JP2005243608A - Ledランプ装置 - Google Patents
Ledランプ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005243608A JP2005243608A JP2004277033A JP2004277033A JP2005243608A JP 2005243608 A JP2005243608 A JP 2005243608A JP 2004277033 A JP2004277033 A JP 2004277033A JP 2004277033 A JP2004277033 A JP 2004277033A JP 2005243608 A JP2005243608 A JP 2005243608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- led
- lens
- lamp device
- led lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】 発光色が青系ないし紫系の発光素子と、前記発光素子の光を受けて黄系〜黄緑系の蛍光を発する蛍光体を有するLEDと、前記LEDの発光光が入射する光入射面と、入射した光を外部に放出する凸レンズ部とを有するレンズと、前記LEDの光放出側に配置される遮光部材であって、開口部を有し、前記LEDの光に対して非透過性の材料からなり、前記レンズを通って放射されるLEDの光を前記開口部より外部へ放射すると共に、前記LEDの光の周縁部分をカットする遮光部材と、を備えることによって、照明領域の周囲に黄色の色ムラが観測されない照明光を得ることができ、照明用途に適したランプ装置とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は以上の目的を達成すべく次の構成からなる。
発光色が青系ないし紫系の発光素子と、前記発光素子の光を受けて黄系〜黄緑系の蛍光を発する蛍光体を有するLEDと、
前記LEDの発光光が入射する光入射面と、入射した光を外部に放出する凸レンズ部とを有するレンズと、
前記LEDの光放出側に配置される遮光部材であって、開口部を有し、前記LEDの光に対して非透過性の材料からなり、前記レンズを通って放射されるLEDの光を前記開口部より外部へ放射すると共に、前記LEDの光の周縁部分をカットする遮光部材と、
を備えるLEDランプ装置である。
本発明では光源としてLEDを使用する。LEDは典型的には、封止樹脂にレンズを有する砲弾タイプやSMDタイプ(表面実装型)のようにパッケージングされたLED素子の状態で使用される。SMDタイプのLEDには別途レンズを用いることにより拡散光からスポット光まで照射エリアを制御することができる。
本発明の他の一態様におけるレンズでは、LEDの発光光が入射する光入射面が凹球面状に形成され、他方、入射した光を外部に放出する凸レンズ部が凸非球面状に形成される。即ち、この態様のレンズは、内側(光入射側)に球面レンズ部、外側(光放射側)に非球面レンズ部を有する。かかるレンズでは、LEDの中心から放出される波長の短い光成分(青色ないし紫色の光)が、レンズへの入射時に球面レンズの作用を受けて外側へと分散されやすくなる。これによって、当該光成分がより外側へと指向することから、レンズ内(即ち内側の球面レンズと外側の非球面レンズ間)で当該光成分と波長の長い光成分(黄色ないし黄緑色の光)との混合が促進される。一方、このように混合された光は、最終的に外側の非球面レンズ部によって集光される。この際、再度、光が混合される。以上の作用の結果、色ムラが非常に少なく、且つ照射領域の絞られた光が得られる。
ここでの「非球面」の例としては、楕円面、放物面、及び楕円放物面を挙げることができる。
レンズ20はアクリル系樹脂からなる。レンズ20において、LED10の光が照射する位置には凸レンズ部22が形成されている。
LED10から放出されたこの白色光の多くは、対応するレンズ20の裏面の入射面21を介してレンズ20内に導入される。入射面21を介して導入される光は導入時にレンズ作用によって集束される。これによって当該導入光が効率的にレンズ20の上部にある凸レンズ部22へ誘導される。
以上のようにしてレンズ20に導入された光は上部の凸レンズ部22を介して外部に放射されることとなる。この際、レンズ作用によって指向性が高められる。
この実施例のLEDランプ装置2は、図7に示すように、内側(LED10の光が入射する側)及び外側(光を放射する側)がそれぞれ所定の曲面に成形されたレンズ40を備える。具体的には、レンズ40の内側の中央領域は曲率が約R5.5の凹球面(内側レンズ部41)である。同様に、レンズ40の外側はその周縁部を除いて曲率が約R4.5の凸楕円面(外側レンズ部42)である。また、図示される各寸法は次の通りである。即ち、a=約10mm、b=約0.5mm、c=約0.8mm、d=約2.0mm、e=約10mmである。
LED10のマウント基板15の下には放熱板45が備えられる。これによって高い放熱効果が得られる。
レンズ40を取り囲むように遮光部材50が備えられる。放射光のうち周縁部分が外部放射されないように、遮光部材50の端部50aは外側レンズ部42より、LEDの照射軸方向へ突出していることが望ましい。
LEDランプ装置2では、以上の各部材がハウジング51によってパッケージされている。
以上のように、本LEDランプ装置2では、色ムラが極めて少なく、照明領域の境界の見切りがくっきりとしたスポット光が得られる。従って、例えば車室内のマップランプとして好適なものとなる。
10 LED
11 青系発光素子
12 リフレクタ
13 封止部材
14 基板
20、40 レンズ
21 入射面
22 凸レンズ部
30、51ハウジング
31 開口部
32、50 遮光部材
41 内側レンズ部(球面レンズ)
42 外側レンズ部(非球面レンズ)
45 放熱板
Claims (8)
- 発光色が青系ないし紫系の発光素子と、前記発光素子の光を受けて黄系〜黄緑系の蛍光を発する蛍光体を有するLEDと、
前記LEDの発光光が入射する光入射面と、入射した光を外部に放出する凸レンズ部とを有するレンズと、
前記LEDの光放出側に配置される遮光部材であって、開口部を有し、前記LEDの光に対して非透過性の材料からなり、前記レンズを通って放射されるLEDの光を前記開口部より外部へ放射すると共に、前記LEDの光の周縁部分をカットする遮光部材と、
を備えるLEDランプ装置。 - 前記遮光部材は前記LEDの周囲を囲い、前記LED放射軸方向へ延びる筒形状よりなる、請求項1に記載のLEDランプ装置。
- 前記筒形状の遮光部材の端部は、前記レンズの凸レンズ部より前記LEDの放射軸方向へ突出している、請求項2に記載のLEDランプ装置。
- 発光色が青系ないし紫系の発光素子と、前記発光素子の光を受けて黄系〜黄緑系の蛍光を発する蛍光体を有するLEDと、
前記LEDの発光光が入射する凹球面状レンズ部と、入射した光を外部に放出する凸非球面状レンズ部とを有するレンズと、
を備えるLEDランプ装置。 - 前記凸非球面状レンズ部の形状が、楕円面状、放物面状、又は楕円放物面状である、請求項4に記載のLEDランプ装置。
- 前記LEDの光放出側に配置される遮光部材であって、開口部を有し、前記LEDの光に対して非透過性の材料からなり、前記レンズを通って放射されるLEDの光を前記開口部より外部へ放射すると共に、前記LEDの光の周縁部分をカットする遮光部材、をさらに備える、請求項4又は5に記載のLEDランプ装置。
- 前記LEDは前記LEDの軸方向に青色成分の強い白色光を発光し、前記LEDの軸方向に垂直な方向に黄色成分の強い白色光を発光する、請求項1〜6のいずれかに記載のLEDランプ装置。
- 前記LEDは前記LEDの軸方向に色温度の高い白色光を発光し、前記LEDの軸方向に垂直な方向に色温度の低い白色光を発光する、請求項1〜6のいずれかに記載のLEDランプ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004277033A JP2005243608A (ja) | 2004-01-30 | 2004-09-24 | Ledランプ装置 |
US11/044,621 US7329904B2 (en) | 2004-01-30 | 2005-01-28 | LED lamp device |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024774 | 2004-01-30 | ||
JP2004277033A JP2005243608A (ja) | 2004-01-30 | 2004-09-24 | Ledランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005243608A true JP2005243608A (ja) | 2005-09-08 |
JP2005243608A5 JP2005243608A5 (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=35025090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004277033A Pending JP2005243608A (ja) | 2004-01-30 | 2004-09-24 | Ledランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005243608A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300305A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Kyocera Mita Corp | 照明装置、及びこれを備えた画像読取装置 |
WO2008001799A1 (en) | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
WO2008018548A1 (en) | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating apparatus |
JP2008167880A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Kyoraku Sangyo Kk | 電飾装置、遊技盤、及び遊技機 |
JP2011150857A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Olympus Corp | 波長変換ユニットとそれを備えた照明装置 |
WO2011129199A1 (ja) * | 2010-04-14 | 2011-10-20 | シャープ株式会社 | 照明装置 |
JP2012174462A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Panasonic Corp | 照明器具 |
JP2017147113A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | トキコーポレーション株式会社 | 発光装置 |
WO2020080512A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具、灯具ユニット及びリフレクタモジュール |
-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004277033A patent/JP2005243608A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300305A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Kyocera Mita Corp | 照明装置、及びこれを備えた画像読取装置 |
US8258699B2 (en) | 2006-06-27 | 2012-09-04 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
US8710741B2 (en) | 2006-06-27 | 2014-04-29 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
US7923928B2 (en) | 2006-06-27 | 2011-04-12 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
WO2008001799A1 (en) | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
EP2682446A2 (en) | 2006-06-27 | 2014-01-08 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
US8348456B2 (en) | 2006-08-11 | 2013-01-08 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating device |
WO2008018548A1 (en) | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Mitsubishi Chemical Corporation | Illuminating apparatus |
JP2008167880A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Kyoraku Sangyo Kk | 電飾装置、遊技盤、及び遊技機 |
JP2011150857A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Olympus Corp | 波長変換ユニットとそれを備えた照明装置 |
WO2011129199A1 (ja) * | 2010-04-14 | 2011-10-20 | シャープ株式会社 | 照明装置 |
JP2011222455A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Sharp Corp | 照明装置 |
JP2012174462A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Panasonic Corp | 照明器具 |
JP2017147113A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | トキコーポレーション株式会社 | 発光装置 |
US10969082B2 (en) | 2016-02-17 | 2021-04-06 | Toki Corporation | Light emitting device |
WO2020080512A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具、灯具ユニット及びリフレクタモジュール |
JPWO2020080512A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2021-09-09 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具、灯具ユニット及びリフレクタモジュール |
JP7339274B2 (ja) | 2018-10-19 | 2023-09-05 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7329904B2 (en) | LED lamp device | |
JP4179176B2 (ja) | Ledランプ装置 | |
JP6342279B2 (ja) | 発光装置 | |
JP5178930B1 (ja) | 照明装置 | |
JP2008235439A (ja) | 白色光源装置 | |
JP2006313681A (ja) | 車両用灯具 | |
JP5285038B2 (ja) | 投光構造体および照明装置 | |
JP2007134067A (ja) | 室内照明灯 | |
JP2013030728A (ja) | 光源モジュール | |
JP5245545B2 (ja) | 光源装置および照明器具 | |
JP6311856B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2005243608A (ja) | Ledランプ装置 | |
JP2014123479A (ja) | 照明装置及びこれに用いられる集光ユニット | |
JP6296396B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6583671B2 (ja) | 照明装置 | |
TW201814203A (zh) | 雷射車燈 | |
JP2008192354A (ja) | ランプ構造体 | |
JP4048831B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5797045B2 (ja) | 発光装置、車両用前照灯および照明装置 | |
JP6238199B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2020205147A (ja) | 導光体及び車両用灯具 | |
JP6534069B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5612491B2 (ja) | 照明用光源 | |
JP4721445B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP3174884U (ja) | Led交通信号灯 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061226 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |