JP4315880B2 - 遊技機用画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機の画像表示装置に関し、特に、遊技機の画像表示器の前に出没自在なシャッターを設けた画像表示装置に関する。
パチンコ機またはスロットマシン等の遊技機の遊技盤には、液晶表示等により数字や模様等を表示する図柄表示器(画像パターン発光表示器)が設けられていることが多い。図柄表示器は例えば液晶表示器である。パチンコ機の場合、遊技盤には、液晶表示器に加え、入賞口、アウト口、障害釘、風車、ランプ、スピーカ等が設けられている。パチンコ球発射装置から打ち出されたパチンコ球は入賞口またはアウト口のいずれかに入る。パチンコ球が入賞口に入ると、賞球が遊技者に払い戻されると共に、液晶表示器が所定の動作を行い、変化する画像による演出がなされる。また、ランプが点滅・発光したり、スピーカから所定の音が発せられる。液晶表示器が生成する画像(光)は、遊技機前面のガラスを通って、そのまま遊技者の目に入る(特許文献1)。
特開2004−167012号公報
本発明の1つの目的は、遊技機の画像表示器の前に出没自在なシャッターを設けた画像表示装置を提供することである。
本発明によれば、画像パターン発光表示器と、この表示器の表示画面の前方に出没自在に設けられたシャッターと、を有する遊技機用画像表示装置であって、前記シャッターが複数のシャッター小片からなり、シャッター小片を前記表示器の周縁部に設けられた単一の収納部に対し引出及び収納する引出収納機構を有することを特徴とする遊技機用画像表示装置が提供される。
好ましくは、前記収納部は前記表示器の上方に設けられ、前記収納部を遊技者から見えないようにする遮蔽部をさらに設ける。
好ましくは、前記シャッター小片の各々は前記シャッターの幅方向に長い矩形状の板部材であり、前記引出収納機構は、前記複数の小片のうち、一番下に位置する小片にのみ引出収納駆動力を付与して前記シャッター小片の全てを前記収納部に引出収納する。
好ましくは、前記シャッター小片の各々は左右両端にピンを有し、前記引出収納機構は前記シャッター小片のピンと係合して前記シャッター小片の上下移動を案内するレール部を有する。
前記シャッターは特定の色の光を不可視にするフィルターであってもよい。前記レール部には前記フィルターに所定の色の光を発する光源が設けられてもよい。前記フィルターは所定間隔で配置された繊維材料を含んでもよい。
シャッターが複数のシャッター小片からなっているので、コンパクトに収納することができる。シャッターは単一の収納部に対し収納するので、シャッター小片には一方向の駆動力を付与すればよい。
発明を実施するための形態
本発明の画像表示装置を備えた遊技機の実施例を添付図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において、遊技機の例としてパチンコ機を説明する。
図1はパチンコ機10の斜視図である。パチンコ機10は、本体枠12と、本体枠12の前面に設けられたガラス14と、パチンコ球の操作ハンドル16を含むパチンコ球発射装置と、受皿17を含む賞球払い出し装置と、抽選装置(図示せず)と、スピーカ20と、電源回路(図示せず)とを備えている。また、パチンコ機10には灰皿22やランプ(電飾装置)23も設けられている。ガラス14は透明であるので、内部(即ち、遊技盤24)が見えるようになっている。遊技盤24には、液晶表示器26、入賞口27、アタッカ28、アウト口29が設けられている。
遊技者は操作ハンドル16を操作して、遊技領域30に向けてパチンコ球を打ち出す。パチンコ球は遊技領域30を流下し、入賞口27、アタッカ28、アウト口29のいずれかに入る。入賞口27またはアタッカ28にパチンコ球が入ると、所定数の賞球が受皿17に払い出される。アウト口29に入ったパチンコ球は回収される。尚、図示していないが、遊技領域30には釘や風車なども設けられている。
液晶表示器26は遊技の様々な場面において演出効果を兼ねた画像を表示することができる。液晶表示器26は例えば、キャラクタ等の絵を表示したり、3つのリール(リールには図柄や数字が描かれている)が回転・停止しているように見える図柄を表示することができる。液晶表示器26は画像パターンを発光して表示する装置であるので、画像パターン発光表示器と称することもできる。図1では液晶表示器26にボートの画像が表示されている。
液晶表示器26の表示画面の前方には、出没自在なシャッター32が設けられている。図1はシャッター32を開けた(上げた)状態を示しており、図2にシャッター32を閉じた(下ろした)状態を示した。シャッター32を閉じた状態では、液晶表示器26の画像(ボート)は見えない。シャッター32と、これの引出収納機構70の詳細は図3に示してある。引出収納機構70はシャッター32を液晶表示器26の表示画面の前に出没させる機構である。
図3に示されるように、シャッター32は長方形の板状体であり、その大きさは液晶表示器26の表示画面の大きさにほぼ等しい。シャッター32は不透明の板状部材であり、液晶表示器26から発せられた光はシャッター32を通過することができない。
シャッター32は複数のシャッター片32a−32dから構成されている。従って、図3は4つのシャッター片32a、32b、32c、32dからなるシャッター32が液晶表示器26の前に存在している状態を示す斜視図である。図4はシャッター32を液晶表示器26の上方の収納部72に収納した状態を示す斜視図である。つまり、図4は、シャッター32を液晶表示器26の前から除去した状態を示す図である。矢印Aは液晶表示器26からの光であり、遊技者へ向かっている。
引出収納機構70は主に、矩形の枠体74と、この枠体の3辺(上辺、左辺、右辺)に沿って設けられた軸76、78、79とからなる。水平軸76はステップモータ等の駆動源(図示せず)に接続されて、回転駆動される。水平軸76は両側の垂直軸78、79に連結されている。より詳しくは、水平軸76の一端が左垂直軸78の上端に連結され、水平軸76の他端が右垂直軸79の上端に連結されている。水平軸76と垂直軸78との連結は図12に示されているように、水平軸76の一端(左端)近傍に設けられた円錐部材76aの側面(斜面)が垂直軸78の上端に設けられた円錐部材78aの側面(斜面)に押圧接触されることによりなされる。水平軸76と垂直軸79との連結も図12に示されたものと同じである(水平軸76の右端にも円錐部材が設けられており、右垂直軸79の上端にも円錐部材が設けられている)。よって、水平軸76が回転すると、その回転駆動力は円錐部材76aから各垂直軸の円錐部材に伝達され、垂直軸78、79が回転駆動される。
垂直軸78、79の表面にはスパイラル溝が形成されている。垂直軸78、79にはそれぞれフック部材80が付設され、各垂直軸78、79とフック部材80はボールネジを構成している。よって、垂直軸78、79が回転すると、各フック部材80は垂直軸78、79に沿って上下に移動する。フック部材80の先端は最下のシャッター片32dに接続されており、フック部材80が上に移動すると、シャッター片32dも上に移動する。シャッター片の移動は、枠体74の左右の垂直壁74aの内側に形成されたレール部82に沿って行われる。
図5は図3に対応する図であり、シャッター32が液晶表示器26の前に存在する状態を示す正面図である。図6は図4に対応する図であり、シャッター32が収納部72に収納されている状態を示す正面図である。
図7はシャッター32の4つのシャッター片のうち、2枚のシャッター片32c、32dが液晶表示器26の前に存在する状態を示す斜視図である。これは、図3の状態からシャッター片32a、32bを収納部72に収納した状態であると考えられると共に、図4の状態からシャッター片32c、32dを引き出した状態であるとも考えられる。4つのシャッター片32a−32dはほぼ同じ形状を呈しており、図8(a)にはシャッター片32a(32b、32c)の正面図が示され、図8(b)には一番下のシャッター片32dの正面図が示されている。図8(a)のシャッター片32a、32b、32cと図8(b)のシャッター片32dが異なる点は、左右下端のピン39、41の長さだけである。図8(b)のシャッター片32dの左右下端のピン41の方が長い。このピン41は引出収納機構70の枠体74のレール部82から突出し、フック部材80に接続される。
シャッター片32a、32b、32c、32dの正面図(図8)とは、図5のようにシャッター32(つまり4つのシャッター片32a−32d)が液晶表示器26の前に存在する状態でシャッター片を見た場合の図である。各シャッター片32a(32b、32c、32d)は液晶表示器26の幅方向に長い矩形状を呈しており、4つのピンを有している。シャッター片32a(32b、32c)の左右上端部から左右外方に延びるピン37、37は長いピンであり、シャッター片32a(32b、32c)の左右下端部から左右外方に延びるピン39、39は短いピンである。図8(b)に示されるように一番下のシャッター片32dの左右上端部からはピン37が延びるているが、左右下端部からはピン37より長いピン41が延びている。符号hはシャッター片の高さである。
次に、引出収納機構70の構造と動作について詳細に説明する。
図9(a)は図6の9a−9a線断面図であり、図9(b)は図6の9b−9b線断面図である。即ち、図9は引出収納機構70の左垂直壁74aの断面を右側から見た図である。図9(b)から分かるように、垂直壁74aには3つのガイド溝82a、82b、82cが形成されている。第1のガイド溝82aは深い溝であり、第2のガイド溝は第1のガイド溝82aより浅い溝82bであり、第3のガイド溝は共通溝82cである。第3ガイド溝82cは垂直壁74aを貫通している。第1ガイド溝82aは収納部72の前部から底部に亘ってL字状に延びている。より詳しくは、第1ガイド溝82aは収納部72の前部の上端付近から下端付近まで垂直に延び、下端付近から収納部後部まで収納部底部に沿ってほぼ水平に延びている。第2ガイド溝82bは収納部72の後部の上下に沿ってI字状に延びている。第1ガイド溝82aと第2ガイド溝82bが収納部72の後部最下部で合流し、その下にI字状に延びる第3ガイド溝82cが形成されている。第1ガイド溝82aにはシャッター片32a(32b、32c、32d)の長いピン37だけが係合し、第2ガイド溝82bには短いピン39だけが係合する。つまり、長いピン37の長さと第1ガイド溝82aの深さはほぼ等しく、短いピン39の長さと第2ガイド溝82bの深さはほぼ等しい。第3ガイド溝82cは共通溝であり、長いピン37と短いピン39が係合する。図9(b)に現れている第2ガイド溝82bが図9(a)に現れていないのは、第2ガイド溝82bが第1ガイド溝82aより浅い溝であるからである。一番下のシャッター片32dのピン41は第3ガイド溝82cを貫通し、垂直壁74aの外側に突出する。この突出部がフック部材80に連結される。右側の垂直壁も同じ構造を有している。枠体74のレール部82は上記ガイド溝82a、82b、82cから構成される。
図9(b)の符号dは第1ガイド溝82aと第2ガイド溝82bとの間隔であり、図8のシャッター片の高さhは間隔dより大きい。
図5のようにシャッター32が液晶表示器26の前に存在している場合、図8で示されるようなシャッター片32a、32b、32c、32dが4つ上下方向に並んでいることになる。このとき、全てのピン37、39、41は第3ガイド溝82cに係合している。図5の状態から、シャッター32の収納動作が始まると、駆動源から一番下のシャッター片32dに上方への駆動力が作用し、一番下のシャッター片32dが上昇する。上方への駆動力は、駆動源、水平軸76、垂直軸78、79、フック部材80を介してシャッター片32dの左右のピン41に伝達・付与される。これに伴い、シャッター片32dの上の3つのシャッター片32c、32b、32aが第3ガイド溝82cに沿って上方に移動される。その結果、一番上のシャッター片32aがまず収納部72に押し込まれる。このときの様子を詳細に説明すると以下のようになる。まず、一番上のシャッター片32aの長いピン37が第3ガイド溝82cから第1ガイド溝82aの水平部分に入る。長いピン37が第1ガイド溝82aの水平部分を通って前進すると(図9(b)で左に進むと)、第1ガイド溝82aの垂直部分に至る。このとき、短いピン39はまだ第3ガイド溝82cに位置している。長いピン37が第1ガイド溝82aの垂直部分を少し上昇すると、短いピン39は第3ガイド溝82cから第2ガイド溝82bに入る。さらに長いピン37が第1ガイド溝82aの垂直部分を上昇すると、短いピン39は第2ガイド溝82b内を上昇する。この間、その他のシャッター片32b、32c、32dは第3ガイド溝82cに沿って、上昇し続ける。
長いピン37が第3ガイド溝から第2ガイド溝82bに進入せずに第1ガイド溝82aに進入する理由は、長いピン37が浅い第2ガイド溝82bに係合できないからである。一方、短いピン39はシャッター片32aを上に移動させる垂直方向上向きの駆動力に従って移動し、第3ガイド溝82cを離れるとき、そのまま上に押され、第2ガイド溝82bに入る。このように、ピン37、39の長さとガイド溝82a、82bの深さとの組み合わせにより、ピン37、39の進行方向を選別している。
一番上のシャッター片32aが収納部72に入った状態を図10に示す。シャッター片32aの高さhは第1ガイド溝82aと第2ガイド溝82bとの間隔dより大きいので、図10に示すようにシャッター片32aは上側(長いピン37の側)が下側(短いピン39の側)より高い姿勢(図10では左斜め上を向いた姿勢)で収納部72に入る。
さらに収納動作が進行すると、2番目のシャッター片32bがシャッター片32c、32dに押されて収納部72に入る。収納部72への入り方は1番目のシャッター片32aと同じである。そして、4枚のシャッター片32a−32dが収納部72に入るまで収納動作は続く。全てのシャッター片32a−32dが収納部72に押しこまれた状態を図11に示す。図12はその後方斜視図である。シャッター片32a−32dを収納部72に収納すると、遊技者からはシャッター32の存在が認識できなくなる。このように、シャッター片32a−32dを一方向に移動させるだけで、収納部72にコンパクトに収納することができる。
図12(あるいは図11)の状態からシャッター片32a−32dを引き出す場合、一番下のシャッター片32dに下方の駆動力を付与する。すると、一番下のシャッター片32dのピン41がまず第3ガイド溝82cに沿って降下し、長いピン37は第1ガイド溝82aを通って第3ガイド溝82cに入る。よって、一番下のシャッター片32dは垂直状態(図8)になって第3ガイド溝82c内に位置することになる。さらにこのシャッター片32dを下げると、下から2番目のシャッター片32cが自重により降下してくる。即ち、シャッター片32cの短いピン39がまず第3ガイド溝82cに入り、それに伴い長いピン37は第1ガイド溝82aを通って第3ガイド溝82cに入る。よって、図13に示すように、下から2番目のシャッター片32cは一番下のシャッター片32dの上に乗るように垂直状態になって第3ガイド溝82c内に位置することになる。図14はその直後のシャッター片32a、32b、32cの様子を示し、図15はシャッター片32dとフック部材80の様子を示している。さらに一番下のシャッター片32dを下げると、収納部からシャッター片82b、82aが順次引き出され、図5のように4枚のシャッター片32d−32aが同一垂直平面内に位置し、1つのシャッター32を形状する。
尚、図2においてシャッター32の表面(遊技者に見える面)には何も描かれていないが、文字、記号、図柄等を描いても良い。このようにシャッター32の表面に何かを描くことにより、シャッター32による表示を行うことができる。つまり、図2の場合、シャッター32は液晶表示面を隠すだけであるが、シャッター32の表面に何らかの図柄等を表すことにより、シャッター32は遊技者に何らかの情報を積極的に伝達することができる。
また、上記実施例ではシャッター32を4つのシャッター片に分割したが、シャッター片の数は、各液晶表示器26の大きさやパチンコ機10の大きさ等との関係により、適宜決定される。
また、シャッター片32a−32dを移動させる引出収納機構70に、ベルトを使用してもよい。
上記実施例では、シャッター32を液晶表示器26の前に出没自在に設けたので、より複雑な演出を行うことができる。シャッター32の設置場所は、今まで使用されていないスペース(デッドスペース)である。パチンコ機10に設けられている他の役物等に悪影響を与えることはない。
次に、本発明の第2実施例について説明をする。
第1実施例と第2実施例が異なる点は、第1実施例では、シャッター32が不透明な板状体であったが、第2実施例では、シャッター32として透明な板状体を採用している点である。また、第2実施例では、透明なシャッター32に所望の色を付すための光源も設けた。それ以外の構造は第1実施例とほぼ同じである。第1実施例と第2実施例では、同じような部材には同じ参照符号を付した。以下、第1実施例と異なる構成を説明する。
図16は透明なシャッター32を液晶表示器26の前に位置させた場合を示している。シャッター32は透明であるので、液晶表示器26が生成している画像(ボート)が遊技者に見える。尚、図16においてボートの画像に横線が入っているが、これはシャッター片32a−32dの存在を強調するために引かれたものであり、実際には遊技者に横線はほとんど見えない。
図17に模式的に示されているように、液晶表示器26からの光(矢印A)はシャッター32を透過して遊技者に向かう。尚、図17では液晶表示器26からの光(矢印A)の始点がシャッター32から離れて描かれているが、実際の光の始点はシャッター32のすぐ後方である。このように図示したのは、理解を容易にするためである。また、図中のR、G、Bは3原色である赤(red)、緑(green)、青(blue)を示す記号である。シャッター32は中実の樹脂板である。
引出収納機構80の左右の垂直壁74aには、光源34が付設されている。つまり、図16のようにシャッター32が閉じられた状態においてシャッター32の左右には、図18に示されるように、光源34が位置する。光源34からの光は第3ガイド溝82cを通過してシャッター32の側部からシャッター32内に入って散乱する。
各光源34は細長い角柱状を呈し、各光源34の高さはシャッター32の高さにほぼ等しい。各光源34はフルカラーLEDにより構成されている。フルカラーLEDは所望の色を発光できるLEDである。例えば、光源34は赤、緑、青のいずれの色も発光することができる。各光源34には電源36が接続されており、各電源36は制御装置38に接続されている。各光源34は白矢印Xで示すようにシャッター32に向けて所定の光を発する。各光源34が発する光の色と発光タイミングは制御装置38により制御される。
光源34から例えば赤色の光が発せられると、当該赤色の光は無色透明のシャッター32内部及び表面で散乱する。その結果、無色透明のシャッター32は赤色の有色透明板状体になる。この状態で、液晶表示器26が画像を表示すると、その画像の光の赤色成分はシャッター32の色と同じであるので、シャッター32に同化・吸収されたように認識される。つまり、光の赤色成分は遊技者には認識不能になる。さらに換言すると、赤色成分は遊技側に届かなくなると言ってもよい。この様子が図19に模式的に示されている。液晶表示器26からの光Aの内、赤色成分(矢印R)はシャッター32に吸収されてしまい、遊技者側に認識されない(赤色成分が遊技者に届かないように感じられる)。緑色成分(矢印G)と青色成分(矢印B)は、それぞれ赤色がプラスされた色として遊技側に届く。緑色+赤色は黒に近い緑色として認識され、青色+赤色は黒に近い紫色として認識される。従って、光源34から赤色の光がシャッター32に発せられると、シャッター32は無色透明のフィルターから赤色透明のフィルターに変化すると言える。赤色透明のフィルターに変化した瞬間に、遊技者は、液晶表示器の画像の赤色成分が消えたと錯覚する。
その後、例えば、光源34からの光が赤から青に変えられると、シャッター32は青色透明フィルターに変化し、液晶表示器26からの光の内、青色成分が遊技者に認識されなくなる。つまり、液晶表示器26からの光(画像)の青色が消えたと錯覚する。
このように光源34が発する光の色を変えることにより、液晶表示器26が生成する画像を変えなくても、遊技者に認識される画像を変えることができる。これを図20と図21を用いて、詳しく説明する。図20は光源34が発光していない状態を示す図であり、図21は光源34が発光している状態を示す図である。図20のようにシャッター32が無色透明のフィルターであるとき、液晶表示器26からの光(画像)は全て遊技者に認識される。図20の例では、数字1、2、3の画像が液晶表示器26により生成され、この数字1、2、3の画像はそのまま遊技者に認識される。数字1は赤色、数字2は緑色、数字3は青色であるとする。そして図21のようにシャッター32が赤色透明のフィルターになると、液晶表示器26が生成している画像は数字1、2、3のままであるが、遊技者には、赤色の数字1が消えたように見える。
光源34からの光は制御装置38により変えることができるので、光源34は色変化発光体と称することができる。シャッター32は光を散乱する透明な要素であるので、散乱性透明板状体と称することができる。
尚、図18では光源34をシャッター32の左右に設けているが、光源34をシャッター32の上下に設けてもよい。あるいは、光源34をシャッター32の上下左右に1つずつ設けてもよい。あるいは、光源34をシャッター32の上下左右のいずれか1箇所に設けてもよい。即ち、光源34からの光によりシャッター32が所定強度の所望の色のフィルタになるならば、光源34の設置位置と数はどのようなものであってもよい。つまり、所定のフィルタリング効果を得られる限り、光源34の数や設置位置について限定はない。
シャッター32は無色透明であると説明したが、白色系半透明であってもよい。また、シャッター32の材料は樹脂からなると説明したが、有機高分子材で作製してもよい。
シャッター32の表面、裏面または両面に凹凸を形成してもよい。凹凸は、光源34からの光がシャッター32内で散乱しやすくするためのものである。好ましくは、凹凸は極微小なものである。凹凸は例えばサンドブラストやスタンプ等で形成する。
シャッター32の厚さについては、所定の散乱効果・フィルタリング効果が得られるならば、限定はない。例えば、シャッター32をフィルム状の薄膜によって構成してもよい。
シャッター32の一般的性質については以下のことが言える。シャッター32は光源34からの光を散乱させ易い材質や構造を有していることが好ましい。例えば、シャッター32の内部構造は不均一な方が望ましい。但し、光源34が発光していないとき、液晶表示器26の画像が遊技者にはっきり見えることも条件であるので、シャッター32の内部構造の不均一の程度には上限がある。例えば、曇りガラスのようになってしまってはいけない。
光源34にはフルカラーLEDを使用したが、これ以外の発光部材を使用してもよい。
光源34からの光の強度は一様でなくてもよい。例えば図19においては光源34から赤色の光が3つの白矢印Rで示されているが、一番上の白矢印Rを薄い赤とし、一番下の白矢印Rを濃い赤とし、中央の白矢印Rを中間強度の赤としてもよい。このようにすることで、液晶表示器26の画像に対して段階的に色の変化を与えることができる。この場合、各光源34は3つの部分に分割され、それぞれが制御装置38に接続されることになる。
光源34の色の変化や強度変化は液晶表示器26の動作に連動させてもよい。
以上の説明から分かるように、第2実施例によれば、液晶表示器26の前方に配置されたシャッター32を特定の色のフィルタにすることができる。フィルタの色は光源34が発する光の色と同じである。つまり、フィルタの色は、光源34の光の色を変えることにより、瞬時に且つ任意に変えることができる。1つの透明シャッター32が複数色のフィルタになるので、複数のフィルタを設ける必要がない。
次に、シャッター32の変形例について説明する。
図22に示すように、シャッター32は所定間隔で配置された繊維材料35を含んでもよい。このシャッター32は、母材33と、母材とは異なる物質(繊維材料35)から構成されることになる。母材33は無色透明な樹脂または有機高分子材であり、母材33中に散在しているのはガラス繊維35である。母材33の屈折率と繊維材料35の屈折率は異なる。つまり、シャッター32は複合材料からなっていると言える。
図22のシャッター32の断面図が図23に示されている。図示されているように、ガラス繊維35は母材33の厚さ方向に延び、母材33の厚さと同じ長さを有している。このシャッター32を正面から見ると、各ガラス繊維35は点のように見えるので、遊技者はガラス繊維35の存在にほとんど気づかない。各ガラス繊維35を正面から見た場合の大きさは数十平方nm程度である。
このシャッター32に光源34が赤色の光を発した場合の様子を図14に模式的に示す。光源34からの光(矢印R)はシャッター32に入った後、母材33とガラス繊維35の界面で屈折する。その結果、光(矢印R)はシャッター32内で強く散乱する。図19のシャッター32と比較した場合、図22のシャッター32はよりフィルタリング効果の大きい赤いフィルターになる。
上記説明から理解できるように、第2実施例では、液晶表示器26の画像に、液晶表示器外で変化を与えている。また、液晶表示器26は1つの(同一の)画像を表示しているだけでも、シャッター32の色を変えることにより、遊技者の目に届く画像に変化を与えることができる。つまり、1つのCG(コンピュータグラフィックス)だけを用いて複数の表現を提示することができる。よって、液晶画像の作製及び制御を削減・簡略化することができる。
パチンコ機10の遊技盤24上のスペースのうち、今まで使用されていないスペース(デッドスペース)を利用してシャッター32を設置することができる。また、シャッター32の設置は、パチンコ機10に設けられている他の役物等に悪影響を与えることはない。
収納部72が遊技者から見える場合、収納部72を隠す遮蔽部をさらに設けてもよい。遮蔽部を設けることにより、シャッター収納時には、シャッター32の存在は遊技者に全く認識されない。収納部72からシャッター32が下りてくると、遊技者は初めてシャッター32の存在を認識するので、演出に意外性を与えることができる。
上記第1実施例及び第2実施例において遊技機の例としてパチンコ機を説明したが、それ以外の遊技機(例えばスロットマシン)にも本発明を適用することができる。
本発明の第1実施例のパチンコ機の斜視図であり、シャッターが上がっている状態を示している。 図1の液晶表示器の前にシャッターが下りている状態を示す斜視図である。 図1のパチンコ機に使用されているシャッターの引出収納機構の斜視図である。 図3の引出収納機構によりシャッターが液晶表示器の前から除去された状態(収納状態)を示す斜視図である。 図3のシャッターと引出収納機構の正面図である。 図4の引出収納機構の正面図である。 シャッターの半分が収納されている状態を示す斜視図である。 シャッターのシャッター片を示す正面図であり、(a)は上から1番目−3番目のシャッターの正面図であり、(b)は一番下のシャッターの正面図である。 図3の引出収納機構の側部垂直壁の断面図であり、(a)は図6の9a−9a線断面図であり、(b)は図6の9b−9b線断面図である。 一番上のシャッター片が収納された状態を示す断面図である。 全てのシャッター片が収納された状態を示す断面図である。 全てのシャッター片が収納されているときの引出収納機構の後方斜視図である。 2つのシャッター片が収納部から引き出された状態を示す後方斜視図である。 図13の状態の引出収納機構の上部断面図である。 図13の状態の引出収納機構の下部断面図である。 本発明の第2実施例のパチンコ機の斜視図である。 図16のパチンコ機に使用されている透過シャッターの斜視図である。 図17のシャッターに光を発する光源とその制御装置の概略斜視図である。 図17のシャッターに赤色の光を発した場合の様子を示す斜視図である。 図17のシャッターが液晶表示器の画像をそのまま透過する場合を示す正面図である。 図17のシャッターが所定の色の光をフィルタリングしている状態を示す正面図である。 図17のシャッターの変形例を示す斜視図である。 図22のシャッターの断面図である。 図22のシャッター内での光の散乱の様子を示す拡大図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
26 液晶表示器(画像パターン発光表示器)
32 シャッター
70 引出収納機構
72 収納部

Claims (5)

  1. 画像パターン発光表示器と、前記表示器の表示画面の前方に出没自在に設けられたシャッターと、を有する遊技機用画像表示装置であって、前記シャッターが複数のシャッター小片からなり、前記複数のシャッター小片を前記表示器の周縁部に設けられた単一の収納部に対し引出及び収納する引出収納機構を有し、
    前記シャッターが前記表示画面の前方にあるとき、前記複数のシャッター小片は前記表示画面にほぼ平行な1つの平面内に並べられ、
    前記シャッターが前記収納部に収納されると、前記複数のシャッター小片の各々は前記表示画面に対して所定の角度で傾倒した姿勢をとって重ねられることを特徴とする遊技機用画像表示装置。
  2. 前記シャッター小片の各々は前記シャッターの幅方向に長い矩形状の板部材であり、前記引出収納機構は、前記複数のシャッター小片のうち、一番下に位置するシャッター小片にのみ引出収納駆動力を付与して前記シャッター小片の全てを前記収納部に引出収納することを特徴とする請求項1記載の遊技機用画像表示装置。
  3. 前記シャッター小片の各々は左右両端にピンを有し、前記引出収納機構は前記シャッター小片のピンと係合して前記シャッター小片の上下移動を案内する一対のレール部を有することを特徴とする請求項1または2記載の遊技機用画像表示装置。
  4. 前記シャッター小片の各々は透明である請求項1−3のいずれかに記載の遊技機用画像表示装置。
  5. 前記レール部には前記シャッター小片の各々に所定の色の光を発する光源が設けられていることを特徴とする請求項4記載の遊技機用画像表示装置。
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