JP4328645B2 - 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板 - Google Patents

光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板 Download PDF

Info

Publication number
JP4328645B2
JP4328645B2 JP2004051686A JP2004051686A JP4328645B2 JP 4328645 B2 JP4328645 B2 JP 4328645B2 JP 2004051686 A JP2004051686 A JP 2004051686A JP 2004051686 A JP2004051686 A JP 2004051686A JP 4328645 B2 JP4328645 B2 JP 4328645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocurable
resin composition
thermosetting resin
resin
acid ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004051686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005241977A (ja
Inventor
千穂 植田
弘司 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Holdings Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Taiyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP2004051686A priority Critical patent/JP4328645B2/ja
Priority to TW094104100A priority patent/TW200530353A/zh
Priority to KR1020050015860A priority patent/KR101128571B1/ko
Priority to CN2005100521705A priority patent/CN1661475B/zh
Publication of JP2005241977A publication Critical patent/JP2005241977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4328645B2 publication Critical patent/JP4328645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/64Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/11Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital multimedia broadcasting [DMB]

Description

本発明は、プリント配線板製造に有用な光硬化性・熱硬化性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、経時安定性に優れたコーティング性を示し、耐熱性・密着性・電気特性に優れたプリント配線板用の光硬化性・熱硬化性組成物と、それを用いたプリント配線板に関する。
最近の半導体部品の急速な進歩により、電子機器は小型軽量化、高性能化、多機能化の傾向にあり、これらに追従してプリント配線板の高密度化が進みつつある。このようなプリント配線板に用いられるソルダーレジストは、紫外線でパターン露光し、現像することにより画像形成し、熱及び光照射で仕上げ硬化(本硬化)する液状現像型ソルダーレジストが使用されている。また、環境問題への配慮から、現像液として希アルカリ水溶液を用いるアルカリ現像タイプの液状ソルダーレジスト(例えば、特許文献1)が主流になっている。
このような液状ソルダーレジストは、プリント配線板上にスクリーン印刷法、カーテンコート法、スプレーコート法、ロールコート法等によりレジストを全面塗布し、接触露光を可能にするため有機溶剤を揮発させる仮乾燥を行い、その後、露光・現像してパターン形成し、熱硬化して、耐熱性・電気絶縁性等に優れた硬化塗膜を得ている。
しかし、液状ソルダーレジストは、経時的にプリント配線板へのコーティング性が変化するという問題がある。このようにコーティング性が変化することにより、銅箔端部が薄くなり、めっきやはんだ付け時に剥がれを生じたり、外観不良を起こすことがある。
一般的にコーティング性は、シリカ、硫酸バリウム、タルクなどの無機充填剤や超微粉シリカ、有機ベントナイト、ワックス類などのチクソトロピー付与剤(例えば、特許文献2)を配合することにより調整している。しかし、無機充填剤や超微粉シリカは、経時的に有機溶剤や樹脂との親和性が上がり、チクソトロピー性(以下、チクソ性と略す。)が低下するという問題がある。また、有機ベントナイトは、経時変化が少ないが、多量に使用した場合、電気絶縁性を低下させるという問題もある。さらに、ワックス類は、キシレンなどの有害な有機溶剤を含んでいるという問題もあった。
特開平1−141904号公報(特許請求の範囲) 特開2003−96368号公報(特許請求の範囲)
従って、本発明は、従来技術が抱える上記問題点を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、スクリーン印刷法、カーテンコート法、スプレーコート法、ロールコート法などに対し、経時的に安定性したコーティング性を示し、耐熱性・密着性・電気絶縁性に優れたプリント配線板用の光硬化性・熱硬化性組成物と、それを用いたプリント配線板プリント配線板を提供することにある。
さらに、環境汚染の原因となる有害物質を削減した光硬化性・熱硬化性組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、(A)1分子中に1個以上のカルボキシル基を有するカルボキシル基含有樹脂、(B)光重合開始剤、(D)希釈剤、(E)充填剤、及び(F)エポキシ樹脂を含有する組成物に、(C)ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤を配合した光硬化性・熱硬化性樹脂組成物が、スクリーン印刷法、カーテンコート法、スプレーコート法、ロールコート法などに対し、経時的に安定性したコーティング性を示し、耐熱性・密着性・電気絶縁性等を低下させることも無いことを見出し、本発明を完成するに至った。
さらに、上記ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)は、キシレン等の有害な有機溶剤を使用する必要性が無いことを見出した。
本発明の光硬化性・熱硬化性組成物は、スクリーン印刷法、カーテンコート法、スプレーコート法、ロールコート法などに対し、経時的に安定性したコーティング性を示し、プリント配線板製造時のめっき処理やはんだ付け時に塗膜が剥がれた不良品や塗膜が垂れた外観不良品などの製造を防止でき、さらに、環境汚染の原因となる有害な有機溶剤である揮発性有機化合物(VOC)を含有することなく、インキ化することができる。
また、経時的に安定したコーティング性を示すことから、本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の大量生産が可能になり、低コスト化できる。さらに、プリント配線板製造時の不良率低下に貢献し、製品の低価格化も可能となる。
本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の基本的態様は、(A)1分子中に1個以上のカルボキシル基を有するカルボキシル基含有樹脂、(B)光重合開始剤、(C)ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤、(D)希釈剤、(E)充填剤、及び(F)エポキシ樹脂を含有することを特徴としている光硬化性・熱硬化性樹脂組成物が提供される。好ましい態様としては、前記ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)が、キレレンを含まない(以下、キシレンフリーと略す。)添加剤であることを特徴としている組成物が提供され、また、上記光硬化性・熱硬化性樹脂組成物が、さらに、(G)ノンハロゲン系有機顔料を含有していることを特徴とする組成物が提供される。
更に、別の態様として、上記光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を、活性エネルギー線照射及び/又は加熱により硬化させて得られるソルダーレジスト層及び/又は樹脂絶縁層を有することを特徴とするプリント配線板が提供される。
以下に、本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の各構成成分について、詳細に説明する。
まず、前記1分子中に1個以上のカルボキシル基を含有するカルボキシル基含有樹脂(A)としては、カルボキシル基を有する樹脂、具体的にはそれ自体がエチレン性不飽和二重結合を有するカルボキシル基含有感光性樹脂(A’)及びエチレン性不飽和二重結合を有さないカルボキシル基含有樹脂(A)のいずれも使用可能であり、特定のものに限定されるものではないが、特に以下に列挙するような樹脂(オリゴマー及びポリマーのいずれでもよい)を好適に使用できる。
(1)不飽和カルボン酸と不飽和二重結合を有する化合物の共重合によって得られるカルボキシル基含有樹脂、
(2)不飽和カルボン酸と不飽和二重結合を有する化合物の共重合体に、エチレン性不飽和基をペンダントとして付加させる(例えば、グリシジルメタクリレートを付加させる)ことによって得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(3)一分子中にエポキシ基と不飽和二重結合を有する化合物と不飽和二重結合を有する化合物の共重合体に、不飽和モノカルボン酸を反応させ、生成した第二級の水酸基に飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(4)不飽和二重結合を有する酸無水物と、それ以外の不飽和二重結合を有する化合物の共重合体に、一分子中に水酸基と不飽和二重結合を有する化合物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(5)多官能エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸を反応させ、生成した水酸基に飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(6)水酸基含有ポリマーに飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させた後、生成したカルボン酸に一分子中にエポキシ基と不飽和二重結合を有する化合物を反応させて得られる水酸基及びカルボキシル基含有感光性樹脂、
(7)多官能エポキシ化合物と、不飽和モノカルボン酸と、一分子中に少なくとも1個のアルコール性水酸基と、エポキシ基と反応するアルコール性水酸基以外の1個の反応性基を有する化合物との反応生成物に、飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、及び
(8)一分子中に少なくとも2個のオキセタン環を有する多官能オキセタン化合物に不飽和モノカルボン酸を反応させ、得られた変性オキセタン樹脂中の1級水酸基に対して飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂などが挙げられる。
これらの中でも、一分子中に感光性の不飽和二重結合を2個以上有するカルボキシル基含有感光性樹脂、特に前記(5)のカルボキシル基含有感光性樹脂が好ましい。
上記のようなカルボキシル基含有樹脂(A)は、バックボーン・ポリマーの側鎖に多数の遊離のカルボキシル基を有するため、希アルカリ水溶液による現像が可能になる。
また、上記カルボキシル基含有樹脂(A)の酸価は、40〜200mgKOH/gの範囲であり、より好ましくは45〜120mgKOH/gの範囲である。カルボキシル基含有樹脂の酸価が40mgKOH/g未満であるとアルカリ現像が困難となり、一方、200mgKOH/gを超えると現像液による露光部の溶解が進むために、必要以上にラインが痩せたり、場合によっては、露光部と未露光部の区別なく現像液で溶解剥離してしまい、正常なレジストパターンの描画が困難となるので好ましくない。
このようなカルボキシル基含有樹脂(A)の配合量は、全組成物中に、20〜60質量%、好ましくは30〜50質量%である。上記範囲より少ない場合、塗膜強度が低下したりするので好ましくない。一方、上記範囲より多い場合、粘性が高くなったり、印刷性等が低下するので好ましくない。
本発明に用いられる光重合開始剤(B)としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾインとベンゾインアルキルエーテル類;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン等のアセトフェノン類;2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1等のアミノアセトフェノン類;2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリーブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン等のアントラキノン類;2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類;アセトフェノンジメチルケタール、ベンジルジメチルケタール等のケタール類;ベンゾフェノン等のベンゾフェノン類;又はキサントン類;(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−ペンチルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、エチル−2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルフォスフィネイト等のフォスフィンオキサイド類;各種パーオキサイド類などが挙げられ、これら公知慣用の光重合開始剤を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの光重合開始剤(B)の配合量は、全組成物中に、0.2〜10質量%であり、好ましくは0.5〜5質量%である。前記配合量が組成物全体量の0.2質量%未満の場合、光硬化性が低下し、露光・現像後のパターン形成が困難になるので好ましくない。一方、10質量%を超えた場合、光ラジカル重合開始剤自体の光吸収により、厚膜硬化性が低下し、またコスト高の原因となるので好ましくない。
前記のような光重合開始剤(B)と共に、N,N−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、ペンチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の三級アミン類のような光増感剤を単独であるいは2種以上組み合わせて用いることができる。
さらに、可視領域でラジカル重合を開始するチバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製イルガキュア784等のチタノセン系光重合開始剤、ロイコ染料等を硬化助剤として組み合わせて用いることができる。
本発明の特徴であるポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)は、例えば、ジカルボン酸ジメチルエステルとアルカノールアミン類のエステル交換反応から合成されるものであり、具体的にはビックケミー・ジャパン社製のBYK−R606などが挙げられる。
このようなポリヒドロキシカルボン酸エステルは、従来のポリカルボン酸アミド系添加剤と異なり、水酸基(例えば、図1の約3430cm−1の吸収)及びエステル結合(例えば、図1の約1740cm−1の吸収)を含むことによりイソブタノールなどのアルコール類に可溶であり、キシレンなどのような有害な揮発性有機化合物(VOC)を使用する必要がない。さらに、従来のポリカルボン酸アミドより、少量(約1/5〜1/3量)で経時安定性に優れたチクソ性を付与することができ。
また、このようなポリヒドロキシカルボン酸エステルは、チクソ性付与剤としてのみではなく、配合量をコントロールすることにより、例えば、組成物中に、約0.2質量%以上配合することにより、マット化剤(艶消し剤)として使用することもできる。
このようなポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)の配合量は、全組成物中に、0.01〜1.00質量%の範囲であり、好ましくは0.05〜0.8質量%の範囲である。ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)の配合量が、上記範囲より少ない場合、十分なチクソ性が得られず好ましくない。一方、上記範囲より多い場合、ピンホールやカスレを発生するので、好ましくない。
さらに、このようなポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤は、親水性シリカと併用することにより、網目構造を形成しチクソ性が向上し、効果の安定性がさらに高まる。
本発明に用いられる希釈剤(D)は、該組成物の粘度を調整して作業性を向上させるとともに、架橋密度を上げたり、密着性などを向上するために用いられ、光重合性モノマーなどの反応性希釈剤や公知慣用の有機溶剤が使用できる。
前記光重合性モノマーとしては、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート類;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のアルキレンオキシド誘導体のモノ又はジ(メタ)アクリレート類;ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリスリトール、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート等の多価アルコール又はこれらのエチレンオキシド或いはプロピレンオキシド付加物の多価(メタ)アクリレート類;フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのポリエトキシジ(メタ)アクリレート等のフェノール類のエチレンオキシドあるいはプロピレンオキシド付加物の(メタ)アクリレート類;グリセリンジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレートなどのグリジジルエーテルの(メタ)アクリレート類;及びメラミン(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
これらは、単独または2種以上組み合わせて使用でき、組成物の液安定性の点で親水性基含有の(メタ)アクリレート類が、また光硬化性の点で多官能性の(メタ)アクリレート類が好ましい。これらの光重合モノマーの使用範囲は、全組成物中に、20質量%以下、好ましくは10質量%以下である。これより多い場合は、指触乾燥性が悪くなるので好ましくない。
なお、本明細書中において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート、メタクリレート及びそれらの混合物を総称する用語で、他の類似の表現についても同様である。
前記有機溶剤としては、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;セロソルブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、カルビトール、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、炭酸プロピレン等のエステル類;オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素類;石油エーテル、石油ナフサ、ソルベントナフサ等の石油系溶剤など、公知慣用の有機溶剤が使用できる。これらの有機溶剤は、単独で又は二種類以上組み合わせて用いることができる。
このような有機溶剤の使用量は、コーティング方法や使用する有機溶剤の沸点により異なり、特に制限されるものでは無いが、一般的に、全組成物中に、50質量%、好ましくは30質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下である。高沸点の有機溶剤が多量に含まれる場合、指触乾燥性が低下したり、コーティング後、仮乾燥するまでに、ダレ等を発生するので好ましくない。
本発明に用いられる充填剤(E)としては、公知慣用の無機フィラーや有機フィラーが使用できるが、前記ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)と併用した時、網目構造を形成しチクソ性が向上し、効果の安定性を上げる作用のある親水性シリカを使用することが好ましい。
なお、ここで親水性シリカとは、一般的なシリカ粉を粉砕したもので、粒子の表面を有機化合物で疎水化処理したもの(疎水性シリカ)以外のものである。
親水性シリカ以外の無機フィラーとしては、硫酸バリウム、タルク、クレー、疎水性シリカ、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、有機ベントナイト、雲母粉などの公知慣用のものが使用できる。これらは、塗膜の強度や硬度を上げる効果があり、必要に応じて使用することができる。
さらに、前記有機フィラーとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレート等の各種アクリレート、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリジビニルベンゼン、フッ素樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリメチルペンテン、尿素樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリアセタール樹脂、フラン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂硬化物等が挙げられる。
これら充填剤(E)の配合量は、全組成物中に、40質量%以下、好ましくは、5〜30質量%の範囲である。充填剤の配合割合が、上記範囲より多い場合、塗膜特性が低下したり、十分な印刷性が得られ難くなるので好ましくない。このような充填剤(E)は、銅箔端部などの塗膜が極端に薄くなるのを防ぐ作用もあり、10μm以下の粒径を持つものを、適量、配合することが好ましい。
本発明のエポキシ樹脂(F)は、公知慣用の各種エポキシ樹脂、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、ビキシレノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAのノボラック型エポキシ樹脂、トリヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニロールエタン型エポキシ樹脂、ナフタレン骨格含有フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノールノボラック型エポキシ樹脂などのグリシジルエーテル化合物;テレフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステルなどのグリシジルエステル化合物;ダイセル化学社製のEHPE−3150などの脂環式エポキシ樹脂;トリグリシジルイソシアヌレートなどの複素環式エポキシ樹脂;N,N,N’,N’−テトラグリシジルメタキシレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラグリシジルビスアミノメチルシクロヘキサン、N,N−ジグリシジルアニリンなどのグリシジルアミン類や、グリシジル(メタ)アクリレートとエチレン性不飽和二重結合を有する化合物との共重合物などの公知慣用のエポキシ化合物が使用できるが、指触乾燥性、耐熱性の面から、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェノール型もしくはビキシレノール型エポキシ樹脂又はそれらの混合物やトリグリシジルイソシアヌレートが特に好ましい。これらのエポキシ樹脂(F)は、単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
これらエポキシ樹脂(F)は、前記カルボキシル基含有樹脂(A)と熱硬化して、耐熱性、密着性等を向上させる。これらエポキシ樹脂(F)の配合量は、前記カルボキシル基含有樹脂(A)のカルボキシル基1当量に対して、エポキシ基が0.8〜2.0当量、好ましくは、1.0〜1.8当量である。エポキシ樹脂(F)の配合量が、エポキシ基0.8当量未満の場合、未反応のカルボキシル基が残存し、硬化被膜の吸湿性が高くなってPCT耐性が低下し易くなり、また、はんだ耐熱性や耐無電解めっき性も低くなり易い。また、エポキシ樹脂(F)の配合量が、エポキシ基2.0当量を超えた場合、塗膜の現像性や硬化被膜の耐無電解めっき性が悪くなり、またPCT耐性も劣ったものとなる。
本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物は、必要に応じて、無機顔料、有機顔料、有機染料等で着色することができるが、有機染料は、感度低下を引き起こす原因となるので、無機顔料又は有機顔料を使用することが好ましい。具体的には、フタロシアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーン、アイオジン・グリーン、ジスアゾイエロー、クリスタルバイオレット、酸化チタン、カーボンブラック、ナフタレンブラックなどが挙げられる。さらに、環境問題等から、ノンハロゲン系有機顔料(G)を使用することが好ましい。
これら顔料類の配合量は、酸化チタンを除き、一般的に組成物中に、5質量%以下である。上記範囲より多い場合、光硬化性が低下するので好ましくない。尚、酸化チタンを使用する場合は、一般的に、組成物中に15質量%以下で使用される。
さらに、本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物は、潜在性の硬化触媒として、イミダゾール塩類や三フッ化ホウ素錯体、有機金属塩等を添加することができる。又、プリント配線板の回路、即ち銅の酸化防止の目的で、アデニン、ビニルトリアジン、ジシアンジアミド、オルソトリルビグアニド、メラミン等の化合物、又はこれらの塩を添加することができる。これらの化合物の配合割合は、一般的に組成物中に、5質量%以下であり、これらを添加することにより、硬化塗膜の耐薬品性や銅箔との接着性が向上する。
さらにまた、本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物は、塗膜特性を低下させない範囲で、必要に応じて、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、t−ブチルカテコール、ピロガロール、フェノチアジンなどの公知慣用の熱重合禁止剤、シリコーン系、フッ素系、高分子系などの消泡剤及び/又はレベリング剤、イミダゾール系、チアゾール系、トリアゾール系等のシランカップリング剤などのような公知慣用の添加剤類を配合することができる。
以上のような組成を有する本発明の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物は、必要に応じて希釈して塗布方法に適した粘度に調整し、これを例えば、回路形成されたプリント配線板にスクリーン印刷法、カーテンコート法、プレーコート法、ロールコート法等の方法により塗布し、例えば60〜100℃の温度で組成物中に含まれる有機溶剤を揮発乾燥させることにより、タックフリーの塗膜を形成できる。
その後、所定のパターンを形成したフォトマスクを通して選択的に活性エネルギー線により露光し、未露光部を希アルカリ水溶液により現像してレジストパターンを形成でき、さらに、活性エネルギー線を照射後加熱硬化、もしくは加熱硬化後活性エネルギー線を照射、又は、加熱硬化のみで最終仕上げ硬化(本硬化)させることにより、密着性、硬度、はんだ耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、電気絶縁性、耐電蝕性、解像性、耐めっき性、PCT耐性、及び耐吸湿性に優れた硬化被膜(ソルダーレジスト被膜)が形成される。特に、活性エネルギー線を照射後加熱硬化、もしくは加熱硬化後活性エネルギー線を照射する工程を取ることにより、未反応の感光基が反応し、耐電触性、耐めっき性、耐吸湿性に優れた硬化被膜を得ることができる。
上記現像に用いるアルカリ水溶液としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、アンモニア、アミン類などのアルカリ水溶液が使用できる。また、光硬化させるための照射光源としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプなどが適当である。その他、レーザー光線なども活性エネルギー線として利用できる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明について具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものでないことはもとよりである。なお、以下において「部」とあるのは、特に断りのない限り全て「質量部」を示す。
合成例
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂のN−680(大日本インキ化学工業社製、エポキシ当量=215)215部を撹拌機及び還流冷却器の付いた四つ口フラスコに入れ、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート196部を加え、加熱溶解した。次に、重合禁止剤としてメチルハイドロキノン0.46部と、反応触媒としてトリフェニルホスフィン1.38部を加えた。この混合物を95〜105℃に加熱し、アクリル酸72.0部(1.0当量)を徐々に滴下し、約32時間反応させ、酸価が0.9mgKOH/gの反応生成物を得た。この反応生成物(水酸基:1当量)を、80〜90℃まで冷却し、テトラヒドロフタル酸無水物76.0部(0.5当量)を加え、約8時間反応させ、冷却後、取り出した。このようにして得られたカルボキシル基含有樹脂(A)は、不揮発分65%、固形物の酸価77mgKOH/gであった。以下、このワニスを、A−1ワニスと称す。
上記合成例で得られたカルボキシル基含有樹脂ワニス(A−1ワニス)を用いた表1に示す配合成分を、3本ロールミルで混練し、光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の各主剤を得た。また、表2に示す配合成分を、3本ロールミルで混練し、上記光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の硬化剤を得た。
尚、得られた光硬化性・熱硬化性樹脂組成物は、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで、粘度が約200dPa・sとなるように調整した。

Figure 0004328645

Figure 0004328645


性能評価:
(1) 保存安定性(粘度、チクソ性)
上記の実施例1〜3及び比較例1,2の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の主剤の初期粘度と、50℃の恒温槽に1,2,3,4,7日放置した時の経時粘度を、以下の条件で測定した。
粘度計:コーンプレート型粘度計(トキメック社製)
測定温度:25℃
コーン回転数:5rpm/min、及び50rpm/min
T・I値(チクソ性の参考値)
=(上記5rpm/min値)/(上記50rpm/min値)
(2) 保存安定性(コーティング性)
上記の実施例1〜3及び比較例1,2の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の主剤と、硬化剤を、重量比4:1で混合し、各光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を調整した。また、同様にして、50℃の恒温槽に1,2,3,4,7日放置した主剤を用いて、コーティング性の経時変化を調査した。
上記の各組成物を、回路形成された銅箔基板上にスリット式カーテンコーターで、乾燥膜厚が約20μmになるようにコーティングし、平置きにして室温,10分間乾燥し、その後、専用ラックに立て掛け、熱風循環式乾燥炉内で80℃,15分乾燥した後、コーティング性を以下のように評価した。
○:ダレ等が無く、均一にコーティングされている。
△:ダレが発生し、上部と下部の膜厚に差が見られる。
×:著しいダレが発生し、銅箔が見えている。
(3) 感度
上記と同様に調整した各光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を、基材上にスリット式カーテンコーターで、乾燥膜厚が約20μmになるようにコーティングし、平置きにして室温,10分間乾燥し、その後、専用ラックに立て掛け、熱風循環式乾燥炉内で80℃,15分乾燥した後、コダックNo.2のステップタブレットを密着させて、積算光量が300mJ/cmとなるように露光し、1wt%のNaCO水溶液によりスプレー圧0.2MPaで1分間現像した後、ステップタブレットから得られた段数より感度を評価した。
(4) 現像ライフ
前記と同様に調整した各光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を、回路形成された銅箔基板上にスリット式カーテンコーターで、乾燥膜厚が約20μmになるようにコーティングし、平置きにして室温,10分間乾燥し、その後、専用ラックに立て掛け、80℃の熱風循環乾燥炉内で乾燥時間を、各々5分間隔で変えた基板を用意する。この基板にネガフィルムを当て、ソルダーレジストパターンを露光し、1wt%のNaCO水溶液によりスプレー圧0.2MPaで1分間現像し、仮乾燥後の現像ライフ(現像可能な最長乾燥時間)調べた。
(5)表面状態
前記と同様に調整した各光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を、回路形成された銅箔基板上にスリット式カーテンコーターで、乾燥膜厚が約20μmになるようにコーティングし、平置きにして室温,10分間乾燥し、その後、熱風循環式乾燥炉内で80℃,15分乾燥した。この基板にネガフィルムを当て、ソルダーレジストパターンを露光し、1wt%のNaCO水溶液によりスプレー圧0.2MPaで1分間現像した後、熱風循環式乾燥炉で150℃,60分間、熱硬化した。
得られた硬化塗膜の表面状態を目視で評価した。
(6)はんだ耐熱性
前記と同様に調整した各光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を、回路形成された銅箔基板上にスリット式カーテンコーターで、乾燥膜厚が約20μmになるようにコーティングし、平置きにして室温,10分間乾燥し、その後、熱風循環式乾燥炉内で80℃,15分乾燥した。この基板にネガフィルムを当て、ソルダーレジストパターンを露光し、1wt%のNaCO水溶液によりスプレー圧0.2MPaで1分間現像した後、熱風循環式乾燥炉で150℃,60分間、熱硬化した。この基板を、ロジン系フラックスを塗布し、予め260℃に加熱したはんだ槽に30秒間浸漬し、プロピレングリコールモノメチルエーテルでフラックスを洗浄した後、目視によるレジスト層の膨れ・剥がれ・変色について評価した。
○ ; 全く変化が認められないもの
△ ; ほんの僅か変化したもの
× ; 塗膜に膨れ、剥がれがあるもの
このようにして得られた実施例1〜3及び比較例1,2の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物の評価結果を、表3に示した。
Figure 0004328645


以上のように、ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤のBYK−R606を使用した実施例は、キシレンを含まず、粘度、チクソ性の経時安定性に優れており、コーティング性の変化も少ないことが判る。また、一般的に使用されているポリカルボン酸アミド系添加剤のBYK−405を約0.5%添加した比較例2と同等のチクソ性が、配合量が約1/3量である実施例2で得られている。
さらに、このポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤のBYK−R606を配合しても、感度、現像ライフ、はんだ耐熱性等の塗膜特性を低下させないことも判る。
実施例1〜3で使用したポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤BYK−R606のIRスペクトルを示すグラフである。

Claims (6)

  1. (A)1分子中に1個以上のカルボキシル基を有するカルボキシル基含有樹脂、(B)光重合開始剤、(C)ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤、(D)希釈剤、(E)充填剤、及び(F)エポキシ樹脂を含有することを特徴とする光硬化性・熱硬化性樹脂組成物。
  2. 前記ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)が、キシレンフリーの添加剤であることを特徴とする請求項1に記載の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物。
  3. 前記ポリヒドロキシカルボン酸エステル系添加剤(C)の含有量が、組成物中に0.01〜1.00質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物。
  4. 前記充填剤(E)が、親水性シリカであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の組成物が、さらに(G)ノンハロゲン系有機顔料を含有することを特徴とする光硬化性・熱硬化性樹脂組成物。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光硬化性・熱硬化性樹脂組成物を、活性エネルギー線照射及び/又は加熱により硬化させて得られるソルダーレジスト層及び/又は樹脂絶縁層を有することを特徴とするプリント配線板。

JP2004051686A 2004-02-26 2004-02-26 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板 Expired - Lifetime JP4328645B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004051686A JP4328645B2 (ja) 2004-02-26 2004-02-26 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板
TW094104100A TW200530353A (en) 2004-02-26 2005-02-05 Photocuring resinoid compsn. and printed circuit board using same
KR1020050015860A KR101128571B1 (ko) 2004-02-26 2005-02-25 광경화성?열경화성 수지 조성물 및 이를 이용한 프린트 배선판
CN2005100521705A CN1661475B (zh) 2004-02-26 2005-02-25 光固化性·热固性树脂组合物和使用该组合物的印刷线路板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004051686A JP4328645B2 (ja) 2004-02-26 2004-02-26 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005241977A JP2005241977A (ja) 2005-09-08
JP4328645B2 true JP4328645B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=35010853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004051686A Expired - Lifetime JP4328645B2 (ja) 2004-02-26 2004-02-26 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4328645B2 (ja)
KR (1) KR101128571B1 (ja)
CN (1) CN1661475B (ja)
TW (1) TW200530353A (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4994922B2 (ja) * 2007-04-06 2012-08-08 太陽ホールディングス株式会社 ソルダーレジスト組成物およびその硬化物
JP4711354B2 (ja) * 2007-07-17 2011-06-29 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 画像表示装置の製造方法
CN100554335C (zh) * 2007-10-17 2009-10-28 太阳油墨(苏州)有限公司 用于印刷电路板的外观检查的树脂组合物
US8042976B2 (en) * 2007-11-30 2011-10-25 Taiyo Holdings Co., Ltd. White hardening resin composition, hardened material, printed-wiring board and reflection board for light emitting device
JP5325462B2 (ja) * 2008-05-29 2013-10-23 太陽ホールディングス株式会社 熱硬化性樹脂組成物及びプリント配線板
JP5076075B2 (ja) * 2008-08-27 2012-11-21 サンノプコ株式会社 紫外線硬化型組成物
JP5076076B2 (ja) * 2008-09-27 2012-11-21 サンノプコ株式会社 紫外線硬化型組成物
JP5303705B2 (ja) * 2009-02-24 2013-10-02 サンノプコ株式会社 硬化性組成物
JP5632146B2 (ja) * 2009-09-02 2014-11-26 太陽ホールディングス株式会社 硬化性樹脂組成物
TWI430024B (zh) * 2010-08-05 2014-03-11 Asahi Kasei E Materials Corp A photosensitive resin composition, a method for manufacturing a hardened bump pattern, and a semiconductor device
JP5250003B2 (ja) 2010-09-13 2013-07-31 株式会社日立製作所 樹脂材料及びこれを用いた高電圧機器
WO2013046383A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 株式会社日立製作所 非水電解質二次電池用セパレータ、その製造方法および非水電解質二次電池
CN103450414B (zh) * 2012-05-28 2016-08-03 比亚迪股份有限公司 一种光敏树脂的组合物及其制备方法和光敏树脂
MX2015016482A (es) * 2013-05-31 2016-06-21 Cytec Ind Inc Composiciones de resina de poliuretano formuladas para montajes de circuitos electrónicos con recubrimiento aglutinante.
CN105026456B (zh) * 2013-08-26 2017-10-17 积水化学工业株式会社 光后固化性树脂组合物
JP5670533B1 (ja) * 2013-10-16 2015-02-18 台湾太陽油▲墨▼股▲分▼有限公司 熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、及びそれを用いたディスプレイ用部材
WO2015103757A1 (en) * 2014-01-09 2015-07-16 Henkel (China) Investment Co. Ltd. A method for fabricating a semiconductor package, and the use of a non-contact upward jetting system in the fabrication of a semiconductor package
KR102216488B1 (ko) * 2014-11-18 2021-02-16 헨켈 아게 운트 코. 카게아아 광-경화성 접착제 조성물, 이의 제조 및 용도
JP6489049B2 (ja) * 2015-07-03 2019-03-27 住友大阪セメント株式会社 無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置
JP2018053098A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 住友大阪セメント株式会社 無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置
JP7254567B2 (ja) * 2019-03-11 2023-04-10 太陽インキ製造株式会社 硬化性組成物
JP7383388B2 (ja) * 2019-03-27 2023-11-20 太陽ホールディングス株式会社 硬化性組成物、ドライフィルム、硬化物および電子部品
CN115948073A (zh) * 2023-01-10 2023-04-11 东莞市毅联电子科技有限公司 一种耐候显影光阻涂料的生产工艺

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW494276B (en) * 1999-05-06 2002-07-11 Solar Blak Water Co Ltd Solder resist ink composition
CN1318915C (zh) * 1999-07-12 2007-05-30 太阳油墨制造株式会社 碱显影型光固化性组合物及使用该组合物所得的烧成物图案
DE60017470T2 (de) * 2000-02-14 2005-12-29 Taiyo Ink Mfg. Co. Ltd. Phot0- oder wärmehärtende zusammensetzungen zur herstellung matter filme
JP2002196486A (ja) 2000-12-27 2002-07-12 Tamura Kaken Co Ltd 感光性樹脂組成物及びプリント配線板
JP2002296777A (ja) 2001-03-29 2002-10-09 Tamura Kaken Co Ltd 感光性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
TWI357434B (ja) 2012-02-01
CN1661475B (zh) 2011-01-26
KR101128571B1 (ko) 2012-03-27
CN1661475A (zh) 2005-08-31
JP2005241977A (ja) 2005-09-08
KR20060042242A (ko) 2006-05-12
TW200530353A (en) 2005-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4328645B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板
TWI395057B (zh) A photohardenable thermosetting resin composition and a cured product thereof, and a printed circuit board
JP5380034B2 (ja) 黒色ソルダーレジスト組成物及びその硬化物
JP5567543B2 (ja) 樹脂組成物及びその硬化物並びにそれを用いて得られるプリント配線板
JP4827088B2 (ja) アルカリ現像型ソルダーレジスト及びその硬化物並びにそれを用いて得られるプリント配線板
KR102056819B1 (ko) 광경화 열경화성 수지 조성물, 경화물 및 프린트 배선판
JPWO2004048434A1 (ja) 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線板
JP5384785B2 (ja) 樹脂組成物及びその硬化物並びにそれを用いて得られるプリント配線板
WO2007119651A1 (ja) アルカリ現像型ソルダーレジスト及びその硬化物並びにそれを用いて得られるプリント配線板
JP5027458B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性の一液型ソルダーレジスト組成物及びそれを用いたプリント配線板
TW200839431A (en) Photosensitive composition
JP5425360B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性の一液型ソルダーレジスト組成物及びそれを用いたプリント配線板
JP2013156506A (ja) 感光性樹脂組成物及びプリント配線板
JP4309246B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物
JP5608413B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP2006040935A (ja) 光硬化性・熱硬化性の艶消しソルダーレジストインキ組成物及びそれを用いたプリント配線板
JP2009116111A (ja) 光硬化性樹脂組成物及びその硬化物パターン、並びに該硬化物パターンを具備するプリント配線板
JP5069624B2 (ja) アルカリ現像可能な硬化性組成物及びその硬化物
JP2007286140A (ja) アルカリ現像型ソルダーレジスト及びその硬化物並びにそれを用いて得られるプリント配線板
JP4199325B2 (ja) 紫外線硬化性樹脂組成物並びにフォトソルダーレジストインク
JPH02153902A (ja) 硬化性組成物
JP4231319B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリント配線基板
JP4325819B2 (ja) 難燃型エネルギー線感光性エポキシカルボキシレート樹脂及びそれを用いた感光性樹脂組成物並びにその硬化物
JP4333858B2 (ja) ポリカルボン酸樹脂及びそれを用いた光硬化型樹脂組成物並びにその硬化物
JP2015210443A (ja) 優れた吸光性を有し、微細パターン形成に適した感光性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4328645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250