JPH11287499A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

Info

Publication number
JPH11287499A
JPH11287499A JP10086848A JP8684898A JPH11287499A JP H11287499 A JPH11287499 A JP H11287499A JP 10086848 A JP10086848 A JP 10086848A JP 8684898 A JP8684898 A JP 8684898A JP H11287499 A JPH11287499 A JP H11287499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
humidity
indoor
ventilation
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10086848A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Matsuyama
典弘 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP10086848A priority Critical patent/JPH11287499A/ja
Publication of JPH11287499A publication Critical patent/JPH11287499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】就寝時や不在時に室内が暑くなったり寒くなっ
たりした場合でも、人手を煩わすことなく、予め設定さ
れた最適な温度に室内を自動的に維持できるようにす
る。 【解決手段】室内の空気と室外の空気とを入れ換える換
気ルーバ1と、室内の設定温度TRを入力する温度設定
操作部4と、その室内の温度を検出する温度センサ5
と、室外の温度を検出する温度センサ6と、温度設定操
作部4、2つの温度センサ5,6の信号出力に基づいて
換気ルーバ1を制御する制御装置3とを備え、この制御
装置3は、室内の設定温度とその室内温度とを比較する
と共に、室内温度と室外温度とを比較した結果に基づい
て室内の空気と室外の空気とを入れ換えるように換気ル
ーバ1を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般家庭、オフ
ィス、学校や病院などの換気システムに適用して好適な
空調装置に関する。詳しくは、予め指示された設定情報
と室内外の温度や湿度に基づいて室内の空気と室外の空
気とを入れ換えるようにして、就寝時や不在時に室内が
暑くなったり寒くなったりした場合でも、人手を煩わす
ことなく、予め設定された最適な温度に室内を自動的に
維持できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般家庭、オフィス、学校や病
院などにおいて、居室内、事務室内、教室内又は病室内
の空調を整えるために冷暖房機や換気扇などの空調装置
が使用される場合が多くなってきた。冷暖房機は部屋の
中の温度や湿度を最適に制御することができるが、閉め
切った部屋の空気と室外の空気とを入れ換えるために
は、やはり窓の開閉や換気扇に依存するところが大き
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、就寝時や不
在時に室内が暑くなっていたり、室内がひんやりしてい
て寒さを感じた経験者も多いと思われる。
【0004】一般に居室内、事務室内、教室内又は病室
内を最適な温度や湿度に維持するためには、冷暖房機な
どの空調装置に頼る方法もその1つであるが、屋外の自
然の空気を室内に取り入れた方が快く感じる場合もあ
る。この種の空調装置に頼らない場合には、室内の温度
や湿度の調節に関して人手に依存していた。
【0005】例えば温度計や湿度計を見て、温度や湿度
が高い場合には、窓を開けたり、換気扇を動作させて部
屋の中の空気と室外の空気とを換気している。従って、
その部屋の利用者にとって窓の開け閉めに大変手間がか
かり、その操作が煩わしいという問題がある。
【0006】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、就寝時や不在時に室内が暑く
なったりその室内が寒くなったりした場合でも、人手を
煩わすことなく、予め設定された最適な温度に室内を自
動的に維持できるようにした空調装置を提案するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る第1の空調装置は室内の空気と室外
の空気とを入れ換える換気手段と、室内の設定温度を入
力する入力手段と、その室内の温度を検出する第1の検
出手段と、室外の温度を検出する第2の検出手段と、入
力手段、第1及び第2の検出手段の出力に基づいて換気
手段を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、室
内の設定温度と該室内の温度とを比較すると共に、室内
の温度と室外の温度とを比較した結果に基づいて室内の
空気と室外の空気とを入れ換えるように換気手段を制御
することを特徴とするものである。
【0008】この発明の第1の空調装置によれば、予め
設定された室内の設定温度とその室内の温度とが制御手
段によって比較されると共に、その室内の温度と室外の
温度とが比較される。
【0009】この比較結果に基づいて、例えば、室内の
設定温度よりもその室内の温度が低い場合であって、室
外の温度よりも室内の温度が低い場合には、室内の空気
と室外の空気とを入れ換える温度換気制御が実行され
る。また、室内の設定温度よりも該室内の温度が高い場
合であって、室外の温度よりも室内の温度が高い場合に
は室内の空気と室外の空気とを入れ換える温度換気制御
が実行される。
【0010】従って、就寝時や不在時に室内が暑くなっ
たり寒くなったりした場合でも、人手を煩わすことな
く、室内を予め設定した最適な設定温度に自動的に維持
することができる。
【0011】この発明の第2の空調装置は室内の空気と
室外の空気とを入れ換える換気手段と、室内の設定湿度
を入力する入力手段と、その室内の湿度を検出する第1
の検出手段と、室外の湿度を検出する第2の検出手段
と、入力手段、第1及び第2の検出手段の出力に基づい
て換気手段を制御する制御手段とを備え、この制御手段
は、室内の設定湿度と該室内の湿度とを比較すると共
に、室内の湿度と室外の湿度とを比較した結果に基づい
て室内の空気と室外の空気とを入れ換えるように換気手
段を制御することを特徴とするものである。
【0012】この発明の第2の空調装置によれば、予め
設定された室内の設定湿度とその室内の湿度とが制御手
段によって比較されると共に、その室内の湿度と室外の
湿度とが比較される。
【0013】この比較結果に基づいて、例えば、室内の
設定湿度よりもその室内の湿度が低い場合であって、室
外の湿度よりも室内の湿度が低い場合には、室内の空気
と室外の空気とを入れ換える湿度換気制御が実行され
る。また、室内の設定湿度よりも該室内の湿度が高い場
合であって、室外の湿度よりも室内の湿度が高い場合に
は室内の空気と室外の空気とを入れ換える湿度換気制御
が実行される。
【0014】従って、就寝時や不在時に室内の湿度が高
くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩わすこ
となく、室内を予め設定した最適な設定湿度に自動的に
維持することができる。
【0015】この発明の第3の空調装置は室内の空気と
室外の空気とを入れ換える換気手段と、室内の設定温度
及び設定湿度を入力する入力手段と、その室内の温度を
検出する第1の検出手段と、室外の温度を検出する第2
の検出手段と、その室内の湿度を検出する第3の検出手
段と、室外の湿度を検出する第4の検出手段と、入力手
段、第1、第2、第3及び第4の検出手段の出力に基づ
いて換気手段を制御する制御手段とを備え、この制御手
段は室内の設定温度と該室内の温度とを比較し、室内の
温度と室外の温度とを比較すると共に、室内の設定湿度
と該室内の湿度とを比較し、室内の湿度と室外の湿度と
を比較した結果に基づいて室内の空気と室外の空気とを
入れ換えるように換気手段を制御することを特徴とする
ものである。
【0016】この発明の第3の空調装置によれば、第1
の空調装置の温度換気制御及び第2の空調装置の湿度換
気制御が組み合わされるので、就寝時や不在時に室内が
暑くなったり寒くなったした場合、もしくは、室内の湿
度が高くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩
わすことなく、室内を予め設定された最適な温度及び湿
度に自動的に維持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る空調装置
の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明
をする。
【0018】(1)第1の実施形態 図1は第1の実施形態としての空調装置100の構成を
示す図である。この実施形態では、予め指示された設定
温度と室内外の温度とに基づいて室内の空気と室外の空
気とを入れ換えるようにして、就寝時や不在時に室内が
暑くなったり寒くなったりした場合でも、人手を煩わす
ことなく、予め設定された最適な温度に室内を自動的に
維持できるようにしたものである。
【0019】この発明に係る空調装置100は換気手段
としての例えば換気ルーバ1が取付けられ、室内の空気
と室外の空気とが入れ換えられる。室内と室外との関係
は建物の中の部屋と屋外の関係である必要はなく、居室
と廊下の関係でもよい。この換気ルーバ1には換気ルー
バ制御装置(以下単に制御装置という)3が接続され
る。制御装置3には入力手段としての温度設定操作部4
が接続され、室内の設定温度TR、制御開始指令や制御
終了指令が入力される。温度設定操作部4はユーザによ
って操作される。温度設定操作部4を操作すると制御装
置3に温度設定信号S11が出力される。
【0020】更に制御装置3には第1の検出手段として
室内用の温度センサ5が接続され、その室内の温度を検
出した後の温度検出信号S12が出力される。同様に、
制御装置3には第2の検出手段として屋外用の温度セン
サ6が接続され、その室外の温度を検出した後の温度検
出信号S13が出力される。
【0021】制御装置3は温度設定操作部4及び2つの
温度センサ5,6からの信号出力に基づいて換気ルーバ
1が制御される。例えば、制御装置3は、室内の設定温
度TRとその室内温度TINとを比較すると共に、室内温
度TINと室外温度TOUTとを比較した結果に基づいて室
内の空気と室外の空気とを入れ換えるように換気ルーバ
1を制御する。
【0022】この例では、制御装置3は、室内の設定温
度TRよりもその室内温度TINが低く、しかも、室外温
度TOUTよりも室内温度TINが低い場合には室内の空気
と室外の空気とを入れ換える。また、制御装置3は、室
内の設定温度TRよりもその室内温度TINが高く、しか
も、室外温度TOUTよりも室内温度TINが高い場合には
室内の空気と室外の空気とを入れ換える。この2つの換
気制御を以後、温度換気制御という。
【0023】続いて、換気ルーバ1について説明する。
換気ルーバ1は事務所や居室などの部屋40の窓部に取
付けられ、室内の空気を室外に排気するために複数の換
気翼部材2を有している(図2参照)。図2に示す換気
ルーバ1は高さがL1で横幅がL2の金属製の枠体7を
有している。枠体7は開孔部7Aを有しており、鉄、ア
ルミニウムやその合金部材などから成り、建物の窓部に
取付けられる。建物がコンクリートの場合には、窓部を
形成する堰枠などにコンクリートを流し込むとき、その
枠体7が一緒に躯体部分に固定される。戸建て住宅の場
合には、窓部の木枠を組み立てるときに枠体7が躯体に
固定される。
【0024】枠体7の外側には長さがほぼL1程度で幅
L3のガラス製の複数の換気翼部材2が可動自在に取り
付けられる。換気翼部材2の両端には軸部8が設けら
れ、この軸部8を受けるために、枠体7には図示しない
軸受け部が設けられる。この枠体7の内側には換気翼部
材2を一斉に開け閉めする駆動手段10が設けられる。
駆動手段10には油圧シリンダ機構、トルクモータやソ
レノイドなどを使用する。この例では、いずれの駆動手
段10を用いた場合にも、制御装置3からの駆動制御信
号S14に基づいて動作するものとする。
【0025】図3に示す換気ルーバ1は換気翼部材2が
閉じた状態であり、換気翼部材2によって開口部7Aが
塞がれた状態である。換気翼部材2の個々の裏側には突
起部2Aが設けられ、各々の突起部2Aが連接部材2B
に可動自在に取付けられている。この連接部材2Bの上
部には力伝達部材2Cが接続され、この力伝達部材2C
が駆動手段10に接続されている。この力伝達部材2C
にはフレキシブルな部材、例えば、コイル状の鋼線部材
を使用する。
【0026】この換気ルーバ1では駆動手段10によっ
て力伝達部材2Cを介して連接部材2Bを上部方向へ引
き上げると、個々の換気翼部材2が一斉に閉じるように
なされている。反対に図4に示す換気ルーバ1では駆動
手段10及び力伝達部材2Cを介して連接部材2Bを下
部方向へ押し下げると、個々の換気翼部材2が一斉に開
くようになされている。この換気翼部材2が開くことに
よって開口部7Aが開放された状態になる。
【0027】続いて、図1〜図5を参照しながら、空調
装置100の温度換気制御について説明をする。図5は
空調装置100の温度換気制御例を示すフローチャート
である。この例では初めに換気ルーバ1が閉じている場
合を想定する。そして、図1に示した2つの温度センサ
5,6からの温度検出信号S12,S13に基づいて制
御装置3が換気ルーバ1を温度換気制御することを前提
とする。まず、ステップP1で制御装置3はユーザから
制御開始指令を受けると共に、制御目標温度として設定
温度TRを入力する。このとき、ユーザは温度設定操作
部4を使用して例えば温度設定値として25℃を入力す
ると温度設定信号S11が制御装置3に出力される。
【0028】その後、ステップP2で制御装置3には室
内外の温度情報が入力される。温度情報は温度センサ
5,6からの温度検出信号S12,S13を制御装置3
内のアナログ・デジタル変換器などでデジタル信号値に
変換したものである。この際の温度情報に関しては、サ
ンプリングタイムを決めて一定周期毎に室内外の温度情
報を検知してもよい。室内温度TINが安定した状態で、
一定周期毎に温度換気制御を行うことができるからであ
る。その後、ステップP3で制御装置3は設定温度TR
と室内温度TINとを比較する。例えば、室内温度TINが
20℃で設定温度TRよりも低い場合にはステップP4
に移行する。反対に室内温度TINが例えば30℃で設定
温度TRよりも高い場合にはステップP7に移行する。
【0029】まず、ステップP4では室内温度TINと室
外温度TOUTとを比較する。室内温度TINが室外温度TO
UTよりも低い場合にはステップP5に移行して制御装置
3は駆動手段10に「開」命令を出力する。この「開」
命令は例えばハイ・レベルの駆動制御信号S14として
駆動手段10に出力される。
【0030】これにより、駆動制御信号S14が入力さ
れた駆動手段10によって図4に示す個々の換気翼部材
2が一斉に開くように換気ルーバ1が開かれる。反対に
上述した設定温度TRのもとで室内温度TINが室外温度
TOUTよりも高い場合にはステップP6に移行して制御
装置3は駆動手段10に「閉」命令を出力する。この例
では換気ルーバ1の最初の状態が「閉」状態であるか
ら、図2及び図3に示す換気ルーバ1のようにそのまま
「閉」状態が継続される。
【0031】また、ステップP3で制御装置3によって
室内温度TINが設定温度TRよりも高いと判断された場
合には、ステップP7に移行する。ステップP7では室
内温度TINと室外温度TOUTとを比較する。この比較結
果で、室内温度TINが室外温度TOUTよりも高い場合に
はステップP8に移行して制御装置3は駆動手段10に
「開」命令を出力する。これにより、駆動手段10によ
って個々の換気翼部材2が一斉に開くように換気ルーバ
1が開かれる。
【0032】反対に上記設定温度TRのもとで室内温度
TINが室外温度TOUTよりも低い場合にはステップP9
に移行して制御装置3は駆動手段10に「閉」命令を出
力する。この例では上述したように「閉」状態が継続さ
れる。
【0033】その後、ステップP10に移行してユーザ
から制御終了指令があるかを検出し、その制御終了指令
がない場合にはステップP2に戻ってステップP2から
ステップP9を実行する。なお、図6は設定温度TR、
室内外の温度情報TIN、TOUTに対する換気ルーバ1
の開閉状態を示す表図である。
【0034】このように本実施の形態としての空調装置
100によれば、予め設定された室内の設定温度TRと
その室内温度TINとが制御装置3によって比較されると
共に、その室内温度TINと室外温度TOUTとが比較され
る。この比較結果に基づいて、例えば、室内の設定温度
TR=25℃よりもその室内温度TINが20℃と低い場
合であって、室外温度TOUT=30℃よりも低い場合に
は、温度換気制御が実行されて、室内の空気と室外の空
気とが入れ換えられる。
【0035】また、室内の設定温度TR=25℃よりも
その室内温度TINが30℃と高い場合であって、室外温
度TOUT=20℃よりも高い場合には、温度換気制御が
実行されて室内の空気と室外の空気とが入れ換えられ
る。
【0036】従って、就寝時や不在時に室内の湿度が高
くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩わすこ
となく、室内を予め設定した最適な設定温度TRに自動
的に維持することができる。
【0037】この実施形態では換気手段として換気ルー
バ1を用いる場合について説明をしたが、これに限られ
ることはなく、以下に説明する換気扇を用いた場合でも
同様な効果が得られる。
【0038】(2)第2の実施形態 図7は第2の実施形態としての空調装置200の構成例
を示すブロック図である。この実施形態では、換気手段
として2台の換気扇が使用され、予め指示された設定湿
度と室内外の湿度とに基づいて室内の空気と室外の空気
とを入れ換えるようにして、就寝時や不在時に室内の湿
度が高くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩
わすことなく、予め設定された最適な湿度に室内を自動
的に維持できるようにしたものである。
【0039】この発明に係る空調装置200は換気手段
としての例えば換気扇11,12が取付けられ、室内の
空気と室外の空気とが入れ換えられる。この換気扇1
1,12には換気扇制御装置(以下単に制御装置とい
う)13が接続される。制御装置13には入力手段とし
ての湿度設定操作部14が接続され、室内の設定湿度H
R、制御開始指令や制御終了指令が入力される。湿度設
定操作部14はユーザによって操作される。湿度設定操
作部14を操作すると制御装置13に湿度設定信号S2
1が出力される。
【0040】更に制御装置13には第1の検出手段とし
て室内用の湿度センサ15が接続され、その室内の湿度
を検出した後の湿度検出信号S22が出力される。同様
に、制御装置13には第2の検出手段として屋外用の湿
度センサ16が接続され、その室外の湿度を検出した後
の湿度検出信号S23が出力される。
【0041】制御装置13は湿度設定操作部14及び2
つの湿度センサ15,16からの信号出力に基づいて換
気扇11,12が制御される。例えば、制御装置13
は、室内の設定湿度HRとその室内湿度HINとを比較す
ると共に、室内湿度HINと室外湿度HOUTとを比較した
結果に基づいて室内の空気と室外の空気とを入れ換える
ように換気扇11,12を制御する。
【0042】この例では、制御装置13は、室内の設定
湿度HRよりもその室内湿度HINが低く、しかも、室外
湿度HOUTよりも室内湿度HINが低い場合に室内の空気
と室外の空気とを入れ換える。また、制御装置13は、
室内の設定湿度HRよりもその室内湿度HINが高く、し
かも、室外湿度HOUTよりも室内湿度HINが高い場合に
は室内の空気と室外の空気とを入れ換える。この2つの
換気制御を以後、湿度換気制御という。
【0043】続いて、換気扇11,12について説明す
る。換気扇11,12は事務所や居室などの部屋40の
窓部に取付けられ、例えば、一方の換気扇11で室内の
空気を室外に排気し、他方の換気扇12で室外の空気を
室内に取り込むように制御される。図7に示す換気扇1
1にはファン17Aとモータ18Aとが設けられ、モー
タ17Aは制御装置13からのモータ制御信号S24が
活性化されると電源がオンされて回転する。換気扇12
にはファン17Bとモータ18Bとが設けられ、同様に
モータ18Bはモータ制御信号S25が活性化されると
電源がオンされて回転する。
【0044】続いて、図7及び図8を参照しながら、空
調装置200の湿度換気制御について説明をする。図7
は空調装置200の湿度換気制御例を示すフローチャー
トである。この例では初めに換気扇11,12がオフし
ている場合を想定する。そして、図7に示した2つの湿
度センサ15,16からの湿度検出信号S22,S23
に基づいて制御装置13が換気扇11,12を湿度換気
制御することを前提とする。
【0045】まず、ステップQ1で制御装置13はユー
ザから制御開始指令を受けると共に、制御目標湿度とし
て設定湿度HRを入力する。このとき、ユーザは湿度設
定操作部14を使用して例えば湿度設定値として50%
を入力すると湿度設定信号S21が制御装置13に出力
される。
【0046】その後、ステップQ2で制御装置13には
室内外の湿度情報が入力される。湿度情報は湿度センサ
15,16からの湿度検出信号S22,S23を制御装
置13内でデジタル信号値に変換することにより得られ
る。この際の湿度情報に関して第1の実施形態と同様
に、サンプリングタイムを決めて一定周期毎に室内外の
湿度情報を検知してもよい。室内湿度HINが安定した状
態で、一定周期毎に湿度換気制御を行うことができる。
【0047】その後、ステップQ3で制御装置13は設
定湿度HRと室内湿度HINとを比較する。例えば、室内
湿度HINが30%で設定湿度HRよりも低い場合にはス
テップQ4に移行する。反対に室内湿度HINが例えば8
0%で設定湿度HRよりも高い場合にはステップQ7に
移行する。
【0048】まず、ステップQ4では室内湿度HINと室
外湿度HOUTとを比較する。室内湿度HINが室外湿度HO
UTよりも低い場合にはステップQ5に移行して制御装置
13は換気扇11,12に例えばハイ・レベルのモータ
制御信号S24,S25を出力する。これにより、換気
扇11,12がオン(回転)して室内の空気と室外の空
気とが入れ換えられる。例えば、換気扇11によって室
内の空気が室外に排気され、他方の換気扇12によって
室外の空気が室内に取り込まれる。
【0049】反対に上述の設定湿度HRのもとで、ステ
ップQ4で室内湿度HINが室外湿度HOUTよりも高いと
判断された場合にはステップQ6に移行して制御装置1
3は換気扇11,12に例えばロー・レベルのモータ制
御信号S24,S25を出力する。この例では換気扇1
1,12の最初の状態がオフであるから、図7に示す2
つの換気扇11,12はそのままオフした状態が継続さ
れる。
【0050】また、ステップQ3で制御装置13によっ
て室内湿度HINが設定湿度HRよりも高いと判断された
場合には、ステップQ7に移行する。ステップQ7では
室内湿度HINと室外湿度HOUTとを比較する。この比較
結果で、室内湿度HINが室外湿度HOUTよりも高い場合
にはステップQ8に移行して制御装置13は換気扇1
1,12にハイ・レベルのモータ制御信号S24,S2
5を出力する。これにより、換気扇11,12が回転し
て室内の空気と室外の空気とが入れ換えられる。
【0051】反対に上述の設定湿度HRのもとで室内湿
度HINが室外湿度HOUTよりも低い場合にはステップQ
9に移行して制御装置13は換気扇11,12にロー・
レベルのモータ制御信号S24,S25を出力する。こ
の例では2つの換気扇11,12は上述したようにオフ
したままである。
【0052】その後、ステップQ10に移行してユーザ
から制御終了指令があるかを検出し、その制御終了指令
がない場合にはステップQ2に戻ってステップQ2から
ステップQ9を実行する。なお、図9は設定湿度HR、
室内外の湿度情報HIN、HOUTに対する換気扇11,1
2のオン・オフ状態の別を示す表図である。
【0053】このように本実施の形態としての空調装置
200によれば、予め設定された室内の設定湿度HRと
その室内湿度HINとが制御装置13によって比較される
と共に、その室内湿度HINと室外湿度HOUTとが比較さ
れる。この比較結果に基づいて、例えば、室内の設定湿
度HR=50%よりもその室内湿度HINが30%と低い
場合であって、室外湿度HOUT=80%よりも低い場合
には、湿度換気制御が実行されて、室内の空気と室外の
空気とが入れ換えられる。
【0054】また、室内の設定湿度HR=50%よりも
その室内湿度HINが80%と高い場合であって、室外湿
度HOUT30%よりも高い場合には、湿度換気制御が実
行されて室内の空気と室外の空気とが入れ換えられる。
【0055】従って、就寝時や不在時に室内の湿度が高
くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩わすこ
となく、室内を予め設定した最適な設定湿度HRに自動
的に維持することができる。
【0056】この実施形態では換気手段として2台の換
気扇11,12を用いる場合について説明したが、これ
に限られることはなく、上述した換気ルーバ1を用いた
場合でも同様な効果が得られる。
【0057】(3)第3の実施形態 図10は第3の実施形態としての空調装置300の構成
例を示すブロック図である。この実施形態では第1の空
調装置100の温度換気制御と第2の空調装置200の
湿度換気制御とを組み合わせたものであり、換気手段に
は換気ルーバ1を使用するものである。
【0058】この発明に係る空調装置300には換気手
段として換気ルーバ1が取付けられ、室内の空気と室外
の空気とが入れ換えられる。この換気ルーバ1には換気
ルーバ制御装置(以下単に制御装置という)33が接続
される。制御装置33には入力手段としての温度・湿度
設定操作部34が接続され、室内の設定温度TR、室内
の設定湿度HR、制御開始指令や制御終了指令が入力さ
れる。温度・湿度設定操作部34はユーザによって操作
される。温度・湿度設定操作部34を操作すると制御装
置33に温度・湿度設定信号S31が出力される。
【0059】更に、制御装置33には第1の検出手段と
して室内用の温度センサ5が接続され、その室内の温度
を検出した後の温度検出信号S12が出力される。同様
に、制御装置33には第2の検出手段として屋外用の温
度センサ6が接続され、その室外の温度を検出した後の
温度検出信号S13が出力される。制御装置33には第
3の検出手段として室内用の湿度センサ15が接続さ
れ、その室内の湿度を検出した後の湿度検出信号S22
が出力される。同様に、制御装置33には第4の検出手
段として屋外用の湿度センサ16が接続され、その室外
の湿度を検出した後の温度検出信号S23が出力され
る。
【0060】制御装置33は温度・湿度設定操作部3
4、2つの温度センサ5,6及び2つの湿度センサ1
5,16からの信号出力に基づいて換気ルーバ1が制御
される。例えば、制御装置33は、室内の設定温度TR
とその室内温度TINとを比較し、室内温度TINと室外温
度TOUTとを比較すると共に、室内の設定湿度HRとその
室内湿度HINとを比較し、室内湿度HINと室外湿度HOU
Tとを比較した結果に基づいて室内の空気と室外の空気
とを入れ換えるように換気ルーバ1を制御する。
【0061】この例では、制御装置33は、室内の設定
温度TRよりもその室内温度TINが低く、かつ、室外温
度TOUTよりも室内温度TINが低い場合には室内の空気
と室外の空気とを入れ換えるように判断する。また、制
御装置33は、室内の設定温度TRよりもその室内温度
TINが高く、かつ、室外温度TOUTよりも室内温度TIN
が高い場合には室内の空気と室外の空気とを入れ換える
ように判断する(温度換気制御)。
【0062】更に、制御装置33は室内の設定湿度HR
よりもその室内湿度HINが低く、かつ、室外湿度HOUT
よりも室内湿度HINが低い場合には室内の空気と室外の
空気とを入れ換えるように判断する。また、制御装置3
3は、室内の設定湿度HRよりもその室内湿度HINが高
く、かつ、室外湿度HOUTよりも室内湿度HINが高い場
合には室内の空気と室外の空気とを入れ換えるように判
断する(湿度換気制御)。
【0063】この例で、制御装置33によって温度換気
制御を実行するという判断Aと湿度換気制御を実行する
という判断Bとが競合(バッティング)した場合には、
湿度換気制御に優先して温度換気制御を実行してもよ
い。これは、健常者にとって温度1℃の変化が湿度10
%の変化よりも大きく肌に感じられるからである。
【0064】このように温度換気制御と湿度換気制御と
が競合した場合に、制御装置33によって湿度換気制御
又は温度換気制御のいずれを実行するかを判断させると
よい。例えば、室内温度をTとし、室内湿度をUとした
ときの不快指数(J.F.Bosen)を求める(1)式、
すなわち、 0.81T+0.01U(0.99T−14.3)+46.3・・・(1) に基づいて室内と室外の不快指数を求め、その不快指数
に基づいて温度換気制御又は湿度換気制御のいずれを実
行するかを制御装置33によって判断させるようにする
とよい。
【0065】また、上述の不快指数の演算処理の簡易化
を図るのであれば、温度換気制御と湿度換気制御とが競
合した場合であって、室内温度をTINとし、室内温度T
INと設定温度TRとの差を△Tとし、室内湿度HINと設
定湿度HRとの差を△Uとしたときに、(2)式、すな
わち、室内の温度変化による第1の体感値Cとして C=0.81△T ・・・・・・(2) を求め、更に室内の湿度変化による第2の体感値Dとし
て(3)式、すなわち、 D=0.01△U(0.99T−14.3)・・・(3) を求め、体感値C,Dに基づいて温度換気制御又は湿度
換気制御のいずれを実行するかを制御装置33によって
判断させるようにしてもよい。この例では体感値CとD
とを比較したときに、上述した理由から体感値の大きい
方に基づいて温度換気制御又は湿度換気制御を実行す
る。
【0066】続いて、図10〜図15を参照しながら、
空調装置300の温度・湿度換気制御について説明をす
る。図11は空調装置300の温度・湿度換気制御例を
示すフローチャートである。この例では初めに換気ルー
バ1が閉じている場合を想定する。そして、図10に示
した2つの温度センサ5,6からの温度検出信号S1
2,S13及び2つの湿度センサ15,16からの湿度
検出信号S22,S23に基づいて制御装置33が換気
ルーバ1を温度・湿度換気制御することを前提とする。
【0067】まず、図11に示すステップR1で制御装
置33はユーザから制御開始指令を受けると共に、制御
目標温度及び湿度として設定温度TR及び設定湿度HRを
入力する。このとき、ユーザは温度・湿度設定操作部3
4を使用して例えば温度設定値として25℃を入力し、
湿度設定値として50%を入力すると温度・湿度設定信
号S31が制御装置33に出力される。
【0068】その後、ステップR2で制御装置33には
室内外の温度情報及び、これに並行してステップR10
で室内外の湿度情報が入力される。温度情報は温度セン
サ5,6からの温度検出信号S12,S13をアナログ
・デジタル変換することにより得られる。ステップR3
で制御装置33は設定温度TRと室内温度TINとを比較
する。例えば、室内温度TINが20℃で設定温度TRよ
りも低い場合にはステップR4に移行する。反対に室内
温度TINが例えば30℃で設定温度TRよりも高い場合
にはステップR7に移行する。
【0069】まず、ステップR4では室内温度TINと室
外温度TOUTとを比較する。室内温度TINが室外温度TO
UTよりも低い場合にはステップR5に移行して制御装置
33は換気ルーバ1に「開」命令を出力する旨を判断す
る。この時点では「開」命令が換気ルーバ1には出力さ
れない。これは湿度による換気制御判断を待つためであ
る。反対に上述の設定温度TRのもとで室内温度TINが
室外温度TOUTよりも高い場合にはステップR6に移行
して制御装置33は換気ルーバ1に「閉」命令を出力す
る旨を判断する。
【0070】また、ステップR3で制御装置33によっ
て室内温度TINが設定温度TRよりも高いと判断された
場合には、ステップR7に移行する。ステップR7では
室内温度TINと室外温度TOUTとを比較する。この比較
結果で、室内温度TINが室外温度TOUTよりも高い場合
にはステップR8に移行して制御装置33は換気ルーバ
1に「開」命令を出力する旨を判断する。反対に上述の
設定温度TRのもとで室内温度TINが室外温度TOUTより
も低い場合にはステップR9に移行して制御装置33は
換気ルーバ1に「閉」命令を出力する旨を判断する。こ
こで、上述のステップR2〜ステップR9に関して換気
ルーバ1に「開」もしくは「閉」命令を出力する旨の判
断を「温度による判断A」とする。
【0071】また、ステップR2〜ステップR9に並行
して図12に示すステップR10で制御装置33には室
内外の湿度情報が入力される。湿度情報は湿度センサ1
5,16からの湿度検出信号S22,S23を制御装置
33内でデジタル信号値に変換することにより得られ
る。その後、ステップR11で制御装置33は設定湿度
HRと室内湿度HINとを比較する。例えば、室内湿度HI
Nが30%で設定湿度HRよりも低い場合にはステップR
12に移行する。反対に室内湿度HINが例えば80%で
設定湿度HRよりも高い場合にはステップR15に移行
する。
【0072】まず、ステップR12では室内湿度HINと
室外湿度HOUTとを比較する。室内湿度HINが室外湿度
HOUTよりも低い場合にはステップR13に移行して制
御装置33は換気ルーバ1に「開」命令を出力する旨を
判断する。反対に上述の設定湿度HRのもとで、ステッ
プR12で室内湿度HINが室外湿度HOUTよりも高いと
判断した場合にはステップR14に移行して制御装置3
3は換気ルーバ1に「閉」命令を出力する旨を判断す
る。
【0073】また、ステップR11で制御装置33によ
って室内湿度HINが設定湿度HRよりも高いと判断され
た場合には、ステップR15に移行する。ステップR1
5では室内湿度HINと室外湿度HOUTとを比較する。こ
の比較結果で、室内湿度HINが室外湿度HOUTよりも高
い場合にはステップR16に移行して制御装置33は換
気ルーバ1に「開」命令を出力する旨を判断する。反対
に上述の設定湿度HRのもとで室内湿度HINが室外湿度
HOUTよりも低い場合にはステップR17に移行して制
御装置33は換気ルーバ1に「閉」命令を出力する旨を
判断する。ここで、上述のステップR10〜ステップR
17に関して換気ルーバ1に「開」もしくは「閉」命令
を出力する旨の判断を「湿度による判断B」とする。
【0074】その後、図13に示すステップR18に移
行して制御装置33は温度による判断Aと湿度による判
断Bとを比較する。この温度による判断Aと湿度による
判断Bとが一致(A=B)する場合には、ステップR1
9に移行して、温度による判断A及び湿度による判断B
に基づく換気ルーバ1の開閉制御を実行する。A及びB
が換気ルーバ1に「開」命令を出力する旨の判断であれ
ば、ハイ・レベルの駆動制御信号S14を換気ルーバ1
に出力する。この信号S14を入力した換気ルーバ1で
は図4に示した個々の換気翼部材2が一斉に開かれる。
【0075】反対に、A及びBが換気ルーバ1に「閉」
命令を出力する旨の判断であれば、ロー・レベルの駆動
制御信号S14が換気ルーバ1に出力される。この信号
S14を入力した換気ルーバ1では最初の状態が「閉」
状態であるから、図2及び図3に示した換気ルーバ1の
ようにそのまま「閉」状態が継続される。
【0076】一方、ステップR18で温度による判断A
が湿度による判断Bと不一致(A≠B)する場合には、
ステップR20に移行する。この実施形態では3つの判
断手法を用意している。その第1はステップR20で不
快指数を求める上述の(1)式の第1項及び第2項を抽
出した(2),(3)式から体感値C,Dを求め、その
比較結果に基づいて換気ルーバ1の開閉制御を実行す
る。
【0077】そのためにステップR20で制御装置33
は2つの体感値C,Dを比較する。この例では体感値C
が体感値Dよりも大きい場合にはステップR21に移行
して温度による判断Aに基づいて換気ルーバ1の開閉制
御を実行する。また、体感値Cが体感値Dよりも小さい
場合にはステップR22に移行して湿度による判断Bに
基づいて換気ルーバ1の開閉制御を実行する。
【0078】その後、ステップR23に移行して、ユー
ザから制御終了指令があるかを検出し、その制御終了指
令がない場合にはステップR2に戻ってステップR2か
らステップR22を実行する。
【0079】また、ステップR18で温度による判断A
が湿度による判断Bと不一致(A≠B)する場合には、
第2の方法として、上述の(1)式によって室内外の不
快指数E,Fそのものを求め、その不快指数E,Fの比
較結果に基づいて換気ルーバ1の開閉制御を実行する。
【0080】そのために図14のステップR24に移行
して制御装置33は上述の(1)式によって室内外の不
快指数E,Fを求める。その後、ステップR25に移行
して制御装置33は2つの不快指数EとFとを比較す
る。この例では室内の不快指数Eが室外の不快指数Fよ
りも小さい場合にはステップR26に移行して換気ルー
バ1に「閉」命令を出力する旨の判断が優先される。従
って、制御装置33はロー・レベルの駆動制御信号S1
4を換気ルーバ1に出力する。この信号S14を入力し
た換気ルーバ1では最初の状態が「閉」状態であるか
ら、図2及び図3に示した換気ルーバ1のようにそのま
ま「閉」状態が継続される。
【0081】反対に、室内の不快指数Eが室外の不快指
数Fよりも大きい場合にはステップR27に移行して換
気ルーバ1に「開」命令を出力する旨の判断が優先され
る。従って、制御装置33はハイ・レベルの駆動制御信
号S14を換気ルーバ1に出力する。この信号S14が
入力された換気ルーバ1では図4に示した個々の換気翼
部材2が一斉に開かれる。その後、ステップR23に移
行して、ユーザから制御終了指令があるかを検出し、そ
の制御終了指令がない場合にはステップR2に戻って上
述のステップを実行する。
【0082】更に、ステップR18で温度による判断A
が湿度による判断Bと不一致(A≠B)する場合には、
第3の方法として、上述の(1)式などを用いた演算処
理によらずに単純に温度換気制御を優先して換気ルーバ
1の開閉制御を実行する。
【0083】そのために図15のステップR28に移行
して制御装置33は温度による判断Aに基づいて換気ル
ーバ1に「開」命令又は「閉」命令を出力する。この
「開」命令によって換気ルーバ1が一斉に開かれ、
「閉」命令によって、換気ルーバ1が閉じられる。その
後、ステップR23に移行して、ユーザから制御終了指
令があるかを検出し、その制御終了指令がない場合には
ステップR2に戻って上述のステップを実行する。
【0084】このように本実施の形態としての空調装置
300によれば、第1の空調装置100の温度換気制御
及び第2の空調装置200の湿度換気制御が組み合わさ
れるので、就寝時や不在時に室内が暑くなったり寒くな
ったりした場合、もしくは湿度が高くなったり低くなっ
たりした場合でも、人手を煩わすことなく、室内を予め
設定された最適な温度及び湿度に自動的に維持すること
ができる。
【0085】この実施形態では換気手段として換気ルー
バ1を用いる場合について説明をしたが、これに限られ
ることはなく、上述した換気扇11,12を用いた場合
でも同様な効果が得られる。
【0086】また、実施の形態では温度センサや湿度セ
ンサの信号出力に基づいて換気手段を換気制御する場合
について説明をしたが、これに限られることはなく、日
照センサ、雨滴センサ、風速センサ、タイマーなどを組
み合わせて、換気ルーバ1や換気扇11,12の換気制
御を行ってもよい。昼間時、夜間時、降雨時又は強風時
に適した換気制御を行うことができ、より一層部屋40
内の空調を最適に維持することができる。
【0087】上述した各実施形態では換気手段として換
気ルーバ1や換気扇11,12を用いる場合について説
明をしたが、これに限られることはなく、冷暖房機を制
御対象に含めてもよい。更に一層部屋40内の空調を最
適に維持することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
空調装置によれば、予め設定された室内の設定温度とそ
の室内の温度とを比較すると共に、その室内の温度と室
外の温度とを比較した結果に基づいて室内の空気と室外
の空気とを入れ換えるようになされたものである。
【0089】従って、就寝時や不在時に室内が暑くなっ
たり寒くなったりした場合でも、人手を煩わすことな
く、室内を予め設定した最適な設定温度に自動的に維持
することができる。
【0090】この発明の第2の空調装置によれば、予め
設定された室内の設定湿度とその室内の湿度とを比較す
ると共に、その室内の湿度と室外の湿度とを比較した結
果に基づいて室内の空気と室外の空気とを入れ換えるよ
うになされたものである。
【0091】従って、就寝時や不在時に室内の湿度が高
くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩わすこ
となく、室内を予め設定した最適な設定湿度に自動的に
維持することができる。
【0092】この発明の第3の空調装置によれば、第1
の空調装置の温度換気制御及び第2の空調装置の湿度換
気制御が組み合わされるので、就寝時や不在時に室内が
暑くなったり寒くなった場合、もしくは、室内の湿度が
高くなったり低くなったりした場合でも、人手を煩わす
ことなく、室内を予め設定された最適な温度及び湿度に
自動的に維持することができる。
【0093】この発明は一般家庭、オフィス、学校又は
病院などの換気システムに適用して極めて好適である。
また、エアコンによる温度・湿度制御に比べて運転コス
トが極めて安価であるため、特に就寝時や不在時に適用
して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態としての空調装置100の構成
例を示すブロック図である。
【図2】空調装置100で使用する換気ルーバ1の構成
例を示す斜視図である。
【図3】換気ルーバ1の「閉」状態例を示す断面図であ
る。
【図4】換気ルーバ1の「開」状態例を示す断面図であ
る。
【図5】空調装置100の温度換気制御例を示すフロー
チャートである。
【図6】設定温度、室内温度、室外温度に対する換気ル
ーバ1の開閉状態例を示す表図である。
【図7】第2の実施形態としての空調装置200の構成
例を示すブロック図である。
【図8】空調装置200の湿度換気制御例を示すフロー
チャートである。
【図9】設定湿度、室内湿度及び室外湿度に対する換気
扇11,12のオン・オフ状態例を示す表図である。
【図10】第3の実施形態としての空調装置300の構
成例を示すブロック図である。
【図11】空調装置300の温度・湿度換気制御例を示
すフローチャート(その1)である。
【図12】空調装置300の温度・湿度換気制御例を示
すフローチャート(その2)である。
【図13】空調装置300の温度・湿度換気制御例を示
すフローチャート(その3)である。
【図14】空調装置300の温度・湿度換気制御例を示
すフローチャート(その4)である。
【図15】空調装置300の温度・湿度換気制御例を示
すフローチャート(その5)である。
【符号の説明】
1 換気ルーバ 2 換気翼部材 3,33 換気ルーバ制御装置 4 温度設定操作部 5,6 温度センサ 10 駆動手段 11,12 換気扇 13 換気扇制御装置 14 湿度設定操作部 15,16 湿度センサ 34 温度・湿度設定操作部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気と室外の空気とを入れ換える
    換気手段と、 前記室内の設定温度を入力する入力手段と、 前記室内の温度を検出する第1の検出手段と、 前記室外の温度を検出する第2の検出手段と、 前記入力手段、第1及び第2の検出手段の出力に基づい
    て前記換気手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記室内の設定温度と該室内の温度とを比較すると共
    に、前記室内の温度と室外の温度とを比較した結果に基
    づいて前記室内の空気と室外の空気とを入れ換えるよう
    に前記換気手段を制御することを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記室内の設定温度よりも該室内の温度が低い場合であ
    って、前記室外の温度よりも室内の温度が低い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える温度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記室内の設定温度よりも該室内の温度が高い場合であ
    って、前記室外の温度よりも室内の温度が高い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える温度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 室内の空気と室外の空気とを入れ換える
    換気手段と、 前記室内の設定湿度を入力する入力手段と、 前記室内の湿度を検出する第1の検出手段と、 前記室外の湿度を検出する第2の検出手段と、 前記入力手段、第1及び第2の検出手段の出力に基づい
    て前記換気手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記室内の設定湿度と該室内の湿度とを比較すると共
    に、前記室内の湿度と室外の湿度とを比較した結果に基
    づいて前記室内の空気と室外の空気とを入れ換えるよう
    に前記換気手段を制御することを特徴とする空調装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記室内の設定湿度よりも該室内の湿度が低い場合であ
    って、前記室外の湿度よりも室内の湿度が低い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える湿度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項4記載の空調装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 前記室内の設定湿度よりも該室内の湿度が高い場合であ
    って、前記室外の湿度よりも室内の湿度が高い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える湿度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項4記載の空調装置。
  7. 【請求項7】 室内の空気と室外の空気とを入れ換える
    換気手段と、 前記室内の設定温度及び設定湿度を入力する入力手段
    と、 前記室内の温度を検出する第1の検出手段と、 前記室外の温度を検出する第2の検出手段と、 前記室内の湿度を検出する第3の検出手段と、 前記室外の湿度を検出する第4の検出手段と、 前記入力手段、第1、第2、第3及び第4の検出手段の
    出力に基づいて前記換気手段を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、 前記室内の設定温度と該室内の温度とを比較し、前記室
    内の温度と室外の温度とを比較すると共に、前記室内の
    設定湿度と該室内の湿度とを比較し、前記室内の湿度と
    室外の湿度とを比較した結果に基づいて前記室内の空気
    と室外の空気とを入れ換えるように前記換気手段を制御
    することを特徴とする空調装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、 前記室内の設定温度よりも該室内の温度が低い場合であ
    って、前記室外の温度よりも室内の温度が低い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える温度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項7記載の空調装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、 前記室内の設定温度よりも該室内の温度が高い場合であ
    って、前記室外の温度よりも室内の温度が高い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える温度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項7記載の空調装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、 前記室内の設定湿度よりも該室内の湿度が低い場合であ
    って、前記室外の湿度よりも室内の湿度が低い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える湿度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項7記載の空調装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、 前記室内の設定湿度よりも該室内の湿度が高い場合であ
    って、前記室外の湿度よりも室内の湿度が高い場合に前
    記室内の空気と室外の空気とを入れ換える湿度換気制御
    を実行することを特徴とする請求項7記載の空調装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、 前記室内の設定温度、室内外の温度による温度換気制御
    と前記室内の設定湿度、室内外の湿度による湿度換気制
    御とが競合した場合に、前記湿度換気制御に優先して前
    記温度換気制御を実行することを特徴とする請求項7記
    載の空調装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、 前記室内の設定温度、室内外の温度による温度換気制御
    と前記室内の設定湿度、室内外の湿度による湿度換気制
    御とが競合した場合に、前記湿度換気制御又は前記温度
    換気制御のいずれを実行するかを判断することを特徴と
    する請求項7記載の空調装置。
  14. 【請求項14】 前記温度換気制御と前記湿度換気制御
    とが競合した場合であって、 前記制御手段は、 前記室内の温度をTとし、前記室内の湿度をUとしたと
    きの不快指数を求める次式、すなわち、 0.81T+0.01U(0.99T−14.3)+4
    6.3 に基づいて前記温度換気制御又は前記湿度換気制御のい
    ずれを実行するかを判断することを特徴とする請求項1
    3記載の空調装置。
  15. 【請求項15】 前記温度換気制御と前記湿度換気制御
    とが競合した場合であって、前記制御手段は、 前記室内の温度をTとし、前記室内の温度と設定温度と
    の差を△Tとし、前記室内の湿度と設定湿度との差を△
    Uとしたときに、 次式、すなわち、前記室内の温度変化による第1の体感
    値として 0.81△T を求め、 前記室内の湿度変化による第2の体感値として 0.01△U(0.99T−14.3) を求め、 前記第1及び第2の体感値に基づいて前記温度換気制御
    又は前記湿度換気制御のいずれを実行するかを判断する
    ことを特徴とする請求項13記載の空調装置。
  16. 【請求項16】 前記換気手段は、 室内の空気を室外に排気するためにファンを有した第1
    の換気装置と、 前記室外の空気を室内に取り入れるためにファンを有し
    た第2の換気装置であることを特徴とする請求項1、4
    又は7記載の空調装置。
  17. 【請求項17】 前記換気手段は、 室内の空気を室外に排気するために複数の換気翼を有し
    て窓部に取付けられる換気ルーバであることを特徴とす
    る請求項1、4又は7記載の空調装置。
JP10086848A 1998-03-31 1998-03-31 空調装置 Pending JPH11287499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10086848A JPH11287499A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10086848A JPH11287499A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11287499A true JPH11287499A (ja) 1999-10-19

Family

ID=13898244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10086848A Pending JPH11287499A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11287499A (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002010652A1 (fr) * 2000-07-28 2002-02-07 Kitz Corporation Systeme de commande a fonction de communication et systeme de commande d'installation
KR100748165B1 (ko) 2006-06-13 2007-08-09 삼성전자주식회사 환기겸용 덕트형 공기조화기의 제어장치 및 그 방법
JP2010117810A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 競合調停装置及び競合調停プログラム
JP2010121818A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2010249462A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Toyota Motor Corp 建物の通気システム
US20100319903A1 (en) * 2009-06-23 2010-12-23 Mori Seiki Co., Ltd. Temperature control apparatus of working machine
JP2012180953A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toyota Home Kk 建物用換気システム
JP2013072633A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Daikin Industries Ltd 空調システム
JP2014163618A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Mitsubishi Electric Corp 送風機用コントローラ
WO2014156097A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニック株式会社 空調管理装置、空調システムおよびプログラム
CN104566836A (zh) * 2015-01-29 2015-04-29 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其自动控制方法、装置
JP2015132427A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社ハマダ工商 窓を開閉する建屋の空調システム
JP2017150711A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 三協立山株式会社 室温制御システム
US20180268859A1 (en) * 2017-03-16 2018-09-20 International Business Machines Corporation System for providing an acclimation enclosure for a data storage library
CN108981009A (zh) * 2018-05-04 2018-12-11 上海奥希斯环保技术有限公司 一种智能新风净化系统及新风净化处理控制方法
US10172253B2 (en) 2017-03-16 2019-01-01 International Business Machines Corporation System for maintaining the environment of a self-cooled data storage library
US10217491B2 (en) 2017-03-16 2019-02-26 International Business Machines Corporation Method for servicing a self-cooled data storage library
US10276214B2 (en) 2017-03-16 2019-04-30 International Business Machines Corporation Data storage library with acclimation chamber
US10303376B2 (en) 2017-03-16 2019-05-28 International Business Machines Corporation Data storage library with pass-through connected media acclimation chamber
US10395695B2 (en) 2017-03-16 2019-08-27 International Business Machines Corporation Data storage library with media acclimation device and methods of acclimating data storage media
US10418071B2 (en) 2017-03-16 2019-09-17 International Business Machines Corporation Data storage library with positive pressure system
US10418063B2 (en) 2017-03-16 2019-09-17 International Business Machines Corporation Data storage library with interior access regulation
US10417851B2 (en) 2017-03-16 2019-09-17 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode
US10509421B2 (en) 2017-03-16 2019-12-17 International Business Machines Corproation Method for controlling environmental conditions within an automated data storage library
US10551806B2 (en) 2017-03-16 2020-02-04 International Business Machines Corporation System for providing an access area for a data storage library
US10559328B2 (en) 2017-03-16 2020-02-11 International Business Machines Corporation System and method for controlling environmental conditions within an automated data storage library
US10566023B2 (en) 2017-03-16 2020-02-18 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode for protecting data storage drives
US10660240B2 (en) 2017-03-16 2020-05-19 International Business Machines Corporation Method for providing an access area for a data storage library
US10890955B2 (en) 2017-03-16 2021-01-12 International Business Machines Corporation System for controlling environmental conditions within an automated data storage library
CN113834204A (zh) * 2021-10-29 2021-12-24 海信(广东)空调有限公司 空调器的控制方法和具有其的空调器
US11500430B2 (en) 2017-03-16 2022-11-15 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode for protecting data storage drives

Cited By (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002010652A1 (fr) * 2000-07-28 2002-02-07 Kitz Corporation Systeme de commande a fonction de communication et systeme de commande d'installation
GB2372113A (en) * 2000-07-28 2002-08-14 Kitz Corp Control system with communication function and facility control system
US6736328B1 (en) 2000-07-28 2004-05-18 Kitz Corporation Control system with communication function and facility control system
GB2372113B (en) * 2000-07-28 2004-10-13 Kitz Corp Control system with communication function and facility control system
US7076961B2 (en) 2000-07-28 2006-07-18 Kitz Corporation Control system with communication function and facility control system
KR100748165B1 (ko) 2006-06-13 2007-08-09 삼성전자주식회사 환기겸용 덕트형 공기조화기의 제어장치 및 그 방법
JP2010117810A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 競合調停装置及び競合調停プログラム
JP2010121818A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2010249462A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Toyota Motor Corp 建物の通気システム
US20100319903A1 (en) * 2009-06-23 2010-12-23 Mori Seiki Co., Ltd. Temperature control apparatus of working machine
US9004991B2 (en) * 2009-06-23 2015-04-14 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Temperature control apparatus of working machine
JP2012180953A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toyota Home Kk 建物用換気システム
JP2013072633A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Daikin Industries Ltd 空調システム
JP2014163618A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Mitsubishi Electric Corp 送風機用コントローラ
WO2014156097A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニック株式会社 空調管理装置、空調システムおよびプログラム
JP2014199153A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 パナソニック株式会社 空調管理装置、空調システムおよびプログラム
CN105074345A (zh) * 2013-03-29 2015-11-18 松下知识产权经营株式会社 空气调节管理装置、空气调节系统和程序
US20160054017A1 (en) * 2013-03-29 2016-02-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air conditioning management device, air conditioning system, and program
JP2015132427A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社ハマダ工商 窓を開閉する建屋の空調システム
CN104566836A (zh) * 2015-01-29 2015-04-29 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其自动控制方法、装置
CN104566836B (zh) * 2015-01-29 2017-06-06 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其自动控制方法、装置
JP2017150711A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 三協立山株式会社 室温制御システム
US10303376B2 (en) 2017-03-16 2019-05-28 International Business Machines Corporation Data storage library with pass-through connected media acclimation chamber
US10660240B2 (en) 2017-03-16 2020-05-19 International Business Machines Corporation Method for providing an access area for a data storage library
US10217491B2 (en) 2017-03-16 2019-02-26 International Business Machines Corporation Method for servicing a self-cooled data storage library
US10276214B2 (en) 2017-03-16 2019-04-30 International Business Machines Corporation Data storage library with acclimation chamber
US20180268859A1 (en) * 2017-03-16 2018-09-20 International Business Machines Corporation System for providing an acclimation enclosure for a data storage library
US10395695B2 (en) 2017-03-16 2019-08-27 International Business Machines Corporation Data storage library with media acclimation device and methods of acclimating data storage media
US10418071B2 (en) 2017-03-16 2019-09-17 International Business Machines Corporation Data storage library with positive pressure system
US10418063B2 (en) 2017-03-16 2019-09-17 International Business Machines Corporation Data storage library with interior access regulation
US10417851B2 (en) 2017-03-16 2019-09-17 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode
US10431254B2 (en) * 2017-03-16 2019-10-01 International Business Machines Corporation System for providing an acclimation enclosure for a data storage library
US10490004B2 (en) 2017-03-16 2019-11-26 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode
US10509421B2 (en) 2017-03-16 2019-12-17 International Business Machines Corproation Method for controlling environmental conditions within an automated data storage library
US10551806B2 (en) 2017-03-16 2020-02-04 International Business Machines Corporation System for providing an access area for a data storage library
US10559328B2 (en) 2017-03-16 2020-02-11 International Business Machines Corporation System and method for controlling environmental conditions within an automated data storage library
US10566023B2 (en) 2017-03-16 2020-02-18 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode for protecting data storage drives
US10172253B2 (en) 2017-03-16 2019-01-01 International Business Machines Corporation System for maintaining the environment of a self-cooled data storage library
US10679666B2 (en) 2017-03-16 2020-06-09 International Business Machines Corporation Data storage library with interior access regulation
US10890955B2 (en) 2017-03-16 2021-01-12 International Business Machines Corporation System for controlling environmental conditions within an automated data storage library
US11823718B2 (en) 2017-03-16 2023-11-21 International Business Machines Corporation Acclimating data storage media and components in a data storage library
US10971194B2 (en) 2017-03-16 2021-04-06 International Business Machines Corporation Data storage library with media acclimation device and methods of acclimating data storage media
US11158355B2 (en) 2017-03-16 2021-10-26 International Business Machines Corporation Data storage library with positive pressure system
US11726533B2 (en) 2017-03-16 2023-08-15 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode for protecting data storage drives
US11676640B2 (en) 2017-03-16 2023-06-13 International Business Machines Corporation Acclimating data storage media and components in a data storage library
US11211093B2 (en) 2017-03-16 2021-12-28 International Business Machines Corporation System for providing an acclimation enclosure for a data storage library
US11263841B2 (en) 2017-03-16 2022-03-01 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode
US11269302B2 (en) 2017-03-16 2022-03-08 International Business Machines Corporation System for providing an access area for a data storage library
US11423949B2 (en) 2017-03-16 2022-08-23 International Business Machines Corporation Data storage library with media acclimation device and methods of acclimating data storage media
US11500430B2 (en) 2017-03-16 2022-11-15 International Business Machines Corporation Data storage library with service mode for protecting data storage drives
CN108981009B (zh) * 2018-05-04 2020-06-23 上海奥希斯环保技术有限公司 一种智能新风净化系统及新风净化处理控制方法
CN108981009A (zh) * 2018-05-04 2018-12-11 上海奥希斯环保技术有限公司 一种智能新风净化系统及新风净化处理控制方法
CN113834204A (zh) * 2021-10-29 2021-12-24 海信(广东)空调有限公司 空调器的控制方法和具有其的空调器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11287499A (ja) 空調装置
US20120028560A1 (en) Fresh Air Recovery System
CN101166936A (zh) 室内温度控制系统
JP5668165B1 (ja) 空調システムの制御装置、空調システム及び建物
JPH0894138A (ja) 戸建住宅用全館換気構造
JP6386336B2 (ja) 空調システム及び建物
WO2017170491A1 (ja) 制御装置、空調システム、空調方法及びプログラム
JPH06129160A (ja) エアーフローウインドウ
JP3184755U (ja) シェアルーム又はシェアハウスの空調装置
JP3033107B2 (ja) 換気装置の運転制御装置
JPH01147241A (ja) 空気調和機
JP6134289B2 (ja) 空調の制御システム、空調システム及び建物
JPH06213494A (ja) 大空間建築物空調運転システム
JPH06257833A (ja) 空調装置
JPH02122139A (ja) 空気調和装置
JPH06129159A (ja) エアーフローウインドウ
JPH0464853A (ja) 空気調和装置
JPS60133255A (ja) 室内温度調節装置
JPH0462350A (ja) 空気調和機
JPH0625628B2 (ja) 居住用地下室の空調装置
JPH0434348Y2 (ja)
JPH06129157A (ja) エアーフローウインドウ
JP2002130772A (ja) 住宅設備集中制御システム
KR20040001136A (ko) 실내공기 순환시스템
JPH09152152A (ja) 建物用換気システム