JP2014173799A - 換気装置及び空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】COセンサの出力を精度よく校正し、室内空気のCO濃度を基準値以下に保つ換気装置を提供する。
【解決手段】室内の二酸化炭素濃度を計測するCOセンサ8と、計測期間中のCOセンサ8の計測値に基づいてCOセンサ8の出力を校正する校正手段82と、排気ファン7及び給気ファン4を制御して換気運転を行う風量制御手段13と、室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段(時計手段14、制御回路10)とを備え、制御回路10は、無人判定手段により室内が無人であると判定された場合に、排気ファン7及び給気ファン4を動作させて強制換気運転を行い、校正手段82は、強制換気運転の後に、COセンサ8の出力の校正処理を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、換気装置及び換気装置を備えた空調システムに関する。
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:ビル管理法)では、特定建築物の居室内のCO濃度を1000ppm以下とすることが定められている。この基準を満たすためには、例えばタイマーなどで時間を計測して一定期間毎に換気装置を強制運転させる方法もあるが、これは居室内に人がいない場合などは無駄な換気運転となる。このため、室内空気の二酸化炭素(以下、COと記す)濃度を計測するセンサ(以下、COセンサ)の検出値に基づいて、換気が必要な場合のみ換気運転を行う換気装置の需要が高くなっている。従来の換気装置では、内蔵されたCOセンサあるいは外付けされたCOセンサからの計測結果を換気装置に入力して、室内空気のCO濃度が1000ppmを超えないように換気風量を自動制御している。
ここで、現在一般的なCOセンサは、センサを構成する部品の経時変化等により計測値出力が時間とともに変動するため、正確な計測値を得るためには定期的な校正処理が必要である。このため、自動校正機能を備えたCOセンサが提案されている。そのようなものとして、例えば、予め選択された測定サイクルの間に計測されたCO濃度の最低測定値をメモリに格納し、新鮮空気のCO濃度である400ppmを目標値として、最低測定値と目標値とを比較した結果に基づいて、次の測定サイクルの測定値の補償を行う技術がある(特許文献1参照)。
特表2007−502407号公報(第17頁、第18頁)
特許文献1に記載の換気装置では、COセンサの自動校正機能によって、測定サイクルの間のCO濃度の最低測定値を、新鮮空気のCO濃度である400ppmに近づけるように補償が行われる。このため、測定サイクルの間に室内空気のCO濃度が新鮮空気と同等とみなせるまで低下する環境においては、CO濃度の計測結果の誤差は小さくなり、室内空気のCO濃度が1000ppmを超えないように制御を行うことができると考えられる。
しかしながら、測定サイクルの間に室内空気のCO濃度が新鮮空気と同等とみなせるまで低下するという条件は、常に満たされるとは限らない。例えば通常のオフィスであれば深夜や休日などの無人時に室内空気のCO濃度が低下するため、測定サイクルを1週間程度に設定すれば、上述のようなCO濃度が新鮮空気と同等とみなせる時間帯を測定サイクル内に含むことができる。しかし、24時間体制で監視業務を行っている場合など、室内がほとんど無人とならない条件の環境において測定サイクルを1週間程度に設定すると、測定サイクル内において室内空気のCO濃度は新鮮空気と同等まで低下しないと考えられる。このように、COセンサの校正を実施するための適切な測定サイクルは、換気装置が設置される環境の状況によって異なる。また、換気対象の建築物の構造による影響も考えられる。例えば対象となる部屋の密閉度が高い場合には、室内が無人となっても室内空気のCO濃度が十分に低下しないことがある。
測定サイクルの間に室内空気のCO濃度が新鮮空気よりも高い濃度を維持している環境に、上記特許文献1に記載の技術を適用すると、自動校正によって誤った補償が行われ、CO濃度の計測結果の誤差は大きくなる。例えば測定サイクルの間の室内空気の実際の最低濃度が500ppmであったと仮定すると、実際のCO濃度が500ppmの場合の計測結果が、新鮮空気のCO濃度である400ppmに近づくように補償が行われることになり、補償後のCO濃度の計測結果は実際のCO濃度よりも小さくなる。この補償後のCO濃度の計測結果に基づいて換気装置が風量制御を行うと、室内空気のCO濃度が1000ppmを超えてしまう可能性がある。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたもので、COセンサの出力を精度よく校正し、室内空気のCO濃度を基準値以下に保つ換気装置及びその換気装置を備えた空調システムを提供するものである。
本発明に係る換気装置は、送風機を動作させて室内空気を室外へ排気する排気運転、及び送風機を動作させて室外空気を室内へ給気する給気運転のいずれか又は両方を行う換気装置であって、前記室内の二酸化炭素濃度を計測するCOセンサと、計測期間中の前記COセンサの計測値に基づいて前記COセンサの出力を校正する校正手段と、前記送風機を制御する制御手段と、前記室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段とを備え、前記制御手段は、前記無人判定手段により前記室内が無人であると判定された場合に、前記送風機を動作させて強制換気運転を行い、前記校正手段は、前記強制換気運転の後に、前記COセンサの出力の校正処理を行うものである。
本発明に係る空調システムは、前記換気装置と、この換気装置が換気対象とする前記室内の空気調和を行う空気調和装置とを備えたものである。
本発明によれば、換気対象となる室内の状況に合わせてCOセンサの出力を校正することができるため、COセンサは室内空気のCO濃度を精度よく検出できる。検出したCO濃度に応じて換気運転を実行する換気装置は、室内空気のCO濃度を基準値以下に精度よく保つことができ、無用の換気運転を減らして換気運転に係るエネルギーを節約することができる。
本発明の実施の形態1に係る換気装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るCOセンサの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る換気装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るCOセンサの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る換気装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る換気装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る換気装置を、熱交換素子を備え第一種換気方式の熱交換型換気装置に適用した場合の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気装置の構成を示す図である。図1において、熱交換型の換気装置100の筐体101には、室外側給気口1、室内側給気口3、室内側排気口5、及び室外側排気口6が形成されている。室外側給気口1(OA)から熱交換素子2を通り室内側給気口3(SA)へ空気を供給する給気通路102に、給気ファン4が備えられている。また室内側排気口5(RA)から熱交換素子2を通り室外側排気口6(EA)へ空気を排出する排気通路103に、排気ファン7が備えられている。なお、給気通路102及び排気通路103は、筐体101内に形成された通路であるが、図1では説明のためこれらを流れる空気を矢印で示している。
給気ファン4が動作すると、室外側給気口1から室外空気が筐体101内に吸い込まれ、この室外空気は熱交換素子2を通過し、給気ファン4に送出されて室内側給気口3から室内へと給気として吹き出される。また、排気ファン7が動作すると、室内側排気口5から室内空気が筐体101内に吸い込まれ、この室内空気は熱交換素子2を通過し、排気ファン7に送出されて室外側排気口6から室外へと排気として吹き出される。給気通路102を流れる室外空気と、排気通路103を流れる室内空気は、熱交換素子2において熱を交換する。これにより、換気運転を行う際に、例えば冬季には室内の熱の室外への流出を抑え、夏季には室外からの熱の室内への流入を抑えている。
COセンサ8は、室内空気のCO濃度を計測するセンサであり、室内から排気される室内空気が通過する経路上に設けられている。COセンサ8が計測したCO濃度の値(CO濃度計測値)は、COセンサ8と制御回路10とを接続する通信線9を介して制御回路10に送出され、制御回路10に設けられたCO計測値記憶手段11において記憶保持される。なお、本実施の形態1では、排気通路103内であって室内側排気口5の近くにCOセンサ8が設けられているが、COセンサ8の設置場所は図示のものに限定されず、例えば筐体101の表面の室内側排気口5の近傍など、室内空気と接触する任意の場所に設置することができる。あるいは、COセンサ8を、筐体101とは離して室内に設置し、COセンサ8の検出値を、有線又は無線通信で制御回路10に入力するようにしてもよい。
制御回路10は、CPU及び不揮発性メモリ等(いずれも図示せず)を含み、COセンサ8から出力される情報及びリモコン等の操作装置(図示せず)からの操作信号入力に応じて、予め記憶された制御プログラムに基づいて給気ファン4及び排気ファン7を動作させる。制御回路10に設けられている主要な構成は、CO計測値記憶手段11、COセンサ校正実行指示手段12、風量制御手段13、及び時計手段14である。
制御回路10に設けられたCOセンサ校正実行指示手段12は、通信線9を介してCOセンサ8に対して校正実行を指示する機能を有する。COセンサ校正実行指示手段12が、通信線9を介して校正実行コマンドをCOセンサ8に送出すると、COセンサ8は、コマンドを受信した時点で自身の出力を校正する校正処理を実行する。
制御回路10内の風量制御手段13は、給気ファン4及び排気ファン7を制御することにより、換気装置100の換気風量を変更する。風量制御手段13は、COセンサ8の出力に基づいて換気風量を調整する自動制御モードと、リモコン等の操作装置(図示せず)の指示に基づいて換気風量を調整する手動制御モードの2種類のモードを少なくとも有する。
換気風量を自動制御するモードのときには、風量制御手段13は、COセンサ8から定期的に出力されCO計測値記憶手段11に保持されたCO濃度計測値が、所定の閾値(以下、CO閾値)に近づいたときに、換気風量を多くする。逆にCO濃度計測値がCO閾値に対して十分に小さい場合には、換気風量を少なく(あるいは換気を停止)する。このように制御することで、CO濃度計測値が所定のCO閾値を超えないように、かつ無駄な換気動作による消費電力の増加を抑えるように働く。ここで所定のCO閾値は、例えばビル管理法において特定建築物の居室のために定められた法定値である1000ppmとすることができる。また測定誤差や換気に要する時間などによってCO閾値を超える可能性がある場合には、マージンを見込んで1000ppmよりも小さい値をCO閾値としてもよい。
自動制御を行わず換気風量を手動制御するモードのときには、風量制御手段13は、例えば手元リモコン(図示せず)などの指示に応じて換気風量を変更する。
制御回路10内の時計手段14は、例えば、所定周波数のクロック信号を出力する発振子と、時、分、秒のカウンタとを有し、クロック信号に基づいて各カウンタをカウントアップすることで、時間を計る。制御回路10は、時計手段14から現在の時刻を取得することができる。
なお、図1に示した制御回路10の図は、制御回路10の機能を概念的に示したブロック図であり、必ずしも実際の物理的構成が図示のように構成されていることを要しない。
また、制御回路10に設けられたCO計測値記憶手段11、COセンサ校正実行指示手段12、風量制御手段13、及び時計手段14以外の構成が実行する機能については、以下の説明においては単に制御回路10が実行するものとして説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係るCOセンサの機能ブロック図である。COセンサ8は、センサ部81と、校正手段82と、記憶手段83とを備える。センサ部81は、任意の方式で空気中のCO濃度を検出し、検出した情報を通信線9を介して制御回路10に出力する。
校正手段82は、制御回路10のCOセンサ校正実行指示手段12からの指示に基づいて、センサ部81の出力の校正処理を行う。具体的には、COセンサ8は、校正実行コマンドを受信した時点で計測していたCO濃度計測値と基準値(以下、校正基準値)とを比較して、CO濃度計測値と基準値とを一致させるように、自身の出力を校正する。なお、校正基準値は、COセンサ8が予め記憶しているものとする。例えば、校正基準値が、新鮮空気のCO濃度を示す値(例えば400ppm)であれば、COセンサ8が校正処理を実行すると、そのときのCOセンサ8の周辺の空気を新鮮空気とみなす校正が行われる。
記憶手段83は、校正手段82が校正処理を実施するときに用いるCO基準値を少なくとも記憶する。
なお、図2に示したCOセンサ8は、COセンサ8の機能を概念的に示したブロック図であり、必ずしも実際の物理的構成が図示のように構成されていることを要しない。
次にCOセンサ8の校正処理について、具体的に説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。
制御回路10は、時計手段14から現在の時刻Tを取得する(S1)。
続いて制御回路10は、取得した現在の時刻Tが、予め定めた校正実施時間の開始時刻Tsから終了時刻Teの範囲内であるかどうかを判定する(S2)。現在の時刻Tが開始時刻Tsから終了時刻Teの範囲内であれば(S2;Yes)、ステップS3へ進み、範囲外のときには(S2;No)、ステップS4へ進む。ここで、例えば開始時刻Tsを午後11時、終了時刻Teを午前5時のように、深夜から早朝などの換気対象の室内が無人である可能性が高い時間帯になるように設定する。本実施の形態1では、時刻を用いて室内が無人であるか否かを判定(推定)しており、時計手段14及び制御回路10が、室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段として機能している。
ステップS3では、COセンサ校正実行指示手段12は、校正実施済フラグF1を参照し、すでに校正処理実施済みであるかどうかを判定する。校正処理未実施のときは(S3;No)ステップS5へ進み、校正処理実施済みのときは(S3;Yes)、ステップS1へ戻る。なお、図3の例では、校正実施済フラグF1の値は、1が校正実施済みを示し、0が校正処理未実施を示している。校正実施済フラグF1は、制御回路10に設けられた図示しない記憶手段に記憶される。
ステップS4では、制御回路10は、校正実施済フラグF1をクリアしてステップS1へ戻る。
ステップS5では、風量制御手段13は、給気ファン4及び排気ファン7を制御して、所定の換気風量で所定の時間、強制換気運転を実施する。強制換気運転は、COセンサ8の周囲の空気が新鮮空気と同等になるようにするための運転であり、強制換気運転の換気風量及び時間は、予め定められている。強制換気運転を実行すると、室外の新鮮空気が室外側給気口1から換気装置100内に吸い込まれ、室内側給気口3から室内へと供給され、また供給された空気は室内側排気口5から換気装置100内に吸い込まれ、室外側排気口6を通って室外へと排出される。これにより、室内側排気口5の近くに設置されたCOセンサ8の周囲の空気が新鮮空気と同等のCO濃度となる。なお、熱交換型の換気装置100が天井裏に設置されている場合などCOセンサ8の設置位置と室内との間に距離があるときには、強制換気運転の換気風量を多く、あるいは強制換気運転の時間を長くする。このようにすることで、COセンサ8の周囲の空気をより新鮮空気に近づけることができる。強制換気運転を実施した後、ステップS6へ進む。
ステップS6では、COセンサ校正実行指示手段12が、COセンサ8に校正実行の指示を行う。校正実行の指示を受けたCOセンサ8の校正手段82は、強制換気運転の後の計測期間中にCOセンサ8のセンサ部81が計測したCO濃度の値を、校正基準値(例えば新鮮空気のCO濃度である400ppm)とみなすように、出力の校正を実行する。ステップS6が終了すると、ステップS7へ進む。
ステップS7では、制御回路10は、校正実施済フラグF1に値をセットして、ステップS1に戻る。校正実施済フラグF1を使用して校正を実施するか否かを判定することによって、開始時刻Tsから終了時刻Teまでの校正実施時間の範囲内になったときに、1回だけ校正が実施される。
このようなステップS1からステップS7の処理は繰り返し実行され、強制換気運転が周期的に実行されるとともに、各強制換気運転の後に設けられる計測期間中のCOセンサ8の計測値に基づいてCOセンサ8の出力の校正も周期的に実行される。
以上のステップS1からステップS7のように制御を行うことにより、時刻に基づいて無人と判定された状態で強制換気運転を行い、COセンサ8の周囲の空気を新鮮空気に極めて近い状態として計測期間中に計測されたCO濃度に基づいて、COセンサ8の出力の校正を実施することができる。したがって、自動校正機能をCOセンサ8が備えていなくとも、COセンサ8は高い精度でCO濃度の検出を行うことが可能となる。COセンサ8が高い精度でCO濃度を検出できるので、検出したCO濃度に応じて換気運転を実行する換気装置100の換気運転の信頼性が高まり、室内空気のCO濃度を基準値以下に精度よく保つことができる。また、無用の換気運転を減らして換気運転に係るエネルギーを節約することができる。
なお、図3のステップS4では校正実施済フラグF1をクリアしているが、これを行わず、別途定める期間(例えば1週間)に一度校正実施済フラグF1をクリアするように構成してもよい。この場合には、COセンサ8の出力の校正処理は、1日1回ではなく別途定める期間に1回実施されるようになる。
また、時計手段14は、時刻だけでなく日付(年、月、日、並びに曜日及び祝日情報も含む)も参照可能なカレンダー機能を有していてもよい。この場合は、図3のステップS2で時間範囲を判定することに代えて、日付から換気対象の場所が休日であるかどうかを判定することによって無人であるか否かを判定し、無人の状態でCOセンサ8の校正を実施できる。また時刻と曜日の組み合わせで換気対象の場所が無人であるか否かを判定することにより、平日の深夜と休日の昼間のいずれか、あるいは両方でCOセンサ8の校正を行ってもよい。
本実施の形態1では、熱交換素子2を備えた熱交換型の換気装置100を例に説明したが、これに限らず熱交換機能のない換気扇等の換気装置に本発明を適用してもよく、同様にCOセンサ8の校正を行うことが可能である。このことは、後述する実施の形態においても同様である。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、制御回路10のCOセンサ校正実行指示手段12がCOセンサ8に対して校正実行を指示するように構成されていたが、COセンサに自動校正機能を設けてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る換気装置の構成を示す図である。図1と同じ要素については同じ符号を用いて説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図4に示すように、本実施の形態の制御回路10Aは、実施の形態1で示したCOセンサ校正実行指示手段12を備えていない。また、本実施の形態では、実施の形態1で示したCOセンサ8に代えてCOセンサ8Aが設けられている。COセンサ8Aは、室内から排気される室内空気が通過する経路上に設けられ、制御回路10Aと通信線9で接続されている点では実施の形態1と同様であるが、自動校正機能を備えている点で異なる。これら以外の構成は、実施の形態1と同様である。
図5は、本発明の実施の形態2に係るCOセンサの機能ブロック図である。COセンサ8Aは、実施の形態1で示したCOセンサ8の機能に加えて、制御回路10からの指示によらず自動で校正処理を実行する機能を有する。具体的には、COセンサ8Aは、センサ部81、校正手段82A及び記憶手段83に加え、時計手段84を備える。時計手段84は、所定周波数のクロック信号を出力する発振子と、時、分、秒のカウンタとを有し、クロック信号に基づいて各カウンタをカウントアップすることで、時間を計る。校正手段82Aは、時計手段84が計測した所定の測定サイクルTcにおけるCO濃度の最低計測値を、校正基準値(例えば新鮮空気のCO濃度を示す値である400ppm)に近づけるように、センサ部81の出力の校正処理を行う。校正手段82Aは、所定の測定サイクルTcで周期的に校正処理を実行する。
次に、本実施の形態2に係るCOセンサ8Aの校正処理に関する動作を説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。図6の紙面左側に示すフローチャートは制御回路10が実行する強制換気運転の処理、紙面右側に示すフローチャートは、COセンサ8Aが実行する校正処理である。
まず、強制換気運転を説明する。
ステップS10において、制御回路10は、時計手段14から現在の時刻Tを取得する。
制御回路10は、取得した現在の時刻Tが予め定めた強制換気実施時間の開始時刻Tsから終了時刻Teの範囲内であるかどうかを判定する(S11)。現在の時刻Tが開始時刻Tsから終了時刻Teの範囲内であれば(S11;Yes)、ステップS12へ進み、範囲外のときには(S11;No)、ステップS13へ進む。ここで、実施の形態1と同様に、例えば開始時刻Tsを午後11時、終了時刻Teを午前5時のように、深夜から早朝などの換気対象の室内が無人である可能性が高い時間帯になるように設定する。本実施の形態2では、時刻を用いて室内が無人であるか否かを判定(推定)しており、時計手段14及び制御回路10が、室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段として機能している。
ステップS12では、制御回路10は、強制換気実施済フラグF2を参照し、すでに強制換気運転実施済みであるかどうかを判定する。強制換気運転未実施のときは(S12;No)、ステップS14へ進み、強制換気運転実施済みのときは(S12;Yes)、ステップS10へ戻る。
ステップS13では、制御回路10は、強制換気実施済フラグF2をクリアしてステップS10へ戻る。
ステップS14では、風量制御手段13は実施の形態1で示した図3のステップS5と同様に、給気ファン4及び排気ファン7を制御して、所定の換気風量で所定の時間、強制換気運転を実施する。強制換気運転は、COセンサ8Aの周囲の空気が新鮮空気と同等になるようにするための運転であり、強制換気運転の換気風量及び時間は、予め定められている。強制換気運転が終了すると、ステップS15へ進む。
ステップS15では、制御回路10は強制換気実施済フラグF2をセットして、ステップS10へ戻る。強制換気実施済フラグF2を使用して強制換気運転を実施するか否かを判定することによって、開始時刻Tsから終了時刻Teまでの強制換気実施時間の範囲内になったときに、1回だけ強制換気運転が実施される。ステップS10からS15の処理は繰り返し実行され、強制換気運転が周期的に実行される。
このような強制換気運転と並行して、COセンサ8Aは次に示す校正処理を実行する。
COセンサ8Aの校正手段82Aは、時計手段84を利用して測定サイクルTcの経過時間の計測を開始する(S20)。
校正手段82Aは、センサ部81が計測した現在の計測値と、当該測定サイクルTc中の計測最低値とを比較し、現在の計測値の方が小さければ(S21;Yes)、現在の計測値を計測最低値として記憶手段83に記憶させる計測最低値の更新処理を行う(S22)。現在の計測値が、当該測定サイクルTc中の計測最低値以上であれば(S21;No)、ステップS23へ進む。
ステップS23では、校正手段82Aは、測定サイクルTcの時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ(S23;No)、ステップS21へ戻る。したがって、測定サイクルTcの期間、センサ部81が周期的にCO濃度を計測し、最低値が計測されたときには計測最低値を更新するという処理が繰り返し実行される。測定サイクルTcの時間が経過すると(S23;Yes)、ステップS24へ進む。
ステップS24では、校正手段82Aは、測定サイクルTcという計測期間のCO濃度の計測最低値を、例えば新鮮空気のCO濃度を示す値(例えば400ppm)とみなすように、センサ部81の出力の校正を実行する。ステップS24が終了すると、ステップS20へ戻り、次の測定サイクルTcが開始することとなる。
このように、本実施の形態2の換気装置100Aは、周期的に強制換気運転を行う一方で、周期的(測定サイクルTc毎)にCOセンサ8Aが制御回路10から独立して自動的に校正処理を実行する。このため、測定サイクルTcの間に少なくとも1回の強制換気運転が実施されていれば、この測定サイクルTcの間に、COセンサ8Aの周囲の空気が新鮮空気と同等になる状態が含まれることとなる。COセンサ8Aは、強制換気運転によって周囲の空気が新鮮空気と同等となったときのCO濃度を計測最低値として検出するから、これによってCOセンサ8Aは出力の校正処理を精度よく実行することができる。したがって、COセンサ8Aは、CO濃度の計測をより正確に行うことができる。COセンサ8Aが高い精度でCO濃度を検出できるので、検出したCO濃度に応じて換気運転を実行する換気装置100Aの換気運転の信頼性が高まり、室内空気のCO濃度を基準値以下に精度よく保つことができる。また、無用の換気運転を減らして換気運転に係るエネルギーを節約することができる。
測定サイクルTc及び強制換気実施時間は、測定サイクルTcの間に少なくとも1回の強制換気運転が実施されるように設定されていればよく、例えば測定サイクルTcの間に2回以上強制換気運転が実施されてもよい。
具体的には、図6ではステップS13で強制換気実施済フラグF2をクリアしているが、これを行わず、別途定める期間Taに一度、強制換気実施済フラグF2をクリアするように構成してもよい。この場合には、強制換気運転は上述のように1日1回ではなく期間Taに1回実施されるようになる。ここで、例えばCOセンサ8Aの測定サイクルTcが1週間である場合は、期間Taを5日間として、期間Taと測定サイクルTcとの関係がTa≦Tcとなるようにすれば(期間Taは強制換気運転実行中の時間を含む)、測定サイクルTc内に強制換気運転を実施する期間Taが含まれることになるので、自動校正がより正確に実行される。
実施の形態3.
前述の実施の形態1及び実施の形態2では、強制換気運転を所定の時間実施していたが、換気対象の室内が無人となってからの経過時間が短い場合と、十分に時間が経過した後とでは、強制換気運転中にCOセンサが計測するCO濃度の値に違いが生じるため、必要とされる強制換気運転の時間が異なる。室内が無人となってからの経過時間が短い場合でも、強制換気運転中にCOセンサが室外の新鮮空気と同等のCO濃度を検出できるようにするためには、強制換気運転の時間を十分に長くとる必要が生じるが、室内が無人となってからの経過時間が長い場合の強制換気運転は相対的に短くてよい。そこで、本実施の形態3では、強制換気運転の実施時間を可変として、必要最小限の時間、強制換気運転を行うように構成する例を説明する。本実施の形態3では、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図7は、本発明の実施の形態3に係る換気装置の構成を示す図である。図7では、図1及び図4と同じ要素については同じ符号を用いて説明を省略する。
制御回路10B内のCO前回計測値記憶手段16は、予め定めたCO計測値の記憶間隔Tiごとに、CO計測値記憶手段11に記憶されたCO計測値のコピーを記憶する。例えば記憶間隔Ti=5分とすれば、CO前回計測値記憶手段16の記憶値は、5分毎に更新される。更新タイミングの直前においては、CO前回計測値記憶手段16に記憶されている値は、5分前のCO計測値を示していることとなる。以下ではCO計測値記憶手段11の記憶値(つまり、現在の計測値)をX、CO前回計測値記憶手段16の記憶値をXoldとして説明する。なお、記憶間隔Tiが経過したかどうかは、例えば時計手段14を使用することによって判定することができる。
次に、実施の形態3に係るCOセンサ8Aの校正処理に関する動作を説明する。
図8は、本発明の実施の形態3に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。図8では、図6のフローチャートと同じ処理については同じ符号を用いている。
ステップS10では、実施の形態2と同様に、制御回路10Bが、時計手段14から現在の時刻Tを取得する。
制御回路10Bは、実施の形態2と同様に、取得した現在の時刻Tが予め定めた強制換気実施時間の開始時刻Tsから終了時刻Teの範囲内であるかどうかを判定し(S11)、範囲内であれば(S11;Yes)ステップS12へ進み、範囲外であれば(S11;No)ステップS13へ進む。本実施の形態3では、時刻を用いて室内が無人であるか否かを判定(推定)しており、時計手段14及び制御回路10Bが、室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段として機能している。
ステップS12では、制御回路10Bは実施の形態2と同様に、強制換気実施済フラグF2を参照し、すでに強制換気運転実施済みであるかどうかを判定する。強制換気運転未実施のときは(S12;No)、ステップS14へ進み、強制換気運転実施済みのときは(S12;Yes)、ステップS10へ戻る。
ステップS13では、実施の形態2と同様に、制御回路10Bは強制換気実施済フラグF2をクリアしてステップS10へ戻る。
ステップS14では、風量制御手段13は実施の形態1で示した図3のステップS5と同様に、給気ファン4及び排気ファン7を制御して、所定の換気風量で、強制換気運転を開始する。強制換気運転は、COセンサ8Aの周囲の空気が新鮮空気と同等になるようにするための運転であり、強制換気運転の換気風量は、予め定められている。強制換気運転が開始されてからCO計測値の記憶間隔Tiが経過すると、ステップS16に進む。
ステップS16では、制御回路10は、強制換気運転を継続するかどうかを判定する。具体的には、制御回路10は、CO前回計測値記憶手段16の記憶値Xoldと、CO計測値記憶手段11の記憶値Xの差を計算し、CO計測値の記憶間隔Tiの間にCO濃度の計測値がどれだけ減少したかを得る。なお、この計算を正しく行うために、Xoldの更新タイミングの直前にステップS16が実行されるようにするのがよい。制御回路10は、得られた減少量を予め決定した閾値Xshと比較して、CO濃度の減少量が閾値Xsh以下であれば(S16;Yes)、風量制御手段13に強制換気運転を終了させてステップS15へ進む。CO濃度の減少量が閾値Xshよりも大きい場合には(S16;No)、制御回路10は、ステップS14へ戻り強制換気運転を継続させる。つまり、CO濃度の減少量が閾値Xsh以下となるまで強制換気運転を続ける。
ステップS15では、実施の形態2と同様に強制換気実施済フラグF2をセットして、ステップS10へ戻る。これらの処理は繰り返し実行され、強制換気運転が周期的に実行される。
図8では記載を省略しているが、上述のような強制換気運転と並行して、COセンサ8Aは、実施の形態2の図6のステップS20〜ステップS24と同様の校正処理を周期的に実行する。
以上のように構成することによって、強制換気運転中におけるCO計測値の単位時間(時間Ti)あたりの減少量が、閾値Xsh以下になったときに、十分な強制換気運転が実行されたものとみなして自動的に強制換気運転を終了することができる。COセンサ8Aの出力に誤差が生じて校正が必要な状況であっても、例えば時間Tiが数分程度であれば、その間に計測されるCO濃度の変化量は相対的な値であるので、COセンサ8Aの周囲が新鮮空気と同等となったとみなして強制換気運転を終了するというこの判定は、妥当なものとなる。よって、すでに十分な換気運転が行われているのに無駄な強制換気運転を実施することなく、COセンサ8Aの出力をより正確に校正することが可能となる。COセンサ8Aが高い精度でCO濃度を検出できるので、検出したCO濃度に応じて換気運転を実行する換気装置100Bの換気運転の信頼性が高まり、室内空気のCO濃度を基準値以下に精度よく保つことができる。また、無用の換気運転を減らして換気運転に係るエネルギーを節約することができる。
なお、上記説明では、CO計測値の時間Tiあたりの減少量が閾値Xsh以下になると強制換気運転を終了としていたが、例えば複数回連続してCO計測値の時間Tiあたりの減少量が閾値Xsh以下となった場合に、強制換気運転を終了するようにしてもよい。このようにすることで、COセンサ8Aの計測誤差の影響が抑制され、強制換気運転が十分に実施されたことを精度よく判定することができる。
また、上記説明では、実施の形態2と同様に、自動校正機能を備えたCOセンサ8Aを用いる例を説明したが、これに限らず実施の形態1と同様の構成でCOセンサの校正を実施するようにしてもよい。
実施の形態4.
実施の形態1から実施の形態3においては、無人の状態で強制換気運転を行うために、時刻や日付に基づいて室内が無人であるか否かを判定していたが、換気対象の室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段として他の例も考えられる。本実施の形態4では、無人判定手段として人感センサを用いた構成例を説明する。本実施の形態4では、実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明する。
図9は、本発明の実施の形態4に係る換気装置の構成を示す図である。図9では、図3と同じ要素については同じ符号を用いて説明を省略する。
制御回路10C内の人感センサインタフェース17は、換気対象室内に設置された人感センサ20と通信線18を介して接続され、人感センサ20から送信される信号を取得する通信手段である。人感センサ20は、例えば赤外線や撮影画像等を用いた任意の方式で室内に人が存在するか否かを検出するものであり、換気装置100Cの換気対象の室内と同じ室内を検知対象としている。人感センサインタフェース17は、人感センサ20が検知した換気対象の室内が有人であるか無人であるかの判定結果を、通信線18を介して取得する。また、人感センサインタフェース17は、人感センサ20から取得した結果に基づいて、室内が無人か有人かの最終判断を実施し、結果を保持する。例えば数分程度の短時間の一時的な無人状態を人感センサ20が検知した場合に、無人と判断してしまうのを避けるため、人感センサインタフェース17は、無人状態の継続時間について閾値(例えば1時間以上など)を設けて、その閾値以上の時間の無人状態をもって無人と最終判断する。本実施の形態4では、人感センサ20及び人感センサインタフェース17が、室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段として機能する。
制御回路10内のCOセンサ測定サイクル変更手段19は、通信線9を介してCOセンサ8Aに接続されている。COセンサ測定サイクル変更手段19は、COセンサ8Aが自動校正を行うための測定サイクルTcを変更する機能を持つ。
次に、実施の形態4に係るCOセンサ8Aの校正処理に関する動作を説明する。
図10は、本発明の実施の形態4に係る換気装置のCOセンサの校正処理を説明するフローチャートである。図10では、図6のフローチャートと同じ処理については同じ符号を用いている。
ステップS30では、COセンサ測定サイクル変更手段19は、強制換気運転の実施間隔Tkを、COセンサ8Aの測定サイクルTcよりも所定の時間Tmだけ小さい値に設定する。例えば測定サイクルTcの初期値を1週間(168時間)、時間Tmを24時間とすれば、強制換気運転の実施間隔Tkは6日間(144時間)となる。設定後、ステップS31へ進む。
ステップS31では、COセンサ測定サイクル変更手段19は、前回の強制換気運転からの経過時間Tjを取得する。この経過時間Tjは、例えば時計手段14を用いて計測する。経過時間Tjを取得した後は、ステップS32に進む。
ステップS32では、COセンサ測定サイクル変更手段19は、前回の強制換気運転からの経過時間Tjが、強制換気運転の実施間隔Tk以上であるかを判定する。判定の結果、経過時間Tjが強制換気運転の実施間隔Tk以上であれば(S32;Yes)、ステップS33へ進む。経過時間Tjが強制換気運転の実施間隔Tk未満であるときは(S32;No)、ステップS31へ戻る。
ステップS33では、COセンサ測定サイクル変更手段19は、人感センサインタフェース17から換気対象の室内が無人であるか否かの判定結果を取得する。換気対象の室内が無人であると判定されたときには(S33;Yes)、ステップS34へ進み、無人でないと判定されたときには(S33;No)、ステップS31へ戻る。
ステップS34では、COセンサ測定サイクル変更手段19は、前回の強制換気運転からの経過時間Tjが、COセンサ8Aの測定サイクルTcの時間未満であるかを判定する。判定結果の結果、経過時間Tjが測定サイクルTcの時間未満であれば(S34;Yes)、ステップS14へ進み、経過時間Tjが測定サイクルTc以上であるときは(S34;No)、ステップS35へ進む。
ステップS35では、COセンサ測定サイクル変更手段19は、次に示すように、COセンサ8Aの測定サイクルTcを変更する処理を行う。ここで、ステップS35に進んだ状態は、前回強制換気運転を実施してからCOセンサ8Aの測定サイクルTc以上の時間が経過したことを表している。よって、測定サイクルTcの間に強制換気運転が実施できなかったことになる。この状態では、COセンサ8Aは室外の新鮮空気と同等のCO濃度を検出できていないことになるため、COセンサ8Aの校正を正しく行えない。そこで、COセンサ測定サイクル変更手段19は、例えばステップS35に到達した回数が所定回数以上となった場合には、測定サイクルTcの期間が長くなるように変更する。この場合、前回の強制換気運転からの経過時間Tjに基づいて、この経過時間Tjよりも大きい値となるように測定サイクルTcを変更する。なお、このとき前回の強制換気運転からの経過時間Tjの代わりに、ステップS35に到達したときの複数回の経過時間Tjの平均値を使用するようにしてもよい。COセンサ8Aの測定サイクルTcを変更した後は、ステップS36へ進む。
ステップS36では、風量制御手段13は、ステップS35で変更した測定サイクルTcに基づいて、ステップS30と同様に、強制換気運転の実施間隔Tkが測定サイクルTcよりも所定の時間Tmだけ小さくなるように実施間隔Tkを再設定する。その後、ステップS14へ進む。
ステップS14では、実施の形態2と同様に、給気ファン4及び排気ファン7を制御して、所定の換気風量で所定の時間、強制換気運転を実施する。強制換気運転は、COセンサ8Aの周囲の空気が新鮮空気と同等になるようにするための運転であり、強制換気運転の換気風量及び時間は、予め定められている。強制換気運転が終了すると、ステップS37へ進む。
ステップS37では、前回の強制換気運転からの経過時間TjをクリアしてステップS31へ戻る。
図10では記載を省略しているが、上述のような強制換気運転と並行して、COセンサ8Aは、実施の形態2の図6のステップS20〜ステップS24と同様の校正処理を実行する。このとき、COセンサ8Aが校正処理を実行する間隔である測定サイクルTcは、COセンサ測定サイクル変更手段19が設定した値となる。
したがって、強制換気運転の実施間隔TkからCOセンサ8Aの測定サイクルTcの範囲の時間間隔で、換気対象の室内が無人状態となったときに、強制換気運転が実施され、COセンサ8Aの自動校正が適切に行われる。
また、COセンサ8Aの測定サイクルTcの間で、換気対象の室内が無人とならなかった場合には、実際に無人となるまでの時間間隔に基づいて、自動的に測定サイクルTcが更新されるので、換気対象の室内の人の出入り状況に応じたタイミングで適切にCOセンサ8Aの自動校正が行われるようになる。したがって、COセンサ8Aの出力をより正確に校正することが可能となる。COセンサ8Aが高い精度でCO濃度を検出できるので、検出したCO濃度に応じて換気運転を実行する換気装置100Cの換気運転の信頼性が高まり、室内空気のCO濃度を基準値以下に精度よく保つことができる。また、無用の換気運転を減らして換気運転に係るエネルギーを節約することができる。
なお、上記説明では、人感センサ20は、単体で室内に設置されて換気装置100Cと接続された例を示したが、この人感センサ20は、別途設けられた空気調和装置に内蔵されたものであってもよい。空気調和装置の中には、効率的な空調動作を行うために人感センサを内蔵したものがあり、一方で換気装置の中には、空気調和装置と通信線で接続して冷暖房の効率を高めるなどの連係動作を行う機能を有するものがある。このような空気調和装置と換気装置とを組み合わせた空調システムにおいては、製造コストをほとんど上昇させることなく、空気調和装置の人感センサの検知情報を、換気装置で利用することが可能である。
また、換気対象の室内が無人であるかどうかを判定する無人判定手段の具体的構成は、上記のような人感センサに限定されず、人感センサ以外であっても、上記と同様にCOセンサ8Aの出力の校正を実施することができる。無人判定手段の他の例を以下に示す。
例えば、換気対象の室内の照明が消えているときに無人と判定する方法が考えられる。この場合、照度センサの出力を取得する通信手段(通信インタフェース)を換気装置に設けて照度センサと換気装置とを接続し、照明が定められた時間以上消えていることを照度センサが検出したか否かによって、換気対象の室内が無人であるか否かを判定することができる。そのほか、例えば照明装置の点灯状態と消灯状態とを切り替える照明スイッチの出力を取得する通信手段(通信インタフェース)を換気装置に設け、照明スイッチと換気装置とを通信接続し、照明スイッチがON状態とOFF状態のいずれであるかを判定することによって、換気対象の室内が無人であるか否かを判定することができる。
また、操作入力を受け付けるリモコンを換気装置が備えている場合には、このリモコンへの操作入力があってから一定期間は室内に人がいると判定することによって、換気対象の室内が無人であるか否かを判定することができる。また、換気装置と空気調和装置とが通信接続された空調システムであれば、換気装置のリモコンに加え、あるいはこれに代えて、空気調和装置のリモコンへの操作入力の有無によって換気対象の室内が無人状態であるか否かを判定することもできる。なお、複数の換気装置と空気調和装置が集中管理される集中管理システムにおいては、換気装置と空気調和装置は室外から遠隔操作される可能性があるため、リモコンの操作元が換気対象の室内であるかどうかを判別して室内からの操作のみを、無人の判定に用いる。
また、換気対象が無人状態かどうかを判定するための構成(時刻、人感センサ、照度センサ、照明スイッチ、換気装置のリモコン、及び空気調和装置のリモコン)は、複数を組み合わせてもよい。このようにすることで、換気対象の室内が無人状態であるか否かをより正確に判定することができる。
また、上記実施の形態1〜実施の形態4では、COセンサ8又はCOセンサ8Aが自身の出力を校正することを説明したが、校正手段82又は校正手段82Aに相当する物理的構成を換気装置の制御回路に設けることもできる。
また、上記実施の形態1〜実施の形態4では、給気及び排気をそれぞれ給気用の送風機(給気ファン4)と排気用の送風機(排気ファン7)で機械的に行う第一種換気方式の換気装置を例に説明したが、本発明は、第二種換気方式の換気装置及び第三種換気方式の換気装置に適用することもできる。
換気装置に設けられた給気用の送風機を動作させて給気を行う一方で自然に排気させる第二種換気方式の換気装置に本発明を適用する場合には、COセンサを、室外側給気口から室内側給気口へ至る給気通路を避けた位置であって、室内空気のCO濃度を計測可能な位置に設ける。例えば、室内に面した換気装置の筐体表面など、室内空気が流通する位置にCOセンサを設けることができ、その場合、室内への給気(外気)が直接的にCOセンサに当たりにくいように、給気口からなるべく距離をおいた位置にCOセンサを設けるのが好ましい。あるいは、COセンサを、換気装置の筐体とは離して室内に設置し、そのCOセンサの検出値を、有線又は無線通信で換気装置に入力するようにしてもよい。
また、換気装置に設けられた排気用の送風機を動作させて排気を行う一方で自然に給気させる第三種換気方式の換気装置に本発明を適用する場合には、COセンサを、実施の形態1と同様に配置することができる。あるいは、換気装置の筐体とは離して室内に設置したCOセンサの検出値を、有線又は無線通信で換気装置に入力するようにしてもよい。
1 室外側給気口、2 熱交換素子、3 室内側給気口、4 給気ファン、5 室内側排気口、6 室外側排気口、7 排気ファン、8、8A COセンサ、9 通信線、10、10A、10B、10C 制御回路、11 CO計測値記憶手段、12 COセンサ校正実行指示手段、13 風量制御手段、14 時計手段、16 CO前回計測値記憶手段、17 人感センサインタフェース、18 通信線、19 COセンサ測定サイクル変更手段、20 人感センサ、81 センサ部、82、82A 校正手段、83 記憶手段、84 時計手段、100、100A、100B、100C 換気装置、101 筐体、102 給気通路、103 排気通路。

Claims (12)

  1. 送風機を動作させて室内空気を室外へ排気する排気運転、及び送風機を動作させて室外空気を室内へ給気する給気運転のいずれか又は両方を行う換気装置であって、
    前記室内の二酸化炭素濃度を計測するCOセンサと、
    計測期間中の前記COセンサの計測値に基づいて前記COセンサの出力を校正する校正手段と、
    前記送風機を制御する制御手段と、
    前記室内が無人であるか否かを判定する無人判定手段とを備え、
    前記制御手段は、前記無人判定手段により前記室内が無人であると判定された場合に、前記送風機を動作させて強制換気運転を行い、
    前記校正手段は、前記強制換気運転の後に、前記COセンサの出力の校正処理を行う
    ことを特徴とする換気装置。
  2. 前記校正手段は、
    前記計測期間中に前記COセンサが計測した二酸化炭素濃度の最低値に基づいて、前記COセンサの出力の校正を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記計測期間の長さは、前記無人判定手段が前記室内が無人と判定してから次に無人と判定するまでの期間に基づいて調整される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の換気装置。
  4. 前記計測期間は周期的に設けられるとともに、前記強制換気運転は周期的に実行され、
    前記強制換気運転を行う周期は、前記計測期間が設けられる周期以下の長さである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の換気装置。
  5. 前記制御手段は、前記強制換気運転の1回当たりの時間を、当該強制換気運転中に前記COセンサが計測した二酸化炭素濃度の単位時間当たりの変化量に基づいて調整する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の換気装置。
  6. 時計手段を備え、
    前記無人判定手段は、前記時計手段が計時した時刻と日付のいずれか又は両方に基づいて、前記室内が無人であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の換気装置。
  7. 人感センサを備え、
    前記無人判定手段は、前記人感センサの検出結果に基づいて、前記室内が無人であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の換気装置。
  8. 人感センサを備えた他の装置との間で通信を行う通信手段を備え、
    前記無人判定手段は、前記通信手段を介して取得した前記他の装置の前記人感センサの検出結果に基づいて、前記室内が無人であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の換気装置。
  9. 前記室内の照明が消灯しているか否かを検出する照度センサを備え、
    前記無人判定手段は、前記照度センサの検出結果に基づいて、前記室内が無人であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の換気装置。
  10. 照明装置の点灯状態と消灯状態を切り替える照明スイッチとの間で通信を行う通信手段を備え、
    前記無人判定手段は、前記通信手段を介して取得した前記照明装置が消灯状態であるか否かの検出結果に基づいて、前記室内が無人であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の換気装置。
  11. 操作入力を受け付ける操作手段を備え、
    前記無人判定手段は、前記操作手段に対する操作の有無に基づいて、前記室内が無人であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の換気装置。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の換気装置と、
    前記換気装置が換気対象とする前記室内の空気調和を行う空気調和装置とを備えた
    ことを特徴とする空調システム。
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