JP4379515B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関に関し、より特定的にはオイルで潤滑される内燃機関に関するものである。
従来、内燃機関は、たとえば特開2003−301744号公報(特許文献1)、特開平9−49456号公報(特許文献2)および公開技報91−6590号(非特許文献1)に開示されている。
特開2003−301744号公報 特開平9−49456号公報 発明協会公開技報公技番号91−6590号
従来の内燃機関では、たとえば特許文献1において2箇所のオイルジェットからピストンスカート内にオイルを噴射する構成が開示されている。具体的には、特許文献1ではピストンのクランクシャフト側方向にオイルを噴射するノズルを設ける技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、ピストンのスカート内にオイルが噴射されるためピストン中心部の温度を低下させることができるものの、ボアを冷却することが困難である。ボアを冷却するためにボアに直接オイルを噴射するとオイルの消費量が増加し好ましくない。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、内燃機関の内部を均一に冷却することが可能な内燃機関を提供することを目的とする。
この発明に従った内燃機関は、シリンダブロックに設けられたボア内をピストンが往復し、ピストンに連結されたコネクティングロッドがクランクシャフトに動力を伝達する内燃機関であって、ピストンのコネクティングロッド側からピストンのスカート内とスカート外でボア間のピストンの一部とに向けてオイルを噴射するオイル供給部を備える。
このように構成された内燃機関ではスカート外を冷却でき、間接的にボアを冷却することができる。その結果、内燃機関を均一に冷却することができる。
好ましくは、ピストンはピストンピンが取付けられるピンボスを有し、オイル供給部はスカート外のピンボス上部にオイルを噴射する。
好ましくは、オイル供給部は、ピンボス上部のピストンの周縁部にオイルを噴射する。この場合、スカート外噴射の場合にボアを最も冷却することができる。
より好ましくは、複数のオイル供給部がピストンの中心に対して点対称に配置される。この場合、点対称(対角線上)にオイル供給部を配置することでピストン温度の均一化を図ることができ、リング溝の温度低減を図ることができてリングの固着等を防止することができる。
好ましくは、オイル供給部は、スカート内にオイルを噴射する第一オイル供給部と、スカート外にオイルを噴射する第二オイル供給部とを含み、第一オイル供給部がオイル噴射を開始する第一開弁圧は、第二オイル供給部がオイル噴射を開始する第二開弁圧よりも小さい。
好ましくは、オイル供給部は、スカート外でボア間にオイルを噴射する第二オイル供給部と、スカート外でシリンダブロック端部にオイルを噴射する第三オイル供給部とを含む。第二オイル供給部がオイル噴射を開始する第二開弁圧は、第三オイル供給部がオイル噴射を開始する第三開弁圧より小さい。
以下、この発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組み合わせることも可能である。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に従った内燃機関の油圧回路を説明するための図である。図1を参照して、内燃機関としてのエンジン1の油圧回路では、エンジンブロック下部に設けられるオイルパン19にオイルが溜められる。オイルパン19で溜められたオイルは異物を除去するためのオイルストレーナ2を経てオイルポンプ3へ供給される。オイルポンプ3はエンジンの動力により駆動し、オイルを加圧する。加圧されたオイルはオイルクーラー5で冷却される。冷却後のオイルがオイルフィルタ6により濾過される。また、オイルポンプ3から排出されたオイルの一部分はタイミングチェーン4を潤滑しオイルパン19に戻る。
オイルフィルタ6を通過した油圧が加えられたオイルはメインオイルホール7に供給される。メインオイルホール7はエンジン内のさまざまな部分に延びており、1つはピストンジェット(オイルジェット)210,220に供給され、さらにそのオイルがピストン100へ向かって噴射される。ピストン100を冷却および潤滑したオイルはオイルパン19に戻される。
またメインオイルホール7に供給されたオイルはクランクジャーナル8に導かれてクランクジャーナル8を潤滑する。さらにクランクジャーナル8を潤滑したオイルはコンロッド(コネクティングロッド)130およびチェーンテンショナ9を潤滑してオイルパン19へ戻る。
またメインオイルホール7のオイルはバランスシャフト11を潤滑した後にオイルパン19へ戻る。
メインオイルホール7のオイルはシリンダヘッド12に供給される。シリンダヘッド12のオイルの一部分はカムジャーナル14およびラッシュアジャスタ15を潤滑してオイルパン19へ戻る。またシリンダヘッド12のオイルはオイルコントロールバルブ13へ供給されて吸気および/または排気バルブタイミングを変更するために用いられる。
さらに、シリンダヘッド12のオイルはオイルシャワー16およびロッカーアーム17へ供給された後にオイルパン19へ戻る。
図2は、実施の形態1に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。図2を参照して、シリンダブロック20は金属体であり、一方向に並ぶように複数のボア21が設けられている。この実施の形態では直列4気筒型のエンジンに適用されるシリンダブロック20を示しているが、シリンダブロック20は直列型、並列型、V型、W型または水平対向型などのさまざまな形式であってもよい。
また、シリンダブロック20はガソリンエンジン用だけでなく、ディーゼルエンジン用であってもよい。また、1つのシリンダブロック20に設けられるボア21の数は1つ以上であればよい。
シリンダブロック20の底面側にオイル供給部としての後側オイルジェット210が設けられている。後側オイルジェット210は前側ノズル211と後側ノズル212とを有し、各々のノズルがオイルを噴射する。なお、すべての後側オイルジェット210が複数のノズルを有している必要はなく、図2の前から4番目の後側オイルジェット210は1つの前側ノズル211のみを有している。この実施の形態では、隣り合うボア21の間の冷却を促進するために前から1〜3番目の後側(Rr)のオイルジェットが後側のノズルを有している。これによりボア21間の冷却を図っている。
図3は、ピストンが組込まれたシリンダブロックの底面図である。図3を参照して、各々のボア21にはピストン100が組付けられる。ピストン100はスカート110を有し、このスカート110にはピストンピン131を取付けるためのピンボス120が設けられる。スカート110はスカート内領域111およびスカート外領域112を規定し、スカート110に取囲まれる領域がスカート内領域111であり、スカート110に取囲まれない外部領域がスカート外領域112である。前側ノズル211はスカート内領域111にオイルを噴射し、後側ノズル212はスカート外領域112にオイルを噴射する。
ピンボス120はピストンピン131を支持しており、2つのピンボス120の間にピストンピン131が配置される。ピストンピン131はコネクティングロッドとピストン100とを連結するための部材である。この実施の形態では、複数のボア21の並ぶ方向の一方側(図3では左側)にのみ後側オイルジェット210を設けているが、これに限られず、ボア21の並ぶ方向の左右両方または一方にのみオイルジェットを設けてもよい。また、4気筒のうち3つのボア21において前側ノズル211と後側ノズル212とを設けているが、これに限られずいずれか1つのボア21において前側ノズル211と後側ノズル212とが設けられていればよく、その他のボアに関しては、前側ノズル211および後側ノズル212のいずれか一方が設けられていてもよく、さらにオイルジェットが設けられていなくてもよい。
図4は、上死点でのピストンの模式図であり、図5は、図4中の矢印Vで示す方向から見たピストンの底面図である。図4および図5を参照して、上死点では、ピストン100はクランクシャフト140から最も離れた位置に存在する。上死点のピストン100では、コネクティングロッド130がピストン100の往復運動方向に対して平行に配置されている。前側ノズル211から矢印2110で示す方向にオイルが噴射される。これにより噴射領域2111でオイルがピストンに衝突する。後側ノズル212からは矢印2120で示す方向にオイルが噴射される。噴射されたオイルは噴射領域2121でピストン100と衝突する。噴射領域2111はスカート内領域111に存在し、噴射領域2121はスカート外領域112に存在する。さらに、噴射領域2121はピンボス120上部に位置している。
二股に分かれた前側ノズル211および後側ノズル212はスカート110を跨ぐように配置され、スカート110の内側と外側の各々にオイルを噴射する。この実施の形態では、ピストンは円形であるが、必ずしも真円に限られず、楕円形であってもよい。
図6は、下死点でのピストンの模式図である。図7は、図6中の矢印VIIで示す方向から見たピストンの底面図である。図6および図7を参照して、下死点では、ピストン100がクランクシャフト140に最も近くなる。下死点においても前側ノズル211および後側ノズル212はピストン100に対してオイルを矢印2110,2120で示す方向に噴射する。下死点では、前側ノズル211および後側ノズル212とピストン100との距離が上死点よりも近くなっている。そのため、噴射領域2111,2121が上死点と異なる。具体的には、前側ノズル211および後側ノズル212に近い部分に噴射領域2111,2121が位置している。
実施の形態1に従った内燃機関としてのエンジン1は、シリンダブロック20に設けられたボア21内をピストン100が往復し、ピストン100に連結されたコネクティングロッド130がクランクシャフト140に動力を伝達する内燃機関である。ピストン100のコネクティングロッド130側からピストン100のスカート110内のスカート内領域111とスカート外領域112にオイルを噴射するオイル供給部としての後側オイルジェット210を備える。
ピストン100はピストンピン131が取付けられるピンボス120を有し、後側オイルジェット210はピンボス120上にオイルを供給する。
このように構成されたエンジン1では、スカート110外のスカート外領域112にオイルを噴射しスカート外領域112を積極的に冷却することができる。その結果、スカート外領域112に近いボア21を冷却することができる。
(実施の形態2)
図8は、実施の形態2に従った内燃機関において上死点と下死点にあるピストンを示す断面図である。図9は、図8中の矢印IXで示す方向から見た上死点にあるピストンの底面図である。図8および図9を参照して、実施の形態2に従ったエンジン1では、図9で示すように、1つのピストン100に対して2つのオイル供給部としての前側オイルジェット220および後側オイルジェット210が設けられている点で、実施の形態1に従ったエンジン1と異なる。前側オイルジェット220は1本の前側ノズル221を有し、前側ノズル221は矢印2210で示す方向に向かってオイルを噴射し、オイルは噴射領域2211においてピストン100と衝突する。ピストン100のうち、スカート外領域112においてオイルが衝突する。二股に分かれた前側ノズル211および後側ノズル212は、それぞれ矢印2110,2120で示す方向にオイルを噴出してスカート内領域111およびスカート外領域112にオイルを噴射する。
なお、図中の記号「♯1,2,3」は、前から1から3番目にあるピストンであることを示している。「♯」の解釈は他の図でも同様であり、例えば「♯1」と記載されていれば、前から1番目にあるピストンであることを示している。
この実施の形態では、ピンボス120に対して同じ方向に前側オイルジェット220および後側オイルジェット210が設けられるが、これに限られず、ピンボス120に対して互いに対称にオイルジェットが設けられていてもよい。
図8および9は、直列4気筒において前側から1番、2番および3番目のピストンを示している。さらに、図8では、後側オイルジェット210のみを示している。ピストン100は3本のピストンリング溝151,152,153を有し、ピストンリング溝151,152,153にはピストンリングが嵌め合わせられる。
図8で示すように、上死点と下死点では噴射領域2111,2121が異なる。これは、矢印2110,2120で示す方向がピストン100の往復方向に対して傾斜しているからである。
図10は、直列4気筒エンジンにおいて前から4番目にあるピストンの上死点と下死点での断面図である。図11は、図10中の矢印XIで示す方向から見た上死点にあるピストンの底面図である。図10および図11を参照して、4番目のピストン、すなわち、直列4気筒型の最も後方にあるピストンでは、前側オイルジェット220が2つのノズルとしての前側ノズル221および後側ノズル222を有し、後側オイルジェット210が1つの前側ノズル211のみを有する。これは、4番目のピストンでは前側のボアが3番目のピストンと隣接し、この部分での溜まった熱を除去する必要があるためである。すなわち、3番目のボアと4番目のボアとの間の熱を除去するために図11で示す前側ノズル221が設けられている。前側ノズル221から矢印2210で示された方向に噴射されたオイルはピストン100の外周縁部に位置する噴射領域2211に照射される。この噴射領域は、隣り合う前から3番目のピストンとの間に近いため、3番目のボアと4番目のボアの間にある領域を冷却することができる。
図12は、直列4気筒エンジンにおいて前から2番および3番目にあるピストンの上死点と下死点での断面図である。図中に記載された2つのピストンはそれぞれ上死点および下死点に位置するピストンを示している。図13は、図12中の矢印XIIIで示す方向から見た下死点にあるピストンの底面図である。
図12および図13を参照して、前側オイルジェット220の前側ノズル221から矢印2210で示す方向にオイルが噴射される。上死点にピストン100がある場合にはピンボス120近傍の噴射領域2211にオイルが噴射される。これに対し、下死点にある場合には前側ノズル221近くの噴射領域2211にオイルが噴射される。図13で示すように、前側オイルジェット220および後側オイルジェット210からはピストン100に向かって矢印2210,2110,2120で示す方向にオイルが噴射される。噴射されたオイルは噴射領域2211,2111,2121に照射されてこの部分を冷却および潤滑する。
図14は、直列4気筒エンジンにおいて前から4番目にあるピストンの上死点と下死点とでの断面図である。図15は、図14中の矢印XVで示す方向から見た下死点にあるピストンの底面図である。
図14および図15を参照して、前側オイルジェット220および後側オイルジェット210の前側ノズル221,後側ノズル222および前側ノズル211はそれぞれ矢印2210,2220,2110で示す方向にオイルを噴射する。これにより噴射領域2211,2221,2111にオイルが噴射されてこの領域が冷却および潤滑される。図14で示すように、上死点および下死点にピストン100があるときには噴射領域2111の位置が異なる。
図16は、前から2番目にあるピストンの後側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。図16を参照して、後側オイルジェット210は二股に分かれて延びる前側ノズル211および後側ノズル212を有する。前側ノズル211および後側ノズル212にはオイルが供給されて各々のノズルがオイルを噴射することが可能である。ピストン100が下死点に位置するときには、スカート110を挟んでスカート110の内側のスカート内領域111および外側のスカート外領域112に前側ノズル211および後側ノズル212が配置される。前側ノズル211および後側ノズル212の長さは互いにほぼ等しくてもよく、互いに異なっていてもよい。また、前側ノズル211および後側ノズル212の内径は一定であってもよく、先端部に近づくにつれて内径が小さくなっていてもよく、また先端部に近づくにつれて内径が大きくなっていてもよい。
図17は、前から3番目にあるピストンの前側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。図17を参照して、前側オイルジェット220は前側ノズル221を有する。前側ノズル221から噴出されたオイルはスカート外領域112に照射される。この照射されたオイルはピストン100を冷却するとともに、ピストン100とボアとの間に介在してピストン100を潤滑する。さらに、ピンボスにもオイルが照射されることで、ピンボス内で動くコネクティングロッドの動きを円滑にする。
図18は、複数のオイルジェットの斜視図である。図18を参照して、ピストン100の下側に前側オイルジェット220および後側オイルジェット210が配置される。前側オイルジェット220および後側オイルジェット210はクランクシャフト140上側でかつピストン100下側に配置される。この実施の形態では同じ高さに前側オイルジェット220および後側オイルジェット210が設けられているが、異なる高さに前側オイルジェット220および後側オイルジェット210が設けられていてもよい。このとき、前側オイルジェット220および後側オイルジェット210のいずれか一方が高い位置に設けられ、他方が低い位置に設けられる。スカート110は円筒部分と平坦部分を有し、平坦部分にピンボスが設けられる。円筒部分はボア壁に沿った形状とされる。平坦部分ではピンボスが設けられるためにスカート110の厚みが厚くされている。
図19および図20は前から4番目のピストンにオイルを供給するオイルジェットを拡大して示す斜視図である。図19および図20を参照して、前から4番目のピストンは前から3番目のピストンと隣接しているため、これらのピストン間を冷却するために前側ノズル221が設けられる。前側ノズル221から噴射されたオイルはスカート外領域112に照射されてボアを冷却するとともにピストン100を潤滑する。
図21および図22は、前から4番目のピストンの後側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。図21および図22を参照して、前側ノズル211はスカート内領域111にオイルを噴射する。前側ノズル211はクランクシャフト140およびコネクティングロッド130と接触しない位置に配置される。
(実施の形態3)
図23は、実施の形態3に従った内燃機関の底面図である。図23を参照して、実施の形態3に従ったエンジン1では、後側オイルジェット210と前側オイルジェット3210とがピストン100の中心100Cに対して点対称に配置されている。前側オイルジェット3210は前側ノズル3211と後側ノズル3212とを有し、それぞれのノズルが矢印3110,3120で示す方向にオイルを噴射し、噴射領域3111,3121にオイルが噴射される。
このようなエンジン1では、より均一に内部を冷却することができる。
(実施の形態4)
図24から図27は、実施の形態4に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。図24では、前から1〜3番目のボア21には前側ノズル221を有する前側オイルジェット220と、前側ノズル211と後側ノズル212を有する後側オイルジェット210とが設けられる。前から4番目のボア21には前側ノズル221と後側ノズル222とを有する前側オイルジェット220が設けられる。
図25では、前から1番目のボア21には前側ノズル211と後側ノズル212とを有する後側オイルジェット210が設けられる。前から2〜3番目のボア21には前側ノズル221を有する前側オイルジェット220と、前側ノズル211と後側ノズル212を有する後側オイルジェット210とが設けられる。前から4番目のボア21には前側ノズル221と後側ノズル222とを有する前側オイルジェット220が設けられる。
図26では、前から1番目のボア21には前側ノズル211と後側ノズル212とを有する後側オイルジェット210が設けられる。前から2〜3番目のボア21には前側ノズル221と後側ノズル222とを有する前側オイルジェット220と、後側ノズル212を有する後側オイルジェット210とが設けられる。前から4番目のボア21には前側ノズル221と後側ノズル222とを有する前側オイルジェット220が設けられる。
図27では、前から1〜4番目のボア21には前側ノズル221を有する前側オイルジェット220と、前側ノズル211と後側ノズル212を有する後側オイルジェット210とが設けられる。
このように構成されたエンジン1でも、実施の形態1から3に従ったエンジン1と同様の効果がある。
(実施の形態5)
図28は、この発明の実施の形態5に従った内燃機関におけるピストンおよびオイルジェットの底面図である。図28を参照して、この発明の実施の形態5に従った内燃機関としてのエンジン1では、3本のオイルジェットが設けられている。オイルジェット310A,320B,330Cはそれぞれ互いに所定の間隔を隔ててシリンダブロックに取付けられており、各々のオイルジェット310A,320Bおよび330Cはノズル311,321,331を有する。ノズル311,331は、スカート外領域112へオイルを噴射し、ノズル321はスカート内領域111に向かってオイルを噴射する。ノズル311から噴射されたオイルは矢印4110で示す方向に進行して噴射領域4111に到達する。オイル照射点としての噴射領域4111はピストン100の外周の縁部に位置する。また、噴射領域4111はシリンダブロック端部側に存在する。
噴射領域4211は、スカート内領域111に存在しており、ピストン100のうちで、特に温度が高くなる領域である。ノズル321から噴射されたオイルは矢印4210で示す方向に進行して噴射領域4211に到達する。
噴射領域3311は、ピストン100の外周部に存在するが、噴射領域4111と異なり、シリンダブロック端部に位置しておらず、ボア間領域に存在している。ノズル331から噴射されたオイルは矢印3310で示す方向に進行して噴射領域3311に到達する。
すなわち、図28で示すピストン100は、シリンダブロックの端部に位置する、1気筒目のピストンであり、噴射領域4111の近傍にシリンダブロック端部が存在している。
ピストン頂面にオイルを噴射するためのオイルジェット320Bは、早期に冷却が必要なために、その開弁圧(オイルジェット320Bがオイルの噴射を開始するために必要な最低の油圧)はオイルジェット310B,330Cに比べて低めに設定されている。
これに対し、オイルジェット310A,330Cでは、各々のオイルジェット310A,330Cの開弁圧(オイル噴射を開始するために最低限必要なオイル圧力)は中央のオイルジェット320Bの開弁圧より高い。オイルジェット310A,330Cがボア間にオイルを噴射する場合には、例えばボア間温度低減のために最大トルク点以上でオイルを噴射すればよい。オイルジェット310A,330Cがシリンダブロック端部に向かってオイルを噴射する場合、これらの端部におけるボア温度は低いため、例えば最高出力点でのみオイル噴射をすればよいため、ボア間にオイルを噴射する場合よりも開弁圧をさらに高く設定することができる。図28で示すように、オイルジェット310Aはシリンダブロック端部にオイルを噴射し、オイルジェット330Cはボア間にオイルを噴射する場合には、オイルジェット310Aの開弁圧が最も高く、その次にオイルジェット330Cの開弁圧が高く、オイルジェット320Bの開弁圧が一番低い。
図29は別の局面に従った内燃機関におけるピストンおよびオイルジェットの底面図である。図29を参照して、オイルジェット320Bのノズルを二手に分けて2つのノズル321A,321Bを有するように構成してもよい。この場合、オイルジェット320Bの開弁圧はオイルジェット310Aの開弁圧よりも低くなる。これにより、ノズル321Aからオイルが噴射されやすくなり、ノズル311からオイルが噴射されるよりも早くノズル321Aからオイルが噴射される。
ノズル321Bから噴射されたオイルは矢印3210Bで示す方向に進行して噴射領域3211Bに到達する。ノズル321Aから噴射されたオイルは矢印3210Aで示す方向に進行して噴射領域3211Aに到達する。なお、図29で示すピストン100は、4気筒エンジンの場合の2番および3番気筒目(シリンダブロックの中央部分に位置するピストン)である。
図30は、この発明の実施の形態5に従ったオイルジェットが取付けられたシリンダブロックの底面図である。図30を参照して、たとえば直列4気筒型のエンジンにおいて、1番目のピストン(♯1)から4番目のピストン(♯4)までにおいて、オイルジェットの配置をさまざまに変更することが可能である。具体的には、1番目および4番目のピストンを冷却するためには、3種類のオイルジェット310A,320B,330Cを用いる。これは、1番目のピストン100と4番目のピストン100においては、ピストン頂面にオイルを噴射するために開弁圧が最も低いオイルジェット320Bと、あまり温度が高くならないシリンダブロック端部を冷却するために用いられ、開弁圧が最も高いオイルジェット310Aと、ボア間を冷却する、開弁圧が中程度のオイルジェット330Cとを併用するためである。
これに対して、2番目および3番目のピストンでは、ピストン頂部を冷却するために開弁圧が最も低いオイルジェット320Bと、ボア間を冷却するために開弁圧が中程度のオイルジェット330Cとを用いている。
なお、シリンダブロック端部を冷却するためのオイルジェット310Aを必ずしも設ける必要はない。
なお、オイルジェット320Bの開弁圧を最も高くし、オイルジェット310Aの開弁圧を最も低くし、オイルジェット330Cの開弁圧を中程度としてもよい。
図31は、この発明の実施の形態5に従ったオイルジェットの平面図である。図32は、図31中のXXXII−XXXII線に沿ったオイルジェットの断面図である。図33は、図31中のXXXIIIで示す方向から見たオイルジェットの側面図である。
図31から図33を参照して、オイルジェット310Aは、ボデー312と、ボデー312に接続されたノズル311と、ボデー312をシリンダブロックに取付けるためのフランジ314とを有する。ボデー312には開口317が設けられており、さらにその開口317下にチェックバルブを構成するボール315が配置される。ボール315はスプリング316により付勢されており、開口317から矢印318で示す方向に入力しようとするオイルを止める役割を果たす。矢印318で示すオイルの圧力がスプリング316による押圧力に打ち勝つオイルは矢印318で示す方向から流入してオイル流路313を流れてノズル311の先端部から噴射される。スプリング316の強さをさまざまに変更することによって、オイルジェット310Aがオイルの噴射を開始する圧力(開弁圧)へ変更することができる。
図34は別の局面に従ったオイルジェットの平面図である。図35は、図34中のXXXV−XXXVに沿ったオイルジェットの断面図である。図36は、図34中の矢印XXXVIで示す方向から見たオイルジェットの側面図である。図34から図36を参照して、この例では、ボデー312の上部に開口317が設けられ、下部にノズル311が接続されている点で、図31から図33で示すオイルジェットと異なる。この例でもボール315はスプリング316によって押圧されており、矢印318で示す方向に流入しようとするオイルをスプリング316が止めている。オイルの圧力がスプリング316の押圧力に打ち勝つとボール315が動いてオイルが開口317からノズル311内のオイル流路313へ向かって流れる。
図37は、油圧とエンジン回転数の関係を示すグラフである。図37を参照して、エンジンの回転数(横軸)が大きくなると、オイルポンプの回転数も増えるため油圧(図37の縦軸)も大きくなる。ピストンジェット(オイルジェット)の開弁圧と、オイルポンプの第一開弁圧との関係をさまざまに設定することが可能である。図37では、ピストンジェットの開弁圧がオイルポンプの第一開弁圧よりも低く設定している。これとは逆に、オイルジェットの開弁圧をオイルポンプの第一開弁圧よりも高くしてもよい。
低回転でオイルジェットからオイルを噴射させるためには、オイルジェットの開弁圧がオイルポンプの第一開弁圧以下となる必要がある。
また、低回転でオイルジェットを停止させるためには、オイルポンプの第一開弁圧がオイルジェットの開弁圧以下である必要がある。
例えば、ピストンJET開弁圧付近をオイルジェット320Bの開弁圧とし、オイルポンプリリーフ圧より僅かに低い圧力をオイルジェット310A,330Cの開弁圧とすることができる。
図38は、油圧とエンジン回転数の関係を示すグラフである。図38では、オイルポンプ出口の油圧、メインギャラリー(メインオイルホール)の油圧、可変バルブタイミングのオイルコントロールバルブ(OCV)入口での油圧、排気バルブのハイドロラッシュアジャスター(EX−HLA)油圧がエンジン回転数によりどのように変化するかを示している。オイルジェットに入るオイルの油圧は、メインギャラリーの油圧よりも少し低い圧力であり、エンジンの回転数とともに変化する。
すなわち、この発明の実施の形態5に従った内燃機関としてのエンジン1では、オイル供給部は、スカート内領域111にオイルを噴射する第一オイル供給部としてのオイルジェット320Bと、スカート外領域112にオイルを噴射する第二オイル供給部としてのオイルジェット330Cとを含む。さらに、オイル供給部は、スカート外領域112でボア間にオイルを噴射する第二オイル供給部としてのオイルジェット330Cと、シリンダブロック端部にオイルを噴射する第三オイル供給部としてのオイルジェット310Aとを有する。オイルジェット320Bの開弁圧が最も低く、オイルジェット310Aの開弁圧が最も高く、オイルジェット330Cの開弁圧が中程度である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1に従った内燃機関の油圧回路を説明するための図である。 実施の形態1に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。 ピストンが組込まれたシリンダブロックの底面図である。 上死点でのピストンの模式図である。 図4中の矢印Vで示す方向から見たピストンの底面図である。 下死点でのピストンの模式図である。 図6中の矢印VIIで示す方向から見たピストンの底面図である。 実施の形態2に従った内燃機関において上死点と下死点にあるピストンを示す断面図である。 図8中の矢印IXで示す方向から見た上死点にあるピストンの底面図である。 直列4気筒エンジンにおいて前から4番目にあるピストンの上死点と下死点での断面図である。 図10中の矢印XIで示す方向から見た上死点にあるピストンの底面図である。 直列4気筒エンジンにおいて前から2番および3番目にあるピストンの上死点と下死点での断面図である。 図12中の矢印XIIIで示す方向から見た下死点にあるピストンの底面図である。 直列4気筒エンジンにおいて前から4番目にあるピストンの上死点と下死点とでの断面図である。 図14中の矢印XVで示す方向から見た下死点にあるピストンの底面図である。 前から2番目にあるピストンの後側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。 前から3番目にあるピストンの前側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。 複数のオイルジェットの斜視図である。 前から4番目のピストンにオイルを供給するオイルジェットを拡大して示す斜視図である。 前から4番目のピストンにオイルを供給するオイルジェットを拡大して示す斜視図である。 前から4番目のピストンの後側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。 前から4番目のピストンの後側オイルジェットを拡大して示す斜視図である。 実施の形態3に従った内燃機関の底面図である。 実施の形態4に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。 実施の形態4に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。 実施の形態4に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。 実施の形態4に従った内燃機関を構成するシリンダブロックの底面図である。 この発明の実施の形態5に従った内燃機関におけるピストンおよびオイルジェットの底面図である。 別の局面に従った内燃機関におけるピストンおよびオイルジェットの底面図である。 この発明の実施の形態5に従ったオイルジェットが取付けられたシリンダブロックの底面図である。 この発明の実施の形態5に従ったオイルジェットの平面図である。 図31中のXXXII−XXXII線に沿ったオイルジェットの断面図である。 図31中のXXXIIIで示す方向から見たオイルジェットの側面図である。 別の局面に従ったオイルジェットの平面図である。 図34中のXXXV−XXXVに沿ったオイルジェットの断面図である。 図34中の矢印XXXVIで示す方向から見たオイルジェットの側面図である。 油圧とエンジン回転数の関係を示すグラフである。 油圧とエンジン回転数の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 エンジン、20 シリンダブロック、21 ボア、100 ピストン、110 スカート、111 スカート内領域、112 スカート外領域、130 コネクティングロッド、140 クランクシャフト、210 後側オイルジェット、220 前側オイルジェット。

Claims (8)

  1. シリンダブロックに設けられたボア内をピストンが往復し、ピストンに連結されたコネクティングロッドがクランクシャフトに動力を伝達する内燃機関であって、
    前記ピストンのコネクティングロッド側から前記ピストンのスカート内とスカート外でボア間の前記ピストンの一部とに向けてオイルを噴射するオイル供給部を備えた、内燃機関。
  2. 前記ピストンはピストンピンが取付けられるピンボスを有し、前記オイル供給部は前記スカート外のピンボス上部にオイルを噴射する、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記オイル供給部は前記ピンボス上部のピストンの周縁部にオイルを噴射する、請求項2に記載の内燃機関。
  4. 複数の前記オイル供給部がピストンの中心に対して点対称に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 前記オイル供給部は、前記スカート内にオイルを噴射する第一オイル供給部と、前記スカート外にオイルを噴射する第二オイル供給部とを含み、前記第一オイル供給部がオイル噴射を開始する第一開弁圧は、前記第二オイル供給部がオイル噴射を開始する第二開弁圧よりも小さい、請求項1に記載の内燃機関。
  6. 前記オイル供給部は、前記スカート外でボア間にオイルを噴射する前記第二オイル供給部と、前記スカート外でシリンダブロック端部にオイルを噴射する第三オイル供給部とを含み、前記第二オイル供給部がオイル噴射を開始する第二開弁圧は、前記第三オイル供給部がオイル噴射を開始する第三開弁圧より小さい、請求項5に記載の内燃機関。
  7. シリンダブロックに設けられたボア内をピストンが往復し、ピストンに連結されたコネクティングロッドがクランクシャフトに動力を伝達する内燃機関であって、
    前記ピストンのコネクティングロッド側から前記ピストンのスカート内とスカート外にオイルを噴射するオイル供給部を備え、
    前記オイル供給部は、前記スカート内にオイルを噴射する第一オイル供給部と、前記スカート外にオイルを噴射する第二オイル供給部とを含み、前記第一オイル供給部がオイル噴射を開始する第一開弁圧は、前記第二オイル供給部がオイル噴射を開始する第二開弁圧よりも小さい、内燃機関。
  8. 前記オイル供給部は、前記スカート外でボア間にオイルを噴射する前記第二オイル供給部と、前記スカート外でシリンダブロック端部にオイルを噴射する第三オイル供給部とを含み、前記第二オイル供給部がオイル噴射を開始する第二開弁圧は、前記第三オイル供給部がオイル噴射を開始する第三開弁圧より小さい、請求項7に記載の内燃機関。
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