JPH0724710Y2 - 自動給湯システム - Google Patents

自動給湯システム

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JPH0724710Y2
JPH0724710Y2 JP1989015254U JP1525489U JPH0724710Y2 JP H0724710 Y2 JPH0724710 Y2 JP H0724710Y2 JP 1989015254 U JP1989015254 U JP 1989015254U JP 1525489 U JP1525489 U JP 1525489U JP H0724710 Y2 JPH0724710 Y2 JP H0724710Y2
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JP
Japan
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valve
water
sensor
flow rate
control valve
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Application number
JP1989015254U
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JPH02107879U (ja
Inventor
勝彦 野村
Original Assignee
株式会社喜多村合金製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、使用者の手先又は物品などの物体をセンサ
ーに感知させることにより、給水栓から吐水、止水を行
なうことのできる自動給湯システムに関する。
(従来の技術) 従来、センサーを利用して流体を自動的に吐水したり、
自動的に止水したりするものとして実開昭60-139975号
公報の第1図(本願図面の第3図)のものがある。上記
第3図に就いて簡単に説明すると、洗面台40にはセンサ
ー42を備えた吐水具41が取付けられており、前記洗面台
40の下部には制御部44及び電磁弁45を内装したケース43
を、止水栓48を備えた一次側給水管46と二次側給水管47
の間に取付けた自動水栓装置であって、吐水具41の前に
手を差し出すと、センサー42がこれを感知し、制御部44
に信号を送り、該制御部44はこの信号に基づいて電磁弁
45を開弁して前記吐水具41からの給水を開始し、感知が
消滅すると給水を停止するものである。
上記の自動水栓装置は流量調節機能を備えていないた
め、使用者の希望通りに給水量を調節することができな
い不都合があった。また、この自動水栓装置はセンサー
に手又は容器などの物体を感知させても給水を開始しな
い場合、その原因が電磁弁は開弁しているが、止水栓が
閉塞状態であるためなのか、又は止水栓は開放状態であ
るが、電磁弁、電磁弁とセンサーを繋ぐ配線のいづれか
の異常によって電磁弁が開弁しないのかの判断が容易に
つかない不都合があった。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点は、物体の有無を感
知するセンサーを備えた給水栓と、該給水栓に通じる流
路に設けて前記センサーからの信号に基づき流体の吐水
及び止水を制御する電磁弁と、流体の温度、流量を設定
する温度調節弁及び流量調節弁を備えた自動給湯システ
ムに於いて、センサーに物体を感知させても通常の給水
を開始しない原因を簡単に、かつ早期に判断できるよう
にすることである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講じた技術的手段
は、洗面台又は流し台の天板に、流体を供給する吐水口
及び物体の有無を感知するセンサーを備えた給水栓と、
前記センサーと電気配線により接続し、センサーの感応
作用に基づき弁を開閉し配管により連通した前記吐水口
からの吐水又は止水を制御する電磁弁と、湯,水の接続
管と電磁弁の間で前記吐水口から吐水される流体の温
度、流量を設定する温度調節弁及び流量調節弁を取付け
た自動給湯システムに於いて、該流量調節弁は流量を制
御する弁体のパッキングに、隔壁を設けた弁座と、該弁
座に当接するパッキングにより分離される一次室と二次
室とを閉弁状態のままで少量通水する切欠き状の流通溝
を凹設したものである。
(作用) 給水栓のセンサーに手先又は容器などの物体を感知させ
た時、吐水口から流体がわずかづつしか吐出しない場合
は、その原因は電磁弁は開弁状態であるが流量調節用の
ハンドルが閉弁位置にあるためであることがすぐにわか
り、このハンドルを開弁方向へ操作すれば吐水量が除々
に増加して通常の流量が得られ、センサーに物体を感知
させても流体が全く吐出しない場合は、その原因はセン
サーと電磁弁を連繋する電気配線の混乱か、又は電磁弁
自体の電気的故障等により、電磁弁が開弁しないためで
あることを早期に判断することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
本考案の実施例は第1図に示すように、流量調節弁Aは
温度調節弁B及び給水栓Cと共に、洗面台又は流し台な
どの天板1に取付孔2、2a、2bにナット3、3a、3bを介
して取付けられており、前記流量調節弁Aの流入口4は
袋ナット17を介して前記温度調節弁Bの連結管29と接続
し、流出口5は電磁弁Dを備えた給湯配管23に接続して
おり、前記流量調節弁A内部の給湯室6は隔壁7に設け
た弁座8により一次室9と二次10に分離され、前記弁座
8に接離する弁体12はその弁軸12aをハンドル16に連結
する弁棒11の軸挿孔11aに支承されている。前記弁体12
は第2図(イ)(ロ)に示すように、六角ナット15で固
定されたパッキング13の一部に浅い切欠き状の流通溝14
を凹設してあり、該流通溝14により前記パッキング13が
前記弁座8に密着した閉塞の状態であっても、前記一次
室9と二次室10は前記流通溝14を経て常時連通するよう
にしている。また、この流通溝14の形状はどのようなも
のでもよく、要するにパッキング13が弁座8に密着して
いてもい一次室9と二次室10が常時連通するような形状
であればよい。前記流量調節弁Aにより適量に調節され
た流体を供給する給水栓Cは、吐水管18の先端に取付け
た吐水ヘッド19に、流体を供給する吐水口20及びセンサ
ー21を介在させ、該センサー21と前記電磁弁Dとは電気
配線22をもって接続されており、前記センサー21の下方
に挿入されて洗浄を必要とする手先又は物品などの感知
による感応作用を生じると、電磁弁Dを励磁して弁24を
開放し、前記流量調節弁Aから供給される流体を配管30
を経て前記吐水口20から自動的に吐出し、前記物体の退
避によるセンサー21の感応作用消滅により電磁弁Dの弁
24を閉塞し自動的に流体の吐出を停止するように連繋し
ている。
温度調節弁Bは接続管25、25aから流入する湯、水を適
宜の温度に調節し、前記流量調節弁Aへ供給するもの
で、縦方向に水弁座26及び湯弁座26aを同軸上に設ける
と共に、該水弁座26及び湯弁座26aには弁軸27を挿通し
ており、該弁軸27の軸中心には制御弁体28を備え、前記
弁軸27と連繋したハンドル16aを操作することによって
前記制御弁体28が移動し、湯と水の混合比を調節できる
ように構成する。
いま、第1図に示す吐水口20の下方の空間に洗浄を要す
る手先とか物品などの物体を挿入すると、この物体の存
在をセンサー21が感知し、該センサー21の感応作用によ
り電磁弁Dを励磁して弁24を開弁する。この場合流量調
節弁Aが開弁状態であれば、温度調節弁Bにより予じめ
適温に調節された流体が弁座8、給湯配管23、配管30及
び給水栓Cを経て吐水口20から通常に流出する。次に物
体をセンサー21に感知させても流体がわずかづつしか流
出しない場合は、電磁弁Dは通常に開弁しているが流量
調節弁Aの弁体12が弁座8に密着し、パッキング13の流
通溝14により流体が一次室9から二次室10へわずかづつ
流出しているためであることが判断でき、その原因は弁
座8が閉じていることが判断できるので、流量調節弁A
のハンドル16を開弁方向に操作することで適宜の流量に
調整すればよい。次にセンサー21に物体を感知させても
流体が全く流出しない場合は、電磁弁Dが閉弁状態で作
動しないからであり、センサー21と電磁弁Dを接続する
電気配線22が切断又は混乱していたり、電磁弁D自体に
故障が発生したことを判断できるので、早期に故障排除
の処置を講ずることができる。
(効果) この考案は、上記のように構成したので、次の利点を有
する。
(1)給水栓に取付けたセンサーに人体又は物品などの
物体を感知させることにより電磁弁を開弁し、流量調節
弁及び温度調節弁で予じめ適量、適温に設定された流体
を供給する自動給湯システムに於いて、該流量調節弁は
流量を制御する弁体のパッキングに、隔壁に設けた弁座
と、該弁座に当接するパッキングにより分離される一次
室と二次室とを閉弁状態のままで少量通水する切欠き状
の流通溝を凹設したので、センサーに物体を感知させた
時に例え流量調節用のハンドルが止水位置にあっても流
体はこの流通溝からわずかづつ流出するために通常の給
水を開始しない原因は流量調節弁の弁座が閉じているた
めであることを判断でき、流体が全く流出しない場合は
電気配線の切断又は混乱か或は電磁弁自体の故障等が発
生したことをただちに判断して早期対策を講じることが
できる。
(2)従来のものと比較して、流量調節弁の弁体をパッ
キングに流通溝を設けた弁体と交換するだけで電磁弁等
の故障を早期に発見することができるので、既存の水栓
器具をそのまま利用できる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案装置の一部破断した配管要領の説明図、
第2図(イ)は、本案弁体の拡大正面図、(ロ)は、底
面図、第3図は、従来技術の説明図である。 (主要部分の符号の説明) 1……天板、7……隔壁 8……弁座、9……一次室 10……二次室、12……弁体 13……パッキング、14……流通溝 20……吐水口、21……センサー 22……電気配線、24……弁 25、25a……接続管、30……配管 A……流量調節弁、B……温度調節弁 C……給水栓、D……電磁弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面台又は流し台の天板1に、流体を供給
    する吐水口20及び物体の有無を感知するセンサー21を備
    えた給水栓Cと、前記センサー21と電気配線22により接
    続し、センサー21の感応作用に基づき弁24を開閉し配管
    30により連通した前記吐水口20からの吐水又は止水を制
    御する電磁弁Dと、湯,水の接続管25,25aと電磁弁Dの
    間で前記吐水口20から吐水される流体の温度、流量を設
    定する温度調節弁B及び流量調節弁Aを取付けた自動給
    湯システムに於いて、該流量調節弁Aは流量を制御する
    弁体12のパッキング13に、隔壁7に設けた弁座8と、該
    弁座8に当接するパッキング13により分離される一次室
    9と二次室10とを閉弁状態のままで少量通水する切欠き
    状の流通溝14を凹設したことを特徴とする自動給湯シス
    テム。
JP1989015254U 1989-02-10 1989-02-10 自動給湯システム Expired - Lifetime JPH0724710Y2 (ja)

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JPH02107879U JPH02107879U (ja) 1990-08-28
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