JPH11153010A - 内燃機関の可変バルブタイミング機構 - Google Patents

内燃機関の可変バルブタイミング機構

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JPH11153010A
JPH11153010A JP31942397A JP31942397A JPH11153010A JP H11153010 A JPH11153010 A JP H11153010A JP 31942397 A JP31942397 A JP 31942397A JP 31942397 A JP31942397 A JP 31942397A JP H11153010 A JPH11153010 A JP H11153010A
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valve timing
variable valve
timing mechanism
foreign matter
internal combustion
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JP31942397A
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Osamu Shintani
治 新谷
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/34423Details relating to the hydraulic feeding circuit
    • F01L2001/34436Features or method for avoiding malfunction due to foreign matters in oil

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】いかなる状況にあっても、作動液中の異物を好
適に排除可能な内燃機関の可変バルブタイミング機構を
提供することをその目的とする。 【解決手段】可変バルブタイミング機構1は、内燃機関
の出力軸と駆動連結されたハウジング4の内周壁に形成
された凹部5内をカムシャフト27と一体回転する内部
ロータ2より突出形成されたベーン3にて区画すること
で形成される油圧室10、11内の油圧を制御すること
で、バルブタイミングを可変としている。油圧室10、
11の外周壁の隅部には、カムシャフト27の径方向に
延びる異物溜まり溝35が形成されている。作動油中に
存在する異物は、カムシャフト27の回転に伴う遠心力
により油圧室10、11の外周壁に移動し、異物溜まり
用の溝35内に収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気弁
及び排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを運
転条件に応じて可変とする可変バルブタイミング機構、
特にベーン式の可変バルブタイミング機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気及び排気は、吸気バルブ
及び排気バルブの開閉によって行われている。こうした
内燃機関の吸排気は、吸排気管内の空気の圧力や内燃機
関回転数等に大きな影響を受ける。したがって、内燃機
関の回転数や負荷に応じて、最適な吸排気バルブの開閉
タイミング、すなわちバルブタイミングは大きく異なっ
ている。
【0003】例えば、内燃機関の低速域においてトルク
を向上せしめるようバルブタイミングを設定すると、高
速域ではあまり出力を上げることができなくなる。また
逆に、高速域での出力向上を優先した設定とすると、低
速域でのトルクが低下したり、アイドル回転時における
内燃機関の運転が不安定となる。通常の内燃機関では、
こうした低速トルクと高速出力のバランスを考慮してバ
ルブタイミングが設定されている。しかしながら、バル
ブタイミングを可変とすれば、さらに低速性能と高速性
能とを両立させることが可能となる。
【0004】また、吸気バルブは排気バルブが閉じるよ
りも早く開かれることが多い。これは、内燃機関の高回
転域では吸気に慣性がついており、この慣性を利用して
吸気効率を高めるためである。さらに、吸気バルブと排
気バルブとが同時に開いている時間、すなわちオーバー
ラップ量は、内燃機関内に導入される空気の充填率やポ
ンピングロスに関係して内燃機関の出力に影響を及ぼす
だけでなく、内部EGR率をも変化させるため、エミッ
ションにも大きく関係している。こうしたオーバーラッ
プ量も、バルブタイミングを可変とすることで調整する
ことが可能であり、内燃機関の運転状態に応じて適切に
変更することで、内燃機関性能の改善を図ることができ
るようになる。
【0005】以上のような実情を考慮して、バルブタイ
ミングを可変とする可変バルブタイミング機構が数多く
提案され、実用されるに至っている。こうした可変バル
ブタイミング機構の一つとして、例えば特開平9−15
1709号公報に記載されているような、いわゆるベー
ン式の可変バルブタイミング機構がある。図6に、こう
した可変バルブタイミング機構の一例を示す。
【0006】この可変バルブタイミング機構1は、大き
くは、カムシャフト27と連結された内部ロータ2と、
機関の出力軸であるクランクシャフト(図示しない)と
駆動連結されたタイミングプーリ7と一体回転可能に連
結されたハウジング4とにより構成されている。内部ロ
ータ2には、放射状に延びる6枚のベーン3が該ロータ
2の外周に形成された溝に一端が係留される格好で設け
られている。一方、ハウジング4の内周には6つの凹部
5が形成されている。この凹部5内はベーン3により区
画されることで2つの液室10、11が形成されてい
る。
【0007】これらの液室10、11内の液圧を調整す
ると、ベーン3の側面にはカムシャフト27の周方向に
対して液圧差に基づく力が作用する。この力により内部
ロータ2とハウジング4とを相対回動させることができ
る。この相対回動により、カムシャフト27とタイミン
グプーリ7との回転位相を変更し、バルブタイミングを
変更することができる。また、両液室10、11間の液
圧を調整し、ベーン3の両側面に働く力を均衡させるこ
とで、バルブタイミングを一定に保持することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】こうしたベーン式の可
変バルブタイミング機構では、作動液中に混入した異物
によって作動不良が発生することがある。すなわち、作
動液中の異物が液室内に堆積すると、上記両回転体の相
対回動が阻害され、応答性が低下したり、正確な相対回
動位相の制御が不能となることがある。また、異物が両
回転体の摺動部等に堆積し、そのまま固着することで、
両回転体の相対回動すら不能となってしまうおそれもあ
る。
【0009】また、このような可変バルブタイミング機
構の多くは、作動液として主に内燃機関の潤滑系に用い
られる潤滑油の一部を流用している。こうした潤滑油中
に存在する異物の一つであるオイルスラッジは長時間放
置すると硬化するため、特に両回転体間の固着が生じ易
くなる。
【0010】こうした異物に対処するため、上記公報に
記載の可変バルブタイミング機構1では、液室10、1
1の外周隅部にカムシャフト27の周方向に延びる異物
溜まり溝34を形成している。
【0011】すなわち、カムシャフト27の回転に伴う
遠心力により、液室10、11内の作動液に混入した異
物は、遠心力によって該液室10、11の外周壁に堆積
するようになるが、内部ロータ2とハウジング4との相
対回動により、この堆積した異物はベーン3の摺動によ
ってかき出される格好となって、上記異物溜まり溝34
内に収容されるようになる。
【0012】ただし、この従来の機構にあっては、以上
のような異物溜まり溝34を設けても、ベーン3を動か
さない限り異物を排除することはできない。また、ベー
ン3によるかき出しにより異物を排除する構成とする
と、ベーン3先端の摺接部に異物が付着し易くなる。そ
のため、長時間にわたりベーン3が動かされなかった場
合には、これらの異物が硬化し、そのまま固着するおそ
れもある。
【0013】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、いかなる状況にあっても、作
動液中の異物による不具合を好適に回避可能な内燃機関
の可変バルブタイミング機構を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、同一の回転軸心を有し
て内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動する
カムシャフトの一方及び他方に連結された第1及び第2
の回転体を備えるとともに、前記第1の回転体に形成さ
れた凹部を前記第2の回転体に形成されたベーンにて区
画することによりベーンの両側に第1及び第2の液室を
形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記
第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸
と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更する内燃機
関の可変バルブタイミング機構において、前記液室の外
周部に前記各回転体の径方向へ延びる異物溜り溝が形成
されてなるものである。
【0015】同構成によれば、可変バルブタイミング機
構の各回転体の回転に伴う遠心力の作用のみにより、液
室内の作動液に存在する異物を上記異物溜まり溝内に収
容することができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の内燃機関の可変バルブタイミング機構におい
て、前記異物溜り溝は、前記ベーンと前記液室外周壁と
の摺接部分の摺動範囲外に形成されているものである。
【0017】同構成によれば、異物溜まり溝内に収容さ
れた異物とそれら摺接部とを直接接触することがなく、
それら摺接部に対する異物の固着を抑制することができ
る。また、請求項3に記載の発明では、請求項2記載の
内燃機関の可変バルブタイミング機構において、前記ベ
ーンは、その先端部に、シール部材が前記液室外周壁に
当接することで前記第1及び第2の液室間の作動液の流
通を制限するシール機構を有し、同ベーンは、該シール
機構を構成する前記シール部材を介して前記液室外周壁
に摺接されるものである。
【0018】同構成によれば、異物溜まり溝内に収容さ
れた異物とシール部材とが直接接触しないため、シール
部材による各液室間のシール性を維持しつつ、ベーンに
対する異物の固着を抑制することができる。
【0019】また、請求項4に記載の発明では、請求項
1〜3のいずれかに記載の内燃機関の可変バルブタイミ
ング機構において、前記異物溜り溝は、当該可変バルブ
タイミング機構の外部に開口される通路に連通されてな
るものである。
【0020】同構成によれば、異物溜まり溝内に蓄積さ
れた異物は、上記通路を介して可変バルブタイミング機
構の外部へと排出される。また、請求項5に記載の発明
では、請求項4に記載の内燃機関の可変バルブタイミン
グ機構において、前記通路は、前記液室への作動液の供
給あるいは前記液室からの作動液の排出を行う作動液通
路の一部を構成するものである。
【0021】同構成によれば、異物溜まり溝内の異物
は、上記作動液通路の一部を介して可変バルブタイミン
グ機構の外部へと排出される。作動液通路と異物排出用
の通路とを兼用することで、異物の排出をより効果的に
行うことができる。
【0022】また、請求項6に記載の発明では、請求項
4記載の内燃機関の可変バルブタイミング機構におい
て、前記通路は、当該可変バルブタイミング機構の外部
にあって前記第1の回転体を回転駆動せしめる駆動伝達
輪近傍に開口されるものである。
【0023】同構成によれば、異物溜まり溝内の異物は
作動液とともに、上記駆動伝達輪の近傍へと排出され
る。こうして、排出された作動液は、上記駆動伝達輪の
潤滑剤としても使用される。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明にかかる可変バルブタイミング機構の第1の実施の形
態について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
【0025】まず、可変バルブタイミング機構1の基本
的構造を説明する。図1に同機構1の側面断面構造を、
図2に同機構1の正面断面構造を示す。図1に示すよう
に、カムシャフト27は、シリンダヘッド29とベアリ
ングキャップ30とによってエンジンの上部に回転可能
に支持されており、該カムシャフト27において前記支
持部より先端側には拡径部27aが形成されている。こ
の拡径部27の外周には、チェーン(図示しない)を介
してエンジンの出力軸であるクランクシャフト(図示し
ない)と駆動連結されたスプロケット13が回転可能に
取り付けられている。カムシャフト27においてスプロ
ケット13のさらに先端側に可変バルブタイミング機構
1が設けられている。ここで、図2において矢示するよ
うに、カムシャフト27はその正面から見て時計回り方
向に回転するものとする。
【0026】可変バルブタイミング機構1は、カムシャ
フト27と一体回転可能に取り付けられた内部ロータ
2、スプロケット13と一体回転可能に取り付けられた
ハウジング4、内部ロータ2及びハウジング4の先端を
覆う前面カバー12、内部ロータ2とカムシャフト27
とを締結するセンタボルト14、ハウジング4と前面カ
バー12とスプロケット13とを締結する取付ボルト1
5等により構成されている。
【0027】内部ロータ2は、図2に示すように、略円
筒形状をした固定部2aと、その外周部に形成された4
つのベーン3によって構成されている。各ベーン3は、
固定部2aの外周よりカムシャフト27の径方向に放射
状に突出形成されており、内部ロータ2は全体として略
十字形状を呈している。内部ロータ2は、カムシャフト
27の先端に設けられたピン19により該カムシャフト
27との移送が固定されるとともに、カムシャフト27
の拡径部27aの先端側端面と該内部ロータ2の先端側
に設けられたカラー16(図1)とによって挟み込まれ
る格好でセンタボルト14により、同カムシャフト27
に締結されている。
【0028】この内部ロータ2の外周を覆うような形
で、ハウジング4が設けられている。ハウジング4は全
体が略円板形状をしており、その一端面がスプロケット
13の先端側に当接されている。ハウジング4の内周側
面には、カムシャフト27の周方向において所定間隔を
隔てた位置に、同シャフト27の軸心に向け突出した4
つの突状部6が形成されている。隣り合った突状部6の
間の部分は凹部5となっており、該凹部5内には前記ベ
ーン3が配設されている。また、このハウジング4及び
内部ロータ2のカムシャフト27の先端側端面を覆うよ
うに前面カバー12(図1)が設けられている。なお、
この前面カバー12とハウジング4とスプロケット13
とはピン17,18(図1)によってそれらの位相が固
定されるとともに、4本の取付ボルト15によってそれ
ぞれ一体回転可能に締結されている。
【0029】ところで、各ベーン3の先端と凹部4の内
周側面、各突状部6の先端と内部ロータ2の固定部2a
の外周側面とは以下のシール機構を介して、互いに摺接
されている。すなわち、これら各ベーン3及び各突状部
6の先端には、断面矩形状をなす溝7が形成されてい
る。この溝7にはシール部材8が配設されており、板ば
ね9によって各ベーン3及び各突状部6の先端側に対し
て付勢されている。その結果、各ベーン3の先端及び凹
部4の内周側面、各突状部6の先端及び固定部2aの外
周側面は、これらシール部材8を介して常に当接されて
いる。
【0030】また、可変バルブタイミング機構1の内部
には、前面カバー12、スプロケット13、カムシャフ
ト27の拡径部27aの各端面、ハウジング4の各凹部
5の内周壁及び内部ロータ2の固定部2aの外周側面に
よって囲まれた4つの空間が形成されている。これらの
空間は、ベーン3によって更に2つの空間10、11に
区画されている。これらの空間10、11のうち、ベー
ン3に対してカムシャフト27の回転方向に形成された
空間11を遅角側油圧室、その反対側に形成された空間
10を進角側油圧室ということとする。これら各油圧室
10、11には、それぞれ後述する進角側油通路P1及
び遅角側油通路P2が接続されている。
【0031】次に、可変バルブタイミング機構1の各油
圧室10、11内に供給あるいは排出される油を流通さ
せるための進角側油通路P1、遅角側油通路P2及びそ
の油圧を調整するための油圧系について説明する。
【0032】図1に示すように、シリンダヘッド29の
内部には、進角側ヘッド油路36及び遅角側ヘッド油路
37が形成されている。シリンダヘッド29の上端部及
びベアリングキャップ30の内周には、前記各ヘッド油
路36、37の開口位置にそれぞれ対応する油溝38、
39が形成されている。
【0033】また、カムシャフト27の内部には、その
軸線に沿って延びる遅角側シャフト油路40が形成され
ている。この遅角側シャフト油路40は、前記油溝39
を介して遅角側ヘッド油路と連通している。更に、この
遅角側シャフト油路40の先端側は、内部ロータ2の内
周壁にカムシャフト27を取り囲むように形成された円
環状の遅角側環状油路41に開口している。また、内部
ロータ2の内部には、図2に示すように、遅角側環状油
路41より放射状に延びる4本の遅角側油孔42が形成
されている。この遅角側油孔42は、それぞれ各遅角側
油圧室11に開口している。したがって、遅角側シャフ
ト油路40に供給された油は、遅角側環状油路41及び
遅角側油孔42を介して遅角側油圧室11内に供給され
る。なお、以上の遅角側ヘッド油路37、油溝39、遅
角側シャフト油路40、遅角側環状油路41及び遅角側
油孔42によって、遅角側油通路P2が構成されてい
る。
【0034】一方、カムシャフト27の内部には、前記
遅角側シャフト油路40と平行して進角側シャフト油路
43が形成されている。この進角側シャフト油路43
は、油溝38を介して進角側ヘッド油路36に接続され
ている。この進角側シャフト油路43の先端側は、カム
シャフト27の拡径部27aの外周側面に形成された円
環状の油溝44に開口している。スプロケット13の内
周側面にあって前記油溝44に対応する位置には、4本
の進角側油孔45が開口している。これらの進角側油孔
45の先端側は、図1及び図2に示すように、スプロケ
ット13の内周側面より放射状に延びており、前記各進
角側油圧室10に接続されている。なお、以上の進角側
ヘッド油路36、油溝38、進角側シャフト油路43、
油溝44及び進角側油孔45によって、進角側油通路P
1が構成されている。
【0035】上述の各油通路P1、P2は、図1に示す
ように、オイルコントロールバルブ(以下OCVとい
う)31を介して油供給路46あるいは油排出路47に
接続可能となっている。この油供給路46は、オイルポ
ンプ32を介してオイルパン33に接続されている。一
方、油排出路47は、直接オイルパン33に接続されて
いる。エンジンの運転に伴いオイルポンプ32が駆動さ
れると、オイルパン33内に貯留された油は、オイルフ
ィルタ48を介して同ポンプ32によって吸引される。
そして吸引された油はオイルポンプ32より加圧吐出さ
れ、油供給路46を介してOCV31に供給される。こ
うして供給された油は、OCV31によって各油通路P
1、P2に選択的に圧送される。
【0036】このOCV31は、デューティ制御された
ソレノイドによって駆動される制御弁である。OCV3
1によって、進角側油通路P1及び遅角側油通路P2に
対する油の供給あるいは排出が振り分けられる。こうし
て各油通路P1、P2に接続された各油圧室10、11
内の油圧が調整され、可変バルブタイミング機構1が駆
動される。
【0037】例えば、バルブの開閉時期を早める場合に
は、OCV31は、進角側油通路P1に対しては油供給
路46を、遅角側油通路P2に対しては油排出路47を
接続する。この結果、進角側油圧室10内の油圧は遅角
側油圧室11内の油圧に対して高くなる。こうして生じ
た各油圧室10、11間の油圧差により、ベーン3には
カムシャフト27の回転方向に力が作用する。内部ロー
タ2は、この力に基づきハウジング4に対して時計回り
方向(以下、この方向を進角方向という)に相対回動す
る。こうして、カムシャフト27の回転位相は、クラン
クシャフトの回転位相に対して早められる。
【0038】反対にバルブの開閉時期を遅くする場合に
は、OCV31は、進角側油通路P1に対しては油排出
路47を、遅角側油通路P2に対しては油供給路46を
接続する。こうして、進角側油圧室10内の油圧を遅角
側油圧室7内の油圧に対して低くする。内部ロータ2は
両油圧室10、11間の油圧差によって、ハウジング4
に対してカムシャフト27の回転方向とは反対方向(以
下、遅角方向という)に相対回動し、カムシャフト27
の回転位相がクランクシャフトの回転位相に対して遅れ
る。
【0039】また、バルブの開閉時期を保持する場合に
は、OCV31は各油圧室10、11内の油圧を均衡さ
せるよう各油通路P1、P2への作動油の供給量を調整
する。その結果、進角側油圧室10及び遅角側油圧室1
1内の油圧が均衡する。ベーン3の両側面に作用する力
がつり合うため、内部ロータ2の相対回動が制限され、
カムシャフト27の回転位相が固定される。
【0040】次に、本実施の形態にあって、可変バルブ
タイミング機構1の各油圧室10、11内から異物を排
除する異物溜まり溝35について説明する。前記各油圧
室10、11の外周壁にあって前記突状部6の付け根の
部分には、カムシャフト27の径方向に延びる異物溜ま
り溝35が形成されている。この溝35は、前記内部ロ
ータ2と前記ハウジング4との相対回動により前記ベー
ン3が最も進角方向側あるいは遅角方向側に位置した場
合に、該ベーン3の先端に設けられたシール部材8と凹
部5の内周側面とが当接する位置よりも、さらに進角方
向側あるいは遅角方向側に位置するように形成されてい
る。
【0041】エンジンの駆動に伴いカムシャフト27が
回転すると、それに伴い可変バルブタイミング機構1も
回転する。このとき、各油圧室10、11内の油中に混
入したオイルスラッジ等の固形物あるいは半固形物から
なる異物は、その周囲の油よりも比重が高いため、回転
に伴う遠心力により外周方向へ移動する。やがてこれら
の異物は、異物溜まり溝35内に収容される。こうし
て、油中の異物は、油圧室10,11内より排除され
る。しかも、異物溜まり溝35は、ベーン3の先端に設
けられたシール部材8の摺動範囲外に位置するよう形成
されているため、それらシール部材8の先端に同溝35
内に蓄積された異物が直接接触することもない。したが
って、各油圧室10,11間のシール性が損なわれるこ
とがない。
【0042】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に記す効果を得ることができる。 ・可変バルブタイミング機構1の使用条件に関わらず、
油圧室10、11内の異物を溝35内に収容することが
できる。したがって、異物によるベーン3の固着等の発
生を防止することができる。
【0043】・シール部材8の先端に異物溜まり溝35
内に蓄積された異物が直接接触しないため、各油圧室1
0,11間のシール性を保持することができる。 (第2の実施の形態)つづいて、本発明を具体化した第
2の実施の形態について、図3及び図4を参照して説明
する。図3に本実施の形態にかかる可変バルブタイミン
グ機構の正面構造を、図4に側部構造を示す。
【0044】なお、本実施の形態においては、前述した
第1の実施の形態と同一若しくは対応する要素には同一
若しくは対応する符号を付して示しており、それら要素
についての重複する説明は省略する。
【0045】本実施の形態にかかる可変バルブタイミン
グ機構1は、第1の実施の形態の可変バルブタイミング
機構1の油通路P1、P2の構成を変更したものであ
る。図4に示すように、カムシャフト27の拡径部27
aの外周には、円環状の進角側環状溝50及び遅角側環
状溝51が形成されている。これら各環状溝50、51
はそれぞれ、進角側シャフト43及び遅角側シャフト油
路44と接続されている。また、スプロケット13内に
おいて各環状溝50、51に対応する位置にはそれぞ
れ、カムシャフト27の径方向に延びる4本の進角側ス
プロケット油路52及び遅角側スプロケット油路53が
形成されている。これら各スプロケット油路52、53
はそれぞれ、スプロケット13及びハウジング4内に形
成され、カムシャフト27の軸線方向に延びる進角側油
路54及び遅角側油路55と連通している。
【0046】さらに、これら進角側油路54及び遅角側
油路55には、各油圧室10、11に設けられた異物溜
まり溝35からカムシャフト27の径方向に延びる油通
路56、57が接続されており、異物溜まり溝35はこ
れら油通路56,57を介して進角側油通路54及び遅
角側油通路55に連通されている。すなわち本実施の形
態では、進角側ヘッド油路36、油溝38、進角側シャ
フト油路43、進角側環状溝50、進角側スプロケット
油路52、進角側油路54及び油通路56によって進角
側油通路P11が、遅角側ヘッド油路37、油溝39、
遅角側シャフト油路44、遅角側環状溝51、遅角側ス
プロケット油路53、遅角側油路55及び油通路57に
よって遅角側油通路P12が構成されている。
【0047】各油圧室10、11への油の供給あるいは
排出は、以上の進角側油通路P11及び遅角側油通路P
12を通じて行われる。また、異物溜まり溝35内に堆
積した異物は、各油圧室10、11内からの油の排出時
に各油通路P11、P12を通じて可変バルブタイミン
グ機構1の外部へと排出される。
【0048】以上詳述した本実施の形態によれば、第1
の実施の形態に記載の効果に加え、さらに以下の効果を
得ることができる。 ・各油圧室10、11への油の供給・排出路となる油圧
通路P11、P12を通じて、異物溜まり溝35内に蓄
積された異物を排除することができる。こうした溝35
からの異物排除用の通路を設けたことで、蓄積された異
物が該溝35内から溢れてベーン3の摺動を妨害するこ
とで生じる可変バルブタイミング機構1の動作不良を防
止することができる。
【0049】・各油圧室10、11への油の供給・排出
用の通路と異物溜まり溝35からの異物排除用の通路を
共通化することで、可変バルブタイミング機構1の構造
を簡素化し、製造時の手間や製造コストを抑えることが
できる。
【0050】(第3の実施の形態)つづいて、本発明を
具体化した第3の実施の形態について、図5を参照して
説明する。図5に本実施の形態にかかる可変バルブタイ
ミング機構の正面構造を示す。
【0051】なお、本実施の形態においても、前述した
第1及び第2の実施の形態と同一若しくは対応する要素
には同一若しくは対応する符号を付して示しており、そ
れら要素についての重複する説明は省略する。
【0052】本実施の形態にかかる可変バルブタイミン
グ機構1の異物溜まり溝35には、該機構102の外部
と連通する異物排除用の孔60がカムシャフト27の径
方向に延びるよう形成されている。この異物排除用の孔
60の直径は、油内に存在する異物の最大径とほぼ同程
度の約0.4mmとなっている。
【0053】異物溜まり溝35内に堆積した異物は各油
圧室10、11内の油と共に、異物排除用の孔60を通
じて、可変バルブタイミング機構1の外部へと排出され
る。このことで各油圧室10、11内の油圧は若干低下
するが、孔60の径が小さいため、可変バルブタイミン
グ機構1の動作に与える影響は極めて小さい。さらに、
回転位相保持時にあっても、各油圧室10、11に若干
量の油を供給するようOCV31を制御することで、こ
の損失分を補填することができる。
【0054】以上説明した第3の実施の形態によれば、
前記第1の実施の形態に記載の効果に加え、さらに以下
の効果を得ることができる。 ・異物排除用の孔60を通じて異物溜まり溝35内に堆
積した異物を排除することが可能となり、蓄積された異
物が該溝35内から溢れてベーン3の摺動を妨害するこ
とで生じる可変バルブタイミング機構1の動作不良を防
止することができる。
【0055】・さらに、カムシャフト27の回転による
遠心力を利用して異物排除用の孔60を通じた油の排出
が行われるため、油排出用の特別な機構を設ける必要が
ない。
【0056】なお、以上詳述した各実施の形態は、以下
のようにその構成を変更して実施することもできる。 ・第3の実施の形態における異物排除用の孔60の可変
バルブタイミング機構1の外部側の開口部をスプロケッ
ト13の近くに配置する。このように構成することで、
前記孔60内より排出される油によりスプロケット13
に掛装されたチェーンを潤滑可能となり、該チェーンの
摩耗及び異音の発生を低減することができるようにな
る。
【0057】・以上の各実施の形態においては、4つの
ベーン3を備えた可変バルブタイミング機構について説
明したが、本発明は、3つ以下あるいは5つ以上のベー
ンを有する可変バルブタイミング機構にも同様に適用し
てもよい。
【0058】・以上の各実施形態においては、可変バル
ブタイミング機構1に対してカムスプロケットを設ける
とともに、同スプロケットをクランクシャフトにより回
転させるようにしてもよい。
【0059】・以上の各実施の形態では、クランクシャ
フトの回転をチェーン及びスプロケットを介してカムシ
ャフトに伝達するチェーン駆動式のカムシャフトに設け
られた可変バルブタイミング機構の場合について説明し
たが、これをベルト駆動式やギア駆動式等の他の形式の
カムシャフトのものに適用することもできる。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、カムシ
ャフトの回転に伴う遠心力の作用だけで、作動液中の異
物を異物溜まり溝内に収容することができる。その結
果、液室中に異物が存在することにより生じる不具合を
好適に回避することができるようになる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、異物溜ま
り溝がベーン先端の摺接部の摺動範囲外に形成されてい
るため、同溝内に収容された異物とそれら摺接部とは直
接接触することがなく、異物によるそれら摺接部の固着
等を抑制することができる。
【0062】請求項3に記載の発明では、異物溜まり溝
内に収容された異物とシール部材とが接触しないため、
シール部材による各液室間のシール性を維持しつつ、異
物によるベーンの固着等を抑制することができる。
【0063】請求項4に記載の発明によれば、異物溜ま
り溝内に蓄積した異物を可変バルブタイミング機構の外
部に排出することができる。請求項5に記載の発明によ
れば、異物を排出する通路と可変バルブタイミング機構
に作動液を供給、あるいは同機構から作動液を排出する
作動液通路とを兼用することで異物の排出をより効果的
に行うことができる。
【0064】請求項6に記載の発明によれば、作動液と
ともに異物が排出可能であるのに加え、排出された作動
液を回転駆動伝達輪の潤滑液として利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる可変バルブタイミング機
構の側部構造及び該機構の油圧系を示す断面図。
【図2】同機構の正面構造を示す断面図。
【図3】第2実施形態にかかる可変バルブタイミング機
構の正面構造を示す拡大断面図。
【図4】同機構の側部構造を示す断面図。
【図5】第3実施形態にかかる可変バルブタイミング機
構の正面構造を示す拡大断面図。
【図6】従来の可変バルブタイミング機構の正面構造を
示す断面図。
【符号の説明】
1…可変バルブタイミング機構、2…内部ロータ、3…
ベーン、4…ハウジング、5…凹部、10…進角側油圧
室、11…遅角側油圧室、27…カムシャフト、35…
異物溜まり溝、60…異物排除用孔、P11…進角側油
通路、P12…遅角側油通路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸
    及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトの一方
    及び他方に連結された第1及び第2の回転体を備えると
    ともに、前記第1の回転体に形成された凹部を前記第2
    の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベ
    ーンの両側に第1及び第2の液室を形成し、該形成した
    液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転
    体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフト
    との相対回転位相を変更する内燃機関の可変バルブタイ
    ミング機構において、 前記液室の外周部に前記各回転体の径方向へ延びる異物
    溜り溝が形成されてなることを特徴とする内燃機関の可
    変バルブタイミング機構。
  2. 【請求項2】前記異物溜り溝は、前記ベーンと前記液室
    外周壁との摺接部分の摺動範囲外に形成されている請求
    項1記載の内燃機関の可変バルブタイミング機構。
  3. 【請求項3】請求項2記載の内燃機関の可変バルブタイ
    ミング機構において、 前記ベーンは、その先端部に、シール部材が前記液室外
    周壁に当接することで前記第1及び第2の液室間の作動
    液の流通を制限するシール機構を有し、 同ベーンは、該シール機構を構成する前記シール部材を
    介して前記液室外周壁に摺接されることを特徴とする内
    燃機関の可変バルブタイミング機構。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関
    の可変バルブタイミング機構において、 前記異物溜り溝は、当該可変バルブタイミング機構の外
    部に開口される通路に連通されてなることを特徴とする
    内燃機関の可変バルブタイミング機構。
  5. 【請求項5】前記通路は、前記液室への作動液の供給あ
    るいは前記液室からの作動液の排出を行う作動液通路の
    一部を構成する請求項4記載の内燃機関の可変バルブタ
    イミング機構。
  6. 【請求項6】前記通路は、当該可変バルブタイミング機
    構の外部にあって前記第1の回転体を回転駆動せしめる
    駆動伝達輪近傍に開口される請求項4記載の内燃機関の
    可変バルブタイミング機構。
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