JP2003205312A - 仕切り壁を有する管及びその製造方法 - Google Patents

仕切り壁を有する管及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切り壁を有する管において、組付作業性を
向上することで設備コスト及び製品コストの低減を可能
とする。 【解決手段】 ロッカシャフト11を、所定長さの管状
部材12と、管状部材12内に軸方向に沿って挿入して
軸方向に沿った2つのオイル通路A,Bに区画する断面
S字形状の仕切り板13とで構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンの
ロッカシャフトやカムシャフトなどに適用する仕切り壁
を有する管及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の機械や装置などで用いられる管に
は、内部に区画した複数の流路を必要とするものがあ
る。例えば、車両用エンジンでは、回転部分や摺動部分
に潤滑オイルを供給する必要があり、ロッカシャフトを
中空形状として内部を潤滑用オイルを流通している。ま
た、エンジンの低速時と高速時で吸気バルブ及び排気バ
ルブの開閉タイミングやリフト量、開放期間などを変え
るようにした可変バルブタイミング機構があり、ロッカ
シャフトの内部にこの可変バルブタイミング機構を油圧
制御する制御用オイルを流通している。
【0003】このようにロッカシャフト内に潤滑用オイ
ル及び制御用オイルを流通させるために、ロッカシャフ
トの中空部を仕切り壁により2つの流路に区画する技術
として、例えば、特許第2741844号公報や特許第
2889675号公報に記載されたものがある。これら
の公報に記載されたものは、円形断面形状をなす外部管
内に半円断面形状をなす内部管を挿入することで、外部
管内に内部管内の流路と外部管と内部管の間の流路とを
形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロッカシャ
フト内に2つの流路を形成した場合、外部管及び内部管
にオイル供給孔とオイル排出孔を形成する必要がある。
そのため、外部管内に内部管を挿入して2つの流路を形
成する場合、外部管及び内部管の各孔が一致した所定の
挿入位置で外部管と内部管を固定する必要がある。従来
は、外部管内に内部管を圧入して所定の位置で固定した
り、挿入後に引抜き加工を行うことで外部管と内部管を
固定している。しかし、各管は高剛性であるために圧入
作業や位置作業は困難なものとなり、更に長尺であると
作業性がよくない。一方、挿入後に引抜き加工を行うこ
とは、作業性の低下や設備コスト及び製品コストの増大
を招いてしまうという問題がある。また、外部管及び内
部管に事前にオイル供給孔とオイル排出孔を形成した場
合、内周面にばりが発生して両者の嵌入作業を阻害した
り、特に、内部管の内周面に形成されたばりを除去する
ことは困難であり、組付後にばりがオイルに混入してエ
ンジンの作動に支障を来してしまうおそれもある。
【0005】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、組付作業性を向上することで設備コスト及び製
品コストの低減を可能とした仕切り壁を有する管及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1の発明の仕切り壁を有する管では、所定長
さの管状部材と、この管状部材の中空部に軸方向に沿っ
て挿入されて中空部を軸方向に沿った複数の流路に区画
する仕切り部と仕切り部の両側部から延設されて中空部
の内面に密着する密着部とを有する仕切り板とを設けて
いる。
【0007】従って、管状部材の中空部は仕切り板の仕
切り部及び密着部により軸方向に沿った複数の流路に区
画されるため、大小の管同士を嵌合して複数の流路を形
成するものに比べて、挿入作業や位置決め作業が容易と
なって組付作業性を向上することができると共に、設備
コストを低減することができ、また、仕切り板の製造が
容易となって製品コストを低減することができる。
【0008】請求項2の発明の仕切り壁を有する管で
は、仕切り板を断面S字形状または断面C字形状に形成
している。従って、断面S字形状や断面C字形状により
仕切り板に密着部を容易に設けられ、管状部材の中空部
を仕切り板によって複数の流路に区画したとき、流路間
のシール性を容易に確保することができる。
【0009】請求項3の発明の仕切り壁を有する管で
は、仕切り板をばね材で形成して密着部を中空部の内面
に弾圧して密着するようにしている。従って、管状部材
の中空部への仕切り板の挿入を容易とすることができる
と共に、挿入後に密着部が中空部の内面に確実に密着し
て流路間のシールの信頼性を向上することができる。
【0010】請求項4の発明の仕切り壁を有する管で
は、仕切り板の長手方向端部に管状部材の中空部の内面
に接触して一つの流路を閉塞する閉塞部を設けている。
従って、管状部材の軸端部に中空部を閉塞する蓋を装着
した場合、仕切り板の閉塞部が一つの流路を閉塞してい
るため、蓋は中空部の嵌合してもう一つの流路を閉塞す
るものでよいため、蓋の構造を簡素化して低コスト化を
図ることができると共に、シール性を向上することがで
きる。
【0011】請求項5の発明の仕切り壁を有する管で
は、管状部材にボルトが挿通する取付孔を形成する一
方、仕切り板の密着部にボルトが挿通する切欠を形成し
ている。従って、管を固定するためのボルトの挿通孔を
形成する場合、仕切り板の密着部に切欠を形成している
ため、高精度の切欠の加工が不要となって製造コストを
低減することができる。
【0012】請求項6の発明の仕切り壁を有する管で
は、管状部材に複数の流路に対応して流体供給孔及び流
体排出孔を形成する一方、仕切り板の密着部に少なくと
も一つの流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を形
成し、管状部材の流体供給孔及び流体排出孔に対して、
仕切り板の流体供給孔及び流体排出孔を大きく形成して
いる。従って、管に流体供給孔及び流体排出孔を形成す
る場合、仕切り板の密着部に流体供給孔及び流体排出孔
を形成しているため、高精度の加工が不要となって製造
コストを低減することができる。
【0013】請求項7の発明の仕切り壁を有する管で
は、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロッ
カシャフトとし、シリンダヘッド側からロッカシャフト
の下部に形成したオイル供給孔を介して複数の流路にオ
イルを供給可能としている。従って、ロッカシャフトに
設けられた複数の流路へオイルを確実に供給することが
できる。
【0014】請求項8の発明の仕切り壁を有する管で
は、オイル供給孔を管状部材の軸方向に沿って複数並設
し、仕切り板が長手方向の異なる位置で異形断面形状を
なすことで、各オイル供給孔を各流路に連通可能として
いる。従って、ロッカシャフトに設けられた複数の流路
へ一方方向からオイルを確実に供給することができ、オ
イル供給孔の加工工数を低減することができる。
【0015】請求項9の発明の仕切り壁を有する管で
は、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロッ
カシャフトとし、ロッカシャフトに設けられた複数の流
路を潤滑用オイルのオイル通路と可変動弁機構の制御用
オイルのオイル通路としている。従って、エンジン作動
部分へ潤滑用オイルを確実に供給すると共に、可変動弁
機構へ所定圧の制御用オイルを確実に供給して各バルブ
の開閉タイミング等を確実に制御することで、エンジン
の円滑な作動を保証することができる。
【0016】また、請求項10の発明の仕切り壁を有す
る管の製造方法では、管状部材、仕切り板のそれぞれに
ボルトの取付孔や切欠、流体供給孔や流体排出孔を形成
した後、仕切り板を管状部材に挿入するようにしてい
る。従って、外部管に内部管を挿入して内部管の内周面
のばりを除去することが困難な先行技術に比べて、仕切
り板が板状のために孔形成時のばり取りを極めて容易に
行うことができ、また、仕切り板を管状部材に挿入する
ときのばり取り加工を不要とすることができる。
【0017】以下、図面に基づいて本発明の実施形態を
詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1実施形態に係
る仕切り壁を有する管としてのロッカシャフトの概略、
図2にボルトによる取付部でのロッカシャフトの断面、
図3に潤滑用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシャ
フトの断面、図4に制御用オイルの供給孔及び排出孔で
のロッカシャフトの断面、図5にロッカシャフトの端部
の断面、図6に本実施形態のロッカシャフトを用いた可
変動弁機構を表すエンジンの要部平面視、図7に図6の
VII−VII断面を示す。
【0019】本実施形態では、本発明の仕切り壁を有す
る管を可変動弁機構が装備された車両用エンジンのロッ
カシャフトに適用している。
【0020】図1乃至図5に示すように、本実施形態の
ロッカシャフト11は、所定長さの管状部材12と、こ
の管状部材12の中空部に軸方向に沿って挿入されて軸
方向に沿った2つのオイル通路(流路)A,Bに区画す
る仕切り板13と、管状部材12の軸端部に装着された
蓋14とから構成されている。
【0021】管状部材12は円筒形状をなし、下部に複
数のオイル供給孔15a,15b,15c・・・が軸方
向に沿って同位置に複数並んで形成されている。また、
この管状部材12には上下一対のボルト取付孔16a,
16bが所定間隔で形成されている。更に、管状部材1
2の一側部には潤滑用オイル排出孔17が軸方向所定箇
所に形成される一方、他側部には制御用オイル排出孔1
8が軸方向所定箇所に形成されている。
【0022】一方、仕切り板13は、ばね鋼鋼板やステ
ンレス鋼板などのばね材によって形成され、所定の弾性
力を有しており、管状部材12とほぼ同様の長さとなっ
ている。この仕切り板13は断面がほぼS(Z)字形状
に形成され、管状部材12の中空部を軸方向に沿って平
行な2つの流路(潤滑用オイル通路A、制御用オイル通
路B)に区画する仕切り部19と、この仕切り部19の
両側部(幅方向両端部)から延設されて管状部材12の
内周面に密着する密着部20,21とを有しているが、
この仕切り板13はその長手方向で異形の断面形状とな
っている。
【0023】即ち、仕切り板13におけるボルト取付孔
16a,16bの位置では、図1及び図2に示すよう
に、仕切り部19は管状部材12を挿通するボルトを回
避するように短く形成され、密着部21が管状部材12
の下部内周面に密着するように長く形成されている。そ
して、この密着部21には、ボルト取付孔16bに対応
してボルトが挿通する切欠22が形成されており、この
切欠22の幅はボルト取付孔16bの径よりも大きく形
成されている。
【0024】また、仕切り板13におけるオイル供給孔
15b及び潤滑用オイル排出孔17の位置では、図1及
び図3に示すように、仕切り部19はボルト取付孔16
a,16bの位置とほぼ同様の断面形状に形成され、こ
の密着部21にオイル供給孔15bに対応してこれより
若干大きなオイル供給孔23が形成されると共に、潤滑
用オイル排出孔17に対応してオイル排出孔(切欠)2
4が形成されている。従って、潤滑用オイル通路Aに対
してオイル供給孔15b,23が連通すると共に、潤滑
用オイル排出孔17,24が連通している。
【0025】更に、仕切り板13におけるオイル供給孔
15a,15c及び制御用オイル排出孔18の位置で
は、図1及び図4に示すように、仕切り部19は管状部
材12の中心位置を通るように長く形成され、密着部2
0,21は管状部材12の内周面に密着するようにほぼ
同じ長さに形成されている。従って、制御用オイル通路
Bに対してオイル供給孔15a,15cが連通すると共
に、制御用オイル排出孔18が連通している。また、仕
切り板13の軸端部の位置では、図1及び図5に示すよ
うに、ボルト取付孔16a,16bの位置とほぼ同様の
断面形状に形成され、蓋14が管状部材12の中空部に
嵌合すると共に、仕切り部19の端面に密着している。
従って、潤滑用オイル通路Aと制御用オイル通路Bが合
流せずに区画されている。
【0026】このように構成された本実施形態のロッカ
シャフト11は、可変動弁機構を有する車両用エンジン
の上部に組付けられる。即ち、図6及び図7に示すよう
に、シリンダヘッド31の中央部にはカムシャフト32
が回転自在に支持され、低速用カム33,34及び高速
用カム35が一体に形成されている。そして、カムシャ
フト32の一端には図示しないカムシャフトスプロケッ
トが固結され、このカムシャフトスプロケットとクラン
クシャフトスプロケットとの間にタイミングベルトが掛
け回されており、クランクシャフトスプロケットの回転
に同期してカムシャフト32が回転することができる。
【0027】また、シリンダヘッド31にはカムシャフ
ト32の両側に平行をなして前述した吸気ロッカーシャ
フト11及び排気ロッカーシャフト(図示略)が配設さ
れ、固定ボルト36により固定されている。このロッカ
ーシャフト11には低速用ロッカーアーム37,38及
び高速用ロッカーアーム39が回転自在に支持されてい
る。そして、各ロッカーアーム37,38,39の基端
部にはローラベアリング40,41,42が取付けら
れ、低速用カム33,34及び高速用カム35に対向し
ている。また、可変動弁機構Vからはアーム101,102
が延出され、その先端部は吸気バルブ43,44の上端
部に対向している。
【0028】このエンジンにおいては、低速用ロッカー
アーム37,38または高速用ロッカーアーム39のい
ずれかの揺動が可変動弁機構Vを介してアーム101,102
に伝わり、吸気バルブ43,44が駆動される。即
ち、吸気バルブ43,44は低速用カム33,34また
は高速用カム35のいずれかのプロフィールに基づいて
開閉されるように、可変動弁機構Vによって切換駆動さ
れる。この可変動弁機構Vは油圧により駆動されるもの
であるが、従来から公知のものであるため、ここでの詳
細な説明は省略する。
【0029】そして、シリンダヘッド31にはオイルポ
ンプに接続されたオイル供給路51が形成され、このオ
イル供給路51はオイルコントロールバルブ52、オイ
ル供給路53を介してロッカアーム11に下部に形成さ
れた各オイル供給孔15a,15cに接続されている。
また、オイル供給路51は直接オイル供給孔15bに接
続されている。従って、潤滑用オイルをオイル供給孔1
5b,23から潤滑用オイル通路Aに供給し、この潤滑
用オイル通路Aから潤滑用オイル排出孔17,24を通
して所定のエンジン作動部に供給することができる。ま
た、オイルコントロールバルブ52で圧力制御された制
御オイルをオイル供給孔15a,15cから制御用オイ
ル通路Bに供給し、この制御用オイル通路Bから制御用
オイル排出孔18を通して可変動弁機構Vに対して供給
することができる。
【0030】このように本実施形態にあっては、ロッカ
シャフト11を、所定長さの管状部材12と、管状部材
12内に軸方向に沿って挿入して軸方向に沿った2つの
オイル通路A,Bに区画する断面S字形状の仕切り板1
3とで構成している。従って、管状部材12の中空部に
仕切り板13を挿入するだけで、内部に軸方向に沿った
2つのオイル通路A,Bを容易に区画できる。この場
合、仕切り板13はばね材であるために弾性力があり、
大きな力を用いることなく容易に挿入することができ、
ボルト取付孔16a,16bと切欠22の位置合せやオ
イル供給孔15b,23やオイル排出孔17,24の位
置合せも容易に行うことができる。
【0031】そして、管状部材12の中空部は、仕切り
板13の仕切り部19により仕切られ、密着部20,2
1が内周面に密着してシールされるため、確実に2つの
オイル通路A,Bに区画されることとなり、大小の管同
士を嵌合して複数の流路を形成するものに比べて、挿入
作業や位置決め作業が容易となって組付作業性を向上す
ることができる、また、設備コストを低減することがで
きる。更に、仕切り板13の製造も容易となって製品コ
ストを低減することができる。
【0032】また、管状部材12のボルト取付孔16
a,16b、オイル供給孔15b、オイル排出孔17に
対して、仕切り板13の切欠22、オイル供給孔23、
オイル排出孔24を大きく形成することで、高い加工精
度を要求する必要がなく、製造コストを低減することが
できる。そして、管状部材12に対する仕切り部材13
の位置決めも高精度である必要もなく、作業コストを低
減することができる。
【0033】なお、上述の実施形態では、管状部材12
のボルト取付孔16a,16b、オイル排出孔17に対
して、仕切り板13に切欠22、オイル排出孔(切欠)
24としたが、孔であってもよい。
【0034】図8に本発明の第2実施形態に係る仕切り
壁を有する管としてのロッカシャフトにおけるボルトに
よる取付部での断面、図9に制御用オイルの供給孔及び
排出孔でのロッカシャフトの断面、図10に仕切り部材
の端部の概略、図11に本発明の第3実施形態に係る仕
切り壁を有する管としてのロッカシャフトにおけるボル
トによる取付部での断面を示す。なお、前述した実施形
態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の
符号を付して重複する説明は省略する。
【0035】第2実施形態において、図8乃至図10に
示すように、ロッカシャフト61は管状部材12とこの
管状部材12内に挿入されて2つのオイル通路(流路)
A,Bに区画する仕切り板62と、蓋(図示略)とから
構成されている。
【0036】仕切り板62は、ばね材によって形成され
て所定の弾性力を有し、断面がほぼC(E)字形状に形
成され、管状部材12の中空部を軸方向に沿って平行な
2つの流路(潤滑用オイル通路A、制御用オイル通路
B)に区画する仕切り部63と、この仕切り部63の両
側部(幅方向両端部)から延設されて管状部材12の内
周面に密着する密着部64,65とを有しているが、こ
の仕切り板62はその長手方向で異形の断面形状となっ
ている。
【0037】即ち、仕切り板62におけるボルトの取付
位置では、図8に詳細に示すように、仕切り部63はボ
ルトを回避するように短く形成され、密着部64,65
が管状部材12の上部及び下部内周面に密着し、ボルト
取付孔16bに対応して若干大きいボルト挿通孔66,
67が形成されている。また、仕切り板62における潤
滑用オイルの給排位置では、図9に詳細に示すように、
ボルトの取付位置とほぼ同様の断面形状をなし、密着部
67にオイル供給孔15bに対応してオイル供給孔68
が形成されている。更に、仕切り板62における制御用
オイルの給排位置では、仕切り部62は管状部材12の
ほぼ中心位置を通るように長く形成され、密着部66,
67は管状部材12の上部及び下部内周面に密着してい
る。
【0038】従って、潤滑用オイル通路Aに対してオイ
ル供給孔15b,68が連通すると共に、潤滑用オイル
排出孔17が連通し、制御用オイル通路Bに対してオイ
ル供給孔15a,15cが連通すると共に、制御用オイ
ル排出孔18が連通している。
【0039】また、仕切り板62の軸端部の位置では、
図10に詳細に示すように、仕切り部63が密着部6
4,65と同様に管状部材12の内周面に密着するよう
に、仕切り板62は断面C字形状をなしており、軸端部
に制御用オイル通路Bを閉塞する閉塞部69が形成され
ている。そして、管状部材12の端部に図示しない蓋が
嵌合する。従って、潤滑用オイル通路Aと制御用オイル
通路Bが合流せずに区画されている。
【0040】このように本実施形態にあっては、ロッカ
シャフト11を、所定長さの管状部材12と、管状部材
12内に軸方向に沿って挿入して軸方向に沿った2つの
オイル通路A,Bに区画するC字形状の仕切り板62と
で構成している。従って、管状部材12の中空部に仕切
り板62を挿入するだけで、内部に軸方向に沿った2つ
のオイル通路A,Bを容易に区画できる。この場合、仕
切り板62は断面C字形状のばね材であるため、仕切り
板62を縮径することで容易に挿入することができ、位
置合せも容易に行うことができる。
【0041】なお、管状部材12に予めボルト取付孔1
6a,16bやオイル供給孔15a,15c等を形成
し、仕切り板62に切欠22やオイル供給孔23等を形
成した後、管状部材12に仕切り板62を挿入するよう
にすれば、仕切り板62は板状であるために孔形成時の
ばり取りを極めて容易に行うことができると共に、仕切
り板62を管状部材12に挿入するときのばり取り加工
を不要とすることができる。
【0042】また、仕切り板62の軸端部に制御用オイ
ル通路Bを閉塞する閉塞部69を形成したことで、管状
部材12の端部に取付ける蓋の構造を簡素することがで
き、製造コストを低減することができる。
【0043】第3実施形態において、図11に示すよう
に、ロッカシャフト71は管状部材12とこの管状部材
12内に挿入されて3つのオイル通路(流路)A,B,
Cに区画する仕切り板72と、蓋(図示略)とから構成
されている。この仕切り板72は、ばね材によって形成
されて所定の弾性力を有し、断面が凹部を有する略C字
形状に形成され、管状部材12の中空部を軸方向に沿っ
て平行な3つの流路A,B,Cに区画する仕切り部7
3,74と、この仕切り部73,74の両側部(幅方向
両端部)から延設されて管状部材12の内周面に密着す
る密着部75,76,77とを有しており、ボルト取付
孔16bに対応してボルト挿通孔78が形成されてい
る。、図示しないが、各流路A,B,Cに対してオイル
が給排可能となっている。
【0044】このように本実施形態にあっては、仕切り
板72の形状を工夫することで、管状部材12の中空部
に3つの流路A,B,Cを容易に区画することができ、
その数は4つ以上であってもよい。
【0045】なお、上述の実施形態では、本発明の仕切
り壁を有する管をロッカシャフトに適用したが、カムシ
ャフトあるいはエンジンに拘らず、流体の輸送経路など
に適用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の仕切り壁を有する管によれば、
所定長さの管状部材と、この管状部材の中空部に軸方向
に沿って挿入されて中空部を軸方向に沿った複数の流路
に区画する仕切り部と仕切り部の両側部から延設されて
中空部の内面に密着する密着部とを有する仕切り板とを
設けたので、管状部材の中空部は仕切り板の仕切り部及
び密着部により軸方向に沿った複数の流路に区画される
ため、大小の管同士を嵌合して複数の流路を形成するも
のに比べて、挿入作業や位置決め作業が容易となって組
付作業性を向上することができると共に、設備コストを
低減することができ、また、仕切り板の製造が容易とな
って製品コストを低減することができる。
【0047】請求項2の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、仕切り板を断面S字形状または断面C字形状に形
成したので、断面S字形状や断面C字形状により仕切り
板に密着部を容易に設けられ、管状部材の中空部を仕切
り板によって複数の流路に区画したとき、流路間のシー
ル性を容易に確保することができる。
【0048】請求項3の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、仕切り板をばね材で形成して密着部を中空部の内
面に弾圧して密着したので、管状部材の中空部への仕切
り板の挿入を容易とすることができると共に、挿入後に
密着部が中空部の内面に確実に密着して流路間のシール
の信頼性を向上することができる。
【0049】請求項4の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、仕切り板の長手方向端部に管状部材の中空部の内
面に接触して一つの流路を閉塞する閉塞部を設けたの
で、管状部材の軸端部に中空部を閉塞する蓋を装着した
場合、仕切り板の閉塞部が一つの流路を閉塞しているた
め、蓋は中空部の嵌合してもう一つの流路を閉塞するも
のでよいため、蓋の構造を簡素化して低コスト化を図る
ことができると共に、シール性を向上することができ
る。
【0050】請求項5の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、管状部材にボルトが挿通する取付孔を形成する一
方、仕切り板の密着部にボルトが挿通する切欠を形成し
たので、管を固定するためのボルトの挿通孔を形成する
場合、仕切り板の密着部に切欠を形成しているため、高
精度の切欠の加工が不要となって製造コストを低減する
ことができる。
【0051】請求項6の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、管状部材に複数の流路に対応して流体供給孔及び
流体排出孔を形成する一方、仕切り板の密着部に少なく
とも一つの流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を
形成し、管状部材の流体供給孔及び流体排出孔に対し
て、仕切り板の流体供給孔及び流体排出孔を大きく形成
したので、管に流体供給孔及び流体排出孔を形成する場
合、仕切り板の密着部に流体供給孔及び流体排出孔を形
成しているため、高精度の加工が不要となって製造コス
トを低減することができる。
【0052】請求項7の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロ
ッカシャフトとし、シリンダヘッド側からロッカシャフ
トの下部に形成したオイル供給孔を介して複数の流路に
オイルを供給可能としたので、ロッカシャフトに設けら
れた複数の流路へオイルを確実に供給することができ
る。
【0053】請求項8の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、オイル供給孔を管状部材の軸方向に沿って複数並
設し、仕切り板が長手方向の異なる位置で異形断面形状
をなすことで、各オイル供給孔を各流路に連通可能とし
たので、ロッカシャフトに設けられた複数の流路へ一方
方向からオイルを確実に供給することができ、オイル供
給孔の加工工数を低減することができる。
【0054】請求項9の発明の仕切り壁を有する管によ
れば、この管をシリンダヘッドの上部に取付けられたロ
ッカシャフトとし、ロッカシャフトに設けられた複数の
流路を潤滑用オイルのオイル通路と可変動弁機構の制御
用オイルのオイル通路としたので、エンジン作動部分へ
潤滑用オイルを確実に供給すると共に、可変動弁機構へ
所定圧の制御用オイルを確実に供給して各バルブの開閉
タイミング等を確実に制御することで、エンジンの円滑
な作動を保証することができる。
【0055】請求項10の発明の仕切り壁を有する管の
製造方法によれば、管状部材、仕切り板のそれぞれにボ
ルトの取付孔や切欠、流体供給孔や流体排出孔を形成し
た後、仕切り板を管状部材に挿入するようにしたので、
外部管に内部管を挿入して内部管の内周面のばりを除去
することが困難な先行技術に比べて、仕切り板が板状の
ために孔形成時のばり取りを極めて容易に行うことがで
き、また、仕切り板を管状部材に挿入するときのばり取
り加工を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る仕切り壁を有する
管としてのロッカシャフトの概略図である。
【図2】ボルトによる取付部でのロッカシャフトの断面
図である。
【図3】潤滑用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシ
ャフトの断面図である。
【図4】制御用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシ
ャフトの断面図である。
【図5】ロッカシャフトの端部の断面図である。
【図6】本実施形態のロッカシャフトを用いた可変動弁
機構を表すエンジンの要部平面図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る仕切り壁を有する
管としてのロッカシャフトにおけるボルトによる取付部
での断面図である。
【図9】制御用オイルの供給孔及び排出孔でのロッカシ
ャフトの断面図である。
【図10】仕切り部材の端部の概略図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る仕切り壁を有す
る管としてのロッカシャフトにおけるボルトによる取付
部での断面図である。
【符号の説明】
11,61,71 ロッカシャフト(管) 12 管状部材 13,62,72 仕切り板 14 蓋 15a,15b,15c オイル供給孔 16a,16b ボルト取付孔 17 潤滑用オイル排出孔 18 制御用オイル排出孔 19,63 仕切り部 20,21,64,65 密着部 22 切欠 23,38 オイル供給孔 24 オイル排出孔(切欠)24が形成されている。従
って、潤滑用オイル通 31 シリンダヘッド 36 固定ボルト 37,38 低速用ロッカーアーム 39 高速用ロッカーアーム 66,67 ボルト挿通孔 69 閉塞部 A 潤滑用オイル通路(流路) B 制御用オイル通路(流路) C 流路 V 可変動弁機構
フロントページの続き Fターム(参考) 3G013 BD35 CA00 3G016 AA06 AA19 BA49 BA50 BB26 CA02 CA08 CA12 CA15 CA18 CA20 CA27 CA32 CA36 CA37 GA01 4E028 EA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの管状部材と、該管状部材の中
    空部に軸方向に沿って挿入されて該中空部を軸方向に沿
    った複数の流路に区画する仕切り部と該仕切り部の両側
    部から延設されて前記中空部の内面に密着する密着部と
    を有する仕切り板とを具えたことを特徴とする仕切り壁
    を有する管。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記仕切り板は、断
    面S字形状または断面C字形状に形成されたことを特徴
    とする仕切り壁を有する管。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記仕切り板はばね
    材で形成され、前記密着部は前記中空部の内面に弾圧し
    て密着することを特徴とする仕切り壁を有する管。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記仕切り板の長手
    方向端部に、前記管状部材の中空部の内面に接触して前
    記一つの流路を閉塞する閉塞部が設けられたことを特徴
    とする仕切り壁を有する管。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記管状部材にボル
    トが挿通する取付孔が形成される一方、前記仕切り板の
    密着部にボルトが挿通する切欠が形成されたことを特徴
    とする仕切り壁を有する管。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記管状部材に前記
    複数の流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔が形成
    される一方、前記仕切り板の密着部に少なくとも前記一
    つの流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔が形成さ
    れ、前記管状部材の流体供給孔及び流体排出孔に対し
    て、前記仕切り板の流体供給孔及び流体排出孔が大きく
    形成されたことを特徴とする仕切り壁を有する管。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載した仕切り壁を有する管
    は、シリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフ
    トであり、該シリンダヘッド側から該ロッカシャフトの
    下部に形成したオイル供給孔を介して前記複数の流路に
    オイルが供給可能であることを特徴とする仕切り壁を有
    する管。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記オイル供給孔は
    前記管状部材の軸方向に沿って複数並設され、前記仕切
    り板が長手方向の異なる位置で異形断面形状をなすこと
    で、前記各オイル供給孔は前記各流路に連通可能である
    ことを特徴とする仕切り壁を有する管。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載した仕切り壁を有する管
    は、シリンダヘッドの上部に取付けられたロッカシャフ
    トであり、該ロッカシャフトに設けられた前記複数の流
    路は、潤滑用オイルのオイル通路と可変動弁機構の制御
    用オイルのオイル通路であることを特徴とする仕切り壁
    を有する管。
  10. 【請求項10】 所定長さの管状部材と、該管状部材の
    中空部に軸方向に沿って挿入されて該中空部を軸方向に
    沿った複数の流路に区画する仕切り部と該仕切り部の両
    側部から延設されて前記中空部の内面に密着する密着部
    とを有する仕切り板とを具え、前記管状部材にボルトが
    挿通する取付孔または前記複数の流路に対応して流体供
    給孔及び流体排出孔を形成し、前記仕切り板の前記密着
    部に前記ボルトが挿通する切欠または少なくとも一つの
    前記流路に対応して流体供給孔及び流体排出孔を形成
    し、その後、前記仕切り板の前記密着部が前記管状部材
    の前記中空部の内面に弾圧するように、且つ、前記管状
    部材の前記取付孔と前記仕切り板の前記切欠、または前
    記管状部材の前記流体供給孔及び前記流体排出孔と前記
    仕切り板の前記流体供給孔及び前記流体排出孔が合うよ
    うに、前記仕切り板を前記管状部材に挿入することを特
    徴とする仕切り壁を有する管の製造方法。
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