JPH0462350A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は室外空気を室内に導入するようにした空気調
和機に関する。

く口〉従来の技術 室外空気を室内に導入するようにした空気調和機の従来
技術としては、特公昭６３−３２１９号公報に記載され
ているものがある。この空気調和機は、圧縮機、室外熱
交換器、減圧装置、室内熱交換器を環状に接続したヒー
トポンプ回路と、室内空気及び室外空気を前記室内熱交
換器に通過させるための送風機と、前記室外空気の導入
量を変えるためのダンパーと、室内空気の汚染度を検出
するセンサーとを備え、室内空気の汚染度に応じてダン
パーの開度を制御するようにしている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機では、室内空気の汚染度を検出する
センサーや、室内空気の汚染度に応じてダンパーの開度
を制御する装置などを必要とし、構成が複雑となるとい
う欠点があった。

また、飲食店の調理室や多数の人が集まる室のように熱
負荷が大きく、しかも酸素消費量の大きい室へ、室外空
気を導入するようにした場合、冬期でも室外空気を暖め
ずにそのまま導入した方が、室内の人にとって快適なこ
ともある。

この発明は、構成が簡単で、しかも、快適な制御を行な
うことのできる空気調和機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 この発明は、圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、室内熱
交換器を環状に接続したヒートポ〉・ブ回路と、室外空
気を前記室内熱交換器を経て室内に導入する送風機と、
前記圧縮機及び送風機の運転を制御する制御装置とを備
えた空気調和機において、前記制御装置に、室外温度及
び／または室内温度が所定温度以上のとき前記圧縮機の
運転を停止させると共に前記送風機の運転を継続させる
外気導入手段を設けたものである。

（ネ）作用 この空気調和機では、室外温度及び／または室内温度が
所定温度以上のとき、外気導入手段によって、圧縮機の
運転が停止させられると共に送風機の運転が継続させら
れて、室内に暖めていない室外空気が導入される。

（へ〉実施例 この発明の実施例を図面に基づき説明する。第１図ない
し第３図はこの発明による第１実施例を示し、第１図は
空気調和機の設置状態を示す説明図、第２図は同空気調
和機の要部回路図、第３図は外気導入手段と空気温度と
の関係を示す線区で、これらの図において、（１）は室
外に設置された室外機で、この室外機には、圧縮機（２
）、四方弁（３）、室外熱交換器（４）、減圧装置（５
）、送風機（６）が収納され又いる。（７）は天井空間
（８）内に設置された室内機で、この室内機は室外機（
１）にユニット間配管（９）（１０）で接続されている
と共に、室内機（７）には室内熱交換器（１１）、ドレ
ンパンけ２）、送風機（１３）が収納されている。また
、（１４）は室外空気を取入れるための吸入口（１５）
と室内機〈７）とを接続するダクト、（１６）はこのダ
クトに設けられたエアフィルタ、（１７）は室内機（７
）と天井パネル（１８）に取付けられた吹出口（１９）
とを接続するダクト、＜２１）は運転スイッチ〔図示せ
ず〕や冷房暖房の切換スイッチ〔図示せず〕を備えたワ
イヤードリモコン、（５０）はヒートポンプ回路である
。　　　　　　　　　　　尚、この空気調和機の室内機
（７〉は、熱負荷の大きい室（２０）、例えば飲食店の
調理室や多数の人が集まる室等の天井空間（８）内に設
置されている。（２２）は圧縮機（２）及び送風機（１
３〉の運転を制御する制御装置、（Ｉ２）は室外に設置
されているサーモスタット〔外気導入手段〕で、このサ
ーモスタットは室外温度が２０℃以上の時開き、圧縮機
用を源ライン（２３）から圧縮機駆動回路（２４）への
通電を停止させるものである。また、（Ｔ、）は室内に
設置されているサーモスタット〔外気導入手段〕で、こ
のサーモスタットは室内温度が１２°Ｃ以上の時開き、
圧縮機用電源ライン（２３）から圧縮機駆動回路（２４
〉への通電を停止させるものである。圧縮機用電源ライ
ン（２３）からの通電が停止きれると、圧縮機（２）の
運転が停止される。また、前記サーモスタット（Ｔ、＞
（Ｔ、）は直列接続されているので、サーモスタット（
Ｔ１）（ｒｘ）の一方が開くと前記圧縮機用電源ライン
（２３〉から圧縮機駆動回路（２４）への通電が停止さ
れると共に、送風機駆動回路（２５）の運転が継続され
る。

（２６）（２７）はワイヤードリモコン（２１〉の運転
スイッチに連動して０Ｎ１０ＦＦするスイッチである。

このように構成された空気調和機では、冬期なとの暖房
運転時、通常、室外空気は室内熱交換器（１１）により
暖められて室（２０）内に導入される。

しかし、室（２０）内の熱負荷が大きくて、室内温度が
１２°Ｃ以上の時、あるいは室外温度が高く、２０℃以
上の時は、室外空気を室内熱交換器（１１）で暖めて室
（２０）内に導入すると、室（２０）内が暖かくなり過
ぎる。このような時には、外気導入手段（１，）（Ｉ２
．）によって圧縮機（２）の運転が停止され、且つ、送
風機（１３）の運転が継続される。このため、室（２０
）内には室内熱交換器（１１）によって曖められていな
い室外空気が室（２０）内に導入されて、必要以上に暖
めた空気が室（２０）内に導入されないため、室（２０
）内の使用者には快適となる。

第４図はこの空気調和機の第２実施例を示す要部回路図
で、（３０）は制御装置、（Ｔ１）は室内に設置された
外気導入手段〔サーモスタット〕で１２°Ｃ以上の時に
開くものである。

第５図はこの空気調和機の第３実施例を示す要部回路図
で、（４０〉は制御装置、（Ｔ−は室外に設置された外
気導入手段〔サーモスタット〕で、２０°Ｃ以上の時に
開くものである。

また、冷房運転と暖房運転が自動的に切換わるように構
成された空気調和機において、冷房運転領域と暖房運転
領域との間に、圧縮機の運転を停止し、送風機の運転を
継続するような送風領域を設ける〔第６図参照〕ように
制御装置を構成しても良い。

（ト）発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、室外温度及び／
または室内温度が所定温度以上のとき圧縮機の運転を停
止させると共に送風機の運転を継続させる外気導入手段
のみが設けられているので、空気調和機の構成が簡単で
ある。しかも、熱負荷の大きい室に室外空気を暖めずに
導入することもできるので、室内の使用者にとってずっ
と快適となる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はこの発明による空気調和機の第１
実施例を示し、第１図は同空気調和機の設置状態を示す
説明図、第２図は同空気調和機の要部回路図、第３図は
外気導入手段と空気温度との関係を示す線図、第４図は
この発明による空気調和機の第２実施例を示す要部回路
図、第５図はこの発明による空気調和機の第３実施例を
示す要部回路図、第６図はこの発明による空気調和機の
第４実施例における室外温度と運転状態との関係を示す
説明図である。 （２）・・・圧縮機、　（４）・・・室外熱交換器、　
（５）・・・減圧装置、　（１１）・・・室内熱交換器
、　〈１３）・・・送風機、　（２２）・・・制御装置
、　（３０〉・・・制御装置、　（４０）・・・制御装
置、（５０）・・・ヒートポンプ回路、　（Ｔ１）・・
・外気導入手段、　（Ｔ、）・・・外気導入手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、室内熱交換器
   を環状に接続したヒートポンプ回路と、室外空気を前記
   室内熱交換器を経て室内に導入する送風機と、前記圧縮
   機及び送風機の運転を制御する制御装置とを備えた空気
   調和機において、前記制御装置に、室外温度及び／また
   は室内温度が所定温度以上のとき前記圧縮機の運転を停
   止させると共に前記送風機の運転を継続させる外気導入
   手段を設けたことを特徴とする空気調和機。