JPS6144059Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6144059Y2
JPS6144059Y2 JP18272179U JP18272179U JPS6144059Y2 JP S6144059 Y2 JPS6144059 Y2 JP S6144059Y2 JP 18272179 U JP18272179 U JP 18272179U JP 18272179 U JP18272179 U JP 18272179U JP S6144059 Y2 JPS6144059 Y2 JP S6144059Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hot water
base
shower
water inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18272179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5699164U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18272179U priority Critical patent/JPS6144059Y2/ja
Publication of JPS5699164U publication Critical patent/JPS5699164U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6144059Y2 publication Critical patent/JPS6144059Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバスルームにおいて使用するサーモス
タツトミキシングバルブに関する。
(従来の技術) 従来、このサーモスタツトミキシングバルブと
して種々の構造が知られており、例えば実開昭53
−149927号公報のものがある。
この実開昭53−149927号公報のものは、混合水
の温度を制御する制御弁と混合水出口を開閉する
開閉弁を本体に一体に備えるものであり、冷水入
口と熱湯入口は本体背面に設けられ、接続脚管を
介して壁面に突出状に固定されると共に給水用,
給湯用の配管に接続されるようになつている。
然る処、一般にサーモスタツトミキシングバル
ブは重量が大きく、しかもこのものは制御弁と開
閉弁を本体に一体に備えているため重量は一層大
きくなるため、これを取りつける壁面は強度を必
要とし、補強等の特別な工事が必要となる。
また、壁面に接続脚管を介して取りつけられる
ため壁面からの突出距離が長くなり、邪魔になる
ばかりでなく、給湯用の配管に触れて(配管が壁
に埋め込まれている場合でも接続脚管は突出して
いる)火傷を負う等の危険もある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、サーモス
タツトミキシングバルブを壁面に比べて大きな荷
重にも比較的耐え得る場所に、配管を露出させず
に設置することである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために講ずる技術的手段
は、底面に水入口,湯入口を開設した平板状の基
部と、該基部の中央上方に突出した円筒状部分と
を本体に形成し、上記円筒状部分には制御弁と感
温部を配備し、基部にはその内部に水入口,湯入
口と夫々連絡する2個の逆止弁を基部底面に対し
て中心軸を垂直状となして配備すると共に底面に
は水入口,湯入口に夫々連通する給水,給湯接続
管を基部底面に対して下方へ垂直に突出せしめて
設け、更に基部上面にはその左右両側端部に夫々
混合水出口を設けてその一方に、バス用出口,シ
ヤワー用出口,流入口部を有すると共にバス用出
口とシヤワー用出口間に設けられたバス側及びシ
ヤワー側夫々の弁座と、上記両弁座間に設けられ
双方の弁座に夫々対応してバス側弁及びシヤワー
側弁を構成する1個乃至2個の弁体と、一方の弁
座を挿通して弁体に連係しその回転操作により弁
体を作動させ、上記バス側,シヤワー側夫々の弁
の一方を選択的に開弁させるスピンドルとからな
る切換弁を有する切換弁筐を着脱自在に装着し、
他方に盲蓋を装着し、上記基部底面を浴槽の側方
に隣接して設けられる洗面器のカウンター面に当
接させると共に給水,給湯接続管をカウンター面
に貫通せしめて該カウンター面に直接設置するも
のである。
(作用) 而して、本考案の上記技術的手段によれば、サ
ーモスタツトミキシングバルブは、カウンター面
に直接載置した状態に設置され、給水,給湯接続
管がカウンター面を貫通してカウンター下方に延
びるので、サーモスタツトミキシングバルブの全
荷重は壁面に比べて大きな耐荷重性を有するカウ
ンターにより支持され、また給水,給湯用の配管
も露出しない。
(実施例) 以下、図示実施例に基づいて本考案を詳細に説
明する。
図面は第1図乃至第4図に第1実施例、第5図
乃至第6図に第2実施例を示す。
而して先ず、第1図乃至第4図に示す第1実施
例について説明すると、図中1は本体で、平板状
に形成した基部1b底面には相互に適当な間隔を
おいて水入口2と湯入口3が、上面にはその両端
部に混合水出口4が夫々開設されると共に内部に
は上記水入口2に連絡する水流路5,湯入口3に
連絡する湯流路6,及び混合水出口4に連絡する
と共に上記水,湯両流路5,6に連絡する混合水
流路7が形成される。
また、本体1の基部1b底面には給水接続管6
3,給湯接続管64が夫々水入口2,湯入口3に
螺着接続されて基部1b底面に対して垂直に垂下
し、基部1b上面には上端を開口する円筒状部分
1aが水入口2と湯入口3との間において上方へ
突出して設けられており、該部分において上記各
流路2,3,4が上下3層に形成され、その最下
位に湯流路3、中位に水流路2、最上位に混合水
流路4が位置している。
そして上記円筒状部分1aにおいて各流路2,
3,4を区画する隔壁8,9には隣接する流路を
相互に連通せしめる様に通孔10,11が隔壁の
周縁部を適宜幅環状に残して形成される。
上記開口12には蓋体13が螺着され、該蓋体
13に捻じ込み装着したライナー14が本体1内
に挿入される。
ライナー14は両端を開口した筒体状に形成さ
れ、開口12より本体1内に挿入されて下端部が
湯流路6内に延びており、その外周面は通孔1
0,11内周面に水密状に嵌合する。
そして、湯流路6内に突出した一方の開口、即
ち下端部には湯通孔15を有する蓋16が螺着さ
れる。
蓋16は鍔を備えた帽子状に形成されて、上記
鍔外周をライナー14の開口内周に螺着する様に
なつており、湯通孔15はこの鍔に開設されてい
る。
またライナー14は水流路5部分における周面
に溝状の凹段部を設け、該凹段部の上記湯通孔1
5と対向する面に水通孔17を開設すると共に混
合水流路7部分における周面に混合水通孔18を
開設する。
而して湯通孔15及び水通孔17の内面側周縁
部には夫々湯用弁座19、水用弁座20が形成さ
れる。
21は弁体で、湯用弁座19と水用弁座20と
の間にその周面をライナー14内面に摺接せしめ
て配置され、表裏両面で上記両弁座19,20に
夫々対応して制御弁aを構成する。
この弁体21は周面中央部に沿つて環状の溝2
2が凹設されると共に湯用弁座19に対応する側
の面から反対側の面に貫ける通孔23が開設され
ており、更にこの通孔23と上記溝22とを連絡
する孔24が穿設されている。
25は弁体21中央部に嵌合当接されたスピン
ドルで後部はライナー14内を上方に延びており
その中途部より後部が後端を開口した筒状の感温
部収容部26となつている。該感温部収容部26
周面にはライナー14内面に摺接するフランジ2
7が設けられると共にこのフランジ27前後にお
いて周面を貫通する流通孔28,28′が開設さ
れている。
29は感温部で、本実施例では感温体としてワ
ツクスを封入したスリーブタイプの感温エレメン
トで、この感温体の熱膨張,収縮により突軸30
を出没伸縮せしめる様に構成されており、その中
途部に設けたフランジ33を収容部26内周面に
設けた段部31と掛止ピン32とで挾持して収容
部26内に収容され、上記突軸30は収容部26
より突出して本体筒状部1aの開口12に螺着し
た蓋体13内に延び、該蓋体13内に装備した副
スピンドル34に当接係合する。
蓋体13はカツプ状に形成され、その開口部に
より本体1の円筒状部分1aの開口12に螺着さ
れており、上下方向中間部の内周面にはセレーシ
ヨン35を形成し、上面には操作軸36を挿通せ
しめる。
操作軸36は外端にハンドル37を備えると共
に蓋体13内に位置する部分が下面を開口した筒
状に形成されており、その外周面が蓋体13内周
面に摺接する。
また操作軸36の筒状部分内周面には下面を開
口した摺動筒38が螺着される。
摺動筒38は上下方向中間部に先端にセレーシ
ヨン39を形成した複数の突片40を円周方向に
有しており、該セレーシヨン39が蓋体13のセ
レーシヨン35と係合する。
また摺動筒38下面の開口部には、該部に螺着
した袋ナツト41により段部42が設けられ、該
段部42に掛止せしめてガイド筒43を内部に摺
動自在に収容する。
ガイド筒43は上下方向中間部の周面にフラン
ジ44を有し、該フランジ44を摺動筒38内周
面に摺接せしめると共に摺動筒38開口部の段部
42に掛止せしめて摺動筒38内に収容し、その
下端部を摺動筒38下面の開口より突出せしめ
る。
ガイド筒43下面は開口しており、該部より感
温部29の突軸30が筒内に延びている。
またガイド筒43は内部に副スピンドル34を
摺動自在に装備しており、該副スピンドル43に
上記感温部29の突軸30が当接係合する。
副スピンドル34は弱いバネ45により感温部
29方向に賦勢され、感温部29もバネ45より
強力な作動バネ46により副スピンドル34方向
に賦勢されている。
即ち、副スピンドル34とガイド筒43底部と
の間及び制御弁体21とライナー14の蓋16と
の間に夫々バネ45,46が弾装されている。バ
ネ45は突軸30を感温部29内に押し込む方向
に常に付勢している。
また、ガイド筒43のフランジ44と摺動筒3
8底部との間には上記2つのバネ45,46より
強力な安全バネ47が弾装される。
而してハンドル37を操作して操作軸36を回
転させると、これに螺着する摺動筒38が回転す
ることなしに軸方向に移動して安全バネ47、ガ
イド筒43底部を介して副スピンドル34を移動
させる。
而して、感温部29,スピンドル25がバネ4
6の弾発力に抗して順次移動し、制御弁体21と
湯用弁座19,水用弁座20との間隔、即ち湯と
水の流入量の割合、換言すれば混合水の温度が設
定される。
この状態で、湯入口3から本体1内に入つた湯
は湯通孔15を通つて、また水入口2から本体1
内に入つた水は水通孔17を通つて夫々ライナー
14内に入つて混合し、混合水通孔18を経て混
合水流路7に流れる。
この際、給湯或いは給水圧力等に変化が生じ混
合水の温度が設定温度より高く或いは低くなつた
ときは、感温部29が働いて弁の開度を自動的に
調整し、混合水の温度を設定温度に保つ。
即ち、給湯圧力が高くなる等の原因により混合
水の温度が上昇すれば、感温部29の感温体であ
るワツクスが膨張して突軸30を押し出す。この
突軸30は上端が副スピンドル34に押さえられ
ているので、感温部29自身が下方に移動する。
従つて感温部29に係合しているスピンドル25
が作動バネ46の弾発力に抗して下方に移動して
制御弁体21を湯用弁座19に近ずけると同時に
水用弁座20から遠ざけ、湯の流入を規正すると
共に水の流入量を増大せしめて混合水の温度を下
げる。
そして混合水の温度が設定温度より下つた場合
には上記と全く逆に動作し、常に混合水を設定温
度に保持する。
この様にして混合水流路7には常に設定された
温度の湯が流れる。
混合水流路7には開閉弁bが設けられると共に
その下流に切換弁cが設けられる。
開閉弁bは本体1前面に斜めに開設した開口4
8に相対して混合水流路7に設けた開閉弁座49
と上記開口48を塞ぐ蓋50に螺着されて一端を
本体1内に挿入し、他端を本体1外に突出するス
ピンドル51の内端に設けた開閉弁体52とより
なり、スピンドル51外端に設けたハンドル75
の操作によるスピンドル51の回転により弁体5
2が進退して弁座49に接離して開閉弁する様に
構成されている。
切換弁cはバス用出口55、シヤワー用出口5
7、流入口部を有する切換弁筐53がその流入口
部を本体1の混合水出口4の一方に連通せしめて
該出口4に着脱自在に螺着されて設けられてお
り、混合水出口4をバス吐水口54を回転自在に
備えたバス用出口55とシヤワーホース56を接
続したシヤワー用出口57の2つの出口に分岐せ
しめる。切換弁筐53にはその2つの出口55,
57間にバス側及びシヤワー側の2つの弁座5
8,59が設けられ、更にこの2つの弁座58,
59間に表裏両面によつて双方の弁座58,59
に夫々対応してバス側弁c1及びシヤワー側弁c2
構成する弁体60が配備されている。
上記、弁体60は一方の弁座58、図示例では
バス側弁座58を貫通して弁筐53外部に延びる
スピンドル61の回転操作により進退して、一方
の弁座(58又は59)に近ずきこれを閉じる
と、他方の弁座(59又は58)から離れこれを
開く。
上記スピンドル61は外端に切換ハンドル62
を備えておりこれにより操作される。
また、混合水出口の他方、即ち切換弁筐53を
装着しない方の混合水出口は盲蓋4′で塞ぐ。
尚、図中dは逆止弁であり、水,湯夫々の入口
2,3に各々螺着した給水及び給湯接続管63,
64の内端を逆止弁座65とし、これに対応して
水及び湯流路5,6内に夫々配備されバネ66に
より閉弁方向に賦勢された逆止弁体67よりな
り、その中心軸が本体基部1bの底面に対して垂
直となるように設けられる。
逆止弁体67はその前面及び背面に夫々ガイド
片68,69を有しており、前面側ガイド片68
を逆止弁座65内周面に、背面側ガイド片69を
水及び湯入口2,3に相対して本体1上面に開設
した逆止弁体挿入口70の蓋71の内周面に夫々
摺接している。尚、給水及び給湯接続管63,6
4は本体1と一体に設けてもよい。
而して斯るサーモスタツトミキシングバルブは
浴室において浴槽74の側方に隣接して設けられ
る洗面器72のカウンター面B上で、バス吐水口
54を回転せしめることにより浴槽74と洗面器
72の双方に吐水が可能な位置において、カウン
ター73の上面Bに直接載置する様な状態で本体
1の基部1b下面を直接或いは適当なパツキンを
介してカウンター上面Bに当接し、給水及び給湯
接続管63,64をカウンター73に貫通せしめ
てカウンター73下方に延ばし、これを該部に配
管した給水管,給湯管(図示せず)に接続して設
置し、使用に供する。
次に第5図乃至第6図に示す第2実施例につい
て説明する。
この実施例のものは、上記第1実施例が混合水
温度を制御するための機能部をライナー14に収
めてカートリツジ式に本体1内に装着するのに対
し、この様なカートリツジ式となす構造を有さ
ず、制御弁aの湯用弁座19と水用弁座20は
夫々本体1の湯流路6,水流路5に直接設けられ
ている。
制御弁体21は円筒状に形成されており、湯流
路6と水流路5を区画する隔壁8に設けた通孔1
0を摺動自在に挿通してその両開口端が湯用及び
水用弁座19,20に夫々対応する。
制御弁体21内には通孔23を有する仕切板7
6が設けられており、この板76にスピンドル2
5が当接している。
スピンドル25は水流路5と混合水流路7を区
画する隔壁9に開設した通孔11を挿通して混合
水流路7内に延びている。
また上記スピンドル25後部の感温部収納部2
6に係合固着した感温部29は感温体としてワツ
クスを封入したダイヤフラムタイプの感温エレメ
ントであり本体1の円筒状部1aの開口を塞ぐ蓋
体13の下面に形成した開口部に設けられた仕切
板77を摺動自在に挿通して蓋体13内に延びて
おり、その後端に突出する突軸30が副スピンド
ル34の受座78に当接する。
副スピンドル34は操作軸36に形成したガイ
ド筒部79に摺動自在に収容されており、これを
軸方向に貫通し、中途部より後部が小径なネジ孔
80となつている感温部係合孔81を有し、上記
ネジ孔80に螺着したネジが受座78となつて感
温部29の突軸30と当接する。このネジ78の
位置を調整することにより、制御弁aの作動位置
を微調整できる。
また副スピンドル34は先端に操作軸36のガ
イド筒部79内周に摺接するフランジ82を有
し、該フランジ82と上記ガイド筒部79に設け
た段部83とに渉つて強力な安全バネ47を弾装
する。
操作軸36は段部83を介して前部が大径、後
部が小径に形成された筒状を呈し、小径部におい
て蓋体13を挿通してその外端にハンドル37を
備え、大径部において蓋体13内周面に螺着す
る。
上記ガイド筒部79はこの大径部により形成さ
れている。
従つて、ハンドル37の操作により操作軸36
を回転させれば、これが軸方向に移動し、安全バ
ネ47を介して副スピンドル34も前進する。而
して感温部29、スピンドル25が作動バネ46
の弾発力に抗して順次移動し、混合水の温度が設
定される。
また、この第2実施例は切換弁cが開閉弁を兼
用し1つのハンドル操作により2つの弁を同時に
閉弁し、或いはいずれか一方の弁を選択的に開弁
するように構成されている点においても上記第1
実施例とは相違している。
切換弁cはバス側弁c1とシヤワー側弁c2とより
なり、夫々の弁c1,c2の弁座58,59は混合水
流路7に相対して設けられ、各々混合水流路7の
一次側から夫々弁体60,60′が対応してお
り、弁体60,60′間には、これらを夫々対応
する弁座58,59側に弾圧するスプリング86
が弾圧装着されている。
弁体60,60′は着座面側中央部に閉弁時弁
座58,59内に遊嵌状に嵌まり込んで二次側に
突出する突出部87を有し、また弁体の一方、図
面においてはバス側弁c1の弁体60にはその中央
部を貫通する孔88が、他方即ちシヤワー側弁c2
の弁体60′には上記孔88より若干大径ではあ
るが、その入口部には径を稍絞つた掛止部89を
有する凹穴90が孔88と同軸に設けられてい
る。
そして、バス側弁c1の弁体60の孔88には先
端に拡大頭部91を有する棒状のバルブガイド9
2が摺動自在に挿通し、シヤワー側弁c2の弁体6
0′の凹穴90にはバルブガイド92先端の拡大
頭部91が摺動自在に挿入掛止している。
上記バルブガイド91はその後端部においてス
ピンドル61に連結しており、該スピンドル61
は本体1に開設した開口48よりその蓋50を螺
挿して本体1外部に延び、その外端にハンドル6
2を備えている。
斯る切換弁cは通常はバス側,シヤワー側両弁
c1,c2が閉弁しているが、ハンドル62を例えば
時計廻り方向に廻すとスピンドル61が前進して
バス側弁c1の弁体60を押して該弁c1を第6図の
様に開弁する。従つて混合水流路7一次側内の混
合水はバス用出口55へ流動し、該出口55に接
続されたバス吐水口54から吐出される。
このとき弁体60の前方への移動によりスプリ
ング86が圧縮されるをもつてシヤワー側弁c2
弁体60′は弁座59に押しつけられ該弁c2は確
実に閉弁している。
この状態からハンドル62を反時計廻り方向に
廻せばスピンドル61は後退し、それに伴つてバ
ルブガイド92先端の拡大頭部91がシヤワー側
弁c2の弁体60′の凹穴90の掛止部89に掛止
して該弁体60′を開弁方向に移動させシヤワー
側弁c2は開く。従つて混合水流路7内の湯はシヤ
ワー用出口57に流れ、該出口8に接続されたシ
ヤワーホース56よりシヤワーに供給される。こ
のとき弁体60′の移動によりスプリング86が
圧縮されるをもつてバス側弁c1の弁体60は弁体
58に押しつけられ該弁c1は確実に閉弁する。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 浴室のカウンター面上に直接取付けられるの
で、取付面よりの突出距離が短く、邪魔になら
ず、広い用途に使用出来る。
(2) 給水,給湯用の配管が露出しないので、給湯
用の配管に触れて火傷を負う等の危険がなく安
全である。
(3) 浴室のカウンター面上に取付けるので、サー
モスタツトミキシングバルブが少々重くても取
付面が損傷する恐れがない。
(4) 本体の基部の左右両側端部上面には夫々開口
を設け、これら開口の一方に上端に回転自在な
バス吐水口を有する切換弁筐を着脱自在に装着
し、他方には盲蓋を装着したので、浴槽が洗面
器に対し左側にあつても右側にあつても、切換
弁筐の装着位置を換えることにより本体を共通
して使用できる。
(5) 逆止弁は中心軸を本体の基部底面に対して垂
直状としたので、重力によりその逆止作用が確
実である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案サーモスタツトミキ
シングバルブの第1実施例を示し、第1図は一部
切欠縦断正面図、第2図は中央縦断側面図、第3
図は第1図のX−X線に沿える一部切欠断面図、
第4図は使用状態の一例を示す斜視図である。第
5図乃至第6図は第2実施例を示し、第5図は一
部切欠縦断正面図、第6図は第5図のY−Y線に
沿える断面図である。 図中、1……本体、1a……円筒状部分、1b
……基部、2……水入口、3……湯入口、4……
混合水出口、4′……盲蓋、29……感温部、5
3……切換弁筐、55……バス用出口、57……
シヤワー用出口、58……弁座(バス側)、59
……弁座(シヤワー側)、60,60′……弁体、
61……スピンドル、72……洗面器、74……
浴槽、a……制御弁、b……切換弁、b1……バス
側弁、b2……シヤワー側弁、c……開閉弁、d…
…逆止弁、B……カウンター面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面に水入口,湯入口を開設した平板状の基部
    と、該基部の中央上方に突出した円筒状部分とを
    本体に形成し、上記円筒状部分には制御弁と感温
    部を配備し、基部にはその内部に水入口,湯入口
    と夫々連絡する2個の逆止弁を基部底面に対して
    中心軸を垂直状となして配備すると共に底面には
    水入口,湯入口に夫々連通する給水,給湯接続管
    を基部底面に対して下方へ垂直に突出せしめて設
    け、更に基部上面にはその左右両側端部に夫々混
    合水出口を設けてその一方に、バス用出口,シヤ
    ワー用出口,流入口部を有すると共にバス用出口
    とシヤワー用出口間に設けられたバス側及びシヤ
    ワー側夫々の弁座と、上記両弁座間に設けられ双
    方の弁座に夫々対応してバス側弁及びシヤワー側
    弁を構成する1個乃至2個の弁体と、一方の弁座
    を挿通して弁体に連係しその回転操作により弁体
    を作動させ、上記バス側,シヤワー側夫々の弁の
    一方を選択的に開弁させるスピンドルとからなる
    切換弁を有する切換弁筐を着脱自在に装着し、他
    方に盲蓋を装着し、上記基部底面を浴槽の側方に
    隣接して設けられる洗面器のカウンター面に当接
    させると共に給水,給湯接続管をカウンター面に
    貫通せしめて該カウンター面に直接設置してなる
    サーモスタツトミキシングバルブ。
JP18272179U 1979-12-27 1979-12-27 Expired JPS6144059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272179U JPS6144059Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272179U JPS6144059Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5699164U JPS5699164U (ja) 1981-08-05
JPS6144059Y2 true JPS6144059Y2 (ja) 1986-12-12

Family

ID=29693045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18272179U Expired JPS6144059Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6144059Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835949U (ja) * 1981-08-31 1983-03-09 東陶機器株式会社 ハンドスプレ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5699164U (ja) 1981-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5535943A (en) Temperature-regulated mixing valve
US5983918A (en) Balancing valve assembly of a cold and hot water mixing valve
JP2838265B2 (ja) 自動混合水栓
JPS6144059Y2 (ja)
US20230129850A1 (en) Device for a valve system and use thereof
JPH0123004Y2 (ja)
JPS6126697Y2 (ja)
JPS5854313B2 (ja) サ−モスタツトミキシングバルブ
JP3627300B2 (ja) シングルレバー式湯水混合栓用カートリッジ
JPS6317920Y2 (ja)
JPS5821151B2 (ja) 切換弁を内蔵した湯水混合栓
JP2884215B2 (ja) 湯水混合水栓のハンドル回転防止構造
JPS6329008Y2 (ja)
JPH07239047A (ja) 湯水混合水栓
JPS6016686Y2 (ja) 洗面装置
JPS5941265Y2 (ja) 分岐栓
JPS5819425Y2 (ja) 水栓金具
JPS6116462Y2 (ja)
JPH0229333Y2 (ja)
JPS6134033B2 (ja)
JPS6014833Y2 (ja) 風呂場装置
JPH0328213Y2 (ja)
JPH0229334Y2 (ja)
JPS6330858Y2 (ja)
JPS6128920Y2 (ja)