量を決定する送風量決定手
    段、送風停止時に一定の残置タイマ時間を作動させるタ
    イマ運転手段を備えた構成の換気扇の自動運転装置。
  2. 【請求項2】 室内のガスを検知する複数個のガスセン
    サ、これらのガスセンサの各々の検出信号を入力とし、
    その値を測定するA/D変換機能を持ったガス検出部測
    定手段、このガス検出部測定手段により演算されるA/
    D値の差と上記各ガスセンサの位置とにより換気扇の送
    風量を決定する送風量決定手段、送風停止時に上記ガス
    検出部測定手段のピーク値とある単位時間あたりのガス
    濃度の減少量から演算される残置タイマ時間を作動させ
    るタイマ運転手段を備えた構成の換気扇の自動運転装
    置。
JP22991U 1991-01-09 1991-01-09 換気扇の自動運転装置 Pending JPH051929U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141109A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
JP2014173799A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp 換気装置及び空調システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141109A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Mitsubishi Electric Corp 換気装置
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