JP2000203257A - 車両用換気装置 - Google Patents
車両用換気装置Info
- Publication number
- JP2000203257A JP2000203257A JP11043627A JP4362799A JP2000203257A JP 2000203257 A JP2000203257 A JP 2000203257A JP 11043627 A JP11043627 A JP 11043627A JP 4362799 A JP4362799 A JP 4362799A JP 2000203257 A JP2000203257 A JP 2000203257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outside air
- air pollution
- sensor
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和に何ら支障をきたすことがないよう
に車室内に外気をとり込みながら、車室内を汚染されて
いない空気にする。 【構成】 車両用の外気導入式換気装置において、その
外気導入ダクトの入口近傍または内部に外気の汚染の程
度を検出する空気汚染センサを設置して、コントローラ
がそのセンサの検出信号を読み込んで空気清浄器の電源
のオン,オフの制御を行わせるようにする。
に車室内に外気をとり込みながら、車室内を汚染されて
いない空気にする。 【構成】 車両用の外気導入式換気装置において、その
外気導入ダクトの入口近傍または内部に外気の汚染の程
度を検出する空気汚染センサを設置して、コントローラ
がそのセンサの検出信号を読み込んで空気清浄器の電源
のオン,オフの制御を行わせるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の外気導入式換
気装置に関する。
気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の排気ガス等によって汚染
された外気を車室内にとり込まないように、車両の外気
導入式換気装置における外気導入ダクトの入口近傍また
は内部に空気汚染センサを取り付けて、その空気汚染セ
ンサから得られる空気汚染信号により内外気切換用のダ
ンパを駆動して外気をしゃ断するようにしたものが開発
されている(特開昭64−56223号公報参照)。
された外気を車室内にとり込まないように、車両の外気
導入式換気装置における外気導入ダクトの入口近傍また
は内部に空気汚染センサを取り付けて、その空気汚染セ
ンサから得られる空気汚染信号により内外気切換用のダ
ンパを駆動して外気をしゃ断するようにしたものが開発
されている(特開昭64−56223号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、車両の外気導入式換気装置における外気導入ダク
トの入口近傍または内部に空気汚染センサを取り付け
て、その空気汚染センサから得られる空気汚染信号によ
り内外気切換用のダンパを強制的に内気側に切り換えて
外気をしゃ断するのでは、内外気の切換えや外気の導入
量の制御を適宜行いながら空気調和を行うエアコンディ
ショナにあって、その空気調和の本来の機能が失われて
しまうことである。
点は、車両の外気導入式換気装置における外気導入ダク
トの入口近傍または内部に空気汚染センサを取り付け
て、その空気汚染センサから得られる空気汚染信号によ
り内外気切換用のダンパを強制的に内気側に切り換えて
外気をしゃ断するのでは、内外気の切換えや外気の導入
量の制御を適宜行いながら空気調和を行うエアコンディ
ショナにあって、その空気調和の本来の機能が失われて
しまうことである。
【0004】また、空気汚染センサによって外気が汚染
されていることが検知されることによってダンパを駆動
して外気をしゃ断するようにしても、そのあいだに汚染
された外気が車室内にとり込まれて残存してしまうとい
う問題がある。
されていることが検知されることによってダンパを駆動
して外気をしゃ断するようにしても、そのあいだに汚染
された外気が車室内にとり込まれて残存してしまうとい
う問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両用の外気
導入式換気装置において、空気調和に何ら支障をきたす
ことがないように車室内に外気をとり込みながら、車室
内を汚染されていない空気にすることができるようにす
るべく、その外気導入ダクトの入口近傍または内部に外
気の汚染の程度を検出する空気汚染センサを設置して、
コントローラがそのセンサの検出信号を読み込んで空気
清浄器の電源のオン,オフの制御を行わせるようにして
いる。
導入式換気装置において、空気調和に何ら支障をきたす
ことがないように車室内に外気をとり込みながら、車室
内を汚染されていない空気にすることができるようにす
るべく、その外気導入ダクトの入口近傍または内部に外
気の汚染の程度を検出する空気汚染センサを設置して、
コントローラがそのセンサの検出信号を読み込んで空気
清浄器の電源のオン,オフの制御を行わせるようにして
いる。
【0006】
【実施例】本発明による車両用換気装置は、図1に示す
ように、ブロア1によって外気OAと内気IAとを導入
してエアコンディショナ2に送り込むようにしたものに
あって、外気導入ダクト3の内部(または入口近傍)に
空気中のCOやNOxなどの濃度を検出する空気汚染セ
ンサ4を設置するとともに、その空気汚染センサ4の検
出信号をコントローラ5が読み込んで、空気汚染の検出
レベルに応じて車室内に設けられた空気清浄器6の電源
のオン,オフの制御を行わせるようにしている。
ように、ブロア1によって外気OAと内気IAとを導入
してエアコンディショナ2に送り込むようにしたものに
あって、外気導入ダクト3の内部(または入口近傍)に
空気中のCOやNOxなどの濃度を検出する空気汚染セ
ンサ4を設置するとともに、その空気汚染センサ4の検
出信号をコントローラ5が読み込んで、空気汚染の検出
レベルに応じて車室内に設けられた空気清浄器6の電源
のオン,オフの制御を行わせるようにしている。
【0007】空気清浄器6としては、例えば、ファン付
きの活性炭入りのフィルタによるものが用いられる。そ
の空気清浄器6は、コントローラ5の制御下で電源のオ
ン,オフが行われる以外に、電源スイッチの手動操作に
よっても任意にオン,オフすることができるようになっ
ている。
きの活性炭入りのフィルタによるものが用いられる。そ
の空気清浄器6は、コントローラ5の制御下で電源のオ
ン,オフが行われる以外に、電源スイッチの手動操作に
よっても任意にオン,オフすることができるようになっ
ている。
【0008】このように構成されたものにあっては、コ
ントローラ5において、空気汚染センサ4の検出信号か
ら現在検出されている空気の汚染レベルが一定以上であ
るか否かの判定が行われ、一定レベル以上であれば空気
清浄器6の電源が強制的に入れられて、車室内空気の清
浄化が行われる。そして、空気汚染センサ4によって検
出されている空気の汚染レベルが一定レベルよりも低く
なったときに、空気清浄器6の電源がオフにされる。
ントローラ5において、空気汚染センサ4の検出信号か
ら現在検出されている空気の汚染レベルが一定以上であ
るか否かの判定が行われ、一定レベル以上であれば空気
清浄器6の電源が強制的に入れられて、車室内空気の清
浄化が行われる。そして、空気汚染センサ4によって検
出されている空気の汚染レベルが一定レベルよりも低く
なったときに、空気清浄器6の電源がオフにされる。
【0009】このように本発明によれば、空気汚染セン
サ4によって外気が汚染されていることが検出されたと
きには、直ちに空気清浄器6を働かせて車室内の空気を
清浄化することができるようになる。
サ4によって外気が汚染されていることが検出されたと
きには、直ちに空気清浄器6を働かせて車室内の空気を
清浄化することができるようになる。
【0010】したがって、従来のように導入される外気
の汚染が検出されたときに外気の導入をしゃ断するよう
なことがないので、内外気の切換えや外気の導入量の制
御を適宜行いながら空気調和を行うエアコンディショナ
の機能を何ら損うことなく、汚染された外気が車室内に
とり込まれて残存してしまうようなことを防止すること
ができるようになる。
の汚染が検出されたときに外気の導入をしゃ断するよう
なことがないので、内外気の切換えや外気の導入量の制
御を適宜行いながら空気調和を行うエアコンディショナ
の機能を何ら損うことなく、汚染された外気が車室内に
とり込まれて残存してしまうようなことを防止すること
ができるようになる。
【0011】また、図2は本発明の他の実施例を示すも
ので、この場合は車室内にも空気汚染センサ7を設け
て、コントローラ5が外気,車室内の空気の汚染状態を
検出する空気汚染センサ4,7の各検出信号をそれぞれ
読み込んで、その各検出信号から現在検出されている空
気の汚染レベルが一定以上であるか否かの判定を行い、
その何れか一方が一定レベル以上になっているときには
空気清浄器6の電源を強制的に入れて、車室内空気の清
浄化を行う。そして、各空気汚染センサ4,7によって
それぞれ検出されている空気の汚染レベルが何れも一定
レベルよりも低くなったときには、空気清浄器6の電源
をオフするようにしている。
ので、この場合は車室内にも空気汚染センサ7を設け
て、コントローラ5が外気,車室内の空気の汚染状態を
検出する空気汚染センサ4,7の各検出信号をそれぞれ
読み込んで、その各検出信号から現在検出されている空
気の汚染レベルが一定以上であるか否かの判定を行い、
その何れか一方が一定レベル以上になっているときには
空気清浄器6の電源を強制的に入れて、車室内空気の清
浄化を行う。そして、各空気汚染センサ4,7によって
それぞれ検出されている空気の汚染レベルが何れも一定
レベルよりも低くなったときには、空気清浄器6の電源
をオフするようにしている。
【0012】したがって、この場合には、外気が汚染さ
れているときのみならず、車室内の空気が汚染されてい
ることが検出されたときにも、直ちに空気清浄器6を働
かせて車室内の空気をより最適に清浄化することができ
るようになる。
れているときのみならず、車室内の空気が汚染されてい
ることが検出されたときにも、直ちに空気清浄器6を働
かせて車室内の空気をより最適に清浄化することができ
るようになる。
【0013】
【効果】以上、本発明による車両用換気装置にあって
は、外気導入式のものにおいて、その外気導入ダクトの
入口近傍または内部に外気の汚染の程度を検出する空気
汚染センサを設置して、コントローラがそのセンサの検
出信号を読み込んで空気清浄器の電源のオン,オフの制
御を行わせるようにしたもので、空気調和に何ら支障を
きたすことがないように車室内に外気をとり込みなが
ら、車室内を汚染されていない空気にすることができる
という利点を有している。
は、外気導入式のものにおいて、その外気導入ダクトの
入口近傍または内部に外気の汚染の程度を検出する空気
汚染センサを設置して、コントローラがそのセンサの検
出信号を読み込んで空気清浄器の電源のオン,オフの制
御を行わせるようにしたもので、空気調和に何ら支障を
きたすことがないように車室内に外気をとり込みなが
ら、車室内を汚染されていない空気にすることができる
という利点を有している。
【図1】本発明による車両用換気装置の一実施例を示す
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図2】本発明による車両用換気装置の他の実施例を示
すブロック構成図である。
すブロック構成図である。
1 ブロア 2 エアコンディショナ 3 外気導入ダクト 4 外気用の空気汚染センサ 5 コントローラ 6 空気清浄器 7 車室内用の空気汚染センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 車両用の外気導入式換気装置において、
その外気導入ダクトの入口近傍または内部に外気の汚染
の程度を検出する空気汚染センサを設置して、コントロ
ーラがそのセンサの検出信号を読み込んで空気清浄器の
電源のオン,オフの制御を行わせるようにした車両用換
気装置。 - 【請求項2】 車室内に空気汚染センサを別途設けて、
コントローラが外気の汚染の程度を検出する空気汚染セ
ンサおよび車室内に設けられた空気汚染センサの各検出
信号を読み込んで、各検出信号にもとづいて現在検出さ
れている空気の汚染レベルが一定以上であるか否かの判
定をそれぞれ行い、その何れか一方が一定レベル以上に
なっているときには空気清浄器の電源をオン状態にし、
各空気汚染センサによってそれぞれ検出されている空気
の汚染レベルが何れも一定レベルよりも低くなっている
ときには空気清浄器の電源をオフ状態にするようにした
ことを特徴とする請求項1の記載による車両用換気装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11043627A JP2000203257A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 車両用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11043627A JP2000203257A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 車両用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203257A true JP2000203257A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=12669105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11043627A Pending JP2000203257A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 車両用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000203257A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103625245A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-03-12 | 昆山泰顺自动化设备有限公司 | 车载空气净化装置 |
CN110711478A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-01-21 | 嵊州亚坎空气净化设备有限公司 | 一种可以吸收一氧化碳的车载空气净化设备 |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11043627A patent/JP2000203257A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103625245A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-03-12 | 昆山泰顺自动化设备有限公司 | 车载空气净化装置 |
CN110711478A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-01-21 | 嵊州亚坎空气净化设备有限公司 | 一种可以吸收一氧化碳的车载空气净化设备 |
CN110711478B (zh) * | 2019-10-29 | 2020-10-27 | 威马汽车科技集团有限公司 | 一种可以吸收一氧化碳的车载空气净化设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060105 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080519 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080527 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081007 |