JPH09210516A - 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法 - Google Patents

熱ポンプ式空気調和機の除霜方法

Info

Publication number
JPH09210516A
JPH09210516A JP9015764A JP1576497A JPH09210516A JP H09210516 A JPH09210516 A JP H09210516A JP 9015764 A JP9015764 A JP 9015764A JP 1576497 A JP1576497 A JP 1576497A JP H09210516 A JPH09210516 A JP H09210516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
indoor
defrosting
minutes
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9015764A
Other languages
English (en)
Inventor
Dong-Ki Um
東基 嚴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
L G DENSHI KK
LG Electronics Inc
Original Assignee
L G DENSHI KK
LG Electronics Inc
Gold Star Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by L G DENSHI KK, LG Electronics Inc, Gold Star Co Ltd filed Critical L G DENSHI KK
Publication of JPH09210516A publication Critical patent/JPH09210516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/41Defrosting; Preventing freezing
    • F24F11/42Defrosting; Preventing freezing of outdoor units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/10Temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房運転時に、室内熱交換機配管温度センサ
ー及び室内吸入温度センサーのみで室外熱交換機の結氷
を判断し、除霜運転開始判定をする空気調和機除霜方法
を提供する。 【解決手段】 本発明は暖房運転室内熱交換機配管温度
センサ及び室内吸入温度センサのみで室外熱交換機の結
氷を判断して除霜運転時間開始判定ができるようにする
空気調和機の除霜方法に関するもので、暖房運転一定時
間m1分が経過すると室内配管温度TE1と吸入温度TR1を測
定してその温度差TD1を求める1次温度測定段階と、以
後暖房運転一定時間m2分が経過した後に1次温度測定段
階と同一に室内配管温度TE2と吸入温度TR2を測定してそ
の温度差TD2をもとめる2次温度測定段階と、上記1次
測定された温度と2次測定された温度に対しそれぞれの
差値を基準値と比較して室外熱交換機の着霜可否を判断
して除霜する段階で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機におい
て、暖房運転時室内熱交換機温度センサー及び室内吸入
温度センサーのみで室外熱交換機の結氷を判断して除霜
運転開始判定をすることができる機能を有する熱ポンプ
式空気調和機の除霜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、図1に示されたよ
うに、マイクロコンピュータ及び負荷装置に電源を供給
するための電源回路10と、室内吸入温度を測定するため
の室内温度感知部20と、室内機の熱交換機温度を感知す
る室内配管温度感知部30と暖房運転を設定して室内機の
マイクロコンピュータに信号を送信する無線液晶リモコ
ンの信号を受信するためのリモコン受信部40と、室内・
室外機のすべての事項を制御するためのマイクロコンピ
ューター50とから構成されている。
【0003】上記空気調和機は室内機の室内ファンモー
ター60、室外機の室外ファンモーター70、冷媒を強制的
に循環させるための圧縮機80、冷媒の循環経路を逆転さ
せ冷・暖房運転に切換するための四路弁90、及びそして
マイクロコンピューターの制御下に上記負荷装置を駆動
させるための駆動回路100から構成されている。
【0004】かつ、暖房運転時室外熱交換機温度を感知
する室外配管温度感知部110と、一定時間後に室外熱交
換機の配管が結氷される場合除霜させるために四路弁
を"OFF"させ冷房運転に転換させる除霜回路120と、四路
弁の"ON"、"OFF"状態を感知する四路弁感知回路130とか
ら構成されている。
【0005】このように構成された従来の空気調和機は
リモコンや他の入力手段を通じて暖房運転を選ぶと、マ
イクロコンピューター50では、制御信号を出力して四路
弁90、室内ファンモーター60、室外ファンモーター70、
及び圧縮機80を"ON"させることを目的とする暖房運転を
遂行することになる。
【0006】そして、空気調和機の暖房設定によって四
路弁90が"ON"されると、室外機に装着された除霜回路12
0に電源が印加され、電源印加後60分±10分が経過する
ことになると、室外配管温度感知部110を通じて室外熱
交換機の配管温度を測定することになる。このとき配管
温度が6℃以下になると、マイクロコンピューター50は
室外熱交換機が着霜されたものと判断して四路弁90を強
制的に"OFF"させ、四路弁感知回路130を通じて四路弁
が"OFF"されたことが確認されると、除霜運転に判断し
て室内ファンモーター60と室外ファンモーター70を"OF
F"させ除霜運転を行う。
【0007】冷房サイクルに転換された後、室外熱交換
機の温度が12℃以上であるか除霜運転時間が12分経過す
ることになると、室外機の除霜回路120にて四路弁90を"
ON"させ除霜運転を停止させると同時にマイクロコンピ
ューター50は負荷装置を駆動させて本来の暖房運転に復
帰させることになる。即ち、室外配管温度感知部110を
通じて室外配管温度を感知するか所定時間が経過すると
自動的に除霜時期であることを判断することになるもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記除霜方
法は、暖房運転中圧縮機と室外ファンモーター70が停止
されると、室外熱交換機の温度が急激に下降され、従っ
てマイクロコンピューター50は急激な温度下降を結氷状
態と判断して除霜運転を行われることになるが、実際は
室外温度によって室外熱交換機は全然結氷されない状態
にあることもある。
【0009】かつ、室外の温度が零下である場合に全体
的に室外熱交換機の温度が6℃以下となる場合が多いの
で、結氷がされなかったのにもかかわらず除霜運転を行
い暖房運転率が低下する。そして、このような除霜方法
を実現するためには室外熱交換機の温度を判断して除霜
するための室外配管温度感知センサー及び除霜回路と、
四路弁の動作を感知する四路弁感知回路が必須であるの
で、原価上乗の原因となる。
【0010】このような点を勘案して日本国公開特許公
報1991-260541号には室内ファンの運転速度変化によっ
て室外熱交換機の温度を補正して除霜する方法が提示さ
れているが、このような除霜方法を圧縮機の連続運転時
間が含まれていないので、圧縮機がON/OFFされる場合室
外配管温度の急激な変化に対応できず正確な着霜判断が
行われることができない。かつ、室内ファンの風量変化
によって室内配管温度のみを補正するため、室内吸入温
度変化が無視されて正確な着霜判断に誤診を犯すことが
ある。
【0011】さらにいうと、室内吸入温度を感知する吸
入温度センサーが室内熱交換機に装着されているため室
内ファンの風量が変化されて風量が低くなるほど室内熱
交換機の温度が吸入温度に影響を与えることになり正確
な着霜判断条件に錯誤を与えることになるものである。
【0012】そして、日本国公開特許公報1994-272931
号には室内熱交換機温度が一定値未満になるかまたは室
内熱交換機温度と室内空気温度との差が3℃未満になる
場合除霜運転を開始する除霜方法が提示されているが、
上記したように圧縮機の連続運転時間が含まれていない
ので圧縮機がON/OFFされる場合室外配管温度の急激な変
化に対応できず正確な着霜判断が行われることができな
い。また、除霜運転の開始は室内熱交換機の温度低下に
着眼して行われるところ、この室内熱交換機の温度変化
を惹起する要因である室内ファンの回転速度変化、即ち
風量変化を考慮しないので正確な着霜判断が行われな
い。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するため
に案出されたもので、特に暖房運転時室内熱交換機配管
温度センサー及び室内吸入温度センサーのみで室外熱交
換機の結氷を判断して除霜運転開始判定をすることがで
きるようにする空気調和機除霜方法を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の空気調和機除霜方法は、暖房開始後一
定時間"m1"分が経過すると、室内配管温度TE1と室内吸
入温度TR1を測定して、その温度差TD1を求める1次温度
測定段階と、以後暖房運転が一定時間"m2"分経過した後
に1次温度測定段階と同一に室内配管温度TE2と室内吸
入温度TR2を測定してその温度差TD2を求める2次温度測
定段階と、上記1次測定された温度と2次測定された温
度に対してそれぞれの差の値を基準値と比較して室外熱
交換機の着霜可否を判断して除霜する除霜段階とを含
む。
【0015】このような本発明による除霜方法において
は、1及び2次温度測定段階において、圧縮機が一定時
間運転された後に室内配管温度及び吸入温度の測定が行
われ、1次温度測定段階以後室内ファンの風量が変更さ
れると、風量変更直後の室内配管温度と風量変更一定時
間経過後の室内配管温度との差だけ1次測定された室内
配管温度TE1が補正される。そして、2次温度測定段階
以後室内ファンの風量が変更されると、風量変更直後の
室内配管温度と風量変更一定時間経過後の室内配管温度
との差だけ1及び2次測定された室内配管温度が補正さ
れる。
【0016】かつ、本発明による除霜方法においては、
2次温度測定された室内配管温度TE2が、所定温度以上
でありながら1次測定された室内配管温度TE1より高い
場合暖房運転が遂行され、1次温度測定における温度差
TD1と2次温度測定における温度差TD2との温度差TDによ
って除霜運転時間が決定され、かつ1次室内配管温度TE
1と2次室内配管温度TE2の温度差Txが一定値以上である
場合着霜として判断する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付された図面を通じて詳細に説明すると次のようであ
る。
【0018】図2は本発明の空気調和機の電気的な連結
構成を示したブロック図である。従来の空気調和機と同
一であるが室外熱交換機の室外配管は温度感知部110、
除霜回路120、および四路弁感知回路130が省略される構
成で、各部分の機能は従来と同一である。
【0019】このように構成された本発明の空気調和機
において、着霜判断及び制御方法を図3〜6のフローチ
ャートを通じて説明すると次のようである。暖房運転が
開始されると暖房運転時間をカウントすることになり、
図7のように正常運転時の室内配管温度及び吸入温度を
維持しながら暖房運転が進行され、以後室内配管温度が
上乗することになり、このとき室外熱交換機に着霜が進
行されると室内配管温度が下降することになる。
【0020】本発明は上記着霜判断を配管温度センサー
及び室内吸入温度センサーを通じてマイクロコンピュー
ターにて判断することになるが、これは図3のように暖
房運転中に除霜運転中であるかを判断して(ステップS
1)、除霜運転中であるか或いは暖房運転が開始され一
定時間"m1"分が経過されないと着霜判断は行わずリター
ンする。
【0021】以後暖房運転開始後"m1"分が経過し、圧縮
機が連続して"k1"分以上運転されたかを判断して(ステ
ップS2,S3)、暖房運転開始後"m1"または圧縮駆動後"k
1"分が経過されないと室内配管温度が不安定状態になる
ので一定期間が経過するときまで室内配管温度を測定し
ない。圧縮機駆動時間は圧縮機の連続駆動時間を示した
もので、圧縮機が停止してから駆動されると圧縮機駆動
時間がスタートされ、圧縮機が停止されると圧縮機駆動
時間はクリア(0分)される。
【0022】以後圧縮機が連続して"k1"分以上運転した
ならば配管温度が安定されたので、暖房運転"m1"分経過
時の室内配管温度TE1と室内温度TR1をそれぞれ測定し、
これらの温度差TD1を計算して(ステップS4)、メモリ
ーに記憶されている1次温度測定段階を遂行することに
なる。即ち、暖房運転"m1"分経過時に圧縮機の連続駆動
時間である"k1"分が経過されないと待機してから"k1"分
経過時の温度TE1、TR1を測定して"m1"分経過時の温度に
設定する。
【0023】引き続いて"m2"分までの時間をカウントす
るようになり、暖房運転開始"m2"分が経過され圧縮機が
連続して"k1"分以上運転中であるかを判断して(ステッ
プS5,6)、1次温度測定以後圧縮機が運転しなければ冷
媒循環が停止された状態であるため配管温度が不安定で
あるので温度を測定しないようになる。
【0024】仮にステップS5,S6の条件が満足されて圧
縮機連続運転時間が"k1"分経過されると、室内ファンの
風量が変更されたかをチェックするようになる(ステッ
プS7)。このとき風量が変更されると室内配管温度が変
わることがあるので図6に図示されている段階を行い、
風量変更がなければ暖房運転"m2"分経過後の室内配管温
度TE2及び室内吸入温度TR2を測定する。このとき圧縮機
駆動時間が"k1"分経過されないと待機してから圧縮機駆
動時間が"k1"分経過時の温度TE2、TR2を測定して"m2"分
経過時の温度に設定する。そして、その温度差TD2を計
算して(スッテプS8)、メモリーに記憶されている2次
温度測定段階を行うことになり、以後1及び2次温度測
定段階に記憶された室内配管温度、室内吸入温度、これ
らの温度差を通じて基準値と比較して着霜可否を判断す
ると同時に除霜運転時間を決定することになる。
【0025】次は上記のように求められた室内配管温度
と室内温度及びその温度差により着霜可否を判断し、着
霜である場合除霜運転時間を決定する方法を図4を通じ
て説明すると次のようである。
【0026】本発明は暖房運転開始"m2"分経過後の室内
配管温度TE2が"m1"分経過時の室内配管温度TE1より高い
と室外熱交換機が着霜されないものと判断し(ステップ
S9)、かつ暖房運転開始"m2"分経過後の室内配管温度TE
2が一定温度T1℃以上であると(ステップS10)室外熱交
換機が着霜される確率が殆どないのでステップS18のよ
うに正常的な暖房運転を行う。
【0027】一方、ステップS10で暖房運転開始"m2"分
経過後の室内配管温度がT1℃未満であると、このときTd
値の大きさによって除霜運転時間を異にする。ここでTd
={m1分経過時の温度差(TE1-TR1)}−{m2分経過時の
温度差(TE2-TR2)}である。即ち、Tdとは"m1"分経過
時の温度差と"m2"分経過時の温度差を互いに比較してそ
の差値の大きさによって除霜運転時間を決定するもので
ある。即ち、ステップS11でTdが一定値T2℃以上である
と除霜運転時間をP1分に設定し、TdがT2℃未満であると
再びTdが一定値T3℃以上であるかをチェックして(ステ
ップS12)、一定値T3℃以上であると除霜運転時間をP2
分に設定する。
【0028】仮に、ステップS11、S12でのように室内配
管温度と室内吸入温度の温度差が一定値にならない場
合、特に暖房運転中に窓開放したのと同様に室内に冷た
い空気が流入すると図8のグラフのように室内配管温度
と室内吸入温度がほぼ同一の勾配で下降することになる
が、このときは"m1"分経過時の温度差と"m2"分経過後の
温度差がほぼ同一で室内配管温度の下降によって室外熱
交換機の着霜が進行する確率が高いので、ステップS13
のように室内配管温度自体温度差のみで除霜運転が遂行
されることができるようにする。
【0029】ここで、Tx={m1分経過時の室内配管温度T
E1}−{m2分経過時の室内配管温度TE2}であって、上
記Txは暖房運転開始"m1"分経過時の室内配管温度と"m2"
分経過時の室内配管温度の温度差を示したものである。
即ち、Tx値が一定値T4℃以上であると除霜時間をP3分に
設定し(ステップS13)、TxがT4℃未満でT5℃以上であ
ると除霜運転時間をP4分に設定する(ステップS14)。
このときステップS11〜S14の条件が除霜条件に合わない
と除霜運転時間を"0"分に設定して(ステップS15)、
除霜完了時と同一の条件に設定する。
【0030】そして除霜運転時間が上記のように設定さ
れると圧縮機を"ON"させた状態で四路弁を"OFF"させ冷
房運転時と同一な冷凍サイクルを遂行せしめ、室内ファ
ン及び室外ファンを"OFF"させ(ステップS17)、除霜BI
Tをセッティングさせ除霜運転中であることを示すこと
になる。除霜運転時間が完了すると、四路弁、室内ファ
ン、室外ファンを"ON"させ正常な暖房運転を行い除霜BI
Tをリセットさせ暖房運転中であることを示す(ステッ
プS18)。
【0031】一方、ステップS5で冷房運転"m2"分が経過
していない状態で図5のように暖房運転開始"m1"分経過
後に室内ファンの風量変更による配管温度の変化状況が
存在するかをチェックすることになる。即ち、圧縮機の
連続運転時間が"k1"分経過された状態で室内ファンの風
量が変更されたかを判断して(ステップA1)、風量変更
がなければステップS6を行い、風量変更が発生すると風
量変更時点の室内配管温度TE3を測定し(ステップA
2)、以後風量変更が発生した後"k2"分が経過されたか
をチェックして(ステップA3)、"k2"分が経過されたの
であったら"k2"分経過後の室内配管温度TE4を測定し
(ステップA4)、風量変更直後の室内変更後の室内配管
温度TE3と風量変更"k2"分経過後の室内配管温度TE4を比
較して(ステップA5)、1次測定温度段階で測定された
室内配管温度を補正することになる。
【0032】さらにいうと、風量が変更されると図8の
ように室内配管温度と室内吸入温度が変わることになる
が、仮に風量が変更され、"k2"分が経過した後の室内配
管温度が変更直後の室内配管温度より高いとTE3とTE4の
温度差だけ"m1"分経過時の室内配管温度TE1に上記TE3と
TE4の温度差を加算して既に測定された温度に対応して
風量変更による室内配管温度の変化を補償し(ステップ
A6)、風量が変更されて"k2"分経過後の室内配管温度が
変更直後の室内配管温度より低い場合はTE1温度からTE3
とTE4の温度差を減算してステップS4で測定された室内
配管温度TE1を補償して(ステップA7)、以後の過程を
進行することになる。このとき継続的に風量が変更され
ると風量が変更されるとき毎に上述したように補償され
た温度であるTE1の温度を再度補償してやる。
【0033】一方、ステップS7で暖房運転"m2"分が経過
した状態で図6のように室内ファンの風量変更による室
内配管温度の変化が存在するかをチェックすることにな
る。即ち、風量変更が発生されると風量変更時点の室内
配管温度TE5を測定し(ステップB1)、以後風量変更が
成されて"K2"分が経過されたかをチェックして(ステッ
プB2)、"K2"分が経過されたのであったら、"K2"分経過
後の室内配管温度TE6を測定し(ステップB3)、風量変
更後の室内配管温度TE5と風量変更"K2"分経過後の室内
配管温度TE6を比較して(ステップB4)、2次測定温度
段階で測定された室内配管温度を補正することになる。
【0034】さらにいうと、風量が変更されると図9の
ように室内配管温度と室内吸入温度が変わることになる
が、仮に風量が変更されて"K2"分が経過した後の室内配
管温度が変更直後の室内配管温度より高いとTE5とTE6の
温度差だけ"m2"分経過時の室内配管温度TE2に上記TE5と
TE6の温度差を加算して既に測定された温度に対応して
風量変更による室内配管温度の変化を補正する(ステッ
プB5)。かつ、"m1"分経過時の室内配管温度TE1の温度
をTE5とTE6の温度差だけ加えて基準温度であるTE1温度
を風量変更によって配管温度の変化を補正してやる。
【0035】風量が変更されて"K2"分経過時の室内配管
温度が変更直後の室内配管温度より低い場合は、TE2温
度からTE5とTE6の温度差を減算してステップS8で測定さ
れた室内配管温度TE2を補正して(ステップB6)、以後
の過程を進行することになる。かつ、"m1"分経過時の室
内配管温度TE1をTE5とTE6の温度差だけ減算することに
より基準温度であるTE1温度を風量変更による配管温度
の変化を補正してやる。
【0036】このとき継続的に風量が変更されると、風
量が変更されるとき毎に上述したように補償された温度
であるTE2の温度を再度補償してやり、上述したように
風量変更による室内配管温度TE1、TE2の補正が完了され
ると、その温度差TD1、TD2は常に再計算して補正してや
る。
【0037】上記のような方法で暖房運転"m2"分経過後
の温度差と"m1"分経過時の温度差を求めた後にメインル
ーチンであるステップS9以下を行い、温度差が一定値以
上であると除霜運転を行い、温度差が、一定値未満であ
ると正常的な暖房運転を遂行することになる。
【0038】
【発明の効果】以下本発明の空気調和機の除霜方法によ
る効果を説明する。
【0039】1. 四路弁が温度"ON"されて暖房運転6
0分が経過した後に圧縮機が室温制御により"OFF"する
ことになると室外熱交換機の温度が急激に下降するの
で、これを結氷状態と確認して除霜運転を実行させる
が、本発明ではすべての温度測定は圧縮機が連続して"K
1"分以上運転した後の温度を測定した後、正確に室外熱
交換機が着霜された状態で除霜運転を開始するため暖房
運転の効率を上乗させる。
【0040】2. 室外の温度が0°C以下である場合
に暖房運転をすることになると周囲の絶対湿度量が低い
ので室外熱交換機に着霜がなされてないが、従来の室外
熱交換機の温度のみで除霜運転を判定することになる
と、結氷がなされてなかったにも拘わらず周囲の温度影
響で除霜運転を行うことになる。しかし、本発明では暖
房運転中室外熱交換機に着霜が進行されると室内熱交換
機の温度が下降することになるのでこれを感知して着霜
と判断するため室外熱交換機が着霜されるときだけ除霜
運転を行い暖房運転の効率が向上し、使用者に快適な暖
房運転を提供することになる。
【0041】3. 室外熱交換機の温度を判断するため
別途の除霜回路及び室外熱交換機温度センサ、かつ四路
弁の動作を感知する四路弁感知回路が除去された状態で
本来の使用中の室内熱交換機の温度感知センサ及び室外
吸入温度センサのみ除霜運転を判定することになるので
製品の原価を下げることができる。
【0042】4. 従来の装置および方法には圧縮機
が"ON"、"OFF"される場合の室内配管温度の急激な変化
に対応できない欠点があるが、本発明では圧縮機が一定
時間連続運転した後の室内配管温度を測定することによ
り圧縮機駆動による急激な温度変化を考慮するので正確
に着霜判断をすることができる。
【0043】5. 従来の装置および方法では、室内フ
ァンの風量変化により室内配管温度のみを補正するだけ
で室内ファンの風量変化により室内吸入温度の変化を考
慮しないが、本発明では風量変更による室内配管温度を
補正した後に配管温度と吸入温度の温度差を計算する場
合に風量変更後の現在の室内吸入温度を計算することに
より正確に着霜判断をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の空気調和機の制御回路を示すブロック図
である。
【図2】本発明の空気調和機の制御回路を示すブロック
図である。
【図3】着霜を判断するための温度測定方法を説明する
フローチャートを示す図である。
【図4】着霜判断及び除霜時間決定方法を説明するフロ
ーチャートを示す図である。
【図5】温度測定中に室内ファンの風量変化により測定
温度を補正する方法を説明するフローチャートを示す図
である。
【図6】温度測定中に室内ファンの風量変化により測定
温度を補正する方法を説明するフローチャートを示す図
である。
【図7】暖房運転時室内配管温度及び室内吸入温度変化
に関するグラフを示す図である。
【図8】所定時間経過後風量変化による室内配管温度と
室内吸入温度の変化量に関するグラフを示す図である。
【図9】所定時間経過後風量変化による室内配管温度と
室内吸入温度の変化量に関するグラフを示す図である。
【符号の説明】
10 電源回路 20 室内温度感知部 30 室内配管温度感知部 40 リモコン受信部 50 マイクロコンピューター 60 室内ファンモーター 70 室外ファンモーター 80 圧縮機 90 四路弁 100 駆動回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房開始後、一定時間m1分が経過すると
    室内配管温度TEIと吸入温度TRIを測定してその温度TD1
    を求める1次温度測定段階と、 以後暖房運転一定時間m2分が経過した後に、1次温度測
    定段階と同一に室内配管温度TE2と吸入温度TR2を測定し
    てその温度差TD2を求める2次温度測定段階と、 上記1次測定された温度と2次測定された温度に対して
    それぞれの差値を基準値と比較して室外熱交換機の着霜
    可否を判断して除霜する除霜段階と、 を包含することを特徴とする空気調和機の除霜方法。
  2. 【請求項2】 第1項において、1及び2次温度測定段
    階は圧縮機が一定時間運転した後に室内配管温度及び吸
    入温度を測定して行われることを特徴とする空気調和機
    の除霜方法。
  3. 【請求項3】 第1項において、1次温度測定段階以後
    室内ファンの風量が変更されると風量変更直後の室内配
    管温度と風量変更一定時間経過後の室内配管温度差を利
    用して1次温度測定段階で測定された室内配管温度TE1
    及びその温度差TD1を補正することを特徴とする空気調
    和機の除霜方法。
  4. 【請求項4】 第1項において、2次温度測定段階以後
    室内ファンの風量が変更されると風量変更直後の室内配
    管温度と風量変更一定時間経過後の室内配管温度差を利
    用して1及び2次温度測定段階で判定された室内配管温
    度及びその温度差TD1、TD2を補正することを特徴とする
    空気調和機の除霜方法。
  5. 【請求項5】 第1項において、2次室内配管温度TE2
    が所定温度以上でありながら1次室内配管温度TE1より
    高い場合暖房運転を行うことを特徴とする空気調和機の
    除霜方法。
  6. 【請求項6】 第1項において、1次測定温度差TD1と
    2次測定温度差TD2の温度差Tdによって除霜運転時間が
    決定されることを特徴とする空気調和機の除霜方法。
  7. 【請求項7】 第1項において、1次室内配管温度TB1
    と2次室内配管温度TE2の温度差Txが一定値以上である場
    合着霜と判断することを特徴とする空気調和機の除霜方
    法。
  8. 【請求項8】 第1項において、1次室内配管温度TE1
    と2次室内配管温度TE2の温度差Txによって除霜運転時間
    が決定されることを特徴とする空気調和機の除霜方法。
JP9015764A 1996-01-29 1997-01-29 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法 Pending JPH09210516A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1996-1939 1996-01-29
KR1019960001939A KR0157021B1 (ko) 1996-01-29 1996-01-29 공기조화기 제상방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09210516A true JPH09210516A (ja) 1997-08-12

Family

ID=19450278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9015764A Pending JPH09210516A (ja) 1996-01-29 1997-01-29 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH09210516A (ja)
KR (1) KR0157021B1 (ja)
CN (1) CN1091238C (ja)
IT (1) IT1304956B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998036228A1 (en) * 1997-02-14 1998-08-20 Carrier Corporation Defrost control for heat pump
JP2008170064A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484968B1 (ko) * 2002-07-31 2005-04-25 위니아만도 주식회사 냉난방 겸용 에어컨의 제상운전 제어방법
JP2009115359A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Daikin Ind Ltd 空調制御装置、空気調和装置および空調制御方法
KR100957178B1 (ko) * 2008-01-25 2010-05-11 위니아만도 주식회사 냉난방 겸용 에어컨의 제상운전 제어방법
CN102230660A (zh) * 2011-06-03 2011-11-02 龚光彩 热泵装置自适应防融霜的控制方法
CN102853502B (zh) * 2012-09-29 2014-12-31 广东美的制冷设备有限公司 一种热泵空调机组的化霜控制方法
CN103868296B (zh) * 2014-04-01 2016-11-23 深圳麦克维尔空调有限公司 空调机组除霜方法和空调机组
CN104764171B (zh) * 2015-04-27 2017-10-27 珠海格力电器股份有限公司 空调器及其控制方法和装置
CN104896819A (zh) * 2015-05-06 2015-09-09 广东芬尼克兹节能设备有限公司 一种热泵除霜方法及热泵系统
CN113587530B (zh) * 2021-08-12 2023-04-14 澳蓝(福建)实业有限公司 一种用于数据中心的间接蒸发换热芯体的除霜方法
CN114216215B (zh) * 2021-11-19 2023-04-25 珠海格力电器股份有限公司 水系统的防冻控制方法、装置及相关设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998036228A1 (en) * 1997-02-14 1998-08-20 Carrier Corporation Defrost control for heat pump
JP2008170064A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
KR970059629A (ko) 1997-08-12
CN1091238C (zh) 2002-09-18
KR0157021B1 (ko) 1999-01-15
CN1164006A (zh) 1997-11-05
ITMI970162A1 (it) 1998-07-29
IT1304956B1 (it) 2001-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0462524B1 (en) Defrost control method for a heat pump
US4850200A (en) Refrigerating circuit device for air conditioning apparatus and control method thereof
CA2149802C (en) Air conditioner
JPH09210516A (ja) 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法
JPS62223552A (ja) 空気調和機の除霜制御装置
JPH0694283A (ja) 空気調和機
JPS62218748A (ja) 空気調和機の除霜制御装置
JP3213662B2 (ja) 空気調和機
JP4047566B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPH0682083A (ja) ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置
KR101500730B1 (ko) 공기 조화기의 제어방법
JPH06337153A (ja) 空気調和機
JPH10197031A (ja) 空気調和装置の故障検出装置
KR20040002652A (ko) 공기 조화 장치 및 그 제상 운전 해제 방법
JPH11132605A (ja) 空気調和機
JPH08285425A (ja) 冷蔵庫の運転制御装置
JPH037840A (ja) 除霜運転制御装置
JPH10170052A (ja) 空気調和機
JPH0739897B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JPH0684832B2 (ja) 空気調和機の除霜装置
KR0152114B1 (ko) 공기조화기의 제상제어방법
JPH0684830B2 (ja) 空気調和機の除霜装置
JPH0381060B2 (ja)
JPS62206336A (ja) 空気調和機の除霜制御装置
JPS60233435A (ja) 空気調和機のデフロスト制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000203