JPH06221630A - 住宅内換気装置 - Google Patents
住宅内換気装置Info
- Publication number
- JPH06221630A JPH06221630A JP912893A JP912893A JPH06221630A JP H06221630 A JPH06221630 A JP H06221630A JP 912893 A JP912893 A JP 912893A JP 912893 A JP912893 A JP 912893A JP H06221630 A JPH06221630 A JP H06221630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- ventilation fan
- supply port
- mode
- air supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 住宅内換気装置において、常時は生活に必要
な換気量が確保され、室内汚染の程度が所定値に達する
と迅速にこの汚染状態を解消し得る手段を提供する。 【構成】 このため、室内に空気質の状態を検知するた
めのセンサ２と、駆動回路７と制御回路８とを備えたア
ダプタ１と、排気用換気扇３と、空気給気口４と、これ
らの動作状態表示用パネル５ａと各動作設定用操作キー
５ｂを備えたスイッチ５を配設し、制御回路８により、
常時“弱運転”モードで運転し、センサ２の検知出力が
所定値に達すると自動的かつ可逆的に“弱運転”モード
を“強運転”モード”に切換えるよう構成した。
な換気量が確保され、室内汚染の程度が所定値に達する
と迅速にこの汚染状態を解消し得る手段を提供する。 【構成】 このため、室内に空気質の状態を検知するた
めのセンサ２と、駆動回路７と制御回路８とを備えたア
ダプタ１と、排気用換気扇３と、空気給気口４と、これ
らの動作状態表示用パネル５ａと各動作設定用操作キー
５ｂを備えたスイッチ５を配設し、制御回路８により、
常時“弱運転”モードで運転し、センサ２の検知出力が
所定値に達すると自動的かつ可逆的に“弱運転”モード
を“強運転”モード”に切換えるよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅における部屋の
換気装置に関するものである。
換気装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅におけるキッチン等では湯気
や煙，排ガス等を排出／換気するため、一般に換気扇が
配設され、リモートスイッチによりこれをオン／オフす
るか、あるいは換気扇にガスセンサ，湿度センサを組込
んで雑ガスが滞留したときまたは湿度が上昇したとき自
動的に換気扇をオンするようにした制御が行われてい
る。
や煙，排ガス等を排出／換気するため、一般に換気扇が
配設され、リモートスイッチによりこれをオン／オフす
るか、あるいは換気扇にガスセンサ，湿度センサを組込
んで雑ガスが滞留したときまたは湿度が上昇したとき自
動的に換気扇をオンするようにした制御が行われてい
る。
【０００３】しかしながら、前者のリモートスイッチの
場合はその都度人力操作を要し、また後者の自動制御に
あっては、センサ内蔵の特別の換気扇を必要とし、また
その設置位置にも制約があった。このため、センサを既
存の換気扇位置から離れた場所に配設でき、その検出出
力に応じて換気扇を自動的に運転し得る制御装置が、例
えば実開昭６０−７５３８号公報に提案開示されてい
る。
場合はその都度人力操作を要し、また後者の自動制御に
あっては、センサ内蔵の特別の換気扇を必要とし、また
その設置位置にも制約があった。このため、センサを既
存の換気扇位置から離れた場所に配設でき、その検出出
力に応じて換気扇を自動的に運転し得る制御装置が、例
えば実開昭６０−７５３８号公報に提案開示されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の提案例にあっては、前記センサは例えばキ
ッチンでの調理による空気の汚れが発生した時にしか検
知できないため、調理用の下ごしらえでの臭いの発生
や、リビングキッチンの場合など、リビングスペースに
多くの人が居た場合の人いきれ等には対応できず、換気
不足となって不快感をもたらすことになる。
ような従来の提案例にあっては、前記センサは例えばキ
ッチンでの調理による空気の汚れが発生した時にしか検
知できないため、調理用の下ごしらえでの臭いの発生
や、リビングキッチンの場合など、リビングスペースに
多くの人が居た場合の人いきれ等には対応できず、換気
不足となって不快感をもたらすことになる。
【０００５】これを防止するため常時換気扇を運転する
と、通常のキッチン用換気扇の容量は比較的大きいもの
が採用されているために、特に冬場などでは冷温感を感
ずることになり兼ねない。
と、通常のキッチン用換気扇の容量は比較的大きいもの
が採用されているために、特に冬場などでは冷温感を感
ずることになり兼ねない。
【０００６】この発明は、以上のような局面にかんがみ
てなされたもので、常時は生活に必要な換気量を確保し
て、換気不足による身体への不快感や障害をなくすると
共に、所定値以上の空気汚染が生じたときには一度に大
量の換気を行って、速やかに汚染を解消するための手段
の提供を目的としている。
てなされたもので、常時は生活に必要な換気量を確保し
て、換気不足による身体への不快感や障害をなくすると
共に、所定値以上の空気汚染が生じたときには一度に大
量の換気を行って、速やかに汚染を解消するための手段
の提供を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、この種の換気装置を、住宅の換気すべき室に、
空気質の状態を検知するためのセンサ手段と、空気給気
口及び排気用換気扇と、前記給気口の開閉及び換気扇の
運転動作を駆動制御するためのアダプタ手段と、前記制
御動作状態表示手段を備えた操作スイッチ手段と、常時
は前記給気口及び換気扇を弱運転状態とし、前記センサ
手段の検知出力が所定値を超えたときにのみ前記弱運転
を可逆的に強運転状態とするための制御手段とを備える
よう構成することにより、前記目的を達成しようとする
ものである。
いては、この種の換気装置を、住宅の換気すべき室に、
空気質の状態を検知するためのセンサ手段と、空気給気
口及び排気用換気扇と、前記給気口の開閉及び換気扇の
運転動作を駆動制御するためのアダプタ手段と、前記制
御動作状態表示手段を備えた操作スイッチ手段と、常時
は前記給気口及び換気扇を弱運転状態とし、前記センサ
手段の検知出力が所定値を超えたときにのみ前記弱運転
を可逆的に強運転状態とするための制御手段とを備える
よう構成することにより、前記目的を達成しようとする
ものである。
【０００８】
【作用】以上のようなこの発明構成により、常時、換気
不足による身体への不快感や障害等をなくすることがで
き、また空気に所定値より大きい汚染が生じたときに一
度に大量の換気を行って速やかに汚染状態を解消するこ
とができる。
不足による身体への不快感や障害等をなくすることがで
き、また空気に所定値より大きい汚染が生じたときに一
度に大量の換気を行って速やかに汚染状態を解消するこ
とができる。
【０００９】
【実施例】以下にこの発明を実施例に基づいて説明す
る。図１にこの発明に係る住宅内換気装置の一実施例の
室内配置概要図、図２にそのシステム構成ブロック図を
示す。 （構成）この室には商用電源ＡＣ１００Ｖが供給されて
おり、壁面の適切位置にはそれぞれ排気用換気扇３及び
排気を補うための外気給気口４を備えると共に、図２に
示すように、換気扇３の運転及び給気口４の開閉動作を
駆動制御するための駆動回路７を備え、また、この室内
の空気質（汚染状態）を検知するための適当なセンサ２
を内蔵したアダプタ１を天井部に備えている。また６は
ＣＰＵ、８は制御回路で、常時は換気扇３と給気口４と
を“弱運転”モードで運転しており、センサ２の検出値
が所定値を超えたときにこれを“強運転”モードの運転
に自動的に切換えられ、空気汚染度が所定値以下になる
と可逆的に“弱運転モード”に復帰するよう構成されて
いる。
る。図１にこの発明に係る住宅内換気装置の一実施例の
室内配置概要図、図２にそのシステム構成ブロック図を
示す。 （構成）この室には商用電源ＡＣ１００Ｖが供給されて
おり、壁面の適切位置にはそれぞれ排気用換気扇３及び
排気を補うための外気給気口４を備えると共に、図２に
示すように、換気扇３の運転及び給気口４の開閉動作を
駆動制御するための駆動回路７を備え、また、この室内
の空気質（汚染状態）を検知するための適当なセンサ２
を内蔵したアダプタ１を天井部に備えている。また６は
ＣＰＵ、８は制御回路で、常時は換気扇３と給気口４と
を“弱運転”モードで運転しており、センサ２の検出値
が所定値を超えたときにこれを“強運転”モードの運転
に自動的に切換えられ、空気汚染度が所定値以下になる
と可逆的に“弱運転モード”に復帰するよう構成されて
いる。
【００１０】また室内壁面には、スイッチ５が設けら
れ、前記換気扇３及び給気口４の各動作状態を表示する
ための表示パネル５ａ及び各動作を選択的に設定し得る
操作キー（スイッチ）５ｂを備えており、上記自動運転
以外に、使用者が必要に応じて随時運転ができるよう構
成されている。
れ、前記換気扇３及び給気口４の各動作状態を表示する
ための表示パネル５ａ及び各動作を選択的に設定し得る
操作キー（スイッチ）５ｂを備えており、上記自動運転
以外に、使用者が必要に応じて随時運転ができるよう構
成されている。
【００１１】このスイッチ５と、アダプタ１内の駆動回
路７への各信号伝達手段は、アダプタ１側よりＡＣ１０
０Ｖ電源を受けるための電線に重畳させてもよいし、あ
るいは赤外線，電波等を用いるワイヤレス方式として省
配線施工に寄与するようにすることも可能である。
路７への各信号伝達手段は、アダプタ１側よりＡＣ１０
０Ｖ電源を受けるための電線に重畳させてもよいし、あ
るいは赤外線，電波等を用いるワイヤレス方式として省
配線施工に寄与するようにすることも可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、常時は換気扇／給気口が“弱運転”モードにあるた
め、換気不足による身体への不快感や障害の及ぶことが
防止されると共に、室内空気の汚染度が所定値に達する
と自動的に可逆的に“強運転”モードに切換えられるた
め、速やかに汚染を解消でき、その後は自動的に“弱運
転”モードに復帰する。
ば、常時は換気扇／給気口が“弱運転”モードにあるた
め、換気不足による身体への不快感や障害の及ぶことが
防止されると共に、室内空気の汚染度が所定値に達する
と自動的に可逆的に“強運転”モードに切換えられるた
め、速やかに汚染を解消でき、その後は自動的に“弱運
転”モードに復帰する。
【図１】 一実施例の室内配置概要図
【図２】 図１のシステム構成ブロック図
【符号の説明】 １ アダプタ ２ センサ ３ 換気扇 ４ 給気口 ５ スイッチ ５ａ 表示パネル ５ｂ 操作キー ７ 駆動回路 ８ 制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】 住宅の換気すべき室に、空気質の状態を
検知するためのセンサ手段と、空気給気口及び排気用換
気扇と、前記給気口の開閉及び換気扇の運転動作を駆動
制御するためのアダプタ手段と、前記制御動作状態表示
手段を備えた操作スイッチ手段と、常時は前記給気口及
び換気扇を弱運転状態とし、前記センサ手段の検知出力
が所定値を超えたときにのみ前記弱運転を可逆的に強運
転状態とするための制御手段とを備えたことを特徴とす
る住宅内換気装置。 - 【請求項２】 前記操作スイッチ手段の前記動作状態制
御用信号伝達手段にワイヤレス遠隔操作制御方式を用い
たことを特徴とする請求項１記載の住宅内換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP912893A JPH06221630A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 住宅内換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP912893A JPH06221630A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 住宅内換気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06221630A true JPH06221630A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11711998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP912893A Pending JPH06221630A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 住宅内換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06221630A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11182489A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Haseko Corp | 住宅用換気装置 |
| JPH11325524A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Matsushita Seiko Co Ltd | 住宅の換気装置 |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP912893A patent/JPH06221630A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11182489A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Haseko Corp | 住宅用換気装置 |
| JPH11325524A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Matsushita Seiko Co Ltd | 住宅の換気装置 |
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