JPS6218489Y2 - - Google Patents

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JPS6218489Y2
JPS6218489Y2 JP1980145855U JP14585580U JPS6218489Y2 JP S6218489 Y2 JPS6218489 Y2 JP S6218489Y2 JP 1980145855 U JP1980145855 U JP 1980145855U JP 14585580 U JP14585580 U JP 14585580U JP S6218489 Y2 JPS6218489 Y2 JP S6218489Y2
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JP
Japan
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smoking
timer circuit
purifier
infrared sensor
air purification
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JP1980145855U
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JPS5767817U (ja
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  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、室内での喫煙状態を予測あるいは検
知して、室内の空気の浄化を自動的に行なえるよ
うにした喫煙用室内空気浄化装置に関する。
一般に、自動車の室内のごとき狭い空間内で、
喫煙が行なわれると、その煙が室内に充満するた
め、室内の空気が著しく汚れるようになる。
そこで、従来より、排気扇や空気清浄器等を装
備して、必要に応じ手動で空気清浄器等を作動さ
せるようにしたものが開発されているが、このよ
うにしても室内の空気の浄化をきめ細かく適切に
行なうためには、喫煙者等にとつて手間がかかる
という問題点がある。
また、喫煙状態を検知して排気扇等を自動的に
作動させるために、タバコの煙を検知する煙セン
サを用いることも考えられるが、この煙センサは
一般的に感度が低く、作動ミスを起こしやすいと
いう問題点がある。
本考案は、これらの問題点を解決しようとする
もので、例えば車室内の喫煙状態をタバコを吸う
前につけるライター等の火から出る赤外線を検知
して予測したり、タバコの燃焼部から出る赤外線
を検知して直接検出したりすることにより、この
検出信号に基づいて、排気扇や空気清浄器等を所
定時間だけ自動的に作動させることができるよう
にしながら、一方で喫煙を直ぐにやめた場合等は
排気扇や空気清浄器等の作動中であつても任意に
その作動を停止できるようにした喫煙用室内空気
浄化装置を提供することを目的とする。
このため、本考案の喫煙用室内空気浄化装置
は、室内の空気を浄化しうる浄化器をそなえ、喫
煙の際に放射される赤外線を電気信号に変換すべ
く上記室内に設けられた赤外線センサと、同赤外
線センサからの電気信号を受けて所定時間だけ上
記浄化器を作動させるよう制御信号を出力するタ
イマ回路をもつた空気浄化制御装置とが設けられ
るとともに、上記タイマ回路からの上記制御信号
を停止させうるリセツト用スイツチが、同タイマ
回路に接続されたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての喫
煙用室内空気浄化装置について説明すると、第1
図はその自動車への配設状態を示す模式図、第2
図はその電気回路図であつて、自動車1には、車
室2内の空気を換気して浄化しうる浄化器として
の電動式排気扇3や空気清浄器(図示せず)が設
けられている。
また、車室内2内におけるオーバーヘツドコン
ソール付近のごとき、乗員の喫煙部がその指向特
性範囲内に入る位置Aや、灰皿配設部またはその
近傍の位置B,B′には、焦電型赤外線センサ4が
設けられている。
この焦電型赤外線センサ4は、その焦電体素子
としてチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミツク材料
を用いたセンサで、喫煙に際してタバコの燃焼部
のごとき高温源から放射される赤外線を電気信号
に変換して出力できるようになつており、その検
出感度は非常に優れている。
そして、この赤外線センサ4は第2図に示すご
とく、空気浄化制御装置5に接続されている。
この空気浄化制御装置5は、赤外線センサ4か
らの電気信号を受けて排気扇3等を所定時間(普
通の喫煙時間を考慮すると、例えば10分間位の時
間が好ましい。)だけ作動させうるように構成さ
れたもので、したがつて空気浄化制御装置5の出
力側には、排気扇3等の電動機Mが接続されてい
る。
ここで、この空気浄化制御装置5の回路構成を
示すと、次のようになる。まずその入力段として
赤外線センサ4からの電気信号を増幅する増幅器
6が設けられており、更にこの増幅器6で増幅さ
れた電気信号のノイズ成分をろ波するアクテイブ
フイルタ7が設けられている。
また、アクテイブフイルタ7からの電気信号を
整流してその波形を整形する整流波形整形回路8
が設けられている。
そして、この整流波形整形回路8からの電気信
号を受けて、その受信時から所定時間(例えば10
分間)だけ排気扇3を作動させるための制御信号
を出力するタイマー回路9が設けられている。
タイマ回路9からの上記制御信号はスイツチン
グ回路10に送られ、これにより電動機Mの駆動
回路が閉じられる。
なお、第2図中の符号R1〜R10は抵抗器、
C1〜C5はコンデンサ、D1はダイオード、
TR1は電界効果トランジスタ、TR2〜TR4は
トランジスタ、A1,A2は演算増幅器を示して
いる。
また、符号SW1は車室2内に設けられたタイ
マ回路9に接続され閉じるとタイマ回路9を強制
的にリセツトしてこのタイマ回路9から出力され
ている浄化器作動用制御信号を停止させうるリセ
ツト用スイツチを示している。さらに符号SW2
は同じく車室2内に設けられた電動機Mの手動ス
イツチを示している。
本考案の喫煙用室内空気浄化装置は、上述のご
とく構成されているので、乗員が車室2内でタバ
コを吸い始めて、例えばタバコを灰皿に置くと、
タバコの燃焼部から出る赤外線を赤外線センサ4
が検知するため、空気浄化制御装置5が作動して
電動機Mを所定時間だけ作動させ、これにより排
気扇3等がこの時間だけ換気による車室内空気の
浄化作用を行なう。
すなわち、赤外線センサ4からの電気信号は、
増幅器6で増幅され、アクテイブフイルタ7でノ
イズ周波数成分を除去されたのち、整流波形整形
回路8で波形整形されて、タイマ回路9のS端子
へ入力されるので、タイマ回路9ではこの信号を
トリガ信号として受けることになつて、このとき
から所定時間だけ制御信号を出力する。
そして、この制御信号はスイツチング回路10
のトランジスタTR3,TR4を導通させるため、
電動機Mが起動して、排気扇3等が作動するので
ある。
なお、喫煙を直ぐにやめた場合等は、排気扇3
等を予じめ決められた所定時間にわたつて作動さ
せる必要はないが、このときはリセツト用スイツ
チSW1を閉じれば、タイマ回路9が強制的にリ
セツトされて、これによりタイマ回路9は制御信
号を出力するのをやめるため、その結果電動機M
が停止し、排気扇3等も停止する。
また、赤外線センサ4や空気浄化制御装置5が
故障したとき、あるいは電動機Mを試運転したい
ときは、手動スイツチSW2を閉じればよく、こ
れにより電動機Mが回り出し、排気扇3等がその
作動を開始する。
さらに、オーバーヘツドコンソール付近の位置
Aに赤外線センサ4を配設した場合は、乗員が喫
煙している状態を検知したり、更に乗員が喫煙し
ようとしてライター等の火をつけた場合にこれを
検知して喫煙状態を予測したりすることもでき
る。
なお、車室2内の適宜の複数の位置A,B,
B′等に赤外線センサ4をそれぞれ配設することも
でき、この場合は、各赤外線センサ4を並列に接
続することにより、OR動作を行なわせるように
してこれらを空気浄化制御装置5に接続すれば、
どの赤外線センサ4が赤外線を検知した場合で
も、排気扇3等を作動させることができ、赤外線
検出網を充実させることができる。
また、タイマ時間を乗員の意思によつて任意に
変えることができるように、タイマ回路9を構成
することも可能である。
以上詳述したように、本考案の喫煙用室内空気
浄化装置によれば、次のような効果ないし利点が
得られる。
(1) 車両の室内やその他の室内で、喫煙に際して
放射される赤外線を赤外線センサで検出し、こ
の赤外線センサからの電気信号に基づき排気扇
や空気清浄器等の浄化器を煙の発生を待つこと
なく自動的に作動させることができるので、室
内を常に快適な状態に維持しておくことができ
る利点があり、特にタバコを吸わない人が同席
している場合には、この人に不快感を与えるこ
とが少ないものである。
(2) また、空気浄化制御装置は赤外線センサから
の電気信号を受けて所定時間だけ浄化器を作動
させるものであるため、必要以上に浄化器が作
動することがなく、これにより省エネルギー効
果に優れるものである。
(3) さらに、タイマ回路からの浄化器作動用制御
信号を停止させうるリセツト用スイツチがタイ
マ回路に接続されているので、喫煙を直ぐにや
めた場合等に、このリセツト用スイツチを操作
すれば、無駄に浄化器を作動させることを防止
することができ、加えて浄化器の作動騒音によ
る不快感を乗員に必要以上に与えることがない
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての喫煙用室内空気
浄化装置を示すもので、第1図はその自動車への
配設状態を示す模式図、第2図はその電気回路図
である。 1……自動車、2……車室、3……浄化器とし
ての排気扇、4……赤外線センサ、5……空気浄
化制御装置、6……増幅器、7……アクテイブフ
イルタ、8……整流波形整形回路、9……タイマ
回路、10……スイツチング回路、M……電動
機、SW1……リセツト用スイツチ、SW2……
手動スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内の空気を浄化しうる浄化器をそなえ、喫煙
    の際に放射される赤外線を電気信号に変換すべく
    上記室内に設けられた赤外線センサと、同赤外線
    センサからの電気信号を受けて所定時間だけ上記
    浄化器を作動させるよう制御信号を出力するタイ
    マ回路をもつた空気浄化制御装置とが設けられる
    とともに、上記タイマ回路からの上記制御信号を
    停止させうるリセツト用スイツチが、同タイマ回
    路に接続されたことを特徴とする、喫煙用室内空
    気浄化装置。
JP1980145855U 1980-10-14 1980-10-14 Expired JPS6218489Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980145855U JPS6218489Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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JP1980145855U JPS6218489Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS5767817U JPS5767817U (ja) 1982-04-23
JPS6218489Y2 true JPS6218489Y2 (ja) 1987-05-13

Family

ID=29505449

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JP1980145855U Expired JPS6218489Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59172002A (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 Matsushita Electric Works Ltd 空気清浄化装置
JPH0777629B2 (ja) * 1986-10-24 1995-08-23 松下電器産業株式会社 空気清浄機

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JPS5767817U (ja) 1982-04-23

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