JPH08268046A - 車内換気方法、及びその装置 - Google Patents

車内換気方法、及びその装置

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JPH08268046A
JPH08268046A JP7428495A JP7428495A JPH08268046A JP H08268046 A JPH08268046 A JP H08268046A JP 7428495 A JP7428495 A JP 7428495A JP 7428495 A JP7428495 A JP 7428495A JP H08268046 A JPH08268046 A JP H08268046A
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JP
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vehicle
air
ventilation
opening
trunk
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JP7428495A
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English (en)
Inventor
Manabu Mizobuchi
学 溝渕
Tadao Kawamura
忠勇 河村
Naoharu Nakagawa
尚治 中川
Toshiyuki Yamauchi
俊幸 山内
Yuritsugu Toyomi
百合貢 豊海
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車内の換気と空気浄化が共に可能な車内換気
方法、及び、車内換気装置を提供する。 【構成】 換気方法は、所定温度以上になった車内3の
空気を吸引し、この空気をトランク2内に排出する動作
と、トランク2内から吸引した空気を脱臭剤層10を通
過させた後に、車内3に供給する動作とを選定する。換
気装置は、車内3とトランク内2の間を連通する通気路
17内に設けられたハウジング1に、このハウジング1
の対向する端面15、16に設けられた通気口9を自在
に開閉できる開閉手段8、上記通気路17に空気を可逆
的に送風する送風ファン7、及び、脱臭剤層10を備え
る。さらに、上記開閉手段8の開閉、及び、送風ファン
7の稼働及び停止を指示する指示機6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車内の換気と共に空気
の浄化が可能な車内換気方法、及びその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、駐車中等で窓を閉め切った状態
の車内は、換気が悪く、特に外気温の高い夏期は車内温
度の上昇も伴い、乗車の際に不快感を与える。また、近
年健康に対する関心の高まりに伴い、車内の空気の浄化
が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事実に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、車内
の換気と空気浄化が共に可能な車内換気方法、及び、車
内換気装置を提供することにある。
【0004】さらに、本発明の他の目的とするところ
は、上記目的に加えて、駐車や停車中、車内に人がいな
くとも、自動的に車内を換気する車内換気装置を提供す
ることにある。
【0005】空気を浄化する手段としては、臭気を吸着
する活性炭が汎用されている。しかし、活性炭を用いる
場合、吸着量に限界があるため浄化性能を維持するため
には頻繁に交換する必要があった。
【0006】本発明の他の目的とするところは、上記目
的に加えて、脱臭剤層が長期間使用しても浄化性能が保
持できる車内換気装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
車内換気方法は、車内とトランク内の間を可逆的に空気
を出し入れする車内換気方法であって、所定温度以上に
なった車内の空気を吸引し、この空気をトランク内に排
出する動作と、トランク内から吸引した空気を脱臭剤層
を通過させた後に、車内に供給する動作とを選定するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る車内換気装置は、
車内3とトランク内2の間を連通する通気路17内に設
けられたハウジング1に、このハウジング1の対向する
端面15、16に設けられた通気口9を自在に開閉でき
る開閉手段8、上記通気路17に空気を可逆的に送風す
る送風ファン7、及び、脱臭剤層10を備え、さらに、
上記開閉手段8の開閉、及び、送風ファン7の稼働及び
停止を指示する指示機6を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る車内換気装置は、
車内3とトランク内2の間を連通する通気路17内に設
けられたハウジング1に、このハウジング1の端面15
に、上記車内3から空気を吸引する第1の通気口9a、
及び、トランク2から空気を吸引する第2の通気口9b
を有し、上記端面15に対向する他の端面16に、車内
3に空気を供給する第3の通気口9c、及び、トランク
2に空気を供給する第4の通気口9dを有し、上記通気
口9を自在に開閉できる開閉手段8、上記所定の通気路
17に空気を送風する送風ファン7、及び、脱臭剤層1
0を備え、且つ、上記開閉手段8の開閉、及び、送風フ
ァン7の稼働及び停止を指示する指示機6を備えたこと
を特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る車内換気装置は、
請求項2又は請求項3記載の車内換気装置において、上
記車内3の温度を感知する温度センサ4、この温度セン
サ4の測定値と設定した温度の差を判別する判別機5、
並びに、この判別機5から車内温度が設定温度以上との
出力信号を受けて、ハウジング1の出入口を開ける動作
を上記開閉手段8に、且つ、稼働を指示する信号を送風
ファン7に送る指示機6を備えたことを特徴とする請求
項2又は請求項3記載の車内換気装置。
【0011】本発明の請求項5に係る車内換気装置は、
請求項2乃至請求項4いずれか記載の車内換気装置にお
いて、上記脱臭剤層10が活性炭を含有していることを
特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係る車内換気方法は、所定
温度以上になった車内の空気を吸引し、この空気をトラ
ンク内に排出するので、車内の温度上昇を抑え、且つ、
トランク内から吸引した空気を脱臭剤層を通過させるの
で浄化された空気が車内に供給される。
【0013】本発明の請求項2に係る車内換気装置は、
車内の空気を排出する場合に、指示機6からの信号に基
づいて、通気口9を開き、送風ファン7を稼働し通気路
17内の空気の流れを車内3からトランク内2へ送風す
ると共に、車内に空気を供給する場合に、指示機6から
の信号に基づいて、通気口9を開き、送風ファン7を稼
働し通気路17内の空気の流れをトランク内2からハウ
ジング1内の脱臭剤層10を通過して車内3に送風す
る。
【0014】本発明の請求項3に係る車内換気装置は、
車内の空気を排出する場合に、指示機6からの信号に基
づいて、第1の通気口9aと第4の通気口9dを開き、
送風ファン7を稼働する。また、車内に空気を供給する
場合に、指示機6からの信号に基づいて、第2の通気口
9bと第3の通気口9cを開き、送風ファン7を稼働
し、ハウジング1内脱臭剤層10を通過した空気を車内
3に送風する。さらに、臭気成分の濃度の薄い空気をト
ランク内2から供給し、ハウジング1内の脱臭剤層10
に吸着した臭気成分を脱臭剤層10から除去し、臭気成
分の混入した空気をトランク内2に排出し、臭気成分を
吸着した脱臭剤層10を再生する。
【0015】本発明の請求項4に係る車内換気装置は、
車内3の温度を感知する温度センサ4、判別機5、及
び、指示機6を備えており、上記指示機6は判別機5か
ら出力信号により開閉手段8と送風ファン7に信号を自
動的に発信する。そのため、自動的に車内を換気でき
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0017】図1は本発明の請求項2に係る車内換気装
置の一実施例の概略を示した断面図であり、図2は自動
車の略図である。
【0018】本発明の車内換気装置は、図2に示す如
く、車内3とトランク内2の間に設置され、車内3の空
気を浄化すると共に換気する装置18である。図1に示
す如く、車内換気装置は車内3とトランク内2の間を連
通する通気路17内に設けられたハウジング1に、通気
口9を自在に開閉できる開閉手段8と、空気を可逆的に
送風する送風ファン7と、及び、脱臭剤層10を備え
る。上記通気口9はハウジング1の対向する端面15、
16に設けられ、それぞれの通気口9は通気路17を介
して車内3、及び、トランク内2と連通している。上記
通気口9を自在に開閉できる開閉手段8としては開閉弁
が挙げられ、上記開閉弁はハウジング1外の指示機6と
回線で連結し、上記指示機6からの指示信号により開閉
が行われる。上記送風ファン7も上記指示機6と回線で
連結し、上記指示機6からの指示信号により稼働、及
び、停止する。上記送風ファン7はファンの回転を正逆
方向どちらでも生じることにより、通気路17内の空気
の流れを、車内3からトランク内2へ送風する方向と、
トランク内2から車内3へ送風する方向の両方の風向き
を発生することができる。上記脱臭剤層10はハウジン
グ1内を横断して備えられており、上記脱臭剤層10を
構成する脱臭剤としては活性炭等の吸着剤が挙げられ
る。
【0019】さらに、上記車内3に温度を感知する温度
センサ4を備え、この温度センサ4に連結して判別機5
を備える。上記判別機5は温度センサ4の測定した車内
3の温度が設定温度以上であるかどうかを判別するもの
である。判別機5と上記指示機6は回線で連結してお
り、上記指示機6は判別機5から出力信号を受ける。こ
の出力信号に基づいて、指示機6から上記開閉手段8、
及び、送風ファン7に自動的に指示信号が送られる。従
って、駐車や停車で車内に人がいなくても、自動的に車
内の温度を感知し、指示機6からの指示信号により、自
動的に換気をすることができる。
【0020】上記車内換気装置を使用した換気方法につ
いて説明する。上記温度センサ4で測定した車内の温度
測定値が判別機5に送られる。上記判別機5で車内3の
温度が設定温度以上であると判別された場合、判別機5
から出力信号を受けた指示機6が信号を発信し、通気口
9を開き、送風ファン7を稼働することにより、通気路
17内の空気の流れを車内3からハウジング1を介して
トランク内2へ排出する。この結果、駐車や停車で車内
に人がいなくても、自動的に車内の温度を感知し、車内
3を換気し、車内の温度上昇を抑えることができる。ま
た、通気口9に開閉弁を備えているので、乗車中のエア
コン等の空調の際、車内3とトランク2内を遮断し、外
気の影響を受けることがない。
【0021】さらに、車内の消臭及び換気を共に行う際
は、上記指示機6からの信号に基づいて、通気口9を開
き、送風ファン7を稼働し通気路17内の空気の流れを
トランク内2からハウジング1内の脱臭剤層10を介し
て、車内3に送風する。その結果、脱臭剤層10で浄化
された空気が車内3に供給される。車内は一般に完全密
封されていないので、車内3に外部から空気を供給する
と、車内の他の個所から排出されるため、換気も行われ
る。
【0022】上述の車内3とトランク2内の二種類の空
気の流れの選定は、例えば、車内に人の有無で選択す
る。具体的には、駐車中で車内に人がいない場合は車内
3からハウジング1を介してトランク内2へ排出する換
気を行い、車内に乗車している場合はトランク内2から
ハウジング1内を介して車内3に送風し、浄化と換気を
行う。
【0023】本発明は上記実施例に限定されない。例え
ば、指示機6は判別機5から出力信号により作動した
が、判別機5や温度センサ4を備えなくとも、人が指示
機6を操作しても構わない。
【0024】次に、本発明の請求項3に係る車内換気装
置について説明する。図3は本発明の請求項3に係る車
内換気装置の一実施例の概略を示した断面図であり、図
4〜図7は図3の車内換気装置の各操作段階の概略を示
した断面図である。
【0025】上述の車内換気装置との違いのみ説明す
る。図3〜図7は車内換気装置の指示機6等は上述の車
内換気装置と同様なため省略した。図3に示す如く、車
内3とトランク内2の間を連通する通気路17内に設け
られたハウジング1は、このハウジング1の端面15
に、上記車内3から空気を吸引する第1の通気口9a、
及び、トランク2から空気を吸引する第2の通気口9b
を有する。さらに、ハウジング1は上記端面15に対向
する他の端面16に、車内3に空気を供給する第3の通
気口9c、及び、トランク2に空気を供給する第4の通
気口9dを有する。上記通気口9a,9b,9c,9d
にはこれら通気口9を自在に開閉できる開閉手段8とし
てそれぞれ開閉弁を備えている。上記ハウジング1内に
は、ハウジング1内を横断した活性炭の層からなる脱臭
剤層10、及び、送風ファン7を備える。上記開閉弁、
及び、送風ファン7はハウジング1外の指示機(図示せ
ず)と回線で連結し、上記指示機からの指示信号により
作動する。上記構成により、送風ファン7は第1の通気
口9a、又は、第2の通気口9bから、第3の通気口9
c、又は、第4の通気口9d方向への空気の流れを生じ
させればよい。さらに、上記車内換気装置は、指示機か
らの指示信号による開閉弁の開閉により、車内空気の換
気、浄化と共に、脱臭剤層10の再生ができる。
【0026】上記車内換気装置の開閉弁の開閉による空
気の流れについて、図4〜図7に基づいて説明する。
【0027】第1の場合は図4に示す如く、第1の通気
口9a、及び、第3の通気口9cは開き、第2の通気口
9b、及び、第4の通気口9dは閉じられている。送風
ファン7の稼働により、車内3から吸引した空気は、ハ
ウジング1内の脱臭剤層10を通過して車内に供給され
る。この車内の空気を循環することで、空気の浄化が行
われる。
【0028】第2の場合は図5に示す如く、第2の通気
口9b、及び、第3の通気口9cは開き、第1の通気口
9a、及び、第4の通気口9dは閉じられている。送風
ファン7の稼働により、トランク2内から吸引した空気
は、ハウジング1内の脱臭剤層10を通過して車内2に
供給される。従って、車内3に外部から空気を供給する
と、車内の他の個所から排出されるので、空気の浄化と
共に換気が行われる。夏期の駐車等車内の温度が上昇す
る際に、温度上昇を防止する。また、車外の空気が汚染
されているような場所では、空気を清浄しながら車内に
供給することができる。
【0029】第3の場合は図6に示す如く、第2の通気
口9b、及び、第4の通気口9dは開き、第1の通気口
9a、及び、第3の通気口9cは閉じられている。送風
ファン7の稼働により、トランク2内から吸引した空気
は、ハウジング1内の脱臭剤層10を通過してトランク
2内に排出される。活性炭等はその細孔に臭気成分を物
理吸着することにより、空気を浄化する。この物理吸着
した成分は、吸着した際の濃度より薄い濃度の空気に通
気すると、成分を脱着するリバーシブル性を有してい
る。従って、トランク2内から吸引した臭気成分の濃度
が薄い空気を供給し、活性炭の層からなる脱臭剤層10
に物理吸着した臭気成分を脱着し、脱臭剤層10を再生
することができる。その結果、脱臭剤層10を長期間使
用しても浄化性能が保持できる。
【0030】第4の場合は図7に示す如く、第1の通気
口9a、及び、第4の通気口9dは開き、第2の通気口
9b、及び、第3の通気口9cは閉じられている。送風
ファン7の稼働により、車内3から吸引した空気は、ハ
ウジング1内の脱臭剤層10を通過してトランク2内に
排出される。従って、車内が換気される。特に、夏期の
駐車等車内の温度が上昇する際に、温度上昇を防止す
る。また、活性炭等は吸着性に温度依存性が有り、低温
では吸着能力を有するが、40℃以上の高温になると物
理吸着した臭気成分を脱着する。従って、車内2の温度
が40℃以上の高温の場合は、この車内2の空気を脱臭
剤層10に通気させることで脱臭剤層10を再生するこ
とができる。
【0031】上述の如く、上記車内換気装置は指示機6
からの指示信号に基づいて、開閉弁の開閉、及び、送風
ファン7の稼働及び停止がなされる。なお、この指示機
6は、上述と同様に判別機5から出力信号により自動的
に作動させても、人が指示機6を操作しても構わない。
【0032】次に、本発明の車内換気装置の他の実施例
について、図8〜図10に基づいて説明する。
【0033】図8は本発明の請求項3に係る車内換気装
置の他の実施例の概略を示した断面図であり、図9、及
び、図10は図8の車内換気装置の操作段階の概略を示
した断面図である。
【0034】車内換気装置の指示機6等は上述の車内換
気装置と同様なため省略した。上述の車内換気装置との
違いのみ説明する。図8に示す如く、ハウジング1内に
バイパス用の風路21と、活性炭の層からなる脱臭剤層
10を収納した風路20が設けられている。上記風路2
0、21の入口22、23に、これら入口22、23を
自在に開閉できる開閉弁24、25が備えられている。
この開閉弁24、25もハウジング1外の指示機(図示
せず)と回線で連結し、上記指示機からの指示信号によ
り作動する。上記車内換気装置は、このハウジング1の
端面15に、上記車内3から空気を吸引する第1の通気
口9a、及び、トランク2から空気を吸引する第2の通
気口9bを有し、他の端面16に、車内3に空気を供給
する第3の通気口9c、及び、トランク2に空気を供給
する第4の通気口9dを有する。上記通気口9a,9
b,9c,9dにはこれら通気口9を自在に開閉できる
開閉手段8として開閉弁を備えている。上記第1の通気
口9a、又は、第2の通気口9bから入った空気は、上
記風路20、21のどちらかを通過して、第3の通気口
9c、又は、第4の通気口9dから排出する。上記構成
により、上述の車内空気の換気、浄化、及び、脱臭剤層
10の再生と共に、換気のみの際に稼働によるエネルギ
ーの損失を少なくすることができる。上記車内換気装置
の開閉弁の開閉による空気の流れについて、説明する。
【0035】図9に示す如く、バイパス用の風路21の
開閉弁25が閉じられ、脱臭剤層10を収納した風路2
0の開閉弁24が開けられた場合は、上記通気口9a,
9b,9c,9dの開閉を上述の図4〜図6に示した第
1、第2、第3の場合と同様に操作する。その結果、車
内の浄化、浄化と換気、及び、脱臭剤層10の再生が行
われる。
【0036】上記操作以外について、空気の流れを説明
する。図10に示す如く、バイパス用の風路21の開閉
弁25が開けられ、脱臭剤層10を収納した風路20の
開閉弁24が閉じられ、且つ、第1の通気口9a、及
び、第4の通気口9dは開き、第2の通気口9b、及
び、第3の通気口9cは閉じられている。送風ファン7
の稼働により、車内3から吸引した空気は、ハウジング
1内のバイパス用の風路21を通過してトランク2内に
排出される。脱臭剤層10を通過させないので、上述の
第4の場合よりエネルギーの損失が少ない状態で、同程
度の換気を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る車内換気方法に
よると、車内の換気と空気浄化が共に可能である。
【0038】本発明の請求項2に係る車内換気装置を用
いると、車内3とトランク2内の間に、車内の空気を排
出する動作と車内に空気を供給する動作の二種類の空気
の流れの選定できるので、車内の換気と空気浄化が共に
可能である。
【0039】本発明の請求項3に係る車内換気装置を用
いると、指示機からの指示信号による通気口9の開閉に
より、車内空気の換気、浄化と共に、脱臭剤層10の再
生ができる。その結果、脱臭剤層10を長期間使用して
も浄化性能が保持できる。
【0040】本発明の請求項4に係る車内換気装置を用
いると、上記指示機6は判別機5から出力信号により開
閉手段8と送風ファン7に信号を自動的に発信するの
で、駐車や停車で車内に人がいなくても、車内3を換気
し、車内の温度上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項2に係る車内換気装置の一実施
例の概略を示した断面図である。
【図2】自動車の略図である。
【図3】本発明の請求項3に係る車内換気装置の一実施
例の概略を示した断面図である。
【図4】図3の車内換気装置の操作段階の概略を示した
断面図である。
【図5】図3の車内換気装置の操作段階の概略を示した
断面図である。
【図6】図3の車内換気装置の操作段階の概略を示した
断面図である。
【図7】図3の車内換気装置の操作段階の概略を示した
断面図である。
【図8】本発明の請求項3に係る車内換気装置の他の実
施例の概略を示した断面図である。
【図9】図8の車内換気装置の操作段階の概略を示した
断面図である。
【図10】図8の車内換気装置の操作段階の概略を示し
た断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 トランク 3 車内 4 温度センサ 5 判別機 6 指示機 7 送風ファン 8 開閉手段 9,9a,9b,9c,9d 通気口 10 脱臭剤層 15,16 端面 17 通気路 18 装置 20,21 風路 22,23 入口 24,25 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 俊幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 豊海 百合貢 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内とトランク内の間を可逆的に空気を
    出し入れする車内換気方法であって、所定温度以上にな
    った車内の空気を吸引し、この空気をトランク内に排出
    する動作と、トランク内から吸引した空気を脱臭剤層を
    通過させた後に、車内に供給する動作とを選定すること
    を特徴とする車内換気方法。
  2. 【請求項2】 車内(3)とトランク内(2)の間を連
    通する通気路(17)内に設けられたハウジング(1)
    に、このハウジング(1)の対向する端面(15)(1
    6)に設けられた通気口(9)を自在に開閉できる開閉
    手段(8)、上記通気路(17)に空気を可逆的に送風
    する送風ファン(7)、及び、脱臭剤層(10)を備
    え、さらに、上記開閉手段(8)の開閉、及び、送風フ
    ァン(7)の稼働及び停止を指示する指示機(6)を備
    えたことを特徴とする車内換気装置。
  3. 【請求項3】 車内(3)とトランク内(2)の間を連
    通する通気路(17)内に設けられたハウジング(1)
    に、このハウジング(1)の端面(15)に、上記車内
    (3)から空気を吸引する第1の通気口(9a)、及
    び、トランク(2)から空気を吸引する第2の通気口
    (9b)を有し、上記端面(15)に対向する他の端面
    (16)に、車内(3)に空気を供給する第3の通気口
    (9c)、及び、トランク(2)に空気を供給する第4
    の通気口(9d)を有し、上記通気口(9)を自在に開
    閉できる開閉手段(8)、上記所定の通気路(17)に
    空気を送風する送風ファン(7)、及び、脱臭剤層(1
    0)を備え、且つ、上記開閉手段(8)の開閉、及び、
    送風ファン(7)の稼働及び停止を指示する指示機
    (6)を備えたことを特徴とする車内換気装置。
  4. 【請求項4】 上記車内(3)の温度を感知する温度セ
    ンサ(4)、この温度センサ(4)の測定値と設定した
    温度の差を判別する判別機(5)、並びに、この判別機
    (5)から車内温度が設定温度以上との出力信号を受け
    て、ハウジング(1)の出入口を開ける動作を上記開閉
    手段(8)に、且つ、稼働を指示する信号を送風ファン
    (7)に送る指示機(6)を備えたことを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載の車内換気装置。
  5. 【請求項5】 上記脱臭剤層(10)が活性炭を含有し
    ていることを特徴とする請求項2乃至請求項4いずれか
    記載の車内換気装置。
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