JP4319373B2 - 平版印刷版用合紙および平版印刷版包装構造 - Google Patents

平版印刷版用合紙および平版印刷版包装構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平版印刷版用合紙及び平版印刷版包装構造に関し、さらに詳しくは、平版印刷版の製版層に接触させて製版層を保護する平版印刷版用合紙と、この包装材料を使用した平版印刷版包装構造とに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の製版法では、製版工程の自動化を容易にすべく、感光性印刷版や感熱性印刷版等の平版印刷版が広く用いられている。
【0003】
平版印刷版は、一般にシート状或いはコイル状のアルミニウム板や有機高分子板等の支持体に、例えば、砂目立て、陽極酸化、シリケート処理、その他化成処理等の表面処理を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、可視光露光型またはレーザ露光型の露光層を積層し、必要に応じてその上に酸素遮断樹脂層を設けて製版層を形成した後に、所定のサイズに裁断するという手順で製造される。
【0004】
平版印刷版は、通常、積層された状態で包装され、箱詰めにされて出荷される。したがって、前記包装時には、前記製版層を保護する目的で、前記平版印刷版と合紙とを交互に積層することが一般的である。また、合紙と交互に積層した平版印刷版の積層束における厚さ方向の端面の少なくとも一方に当てボールと称する保護用の厚紙を重ねてから内装紙で包装することも広く行われている。
【0005】
上述のように合紙や当てボールを用いて包装された平版印刷版を自動製版機等で使用する場合には、合紙や当てボールを平版印刷版から剥離する必要があるので、合紙の剥離と平版印刷版の供給とを自動で行う自動給版機能を有する自動製版機が製版作業の効率化を図る目的で広く使用されている。
【0006】
ところが、前記機能を有する自動製版機を使用するときに、合紙や当てボールが平版印刷版に強く密着していると、合紙や当てボールが平版印刷版から剥離されることなく自動製版機に供給されるので、自動給版機が停止する等の不都合が生じることがある。また、前記自動製版機に平版印刷版を供給するときに、前記平版印刷版の表面から合紙を剥離する際に、前記平版印刷版の製版層と合紙とが互いに擦れるから、製版層が合紙に付着して剥離するいわゆる「膜剥れ」が生じることがあった。
【0007】
前記問題を解決した合紙としては、例えば、加熱圧着処理された合成パルプ混抄紙からなる合紙が提案された(特開平2−25845号公報)。
【0008】
また、特開平3−36545号公報には、合紙又は当てボールの少なくとも一方について含水率8%以下のものを使用する感光性印刷版(平版印刷版)の梱包構造が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
これらの合紙および当てボールは、可視光露光型およびレーザ露光型の製版層を有する平版印刷版における製版層の膜剥れ防止などの通常の保護には充分な効果が得られた。
【0010】
しかし、特開平2−25845号公報で提案されている合紙については、合成パルプがそれ自体高価である故に、材料コストが高くなり、また、合成パルプ混抄紙である故に、一般的な紙と分けて製造する必要があるので、製造コストも高くなるという問題があった。
【0011】
また、近年、印刷画像をレーザ光で平版印刷版に直接書き込むダイレクト製版用として、光によりラジカルを発生するラジカル発生剤と、アルカリに可溶のバインダーと、多官能性のモノマーおよび/またはプレポリマーとを含有する光重合性層と、前記光重合性層を空気中の酸素から保護する酸素遮断樹脂層とが積層された製版層を有する光重合型平版印刷版の使用が拡大している。
【0012】
前記光重合性層に含まれているラジカル発生剤から発生したラジカルは、空気中の酸素に接触すると容易に消失してしまうので、酸素遮断樹脂層が破損すると、その部分の光重合性層が酸素と接触して光重合性を失う。したがって、レーザ光を照射しても前記箇所は光重合せず、現像後に白抜けなどの欠陥が生じる。
【0013】
前記酸素遮断樹脂層は、通常、ポリビニルアルコールが主成分であるから、必ずしも充分な機械的強度を有しているとは言えず、合紙中に含まれている填料などの粒子により、容易に破損する。
【0014】
したがって、前記先行文献で提案された合紙を光重合型平版印刷版の包装に用いた場合においても、光重合層のような製版層や酸素遮断樹脂層の破損、傷付きを完全に防止することはできず、したがって、前記白抜けの発生を完全には防止できなかった。
【0015】
本発明は、上記事実を考慮し、平版印刷版の包装に使用したときに、自動製版機において前記平版印刷版の製版層と擦れたときの前記製版層の破損や傷付きを確実に防止できる平版印刷版用合紙および前記平版印刷版用合紙を用いた平版印刷版包装構造を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、平版印刷版を包装する際に、平版印刷版の製版層に接する平版印刷版用合紙であって、Mg、Al、およびSiの含有量が何れも0.5重量%以下であることを特徴とする平版印刷版用合紙に関する。
【0017】
酸素遮断樹脂層や光重合性層などの製版層の破損や傷付きには、平版印刷版用合紙中のタルクが深く関係していると考えられる。タルクの主成分は珪酸マグネシウムであり、副成分はアルミナであるから、前記平版印刷版用合紙は、タルク含有量が少なく、平版印刷版の包装に使用すれば、製版層が破損したり傷付いたりすることが殆どない。したがって、前記破損や傷付きに起因する白抜けの発生を効果的に防止できる。
【0018】
また、前記平版印刷版用包装材は、Mg、Al、およびSiの含有量が前記範囲内であれば、材質は特に限定されないから、低コストの材料を用いることにより、低コストで製造できる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、製版層の表面に酸素遮断樹脂層が形成されてなる平版印刷版の包装に使用される平版印刷版用合紙に関する。
【0020】
前記発明は、請求項1に記載の平版印刷版用合紙を製版層の表面に酸素遮断樹脂層が形成された平版印刷版の包装に適用した例である。前記平版印刷版用合紙は、酸素遮断層が表面に形成された平版印刷版の包装に特に好適に使用できる。
【0021】
請求項3に記載の発明は、灰分の含有量が1.0重量%以下である平版印刷版用合紙に関する。
【0022】
前記平版印刷版用合紙を平版印刷版の包装に使用すれば、製版層が破損したり傷付いたりすることが更に少ないから、白抜けの発生を更に効果的に防止できる。
【0023】
請求項4に記載の発明は、粒子の面積率が0.3%以下である平版印刷版用合紙に関する。
【0024】
平版印刷版用合紙に含まれている粒子の粒径が大きな場合や、含有密度が高い場合は、製版層の破損や傷付きが特に生じ易いが、前記平版印刷版用合紙は、粒径の大きな粒子の存在割合が特に少なく、また、粒子自体の存在密度も低いから、光重合型平版印刷版の包装に使用したときに製版層や酸素遮断樹脂層の破損や傷付きが生じることがない。
【0025】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の平版印刷版用合紙を使用して平版印刷版を包装してなる平版印刷版包装構造であって、前記平版印刷版と前記平版印刷版用合紙とを交互に積層してなることを特徴とする平版印刷版包装構造に関する。
【0026】
前記平版印刷版包装構造によれば、自動製版機において光重合型平版印刷版の製版層から合紙を自動剥離する際に、平版印刷版の表面と平版印刷版用合紙とが擦れて表面の製版層が破損することが効果的に防止される。
【0027】
【発明の実施の形態】
1.平版印刷版用合紙
本発明の平版印刷版用合紙を使用できる平版印刷版としては、前記光重合型平版印刷版のほか、たとえば下記(1)〜(12)の態様、即ち、
(1)製版層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する態様、
(2)製版層が赤外線吸収剤を含有し、熱によってアルカリ溶解性となる化合物とを含有する態様、
(3)製版層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様、
(4)製版層が、多官能性モノマーおよび多官能性バインダーを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断樹脂層との3層を含む態様、
(5)製版層が、ノボラック樹脂およびナフトキノンジアジドを含有する層とハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様、
(6)製版層が、有機光導電体を含む態様、
(7)製版層が、レーザー光照射によって除去されるレーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層とからなる2〜3層を含む態様、
(8)製版層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光を吸収して酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様、
(9)製版層が、キノンジアジド化合物とノボラック樹脂とを含有する態様、
(10)製版層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様、
(11)製版層が、赤外線吸収剤を含有する親油性層、シリカを含有する親水性層、および赤外線吸収剤を含有する水溶性保護層の3層を含み、熱によって親油性層と親水性層との間の密着が解除され、印刷機上での湿し水による現像で印刷用インキが付着できるようになる態様、および
(12)製版層が、カーボンブラックを含有する感熱性層と、オルガノポリシロキサンを含有する撥油性層との2層を含む態様
の何れかを有する平版印刷版が挙げられる。
【0028】
前記平版印刷版用合紙中のMg、Al、およびSiの含有量は何れも0.5重量%以下であり、特に、Mgの含有量は、0.2重量%以下であり、AlおよびSiの含有量は0.3重量%以下の範囲が好ましい。
【0029】
前述のように、製版層の破損にはタルクが深く関係していると考えられるが、タルクは、主成分が珪酸マグネシウムであり、副成分がアルミナであるから、前記Mg、Al、およびSiの含有量の少ない平版印刷版用合紙は、タルクの含有量も少ないと考えられる。
【0030】
したがって、前記平版印刷版用合紙で平版印刷版の製版層を高速で擦っても、前記製版層を破損させたり傷付けたりすることがないと考えられる。故に、自動製版機で取り扱われることが多く、したがって、包装に使用された合紙が前記自動製版機によって製版層の表面から高速で剥離されることの多いダイレクト・レーザ露光型平版印刷版(CTP)の包装に好適である。また、前記光重合型平版印刷版や前記態様(4)の平版印刷版のように、表面に酸素遮断層を形成した高感度型の平版印刷版の包装にも好適に使用できる。
【0031】
前記Mg、Al、およびSiの含有量は、たとえば蛍光X線元素分析法により求めることができるが、無機元素の定量に通常に使用される方法であれば、蛍光X線元素分析法には限定されない。
【0032】
前記平版印刷版用合紙においては、灰分の含有量は、1.0重量%以下が好ましい。
【0033】
灰分の含有量は、たとえば、前記平版印刷版用合紙を酸素存在下で高温で加熱して灰化させ、得られた灰分の重量を測定することにより求められる。
【0034】
灰分の含有量が前記範囲内である平版印刷版用合紙は、平版印刷版の包装に使用したときに、製版層を傷つけることがない。
【0035】
前記平版印刷版用合紙中の粒子の面積率は0、3%以下が好ましく、特に0.2%以下が好ましい。
【0036】
前記粒子の面積率は、たとえば、電子マイクロプローブアナライザを用いて前記平版印刷版用合紙の表面の反転電子像を適宜の写真フィルムに撮影し、白色部分の全体に対する面積割合を計算することにより求められる。
【0037】
また、前記平版印刷版用合紙中のタルクの含有量は0.7重量%以下であることが好ましい。
【0038】
前記平版印刷版用合紙は、機械パルプ、化学パルプ、ケミグランドパルプ、セミケミカルパルプなどの木材パルプを抄紙することにより製造できる。なお、前記木材パルプに代えて藁、竹、楮、三椏、麻、木綿、古紙などの非木材パルプも使用でき、更に、これらのパルプにポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステルなどから製した合成パルプを配合して抄紙しても良い。
【0039】
また、Mg、Al、およびSiの含有量が前記範囲を越えない限り、前記木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプに、硫酸礬土、白土、チタン白、バライタなどの填料を加えてもよい。
【0040】
2.平版印刷版包装構造
本発明に係る平版印刷版包装構造としては、前記平版印刷版用合紙と平版印刷版とが交互に積層された形態がある。
【0041】
前記形態を有する平版印刷版包装構造においては、当てボールおよび内装紙は有っても無くてもよく、また、通常のダンボール箱包装のほか、スキッドの上に平版印刷版の積層束を載置して包装したスキッド形式包装、および紙パレットの上に前記積層束を載置して包装した紙パレット形式包装なども含まれる。
【0042】
以下、図面を用いて前記平版印刷版包装構造の具体例について説明する。
【0043】
図1に示すように、平版印刷版包装構造18は、本発明の平版印刷版用合紙の一例である合紙14と平版印刷版10とを交互に積層し、さらにこの上面及び下面に本発明の平版印刷版用合紙に包含される当てボール22を配置して形成された積層束12を有する。
【0044】
積層束12は、本発明の平版印刷版用合紙の更に別の例である内装紙16で包まれる。
【0045】
1つの積層束12を構成する平版印刷版10の数は特に限定されないが、運搬や保管の効率、および自動製版機への装着の容易さなどの観点から、たとえば10枚〜100枚が好ましい。また、10枚〜100枚の平版印刷版10によって積層束12を構成した場合には、平版印刷版10と当てボール22とを、粘着テープ等の固定手段で互いにずれないように固定することが好ましい。また、数1000枚の平版印刷版10で積層束12を構成してもよい。前記積層束12においては、平版印刷版10の20〜100枚ごとに当てボール22を挿入してもよく、また、積層束12の上下にのみ当てボール22を配置してもよい。
【0046】
また、前記何れの積層束12においても、当てボール22を省略できる。
【0047】
このようにして構成された積層束12を内装紙16で包んだ後、内装紙16が不用意に広がったり脱落したりしないように、図2に示すように、粘着テープ24によって内装紙16の折畳み部を固定して平版印刷版包装構造18が構成される。これにより、平版印刷版10は内装紙16によって確実に遮光及び防湿される。
【0048】
平版印刷版包装構造18を、必要に応じて外装箱に収容して外装したり、パレットに積載したりしてもよい。
【0049】
平版印刷版は、前記平版印刷版包装構造の形で印刷工場まで輸送される。印刷工場においては、前記内装紙から前記積層束が取り出され、カセットに収納されて自動製版機に装着されて製版される。
【0050】
前記自動製版機の動作の一例を図3に示す。
【0051】
図3において(A)に示すように、図1に示す積層束12の最上部に位置する当てボール22と合紙14とを除去して平版印刷版10の製版層10Aが上側に位置するようにカセット50に収容する。そして、積層束12を収容したカセット50を自動製版機100に装着する。
【0052】
カセット50が自動製版機100に装着されたら、同図において(B)に示すように、平版印刷版10をカセット50から自動製版機100内に供給する給版ローラ52が、カセット50に向かって降下する。給版ローラ52は、積層束12の最上層の平版印刷版10に接触すると、図3における反時計回りの方向に回転して前記平版印刷版10を、その下の合紙14とともに図3で矢印aで示す方向に搬送する。前記平版印刷版10と合紙14とが給版ローラ52によって搬送されるときに、前記合紙14の直ぐ下に位置する平版印刷版10の製版層が、前記合紙14で擦られるが、合紙14は、Mg、Al、Siの割合が何れも0.5重量%以下なので、平版印刷版10の製版層10Aが破損することはない。
【0053】
同図において(C)に示すように、給版ローラ52によって搬送方向aに沿って搬送された平版印刷版10が給版ローラ52の下流側(以下、単に「下流側」という。)に位置する送りローラ54に接触すると、給版ローラ52はカセット50から上方に離間して最初の位置に戻る。そして、平版印刷版10は、送りローラ54によって搬送台62上を搬送方向aに沿って搬送される。送りローラ54の下方には停止パッド56が設けられ、平版印刷版10とともに搬送された合紙14は、停止パッド56に当って停止する。
【0054】
同図において(D)に示すように、平版印刷版10は、更に、送りローラ54の下流側に位置する第2送りローラ58により、水平に形成された搬送台62の表面上を露光ドラム(図示せず。)に向かって搬送方向aに沿って搬送される。
【0055】
平版印刷版10が送りローラ54を通過すると、今度は、合紙14の先端が停止パッド56によって持ち上げられ、送りローラ54によって下流側に搬送される。そして、合紙14の下流側先端部が、送りローラ54を少し過ぎ、送りローラ54の下流側に位置する搬送経路切替部材60の手前に位置したところで送りローラ54が停止する。搬送経路切替部材60は、上流側に向かって縮小する直角三角形状の断面を有し、合紙14および平版印刷版10の搬送経路の幅方向に沿って延在する板状部材であり、下流側縁部を中心に回動可能に形成されている。
【0056】
送りローラ54が停止したら、同図において(E)に示すように、上流側側縁部が上昇するように搬送経路切替部材60が回動し、同時に送りローラ54が図3における反時計回り方向に回転して、合紙14を、搬送方向a’に沿って搬送台62の下方に誘導する。
【0057】
合紙14が送りローラ54によって送られたら、次に露光すべき印刷画像が自動製版機100に送られていないときは、自動露光装置100は、(A)に示す状態に戻る。一方、次に露光すべき印刷画像が自動製版機100に送られているときは、同図において(F)に示すように、給版ローラ52が再びカセット50に向かって降下して次の平版印刷版10と合紙14とを自動製版機100にに向かって搬送する。そして、平版印刷版10と合紙14との下流側先端部が送りローラ54および停止パッド56の近傍に位置したら、給版ローラ52は停止し、自動製版機100はこの状態で待機する。
【0058】
【実施例】
1.実施例1〜11、比較例1〜9
漂白クラフトパルプを叩解し、叩解後の漂白クラフトパルプを、種々の量のタルクを含有する水で4重量%の濃度に希釈して紙料を調製した。
【0059】
得られた紙料に、0.4重量%のロジンサイズ剤(または合成系サイズ剤)と、硫酸アルミニウムと3.5重量%の澱粉を主成分とする紙力剤とを加えて抄紙して合紙を作製した。なお、硫酸アルミニウムは、前記紙料のpHが5.0になるまで添加した。
【0060】
それぞれの合紙につき、以下の手順に従って元素組成、粒子の面積率、および自動製版機における平版印刷版の傷付き性を測定した。
【0061】
(元素組成)
前記合紙を8枚重ね、硼酸試料台に載置してサンプルホルダーにセットし、蛍光X線分析装置としてリガク(株)製RIX−3000を用い、X線源としてRh(50kV、50mA)を用いて30mmφの分析面積で定性分析を行った。定性分析に使用した分光結晶および検出器は、以下の表1に示す通りである。
【0062】
【表1】
Figure 0004319373
定性分析によって検出された元素のそれぞれについて、ファンダメンタル・パラメータ法によりオーダー分析を行って含有量(重量%)を求めた。結果を表2に示す。なお、ファンダメンタル・パラメータ法は、基礎的な定数(物理定数、装置定数など)を用いて蛍光X線強度の理論式から理論X線強度を求め、測定X線強度との対比を行って各元素の含有量を求める方法であり、本実施例においては、前記蛍光X線分析装置に付属している分析プログラムを用いて行った。
【0063】
また、灰分の含有量は、前記平版印刷版用合紙を酸素存在下において高温で加熱して灰化させ、得られた灰分の重量を測定することにより求めた。結果を表2に示す。
【0064】
【表2】
Figure 0004319373
(粒子の面積率)
合紙を、カーボン試料台上にカーボンテープで貼り付け、合紙表面をカーボンで蒸着した。表面をカーボンで蒸着した合紙を電子プローブマイクロアナライザのチャンバ内に装入し、電子線を照射して反射電子像を白黒インスタントフィルムに撮影した。得られた画像をイメージスキャナでコンピュータに取りこみ、汎用画像処理ソフトウェアを用い、明るさの閾値を180に設定して前記閾値以上の明るさを有する部分を白色部とし、前記白色部の面積率(%)を求めた。結果を表2に示す。
【0065】
電子プローブマイクロアナライザとしては、日本電子(株)製のJXA−8800Mを用い、加速電圧20kV、照射電流1×10-8Aの条件で、40倍の撮影倍率で、映像信号の波形モニタにおいて、製造信号波形のピークと最低レベルとがそれぞれ5Vと0.5Vになるようにコントラストと明るさとを調節して反射電子像を撮影した。
【0066】
白色インスタントフィルムとしては、富士写真フイルム(株)製FP−500B45を用いた。
【0067】
イメージスキャナーとしては、シャープ(株)製JX−250を用い、400dpiの解像度、およびモノクロ256階調の階調で、10×7cmの面積の画像をコンピュータに取り込んだ。
【0068】
汎用画像処理ソフトとしては、三谷商事(株)製Win ROOF(Version2.35)を用いた。
【0069】
(自動製版機における平版印刷版の傷付き性)
a.平版印刷版の作製
厚さが0.3mmであるアルミニウムウェブの一方の面を砂目立てして粗面化面を形成し、陽極酸化処理してアルミニウム支持体を作製した。
【0070】
得られたアルミニウム支持体の粗面化面に、エチレン製不飽和基を有する重合性モノマーとメタクリルエステル系重合体と光重合開始剤と染料とを含有する光重合性組成物を、乾燥後の塗布量が1.4g/m2になるように塗布し、100℃で2分間乾燥させて光重合性層を形成した。次に、前記光重合性層の上に、鹸化度99.8%、重合度500のポリビニルアルコールの水溶液を、乾燥後の塗布量が2.4g/m2になるように塗布し、100℃で2分間乾燥させて酸素遮断樹脂層を形成して平版印刷版を作製した。
【0071】
b.自動製版機における傷付き性の評価
自動製版機としてLuxel PLATESETTER P9600CTPレーザ露光機(富士写真フイルム(株)製)を用いた。
【0072】
先ず、前記手順で作製された平版印刷版の光重合性層と酸素遮断樹脂層とからなる製版層に実施例1〜11および比較例1〜9の何れかの合紙を重ね合わせ、−8kVのコロナ放電を行って互いに密着させた。
【0073】
前記合紙が密着した平版印刷版を、1030mm×800mmのシートに裁断して50枚積層して積層束を作製した。
【0074】
前記積層束をカセットに収納し、このカセットを、Luxel PLATESETTER P9600CTPレーザ露光機にセットして合紙の剥離と前記平版印刷版の露光とを行い、露光後の平版印刷版を、LP−850PII自動現像機(富士写真フイルム(株)製)でDV−2現像液(富士写真フイルム(株)製)で現像した。
【0075】
前記合紙による製版層の傷付け易さは、Luxel PLATESETTERP9600CTPレーザ露光機で合紙を剥離した後の製版層の表面を目視で観察し、表面傷の有無および個数を求める方法、および現像後の平版印刷版の製版層を目視で観察し、光重合性層の重合が起こらず、現像液に溶出して下地のアルミニウムが白く露出する白抜け部分の有無および個数を求める方法により評価した。結果を表3に示す。
【0076】
【表3】
Figure 0004319373
上記表3の結果から明らかなように、Mg、Al、Siの含有量が何れも0.5重量%以下である実施例1〜11の合紙においては、前記表面傷および白ヌケの発生は見られないか、または見られても平版印刷版1枚につき1個程度であった。
【0077】
特に、粒子面積率が0.3%以下であり、灰分の含有量が1重量%以下である実施例1〜10の合紙においては、前記表面傷および白ヌケの発生は全く見られなかった。
【0078】
このことから、実施例1〜11の合紙は、平版印刷版用の合紙として好適であることが判った。
【0079】
これに対して、比較例1〜9の合紙においては、平版印刷版の製版層に2〜9個と多数の表面傷が発生し、また、現像後には、白抜け部分が多数発生した。
【0080】
2.実施例12〜22、比較例10〜18
製版層に赤外線吸収剤を含み、熱によってアルカリ可溶になる特開2001−215691号公報の実施例1に記載の平版印刷版に、前記実施例1〜11および比較例1〜9と同様の平版印刷版用合紙を重ね、−8kVのコロナ放電を行って互いに密着させた。
【0081】
前記合紙が密着した平版印刷版を、1030mm×800mmのシートに裁断して50枚積層して積層束を作成した。
【0082】
前記積層束をカセットに収納し、このカセットをLuxel PLATESETTER T−9000CTPレーザ露光機の自動給版装置にセットした。そして、前記積層束から合紙を剥離しつつ、前記合紙を剥離した平版印刷版を未露光の状態で搬送のみを行い、LP−900H自動現像機(富士写真フイルム(株)製)を用いてDT−1現像液(富士写真フイルム(株)製)で現像した。
【0083】
前記合紙による前記平版印刷版の製版層の傷付け易さの評価は、実施例1〜11および比較例1〜9と同様の手順で行った。結果を表4に示す。
【0084】
【表4】
Figure 0004319373
表4に示すように、Mg、Al、Siの含有量が何れも0.5重量%以下である実施例12〜22の合紙においては、前記表面傷および白ヌケの発生は見られないか、または見られても平版印刷版1枚につき1個程度であった。
【0085】
特に、粒子面積率が0.3%以下であり、灰分の含有量が1重量%以下である実施例1〜10と同様の合紙を使用した実施例12〜21においては、前記表面傷および白ヌケの発生は全く見られなかった。
【0086】
このことから、前記実施例1〜11の合紙は、実施例12〜22において使用したタイプの平版印刷版の合紙としても好適であることが判った。
【0087】
これに対して、比較例10〜18においては、比較例1〜9の合紙と同様の合紙を使用したので、平版印刷版の製版層に3〜10個と多数の表面傷が発生し、また、現像後には、白抜け部分が多数発生した。
【0088】
【発明の効果】
本発明は、上記事実を考慮し、平版印刷版の包装に使用したときに、製版層の破損や傷付きを確実に防止できる平版印刷版用合紙および前記平版印刷版用合紙を用いた平版印刷版包装構造を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る平版印刷版包装構造の一例に付き、平版印刷版と合紙とを交互に積層した積層束を内装紙で包装する前の状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す平版印刷版包装構造につき、前記積層束を内装紙で包装した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す積層束が装着される自動製版機の一例につき、動作の流れを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 平版印刷版
14 合紙
16 内装紙
18 平版印刷版包装構造
22 当てボール

Claims (8)

  1. 平版印刷版と、Mg、Al、およびSiの含有量が夫々0.05〜0.27重量%、0.15〜0.41重量%、および0.10〜0.37重量%であり、灰分の含有量が0.35〜1.12重量%であり、粒子の面積率が0.32%以下である合紙とを交互に積層する平版印刷版の包装方法。
  2. 前記合紙として灰分の含有量が0.35〜1重量%であるものを使用する請求項1に記載の平版印刷版の包装方法。
  3. 前記合紙として粒子の面積率が0.3%以下であるものを使用する請求項1または2に記載の平版印刷版の包装方法。
  4. 前記平版印刷版は、製版層の表面に酸素遮断樹脂層が形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の平版印刷版の包装方法。
  5. 平版印刷版と、Mg、Al、およびSiの含有量が夫々0.05〜0.27重量%、0.15〜0.41重量%、および0.10〜0.37重量%であり、灰分の含有量が0.35〜1.12重量%であり、粒子の面積率が0.32%以下である合紙とを交互に積層した平版印刷版包装構造。
  6. 前記合紙は灰分の含有量が0.35〜1重量%である請求項5に記載の平版印刷版包装構造。
  7. 前記合紙は粒子の面積率が0.3%以下である請求項5または6に記載の平版印刷版包装構造。
  8. 前記平版印刷版は、製版層の表面に酸素遮断樹脂層が形成されている請求項5〜7の何れか1項に記載の平版印刷版包装構造。
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