JP2015132427A - 窓を開閉する建屋の空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】新しい、不快指数の考え方に基づいた、室内外空気の温湿度環境を考慮して、室内快適空気環境(生活環境)を確保する構成とした窓を開閉する建屋の空調システムを提供することと、併せて、省エネルギーにも役立つ窓を開閉する建屋の空調システムを提供する。【解決手段】窓を開閉する建屋の空調システム1は、室内外空気の不快指数を計測する室内温湿度センサー31及び室外温湿度センサー32に、PM2.5センサー46と、臭気センサー47を加えたセンサー群と、このセンサー群で動作する自動開閉機構2と、この自動開閉機構2で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システム1であって、前記室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、前記センサー群で、自動開閉機構2を介して、前記窓の開閉制御を可能とする構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、窓を自動開閉する建屋の空調システムに関する。
建屋(室内)の不快指数を基本として、窓の開閉、及び/又は、空調機等を介して、室内の温湿度制御をする発明、又は、併せて、省電力化を意図する発明として、特開2013−20403号公報及び特開2010−2131号公報が挙げられる。これらの発明においては、外気に関する情報は、外気温度、外気湿度等によって個別に与えられる仕組みである。
しかしながら、建屋(室内)の不快指数を基本とする構造では、居住者に常に快適な居住環境をもたらすと同時に省電力化を併せ実現するという目標が完全に達成できなと考えられる。理由は、仮に、建屋(室内)の不快指数が上がった状態で、窓を開閉すると、室外の不快指数が高い場合には、逆の現象となり、宜しくない。前記文献では、室内の不快指数を基本とすることから、前記不合理な状況となり、かえって、室内の人に不快感を与える。また、電力を、無駄に消費する、等の問題を抱えている。
例えば、次のような条件な不合理が発生する。
(イ)外気温度<室内温度で、外気湿度<室内湿度では、窓を開くと、不快指数が高くなる。
(ロ)外気温度>室内温度で、外気湿度>室内湿度では、窓を開くと、不快指数が高くなる。
前記(イ)、(ロ)の状況において、空調機を作動すると、無駄な電力消費となる。
上記に鑑み、本発明は、上記新しい不快指数の考え方と、昨今の地球温暖化が主な要因であると考えられる外気の急激、かつ異常な変動(急激な温度や湿度の変化、降雨、突風等)が多発することに基づいた、室内外空気の温湿度環境を考慮して、室内快適空気環境を確保する構成とした、窓を開閉する建屋の空調システムを提供することと、併せて、省エネルギーにも役立つ窓を開閉する建屋の空調システムを提供することを目的とする。
尚、窓の開閉システムとしては、特開2008−144519号公報と、本出願人が提出した特開2008−88766号公報がある。
特開2013−20403号公報 特開2010−2131号公報 特開2008−144519号公報 特開2008−88766号公報
本発明は、前述した如く、新しい、不快指数の考え方に基づいた、室内外空気の温湿度環境を考慮して、室内快適空気環境(生活環境)を確保する構成とした窓を開閉する建屋の空調システムを提供することと、併せて、省エネルギーにも役立つ窓を開閉する建屋の空調システムを提供する。
本発明は、室内外の不快指数を計測し(検知し)、窓の開閉と、空調機、その他の空調機器を有効利用し、室内の生活環境を維持しつつ、省エネに役立つ窓を開閉する建屋の空調システムを提供するために、請求項1〜請求項7を提供する。
請求項1の発明は、室内外空気の不快指数を計測する温湿度センサーに、少なくとも、PM2.5センサーと、臭気センサーを加えたセンサー群と、センサー群で動作する自動開閉機構と、自動開閉機構で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システムであって、
室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、センサー群で、自動開閉機構を介して、窓の開閉制御を可能とする構成とした窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項1では、新しい、不快指数の考え方に基づいた、室内外空気の温湿度環境を考慮して、室内快適空気環境を確保する構成とした窓を開閉する建屋の空調システムを提供できる。殊に、地球環境が、劣悪に変化しても、これに対応した室内快適空気環境を確保できる。
請求項2の発明では、室内に設けた空調機、及び/又は、扇風機、暖房機と、室内外空気の不快指数を計測する温湿度センサーに、少なくとも、PM2.5センサーと、臭気センサーを加えたセンサー群と、センサー群で動作する自動開閉機構と、自動開閉機構で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システムであって、
室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、センサー群で、自動開閉機構を介して、窓の開閉制御を可能とする構成とした窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項2では、新しい、不快指数の考え方に基づいた、室内外空気の温湿度環境を考慮して、室内快適空気環境を確保する構成とした窓を開閉する建屋の空調システムを提供できる。殊に、地球環境が、劣悪に変化しても、これに対応した、空気の温湿度環境と、室内快適空気環境と、を確保できる。さらに、省エネルギーに寄与でき、地球環境維持に大いに貢献できる。
請求項3の発明は、室内に設けた空調機、及び/又は、扇風機、暖房機と、室内外空気の不快指数を計測する温湿度センサーに、少なくとも、PM2.5センサーと、臭気センサー、及び雨センサー、並びに風センサーとを加えたセンサー群と、センサー群で動作する自動開閉機構と、自動開閉機構で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システムであって、
室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、センサー群で、自動開閉機構を介して、窓の開閉制御を可能とする構成とした窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項3では、新しい、不快指数の考え方に基づき、かつ室内の各種機器を利用して、室内外空気の温湿度環境を考慮して、室内快適空気環境を確保する構成とした窓を開閉する建屋の空調システムを提供できる。殊に、不快指数の考え方に基づき、かつ室内の各種機器を利用したシステムにより、地球環境が、劣悪に変化しても、これに対応した、空気の温湿度環境を考慮した室内快適空気環境を確保できる。さらに、省エネルギーに寄与でき、地球環境維持に大いに貢献できる。
請求項4の発明は、窓の自動開閉機構は、窓外枠に設けたケースと、ケースの外側より突出し、窓に設けたテープに接触する回転駒と、回転駒を駆動する駆動部と、駆動部を動かす第一スイッチと、第一スイッチに非接触で通電する第二スイッチとで構成した請求項1〜請求項3の何れか一つに記載の窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項4では、請求項1〜請求項3に記載の特徴を達成できる窓の自動開閉機構を提供できる。
請求項5の発明では、建屋の窓の開閉制御を、遠隔操作、又は24時間通して操作し、不在時、又は就寝時、或いは障害者の生活タイムにおいても、室内快適空気環境を確保するとともに、省エネルギーを可能とする構成とした請求項1に記載の窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項5では、請求項1に記載の特徴を達成できる窓の開閉制御機構を提供できる。
請求項6の発明では、建屋の窓の開閉制御、及び空調機、及び/又は、扇風機、暖房機の運転制御を、遠隔操作、又は24時間通して操作することで、不在時、又は就寝時、或いは障害者の生活タイムにおいても、室内快適空気環境を確保するとともに、省エネルギーを達成可能とする構成とした請求項2、又は請求項3に記載の窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項6では、請求項2、請求項3に記載の特徴を達成できる窓の開閉制御機構を提供できる。
請求項7の発明では、空調機、及び/又は、扇風機、暖房機の効率的な運転制御を可能とし、室内快適空気環境を確保するとともに、省エネルギーを達成可能とする構成とした請求項2、又は請求項3に記載の窓を開閉する建屋の空調システムである。
従って、請求項7では、請求項2、請求項3に記載の特徴を達成できる空調機、及び/又は、扇風機、暖房機の運転制御機構を提供できる。
窓に、窓を開閉する建屋の空調システムを装着した状態の室内側から見た縮尺斜視図 窓に、窓を開閉する建屋の空調システムを装着した状態の室外側から見た縮尺斜視図 窓を開閉する建屋の空調システムのシステム構成を説明する説明図 (a)は、窓の自動開閉機構の拡大斜視図。(b)は、窓の自動開閉機構の要部の拡大縮尺斜視図。 窓の自動開閉機構の移動手段と、他の要部とを示した拡大側面図 窓の自動開閉機構の他の移動手段と、他の要部とを示した拡大側面図 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明する説明図(外気の不快指数が75以上の場合のグラフ) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明する説明図(外気の不快指数が60未満の場合のグラフ) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明する説明図(不快指数による動作のまとめ) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明する説明図(降雨の場合のグラフ) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明するフロー図(外気の不快指数が75以上の場合) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明するフロー図(外気の不快指数が60未満の場合) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明するフロー図(降雨の場合) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明するフロー図(扇風機運転の場合) 窓を開閉する建屋の空調システムの動作を説明するフロー図(扇風機と空調機運転の場合)
《実施例1》
図3に、本発明の実施例1のシステム構成を示す。本発明の実施例1の空調システム1は、窓を開閉する窓Wの内枠W1の下枠W1aに設けた自動開閉機構2、自動開閉機構2に連結された室内用の室内温湿度センサー31、窓枠体に設けた室外温湿度センサー32、空調機41、暖房機42、扇風機43、窓枠体の上框に設けた雨センサー44、同風センサー45、同PM2.5センサー46、室内外に設けた臭気センサー47、そして、窓の自動開閉機構2に装着された第1スイッチ51、窓の自動開閉機構2と物理的接触を持っていない(非接触)第2スイッチ52から構成されている。
好ましい一例は、図1と図2に示している。戸建て家屋では、室外温湿度センサー32、雨センサー44、風センサー45、PM2.5センサー46等は、検知可能な箇所であって、例えば、図示しないが、軒下、敷地内等のポール等に設置することで、確実な検知を図る。
これらのうち、自動開閉機構2、室内温湿度センサー31、空調機41、暖房機42、扇風機43は室内に、室外温湿度センサー32、雨センサー44、風センサー45、PM2.5センサー46は室外に、臭気センサー47は室内外に設置される。第2スイッチ52は、移動、かつ携帯可能で、操作者(図示せず)の都合良い箇所に置かれる。
図1、図2は、窓Wに実施例1の空調システム1を装着した状態を示す縮尺斜視図である。図1は室内側から見た状態を示し、図2は室外側から見た状態を示す。
窓の自動開閉機構2には、コードC2を介して室内温湿度センサー31が連結されている。また、コードC3、C3aを介して室外温湿度センサー32が、コードC3、C3bを介して雨センサー44が、夫々連結されている。なお自動開閉機構2の充電は、電磁誘導方式に代表される、非接触充電器53を用いて行うことが可能であり、この非接触充電器53は、コードC1によって給電される。空調機41、暖房機42、扇風機43、風センサー45、PM2.5センサー46、臭気センサー47は、図1、図2にては、図示を省略している。
次に、窓の自動開閉機構2の構成を説明する(図4、図5参照)。この窓の自動開閉機構2は、本体21と蓋体22が嵌合構成され、窓Wの下枠W1aのレールLに係止された上面に歯部を備えた第1のベース231と、この第1のベース231の歯部231aに噛合する歯部232aを備えた第2のベース232と、この第2のベース232に移動可能に設けたスライドベース233と、このスライドベース233の前進後退を司るスライドベース233の正面に設け端部を蓋体22の正面に突設させた調整螺子26と、このスライドベース233に設けたモータ24(駆動機構)から構成され、このモータ24の出力軸24aには前記スライドベース233を設ける。
また、この貫設した出力軸24aに駆動体25を設ける。そして、この駆動体25の一面を一方の窓W2の窓内枠W2a、又はガラス面に防滑部材W2b(着脱可能な、ゴム製、樹脂製等のテープ素材)に添接する構成である。そしてこの駆動体25の周辺には、防滑部25a(着脱可能な、ゴム製、樹脂製等のテープ素材、或いは凹凸、スリット等のスリップ防止手段)を繞設する。またスライドベース233は、一面開放の箱型を呈しており、この開放側の対峙する壁面に前記調整螺子26を設け、この調整螺子26を螺入螺戻することで、駆動体25が前進後退(矢印イ)する構造である。この駆動体25の前進後退で、防滑部材W2bとの接触の強弱と、公差による接触の確保を図る。
またこの第1のベース231と第2のベース232との関係を説明すると、この第1のベース231の歯部231aと、第2のベース232の歯部232aとは、噛合関係を有している。従って、第2のベース232を(前記前進後退に)移動し、この移動時に、この第2のベース232の歯部232aと、第1のベース231の歯部231aとを噛合することで、この移動位置で固止される。そして、この歯部231aと232aとは、移動時(前進)に向かって、容易な移動を図るために、傾斜状態の歯形となっている(図4参照)。
この移動によって、例えば、この駆動体25の前進後退及び/又は防滑部材W2bとの接触の強弱と、窓W又は窓の自動開閉機構2の公差解消と、またこの駆動体25と防滑部材W2bとの接触の確実性を達成すること等が可能になる。尚、防滑部材W2bを設けることが望ましいが、必要により省略する。例えば、小窓(図示せず)とか、軽量な構造の窓(図示せず)の場合で微力で開閉できる構築物、その他として、例えば、コストの低廉化、構造の簡略化等を意図する場合には有効である。
また、図5−1の如く、駆動体25の前進後退を行う他の構造として、例えば、図5−1の如く、下枠W1aのレールLに係止され、かつ上面に外レール枠234を設けた第1のベース231と、この外レール枠234に摺動可能に設けられるスライドベース233と、このスライドベース233の孔に遊嵌され、かつ外レール枠234の立上部に設けた螺子部234aと、この螺子部234aに螺合する螺軸部235aを有する一本又は数本の調整ボルト235とでなる他の実施例も可能である。また、図示しないが、外レール枠234とスライドベース233とに、前記噛合関係の移動手段も採用できる。
この他の実施例では、調整ボルト235の摘み235bを操作し、螺軸部235aと螺子部234aとの螺合と、この螺軸部235aの前進、又は後退を介して、スライドベース233を前進、又は後退させる。この操作と動きで、駆動体25と防滑部材W2bとの接触を達成する。その他の構造と特徴は前述の例に準ずる。
この窓の自動開閉機構2は、モータ24の回転で、駆動体25が回転し、この回転を介して窓Wを開閉させる。なお、図4(a)にて、27は蓋体22に格納された制御部である。制御部27は、自動開閉機構2に連結された室内温湿度センサー31、室外温湿度センサー32、空調機41、暖房機42、扇風機43、雨センサー44、風センサー45、PM2.5センサー46、臭気センサー47からの情報により、モータ24の回転を制御して、窓W2の開閉を行う。また、第1スイッチ51は直接、この制御部27を制御し、第2スイッチ52は電波や赤外線等を利用して、間接的にこの制御部27を制御する。
尚、風センサー45が強風を検知した場合には、不快指数の良否に関係なく、窓2を閉める。
次に、本発明の実施例1の作用を説明する。説明は、外気の不快指数が75以上の場合と60未満の場合、及び降雨時に分けて行う。なお、本発明の実施例1の発明においては、不快指数は室外も室内も次のように算出されるものである。
不快指数:DI=0.81T+0.01H×(0.99T−14.3)+46.3
ただし、Tは乾球気温(℃)、Hは相対湿度(%)である。
まず、外気の不快指数が75以上の場合、実施例1の空調システム1の作動状態すなわちステップ1(S1)を図6と図10によって説明する。運転を開始すると(図10のS100)、室外温湿度センサー32により、外気不快指数が60以上であるかを判断する(S101)。このとき、外気不快指数が60未満の場合には、後に説明するステップ2に移る(S102)。
外気不快指数が60以上と判断されれば、次に、外気不快指数が75以上であるかどうかを判断する(S103)。外気不快指数が75に満たなければ、窓が開いていても閉じていても、現状を維持する(S104)。外気不快指数が75以上の場合には、外気不快指数と室内不快指数を比較する(S105)。この際、外気不快指数が室内不快指数に満たなければ窓が開いているか閉じているかを判断し(S106)、閉じていれば窓を開ける(S107)。開いていれば、現状維持とし(S108)、S105に戻る。
S105にて、外気不快指数が室内不快指数以上と判断すれば、次に、窓が開いているか閉じているかを判断する(S109)。窓が閉じていれば現状維持とする(S110)。窓が開いていれば、窓を閉じる(S111)。図6の12時40分までの経過は、この状態、すなわち、外気不快指数が室内不快指数を上回ったので、12時40分に窓が自動的に閉じられた動作を表す。
次に、S112にては、引き続き外気不快指数が75以上であるか否かを判断する。外気不快指数が75以上の場合には、窓を閉めた状態にて現状維持とする(S113)。外気不快指数が75を下回れば、窓を開く(S114)。図6の実験例にては、外気不快指数が上昇傾向にあり、それにつれて室内不快指数も上昇したので、13時15分に室内で空調機の運転を開始した(窓は閉めた状態を継続)。しかし、13時23分頃に外気の不快指数が75を下回ったので、13時25分に空調機の運転を停止し、窓を開いた。その後は窓を開いた状態が継続された。
この間、外気不快指数が75以上となるどうかは継続的に監視されていて(S115)、この状態が続く限り窓を開いた状態で現状維持しているが(S117)、外気不快指数が75以上となった時点で窓が自動的に閉じられる(S116)。この状態でS105に戻る。なお、外気不快指数が75を超えない状態が継続する場合には、ステップ2へ移行する(S118)。
次に、外気不快指数が60に満たない場合の実施例1の空調システム1の作動状態すなわちステップ2(S2)を図7と図11によって説明する。運転を開始すると(S200)、室外温湿度センサー32により、外気不快指数が75に満たないか否かを判断する(S201)。このとき、外気不快指数が75以上の場合には、先に説明したステップ1に移る(S202)。外気不快指数が75に満たない場合には、さらに外気不快指数が60以上であるか否かを判断する(S203)。
外気不快指数が60に満たない場合には、外気不快指数が室内不快指数以上になっているか否かを判断する(S204)。外気不快指数が室内不快指数以上になっていない場合には、窓が開いていても閉じていても現状維持とする(S205)。外気不快指数が室内不快指数以上になっている場合には、窓の開閉状態を判断し(S206)、開いていれば現状維持とし(S207)、閉じていれば窓を開ける(S218)。
S203にて外気不快指数が60以上の場合には、窓の開閉状態を判断する(S208)。窓が開いていれば現状維持とし(S209)、閉じていれば窓を開ける(S210)。図7にて、運転を開始した14時34分に窓が開けられたのは、この動作(S210)を示している。この状態で、外気不快指数と室内不快指数の比較を継続し(S211)、外気不快指数が室内不快指数以上であれば窓を開けた状態で現状維持(S212)とし、外気不快指数が室内不快指数を下回れば窓を閉じる(S213)。図7にて14時38分に窓が閉じられたのは、この動作に当たる。
外気不快指数が室内不快指数を下回る場合、さらに外気不快指数が60以上か否かを判断する(S214)。ここで、外気不快指数が60以上であれば窓を閉じた状態で現状維持とし(S215)、外気不快指数が60を下回れば、さらに外気不快指数と室内不快指数を比較する(S216)。ここで、外気不快指数が室内不快指数を下回る場合には現状維持とし(S217)、外気不快指数が室内不快指数以上になれば窓を開ける(S218)。図7にてはこの状態に対応して、14時52分に窓が開かれている。
さらに、外気不快指数と室内不快指数の比較を継続し(S219)、外気不快指数が室内不快指数以上の状態が継続する限り、窓を開いた状態で現状維持とする(S220)。外気不快指数が室内不快指数を下回る状態になると、窓を閉じる(S221)。図7にて、14時55分を過ぎたところで窓が閉じられたのは、この状態を示している。
ここで、実施例1の空調システム1の動作を、不快指数に関連させてまとめてみると、図8のとおりとなる。すなわち、外気不快指数が75以上の場合には、外気不快指数が室内不快指数以上になれば窓を閉じ、外気不快指数が室内不快指数未満なら窓を開く。外気不快指数が60以上75未満の場合には、無条件で窓は開かれる。外気不快指数が60未満の状態では、外気の不快指数が室内の不快指数以上になれば窓を開き、外気不快指数が室内不快指数未満の場合には窓を閉じる。
次に、降雨時の実施例1の空調システム1の作動状態すなわちステップ3(S3)を図9と図12によって説明する。運転を開始すると(S300)、雨センサー44が雨滴を検知したか否かを判断し(S301)、雨滴を検知していなければ、窓が開いていても閉じていても現状維持とする(S302)。雨滴を検知すれば、窓の開閉状態を判断し(S303)、窓が閉じていれば現状維持とし(S304)、窓が開いていれば窓を閉じる(S305)。図9にて、23時50分に窓が閉じられたのは、この動作を示す。
この状態で、さらに雨滴の検知を継続し(S306)、雨滴を検知する限り現状維持(S307)、すなわち窓閉状態とし、雨滴を検知しなくなったら窓を開く(S308)。図9にて、1時25分に窓が開かれたのは、この状態を示す。なお、この間、外気不快指数は75未満の状態が継続されたため、不快指数の検知あるいは比較による窓の開閉動作は行われていない。
次に、扇風機使用時の実施例1の空調システム1の作動状態すなわちステップ4(S4)を図13によって説明する。空調システム1の運転を開始すると(S400)、まず、室内不快指数が75以上であるか否かを調べる(S401)。この際、室内不快指数が75未満の場合には、窓の開閉状態にかかわらず現状維持とし(S402)、扇風機の運転もしない。
室内不快指数が75以上の場合には、外気不快指数と室内不快指数を比較し(S403)、外気不快指数が室内不快指数を下回っている場合には、窓が開いているか否かを確認し(S404)、窓が閉じていれば窓を開く(S405)。この場合、さらに室内不快指数が75以上であるか否かを確認し(S406)、75未満になった場合には現状維持(S407)とし、さらに室内不快指数の確認を継続する。また、室内不快指数が75以上を保持して下がらない場合には、扇風機の運転を開始する(S411)。
S403にて外気不快指数が室内不快指数以上の場合には、窓の開閉状態を確認し(S408)、窓が閉じられていれば閉状態のまま現状維持として(S409)、扇風機の運転を開始する(S411)。窓が開いている場合には、窓を閉じて(S410)、扇風機の運転を開始する(S411)。この際、風速は秒速1mとする。
秒速1mは、通常の扇風機にては、最弱風に相当する。扇風機の風速は、通常、最弱風の秒速1mから始まり、徐々に強くなり、最強風は秒速4mから秒速5mに設定されているものが多い。本発明の実施例1の扇風機にては、最弱風を秒速1mとし、風速は秒速1mずつ上昇していって、最強風が秒速5mに設定されているものとするが、このような風速の設定はごく一例に過ぎず、さらに異なった設定を行えるものであることはいうまでもない。
また、通常、扇風機の風速が秒速1m上昇するごとに体感温度は1℃下がるとされている。この場合、不快指数は、温度が20℃から40℃、湿度が30%から70%、すなわち、日本における通常の地表面の大気の温湿度の範囲内においては、温度が1℃上昇するごとに略1上昇する(逆にいうなら温度が1℃下降するごとに略1下降する)ことが、前記不快指数の算出式から導かれる。
したがって、S411にて扇風機が秒速1mの運転状態にては、体感温度が1℃下がり、したがって不快指数も1下降すると考えると、室内不快指数は76未満であれば許容できることになる。したがって、室内不快指数が76未満に収まっているか否かの監視を続け(S412)、室内不快指数が76未満に保持されている限り扇風機の運転を風速毎秒1mにて継続する(S413)。室内不快指数が76以上になれば、体感不快指数も75以上となるので、扇風機風速N(秒速Nm)を上昇させる(S414)。ただし、この際、Nは室内不快指数から74を引いた値とし、また、Nは2以上で5以下の自然数、すなわち2、3、4、5のいずれかの値を取るものとする。
すなわち、例えば室内不快指数が77.5に上昇した場合には、扇風機の風速を77.5から74を引いた答である3.5の小数点を切り上げて毎秒4mとする。このようにすれば、結果的に体感不快指数は75未満に保持される。
このような扇風機の風速の調整は、風速が最大の秒速5mに達するまで行われる。但し、この設定は、最大の風速を4m、あるいは3mとすることもむろん自由である。今、最大の風速を秒速5mと設定した場合、室内の不快指数が79を超えてしまうと、求められる最大の風速も5mを超えてしまうことになるので、扇風機の運転だけでは体感不快指数を75未満に保持することが不可能となる。したがって、室内不快指数が79以下であるか否かを常に監視する(S415)。
室内不快指数が79以下の場合には、屋外不快指数が下がっている可能性も鑑みて、屋外不快指数を参照する(S416)。屋外不快指数が75以上の場合には、室内不快指数の監視を継続する(S415)。屋外不快指数が75未満に下がっている場合には、扇風機の運転を停止して(S417)、窓の開閉を判断し(S418)窓が開いている場合には、そのまま扇風機を使わないステップ2へ移行する(S420)。窓が閉じていれば、窓を開いて(S419)、ステップ2へ移行する(S420)。一方、S415にて室内不快指数が79を超えた場合には、扇風機だけでは室内不快指数を下げることができなくなったと判断して、空調機を使用するステップ5へと移行する(S421)。
次に、空調機使用時の作動を図14により説明する。図13のステップ4からステップ5に移り(S500)、まず、窓の開閉状態を確認し(S501)、窓が閉じていれば、そのまま空調機の運転を開始する(S502)。また、窓が開いていれば、窓を閉じて(S503)、空調機の運転を開始する(S502)。この際、空調機の設定温度は、経済的な標準運転温度である28℃にまず設定するが、この設定はむろん自由であって、28℃より高く設定することも低く設定することも可能である。
空調機の運転開始と同時に、扇風機の風速を毎秒1mに下げる(S504)。これは、空調機と扇風機を同時使用した方が一般的に省エネルギーになるのでそのように設定するが、むろん扇風機の運転を停止して空調機のみを使用するという設定にすることも可能である。ここでは、空調機と扇風機を同時使用した場合のフローを説明する。
ここで、さらに、室内不快指数が76以上であるか否かを監視し(S506)、76未満の場合には、空調機設定28℃で扇風機の風速を秒速1mに維持継続し(S507)、室内不快指数が76以上になれば、扇風機風速N(秒速Nm)を上昇させる(S508)。ただし、この際、ステップ4と同様、Nは室内不快指数から74を引いた値とし、また、Nは2以上で5以下の自然数、すなわち2、3、4、5のいずれかの値を取るものとする。この理由は、ステップ4にて既に説明済みである。
この状態で、室内不快指数が79を超えるか否かを継続的に監視し(S509)、室内不快指数が79未満の場合には、室外不快指数の値を参照し(S510)、室外不快指数が75未満になっていれば、空調機と扇風機の運転を共に停止して(S511)窓を開ける(S512)。そして、ステップ2、即ち、空調機も扇風機も運転しない状態へ移行する(S513)。また、S510にて室外不快指数が75以上の場合には、S509に戻って室内不快指数の監視を継続する。
S509にて室内不快指数が79以上になる場合には、空調機設定温度を1℃下げる(S514)。同時に、扇風機の風速を毎秒1mとする(S504)。以下、S506からS514を繰返す。
1 窓を開閉する建屋の空調システム
2 窓の自動開閉機構
21 本体
22 蓋体
231 第1のベース
231a 歯部
232 第2のベース
232a 歯部
233 スライドベース
234 外レール枠
234a 螺子部
235 調整ボルト
235a 螺軸部
235b 摘み
24 モータ
24a 出力軸
25 駆動体
25a 防滑部
26 調整螺子
27 制御部
31 室内温湿度センサー
32 室外温湿度センサー
41 空調機
42 暖房機
43 扇風機
44 雨センサー
45 風センサー
46 PM2.5センサー
47 臭気センサー
51 第1スイッチ
52 第2スイッチ
53 非接触充電器
C1 コード
C2 コード
C3 コード
C3a コード
C3b コード
L レール
W 窓
W1 内枠
W1a 下枠
W2 窓
W2a 窓内枠
W2b 防滑部材

Claims (7)

  1. 室内外空気の不快指数を計測する温湿度センサーに、少なくとも、PM2.5センサーと、臭気センサーを加えたセンサー群と、このセンサー群で動作する自動開閉機構と、この自動開閉機構で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システムであって、
    前記室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、前記センサー群で、前記自動開閉機構を介して、前記窓の開閉制御を可能とする構成とした窓を開閉する建屋の空調システム。
  2. 室内に設けた空調機、及び/又は、扇風機、暖房機と、室内外空気の不快指数を計測する温湿度センサーに、少なくとも、PM2.5センサーと、臭気センサーを加えたセンサー群と、このセンサー群で動作する自動開閉機構と、この自動開閉機構で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システムであって、
    前記室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、前記センサー群で、前記自動開閉機構を介して、前記窓の開閉制御を可能とする構成とした窓を開閉する建屋の空調システム。
  3. 室内に設けた空調機、及び/又は、扇風機、暖房機と、室内外空気の不快指数を計測する温湿度センサーに、少なくとも、PM2.5センサーと、臭気センサー、及び雨センサー、並びに風センサーとを加えたセンサー群と、このセンサー群で動作する自動開閉機構と、この自動開閉機構で開閉される建屋の窓と、で構成した窓を開閉する建屋の空調システムであって、
    前記室内の不快指数を回避し、室内快適空気環境を確保するために、前記センサー群で、前記自動開閉機構を介して、前記窓の開閉制御を可能とする構成とした窓を開閉する建屋の空調システム。
  4. 前記窓の自動開閉機構は、窓外枠に設けたケースと、このケースの外側より突出し、窓に設けたテープに接触する回転駒と、この回転駒を駆動する駆動部と、この駆動部を動かす第一スイッチと、この第一スイッチに非接触で通電する第二スイッチとで構成した請求項1〜請求項3の何れか一つに記載の窓を開閉する建屋の空調システム。
  5. 前記建屋の窓の開閉制御を、遠隔操作、又は24時間通して操作し、不在時、又は就寝時、或いは障害者の生活タイムにおいても、室内快適空気環境を確保するとともに、省エネルギーを可能とする構成とした請求項1に記載の窓を開閉する建屋の空調システム。
  6. 前記建屋の窓の開閉制御、及び前記空調機、及び/又は、前記扇風機、前記暖房機の運転制御を、遠隔操作、又は24時間通して操作することで、不在時、又は就寝時、或いは障害者の生活タイムにおいても、室内快適空気環境を確保するとともに、省エネルギーを達成可能とする構成とした請求項2、又は請求項3に記載の窓を開閉する建屋の空調システム。
  7. 前記空調機、及び/又は、前記扇風機、前記暖房機の効率的な運転制御を可能とし、室内快適空気環境を確保するとともに、省エネルギーを達成可能とする構成とした請求項2、又は請求項3に記載の窓を開閉する建屋の空調システム。
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