JP4421166B2 - 仕切り壁を有する管及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用エンジンのロッカシャフトやカムシャフトなどに適用する仕切り壁を有する管及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の機械や装置などで用いられる管には、内部に区画した複数の流路を必要とするものがある。例えば、車両用エンジンでは、回転部分や摺動部分に潤滑オイルを供給する必要があり、ロッカシャフトを中空形状として内部を潤滑用オイルを流通している。また、エンジンの低速時と高速時で吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミングやリフト量、開放期間などを変えるようにした可変バルブタイミング機構があり、ロッカシャフトの内部にこの可変バルブタイミング機構を油圧制御する制御用オイルを流通している。
【0003】
このようにロッカシャフト内に潤滑用オイル及び制御用オイルを流通させるために、ロッカシャフトの中空部を仕切り壁により2つの流路に区画する技術として、例えば、特許第2741844号公報や特許第2889675号公報に記載されたものがある。これらの公報に記載されたものは、円形断面形状をなす外部管内に半円断面形状をなす内部管を挿入することで、外部管内に内部管内の流路と外部管と内部管の間の流路とを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ロッカシャフト内に2つの流路を形成した場合、外部管及び内部管にオイル供給孔とオイル排出孔を形成する必要がある。そのため、外部管内に内部管を挿入して2つの流路を形成する場合、外部管及び内部管の各孔が一致した所定の挿入位置で外部管と内部管を固定する必要がある。従来は、外部管内に内部管を圧入して所定の位置で固定したり、挿入後に引抜き加工を行うことで外部管と内部管を固定している。しかし、各管は高剛性であるために圧入作業や位置作業は困難なものとなり、更に長尺であると作業性がよくない。一方、挿入後に引抜き加工を行うことは、作業性の低下や設備コスト及び製品コストの増大を招いてしまうという問題がある。また、外部管及び内部管に事前にオイル供給孔とオイル排出孔を形成した場合、内周面にばりが発生して両者の嵌入作業を阻害したり、特に、内部管の内周面に形成されたばりを除去することは困難であり、組付後にばりがオイルに混入してエンジンの作動に支障を来してしまうおそれもある。
【0005】
本発明はこのような問題を解決するものであって、組付作業性を向上することで設備コスト及び製品コストの低減を可能とした仕切り壁を有する管及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1の発明の仕切り壁を有する管では、所定長さの管状部材と、この管状部材の中空部に軸方向に沿って挿入されて中空部を軸方向に沿った複数の流路に区画する仕切り部と仕切り部の両側部から延設されて中空部の内面に弾圧して密着する密着部とを有する仕切り板とを設け、管状部材には複数のオイル供給孔が軸方向に沿って配列され、仕切り板は各オイル供給孔に対応する長手方向の異なる位置で異形断面形状をなし密着部形状も変化させることで各オイル供給孔を各流路に連通させるように構成されている。
【0007】
従って、管状部材の中空部は仕切り板の仕切り部及び密着部により軸方向に沿った複数の流路に区画されるため、大小の管同士を嵌合して複数の流路を形成するものに比べて、挿入作業や位置決め作業が容易となって組付作業性を向上することができると共に、設備コストを低減することができ、また、仕切り板の製造が容易となって製品コストを低減することができる。
また、管状部材の中空部への仕切り板の挿入を容易にすることができると共に、挿入後に密着部が中空部の内面に確実に密着して流路間のシールの信頼性を向上することができる。
また、軸方向に沿って配列された複数のオイル供給孔から各流路にオイルを供給できるので複数の流路へ一方方向からオイルを確実に供給することができ、オイル供給孔の加工工数を低減することができる。
【0008】
請求項2の発明の仕切り壁を有する管では、仕切り板を断面S字形状または断面C字形状に形成している。従って、断面S字形状や断面C字形状により仕切り板に密着部を容易に設けられ、管状部材の中空部を仕切り板によって複数の流路に区画したとき、流路間のシール性を容易に確保することができる。
【0010】
請求項3の発明の仕切り壁を有する管では、仕切り板の長手方向端部に管状部材の中空部の内面に接触して一つの流路を閉塞する閉塞部を設けている。従って、管状部材の軸端部に中空部を閉塞する蓋を装着した場合、仕切り板の閉塞部が一つの流路を閉塞しているため、蓋は中空部の嵌合してもう一つの流路を閉塞するものでよいため、蓋の構造を簡素化して低コスト化を図ることができると共に、シール性を向上することができる。
【0011】
請求項4の発明の仕切り壁を有する管では、管状部材にボルトが挿通する取付孔を形成する一方、仕切り板の密着部にボルトが挿通する切欠を形成している。従って、管を固定するためのボルトの挿通孔を形成する場合、仕切り板の密着部に切欠を形成しているため、高精度の切欠の加工が不要となって製造コストを低減することができる。
【0012】
請求項5の発明の仕切り壁を有する管では、管状部材に複数の流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を形成する一方、仕切り板の密着部に少なくとも一つの流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を形成し、管状部材の流体供給孔及び流体排出孔に対して、仕切り板の流体供給孔及び流体排出孔を大きく形成している。従って、管に流体供給孔及び流体排出孔を形成する場合、仕切り板の密着部に流体供給孔及び流体排出孔を形成しているため、高精度の加工が不要となって製造コストを低減することができる。
【0013】
請求項6の発明の仕切り壁を有する管では、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフトとし、シリンダヘッド側からロッカシャフトの下部に形成した各オイル供給孔を介して複数の流路にオイルを供給可能としている。従って、ロッカシャフトに設けられた複数の流路へオイルを確実に供給することができる。
【0015】
請求項7の発明の仕切り壁を有する管では、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフトとし、ロッカシャフトに設けられた複数の流路を潤滑用オイルのオイル通路と可変動弁機構の制御用オイルのオイル通路としている。従って、エンジン作動部分へ潤滑用オイルを確実に供給すると共に、可変動弁機構へ所定圧の制御用オイルを確実に供給して各バルブの開閉タイミング等を確実に制御することで、エンジンの円滑な作動を保証することができる。
【0017】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の第1実施形態に係る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトの概略、図2にボルトによる取付部でのロッカシャフトの断面、図3に潤滑用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャフトの断面、図4に制御用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャフトの断面、図5にロッカシャフトの端部の断面、図6に本実施形態のロッカシャフトを用いた可変動弁機構を表すエンジンの要部平面視、図7に図6のVII−VII断面を示す。
【0019】
本実施形態では、本発明の仕切り壁を有する管を可変動弁機構が装備された車両用エンジンのロッカシャフトに適用している。
【0020】
図1乃至図5に示すように、本実施形態のロッカシャフト11は、所定長さの管状部材12と、この管状部材12の中空部に軸方向に沿って挿入されて軸方向に沿った2つのオイル通路(流路)A,Bに区画する仕切り板13と、管状部材12の軸端部に装着された蓋14とから構成されている。
【0021】
管状部材12は円筒形状をなし、下部に複数のオイル供給孔15a,15b,15c・・・が軸方向に沿って同位置に複数並んで形成されている。また、この管状部材12には上下一対のボルト取付孔16a,16bが所定間隔で形成されている。更に、管状部材12の一側部には潤滑用オイル排出孔17が軸方向所定箇所に形成される一方、他側部には制御用オイル排出孔18が軸方向所定箇所に形成されている。
【0022】
一方、仕切り板13は、ばね鋼鋼板やステンレス鋼板などのばね材によって形成され、所定の弾性力を有しており、管状部材12とほぼ同様の長さとなっている。この仕切り板13は断面がほぼS(Z)字形状に形成され、管状部材12の中空部を軸方向に沿って平行な2つの流路(潤滑用オイル通路A、制御用オイル通路B)に区画する仕切り部19と、この仕切り部19の両側部(幅方向両端部)から延設されて管状部材12の内周面に密着する密着部20,21とを有しているが、この仕切り板13はその長手方向で異形の断面形状となっている。
【0023】
即ち、仕切り板13におけるボルト取付孔16a,16bの位置では、図1及び図2に示すように、仕切り部19は管状部材12を挿通するボルトを回避するように短く形成され、密着部21が管状部材12の下部内周面に密着するように長く形成されている。そして、この密着部21には、ボルト取付孔16bに対応してボルトが挿通する切欠22が形成されており、この切欠22の幅はボルト取付孔16bの径よりも大きく形成されている。
【0024】
また、仕切り板13におけるオイル供給孔15b及び潤滑用オイル排出孔17の位置では、図1及び図3に示すように、仕切り部19はボルト取付孔16a,16bの位置とほぼ同様の断面形状に形成され、この密着部21にオイル供給孔15bに対応してこれより若干大きなオイル供給孔23が形成されると共に、潤滑用オイル排出孔17に対応してオイル排出孔(切欠)24が形成されている。従って、潤滑用オイル通路Aに対してオイル供給孔15b,23が連通すると共に、潤滑用オイル排出孔17,24が連通している。
【0025】
更に、仕切り板13におけるオイル供給孔15a,15c及び制御用オイル排出孔18の位置では、図1及び図4に示すように、仕切り部19は管状部材12の中心位置を通るように長く形成され、密着部20,21は管状部材12の内周面に密着するようにほぼ同じ長さに形成されている。従って、制御用オイル通路Bに対してオイル供給孔15a,15cが連通すると共に、制御用オイル排出孔18が連通している。また、仕切り板13の軸端部の位置では、図1及び図5に示すように、ボルト取付孔16a,16bの位置とほぼ同様の断面形状に形成され、蓋14が管状部材12の中空部に嵌合すると共に、仕切り部19の端面に密着している。従って、潤滑用オイル通路Aと制御用オイル通路Bが合流せずに区画されている。
【0026】
このように構成された本実施形態のロッカシャフト11は、可変動弁機構を有する車両用エンジンの上部に組付けられる。即ち、図6及び図7に示すように、シリンダヘッド31の中央部にはカムシャフト32が回転自在に支持され、低速用カム33,34及び高速用カム35が一体に形成されている。そして、カムシャフト32の一端には図示しないカムシャフトスプロケットが固結され、このカムシャフトスプロケットとクランクシャフトスプロケットとの間にタイミングベルトが掛け回されており、クランクシャフトスプロケットの回転に同期してカムシャフト32が回転することができる。
【0027】
また、シリンダヘッド31にはカムシャフト32の両側に平行をなして前述した吸気ロッカーシャフト11及び排気ロッカーシャフト(図示略)が配設され、固定ボルト36により固定されている。このロッカーシャフト11には低速用ロッカーアーム37,38及び高速用ロッカーアーム39が回転自在に支持されている。そして、各ロッカーアーム37,38,39の基端部にはローラベアリング40,41,42が取付けられ、低速用カム33,34及び高速用カム35に対向している。また、可変動弁機構Vからはアーム101,102 が延出され、その先端部は吸気バルブ43,44の上端部に対向している。
【0028】
このエンジンにおいては、低速用ロッカーアーム37,38または高速用ロッカーアーム39のいずれかの揺動が可変動弁機構Vを介してアーム101,102 に伝わり、吸気バルブ43,44が駆動される。即ち、吸気バルブ43,44は低速用カム33,34または高速用カム35のいずれかのプロフィールに基づいて開閉されるように、可変動弁機構Vによって切換駆動される。この可変動弁機構Vは油圧により駆動されるものであるが、従来から公知のものであるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0029】
そして、シリンダヘッド31にはオイルポンプに接続されたオイル供給路51が形成され、このオイル供給路51はオイルコントロールバルブ52、オイル供給路53を介してロッカアーム11に下部に形成された各オイル供給孔15a,15cに接続されている。また、オイル供給路51は直接オイル供給孔15bに接続されている。従って、潤滑用オイルをオイル供給孔15b,23から潤滑用オイル通路Aに供給し、この潤滑用オイル通路Aから潤滑用オイル排出孔17,24を通して所定のエンジン作動部に供給することができる。また、オイルコントロールバルブ52で圧力制御された制御オイルをオイル供給孔15a,15cから制御用オイル通路Bに供給し、この制御用オイル通路Bから制御用オイル排出孔18を通して可変動弁機構Vに対して供給することができる。
【0030】
このように本実施形態にあっては、ロッカシャフト11を、所定長さの管状部材12と、管状部材12内に軸方向に沿って挿入して軸方向に沿った2つのオイル通路A,Bに区画する断面S字形状の仕切り板13とで構成している。従って、管状部材12の中空部に仕切り板13を挿入するだけで、内部に軸方向に沿った2つのオイル通路A,Bを容易に区画できる。この場合、仕切り板13はばね材であるために弾性力があり、大きな力を用いることなく容易に挿入することができ、ボルト取付孔16a,16bと切欠22の位置合せやオイル供給孔15b,23やオイル排出孔17,24の位置合せも容易に行うことができる。
【0031】
そして、管状部材12の中空部は、仕切り板13の仕切り部19により仕切られ、密着部20,21が内周面に密着してシールされるため、確実に2つのオイル通路A,Bに区画されることとなり、大小の管同士を嵌合して複数の流路を形成するものに比べて、挿入作業や位置決め作業が容易となって組付作業性を向上することができる、また、設備コストを低減することができる。更に、仕切り板13の製造も容易となって製品コストを低減することができる。
【0032】
また、管状部材12のボルト取付孔16a,16b、オイル供給孔15b、オイル排出孔17に対して、仕切り板13の切欠22、オイル供給孔23、オイル排出孔24を大きく形成することで、高い加工精度を要求する必要がなく、製造コストを低減することができる。そして、管状部材12に対する仕切り部材13の位置決めも高精度である必要もなく、作業コストを低減することができる。
【0033】
なお、上述の実施形態では、管状部材12のボルト取付孔16a,16b、オイル排出孔17に対して、仕切り板13に切欠22、オイル排出孔(切欠)24としたが、孔であってもよい。
【0034】
図8に本発明の第2実施形態に係る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトにおけるボルトによる取付部での断面、図9に制御用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャフトの断面、図10に仕切り部材の端部の概略、図11に本発明の第3実施形態に係る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトにおけるボルトによる取付部での断面を示す。なお、前述した実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0035】
第2実施形態において、図8乃至図10に示すように、ロッカシャフト61は管状部材12とこの管状部材12内に挿入されて2つのオイル通路(流路)A,Bに区画する仕切り板62と、蓋(図示略)とから構成されている。
【0036】
仕切り板62は、ばね材によって形成されて所定の弾性力を有し、断面がほぼC(E)字形状に形成され、管状部材12の中空部を軸方向に沿って平行な2つの流路(潤滑用オイル通路A、制御用オイル通路B)に区画する仕切り部63と、この仕切り部63の両側部(幅方向両端部)から延設されて管状部材12の内周面に密着する密着部64,65とを有しているが、この仕切り板62はその長手方向で異形の断面形状となっている。
【0037】
即ち、仕切り板62におけるボルトの取付位置では、図8に詳細に示すように、仕切り部63はボルトを回避するように短く形成され、密着部64,65が管状部材12の上部及び下部内周面に密着し、ボルト取付孔16bに対応して若干大きいボルト挿通孔66,67が形成されている。また、仕切り板62における潤滑用オイルの給排位置では、図9に詳細に示すように、ボルトの取付位置とほぼ同様の断面形状をなし、密着部67にオイル供給孔15bに対応してオイル供給孔68が形成されている。更に、仕切り板62における制御用オイルの給排位置では、仕切り部62は管状部材12のほぼ中心位置を通るように長く形成され、密着部66,67は管状部材12の上部及び下部内周面に密着している。
【0038】
従って、潤滑用オイル通路Aに対してオイル供給孔15b,68が連通すると共に、潤滑用オイル排出孔17が連通し、制御用オイル通路Bに対してオイル供給孔15a,15cが連通すると共に、制御用オイル排出孔18が連通している。
【0039】
また、仕切り板62の軸端部の位置では、図10に詳細に示すように、仕切り部63が密着部64,65と同様に管状部材12の内周面に密着するように、仕切り板62は断面C字形状をなしており、軸端部に制御用オイル通路Bを閉塞する閉塞部69が形成されている。そして、管状部材12の端部に図示しない蓋が嵌合する。従って、潤滑用オイル通路Aと制御用オイル通路Bが合流せずに区画されている。
【0040】
このように本実施形態にあっては、ロッカシャフト11を、所定長さの管状部材12と、管状部材12内に軸方向に沿って挿入して軸方向に沿った2つのオイル通路A,Bに区画するC字形状の仕切り板62とで構成している。従って、管状部材12の中空部に仕切り板62を挿入するだけで、内部に軸方向に沿った2つのオイル通路A,Bを容易に区画できる。この場合、仕切り板62は断面C字形状のばね材であるため、仕切り板62を縮径することで容易に挿入することができ、位置合せも容易に行うことができる。
【0041】
なお、管状部材12に予めボルト取付孔16a,16bやオイル供給孔15a,15c等を形成し、仕切り板62に切欠22やオイル供給孔23等を形成した後、管状部材12に仕切り板62を挿入するようにすれば、仕切り板62は板状であるために孔形成時のばり取りを極めて容易に行うことができると共に、仕切り板62を管状部材12に挿入するときのばり取り加工を不要とすることができる。
【0042】
また、仕切り板62の軸端部に制御用オイル通路Bを閉塞する閉塞部69を形成したことで、管状部材12の端部に取付ける蓋の構造を簡素することができ、製造コストを低減することができる。
【0043】
第3実施形態において、図11に示すように、ロッカシャフト71は管状部材12とこの管状部材12内に挿入されて3つのオイル通路(流路)A,B,Cに区画する仕切り板72と、蓋(図示略)とから構成されている。この仕切り板72は、ばね材によって形成されて所定の弾性力を有し、断面が凹部を有する略C字形状に形成され、管状部材12の中空部を軸方向に沿って平行な3つの流路A,B,Cに区画する仕切り部73,74と、この仕切り部73,74の両側部(幅方向両端部)から延設されて管状部材12の内周面に密着する密着部75,76,77とを有しており、ボルト取付孔16bに対応してボルト挿通孔78が形成されている。、図示しないが、各流路A,B,Cに対してオイルが給排可能となっている。
【0044】
このように本実施形態にあっては、仕切り板72の形状を工夫することで、管状部材12の中空部に3つの流路A,B,Cを容易に区画することができ、その数は4つ以上であってもよい。
【0045】
なお、上述の実施形態では、本発明の仕切り壁を有する管をロッカシャフトに適用したが、カムシャフトあるいはエンジンに拘らず、流体の輸送経路などに適用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したように請求項1の発明の仕切り壁を有する管によれば、所定長さの管状部材と、この管状部材の中空部に軸方向に沿って挿入されて中空部を軸方向に沿った複数の流路に区画する仕切り部と仕切り部の両側部から延設されて中空部の内面に弾圧して密着する密着部とを有する仕切り板とを設け、管状部材には複数のオイル供給孔が軸方向に沿って配列され、仕切り板は各オイル供給孔に対応する長手方向の異なる位置で異形断面形状をなし密着部形状も変化させることで各オイル供給孔を各流路に連通させるように構成されているので、管状部材の中空部は仕切り板の仕切り部及び密着部により軸方向に沿った複数の流路に区画されるため、大小の管同士を嵌合して複数の流路を形成するものに比べて、挿入作業や位置決め作業が容易となって組付作業性を向上することができると共に、設備コストを低減することができ、また、仕切り板の製造が容易となって製品コストを低減することができる。
また、管状部材の中空部への仕切り板の挿入を容易とすることができると共に、挿入後に密着部が中空部の内面に確実に密着して流路間のシールの信頼性を向上することができる。
また、軸方向に沿って配列された複数のオイル供給孔から各流路にオイルを供給できるので複数の流路へ一方方向からオイルを確実に供給することができ、オイル供給孔の加工工数を低減することができる。
【0047】
請求項2の発明の仕切り壁を有する管によれば、仕切り板を断面S字形状または断面C字形状に形成したので、断面S字形状や断面C字形状により仕切り板に密着部を容易に設けられ、管状部材の中空部を仕切り板によって複数の流路に区画したとき、流路間のシール性を容易に確保することができる。
【0049】
請求項3の発明の仕切り壁を有する管によれば、仕切り板の長手方向端部に管状部材の中空部の内面に接触して一つの流路を閉塞する閉塞部を設けたので、管状部材の軸端部に中空部を閉塞する蓋を装着した場合、仕切り板の閉塞部が一つの流路を閉塞しているため、蓋は中空部の嵌合してもう一つの流路を閉塞するものでよいため、蓋の構造を簡素化して低コスト化を図ることができると共に、シール性を向上することができる。
【0050】
請求項4の発明の仕切り壁を有する管によれば、管状部材にボルトが挿通する取付孔を形成する一方、仕切り板の密着部にボルトが挿通する切欠を形成したので、管を固定するためのボルトの挿通孔を形成する場合、仕切り板の密着部に切欠を形成しているため、高精度の切欠の加工が不要となって製造コストを低減することができる。
【0051】
請求項5の発明の仕切り壁を有する管によれば、管状部材に複数の流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を形成する一方、仕切り板の密着部に少なくとも一つの流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を形成し、管状部材の流体供給孔及び流体排出孔に対して、仕切り板の流体供給孔及び流体排出孔を大きく形成したので、管に流体供給孔及び流体排出孔を形成する場合、仕切り板の密着部に流体供給孔及び流体排出孔を形成しているため、高精度の加工が不要となって製造コストを低減することができる。
【0052】
請求項6の発明の仕切り壁を有する管によれば、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフトとし、シリンダヘッド側からロッカシャフトの下部に形成した各オイル供給孔を介して複数の流路にオイルを供給可能としたので、ロッカシャフトに設けられた複数の流路へオイルを確実に供給することができる。
【0054】
請求項7の発明の仕切り壁を有する管によれば、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフトとし、ロッカシャフトに設けられた複数の流路を潤滑用オイルのオイル通路と可変動弁機構の制御用オイルのオイル通路としたので、エンジン作動部分へ潤滑用オイルを確実に供給すると共に、可変動弁機構へ所定圧の制御用オイルを確実に供給して各バルブの開閉タイミング等を確実に制御することで、エンジンの円滑な作動を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトの概略図である。
【図2】ボルトによる取付部でのロッカシャフトの断面図である。
【図3】潤滑用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャフトの断面図である。
【図4】制御用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャフトの断面図である。
【図5】ロッカシャフトの端部の断面図である。
【図6】本実施形態のロッカシャフトを用いた可変動弁機構を表すエンジンの要部平面図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトにおけるボルトによる取付部での断面図である。
【図9】制御用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャフトの断面図である。
【図10】仕切り部材の端部の概略図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトにおけるボルトによる取付部での断面図である。
【符号の説明】
11,61,71 ロッカシャフト(管)
12 管状部材
13,62,72 仕切り板
14 蓋
15a,15b,15c オイル供給孔
16a,16b ボルト取付孔
17 潤滑用オイル排出孔
18 制御用オイル排出孔
19,63 仕切り部
20,21,64,65 密着部
22 切欠
23,38 オイル供給孔
24 オイル排出孔(切欠)24が形成されている。従って、潤滑用オイル通31 シリンダヘッド
36 固定ボルト
37,38 低速用ロッカーアーム
39 高速用ロッカーアーム
66,67 ボルト挿通孔
69 閉塞部
A 潤滑用オイル通路(流路)
B 制御用オイル通路(流路)
C 流路
V 可変動弁機構
Claims (7)
- 所定長さの管状部材と、該管状部材の中空部に軸方向に沿って挿入されて該中空部を軸方向に沿った複数の流路に区画する仕切り部と該仕切り部の両側部から延設されて前記中空部の内面に弾圧して密着する密着部とを有する仕切り板とを具え、前記管状部材には複数のオイル供給孔が軸方向に沿って配列され、前記仕切り板は前記各オイル供給孔に対応する長手方向の異なる位置で異形断面形状をなし前記密着部形状も変化させることで前記各オイル供給孔を前記各流路に連通させるように構成されていることを特徴とする仕切り壁を有する管。
- 請求項1において、前記仕切り板は、断面S字形状または断面C字形状に形成されたことを特徴とする仕切り壁を有する管。
- 請求項1において、前記仕切り板の長手方向端部に、前記管状部材の中空部の内面に接触して前記一つの流路を閉塞する閉塞部が設けられたことを特徴とする仕切り壁を有する管。
- 請求項1において、前記管状部材にボルトが挿通する取付孔が形成される一方、前記仕切り板の密着部にボルトが挿通する切欠が形成されたことを特徴とする仕切り壁を有する管。
- 請求項1において、前記管状部材に前記複数の流路に対応して前記流体供給孔及び流体排出孔が形成される一方、前記仕切り板の密着部に少なくとも前記一つの流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔が形成され、前記管状部材の流体供給孔及び流体排出孔に対して、前記仕切り板の流体供給孔及び流体排出孔が大きく形成されたことを特徴とする仕切り壁を有する管。
- 請求項1に記載した仕切り壁を有する管は、シリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフトであり、該シリンダヘッド側から該ロッカシャフトの下部に形成した前記各オイル供給孔を介して前記複数の流路にオイルが供給可能であることを特徴とする仕切り壁を有する管。
- 請求項1に記載した仕切り壁を有する管は、シリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフトであり、該ロッカシャフトに設けられた前記複数の流路は、潤滑用オイルのオイル通路と可変動弁機構の制御用オイルのオイル通路であることを特徴とする仕切り壁を有する管。
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