JP4317523B2 - 半導体装置及びこれの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般に半導体デバイスおよび製造方法に関し、より詳細には、選択的に窒化されたゲート酸化膜を有する半導体に関する。
二酸化シリコンは長年、電界効果トランジスタ(FET)の優れたゲート絶縁体として用いられてきた。これは、二酸化シリコンが望ましい特性の組合せを提供するためであり、これには、電子および正孔の良好な移動性、界面の電子(表面)状態を低く維持する能力、正孔および電子の比較的に低い捕獲率、ならびにCMOSプロセスとの優れた適合性が含まれる。一般に、ゲート電極からチャネルへ電位をより良好に結合しそれを制御するためには、薄いゲート絶縁体が望ましい。
付随して、途切れることのない集積回路技術の進歩はその一部をデバイス寸法の縮小に負っている。しかし、二酸化シリコン膜の厚さは半導体デバイスの世代を経るごとに薄くなるので、誘電膜を通した漏れ電流は増大し、ついには容認できなくなる。さらに、膜厚が薄くなると、ゲートからゲート誘電体へのドーパント(例えばホウ素)の侵入が可能となり、チャネルが逆ドープ(counter doping)され、それによって性能が低下する。
これらの望ましくない効果を低減させるために現れた1つの方法は、ゲートSiOに窒素を導入することを含む。窒素を導入するとゲートの誘電率が高くなる。窒素の導入は、比較的に低い濃度にあっては、ホウ素の侵入を大幅に低減させる。高濃度では、窒素の導入によってゲート漏れが低減する。残念なことに高濃度の窒素はしきい電圧シフトを引き起こし、特にpFETでそうである。したがって、pFETに対するこの不利な効果を減らすために、導入する窒素の最大量が、特にnFETで制限され、これによってゲート漏れの低減が犠牲になる。
本発明は、上記の問題の1つまたはいくつかを解決すること、特に漏れ電流およびしきい電圧シフトを軽減した薄いゲート誘電体膜を有する半導体構造(FET)を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様では、窒素が富化された能動デバイス・フィーチャを有する半導体構造の製造方法が提供される。この方法は、第1の能動デバイスの第1のフィーチャおよび第2の能動デバイスの第2のフィーチャを形成することを含む。第1の能動デバイスの第1のフィーチャに第1の量の窒素を導入する。第2の能動デバイスの第2のフィーチャに第2の量の窒素を導入する。第2の窒素量は第1の窒素量とは異なる。
本発明の他の態様では、半導体構造の製造方法が、半導体基板上に誘電層を形成することを含む。この誘電層は、第1の誘電ゲートに対応する第1の部分と第2の誘電ゲートに対応する第2の部分とを有する。誘電層の第1の部分に第1の濃度の窒素を導入する。誘電層の第2の部分に第2の濃度の窒素を導入する。第2の窒素濃度は第1の窒素濃度とは異なる。
本発明の他の態様では半導体構造が提供される。この構造は半導体基板を含む。この構造は、基板上に形成された第1の能動デバイスを有する。第1の能動デバイスは第1の誘電ゲートを有し、第1の誘電ゲートは第1の窒素濃度を有する。この構造はさらに、基板上に形成された第2の能動デバイスを含む。第2の能動デバイスは、第2の窒素濃度を有する第2の誘電ゲートを有する。第2の窒素濃度は第1の窒素濃度とは異なる。
本発明は、nFETおよびpFETのゲート誘電体に窒素をそれぞれ独立に導入すること(すなわち窒化)を可能にする。導入する窒素の量は、ゲート漏れおよびドーパントの侵入を低減させまたはこれらを防ぐのには十分だが、デバイス性能をあまり低下させない量である。例示的な一実施態様では、pFETのゲート誘電体にnFETのゲート誘電体よりも低い濃度の窒素を導入し、かなりのドーパント拡散および電流漏れを受けにくい厚いゲート誘電体を有する領域には低濃度の窒素を導入し、窒素を導入せず、または高濃度の窒素を導入する。
一実施態様では、図1に示すように、基板110およびゲート誘電層120を含む半導体デバイスを従来の方法で形成する。本発明の原理に基づく一プロセスでは、ゲート誘電体の上にゲート電極を形成する前、かつゲート電極の周囲にスペーサを形成する前に、デバイスの一部を変更する。
基板110は例えばシリコン基板であり、または基板上に形成されたエピタキシャル・シリコン層である。この基板の表面に、熱成長プロセスなどの当技術分野で周知のプロセスを使用して、SiO層などのゲート誘電層120(本明細書では「酸化層」とも呼ぶ)を形成する。
ゲート誘電体にパターンを形成しこれをエッチングして、さまざまな能動デバイスのさまざまな厚さの誘電層を形成することができる。さまざまなタイプのデバイスに適合するためにさまざまな誘電層がさまざまな厚さを有することができる。厚さ約50Åを超えるゲート誘電体を有する120などの厚い領域は一般に、実質的なドーパント拡散または電流漏れを経験しないが、50Åよりも薄い領域、特に20Å以下の領域は、かなりのドーパント拡散および漏れ電流を受けやすい。したがって、厚さ約50Åを超えるゲート誘電体を有する領域には窒化する理由がない。
さらに、さまざまな領域がさまざまなタイプのデバイスに対応する。例えば、厚さ20Å以下の、あるゲート誘電体領域はnFETおよびpFETに対応する。より高濃度の窒化から得られる利益は、nFETに対応する薄い領域のほうがpFETに対応する薄い領域よりも大きい。
次に図2を参照すると、薄い誘電層を有する領域から厚い誘電体120の一部分が除去されている。この除去は、マスキングおよびエッチングなどの当技術分野で周知の技法を使用して従来の方法で実施することができる。例えば、フッ化水素酸緩衝液(BHF)を使用して、領域220および230から誘電層をエッチングによって除去することができる。例示のためこれらの領域は縦の点線によって概念的に分割されている。
次いで、ゲート誘電体120および半導体基板110の洗浄に適した、業界標準のRCA洗浄プロセスなどの洗浄プロセスを使用して、この構造、特に酸化層を洗浄することができる。このRCAプロセスは数種の洗浄液を適用することを含み、その後、洗浄液ごとに脱イオン水を使用してクイック・ダンプ・リンス(QDR)を実施する。まず最初に、硫酸/過酸化水素混合物(SPM)の水溶液を適用して、ウェーハ表面から例えば残留フォトレジストおよび微粒子状有機汚染物質を除去する。次いでQDRを実施する。次に、SC1洗浄液(NHOH/H/HO=1:1:5)などの洗浄液を約75℃から85℃で適用して、表面を洗浄し有機化合物および微粒子を除去する。次いで別のQDRを実施する。次に、SC2溶液(HCl/H/HO=1:1:6)などの他の洗浄液を75℃から85℃で適用して表面をさらに洗浄する。その後、QDRをもう1度実施する。次に、構造をさらに洗浄するため最終的なすすぎを実施してもよい。次に、例えばイソプロピルアルコール(IPA)蒸気を使用した乾燥ステップを実施して、水分を除去し構造を乾燥させることができる。
洗浄後、図3に示すように、第1のドーズ(例えば高ドーズ)の窒素を導入する。本発明の原理に従ってさまざまな窒化技法を使用することができる。例えば、構造全体に、8×1014から1×1022原子/cmの高濃度の窒素を与え、その後、低濃度の窒素が妥当な領域を、高濃度の窒素を含む層から剥離し、次いでこの領域に低ドーズの窒素を当てる。
窒素は、アンモニア(NH)などの窒素を含むガスにデバイスをさらすことによって導入することができる。この暴露によって第1の量の(例えば比較的に高濃度の)窒素を誘電体に導入する。基板をガスに暴露している間に、アニール・プロセスを実行してもよい。このアニール・プロセスは、従来の炉プロセスまたは急速熱プロセスを使用して実施することができる。アニール条件は、プロセスのタイプに応じて、約400℃から800℃の温度、10Torrから1気圧の圧力、および15秒から120分アニール時間を含むことができる。アニールの時間、温度および圧力を変更して、誘電体に導入される窒素の量を増大または低減させることができる。例えば、限定はしないが、上記のアニール条件に基づく窒化ステップによって、8×1014から1×1022原子/cmの高濃度の窒素を含む層を生み出すことができる。ただし、他の窒素濃度レベルを達成することもできる。実際、対応するデバイスのタイプ、以降のプロセス条件、ゲート酸化物誘電体、ドープされた半導体層、およびドープされた半導体層の中に形成されたp不純物の濃度に基づいて、さまざまな窒素レベルが求められることがある。この添加窒素は、p型ドーパント不純物(例えばホウ素)が、半導体構造のゲート誘電膜中に拡散し、さらにチャネル領域に拡散することを防ぐ。窒素が存在すると電流漏れも低減する。このステップが完了すると、誘電層120と基板110の界面の近くに酸窒化層310が形成される。誘電体が除去された領域320および330の上には窒化層(例えばSi)が形成される。
次に、第1のドーズの窒素が利益にならない領域から窒化物を除去する。例えば、第1のドーズが、比較的に高い濃度(例えば8×1014原子/cm超)の窒素を与えるように構成されている場合には、例えば領域330などのpFETを収容するように設計されている領域から誘電体を除去する。薄いゲート誘電層を有するnFETは、比較的に高濃度(例えば8×1014原子/cm超)の窒素が実質的な利益になるので、例えば320などの領域の誘電体は残すことができる。120など比較的に厚いゲート誘電体に対応する領域の窒素に富む誘電体も残すことができるが、このような領域における窒素の効果は相当に弱められる可能性がある。領域330からの除去は、マスキングおよびエッチングなどの当技術分野で周知の技法を使用して従来の方法で実施することができる。図4に示すように、フォトレジスト・マスク410で領域120および320を覆うことができる。例えば、フッ化水素酸緩衝液(BHF)を使用して、領域330から窒化物をエッチングによって除去する。
330などの決められた領域から誘電層をエッチングによって除去した後、この構造からマスク410を除去する。マスクの除去は、従来の湿式剥離(例えばアセトンまたは硫酸ベースのプロセス)、または乾式剥離(例えば反応性プラズマ、オゾンまたは紫外線/オゾン・ベースのプロセス)によって実施することができる。これによって得られる構造を図5に示す。
マスクを除去した後、例えばアンモニア(NH)などの窒素を含むガスに構造を暴露することによって、図6に示すように、マスクのない表面全体を他のドーズの窒素にさらすことができる。この暴露によって、露出した基板の表面に薄い窒化膜(Si)610が形成され、層320には追加の窒化物が導入され、誘電領域310には第2の量の窒素が導入される。構造をガスに暴露している間に、アニール・プロセスを実施する。このアニール・プロセスは、従来の炉プロセス(すなわち炉窒化)または急速熱プロセス(すなわち急速熱窒化)を使用して実施することができる。アニール条件は、プロセスのタイプに応じて、約400℃から800℃の温度、10Torrから1気圧の圧力、および15秒から120分アニール時間を含むことができる。アニールの時間、温度および圧力を変更して、導入される窒素の量を増大または低減させることができる。例えば、限定はしないが、上記の条件に基づく窒化ステップによって、1×1013から1×1015原子/cm(例えば1×1014から1×1015の原子/cm)の窒素を追加することができる。窒化膜610の厚さは約10から50Åとすることができる。ただし、他の窒素濃度レベルおよび他の膜厚レベルを得ることもできる。
基板表面を窒化させた後、炉内での湿式酸化物プロセス、フリー・ラジカル促進急速熱酸化(freeradical enhanced rapid thermal oxidation)、または当技術分野で知られている他の酸化法などによりデバイスを再酸化して、窒化膜320および610(図6)を図7に示す酸窒化層710および720に変換し、それによって薄いゲート誘電体を形成する。フリー・ラジカル促進急速熱酸化は例えば、高温で動作している単一のウェーハ・ツールにOおよびHを流すことによって実施することができる。高温のウェーハ上でOとHが反応して、例えばHOおよび膜の酸化に使用される原子状酸素が生み出される。所望の厚さおよびプロセス・パラメータに応じて、反応時間は2から300秒とすることができる。反応温度は600から1200℃とすることができる。膜320の中の高濃度の窒素は酸化物の形成を遅らせる。したがって領域710の厚さは領域720の厚さよりも小さくなる。この酸化ステップは誘電層の部分120も酸化し、その厚さをわずかに増大させる。
次に図8を参照すると、代替の窒化プロセス、すなわちプラズマ窒化プロセスのプロセス・ステップが示されている。マイクロ波を使用したリモート・プラズマ窒化(remote plasma nitridation:RPN)、または高周波を使用したデカップルド・プラズマ窒化(decoupledplasma nitridation:DPN)は、窒素を含むガスと相互作用して、窒素ラジカルを含むプラズマを生み出す。薄い領域820および830ならびに厚い領域810を含む誘電層850を窒素を含むプラズマに暴露する。プラズマの例示的なガス組成は、圧力20から80mTorrのヘリウム75%、窒素25%である。プラズマの窒素濃度は10%から25%とすることができ、残りはヘリウムとする。ヘリウムの代わりにネオンまたはアルゴンを選択してもよい。プラズマに窒素源を導入して窒素を含むプラズマを形成する。窒素源はN、NH、NO、NOまたはこれらの混合物、あるいはこれら全てとすることができる。プラズマは10Wから50Wで10秒から60秒適用することができる。
基板110は無バイアスとすることができ、その場合には、イオン化された物質がプラズマ電位によって加速され、絶縁表面に注入される。あるいは、基板にバイアス電圧を印加して、プラズマからのイオンをさらに加速させ、絶縁層のより深部に注入することもできる。基板にバイアスをかける目的には直流電流または高周波バイアス電圧を使用することができる。したがってこの代替プロセスのこのステップは、第1の濃度(例えば比較的に低濃度)の窒素をプラズマ窒化によって誘電層に導入する。
次に、図9に示すように、構造の選択された領域の上にマスク930(例えばフォトレジスト・マスク)を形成する。マスク930によって、厚い領域(例えば厚さが50Åを超える領域)またはpFETに対応する領域830、あるいはその両方などの追加の窒素ドーズが妥当でない領域を覆うことができる。nFETに対応する誘電層の領域820(図8)は追加の窒化を受けるのでこの領域にはマスクをしない。厚い領域では窒素の効果が弱められるので、領域810(図8)にはマスクをしなくてもよい。マスキングは、周知の技法を使用して従来の方法で実施することができる。
マスキング後に、第2のプラズマ窒化ステップを実施する。マスクされていない図8の誘電層領域810および820を窒素を含むプラズマに暴露し、これによって図9に示す層910および920を形成する。プラズマの例示的なガス組成は、圧力20から80mTorrのヘリウム75%、窒素25%である。プラズマの窒素濃度は10%から25%とすることができ、残りはヘリウムとする。ヘリウムの代わりにネオンまたはアルゴンを選択してもよい。プラズマに窒素源を導入して窒素を含むプラズマを形成する。窒素源はN、NH、NO、NOまたはこれらの混合物、あるいはこれら全てとすることができる。
プラズマは10Wから50Wで10秒から60秒適用することができる。基板は無バイアスとすることができ、その場合には、イオン化された物質がプラズマ電位によって加速され、絶縁表面に注入される。あるいは、基板にバイアス電圧を印加して、プラズマからのイオンをさらに加速させ、絶縁層のより深部に注入することもできる。基板にバイアスをかける目的にはDCまたはRFバイアス電圧を使用することができる。したがってこのステップは、高濃度の窒素が利益となりうる、または高濃度の窒素に耐えることができる、あるいはその両方が可能な領域の誘電層に、第2の濃度(例えば比較的に低濃度、中間濃度または高濃度)の窒素をプラズマ窒化によって導入する。
この第2のプラズマ窒化ステップの後、図10に示すように構造からマスク930を除去する。マスクの除去は、従来の湿式剥離(例えばアセトンまたは硫酸ベースのプロセス)、または乾式剥離(例えば反応性プラズマ、オゾンまたは紫外線/オゾン・ベースのプロセス)によって実施することができる。したがって誘電層は、第1のプラズマ窒化と第2のプラズマ窒化の両方を受け、したがって比較的に高濃度の窒素を含む領域910および920を含む。誘電層はさらに、第1のプラズマ窒化には暴露されたが、第2のプラズマ窒化ではマスクされた領域830を含む。
本発明の例示的な一実施形態に基づく他の代替窒化プロセスでは、FETのnウェルまたはpウェル、あるいはその両方に窒素を選択的に注入して、ウェルとゲート誘電体の間に窒素が富化された界面を提供する。次に図11を参照すると、pウェル1140をnウェル1150から分離するトレンチ分離1120を有する例示的な基板110が示されている。pウェル1140およびnウェル1150はそれぞれ周知の技法を使用して形成することができる。厚さ50〜250Åの任意選択の犠牲SiO層1110を従来の方法で形成することができる。犠牲SiO層1110は省いてもよく、それによって本発明の範囲から逸脱してしまうわけではない。次に、デバイスの選択部分の上に周知の技法を使用して第1のフォトレジスト・マスク1130を形成することができる。注入によってマスクのない部分を窒素に暴露する。
注入後、第1のマスクを除去し、任意選択で、デバイスの他の領域の上に周知の技法を使用して第2のマスクを形成することができる。例えば、薄いゲート誘電体を有するnFETに対応する領域が第1の窒素注入を受け取る。薄いゲート誘電体を有するpFETに対応する領域は第2の窒素注入を受け取る。厚いゲート誘電体を有するデバイスに対応する領域は他の窒素注入を受け取る。
再び図11を参照する。マスク1130は、構造のpFET領域1150になる領域をマスクし、構造のnFET領域1140になる部分を露出させている。犠牲酸化層1110を通して、その下のマスクのないnFET領域のウェル1140に窒素を注入する。犠牲酸化層1110はこの注入を弱め、そのため、注入された大半の窒素原子は、ウェル表面1140に窒素に富んだ領域を形成する。マスク1130は領域1150に窒素が注入されることを防ぎ、領域1140には窒素が注入される。注入された高ドーズの窒素は、ウェル中に約8×1014から1×1022原子/cmの濃度を与える。注入後、周知の技法を使用してマスク1130を剥離する。
任意選択で、pFET領域のnウェル(例えばウェル1150)にも窒素を注入することができる。次に図12を参照すると、構造のnFET領域1140になる領域をマスクし、構造のpFET領域1150になる部分を露出させたマスク1230が形成されている。nFETは高い窒素濃度から利益を得るので、マスク1230を省略することもできる。犠牲酸化層1110を通して、その下のマスクのない領域に窒素を注入する。犠牲酸化層1110はこの注入を弱め、そのため、注入された大半の窒素原子は、ウェル表面1150に窒素に富んだ領域を形成する。pFETに対して、注入された低ドーズの窒素は、ウェル中に約1×1013から1×1015原子/cmの濃度を与える。注入後、マスク1230がある場合には周知の技法を使用して剥離する。任意選択で、急速熱アニール(例えば1050℃、30秒間)を実行して、注入した窒素を拡散させることができる。
全ての領域に窒素を選択的に注入した後、犠牲酸化層1110がある場合には、フッ化水素酸エッチングなどの周知の技法を使用して除去することができる。犠牲酸化物を除去した後、デバイス品質のゲート酸化層1310を周知の技法を使用して図13に示すように形成することができる。次いで、ゲート酸化層1310、特にゲート−ウェル界面に窒素が富化する。続いて、ゲート酸化層1310を、先に論じた窒化技法を使用した任意選択の追加の選択的窒化プロセスにかけて、ゲート酸化層にさらに窒素を選択的に富化させてもよい。
本発明の例示的な一実施形態に基づく他の代替窒化プロセスでは、ゲート・ポリシリコン(ポリ)のブランケット付着後に、ポリに窒素を選択的に注入する。図14を参照すると、ゲート誘電層1420および基板110とともに、ブランケット付着させたポリ層1410が示されている。これらは全て周知の技法を使用して形成することができる。注入された窒素はゲート誘電層1420、特にゲート−ポリ界面に近い誘電層に移動する。
ポリ層の選択部分の上に周知のマスキング技法を使用して第1のフォトレジスト・マスク1430を形成することができる。マスクのない部分を注入によって窒素に暴露する。注入後、第1のマスクを除去し、任意選択で、デバイスの他の領域の上に周知の技法を使用して第2のマスクを形成することができる。例えば、薄いゲート誘電体を有するnFETに対応する領域が(例えば高ドーズの)第1の窒素注入を受け取る。薄いゲート誘電体を有するpFETに対応する領域は(例えば低ドーズの)第2の窒素注入を受け取る。厚いゲート誘電体を有するデバイスに対応する領域は他の窒素注入を受け取る。
窒化後、さまざまなデバイスを形成することができる。周知のプロセスを使用して、pウェルおよびnウェルの上にそれぞれnFETおよびpFETを形成することができる。例えば、まだ形成されてない場合にはゲート酸化層の上にポリシリコン層(厚さ1,000〜3,500Å)をブランケット付着させ、これにパターンを形成してゲート電極とすることができる。次いで、n型ソース/ドレイン領域およびp型ソース/ドレイン領域を従来の方法、例えばイオン注入によって形成することができる。さらに従来の方法で側壁スペーサを形成することができる。能動デバイスを形成した後、周知の相互接続技術を利用してそれらを互いに結合して、CMOS集積回路を形成することができる。能動CMOSデバイスを形成し相互接続する技法は当技術分野ではよく知られているため、詳細をさらに論じる必要はない。
達成されるゲート誘電体中の全体の窒素含有量およびプロファイルは、これまでに述べた窒化プロセスを選択し、窒化プロセス条件を調節することによって制御することができる。例えば、より低い電力設定およびより長いプロセス時間を使用することによって、より高い窒素濃度または望ましいより急な傾きの勾配、あるいはその両方を達成することができる。
窒化は、急速熱窒化(RTN)、リモート・プラズマ窒化(RPN)、デカップルド・プラズマ窒化(DPN)、ウェル注入またはポリ注入、あるいはこれらの組合せを含むさまざまな窒化プロセスによって実施することができるが、ゲート信頼性に対する危険を最も小さくするためには、先に記載したNHアニール・プロセスなどの再酸化ステップを含む窒化プロセスを考慮する。プラズマ・プロセスはマスクを剥離するために、ゲートに損傷を与える可能性があるウェット・エッチング・ケミストリを使用する。その後に再酸化ステップを実施しないと、損傷を受けたゲートが傷ついたままになってしまう可能性がある。
本発明の例示的な一実施形態の利点は、窒素が富化されたゲート誘電体によって薄い例えば20Å以下の酸化物での漏れ電流が低減されることである。さらに、ポリシリコン・ゲート電極からのゲート酸化膜へのドーパントの拡散も低減する。さらに、窒素が富化された本発明に基づくゲート誘電体を有するように形成されたFETは、チャネル・モビリティおよびトランスコンダクタンスが向上する。さらに窒素が選択的に導入され、すなわち、高濃度の窒素から最も利益を得る領域に高濃度の窒素が供給され、低濃度の窒素から利益を得ることができるが、高濃度の窒素から利益が得られない領域に低濃度の窒素が供給される。
さまざまな集積回路が高電圧能動デバイスと低電圧能動デバイスの両方を含む。ブレークダウンを防ぐため、高電圧デバイスは一般に低電圧デバイスよりも厚いゲート誘電体を必要とする。有利には、本発明の原理に基づく方法およびデバイスは、さまざまな厚さのゲート誘電体、したがってさまざまな電圧デバイスに適合するように窒素を選択的に導入する。
例示的な実施形態に関して本発明を説明してきたが、添付の請求項の趣旨および範囲に含まれる変更を加えて本発明を実施できることを当業者は理解されたい。
さまざまなデバイスに対応する領域を有する誘電層を備えた、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 ある種のデバイスに対応する領域から誘電層の一部分が除去された構造を示す図である。 窒素が導入された誘電層を有する、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 窒素に富んだマスクされた誘電層と部分的にマスクされた窒化層とを有する、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 マスクがなかった部分の窒化層が除去された、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 窒素が導入された、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 表面に酸化物が形成された、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 窒素が均一に富化された誘電層を有する、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 第1の窒素濃度を有するマスクのない部分と第2の窒素濃度を有するマスクされた部分とを有する窒素富化誘電層を備えた、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 第1の窒素濃度を有する部分と第2の窒素濃度を有する別の部分とを有する窒素富化誘電層を備えた、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 トレンチ分離、ウェル、犠牲酸化層およびマスクを有し、マスクが第1の領域の上にある、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 トレンチ分離、ウェル、犠牲酸化層およびマスクを有し、マスクが第2の領域の上にある、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 トレンチ分離、窒素が注入されたウェルおよび誘電層を有する、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。 誘電層、ポリシリコン層およびマスクを有し、マスクが第1の領域の上にある、本発明の例示的な一実施態様の原理に基づく構造を示す図である。
符号の説明
110 基板
120 ゲート誘電層
220 領域
230 領域
310 酸窒化層
320 領域
330 領域
410 フォトレジスト・マスク
610 窒化膜
710 酸窒化層
720 酸窒化層
810 厚い領域
820 薄い領域
830 薄い領域
850 誘電層
910 領域
920 領域
930 マスク
1110 犠牲酸化層
1120 トレンチ分離
1130 フォトレジスト・マスク
1140 pウェル
1150 nウェル
1230 マスク
1310 ゲート酸化層
1410 ポリ層
1420 ゲート誘電層
1430 フォトレジスト・マスク


Claims (8)

  1. シリコン基板にnFETを設ける領域及びpFETを設ける領域を形成するステップと、
    前記nFETを設ける領域及び前記pFETを設ける領域を露出し、窒素を含むガスに曝している間にアニール処理を行うことにより、前記nFETを設ける領域上及び前記pFETを設ける領域上に窒化層を形成するステップと、
    前記nFETを設ける領域上の前記窒化層上にマスクを形成するステップと、
    前記pFETを設ける領域上の前記窒化層を除去することにより前記pFETを設ける領域の前記シリコン基板を露出させるステップと、
    前記マスクを除去した後、前記nFETを設ける領域上の前記窒化層と前記pFETを設ける領域の前記露出されたシリコン基板を、窒素を含むガスに曝している間にアニール処理を行うことにより、前記nFETを設ける領域上の前記窒化層に追加の窒化物を導入すると共に、前記pFETを設ける領域の前記露出されたシリコン基板上に、前記nFETを設ける領域上の前記窒化層よりも薄い窒化層を形成するステップであって、前記nFETを設ける領域上の前記窒化層の窒素濃度が、前記pFETを設ける領域に形成した薄い窒化層の窒素濃度よりも高い、前記ステップと、
    前記nFETを設ける領域上の前記窒化層及び前記pFETを設ける領域に形成した前記窒化層を酸化することにより、前記nFETを設ける領域上の前記窒化層を酸窒化層に変換すると共に、前記pFETを設ける領域に形成した前記窒化層を、前記nFETを設ける領域上の前記酸窒化層よりも厚い酸窒化層に変換するステップと、
    前記nFETを設ける領域上の前記酸窒化層上にゲート電極を形成し、前記pFETを設ける領域上の前記酸窒化層上にゲート電極を形成するステップと、
    前記nFETを設ける領域にソース領域及びドレイン領域を形成し、前記pFETを設ける領域にソース領域及びドレイン領域を形成するステップとを含む、nFET及びpFETを有する半導体装置の製造方法。
  2. 前記前記nFETを設ける領域上及び前記pFETを設ける領域上に窒化層を形成するステップが、8×1014原子/cmから1×1022原子/cmの濃度の窒素を与える、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記nFETを設ける領域上の前記窒化層に追加の窒化物を導入すると共に、前記pFETを設ける領域の前記露出されたシリコン基板上に、前記nFETを設ける領域上の前記窒化層よりも薄い窒化層を形成するステップが、1×1013原子/cmから1×1015原子/cmの窒素を与える、請求項1または請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記シリコン基板にnFETを設ける領域及びpFETを設ける領域を形成するステップが、
    トレンチ分離領域により分離された前記nFETを設けるpウエル及び前記pFETを設けるnウエルを前記シリコン基板に形成するステップと、
    前記pウエル、前記トレンチ分離領域及び前記nウエルの上に犠牲酸化層を形成するステップと、
    前記nウエル上の前記犠牲酸化層を覆うマスクを形成するステップと、
    前記犠牲酸化層を通して前記pウエルに高ドーズの窒素を注入するステップと、
    前記マスクを除去するステップと、
    前記pウエル上の前記犠牲酸化層を覆うマスクを形成するステップと、
    前記犠牲酸化層を通して前記nウエルに低ドーズの窒素を注入するステップと、
    前記pウエル上の前記犠牲酸化層を覆う前記マスクを除去するステップと、
    急速熱アニールにより、前記nウエル及び前記pウエルに注入した窒素を拡散させるステップと、
    前記犠牲酸化層を除去するステップとを含む、請求項1に記載の製造方法。
  5. 前記高ドーズの窒素を注入するステップが、8×1014原子/cmから1×1022原子/cmの濃度を与える、請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記低ドーズの窒素を注入するステップが、1×1013原子/cmから1×1015原子/cmの濃度を与える、請求項4に記載の製造方法。
  7. 前記急速熱アニールが、1050℃で30秒間行われる、請求項4に記載の製造方法。
  8. nFETを設ける領域及びpFETを設ける領域を有するシリコン基板と、
    前記nFETを設ける領域の上に設けられ、ゲート誘電体、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域を有するnFETと、
    前記pFETを設ける領域の上に設けられ、ゲート誘電体、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域を有するpFETとを備え、
    前記nFETのゲート誘電体及び前記pFETのゲート誘電体は共に酸窒化層であり、
    前記nFETの前記酸窒化層の厚さが前記pFETの前記酸窒化層の厚さよりも薄く、
    前記nFETの前記酸窒化層の窒素濃度が前記pFETの前記酸窒化層の窒素濃度よりも高く、
    前記nFETを設ける領域及びpFETを設ける領域が、トレンチ分離領域により分離されたpウエル及びnウエルであり、前記pウエルが8×10 14 原子/cm から1×10 22 原子/cm の窒素濃度を有し、前記nウエルが1×10 13 原子/cm から1×10 15 原子/cm の窒素濃度を有する、nFET及びpFETを有する半導体装置。
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