JPH06148107A - 空気質検知装置 - Google Patents

空気質検知装置

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JPH06148107A
JPH06148107A JP29686892A JP29686892A JPH06148107A JP H06148107 A JPH06148107 A JP H06148107A JP 29686892 A JP29686892 A JP 29686892A JP 29686892 A JP29686892 A JP 29686892A JP H06148107 A JPH06148107 A JP H06148107A
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JP
Japan
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sensor
contamination
odor
state
dirt
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Application number
JP29686892A
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English (en)
Inventor
Masashi Nishiguchi
昌志 西口
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内空気の汚染状態を識別・定量化し、換気
や空気清浄機器を効率的に運転し居住者の快適性と省エ
ネを実現することを目的とする。 【構成】 室内の空気の汚れを検知する複数のセンサ1
の出力を状態判別手段2で出力パターンより汚染状態を
識別し、その汚染状態に応じた汚染量を汚れ量演算手段
3で複数のセンサ1のうち1つもしくは2つ以上のセン
サの出力より演算し、出力手段4より外部に出力するこ
とにより、室内空気の汚染状態と汚染量を検知すること
ができるため換気・空気清浄機器を効果的に運転し快適
性と省エネを両立することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル空調、住宅などの
室内空気の汚れを検知するセンサとそのセンサを備えた
検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅やビルにおいて省エネが進
み、空調の効率を向上するため気密性が向上している。
反面、このような気密化は、例えば喫煙によって生じる
粉塵、H 2、CO等のガス、建材などから生じるホルム
アルデヒドや揮発性有機ガス(VOCガス)、ストーブ
等の燃焼器具から生じるCO、NOX、SOX、CO2
のガス、人の呼吸によって生じるCO2、また、タバコ
臭、体臭、腐敗臭、悪臭などの臭いなどが室内に留ま
り、室内空気を汚染し在室者に悪影響を及ぼす。ビルな
どでは、建築物環境衛生管理基準によりCO2濃度を基
準とした換気が行われているにもかかわらず、前記のV
OCガス等が原因となるシックビルシンドロームが問題
になっている。したがって、このような室内の汚染空気
を省エネと快適性を両立しつつ、換気や空気清浄器によ
って排出、除去することが求められている。
【0003】そのため、室内空気の汚染をCO2濃度や
ガスセンサを用いて検出し、換気や空気清浄を行うこと
が知られている。
【0004】従来、この種の空気質検知装置は、特開平
01−181026号公報に示すような構成が一般的で
あった。以下、その構成について図37を参照しながら
説明する。
【0005】図に示すように、一酸化炭素センサ101
A、水素センサ101B、プロパンセンサ101C、酸
素センサ101D、煙センサ101Eはそれぞれ比較器
102A〜Eにアナログ信号を出力している。比較器1
02A〜Eは、予め基準レベルが設定されており、室内
空気の汚染が増しそれによってセンサ出力が前記基準レ
ベルを越えると、その出力は例えば「H」となる。
【0006】さらに、比較器102A〜Eの各出力は、
演算手段103に入力されている。演算手段103では
OR演算を行い前記センサ101A〜Eの出力のうち1
つでも前記基準レベルを越えると出力手段104に信号
を出力し換気扇を作動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
質検知装置では、室内空気の汚染の原因となる汚染源を
特定することができないため、汚染の種類により換気だ
けでなく空気清浄器などの機器を適切に動作することが
できなかった。また、汚染ガスとして有害ガスのレベル
を測定しているため、在室者が実際に室内空気の汚染と
して感じる臭い感覚を測定できないので、在室者が快適
と感じるレベルに室内空気を保つことができないという
課題があった。
【0008】また、オフィスビルなどの設備分野では、
シックビルシンドロームの原因となるVOCガスの検知
が課題であった。
【0009】さらに、住宅においては設備分野で使われ
ているCO2検知器が現状では高価なものであり、メン
テナンスが必要なため一般的に普及しないという課題が
あった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、室内
空気の汚染状態を判別しその汚染状態に応じた汚染レベ
ルを検知することを第1の目的とする。
【0011】第2の目的は、室内空気の汚染の臭いを特
定し、汚染レベルを人の臭い感覚で検知し室内空気を人
が不快と感じないレベルに保つことにある。
【0012】第3の目的は、人と喫煙による室内空気の
汚染状態を判別し、臭い感覚を検知することにある。
【0013】第4の目的は、人と喫煙と建材などから発
生するVOCによる室内空気の汚染状態を判別し、臭い
感覚を検知することにある。
【0014】第5の目的は、人、喫煙、VOCに加え、
悪臭の発生による室内空気の汚染状態を判別し、臭い感
覚を検知することにある。
【0015】第6の目的は、喫煙とVOCによる室内空
気の汚染状態を判別し臭い感覚を検知することにある。
【0016】第7の目的は、喫煙、人、悪臭による室内
空気の汚染状態を判別し、臭い感覚を検知することにあ
る。
【0017】第8の目的は、喫煙、人、悪臭、VOC、
燃焼による室内空気の汚染状態を判別し、臭い感覚を検
知することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、室内の空気の汚れを検知す
る複数のセンサと前記センサの出力を受け室内空気の汚
れ状態を各々のセンサの出力より判別する状態判別手段
と前記センサの出力と前記状態判別手段の判別結果より
室内空気の汚れ量を演算する汚れ量演算手段と前記状態
判別手段の判別結果である汚れ状態と前記汚れ量演算手
段の演算結果である汚れ量を出力する出力手段とを備え
た構成としたものである。
【0019】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、汚れ量演算手段に汚れ量を人の臭い感覚に変換
する臭い変換手段を設け、汚れ状態と前記臭い感覚を出
力する出力手段と本発明第1の手段に追加して構成した
ものである。
【0020】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、室内の汚れを検知する複数のセンサを炭酸ガス
センサとタバコセンサで構成し、人、喫煙、燃焼の何れ
であるかを判別する状態判別手段を本発明第2の手段に
追加して構成したものである。
【0021】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、室内の汚れを検知する複数のセンサを炭酸ガス
センサとタバコセンサとアルコールセンサで構成し、
人、喫煙、燃焼、VOCの何れであるかを判別する状態
判別手段を本発明第2の手段に追加して構成したもので
ある。
【0022】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、室内の汚れを検知する複数のセンサを炭酸ガス
センサとタバコセンサとアルコールセンサと悪臭センサ
で構成し、人、喫煙、燃焼、VOC、悪臭の何れである
かを判別する状態判別手段を本発明第2の手段に追加し
て構成したものである。
【0023】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、室内の汚れを検知する複数のセンサをタバコセ
ンサとアルコールセンサで構成し、喫煙、VOCの何れ
であるかを判別する状態判別手段を本発明第2の手段に
追加して構成したものである。
【0024】また、第7の目的を達成するための第7の
手段は、室内の空気の汚れを検知する複数のセンサをタ
バコセンサと悪臭センサで構成し、喫煙、人もしくは悪
臭の何れであるかを判別する状態判別手段を本発明第2
の手段に追加して構成したものである。
【0025】また、第8の目的を達成するための第8の
手段は、室内の空気の汚れを検知する複数のセンサをタ
バコセンサとアルコールセンサと悪臭センサで構成し、
喫煙、人、悪臭、VOC、燃焼の何れであるかを判別す
る状態判別手段を本発明第2の手段に追加して構成した
ものである。
【0026】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、室
内空気の汚染を検知特性の異なる複数のセンサが検出
し、その出力のパターンより汚染の状態を判別しその汚
染状態に応じた汚れ量を演算し、汚れ状態と汚れ量を出
力することができるものである。
【0027】また、第2の手段の構成により、汚れ量を
人の臭い感覚に変換することにより室内空気の汚染を臭
いとして出力することができるものである。
【0028】また、第3の手段の構成により、室内空気
の汚染を炭酸ガスセンサとタバコセンサで検知し、室内
空気の汚染状態を人、喫煙、燃焼の何れであるかを炭酸
ガスセンサとタバコセンサ出力より判別し、汚れ量を出
力することができるものである。
【0029】また、第4の手段の構成により、室内空気
の汚染を炭酸ガスセンサとタバコセンサとアルコールセ
ンサで検知し、室内空気の汚染状態を人、喫煙、燃焼、
VOCの何れであるかを前記センサの出力のパターンよ
り判別し、汚れ量を出力することができるものである。
【0030】また、第5の手段の構成により、室内空気
の汚染を炭酸ガスセンサとタバコセンサとアルコールセ
ンサと悪臭センサとで検知し、室内空気の汚染状態を
人、喫煙、燃焼、VOC、悪臭の何れであるかを前記セ
ンサの出力パターンより判別し、汚れ量を出力すること
ができるものである。
【0031】また、第6の手段の構成により、室内空気
の汚染をタバコセンサとアルコールセンサで検知し、室
内空気の汚染状態を喫煙、VOCの何れであるかを前記
センサの出力パターンより判別し、汚れ量を出力するこ
とができるものである。
【0032】また、第7の手段の構成により、室内空気
の汚染をタバコセンサと悪臭センサで検知し、室内空気
の汚染状態を喫煙、人もしくは悪臭の何れであるかを前
記センサの出力パターンより判別し、汚れ量を出力する
ことができるものである。
【0033】また、第8の手段の構成により、室内空気
の汚染をタバコセンサとアルコールセンサと悪臭センサ
で検知し、室内空気の汚染状態を喫煙、人もしくは悪
臭、VOC、燃焼の何れであるを前記センサの出力パタ
ーンより判別し、汚れ量を出力することができるもので
ある。
【0034】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1を
参照しながら説明する。なお、従来例と同一の部分には
同一番号をつけて説明は省略する。
【0035】図1に示すように、室内空気の汚れを検知
する複数のセンサ1は、例えば、センサa1A、センサ
b1B、センサc1C、センサd1Dから構成され、そ
れぞれのセンサ信号は状態判別手段2と汚れ量演算手段
3に出力される、状態判別手段2および汚れ量演算手段
3はマイクロコンピュータで構成し、状態判別手段2
は、複数のセンサ1の出力のパターン、大小関係から室
内空気の汚染状態を判別し汚れ量演算手段3と出力手段
4に出力する。室内空気の汚染状態としては、たとえ
ば、人による汚染、喫煙による汚染、建材等から発生す
るVOCガスによる汚染、腐敗臭などの悪臭による汚
染、燃焼機器などによる汚染等がある。汚れ量演算手段
3は、状態判別手段2の信号を受け、汚れ状態に応じて
1つもしくは2つ以上のセンサの出力を演算し汚れ量を
算出する。出力手段4は、状態判別手段2および汚れ量
演算手段3の出力を受け、LEDやパネルメータへの表
示や換気機器、空気清浄機器への制御信号を出力する。
【0036】なお、センサa1A〜センサd1Dは検知
したい室内空気の汚染状態を代表する汚染物質に感度を
持つセンサであれば各種形式のものが使用可能である。
例えば、喫煙を検知する場合、タバコセンサとして水素
センサやCOセンサ、VOCガスを検知する場合は、ア
ルコールセンサ、人や燃焼を検知する場合は、炭酸ガス
センサ、悪臭を検知する場合は、悪臭センサとして、硫
化水素センサ、アンモニアセンサなどがある。また、本
実施例では、複数のセンサ1をセンサa1A〜d1Dの
4種類としたが、検知対象に応じて2種類以上の何個で
も良い。
【0037】上記構成により、複数のセンサ1が検知し
た室内空気の汚染を状態判別手段2により汚染の種類を
状態判別することにより、主な汚染状態を知ることがで
きる。また、汚れ量演算手段3は、室内空気の汚染状態
に応じて、1つあるいは複数のセンサ信号より演算する
ため、汚れ量を単なる汚染物質の濃度でなく汚染の種類
を総合的に定量化することができる。
【0038】このように本発明の第1実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染状態と汚染状態に応じ
た汚れ量を検知することができる。
【0039】つぎに本発明の第2実施例について、図2
を参照しながら説明する。なお、従来例、本発明第1の
実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は省略
する。
【0040】図に示すように、臭い変換手段5は状態判
別手段2と汚れ量演算手段3の出力を受け、汚れ量変換
手段3の出力である汚れ量を人の臭い感覚に変換する。
【0041】次に動作について説明する。複数のセンサ
1は室内空気の汚染を検知しその出力は、状態判別手段
2と汚れ量演算手段3に入力される。状態判別手段2
は、複数のセンサ1の出力の大小関係やパターンより室
内空気の汚染状態を判別しその結果を汚れ量演算手段3
と臭い変換手段5に出力する。汚れ量演算手段3は、複
数のセンサ1の出力より、状態判別手段2の判別結果よ
り室内空気の汚染状態に適した信号を1つもしくは複数
選択し汚れ量を演算する。臭い感覚変換手段5は、状態
判別手段2と汚れ量演算手段3の出力を受け、室内空気
の汚染状態に対する汚れ量と臭い感覚(臭い感覚の単位
としては、臭気強度、臭気濃度、快不快度、許容度、デ
シポルなどがある。)の相関より汚れ量を臭い感覚に変
換する。出力手段4は、状態判別手段2の出力である室
内空気の汚染状態と臭い感覚変換手段5の出力である臭
い感覚を外部に出力する。
【0042】このように本発明の第2実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染状態を判別することに
より、臭いの種類を特定することができるため、複数の
センサ出力を人の臭い感覚に変換し検知することができ
る。
【0043】つぎに本発明の第3実施例について、図3
〜7を参照しながら説明する。なお、従来例、本発明の
実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は省略
する。
【0044】図3に示すように、複数のセンサ1は炭酸
ガスセンサ6とタバコセンサ7で構成している。ここ
で、炭酸ガスセンサ6は二酸化炭素に感度をもつセン
サ、タバコセンサ7は水素、COに感度をもつガスセン
サである。
【0045】上記構成により、炭酸ガスセンサ6とタバ
コセンサ7は、室内空気の汚染に対し図4〜6に示す検
知特性をもつ。図4は、人の存在による汚染についての
検知特性を示している。人は、呼吸により二酸化炭素を
放出するため炭酸ガスセンサ6の出力は変化するが、タ
バコセンサ7の出力は変化しない。図5は、喫煙による
汚染の場合を示している。喫煙の場合、タバコの燃焼に
より水素、COが発生するためタバコセンサの出力が変
化する。図6は、ストーブなどの燃焼による汚染を示し
ている。燃焼の場合、二酸化炭素が大量に発生するため
炭酸ガスセンサ6の出力が変化する。さらに、不完全燃
焼等により、CO、水素も発生するためタバコセンサ7
の出力も変化する。以上のような検知特性を利用し、状
態判別手段2で炭酸ガスセンサ6とタバコセンサ7の信
号より汚染状態を判別する。図7に判別条件を示してい
る。ここで、信号H、Lはセンサ出力の大きさ、もしく
は変化量などで判定する。炭酸ガスセンサ6とタバコセ
ンサ7の信号パターンより状態判別手段2で在室、燃
焼、喫煙の3種類の汚染状態を判別する。汚れ量演算手
段3は、状態判別手段2で判別したそれぞれの汚染状態
における汚染量を演算する。在室の場合、炭酸ガスセン
サ6の信号、喫煙の場合、タバコセンサ7の信号、燃焼
の場合炭酸ガスセンサ6とタバコセンサ7の信号を演算
する。臭い変換手段5は、汚染状態が判別されているた
め、汚れ量演算手段3で演算した汚れ量をそれぞれ体
臭、タバコ臭という臭い感覚に変換することができる。
【0046】このように本発明の第3実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染のうち人による汚染と
喫煙による汚染を検知することができ、さらに体臭、タ
バコ臭、炭酸ガス濃度を測定することができる。
【0047】つぎに本発明の第4実施例について、図8
〜13を参照しながら説明する。なお、従来例、本発明
の実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は省
略する。
【0048】図8に示すように、複数のセンサ1は炭酸
ガスセンサ6とタバコセンサ7とアルコールセンサ8と
で構成している。ここで、炭酸ガスセンサ6は二酸化炭
素に感度をもつセンサ、タバコセンサ7は水素、COに
感度をもつガスセンサ、アルコールセンサ8はアルコー
ル、有機溶剤などの有機系のガスに感度をもつガスセン
サである。
【0049】上記構成により、炭酸ガスセンサ6とタバ
コセンサ7とアルコールセンサ8は、室内空気の汚染に
対し図9〜12に示す検知特性をもつ。図9は、人の存
在による汚染についての検知特性を示している。人は、
呼吸により二酸化炭素を放出するため炭酸ガスセンサ6
の出力は変化するが、タバコセンサ7の出力は変化しな
い、アルコールセンサ8は人からでる有機ガスや化粧品
等に反応し出力が変化する。図10は、喫煙による汚染
の場合を示している。喫煙の場合、タバコの燃焼により
水素、COが発生するためタバコセンサ7の出力が変化
する。さらに、同時に有機系のガスも発生するためアル
コールセンサ8も変化する。図11は、ストーブなどの
燃焼による汚染を示している。燃焼の場合、二酸化炭素
が大量に発生するため炭酸ガスセンサ6の出力が変化す
る。さらに、不完全燃焼等により、CO、水素も発生す
るためタバコセンサ7の出力も変化する。
【0050】また、燃焼ガスには有機系のガスも含まれ
るためアルコールセンサ8の出力も変化する。図12は
室内の建材やカーペット等から発生するVOCガスによ
る汚染に対する検知特性を示している。VOCガスに対
してはアルコールセンサ8のみが感度をもち出力が変化
する。以上のような検知特性を利用し、状態判別手段2
で炭酸ガスセンサ6とタバコセンサ7とアルコールセン
サ8の信号より汚染状態を判別する。図13に判別条件
を示している。ここで、信号H、Lはセンサ出力の大き
さ、もしくは変化量などで判定する。炭酸ガスセンサ6
とタバコセンサ7とアルコールセンサ8の信号パターン
より状態判別手段2で在室、燃焼、喫煙、VOCの4種
類の汚染状態を判別する。汚れ量演算手段3は、状態判
別手段2で判別したそれぞれの汚染状態における汚染量
を演算する。在室の場合、炭酸ガスセンサ6の信号、喫
煙の場合、タバコセンサ7の信号、燃焼の場合炭酸ガス
センサ6とタバコセンサ7とアルコールセンサ8の信
号、VOCの場合はアルコールセンサ8の信号を演算す
る。臭い変換手段5は、汚染状態が判別されているた
め、汚れ量演算手段3で演算した汚れ量をそれぞれ体
臭、タバコ臭、燃焼臭、VOC臭という臭い感覚に変換
することができる。
【0051】このように本発明の第4実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染のうち人による汚染と
喫煙と燃焼とVOCによる汚染を検知することができ、
さらに体臭、タバコ臭、燃焼臭、VOC臭を測定するこ
とができる。
【0052】つぎに本発明の第5実施例について、図1
4〜20を参照しながら説明する。なお、従来例、本発
明の実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は
省略する。
【0053】図14に示すように、複数のセンサ1は炭
酸ガスセンサ6とタバコセンサ7とアルコールセンサ8
と悪臭センサ9で構成している。ここで、炭酸ガスセン
サ6は二酸化炭素に感度をもつセンサ、タバコセンサ7
は水素、COに感度をもつガスセンサ、アルコールセン
サ8はアルコール、有機溶剤などの有機系のガスに感度
をもつガスセンサ、悪臭センサ9は硫化水素などの硫化
物系のガスに感度をもつガスセンサである。
【0054】上記構成により、炭酸ガスセンサ6とタバ
コセンサ7とアルコールセンサ8と悪臭センサ9は、室
内空気の汚染に対し図15〜19に示す検知特性をも
つ。図15は、人の存在による汚染についての検知特性
を示している。人は、呼吸により二酸化炭素を放出する
ため炭酸ガスセンサ6の出力は変化するが、タバコセン
サ7の出力は変化しない、アルコールセンサ8は人から
でる有機ガスや化粧品等に反応し出力が変化する。ま
た、悪臭センサ9も人の体臭の成分である硫化物系のガ
スに応答し出力が変化する。図16は、喫煙による汚染
の場合を示している。喫煙の場合、タバコの燃焼により
水素、COが発生するためタバコセンサ7の出力が変化
する。さらに、同時に有機系のガスや硫化物系のガスも
発生するためアルコールセンサ8と悪臭センサ9も変化
する。図17は、ストーブなどの燃焼による汚染を示し
ている。燃焼の場合、二酸化炭素が大量に発生するため
炭酸ガスセンサ6の出力が変化する。さらに、不完全燃
焼等により、CO、水素も発生するためタバコセンサ7
の出力も変化する。
【0055】また、燃焼ガスには有機系のガスも含まれ
るためアルコールセンサ8の出力も変化する。図18は
室内の建材やカーペット等から発生するVOCガスによ
る汚染に対する検知特性を示している。VOCガスに対
してはアルコールセンサ8のみが感度をもち出力が変化
する。図19は腐敗臭などの悪臭に対する検知特性を示
している。悪臭に対しては悪臭センサのみが応答し出力
が変化する以上のような検知特性を利用し、状態判別手
段2で炭酸ガスセンサ6とタバコセンサ7とアルコール
センサ8と悪臭センサ9の信号より汚染状態を判別す
る。図13に判別条件を示している。ここで、信号H、
Lはセンサ出力の大きさ、もしくは変化量などで判定す
る。炭酸ガスセンサ6とタバコセンサ7とアルコールセ
ンサ8と悪臭センサ9の信号パターンより状態判別手段
2で在室、燃焼、喫煙、VOC、悪臭の5種類の汚染状
態を判別する。汚れ量演算手段3は、状態判別手段2で
判別したそれぞれの汚染状態における汚染量を演算す
る。在室の場合、炭酸ガスセンサ6の信号と悪臭センサ
9の信号、喫煙の場合、タバコセンサ7と悪臭センサ9
の信号、燃焼の場合炭酸ガスセンサ6とタバコセンサ7
とアルコールセンサ8の信号、VOCの場合はアルコー
ルセンサ8の信号、悪臭の場合は悪臭センサ9の信号を
演算する。臭い変換手段5は、汚染状態が判別されてい
るため、汚れ量演算手段3で演算した汚れ量をそれぞれ
体臭、タバコ臭、燃焼臭、VOC臭、悪臭という臭い感
覚に変換することができる。
【0056】このように本発明の第5実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染のうち人による汚染と
喫煙と燃焼とVOCと悪臭による汚染を検知することが
でき、さらに体臭、タバコ臭、燃焼臭、VOC臭、悪臭
を測定することができる。
【0057】つぎに本発明の第6実施例について、図2
1〜24を参照しながら説明する。なお、従来例、本発
明の実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は
省略する。
【0058】図21に示すように、複数のセンサ1はタ
バコセンサ7とアルコールセンサ8とで構成している。
ここで、タバコセンサ7は水素、COに感度をもつガス
センサ、アルコールセンサ8はアルコール、有機溶剤な
どの有機系のガスに感度をもつガスセンサである。
【0059】上記構成により、タバコセンサ7とアルコ
ールセンサ8は、室内空気の汚染に対し図22〜23に
示す検知特性をもつ。図22は室内の建材やカーペット
等から発生するVOCガスによる汚染に対する検知特性
を示している。VOCガスに対してはアルコールセンサ
8のみが感度をもち出力が変化する。図23は、喫煙に
よる汚染の場合を示している。喫煙の場合、タバコの燃
焼により水素、COが発生するためタバコセンサ7の出
力が変化する。さらに、同時に有機系のガスや硫化物系
のガスも発生するためアルコールセンサ8も変化する。
以上のような検知特性を利用し、状態判別手段2ではタ
バコセンサ7とアルコールセンサ8より汚染状態を判別
する。図24に判別条件を示している。ここで、信号
H、Lはセンサ出力の大きさ、もしくは変化量などで判
定する。タバコセンサ7とアルコールセンサ8との信号
パターンより状態判別手段2で喫煙、VOC、の2種類
の汚染状態を判別する。汚れ量演算手段3は、状態判別
手段2で判別したそれぞれの汚染状態における汚染量を
演算する。喫煙の場合、タバコセンサ7とアルコールセ
ンサ8の信号、VOCの場合はアルコールセンサ8の信
号を演算する。臭い変換手段5は、汚染状態が判別され
ているため、汚れ量演算手段3で演算した汚れ量をそれ
ぞれタバコ臭、VOC臭、という臭い感覚に変換するこ
とができる。
【0060】このように本発明の第6実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染のうち喫煙とVOCに
よる汚染を検知することができ、さらにタバコ臭、VO
C臭を測定することができる。
【0061】つぎに本発明の第7実施例について、図2
5〜29を参照しながら説明する。なお、従来例、本発
明の実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は
省略する。
【0062】図25に示すように、複数のセンサ1はタ
バコセンサ7と悪臭センサ9とで構成している。ここ
で、タバコセンサ7は水素、COに感度をもつガスセン
サ、悪臭センサ9は硫化水素などの硫化物系のガスに感
度をもつガスセンサである。
【0063】上記構成により、タバコセンサ7と悪臭セ
ンサ9は、室内空気の汚染に対し図26〜28に示す検
知特性をもつ。図26は、人の存在もしくは悪臭の発生
による汚染についての検知特性を示している。悪臭セン
サ9は人の体臭や悪臭の成分である硫化物系のガスに応
答し出力が変化する。しかし、タバコセンサ7は応答し
ない。図27は、喫煙による汚染の場合を示している。
喫煙の場合、タバコの燃焼により水素、COが発生する
ためタバコセンサ7の出力が変化する。さらに、同時に
有機系のガスや硫化物系のガスも発生するため悪臭セン
サ9も変化する。図28は、ストーブなどの燃焼による
汚染を示している。燃焼の場合、不完全燃焼等により、
CO、水素も発生するためタバコセンサ7の出力は変化
する。以上のような検知特性を利用し、状態判別手段2
ではタバコセンサ7と悪臭センサ9より汚染状態を判別
する。図29に判別条件を示している。ここで、信号
H、Lはセンサ出力の大きさ、もしくは変化量などで判
定する。タバコセンサ7と悪臭センサ9との信号パター
ンより状態判別手段2で在室もしくは悪臭、喫煙、燃焼
の3種類の汚染状態を判別する。汚れ量演算手段3は、
状態判別手段2で判別したそれぞれの汚染状態における
汚染量を演算する。人もしくは悪臭の場合悪臭センサ9
の信号、喫煙の場合、タバコセンサ7と悪臭センサ9の
信号、燃焼の場合タバコセンサ7の信号を演算する。臭
い変換手段5は、汚染状態が判別されているため、汚れ
量演算手段3で演算した汚れ量をそれぞれ悪臭、タバコ
臭、燃焼臭、という臭い感覚に変換することができる。
【0064】このように本発明の第7実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染のうち人もしくは悪臭
と喫煙による汚染を検知することができ、さらに悪臭、
タバコ臭、燃焼臭を測定することができる。
【0065】つぎに本発明の第8実施例について、図3
0〜36を参照しながら説明する。なお、従来例、本発
明の実施例と同一の部分には同一の番号をつけて説明は
省略する。
【0066】図30に示すように、複数のセンサ1はタ
バコセンサ7とアルコールセンサ8と悪臭センサ9とで
構成している。ここで、タバコセンサ7は水素、COに
感度をもつガスセンサ、アルコールセンサ8はアルコー
ル、有機溶剤などの有機系のガスに感度をもつガスセン
サ、悪臭センサ9は硫化水素などの硫化物系のガスに感
度をもつガスセンサである。
【0067】上記構成により、タバコセンサ7とアルコ
ールセンサ8と悪臭センサ9は、室内空気の汚染に対し
図31〜35に示す検知特性をもつ。図31は、人の存
在による汚染についての検知特性を示している。悪臭セ
ンサ9は人の体臭の成分である硫化物系のガスに応答し
出力が変化する。また、アルコールセンサ8も人から発
生する有機系のガスに応答し出力が変化する。しかし、
タバコセンサ7は応答しない。図32は、喫煙による汚
染の場合を示している。喫煙の場合、タバコの燃焼によ
り水素、COが発生するためタバコセンサ7の出力が変
化する。さらに、同時に有機系のガスや硫化物系のガス
も発生するため悪臭センサ9も変化する。また、アルコ
ールセンサ8もタバコから発生する有機系のガスに応答
し出力が変化する。図33は、ストーブなどの燃焼によ
る汚染を示している。燃焼の場合、不完全燃焼等によ
り、CO、水素も発生するためタバコセンサ7の出力は
変化する。また、アルコールセンサ8も燃焼時の有機系
のガスに応答を示す。図34は、室内の建材やカーペッ
ト等から発生するVOCガスによる汚染に対する検知特
性を示している。VOCガスに対してはアルコールセン
サ8のみが感度をもち出力が変化する。図35は悪臭に
対する検知特性を示している。悪臭センサ9は悪臭の成
分である硫化物系のガスに応答し出力が変化する。しか
し、タバコセンサ7とアルコールセンサ8は応答しな
い。
【0068】以上のような検知特性を利用し、状態判別
手段2ではタバコセンサ7とアルコールセンサ8と悪臭
センサ9より汚染状態を判別する。図36に判別条件を
示している。ここで、信号H、Lはセンサ出力の大き
さ、もしくは変化量などで判定する。タバコセンサ7と
アルコールセンサ8と悪臭センサ9との信号パターンよ
り状態判別手段2で在室もしくは在室、喫煙、燃焼、V
OC、悪臭の5種類の汚染状態を判別する。汚れ量演算
手段3は、状態判別手段2で判別したそれぞれの汚染状
態における汚染量を演算する。人による汚染の場合はア
ルコールセンサ8と悪臭センサ9の信号、喫煙の場合、
タバコセンサ7とアルコールセンサ8と悪臭センサ9の
信号、燃焼の場合タバコセンサ7とアルコールセンサ8
の信号、VOCの場合アルコールセンサ8の信号、悪臭
の場合悪臭センサ9の信号を演算する。臭い変換手段5
は、汚染状態が判別されているため、汚れ量演算手段3
で演算した汚れ量をそれぞれ体臭、タバコ臭、燃焼臭、
VOC臭、悪臭という臭い感覚に変換することができ
る。
【0069】このように本発明の第8実施例の空気質検
知装置によれば、室内空気の汚染のうち在室と喫煙と燃
焼とVOCと悪臭による汚染を検知することができ、さ
らに体臭、タバコ臭、燃焼臭、VOC臭、悪臭を測定す
ることができる。
【0070】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば室内空気の汚染を複数のセンサで検知しその
信号パターンを判別することにより、室内空気の汚染の
種類である汚染状態を識別することができ、汚染レベル
を測定することができる効果のある空気質検知装置が提
供できる。
【0071】また、汚染状態を識別し臭いの種類を特定
することにより汚染のレベルを人の臭い感覚に変換して
測定できるので人の臭い感覚に基づいた換気と空気清浄
器の運転ができ、快適な室内空気環境を提供できる効果
のある空気質検知装置が提供できる。
【0072】さらに、複数のセンサを炭酸ガスセンサと
タバコセンサとし、炭酸ガス濃度と汚染状態として在室
と喫煙を識別し、体臭とタバコ臭を測定することにより
オフィスビルなどの設備分野で人と喫煙による汚染が問
題となる会議室などの在室者の快適性、健康を保ちつつ
換気と空気清浄器の効率的な運転ができる効果のある空
気質検知装置が提供できる。
【0073】さらに、複数のセンサを炭酸ガスセンサと
タバコセンサとアルコールセンサとし、炭酸ガス濃度と
汚染状態として在室と喫煙とVOCを識別し、体臭とタ
バコ臭とVOC臭を測定することによりオフィスビルな
どの設備分野で特にVOCの発生が問題となる新築のビ
ルなどの在室者の快適性と健康を保ち、換気と空気清浄
器の効率的な運転を可能とする効果のある空気質検知装
置が提供できる。
【0074】さらに、複数のセンサを炭酸ガスセンサと
タバコセンサとアルコールセンサと悪臭センサとし、炭
酸ガス濃度と汚染状態として在室と喫煙とVOCと悪臭
を識別し、体臭とタバコ臭とVOC臭と悪臭を測定する
ことにより、オフィスビルなどの設備分野で特に悪臭が
問題となる厨房、食堂、洗面所に適した測定が可能とな
り、悪臭センサの信号を用いて臭いを測定するため、よ
り人間の感覚に近い臭いの測定が可能となり、より在室
者の快適性と健康を保ち、換気と空気清浄器の効率的な
運転を可能とする効果のある空気質検知装置が提供でき
る。
【0075】さらに、複数のセンサをタバコセンサとア
ルコールセンサとし、汚染状態として喫煙と燃焼とVO
Cを判別し、タバコ臭とVOC臭を測定することによ
り、炭酸ガス濃度の測定が義務づけられていない住宅な
どの民生分野で居間などの空気清浄器の効率的な運転を
可能とし、在室者の快適性を実現する効果のある空気質
検知装置が提供できる。
【0076】さらに、複数のセンサをタバコセンサと悪
臭センサとし、汚染状態として喫煙と燃焼と在室もしく
は悪臭を判別し、タバコ臭と燃焼臭と体臭もしくは悪臭
を測定することにより、炭酸ガス濃度の測定が義務づけ
られていない住宅などの民生分野でストーブなどの燃焼
器具を使用する部屋やガスコンロを使用するキッチンま
た、悪臭の発生するトイレなどの空気清浄器と換気扇の
効率的な運転を可能とし、在室者の快適性を実現する効
果のある空気質検知装置が提供できる。
【0077】さらに、複数のセンサをタバコセンサとア
ルコールセンサと悪臭センサとし、汚染状態として在室
と燃焼と喫煙とVOCと悪臭を判別し、体臭と燃焼臭と
タバコ臭とVOC臭と悪臭を測定することにより、炭酸
ガス濃度の測定が義務づけられていない住宅などの民生
分野で場所を選ばず室内の空気汚染を測定し、換気扇と
空気清浄器の効率的な運転を可能とし、在室者の快適性
を実現する効果のある空気質検知装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気質検知装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の第2実施例の空気質検知装置の構成を
示すブロック図
【図3】本発明の第3実施例の空気質検知装置の構成を
示すブロック図
【図4】同空気質検知装置の人による汚染に対するセン
サの検知特性を示すグラフ
【図5】同空気質検知装置の喫煙による汚染に対するセ
ンサの検知特性を示すグラフ
【図6】同空気質検知装置の燃焼による汚染に対するセ
ンサの検知特性を示すグラフ
【図7】同空気質検知装置の汚染状態の判別条件を示す
【図8】本発明の第4実施例の空気質検知装置の構成を
示すブロック図
【図9】同空気質検知装置の人による汚染に対するセン
サの検知特性を示すグラフ
【図10】同空気質検知装置の喫煙による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図11】同空気質検知装置の燃焼による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図12】同空気質検知装置のVOCによる汚染に対す
るセンサの検知特性を示すグラフ
【図13】同空気質検知装置の汚染状態の判別条件を示
す表
【図14】本発明の第5実施例の空気質検知装置の構成
を示すブロック図
【図15】同空気質検知装置の人による汚染に対するセ
ンサの検知特性を示すグラフ
【図16】同空気質検知装置の喫煙による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図17】同空気質検知装置の燃焼による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図18】同空気質検知装置のVOCによる汚染に対す
るセンサの検知特性を示すグラフ
【図19】同空気質検知装置の悪臭による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図20】同空気質検知装置の汚染状態の判別条件を示
す表
【図21】本発明の第6実施例の空気質検知装置の構成
を示すブロック図
【図22】同空気質検知装置のVOCによる汚染に対す
るセンサの検知特性を示すグラフ
【図23】同空気質検知装置の喫煙による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図24】同空気質検知装置の汚染状態の判別条件を示
す表
【図25】本発明の第7実施例の空気質検知装置の構成
を示すブロック図
【図26】同空気質検知装置の人もしくは悪臭による汚
染に対するセンサの検知特性を示すグラフ
【図27】同空気質検知装置の喫煙による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図28】同空気質検知装置の燃焼による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図29】同空気質検知装置の汚染状態の判別条件を示
す表
【図30】本発明の第8実施例の空気質検知装置の構成
を示すブロック図
【図31】同空気質検知装置の人による汚染に対するセ
ンサの検知特性を示すグラフ
【図32】同空気質検知装置の喫煙による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図33】同空気質検知装置の燃焼による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図34】同空気質検知装置のVOCによる汚染に対す
るセンサの検知特性を示すグラフ
【図35】同空気質検知装置の悪臭による汚染に対する
センサの検知特性を示すグラフ
【図36】同空気質検知装置の汚染状態の判別条件を示
す表
【図37】従来の空気質検知装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 複数のセンサ 1A センサa 1B センサb 1C センサc 1D センサd 2 状態判別手段 3 汚れ量演算手段 4 出力手段 5 臭い変換手段 6 炭酸ガスセンサ 7 タバコセンサ 8 アルコールセンサ 9 悪臭センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の空気の汚れを検知する検知特性の異
    なる複数のセンサと前記センサの出力を受け室内空気の
    汚れ状態を前記複数のセンサの出力より判別する状態判
    別手段と前記センサの出力と前記状態判別手段の判別結
    果より室内空気の汚れ量を演算する汚れ量演算手段と前
    記状態判別手段の判別結果である汚れ状態と前記汚れ量
    演算手段の演算結果である汚れ量を出力する出力手段と
    を備えた空気質検知装置。
  2. 【請求項2】汚れ量演算手段に汚れ量を人の臭い感覚に
    変換する臭い変換手段を設け、汚れ状態と前記臭い感覚
    を出力する出力手段とを備えた請求項1記載の空気質検
    知装置。
  3. 【請求項3】室内の汚れを検知する複数のセンサを炭酸
    ガスセンサとタバコセンサで構成し、人、喫煙、燃焼の
    何れであるかを判別する状態判別手段とを備えた請求項
    2記載の空気質検知装置。
  4. 【請求項4】室内の汚れを検知する複数のセンサを炭酸
    ガスセンサとタバコセンサとアルコールセンサで構成
    し、人、喫煙、燃焼、揮発性有機化合物(以後VOCと
    称する)の何れであるかを判別する状態判別手段とを備
    えた請求項2記載の空気質検知装置。
  5. 【請求項5】室内の汚れを検知する複数のセンサを炭酸
    ガスセンサとタバコセンサとアルコールセンサと悪臭セ
    ンサで構成し、人、喫煙、燃焼、VOC、悪臭の何れで
    あるかを判別する状態判別手段とを備えた請求項2記載
    の空気質検知装置。
  6. 【請求項6】室内の汚れを検知する複数のセンサをタバ
    コセンサとアルコールセンサで構成し、喫煙、VOCの
    何れであるかを判別する状態判別手段とを備えた請求項
    2記載の空気質検知装置。
  7. 【請求項7】室内の空気の汚れを検知する複数のセンサ
    をタバコセンサと悪臭センサで構成し、喫煙、人もしく
    は悪臭の何れであるかを判別する状態判別手段とを備え
    た請求項2記載の空気質検知装置。
  8. 【請求項8】室内の空気の汚れを検知する複数のセンサ
    をタバコセンサとアルコールセンサと悪臭センサで構成
    し、人、喫煙、悪臭、VOC、燃焼の何れであるかを判
    別する状態判別手段とを備えた請求項2記載の空気質検
    知装置。
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