JP4373954B2 - 90度ハイブリッド回路 - Google Patents
90度ハイブリッド回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4373954B2 JP4373954B2 JP2005113792A JP2005113792A JP4373954B2 JP 4373954 B2 JP4373954 B2 JP 4373954B2 JP 2005113792 A JP2005113792 A JP 2005113792A JP 2005113792 A JP2005113792 A JP 2005113792A JP 4373954 B2 JP4373954 B2 JP 4373954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distributed constant
- hybrid circuit
- degree hybrid
- port
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/12—Coupling devices having more than two ports
- H01P5/16—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
- H01P5/19—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port of the junction type
- H01P5/22—Hybrid ring junctions
- H01P5/227—90° branch line couplers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/12—Coupling devices having more than two ports
- H01P5/16—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
- H01P5/19—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port of the junction type
- H01P5/22—Hybrid ring junctions
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
Landscapes
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Description
端子1(以下ポート1と称す)に一端を接続する分布定数線路180の他端は端子2(以下ポート2と称す)であり、ポート2に一端を接続する分布定数線路181の他端は端子3(以下ポート3と称す)であり、ポート3に一端を接続する分布定数線路182の他端は端子4(以下ポート4と称す)であり、ポート4とポート1との間には分布定数線路183が接続されている。
例えば、ポート2,3,4に整合した負荷(インピーダンスZ0)を接続し、ポート1にインピーダンスZ0の信号源184を接続し、そこから高周波信号を入力する。このとき分布定数線路181の特性インピーダンスをZb、分布定数線路180の特性インピーダンスをZa=Zb/√2とすると、ポート1に入力した高周波信号の半分の振幅の高周波信号がポート3に出力される。残りの半分がポート2に出力され、ポート2とポート3との高周波信号の位相差は90度となる。
整合条件 Y0 2=Ya 2−Yb 2 (1)
結合度 C=20log10Ya/Yb (2)
ここで、Y0はZ0のアドミタンス表記である。同様にYaはZaの、YbはZbのアドミタンス表記である。今、分布定数線路180の特性インピーダンスZaがZa=Zb/√2なので、アドミタンスYaはYa=√2Ybである。したがって、結合度Cは−3dBとなる。
特許文献1に直交変調器を90度ハイブリッド回路とミキサICとの組み合わせで構成した例が示されている。図22に特許文献1に示された直交変調器のブロック図を示す。搬送波周波数信号が、直交した搬送波を作る目的で90度移相器190のIN端子に入力される。この90度移相器190は90度ハイブリッド回路で構成されている。90度移相器190のそれぞれ位相が90度異なるOUT1とOUT2の出力は、それぞれ変調信号I,Qによって乗算器191,192で乗算され変調された搬送波となる。位相が90度異なる変調済みの搬送波である乗算器191と192の出力信号は、加算器193で合成され、図示しない送信用の増幅回路に伝達される。このように90度ハイブリッド回路は、例えば直交変調器などに利用される。
更に、特許文献2には、90度ハイブリッド回路を分布定数線路と等価な集中定数素子で構成した例が示されている。図22(b)に特許文献2に示された集中定数素子で構成された90度ハイブリッド回路を示す。
図21に示した分布定数線路180がインダクタ194と、そのインダクタ194の両端に接続されるキャパシタ198と199とによるπ型回路に置き換えられている。同様に分布定数線路181がインダクタ195とキャパシタ199,200によるπ型回路に置き換えられている。分布定数線路182,183に相当する部分も同様なので説明は省略する。
この各π型回路のアドミタンスを式(1)及び(2)の関係に設定することで、分布定数線路と等価な90度ハイブリッド回路を構成することが可能である。
マイクロ波工学(133項)森北出版(株)
この発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、リング状に接続された4つの分布定数線路若しくは4つの回路はそのままの状態で、複数の周波数帯に対応可能とした90度ハイブリッド回路を提供することを目的とするものである。
[第1実施形態]
図1にこの発明による90度ハイブリッド回路の基本構成を示す。図21で90度ハイブリッド回路の従来例として示した4つの分布定数線路180,181,182,183がリング状に接続された各接続点、ポート1〜4に、可変リアクタンス手段10〜13が接続されている。分布定数線路180〜183の接続の関係及び大きさの関係も、背景技術で説明したものと同一である。以降の説明においても、この分布定数線路180〜183のリング状の接続の関係及び大きさの関係は同一であり、その動作周波数帯は例えば2GHzとして、分布定数線路180〜183の説明は省略する。
以下、可変リアクタンス手段10〜13の実施例を図面を参照して説明する。
これら可変容量素子20〜23は、例えば半導体の空乏層の変化を利用したバラクタ素子等であり任意の静電容量値に設定できるものである。今、例えば、可変容量素子20〜23の静電容量値が最小の状態、すなわち、殆ど可変容量素子20〜23の静電容量が無視できる大きさであって、式(1)及び式(2)の関係から周波数2GHzにおいて90度ハイブリッド回路として動作するように、各分布定数線路180〜183が設計されている。
次に可変容量素子20〜23の静電容量値を最小の状態から+2pf容量を増やした時の周波数特性を図4に示す。図4(a)は振幅特性を示し、横軸と縦軸の関係は図3(a)と同一である。可変容量素子20〜23の静電容量値を2pf増やしたことによって、周波数1.5GHzにおけるS21とS31が共に−3.0dBとなり、S11とS31が約−28dBとなっている。一方、周波数2GHzにおけるS21,S31は、約−6dB,約−5dB、S11,S31が約−6dB,−約7.2dBである。このように90度ハイブリッド回路としての動作周波数が1.5GHzに変化している。
以上述べたように、分布定数線路180,181,182,183がリング状に接続された各接続点、ポート1〜4に、可変容量素子からなる可変リアクタンス手段1〜4を接続し、その可変容量素子20〜23の静電容量値を変えることで、90度ハイブリッド回路として動作する周波数を変化させることが出来た。
〔スイッチ素子の例〕
各ポート1〜4に例えば分布定数線路51,53,55,57を接続するスイッチ素子は、電界効果型トランジスタ(FET)やPINダイオード等の半導体素子やMEMS(Micro Electromechanical Systems)技術を用いた機械的なスイッチでも実現することが可能である。ここでは、その一例としてモノリシックマイクロ波集積回路(Monolithic Microwave Integrated Circuit以下MMICと略す)で形成されたスイッチ素子を用いた例を説明する。
制御端子C166,C267に印加する制御電圧信号によって、単極5番ピンを2つある双投端子2番,7番ピンのどちらに接続させるかを制御することが出来る。例えば、制御端子C166に電源電圧の正電源、制御端子C267に負電源を印加すると5番ピンと2番ピンが接続する。その逆に制御端子C166に電源電圧の負電源、制御端子C267に正電源を印加すると5番ピンと7番ピンが接続する。
凡そ正方形の基板70の中央部分に図5に示した実施例2の90度ハイブリッド回路が、特性インピーダンスZaの分布定数線路180,183と、特性インピーダンスZbの分布定数線路181,182とによる方形状の接続で形成されて配置されている。
分布定数線路180と183との接続点であるポート1から分布定数線路180と平行に基板70の一方の辺まで特性インピーダンスZ0の分布定数線路71が延長されている。分布定数線路180と181との接続点であるポート2から分布定数線路180と平行に基板70の他方の辺まで特性インピーダンスZ0の分布定数線路73が延長されている。分布定数線路181と182との接続点であるポート3から分布定数線路73と平行に基板70の他方の辺まで特性インピーダンスZ0の分布定数線路74が延長されている。分布定数線路182と183との接続点であるポート4から分布定数線路71と平行に基板70の一方の辺まで特性インピーダンスZ0の分布定数線路72が延長されている。
90度ハイブリッド回路のポート1には、直流阻止用のチップコンデンサ75を介して、スイッチ素子50を形成するMMIC76のSPDTスイッチの単極端子である5番ピンが接続されている。双投端子の一方である2番ピンには分布定数線路51が接続されている。双投端子の他方の端子である7番ピンには、何も接続されていない。
このようにして図5に示した実施例2を実現することが出来る。
ポート1に接続される可変リアクタンス手段10が、ポート1に一端を接続するスイッチ素子50と、スイッチ素子の他端に一端を接続する分布定数線路51と、分布定数線路51の他端に一端を接続する他端が接地された容量素子700とで構成されている。
その同じ分布定数線路51の他端を、動作周波数帯において十分小さなインピーダンスとなる比較的大きな静電容量値を持つ容量素子700を介して接地することで、分布定数線路51が先端短絡線路として働く。
この時の振幅特性を図8に示す。図8の横軸は周波数、縦軸は高周波信号を入力するポート1に対する伝達特性をSパラメータdBで表す。周波数1.5GHzにおけるS21とS31が、共に約−3.0dB(0.5)であり、動作周波数が2.2GHzに変化していることが分かる。
各ポート1〜4から1個目のスイッチ素子900が非導通の時は、前述したように分布定数線路180〜183で構成される90度ハイブリッド回路の動作周波数は2GHzに設計されている。この状態において、各ポート1〜4から1個目のスイッチ素子900を導通させ、各ポート1〜4に周波数2GHzにおける電気長が約24度の分布定数線路901を接続させる。その結果、分布定数線路901は先端開放線路として働き、この時の90度ハイブリッド回路の動作周波数は1.8GHzに変化する。
ポート1に入力した信号がポート2に伝わる割合を示すS21及び、ポート3に伝わる割合を示すS31は、周波数1.8GHzにおいて約−3.0dBを示している。反射量を意味するS11とポート4に伝達する割合を示すS41は共に、周波数1.8GHzにおいて−30dB以下の値を示し、信号が殆ど反射されずに入力され、ポート4には殆ど信号が伝達されないことを示している。このように、各ポート1〜4それぞれに電気長が約24度の先端開放線路が接続されると、動作周波数が2GHzであった90度ハイブリッド回路の動作周波数が1.8GHzに変化したことが分かる。
各ポート1〜4に接続される可変リアクタンス手段10〜13のそれぞれが、複数のリアクタンス素子が直列に接続された直列接続部110と、直列接続部110の一端と各ポート1〜4を接続するスイッチ素子111と、直列に接続された各リアクタンス素子のポート1と反対側の端に、一端を接続するスイッチ素子112と、スイッチ素子112の他端に一端が接続され、他端が接地された容量素子113とからなる複数の接地スイッチ手段114とによって構成される。分布定数線路903のスイッチ素子111と反対側の端に、更に直列に接続される分定数線路115が、複数接続されるとした意味の点点点の表記を介して示されている。スイッチ素子112と容量素子113との接続はその順番が逆でも良い。
スイッチ素子111が導通状態では、今、直列接続部110が周波数2GHzにおける電気長が約24度の分布定数線路901と約36度の分布定数線路903との直列接続であるためその電気長は約60度となり実施例2(図5)と同一の動作をする。したがって、90度ハイブリッド回路の動作周波数は1.5GHzである。
この結果、それまで1.5GHzの動作周波数は2.5GHzに変化する。この時の振幅及び位相の周波数特性を図12に示す。図12(a)は振幅特性、図12(b)は位相特性を示し、説明済みの図3と同じ特性である。ポート1に入力した信号がポート2に伝わる割合を示すS21及び、ポート3に伝わる割合を示すS31は、周波数2.5GHzにおいて約−3.0dBを示している。反射量を意味するS11とポート4に信号が伝達する割合を示すS41は共に、周波数2.5GHzにおいて約−28dBを示し、信号が殆ど反射されずに入力され、ポート4には殆ど信号が伝達されないことを示している。
このようにポートから見て1個目の接地スイッチ手段114によって、分布定数線路901を先端短絡線路として動作させることで動作周波数帯を例えば1.5GHzから2.5GHzへと、90度ハイブリッド回路の動作周波数を大きく変化させることが出来た。
この時の動作周波数は2.2GHzとなり、その特性は説明済みの図8と同じ特性を示す。このように複数のリアクタンス素子が直列接続され、各リアクタンス素子の各ポート1〜4と反対側の端に接続された接地スイッチ手段のスイッチ素子を排他的に導通させることで、複数のリアクタンス素子の直列接続で決定される周波数を最も低い周波数とし、それよりも高い複数の動作周波数を得ることが出来る。
各ポート1〜4に接続される可変リアクタンス手段10〜13のそれぞれが、ポートに一端を接続する複数のスイッチ素子130,131,132とそれぞれのスイッチ素子130,131,132の他端に一端を接続する複数のリアクタンス素子133,134,135とによって構成される。各スイッチ素子130,131,132とリアクタンス素子133,134,135は、更に数を増やして並列に接続しても良く、それを点点点で省略して表記している。
実施例7は実施例6の各リアクタンス素子133〜135のポート1と反対側の端に、その使用周波数帯において十分小さなインピーダンスとなる静電容量値を持つ他端が接地された容量素子140,141,142を、それぞれ接続するようにしたものである。
各スイッチ素子を選択的に導通させて、各ポートに接続するリアクタンス値を可変することで90度ハイブリッド回路の動作周波数を可変することが可能である。具体的な例については、今までの説明から明らかなので、ここでの説明は省略する。
実施例8は説明済みの実施例4(図9)の構成の各リアクタンス素子のポート1と反対側の端に、実施例5(図11)で示した一端を接続するスイッチ素子112とスイッチ素子112の他端に一端を接続する他端が接地された容量素子113とからなる接地スイッチ手段114が接続されるようにしたものである。図15のリアクタンス素子903及び接地スイッチ素子114のポート1と反対側に表記している点点点は、更にリアクタンス素子及び接地スイッチ手段が同じ構成で設けられること意味している。
そこで実施例9としては、可変リアクタンス手段10〜13の値を変えて90度ハイブリッド回路の動作周波数を変化させたときにも整合条件が満たされるように、90度ハイブリッド回路の各ポートに一端を接続し、他端が新たな90度ハイブリッド回路の入出力端子となる各ポート側を見たインピーダンスと等しいインピーダンスを持つ分布定数線路を接続し、その分布定数線路の他端に接続される整合用可変リアクタンス手段とを設けることで、動作周波数を変えた場合でも整合が取れるようにしたものである。
各ポート1〜4には、可変リアクタンス手段10〜13としてスイッチ素子50,52,54,56と周波数2GHzにおける電気長が約135度の分布定数線路172とからなる可変リアクタンス手段10〜13が接続されている。
次に動作周波数を1.0GHzに変化させる目的で、可変リアクタンス手段10〜13の各スイッチ素子50,52,54,56を導通させて電気長約135度の分布定数線路172をそれぞれのポート1〜4に接続させる。このときの各端子の振幅の周波数特性を図17(a)に示す。
他端に伝わる割合を示すS21が約−3.5dBと目標の−3.0dBからずれている。又反射量を意味するS11と分布定数線路163の他端に信号が伝達する割合を示すS41は共に、約−15dB(約3%)と、今まで説明して来た例と比較すると約30倍程度悪化しており、90度ハイブリッド回路としては使用できない特性になっている。
又、図17(a)では周波数が約2.3GHzにおいてS21とS31が約−3dBであり、反射量を示すS11とS41が−30dB以下の小さな値を示している。これは可変リアクタンス手段10〜13を分布定数線路で構成している為に、その周期性から偶々そのような値を示しているだけで、設計狙い値では無いのでここでは関係ないものとして無視する。
スミスチャートにおいて整合条件が成り立っていると、その回路の使用周波数におけるインピーダンス値がインピーダンスの実数部を表す図17(b)の円の中心線横軸の1.0と表記された点に重なる。1.0は正規化されたインピーダンスでありポートインピーダンスを50Ωとすると、1.0の点が特性インピーダンス50Ωと言うことになる。
周波数が0.5GHzにおいては、インピーダンスが実部の0.15付近にあり、その後、周波数の上昇に伴い時計方向に回転する軌跡を示し、設計狙いである周波数1.0GHzにおけるインピーダンスは実部の約0.7の点に重なっている。整合が取れている状態である1.0の点から0.3ずれており整合が取れていないことが分かる。
その状態での先ほどの図17(b)と対応するスミスチャートを図18(a)に示す。周波数0.5GHzにおけるインピーダンスは、約0.28+j0.35の値を示し、そこから周波数の上昇に伴って時計周りの軌跡を描き、周波数1.0GHzにおいて1.0の点に重なっている。
この時の各端子の振幅の周波数特性を図18(b)に示す。1.0GHzにおける分布定数線路160の他端に入力した信号が分布定数線路161の他端に伝わる割合を示すS21と、分布定数線路162の他端に伝わる割合を示すS31が共に約−3.0dBの値を示し、反射量を意味するS11と分布定数線路163の他端に信号が伝達する割合を示すS41も共に、−30dB以下の値を示していて、90度ハイブリッッド回路として使用可能な特性を示している。又、図17(a)の周波数2.3GHz付近にあった反射が少なくなる点は、図17(b)において消失していて、設計の狙い値である周波数1GHzにおいてのみ有効な特性を示している。
また、図16の説明においては、可変リアクタンス手段10〜13の取り得るリアクタンス値を1種、整合用可変リアクタンス手段173〜176のとり得るリアクタンス値も1種である例を説明したが、それぞれ複数有っても良い。
〔第2実施形態〕
これまでの説明では、分布定数線路がリング状に接続された90度ハイブリッド回路の各ポートに可変リアクタンス手段を接続する構成でこの発明を説明して来た。しかし、複数の集中定数素子が接続された回路を4つリング状に接続して90度ハイブリッド回路を構成し、その各ポートに可変リアクタンス手段を接続するようにしても良い。
図19(a)は4つのインダクタ200,201,202,203がリング状に接続され、各インダクタ200,201,202,203の両端に一端が接地されたキャパシタ204,205が接続されている。すなわちインダクタ200とキャパシタ204とによるπ型回路220は分布定数線路180に相当し、インダクタ201とキャパシタ205によるπ型回路230が分布定数線路181に対応し、同様にインダクタ202及び203をそれぞれ含むπ型回路240及び250が分布定数線路182及び183と対応している。
例えば、結合度Cを−3dBに設定する目的で分布定数線路180の特性インピーダンスZaは、分布定数線路181の特性インピーダンスZbの1/√2に設定されるので、インダクタ200のインダクタンス値をインダクタ201のインダクタンス値Zb/ωの1/√2の値に設定すれば良い。キャパシタ204も同様にキャパシタ205のキャパシンタンス値1/(Zbω)の1/√2の値に設定すれば、電気長がほぼ4分の1の分布定数線路と等価にすることが出来る。尚、説明の都合から各インダクタの参照符号を変えて表記したが、今までの説明から明らかなように、インダクタ200と201、インダクタ201と203は同一のインダクタンス値である。
要するに式(1)と式(2)に示したアドミタンスの関係になるようにすれば集中定数素子で構成した90度ハイブリッド回路に対してこの発明を適用しても、複数の周波数帯において動作が可能な90度ハイブリッド回路が実現出来る。
図20に90度ハイブリッド回路の各ポート1〜4に例えば集中定数素子によって構成された周波数可変整合回路を接続した実施例を示す。各ポート1〜4に周波数可変整合回路300〜303の一端が接続され、周波数可変整合回路300〜303の他端が新たな90度ハイブリッド回路の入出力端子となっている。
以上述べてきたようにこの発明による90度ハイブリッド回路によれば、大きな回路面積を必要とする分布定数線路若しくは複数の集中定数リアクタンス素子からなる回路の4つが方形状に接続された部分を、共通に利用して複数の周波数帯に対応することが可能となる。したがって、動作周波数の数が多いほど回路面積が小型にできる90度ハイブリッド回路を提供することが可能となる。
Claims (9)
- 分布定数線路若しくは複数の集中定数リアクタンス素子からなる回路の4つがリング状に接続され、その各4つの接続点を端子とし、1つの端子に入力された高周波信号が、他の2つの端子から同一レベルで互いに90度の位相差を持って出力されるブランチライン型90度ハイブリッド回路において、
上記各端子にそれぞれ一端を接続するスイッチ素子と、
上記スイッチ素子の他端に一端が接続される分布定数線路と具備したことを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項1において、
上記リング状の分布定数線路からなるリアクタンス素子と、MMICで形成された上記スイッチ素子と、そのスイッチ素子の他端に一端が接続される分布定数線路とが同一基板に形成されていることを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項1又は2において、
上記分布定数線路の他端を接地する容量性素子が該他端に接続されていることを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項1又は2において、
上記スイッチ素子の他端に一端が接続される分布定数線路は、複数の分布定数線路とスイッチ素子とが交互に順次直列に接続されて構成されていることを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項1又は2において、
上記スイッチ素子の他端に一端が接続される分布定数線路は、複数の分布定数線路が直列に接続され、それぞれの分布定数線路間の接続部に高周波信号を接地することが出来る接地スイッチ手段が接続されていることを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 分布定数線路若しくは複数の集中定数リアクタンス素子からなる回路の4つがリング状に接続され、その各4つの接続点を端子とし、1つの端子に入力された高周波信号が、他の2つの端子から同一レベルで互いに90度の位相差を持って出力されるブランチライン型90度ハイブリッド回路において、
上記端子にそれぞれ一端が接続される複数のスイッチ素子と、
上記スイッチ素子それぞれの他端に一端が接続される複数の分布定数線路とを具備することを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項6において、
上記スイッチ素子に接続された分布定数線路のそれぞれの他端にそれぞれこれを接地する容量性素子が接続されていることを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項4において、
上記直列に接続され分布定数線路の末端は、高周波信号を接地することが出来る接地スイッチ手段が接続されていることを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。 - 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
上記端子のそれぞれに、一端が接続され、上記ブランチライン型90度ハイブリッド回路のポートインピーダンスと等しい特性インピーダンスの分布定数線路と、
上記分布定数線路の他端に一端が接続されたスイッチ素子と、
上記スイッチ素子の他端に接続された分布伝送線路とを具備することを特徴とするブランチライン型90度ハイブリッド回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113792A JP4373954B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 90度ハイブリッド回路 |
EP06007158A EP1713144A1 (en) | 2005-04-11 | 2006-04-05 | Quadrature hybrid circuit |
US11/397,723 US7538635B2 (en) | 2005-04-11 | 2006-04-05 | Quadrature hybrid circuit having variable reactances at the four ports thereof |
KR1020060032020A KR100763469B1 (ko) | 2005-04-11 | 2006-04-07 | 90도 하이브리드 회로 |
CN2006100753675A CN1848676B (zh) | 2005-04-11 | 2006-04-11 | 正交混合电路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113792A JP4373954B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 90度ハイブリッド回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006295562A JP2006295562A (ja) | 2006-10-26 |
JP4373954B2 true JP4373954B2 (ja) | 2009-11-25 |
Family
ID=36649065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005113792A Expired - Fee Related JP4373954B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 90度ハイブリッド回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7538635B2 (ja) |
EP (1) | EP1713144A1 (ja) |
JP (1) | JP4373954B2 (ja) |
KR (1) | KR100763469B1 (ja) |
CN (1) | CN1848676B (ja) |
Families Citing this family (59)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300159A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Sharp Corp | 回路ユニット、電源バイアス回路、lnb、およびトランスミッタ |
SE532094C2 (sv) * | 2006-07-07 | 2009-10-20 | Nera Asa | En mikrovågskrets med förbättrad kvadraturbalans |
JP5143523B2 (ja) * | 2006-10-25 | 2013-02-13 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | バイアス回路 |
KR100866564B1 (ko) * | 2007-02-14 | 2008-11-03 | 삼성탈레스 주식회사 | 광대역 전력 분배기 |
CN101627536B (zh) * | 2007-03-05 | 2012-03-21 | Nxp股份有限公司 | 射频滤波器 |
DE102007059260A1 (de) * | 2007-12-10 | 2009-06-18 | Robert Bosch Gmbh | Balancierter Transfermischer |
KR100904739B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2009-06-26 | 주식회사 하이닉스반도체 | 온도코드 전송회로 및 이를 이용한 반도체 메모리 장치 |
US8248302B2 (en) * | 2008-05-12 | 2012-08-21 | Mediatek Inc. | Reflection-type phase shifter having reflection loads implemented using transmission lines and phased-array receiver/transmitter utilizing the same |
KR100974620B1 (ko) * | 2008-05-23 | 2010-08-06 | 경성대학교 산학협력단 | 튜닝 가능한 윌킨슨 전력분배 합성기 |
WO2011001475A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | 株式会社 東芝 | 方向性結合器 |
WO2011004419A1 (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-13 | 株式会社 東芝 | 方向性結合器 |
KR101061873B1 (ko) | 2009-07-21 | 2011-09-02 | 연세대학교 산학협력단 | 마이크로스트립 방향성 결합기의 설계 방법 |
US8344823B2 (en) * | 2009-08-10 | 2013-01-01 | Rf Controls, Llc | Antenna switching arrangement |
JP2011091682A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Murata Mfg Co Ltd | 無線信号受信装置 |
JP5799951B2 (ja) * | 2010-04-19 | 2015-10-28 | 日本電気株式会社 | 移相器 |
US8532697B2 (en) * | 2011-05-26 | 2013-09-10 | Apple Inc. | Electronic device with passively combined antennas |
US8704575B2 (en) * | 2011-06-17 | 2014-04-22 | University Of Florida Research Foundation, Incorporated | Tunable active directional couplers |
US8698557B2 (en) | 2011-10-12 | 2014-04-15 | Hbc Solutions, Inc. | Hybrid coupler |
US20130207741A1 (en) * | 2012-02-13 | 2013-08-15 | Qualcomm Incorporated | Programmable directional coupler |
CN103516330B (zh) * | 2012-06-15 | 2016-08-24 | 华为终端有限公司 | 四频带威尔金森功率分配器参数配置方法及参数配置装置 |
US9165723B2 (en) | 2012-08-23 | 2015-10-20 | Harris Corporation | Switches for use in microelectromechanical and other systems, and processes for making same |
US9053874B2 (en) | 2012-09-20 | 2015-06-09 | Harris Corporation | MEMS switches and other miniaturized devices having encapsulating enclosures, and processes for fabricating same |
US9053873B2 (en) | 2012-09-20 | 2015-06-09 | Harris Corporation | Switches for use in microelectromechanical and other systems, and processes for making same |
US8907849B2 (en) | 2012-10-12 | 2014-12-09 | Harris Corporation | Wafer-level RF transmission and radiation devices |
US9203133B2 (en) | 2012-10-18 | 2015-12-01 | Harris Corporation | Directional couplers with variable frequency response |
US20150042412A1 (en) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | Qualcomm Incorporated | Directional coupler circuit techniques |
US9466868B2 (en) * | 2014-04-21 | 2016-10-11 | Globalfoundries Inc. | Reconfigurable branch line coupler |
US9755670B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-09-05 | Skyworks Solutions, Inc. | Adaptive load for coupler in broadband multimode multiband front end module |
CN106575812B (zh) | 2014-06-12 | 2020-10-30 | 天工方案公司 | 与定向耦合器相关的设备和方法 |
JP6539119B2 (ja) * | 2014-06-13 | 2019-07-03 | 住友電気工業株式会社 | 電子装置 |
US9553617B2 (en) | 2014-07-24 | 2017-01-24 | Skyworks Solutions, Inc. | Apparatus and methods for reconfigurable directional couplers in an RF transceiver with controllable capacitive coupling |
US9685687B2 (en) | 2014-09-15 | 2017-06-20 | Infineon Technologies Ag | System and method for a directional coupler |
US9692103B2 (en) * | 2014-12-10 | 2017-06-27 | Skyworks Solutions, Inc. | RF coupler with switch between coupler port and adjustable termination impedance circuit |
US20160315595A1 (en) * | 2015-04-22 | 2016-10-27 | Alcatel Lucent | High power phase shifter |
WO2017044729A1 (en) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Skyworks Solutions, Inc. | Electromagnetic couplers for multi-frequency power detection |
TWI716539B (zh) | 2016-02-05 | 2021-01-21 | 美商天工方案公司 | 具有多波段濾波的電磁耦合器 |
JP6668268B2 (ja) * | 2016-02-16 | 2020-03-18 | 株式会社東芝 | 信号切替装置、電磁波送受信装置、可変減衰器、および可変移相器 |
WO2017151321A1 (en) | 2016-02-29 | 2017-09-08 | Skyworks Solutions, Inc. | Integrated filter and directional coupler assemblies |
TW201801360A (zh) | 2016-03-30 | 2018-01-01 | 天工方案公司 | 用於耦合器線性改良及重組態的可調主動矽 |
CN109314299B (zh) | 2016-04-29 | 2021-09-21 | 天工方案公司 | 可调谐电磁耦合器和使用其的模块和装置 |
US10084224B2 (en) | 2016-04-29 | 2018-09-25 | Skyworks Solutions, Inc. | Compensated electromagnetic coupler |
US10284167B2 (en) | 2016-05-09 | 2019-05-07 | Skyworks Solutions, Inc. | Self-adjusting electromagnetic coupler with automatic frequency detection |
US10164681B2 (en) | 2016-06-06 | 2018-12-25 | Skyworks Solutions, Inc. | Isolating noise sources and coupling fields in RF chips |
KR102291940B1 (ko) | 2016-06-22 | 2021-08-23 | 스카이워크스 솔루션즈, 인코포레이티드 | 다중 주파수 전력 검출을 위한 전자기 커플러 배열들 및 이를 포함하는 디바이스들 |
CN106982041B (zh) * | 2017-02-23 | 2023-07-25 | 南京邮电大学 | 利用集总参数设计的180°环形电桥新型拓扑结构以及利用其进行任意功率比输出的方法 |
US10742189B2 (en) | 2017-06-06 | 2020-08-11 | Skyworks Solutions, Inc. | Switched multi-coupler apparatus and modules and devices using same |
CN107248606B (zh) * | 2017-07-14 | 2019-05-14 | 重庆邮电大学 | 高分配比可重构功分器 |
RU177305U1 (ru) * | 2017-07-25 | 2018-02-15 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Компактный направленный ответвитель |
RU187315U1 (ru) * | 2017-08-21 | 2019-03-01 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" (УрФУ) | Компактный квадратурный направленный ответвитель |
US10398031B2 (en) * | 2017-09-29 | 2019-08-27 | International Business Machines Corporation | Integrating Josephson amplifiers or Josephson mixers into printed circuit boards |
US10530194B2 (en) | 2017-12-12 | 2020-01-07 | The Invention Science Fund I Llc | System and methods for reducing scattering, reflection or re-radiation of received RF energy |
US10686236B2 (en) * | 2017-12-12 | 2020-06-16 | The Invention Science Fund I, Llc | Systems and methods for phase shifting signals |
RU187316U1 (ru) * | 2018-04-09 | 2019-03-01 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Компактный четырехшлейфный направленный ответвитель |
US10594291B2 (en) * | 2018-07-06 | 2020-03-17 | Futurewei Technologies, Inc. | Branch-line coupler |
RU196285U1 (ru) * | 2019-07-11 | 2020-02-21 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Малоразмерный направленный ответвитель |
CN110994102B (zh) * | 2019-12-03 | 2021-06-08 | 重庆邮电大学 | 一种分配路数和分配比可重构功分器 |
CN112688653B (zh) * | 2020-12-22 | 2023-03-24 | 成都美数科技有限公司 | 一种双极性大功率可调衰减器 |
TW202324831A (zh) | 2021-06-02 | 2023-06-16 | 美商天工方案公司 | 具有終端之多個配置的定向耦合器 |
IT202200011603A1 (it) * | 2022-06-01 | 2023-12-01 | Commscope Technologies Llc | Reti di alimentazione di frequenza radio che hanno percorsi di misura di impedenza con impedenze diverse, e relativi metodi di funzionamento di un'antenna di stazione base |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB583161A (en) * | 1941-01-02 | 1946-12-11 | Gen Electric Co Ltd | Improvements in apparatus for simultaneously or alternately transmitting and receiving radio signals of very high frequency |
US4764740A (en) | 1987-08-10 | 1988-08-16 | Micronav Ltd. | Phase shifter |
JPS6488501A (en) | 1987-09-30 | 1989-04-03 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Plane lens plate |
JPH0567904A (ja) | 1991-09-05 | 1993-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分布結合形方向性結合器 |
JP3381283B2 (ja) | 1991-12-24 | 2003-02-24 | 株式会社デンソー | 可変リアクタンス回路およびこれを用いた可変整合回路 |
JP2943480B2 (ja) * | 1992-01-30 | 1999-08-30 | 三菱電機株式会社 | 半導体移相器 |
US5304961A (en) | 1992-03-30 | 1994-04-19 | Motorola, Inc. | Impedance transforming directional coupler |
US5400002A (en) | 1992-06-12 | 1995-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Strip dual mode filter in which a resonance width of a microwave is adjusted and dual mode multistage filter in which the strip dual mode filters are arranged in series |
JPH06216687A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 周波数可変方向性結合器 |
US5363071A (en) * | 1993-05-04 | 1994-11-08 | Motorola, Inc. | Apparatus and method for varying the coupling of a radio frequency signal |
JPH0730598A (ja) | 1993-07-15 | 1995-01-31 | Tdk Corp | 直交変調器 |
JPH07226609A (ja) | 1994-02-15 | 1995-08-22 | Japan Radio Co Ltd | 方向性結合器 |
US5481231A (en) * | 1994-06-21 | 1996-01-02 | Motorola, Inc. | Lumped element four port coupler |
JPH0843365A (ja) | 1994-08-03 | 1996-02-16 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波測定装置 |
JPH0897602A (ja) | 1994-09-22 | 1996-04-12 | Fujitsu Ltd | 移相器 |
JPH08335841A (ja) * | 1995-06-09 | 1996-12-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 90度ハイブリッドならびに可変移相器 |
US6097266A (en) | 1998-08-14 | 2000-08-01 | Lucent Technologies Inc | Intelligent RF combiner |
JP2000209007A (ja) | 1999-01-13 | 2000-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 信号合成回路 |
JP2000295003A (ja) | 1999-04-02 | 2000-10-20 | Nec Corp | 移相器 |
US6335662B1 (en) * | 1999-09-21 | 2002-01-01 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Ferroelectric-tunable microwave branching couplers |
JP2002076844A (ja) | 2000-06-14 | 2002-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 移相回路および移相器 |
JP2002368566A (ja) | 2001-06-05 | 2002-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | 移相回路および移相器 |
US6710679B2 (en) | 2001-08-16 | 2004-03-23 | Paratek Microwave, Inc. | Analog rat-race phase shifters tuned by dielectric varactors |
JP3818178B2 (ja) | 2002-03-11 | 2006-09-06 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波移相器 |
JP4812243B2 (ja) | 2002-10-10 | 2011-11-09 | 双信電機株式会社 | 可変遅延線 |
JP4150314B2 (ja) | 2003-09-09 | 2008-09-17 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 90°ハイブリッド回路 |
-
2005
- 2005-04-11 JP JP2005113792A patent/JP4373954B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-04-05 EP EP06007158A patent/EP1713144A1/en not_active Withdrawn
- 2006-04-05 US US11/397,723 patent/US7538635B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-04-07 KR KR1020060032020A patent/KR100763469B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2006-04-11 CN CN2006100753675A patent/CN1848676B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100763469B1 (ko) | 2007-10-04 |
US7538635B2 (en) | 2009-05-26 |
CN1848676A (zh) | 2006-10-18 |
KR20060107919A (ko) | 2006-10-16 |
EP1713144A1 (en) | 2006-10-18 |
US20060232359A1 (en) | 2006-10-19 |
JP2006295562A (ja) | 2006-10-26 |
CN1848676B (zh) | 2011-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4373954B2 (ja) | 90度ハイブリッド回路 | |
US7385450B2 (en) | Bias circuit | |
JP2009278618A (ja) | 伝送線路により実装される反射負荷を有する反射型位相シフタ、及び位相配列受信機/送信機 | |
US10535912B2 (en) | Wideband gysel power divider | |
CN111048877B (zh) | 具有不对称接地的微型慢波传输线和相关移相器系统 | |
Lin et al. | A balanced digital phase shifter by a novel switching-mode topology | |
KR20080099809A (ko) | 정합 회로 | |
US20040104785A1 (en) | Variable impedance matching circuit | |
CN110190830B (zh) | 一种双频带小型化数字移相器 | |
US20180233794A1 (en) | Ultra wide band fixed phase shifter based on capacitive load | |
JP5143523B2 (ja) | バイアス回路 | |
US10211812B2 (en) | Phase-switch-equipped variable amplification device and phase shifter | |
WO2016157374A1 (ja) | 移相回路及びアンテナ装置 | |
Çalışkan et al. | All-pass network and transformer based SiGe BiCMOS phase shifter for multi-band arrays | |
CN110729544B (zh) | 一种紧凑型多线Marchand平面巴伦装置 | |
CN111525222A (zh) | 基于交叉型慢波传输线的小型化共面波导等分功分器 | |
JP2008085981A (ja) | 非可逆回路素子 | |
KR101721866B1 (ko) | 위상 천이기 및 그 제어방법 | |
JP4519769B2 (ja) | 分配回路 | |
JP2010074025A (ja) | 多端子半導体スイッチ | |
JP4122600B2 (ja) | 電解効果トランジスタおよび半導体回路 | |
CN112953417B (zh) | 功率放大器 | |
JP4826536B2 (ja) | 移相回路 | |
Gimenez et al. | A compact microstrip T-type switch for narrowband applications | |
KR20180047697A (ko) | 이중대역 합성 우좌향 전송선로 및 이를 이용한 이중 대역 브랜치 라인 하이브리드 커플러 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080229 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090825 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090904 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |