JP5025272B2 - 電飾装置 - Google Patents
電飾装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5025272B2 JP5025272B2 JP2007002898A JP2007002898A JP5025272B2 JP 5025272 B2 JP5025272 B2 JP 5025272B2 JP 2007002898 A JP2007002898 A JP 2007002898A JP 2007002898 A JP2007002898 A JP 2007002898A JP 5025272 B2 JP5025272 B2 JP 5025272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- eyeball
- recess
- electrical decoration
- decoration device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
また、人物、動物、アニメのキャラクター等を象った立体的な人形等の内部や背面に配置したLEDからの光を人形等に設けた透光部から外部に照射することによって遊技進行上特徴的な演出効果を発揮させるようにした電飾装置も知られている。
特許文献2には、遊技盤面上に設けた可動部材にLEDを搭載し、これらの協働により始動情報数表示を行うようにした構成が開示されている。
特許文献3には、可変翼片を有する入賞装置において、可変翼片に光透過面とLEDとを設け、LEDからの光を遊技の進行状況に応じて光透過面から出射させるようにしたパチンコ遊技機の入賞装置が開示されている。
このように従来、可動部品等の盤面部品と電飾装置との協働によって演出される遊技内容に更なる多様性が求められているにも関わらず、例えば遊技中のストーリー展開に深く関わるキャラクターの顔部を象った人形の目に涙を溜めたり、目から頬を伝わって落涙するという意外性を有した演出、感情表現を実現するための機構はこれまで提案されていない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、遊技盤面上における遊技状態の変化等の状況変化を表現、報知したり、遊技内容の進行に応じてキャラクター人形等の感情変化を視覚的に表現するために、LED等の光源を有効に利用するようにした電飾装置、及び遊技機を提供することを目的としている。
キャラクターの顔部を象った盤面部品の眼球部や頬部を透光性の材料、肉厚となるように構成しておき、背面側に配置した点光源からの光を適度に拡散させながら眼球部や頬部に涙を示す発光部として表現することができる。
透光筒部材を付加することにより、透光部における発光状態をより鮮明化して、涙の溜まり状態を表現することができる。
レンズ部材により発光部材からの出射光を必要なだけ拡散させることができ、更に遮光筒状壁部材内を通過させることにより光の漏洩を防止して落涙表現部に集中して照射することができる。
請求項4の発明に係る電飾装置は、請求項3において、前記レンズ部材の外周面に、レンズ部材内部に入射した光を内部で反射させることにより光を集約して出射させる第1の反射層を形成すると共に、該第1の反射層の外面に該第1の反射層からの光の漏出を防止する第2の反射層を形成したことを特徴とする。
これによれば、光源部材からの出射光を効率的に利用して電飾効果を高めることができる。
透光部を発光させることにより涙が溜まった状態を表現する一方で、落涙表現部を発光させることにより落涙状態を表現することができる。
請求項6の発明に係る電飾装置は、請求項5において、前記制御手段は、前記落涙表現部に対応する複数の発光部材を上方から順次点灯、消灯させることにより、涙が流下する状況を表現することを特徴とする。
上下方向に配置された複数の発光部材を上方から下方へ向けて順次発光、消灯させることにより、涙が流下する状態を表現することができる。
即ち、眼球部の下縁に沿って配置した透光部を発光させることにより涙が溜まった状態を表現し、更に落涙表現部を構成する各発光部材を発光させることにより落涙状態を表現することができる。
この涙溜まり状態と、落涙状態を適宜、キャラクターの頭部の動作を連動して表現することにより、更に緻密な感情変化を表現することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態に係る電飾装置及び各種盤面部品を備えた遊技盤の正面図であり、図2(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る電飾装置を備えた装飾体の正面外観図、及び要部拡大図、図3(a)及び(b)は装飾体と装飾体揺動ユニットの構成説明図であり、図4は装飾体の分解斜視図であり、図5(a)及び(b)は装飾体の正面図、及びA−A断面図である。
図1に示すパチンコ遊技機は、矩形環状の枠100を備え、この枠100の内側に遊技盤1が着脱自在に取り付けられている。枠100の一側端縁には、遊技盤の前面を覆うガラス板を備えた図示しないガラス扉枠が開閉自在に軸支されている。また、遊技盤の裏面には、液晶画面、主制御基板とサブ制御基板等、遊技の進行、演出に関わる裏部品を組み付けた合成樹脂製の機構板(何れも図示せず)が装着されている。
また、遊技領域2のほぼ中央部の開口4内には、中央が開口したセンター部材10が配置されると共に、センター部材10の内部には液晶表示装置やCRT等で構成され、各種の図柄をカラー画像等で変動表示する図柄変動表示装置(可変表示装置)11等が配置されている。開口4内に設置される図柄変動表示装置11の下方には、始動入賞口5a、可動入賞口5bが配置されていて、始動入賞口5a、可動入賞口5bに遊技球が入るたびに図柄変動表示装置により複数種類の図柄が変動表示され、表示図柄が所定図柄にて停止すると遊技者に有利な特別遊技状態が発生するようになっている。なお、可動入賞口5bは、遊技球がゲートを通過したことを条件に始動する乱数が所定値となったときに可動片が所定時間、開成動作する。更に、遊技盤1の遊技領域2には、図示しない多数の遊技釘が突設されており、これらの遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
遊技盤1の下方には、遊技盤1に対して遊技球を発射する発射装置に遊技球を供給する発射球供給皿6、打球発射用ハンドル7等が設けられている。
装飾体20は、この例では遊技の進行に関与する登場人物(キャラクター)の顔を含んだ頭部を象った立体形状の盤面部品であり、本実施形態においては人気アニメーション「アタックNO.1」の主人公である「相原こずえ」の頭部を現している。
装飾体20は、センター部材10に固定された首部21と、首部21の上部に配置されて横方向への首振り動作と、上下方向への頷き動作を夫々個別に、或いは複合的に実現可能に構成された頭部22(顔部22a、後頭部22bを含む)と、を有している。頭部22は、センター部材10によって往復回動自在に軸支された縦軸31の上端部に組み付けられることによって縦軸31と一体的に横方向へ往復回動することによって首振り動作を実現する。また、縦軸31の上部に設けられた横軸32によって上下方向へ往復回動可能に軸支されることによって頷き動作(頭部の上下動)を実現する。なお、縦軸、31、横軸32を夫々駆動するモータ、駆動力伝達機構等の構成については本発明と直接関係がないため説明を省略する。
顔部22aは、眼球形成部に形成された眼球凹所40と、眼球凹所40の前面に添設される遮光性の眼球絵柄板45と、眼球絵柄板45の下縁に沿って一体化された細長い透明材料からなるレンズ状の透光部46と、眼球凹所40内の下縁、即ち目頭40aから目尻40bにかけて横長に形成され且つ透光部46と対応した位置関係にある貫通孔40cと、眼球凹所40の下部に位置する頬部50に形成された薄肉透光性の落涙表現部51と、を有している。更に、貫通孔40cと落涙表現部51とに夫々対応した後方位置に複数のLED(発光部材)を配置することによって電飾装置を構成している。
遮光材料から成る眼球絵柄板45の下縁部に一体化した透光部46は眼球凹所の下縁部に設けた貫通孔40cと対応関係に配置されることにより後方に配置されたLED(発光部材)61からの光を前方へ透過させるように構成されている。
後頭部22bの内側面には、前面に所定の配置でLED61を搭載したプリント基板60が組み付けられている。各LED61はT字状(或いはL字状)に配置されており、T字の上辺に相当する複数(2個)のLED61aは貫通孔40c及び透光部46に対応した位置関係にて横方向に配列されており、縦辺を構成する複数(4個)のLED61bは頬部50に設けた落涙表現部51と対面している。LED61a、61bは図示しない制御手段によって所定のタイミングにて点灯、消灯するように制御される。
例えば、上側のLED61aだけを点灯させることにより涙が溜まった状態を表現する一方で、縦のLED61bをも点灯させることにより落涙している状態を示すことができる。特に、複数のLED61bのうちの最上部から下方に向けて順次点灯、消灯を繰り返すように制御することにより、透光部46に溜まった涙が順次落涙してゆく状態を表現することができる。
Claims (6)
- キャラクターの顔部を象った盤面部品であって、前記顔部の眼球形成部に形成された眼球凹所、該眼球凹所の前面に添設される眼球絵柄板、該眼球絵柄板の下縁に沿って一体化された透光部、前記眼球凹所内の下縁に沿って形成され且つ前記透光部と対応した位置関係にある貫通孔、及び前記眼球凹所の下部に位置する頬部に形成された薄肉透光性の落涙表現部、を備えた盤面部品と、
前記貫通孔と前記落涙表現部とに夫々対応した位置に配置された複数の発光部材と、を有したことを特徴とする電飾装置。 - キャラクターの顔部を象った盤面部品であって、前記顔部の眼球形成部に形成された眼球凹所と、該眼球凹所の前面に添設される眼球絵柄板、該眼球絵柄板の下縁に沿って一体化された透光部、前記眼球凹所内の下縁に沿って形成され且つ前記透光部と対応した位置関係にある貫通孔、該貫通孔内に背面側から嵌合され該貫通孔と連通する透光孔を有した筒状の透光筒部材、及び該眼球凹所の下部に位置する頬部に形成された薄肉透光性の落涙表現部、を備えた盤面部品と、
前記透光筒部材の背面開口側に配置されて前記貫通孔と前記落涙表現部とに夫々対応した位置に配置された複数の発光部材と、を有したことを特徴とする電飾装置。 - 前記各発光部材の外側を包囲して前方への出射範囲を極限する遮光筒状壁部材と、前記遮光筒状壁部材の内部に配置されたレンズ部材と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電飾装置。
- 前記レンズ部材の外周面に、レンズ部材内部に入射した光を内部で反射させることにより光を集約して出射させる第1の反射層を形成すると共に、該第1の反射層の外面に該第1の反射層からの光の漏出を防止する第2の反射層を形成したことを特徴とする請求項3に記載の電飾装置。
- 前記透光部に対応する発光部材を発光させることにより涙の溜まりを表現した後で、前記落涙表現部に対応する複数の発光部材を発光させることにより落涙を表現する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の電飾装置。
- 前記制御手段は、前記落涙表現部に対応する複数の発光部材を上方から順次点灯、消灯させることにより、涙が流下する状況を表現することを特徴とする請求項5に記載の電飾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002898A JP5025272B2 (ja) | 2007-01-10 | 2007-01-10 | 電飾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002898A JP5025272B2 (ja) | 2007-01-10 | 2007-01-10 | 電飾装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008167880A JP2008167880A (ja) | 2008-07-24 |
JP5025272B2 true JP5025272B2 (ja) | 2012-09-12 |
Family
ID=39696525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002898A Expired - Fee Related JP5025272B2 (ja) | 2007-01-10 | 2007-01-10 | 電飾装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5025272B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9724615B2 (en) | 2010-06-02 | 2017-08-08 | Mattel, Inc. | Toy figure with reconfigurable clothing article and output generating system |
JP5778505B2 (ja) * | 2011-06-30 | 2015-09-16 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP7025028B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2022-02-24 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3506360B2 (ja) * | 1998-03-23 | 2004-03-15 | 矢崎総業株式会社 | 計器装置の指針構造 |
JP4138991B2 (ja) * | 1999-03-17 | 2008-08-27 | 株式会社センテクリエイションズ | 人形玩具 |
JP2004242876A (ja) * | 2003-02-13 | 2004-09-02 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2005065758A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-17 | Ace Denken:Kk | 遊技機 |
JP2005243608A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-09-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | Ledランプ装置 |
JP2006247240A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Tomy Co Ltd | 発光玩具 |
-
2007
- 2007-01-10 JP JP2007002898A patent/JP5025272B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008167880A (ja) | 2008-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4315880B2 (ja) | 遊技機用画像表示装置 | |
JP4374542B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4749436B2 (ja) | 電飾装置、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP2013094466A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2007202622A (ja) | 遊技機 | |
JP2009009009A (ja) | 立体万華鏡装置と、この立体万華鏡装置を備える遊技機と、この立体万華鏡装置を備える遊具 | |
JP2011110376A (ja) | 電飾装飾体、遊技盤ユニット、及びパチンコ遊技機 | |
JP4529122B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010158274A (ja) | 遊技機 | |
JP5050916B2 (ja) | 遊技機用7セグメント表示装置 | |
JP5025272B2 (ja) | 電飾装置 | |
JP2006255149A (ja) | 遊技機 | |
JP2011147656A (ja) | 遊技機 | |
JP4512719B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013094465A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2005198718A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2006198040A (ja) | 遊技機 | |
JP2015228979A (ja) | 遊技機 | |
JP2005177013A (ja) | 遊技機 | |
JP5083740B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2003220192A (ja) | 遊技機の表示装置 | |
JP2005095566A (ja) | 遊技機 | |
JP6582015B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4478943B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011147653A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120612 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120619 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |