JPH0238634A - 浴槽の自動排水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、浴槽の自動排水装置に関する。

（ロ）　従来の技術 従来、浴室回りの自動化のうち、給湯、給水の湯温及び
水量等の調節は自動化されているにも拘らず、浴槽の底
面に設けられた排水口の開閉は、以前として直接の人手
で排水口に栓などを着脱することで行われている。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 上記のように、排水口の開閉に直接の人手を要し、した
がって、遠隔から排水口を開閉操作することが出来ない
為に、排水口を開閉が浴室回りの完全自動化のネックに
なっていた。

（ニ）　課題を解決するための手段 本発明では、浴槽の底板の下面に排水装置を垂設し、同
排水装置は、浴槽の内部と連通した筒状部の下端に排水
弁座を形成して、同筒状部の下方に設けた弁体と対向さ
せ、同弁体を排水装置の底面板とダイヤフラムとで形成
した圧力室の圧力の昇降により排水弁座と接離せしめる
べく構成しでなる浴槽の自動排水装置を提供せんとする
ものである。

（ホ）　作用・効果 本発明によれば、排水弁座と弁体とを圧力室の圧力の昇
降で接離させることにより、同弁座を開閉する事ができ
、したがって、圧力室に配管して同圧力室の圧力を操作
すれば、遠隔操作が可能になり、直接の人手を要せずに
排水装置を開閉できることになる。

そして、例えば、上記配管を電磁弁等を介して圧力源と
接続して、同電磁弁等を制御する事により、遠隔操作が
可能になり浴室回りの完全自動化が可能になる。

また、排水装置を直接的に駆動するのは流体の圧力であ
るから、上記電磁弁等を浴槽下方の湿度が高い場所から
離れた位置に配置することができ、湿度による電磁弁等
のトラブルを防止することができる。

（へ）　実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図は
浴室回りの給湯給水設備の構成を示しており、図中左側
に寝室（１）、右側に浴室（２）を設けている。

浴室（２）には、浴槽（３）、シャワー（４）、洗面台
（５）が配設され、それぞれ湯水混合装置（６）と、同
装置（６）の下流側に接続した吐出先切換装置（７）に
接続されて、給湯給水をうけるようにしている。

湯水混合装置（６）は、給湯管（８）と給水管（９）と
にそれぞれ流量調整弁（１００１１）を設けて、各弁（
１ｏ）Ｎｌ）の下流側を共通の混合室（１２）に接続し
、同混合室（１２）の下流側に吐出先切換装置（７）を
接続している。

吐出先切換装置（７）は、混合室（１２）からの管路を
三本に分岐させ、それぞれ電磁弁い３）（１４）（１５
）を介し、浴槽（３）、シャワー（４）、洗面台（５）
の湯水吐出口に接続している。

上記の湯水混合装置（６）と、吐出先切換装置（７）と
は、制御装置（１６）でコントロールされており、同制
御装置（１６）には、寝室（１）に配設したリモートコ
ントロールパネル（１７）と、浴室（２）に配設したコ
ントロールパネル（１８）には、第２図で示すように、
浴槽（３）に張る湯の温度を設定する（ぬるめ）（適温
）　（あっめ）の湯温設定ボタン（１９）（２０）（２
１）と、自動給湯ボタン（２２）と、水位表示パネル（
２３）と、お湯張り完了を報知するブザー（２４）とが
配設されている。

コントロールパネル（１８）には、洗面台（５）、シャ
ワー（４）、浴槽（３）への給湯給水を０Ｎ１０ＦＦさ
せるボタン（２５０２６）（２７）と、上記の給湯給水
の温度を設定する湯温設定ボタン（２８ｃ　）　（２８
ｈ）と、浴槽に張った水を排水する自動排水ボタン（２
９）を配設している。

自動排水ボタン（２９）は、浴槽（３）の底部に設けた
排水装置（Ｂ）の開閉を制御するものであり、排水装Ｔ
ｌ　（Ｂ　）は、下記のように構成されている。

すなわち、第４図と第５図で示すように、浴槽（３）の
底板（３０）に開口部（３１）を穿設し、同開口部（３
１）に上方から、内面に雌ネジ（３２）を形成しな断面
時り字形リング状の取付金具（３３）を、ガスゲット（
３４）を介して嵌入し、同雌ネジ（３２）に、装置本体
（３５）の上部に形成した筒状部（３６）の上端に形成
した雄ネジを下方から螺着して、装置本体（３５）を浴
１　（３）の底板（３０）の下面に固着している。

装置本体（３５）は、上記筒状部（３６）の下端にフラ
ンジ部（３７）を設け、同フランジ部（３７）の外周に
中空路円錐台形状の弁室（３８）を連設し、同弁室（３
８）の下端面を底面板（３９）で閉塞している。

また、筒状部（３６）の下端には排水弁座（４１ａ）が
形成され、後記の弁体と対向しており、弁室（３８）の
側壁には、複数個の排出口（３８ａ）が開口している。

底面板（３９）の上面中央にはバルブガイド（４０）が
立設しており、同バルブガイド（４０）に弁体（４１）
の下部に垂設したガイドパイプ（４２）を摺動自在に外
嵌し、弁体（４１）の外周と弁室（３８）の下端との間
に、屈曲自在のダイヤプラム（４３）を張設して、同ダ
イヤプラム（４３）と底面板（３９）との間に圧力室（
４３ａ）を形成している。

また、底面板（３９）には加圧管（４４）と減圧管（４
５）とを接続し、加圧管（４４）と減圧管（４５）とに
それぞれ加圧電磁弁（４６）と減圧電磁弁（４７）を接
続し、加圧電磁弁（４６）には水道管等の加圧水源を接
続し、減圧電磁弁（４７）は排水路（４９）に解放して
いる６加圧電磁弁（４６）と減圧電磁弁（４７）とは、
前記の制御装置（１６）に接続しており、自動排水ボタ
ン（２つ）の操作により、各電磁弁（４６）（４７）を
連携して開閉操作することができるようにしている。

なお、図中（４８）は目皿、（４９）は排水路を示す。

本発明の実施例は上記のように構成されており、浴槽に
湯を張る時は、リモートコントロールパネル（１７）の
湯温設定ボタン（１９）（２０）（２１）で湯温を設定
し、自動給湯ボタン（２２）を押すと、制御装置（１６
）の出力で減圧電磁弁（４７）を閉弁し、加圧電磁弁（
４６）を開弁する。したがって、ダイヤプラム（４３）
下方の圧力が上がり弁体（４１）を上方に押し上げて排
水弁座（４１ａ）を閉鎖し、浴槽（３）に湯が張れる状
態になる（第４図の状態）。

次いで、湯水混合装置（６）から設定温度の湯が、吐出
先切換装置（７）を介して浴槽（３）に吐出される。

そして、水位感知センサー（Ｓｌ）又は（Ｓ２）が高水
位を検出して湯張り完了を感知すると、制御装置（１６
）に出力して、お湯の吐出を停止させる。

なお、水位感知センサー（Ｓｌ）は、水面を直接感知す
るものであり、同センサー（Ｓ２）は水圧を検出して、
間接的に水位を感知するものである。

浴槽（３）中の水を排出するには、リモートコントロー
ルパネル（１７）又はコントロールパネル（１８）の自
動排水ボタン（２９）（２９ａ）を押すと、制御装置（
１６）の出力で、加圧電磁弁（４６）が閉弁し、減圧電
磁弁（４７）が開いて、ダイヤプラム（４３）下方の圧
力が低下し、弁体（４１）が自重と浴槽（３）の水の圧
力で押し下げられ、排水弁座（４１ａ）が開き浴槽（３
）中の水を排出する（第５図の状態）。

上記のように、浴槽（３）のお湯張り及び排水を、ボタ
ン操作だけで自動的に行うことができる。

また、自動排水ボタン（２９）は、寝室（１）のリモー
トコントロールパネル（１７）に設けることもでき、こ
の場合、浴槽（３）の水を排出するのに浴室（２）まで
行かずにすむ。

また、浴槽（３）下方の排水装置（Ｂ）を直接的に駆動
するのは水圧であるから、各電磁弁（４６０４７）を、
浴槽（３）下方で湿度が高い排水装置（Ｂ）の配設位置
から離れた位置に配置することができ、湿度による各電
磁弁（４６）（４７）のトラブルを防止している。

第６図は、加圧電磁弁（４６）と減圧電磁弁（４７）と
のかわりに三方弁（５０）を設け、開弁（５０）及び連
通管（５１）を介して排水装置（Ｂ）の圧力室（４３ａ
）と、加圧水源（５２）と、排水路（５３）とに連通さ
せ、同三方弁（５０）を制御装置（１６）でコントロー
ルして排水装置（Ｂ）の開閉を行うものである。

なお、ダイヤフラム（４３）を駆動するには、圧力を伝
達できるものであればよく、加圧空気を用いる事もでき
、また、開弁させるのに、真空を用いることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の排水装置を具備した給湯給水設備の
構成を示すブロック図。 第２図は、リモートコントロールパネルの正面図。 第３図は、コントロールパネルの正面図。 第４図、第５図は、排水装置の縦断面図。 第６図は、他実施例排水装置の縦断面図。 Ｂ）：排水装置 ３）：浴槽 ３０）：底板 ３６）：ｌ’！！ｊ状部 ３９）：底面板 ４１）：弁体 ４１ａ）　　：排水弁座 ４３）：ダイヤフラム ４３ａ）　：圧力室

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）浴槽（３）の底板（３０）の下面に排水装置（Ｂ）
   を垂設し、同排水装置（Ｂ）は、浴槽（３）の内部と連
   通した筒状部（３６）の下端に排水弁座（４１ａ）を形
   成して、同筒状部（３６）の下方に設けた弁体（４１）
   と対向させ、同弁体（４１）を排水装置（Ｂ）の底面板
   （３９）とダイヤフラム（４３）とで形成した圧力室（
   ４３ａ）の圧力の昇降により排水弁座（４１ａ）と接離
   せしめるべく構成してなる浴槽の自動排水装置。