JP2007268104A - 弾球遊技機 - Google Patents

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剛 本村
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Abstract

【課題】遊技領域を縮小させることなく、十分な演出効果を発揮させる。
【解決手段】弾球遊技機の表示部6aの前側に重ねて移動部材51を露出させた状態と、枠体内に収容した状態とに移動可能に構成し、移動部材51の正面側に接続された棒状部材531を、アーム53の揺動によって昇降させる。移動部材51の両端には、案内部54が付設されており、この案内部54には、移動部材51の両端に突出した摺接部が遊びを持たせた状態で収容されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、弾球遊技機に係り、詳しくは、表示画面に重ねて演出部材が配置される弾球遊技機に関するものである。
周知のように、パチンコ遊技においては、遊技機に装備されている遊技盤面の遊技領域に設けられている各種入賞口にパチンコ球が入賞すると、その入賞口に設定されている所定数の賞球が払出されるようになっている。
パチンコ遊技機においては、遊技盤中央に液晶パネルなどを用いた図柄変動表示装置を設けたものがあり、入賞に応じて抽選状態や抽選結果などの図柄を変動表示することができるようになっている。この図柄を表示する表示装置には、その周囲を囲む装飾部材が設けられ、この装飾部材には、演出の内容に応じて点滅するランプや、動くキャラクターが設けられているものもある。
特開2004−57655号(図2符号280、270))
しかし、従来の遊技機では、中央部の表示画面の大型化により、遊技領域が縮小されてしまうため、演出用の装飾部材の配置が制限されるという問題がある。
この発明の目的は、遊技領域を縮小させることなく、十分な演出効果を発揮できる弾球遊技機を提供することにある。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 遊技領域内に設けられた表示画面と、
該表示画面の周囲に設けられ、下部にステージを備える枠体と、
前記表示画面の上側に位置する枠体構成部材内に収容された収容位置と、枠体から下方に露出し表示画面の前側に重なった露出位置との間で上下方向へ移動する移動部材と、
前記移動部材の両側側端に突出した摺接部と、
前記枠体構成部材内に設けられ、前記移動部材の両側側端に沿って配置され、前記移動部材が昇降移動する際に摺接部に摺接することにより、前記移動部材の移動方向を所望の方向へ案内する案内部と、
前記枠体構成部材内に揺動駆動可能に設けられ、揺動軸に平行な棒状部材を先端に有するアームと、
前記移動部材の背面側に設けられ、前記棒状部材の少なくもと両端を収容する接続部と、
前記揺動軸を回動させる回動駆動手段とを有し、
前記棒状部材の両端は、前記接続部に遊嵌されていることを特徴とする弾球遊技機。
(2) 前記移動部材は、内側に窓を有し、
前記移動部材を収容位置と露出位置との間で移動させる移動制御手段と、
前記移動部材が露出位置にある場合、前記表示画面における露出位置の窓に対応する領域に、他の領域の画像と連続しない独立した画像を表示させる画像制御手段とを有する請求項1に記載の弾球遊技機。
請求項1に記載の発明によれば、表示画面の前側に重ねて移動部材を昇降移動させる場合に、摺接部が案内部に接触することで、移動部材の姿勢は適正に維持される。昇降移動時において、案内部と摺接部は、移動部材の姿勢が乱れる方向に変化した場合にのみ相互に接触して移動部材の姿勢を矯正するため、摺接部と案内部の嵌め合い精度は緩やかであり、イニシャルコストを低減できる。
また、回動駆動手段の駆動力を得て、棒状部材が接続部を押し下げ、又は押し上げるため、これにより、移動部材の姿勢を矯正することができる。また、棒状部材は、接続部内に遊嵌されているので、接続部や棒状部材の形成精度を高くする必要がなく、イニシャルコストを安価に抑えることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、移動部材に窓に重ねて他の領域の画像と連続しない独立した画像を表示させることで、演出領域を広げることなく、効果的な演出が可能となる。
図1は、本実施形態における遊技機を示す図である。以下、本明細書において、遊技機の遊技者が配置される側を正面、前面又は前側として表現し、遊技者の配置位置に対して反対側を背面、後面又は後側とし、図1に示されているような正面視において、左右方向をY軸方向、前後方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸と定義し、右方向をY軸方向の正方向、前側から後側へ向かう方向をX軸方向の正方向、鉛直下方へ向かう方向をZ軸の正方向と定義する。
図1においてパチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠1の開口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて画成された円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として図柄変動表示装置6jが設置される窓部で構成された表示部6aが設けられている。表示部6aの周りには装飾部材6Bや始動入賞口6cおよび特別入賞口6d、その他入賞口6k、6m、6n、6pなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。表示部6aの表示画面には、演出画像、抽選結果を表す停止図柄や、時間短縮遊技状態や確率変動遊技状態などの遊技情報が表示される。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透明なガラス盤を備えたガラス枠70が水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられ、通常は、施錠装置12により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。
前枠2の前面下部側でガラス枠70の下方には、皿ユニット701が、前枠2に開閉支持されている背面板(図示されず)に取り付けられて設けてある。皿ユニット701は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。皿ユニット701は、球受け皿を構成している球貯留部701aと、球貯留部701aの正面左側下部に設けられた灰皿701bと、球貯留部701aの正面右側下部に設けられた発射ハンドル701cと、操作装置としてのボタン701dとを有している。
図2は、枠体6Bを備えた遊技盤3の正面を示す全体斜視図、図3は、枠体6Bを備えた遊技盤3の背面を示す全体斜視図である。
図2に示されているように、図柄変動表示装置6jは、液晶パネルなどの表示装置を枠体6Bの裏面側から装着されて遊技盤3の表示部6aに、正面側から視認可能に表示部6aとして露呈する。枠体6Bの正面側には、枠体6Bの一部をなす、複数の装飾片601、602、603、604が配置され、枠体6Bの底部に、遊技球を受け入れるステージ9が設けられている。また、枠体6Bの内側において、枠体上部には、移動部材51が収納されており、枠体6Bの下部には、昇降部材としての演出部材71がステージ9の背面側に収納されている。
図3に示されているように、枠体6B上部の背面側には、移動部材51の移動機構5が設けられている。図4は、移動機構5の構成を示すもので、枠体6Bの上部背面側の拡大斜視図、図5は同じく正面側の拡大斜視図である。移動機構5は、回動駆動手段である昇降モータ52と、アーム53と、案内部54とを有している。昇降モータ52は、枠体6B内に固定されており、揺動軸としての出力軸521を有している。出力軸521は、回動方向及び回動角度を制御可能であり、所定角度(180度以下)の範囲内で往復回転するように構成されている。出力軸521には、アーム53の基端が固定され、出力軸521と一体として回動する構成となっている。出力軸521は、ほぼ水平に支持されており、アーム53は、出力軸521の正面方向に伸びるように接続固定され、アーム53の先端には、棒状部材531が接続固定されている。棒状部材531は、出力軸521に平行に設けられており、移動部材51の上部に形成された接続部512R、512L内に収容されている。
棒状部材531は、出力軸521の回動により、正面側においてのみ上下に往復移動する。このように出力軸521を回転させずに、180度の範囲内で、回動させることにより、アーム53の移動領域を小さくさせることができ、配置スペースの小さい遊技盤面上において、移動機構を配置するために有利である。
アーム53の正面側には、移動部材51が配置され、移動部材51の左右両端辺に沿って、それぞれ案内部54R、54Lが、枠体6B側に設けられている。また、移動部材51は、下部に窓511を有し、上部背面側には、前記棒状部材531の両端部を収容する接続部512R、512Lを有している。
接続部512R、512Lは、移動部材51の上端部のほぼ中央部に位置し、アーム53の揺動によって棒状部材51が前後方向(X軸方向)位置が移動した場合にも、棒状部材531を保持できる程度に、前後方向の奥行きを有している。棒状部材531は、出力軸521に平行に設けられているので、アーム53の揺動によって、上下方向に平行移動する。棒状部材531の上下移動は、これを収容する接続部512R、512Lによって移動部材51に伝達され、棒状部材531の上下移動によって移動部材51が上下動する構成となっている。接続部512R、512Lは、少なくもと棒状部材531の両端を収容しているので、移動部材51は、棒状部材531の左右方向の姿勢に沿った姿勢で上下移動する。棒状部材531と接続部512R、512Lは遊嵌しており、棒状部材531が上昇する場合には、棒状部材531の上端面が、接続部512R、512Lの上側内面に当接し、棒状部材531が下降する場合には、棒状部材531の上端面が、接続部512R、512Lの上側内面を下側から支えながら下降する。また、後述するように、案内部54R、54L等で移動部材51が引っ掛かった場合には、棒状部材531の下端面が、接続部512R、512Lの下側内面に当接し移動部材51の姿勢を矯正しつつ、移動部材51を下降させる。
図6は、案内部54Lと、移動部材51側の摺接部513aの位置関係を示すもので、背面側から見た場合の部分拡大斜視図である。移動部材51の両側端の上部には、摺接部513aが突設されている。図6(A)に示されているように、摺接部513aは、移動部材51に連結されている基端部513bよりも幅広の直径を有する球体に構成されている。一方、案内部54R、54Lは、枠体6B側に設けられ、鉛直方向に沿って、移動部材51の両側に配置され、移動部材51側が開口する溝状に形成されている。左右の案内部54R、54Lと、摺接部513aの関係は同じなので、左側の案内部54Lと摺接部513aとの関係を説明する。
摺接部513aは、案内部54Lの溝部541L内に収容され、該溝部541L内を上下方向に移動する。摺接部513aは、球体であるため、溝部541Lの内壁に点接触する。溝部541Lの幅は、摺接部513aの直径よりも若干広く形成されており、移動部材51が移動する場合には、溝部541Lの3つの内壁のいずれかに当接しつつ案内される構成となっている。摺接部513aと、溝部541Lとの接触は点接触であるため、移動の際の摩擦抵抗が小さく、移動部材51の移動を滑らかに実行できる。
摺接部513aは、球体であるため、案内部54Lに対して前後方向に傾斜することが許容され、移動時における移動部材51の姿勢の乱れをある程度許容でき、滑らかに移動部材51を移動させることが可能となる。また、移動部材51の姿勢が乱れた場合にも、摺接部513aと溝部541Lとの接触抵抗が少ないので、姿勢の復帰も容易に行うことができる。
また、摺接部513aの構成としては、上記の他、図6(B)に示されているように、球状ではなく、円柱状であってもよい。この場合には、摺接部513aと溝部541Lとの接触は線接触となり、移動部材51の摺接部513aを中心とする前後方向の揺動が抑制される。
移動部材51は、最も上昇した位置が収容位置となり、枠体6B内に全体が収容され、最も下降した位置が露出位置となり、窓511が、表示部6aの表示画面の正面側に露出する。以上のような移動機構5により、移動部材51は、収容位置と露出位置との間で移動する。
次にステージ9の背面側に設けられている演出部材71の昇降機構7について説明する。演出部材71は、表示部6aの画面に表示される演出画像に対応して装飾された部材であり、この実施形態では、自動車のコックピットを模した装飾となっており、表示部6aには、走行時に自動車のコックピットから外側を視認した場合の景色が演出画像として表示されるように構成されている。
図3に示されているように、演出部材71の両端には、昇降回動装置7R、7Lが配置されており、これらの昇降回動装置7R、7Lは、相互に独立して駆動し、この昇降回動装置7R、7Lの駆動によって、演出部材71が昇降移動する。右側の昇降回動装置7Rと左側の昇降回動装置7Lの構成要素は対称に配置されており、その他の構成は同一であるので、以下、図7に基づいて右側の昇降回動装置7Rの構成について説明し、左側の昇降回動装置7Lの構成については、説明を省略する。
演出部材71には、枠体6Bの両側部に沿って上方に延出する連結部材72R、72Lが設けられている。連結部材72Rの上端部には、接続部として、左右方向に形成されたスリット721Rが形成されている。
一方、連結部材72Rの上端部近傍には、昇降回動装置としての昇降回動モータ73Rが、枠体6B内に配置されている。各昇降回動モータ73Rの出力軸731Rには、揺動部材74Rの基端が接続されており、出力軸731Rと一体として回動する。揺動部材74Rの先端には、ピン741Rが立設されおり、該ピン741Rは、連結部材72Rのスリット721R内に挿通している。
連結部材72Rの背面側には、枠体6B側に固定された押え部材75が付設され、連結部材72Rのスリット721Rからピン741Rが抜けないように、連結部材72Rが支えられている。連結部材72Rは、揺動部材74Rと押え部材75との間で上下に移動可能に構成されている。
このような構成において、昇降回動モータ73Rを回動させると、揺動部材74Rが揺動し、ピン741Rが円弧状の軌跡を描いて往復動する。この実施形態では、揺動部材74Rは水平線を中心として上下に揺動するため、ピン741Rは上下に往復動する。このピン741Rの移動によって、連結部材72Rは上下動し、演出部材71の右端部が上下に移動する。この際、ピン741Rは、スリット721R内を往復動する。
昇降回動モータ73Rは、回動角度を制御できるモータであるため、この回動角度を制御することで、演出部材71の右端部の動き、例えば、上下位置、上下動する際の速さ、上下振動などの動きを制御することができる。
なお、演出部材71を昇降させる装置としては、上記の他、連結部材72R、72Lにおいて、上下方向にラックを形成し、このラックに噛み合うピニオンを枠部6B側に設け、このピニオンの回動を昇降回動モータで制御する構成としても、同様の作用効果を発揮させることができる。この他、上下方向に伸びるピストンロッドの先端を連結部材72Rに接続し、該ピストンを収容するシリンダ内の圧力媒体の圧力を制御することで、同様の作用効果を得ることができる。回転量が制御可能なリードスクリューと、リードスクリューに螺合するナットからなる移動手段を設け、該ナットを連結部材72Rに固定してもよい。
一方、演出部材71の中央部分には、正面側に突出したピン上の挿入部711が形成されている(図9参照)。また、枠体6Bの下部に設けられたステージ9の背面側には、上下方向に溝が形成され、案内スリット76が設けられている。この案内スリット76には、演出部材71の挿入部711が挿入されており、演出部材71の上下動とともに、挿入部711は、案内スリット76内を移動する。案内スリット76は、挿入部711の左右方向(Y軸方向)の移動を規制し、演出部材71が左右に移動することなく昇降移動するように案内する。
特に、左右の昇降回動装置7R、7Lがそれぞれ異なる動きをしている場合には、演出部材71を左右方向に動かす力が作用するが、案内スリット76と挿入部711によって、演出部材71の位置を規制することができる。特に、表示部6aの表示画面に表示された画像と、演出部材71の位置を連動させる演出する場合には、演出部材71の姿勢を正確に制御する必要があるため、有用な構成である。なお、案内スリット76を演出部材71側に設け、挿入部711を枠体6Bの背面に設けた構成としてもよい。なお、挿入部711は、横断面が円形のピンであるため、挿入部711を中心として演出部材71を揺動させることは可能となる。
次にステージ9の構成について説明する。図8は、ステージ9の全体斜視図、図9は、同じく部分拡大図である。枠体6Bの左側部には、ステージ9へ向けて導入路61が設けられている。導入路61は、上端に遊技球を取り入れる導入口61bを有し、下端には遊技球をステージ9へ排出する導出口61cを有している。
ステージ9は、左端部背面側に導出口61cを有し、背面側に位置する第1転動部91と、前記第1転動部91の正面側で、第1転動部91より低い位置にある第2転動部92L、92Rと、第2転動部92L、92Rの両側に位置し、ステージ9の中心へ向けて下り傾斜する傾斜部93L、93Rとを備えている。
第1転動部91は、ステージ9の中央部へ向けて上り傾斜する左右の第1導球路911L、911Rと、前記第1導球路911L、911Rの間に位置し、中央部が第1導球路911L、911Rの傾斜よりも緩やかな傾斜により凹状に形成され、左右の傾斜部93L、93Rよりも高い位置で遊技球を導球する第2導球路912とを有する。また、第2導球路912の最下位置の正面側には、第2導球路912内に滞留した遊技球が投入される取入口941と、始動入賞口6cの鉛直上方に設けられた遊技球の排出口942と、排出口942と取入口941とを接続する誘導路940とが設けられている。
また、誘導路930の両側には、第2転動部92L、92Rが配置されている。第2転動部92L、92Rは、ステージ9の中心へ向けて下る傾斜面で構成され、傾斜が中心へ向けて緩やかとなる端部傾斜部921L、921Rと、さらにその中心側にあって、端部傾斜部921L、921Rより低い位置に設けられた排出傾斜部922L、922Rを備えている。第1転動部91の第2導球路912には、中央部最下位置に、遊技球を取入口941へ導くように傾斜面912aが設けられ、第1導球路911L、911Rには、それぞれ遊技球を正面側に排出するように傾斜面911aL、911aRが形成されている。
第1転動部91の奥行きは、第2転動部92の奥行きよりも狭くなっており、導出口61cから排出された遊技球が第1転動部91へ導球される確率が、第2転動部92へ導球される確率よりも小さくなるように設定されている。
第2転動部92の正面側には、M字状に形成された装飾部材95が配置されている。図10は、装飾部材95の全体斜視図、図11は、同じく側面断面図である。装飾部材95は、ポリカーボネートなどの透明な樹脂で構成され、左右の脚部25bL、25bRと、左右の脚部25bL、25bRの上端部の間に架設され、中央に向けて下方へ傾斜する架設部95aL、95aRとを有し、架設部95aL、95aRの接続部分には、取入口941が形成されている。
左右の脚部25bL、25bRと、これらにそれぞれ接続された各架設部95aL、95aRとの間は、屈曲部955L、955Rとなっている。
装飾部材95は、正面視で同形状に形成された透光部材951と、透光部材951の外側に外装された外側部材953とを有している。透光部材951と、外側部材953とは、それぞれ光が透過する材料で構成され、樹脂やガラスなどで構成される。特に、外側部材953は、流下する遊技球が衝突するため、遊技球との接触により破損しない十分な強度を有する材料が用いられる。
透光部材951の脚部25bL、25bRの基端部には、光源から光を透光部材951へ導く導光部材952L、952Rの一端が接続されている。導光部材952L、952Rの他端面には、光源として発光ダイオード95cL、95cRが配置され、光源からの光を脚部25bL、25bRへ導く。透光部材951の脚部95bR、95bLは、基端部の光採取部951cから屈曲部955へ向けて横断面積が漸増する構成となっている。透光部材951は、透明な材料で構成されているため、透光部材951内を、光採取部951cから架設部95aRへ向けて光が通る光路となり、透光部材951の表面は、材質の変化する境界面となり、透光部材951内を通る光の一部は、内側へ反射し、一部は外側へ漏れる。
透光部材951の表面には、複数の段部954aが光の通る方向へ向けて形成されている。この段部954aによって、透光部材951内を通る光は、乱反射し、導光部材952Rによって導かれた光の方向とは異なる向きへ光を到達させることができる。また、透光部材951と外側部材953との隙間にも、透光部材951よりも高い屈折率を有する材料954を充填することによって、正面側に反射する光量を増加させることができ、装飾部材としての光による演出効果を増進させることもできる。
また、図11に示されているように、屈曲部955の部分において、透光部材951と外側部材953との間に、光を反射する反射部材956を設けてもよい。これにより、さらに架設部95へ向けて光を導くことができ、装飾部材95全体を導かれた光で演出することが可能となる。また、架設部95aを構成する透光部材951にも、脚部95bと同様に段部を設けてもよい。
次に、遊技盤3の背面側に設けられた導球装置8について説明する。図12は、導球装置8の正面全体図、図13は部分斜視図である。導球装置8は、遊技盤3の正面側に設けられた入賞口6k、6m、6n、6pに対応して、背面側に形成された入賞排出口6kh、6mh、6nh、6phを覆う位置に設けられている。導球装置8は、正面側に開口80L、80Rを有する箱状に形成されたカバー体であり、該開口側を遊技盤3の背面に対向させた状態で、遊技盤3の背面に固定される。導球装置8は、左側の入賞排出口6kh、6mhに対応して設けられた第1導球部81Lと、右側の入賞排出口6nh、6phに対応して設けられた第2導球部81Rとを有し、第1導球部81Lと第2導球部81Rの間には、電動チューリップなどの駆動装置やセンサをセットするセット部82が配置され、これらは、一体として形成されている。なお、第1導球部81Lと第2導球部81Rの外側には、遊技盤3へ導球装置8を固定するためのねじ挿通孔が形成された取付部83L、83Rが設けられている。
第1導球部81Lは、遊技盤3の背面との間に画成された空間内に、入賞排出口6kh、6mhから排出された入賞球を取り入れる入賞球導入空間811Lと、各入賞排出口6kh、6mhから排出された入賞球を合流部812Lへ導く導球路813k、813mと、合流部812Lから第2通過センサ81SLへ入賞球を導く通球路814Lとを有する。通球路814Lには、第2通過センサ81SLを取り付けるセンサ取付部815Lが設けられている。第2通過センサ81SLは、遊技球が通過る通球孔81Shを有し、該通球孔81Shを遊技球が通過しすることで、電気的に遊技球の通過を検出する。
第2通過センサは、確実に遊技球の通過を検出する必要があるので、導線が通球孔81Shの外側に巻き付けられた構成を有するものであり、通球路814Lに対して直角に交差する(横断する)方向に挿入される。このため、センサ取付部815Lは、第2通過センサ81SLを収容して保持する挿入部を有し、該挿入部は、通球路814Lを横断する方向に形成されている。このため、通球路814Lは、第2通過センサ81SLの通球孔81Shの内径以上の幅W2が必要となる。
一方、弾球遊技機の使用認可を受ける検査では、各入賞口6k、6mを遊技球が通過していることを個別に検出する必要があり、通過センサを各入賞口6k、6m毎に設ける必要がある。しかし、このような通過センサは、実際の遊技時においては、遊技機の制御のためには必要のないものとなる。そこで、入賞球導入空間811Lの背面側に遊技球の通過を検出する面状の第1通過センサ818Sk、818Smを貼り付ける。
この際、通過する遊技球が第1通過センサ818Sk、818Smから離れると、正確な検出が出来ない恐れがあるので、入賞球導入空間811L内では、遊技盤3の背面と入賞球導入空間811Lの背面側内壁との間隔W1を、遊技球の直径程度とし、確実に第1通過センサ818Sk、818Smによる検出が可能となるように構成されている。即ち、図13において、W1<W2となるように構成されている。入賞球導入空間811Lの外壁面であって、入賞排出口6kh、6mhに対向する位置が第1通過センサ取付部となる。
第1通過センサ818Sk、818Smは、入賞排出口6kh、6mhの鉛直下方に設けられていればよいが、入賞排出口6kh、6mhに対向する位置に設けられていることが好ましい。入賞排出口6kh、6mhから排出された入賞球は、最初に対向するカバーの内壁に当たるため、この当たる位置に第1通過センサ818Sk、818Smを設けることで、検出精度が一層良好となる。
一方、合流部812Lでは、2以上の遊技球が詰まって流下しない状態となる場合がある。このような場合、導球装置8を取り外す作業は手間がかかるため、遊技球の詰まりを解除する貫通孔815Lが形成されている。図13に示されているように、貫通孔816Lへ棒状の解除具817を挿入することにより、詰まっている遊技球に外側から圧力を作用させ、球詰まりを解消する。貫通孔816Lは、入賞球導入空間811Lの側壁に近い位置にもうけても良いが、遊技球の大きさを考慮すると、側壁から遊技球の直径の1/4以上の距離はなれた位置に設けられていることが好ましい。遊技球の表面に対して斜めに解除具817を当接させることが容易となるからである。
或いは、図14に示されているように、貫通孔816Lの形状を貫通方向へ向けて孔径が漸増する構成としてもよい。このような構成とすることにより、解除具817を遊技球に当接させる角度を自在に変更でき、容易に遊技球の詰まりを解除することができる。孔径が広がる方向は、外側へ向いていても内側に向いていてもよい。
また、貫通孔816Lの形成位置は、さらに側壁から遊技球の直径の1/2以下の距離はなれた位置であるとよい。遊技球の表面が貫通孔816に直接接触しない領域であり、貫通孔816Lが遊技球の導球の妨げにならない。貫通孔816Lは、遊技盤3の背面に対向する位置に形成されているが、導球装置8の側壁819Lに設けられていてもよい。
このような構成は、第2導球部81Rにおいても同様である。第2導球部81Rは、遊技盤3の背面との間に画成された空間内に、入賞排出口6nh、6phから排出された入賞球を取り入れる入賞球導入空間811Rと、各入賞排出口6nh、6phから排出された入賞球を合流部812Rへ導く導球路813n、813pと、合流部812Rから第2通過センサ81SRへ入賞球を導く通球路814Rとを有する。
通球路814Rには、第2通過センサ81SRを取り付けるセンサ取付部815Rが設けられている。そして、入賞球導入空間811R内では、遊技盤3の背面と入賞球導入空間811Rの背面側内壁との間隔が、遊技球の直径程度とされ、この空間内に合流部812Rが設けられている。そして、合流部812Rには、貫通孔816Rが設けられている。入賞球導入空間811R内では、遊技球と内壁面とのクリアランスが小さいため、合流部812Rでの球詰まりが発生し易いので、この位置に貫通孔816Rが設けられていることは特に有効である。なお、上記貫通孔の形状は、円形に限定されるものではなく、楕円やスリット状、多角形状であってもよい。
次に、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段について説明する。
図15において、遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含む弾球遊技機100全体を統括制御する手段である。遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。
遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。例えば、主として遊技の進行に直接係わる部分の制御を担当するメイン制御基板と、このメイン制御基板に電気的に接続され、主として演出に係わる部分(画像表示、ランプ類の点灯、及びサウンドの出力等)の制御を担当するサブ制御基板とを設けることが挙げられる。このようにする場合、上述した図柄変動表示装置6jは、サブ制御基板と電気的に接続される。また、メイン制御基板とサブ制御基板とは、中継基板などを介して接続される構成とすることもできる。
遊技制御手段200は、本実施形態では、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
すなわち、これらの始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsは、それぞれ、本発明における遊技球の入賞を検知する遊技球検知センサの1つである。
始動入賞口センサ6csは、始動入賞口6cの入口部分に設けられ、始動入賞口6cへの遊技球の入賞を常時監視しているセンサである。始動入賞口6cに遊技球が入賞すると、始動入賞口センサ6csを通過する。これにより、始動入賞口センサ6csから、そのときの検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、始動入賞口6cに遊技球が入賞したことを検出する。
同様に、特別入賞口センサ6dsは、特別入賞口6dの所定位置に設けられ、特別入賞口6dへの遊技球の入賞を常時監視しているセンサである。特別入賞口6dに遊技球が入賞すると、特別入賞口センサ6dsを通過する。これにより、特別入賞口センサ6dsから、そのときの検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、特別入賞口6dに遊技球が入賞したことを検出する。
上記特別入賞口センサ6dsの代りに、或はこれに加えて、通過センサ62を特別入賞口センサとして用いることもできる。即ち、通過センサ62が、遊技球の通過を検出すると、その検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、特別入賞口6dに遊技球が入賞したものとして作動し、後述する抽選手段22により行われ抽選開始の契機とされる。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出(又は、通過センサ62によるステージ9への遊技球の取り込みの検出)されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、▲1▼当選/非当選の有無、▲2▼図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び▲3▼図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの▲1▼〜▲3▼の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。当たり判定用乱数発生手段が発生させる所定の周期の当たり判定用乱数のうち、当選に該当する乱数が予め定められている。そして、当たり抽選用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が、当選に該当する乱数と一致する場合には当選と判定し、一致しない場合には非当選と判定する。ここで、本実施形態では、遊技状態が通常遊技状態又は後述する時間短縮遊技状態のときは、当選確率は、1/327に設定されている。
これに対し、後述する確率変動遊技状態では、当選確率は、1/51に設定されている。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。ここで、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により、当選と判定された場合には、複数の当選図柄から、いずれか1の当選図柄を抽選によって選択する。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段により当選と判定された場合に用いられるものとして、停止図柄抽選手段22bは、当選図柄選択用乱数発生手段と、当選図柄選択用乱数取得手段と、当選図柄選択手段とを備える。
当選図柄選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する当選図柄選択用乱数を発生させる。そして、当選図柄選択用乱数取得手段は、当選図柄選択用乱数発生手段によって発生した当選図柄選択用乱数のうち1の当選図柄選択用乱数を取得する。次いで、当選図柄選択手段は、当選図柄選択用乱数取得手段で取得した当選図柄選択用乱数に対応する当選図柄を選択する。
本実施形態では、図柄変動表示装置6jに停止表示される識別情報としての停止図柄は、左、中及び右の3図柄(数字)から構成されており、「000」〜「999」までの1000通り有する。そして、予め定められた3つの図柄の組み合わせを当選図柄(例えば、「777」、「331」「531」など)に設定している。本実施形態では、停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により当選と判定された場合には、3つの図柄が同じである、「000」、「111」、「222」、・・「999」までの10通りの当選図柄のうち、いずれか1を選択するようにする。このような識別情報である図柄は、数字に代表される文字に限らず、記号、図形、又はこれらの組み合わせであってもよい。
なお、本実施形態では、「000」、「111」、「222」、・・「999」までの10通りの当選図柄は、全て同一確率で選択される。すなわち、各当選図柄の選択確率は、それぞれ1/10に設定されている。これにより、当選図柄として奇数図柄(「111」、「333」等)が選択される確率と、偶数図柄(「000」、「222」等)が選択される確率とは、ともに1/2となる。
ここで、本実施形態の弾球遊技機100では、遊技状態として、通常遊技状態、確率変動遊技状態、時間短縮遊技状態の3種類が設けられている。
「確率変動遊技状態」とは、図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの奇数図柄(例えば「111」)となった場合に、その特別遊技が終了した後の遊技で、次の特別遊技が開始されるまでに設定される遊技状態であって、当選確率が通常遊技状態及び時間短縮遊技状態より高い遊技状態(上述のように、1/51の当選確率を有する遊技状態)をいう。
また、「時間短縮遊技状態」とは、確率変動遊技状態のときに図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの偶数図柄(例えば「222」)となった場合に、その特別遊技の終了後の遊技において、所定遊技回数(例えば100遊技)間だけ設定される遊技状態をいう。そして、時間短縮遊技状態で所定遊技回数が行われると、時間短縮遊技状態が終了し、通常遊技状態に移行する。
ここで、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、図柄変動表示装置6jによる図柄の変動開始から停止表示されるまでの時間が通常遊技状態より短い時間に設定される。
なお、通常遊技状態又は時間短縮遊技状態のときに図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの偶数図柄(例えば「222」)となった場合には、その特別遊技が終了した後の遊技は、通常遊技状態となる。通常遊技状態及び時間短縮遊技状態は、上述したように、1/327の当選確率を有する遊技状態である。
また、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により非当選と判定された場合に用いられるものとして、停止図柄抽選手段22bは、非当選図柄選択用乱数発生手段と、非当選図柄選択用乱数取得手段と、非当選図柄選択手段とを備える。
非当選図柄選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する非当選図柄選択用乱数を発生させる。そして、非当選図柄選択用乱数取得手段は、非当選図柄選択用乱数発生手段によって発生した非当選図柄選択用乱数のうち1の非当選図柄選択用乱数を取得する。次いで、非当選図柄選択手段は、非当選図柄選択用乱数取得手段で取得した非当選図柄選択用乱数に対応する非当選図柄を選択する。
本実施形態では、非当選と判定された場合には、左図柄、中図柄及び右図柄ごとに、それぞれ独立して上述の非当選図柄選択用乱数発生手段により乱数を取得し、その取得した乱数に基づいて、左図柄、中図柄及び右図柄を選択する。
ここで、停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により非当選と判定された場合には、「000」〜「999」までの1000個の停止図柄のうち、「000」、「111」、・・、「999」の10個の当選図柄とならないように、非当選図柄を選択する。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。
変動パターン抽選手段22cは、変動パターン選択用乱数発生手段と、変動パターン選択用乱数取得手段と、変動パターン選択手段とを備える。
変動パターン選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する変動パターン選択用乱数を発生させる。そして、変動パターン選択用乱数取得手段は、変動パターン選択用乱数発生手段によって発生した変動パターン選択用乱数のうち1の変動パターン選択用乱数を取得する。次いで、変動パターン選択手段は、変動パターン選択用乱数取得手段で取得した変動パターン選択用乱数と、当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
本実施形態では、当選時用と非当選時用との2つの(変動パターン選択用の)データテーブルを設けておき、当たり判定手段により当選と判定されたときは、当選時用のデータテーブルを用いて、取得した変動パターン選択用乱数に対応する変動パターンを選択する。同様に、当たり判定手段により非当選と判定されたときは、非当選時用のデータテーブルを用いて、取得した変動パターン選択用乱数に対応する変動パターンを選択する。
ここで、本実施形態では、図柄の変動表示の開始時には、3つの図柄の全てを変動表示した後、左図柄、右図柄、中図柄の順に停止表示させ、最終的に、3つの図柄の全てを停止表示する。
このとき、3つの図柄のうち、左図柄及び右図柄が同一であるときには、リーチ状態である旨の表示を行うように制御する。ここで、リーチ状態とは、左図柄及び右図柄が停止し、中図柄が未だ変動表示中の場合に、左図柄と右図柄とが同じ図柄となっている状態をいう。
例えば、選択された停止図柄が「333」や「777」のように当選図柄であるとき、又は「313」や「787」のように、左及び右の図柄が同一であるが中図柄が同一でないときには、左及び右の図柄を停止表示させるとともに、中の図柄を変動表示して、リーチ状態である旨を表示する。そして、このような停止図柄が選択されたときには、リーチ状態である旨の表示を行う変動パターンが選択される。この変動パターンには、最終的に当選図柄で停止表示される信頼度が異なる複数の変動パターンが予め設けられている。例えば、当選図柄で停止表示される確率が低い変動パターン1と、当選図柄で停止表示される確率が高い変動パターン2とを設けることが挙げられる。
この場合に、停止図柄抽選手段22bによって当選図柄が選択されたときには、変動パターン抽選手段22cは、変動パターン1よりも変動パターン2の方を高い確率で選択するようにする。
これに対し、停止図柄抽選手段22bによって非当選図柄が選択されたときには、変動パターン抽選手段22cは、変動パターン2よりも変動パターン1の方を高い確率で選択するようにする。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
図柄表示制御手段23は、抽選手段22の抽選結果に基づいて、図柄の変動表示及び停止表示を制御する。すなわち、図柄表示制御手段23は、停止図柄抽選手段22bによって選択された停止図柄、及び変動パターン抽選手段22cによって選択された変動パターンに従い、図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御する。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選の乱数と一致し、図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態となることで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
特別遊技中は、特別遊技制御手段24は、特別入賞口6dの開放及び閉鎖動作を行うための特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御する。
特別遊技制御手段24は、特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御して特別入賞口6dを開放しつつ、特別入賞口6dの開放時間や特別入賞口6dに入賞した球数のカウント等を行う。そして、所定の条件を満たしたと判別したときは、特別入賞口6dを一旦閉鎖するように特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御する。
そしてまた、再度、特別入賞口6dの開放条件を満たすと判別したときは、特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御して特別入賞口6dを開放しつつ、特別入賞口6dの開放時間や特別入賞口6dに入賞した球数のカウント等を行う。
具体的には、特別入賞口6dに所定数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、又は所定時間(例えば30秒間)経過するまで1回の開放状態を維持する。この動作は、所定回数(例えば15回)まで連続するように設定されている。
尚、これに加えて、以下の構成を含めてもよい。即ち、特別入賞口6d内に設けられた特定領域(開放を継続する権利を獲得するための領域をいう。図示せず。)を通過したときは、再度、上記の開放状態が繰り返される。特別遊技中は、この動作は、特定領域を通過したことを条件として、上記所定回数(例えば15回)まで連続するように設定されている。特別入賞口6d内の特定領域には、遊技球の通過を検出するためのセンサ(図示せず)が設けられており、そのセンサの検出結果が特別遊技制御手段24に送信されるように構成されている。
そして、特別遊技制御手段24は、特別遊技中に、特別遊技の終了条件を満たすか否かを判別し続け、特別遊技の終了条件を満たすと判別したときには、特別遊技を終了するように制御する。
(球搬出制御手段)
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球を弾球遊技機1の皿701aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
ここで、普通図柄始動口センサ6isは、普通図柄始動口6iの遊技球の通過領域の少なくとも一部に配置されており、普通図柄始動口6iの遊技球の通過を常時監視しているセンサである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
すなわち、普通図柄抽選手段263は、例えばソフトウェア乱数によって所定の周期を有する当たり判定用乱数を発生させ、有効となっている普通図柄始動口6iの遊技球の通過時に、当たり判定用乱数値を取得し、その当たり判定用乱数値に基づいて当選であるか非当選であるかを判定する。
さらに、普通図柄抽選手段263は、上記の当選であるか非当選であるかの判定結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を決定する停止図柄決定手段を備える。
普通図柄抽選手段263は、取得された当たり判定用乱数値が当選と判定されたときには、停止表示すべき図柄を「7」に決定する。また、普通図柄抽選手段263は、取得された当たり判定用乱数値が非当選と判定されたときには、停止表示すべき図柄を「5」又は「6」に決定する。
ここで、「5」又は「6」のいずれの図柄を選択するかは、停止図柄選択用乱数発生手段で停止図柄選択用乱数を発生させ、停止図柄選択用乱数値取得手段で1の停止図柄選択用乱数値を取得する。次いで、取得した停止図柄選択用乱数値に対応する停止図柄(「5」又は「6」のいずれか)を選択する。
また、普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iの状態に応じて、すなわち通常確率か高確率かで、当選であるか非当選であるかの判定方法が異なるように制御する。通常確率と高確率とで、ともに普通図柄始動口6iの遊技球の通過時に当たり判定用乱数値を取得する点は同じであるが、当選確率が異なるようにする。本実施形態では、通常確率では1/2の確率で当選となるように設定され、高確率では9/10の確率で当選となるように設定されている。すなわち、通常確率時及び高確率時は、それぞれ、取得される当たり判定用乱数値のうち1/2、及び9/10が当選と判定される乱数値となる。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させた後、最終的には、普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときには、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これとは逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265dを作動させない。
作動させる時期としては、普通図柄変動表示装置264dの図柄が所定時間変動し、普通図柄抽選手段263によって決定された図柄が普通図柄変動表示装置264dに停止表示された直後である。
普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときには、普通図柄変動表示装置264dには、最終的に「7」の図柄が停止表示される。その直後に、球誘導装置制御手段265は、球誘導装置265dを作動させて、始動入賞口6cの入口部分の電動チュリップ6hを拡大させる。
また、本実施形態では、普通図柄変動制御手段264は、遊技状態に応じて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動時間を変化させるように制御する。
先ず、通常遊技状態では、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動が開始されてから停止するまでの時間を30秒に設定する。そして、普通図柄抽選手段263の抽選で当選したときに、球誘導装置制御手段265は、球誘導装置265dを作動させる時間を0.5秒に設定する。
すなわち、30秒間、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動表示が行われ、図柄が停止表示された後、当選時には、0.5秒間、球誘導装置265dが作動して、始動入賞口6cに遊技球が入賞しやすくなる状態が形成される。
これに対し、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動が開始されてから停止するまでの時間を5秒に設定する。そして、球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選で当選したときに、球誘導装置265dを作動させる時間を3秒に設定する。
すなわち、5秒間、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動表示が行われ、図柄が停止表示された後、当選時には、3秒間、球誘導装置265dが作動して、始動入賞口6cに遊技球が入賞しやすくなる状態が形成される。
以上より、通常遊技状態では、始動入賞口6cへの遊技球の入賞しやすさは、ほとんど変化しない。しかし、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、始動入賞口6cへの遊技球の入賞しやすさが通常遊技状態より大幅に高くなる。
(画像制御手段)
画像制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を制御する。図16は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を示すもので、図16(A)は、表示画面の正面図であり、図16(B)は画面上の各位置における画像の移動方向を示す模式図である。
本実施形態では、表示部6aには、走行時に自動車のコックピットから外側を視認した場合の景色が演出画像として表示される。そして、移動部材51は、バックミラーを模して形成され、下降した露出位置においては、窓511の部分に、バックミラーに映し出される後方景色の画像が表示される。図16の場合には、右方向へ操舵している状態を示しており、画像としては、全体的に左方向へ移動する。図16(B)は、図16(A)で表示されている画像において、画像各部の移動方向をベクトルで表示したものである。自動車が進行している場合には、特定の一点(以下、「放射中心」という)から放射方向に画像を移動させることにより、移動している感覚を遊技者に与えることができる。移動速度が速ければ走行速度が速いと感じられ、移動速度が遅ければ走行速度が遅いと感じられる。直進走行時には、放射中心は、画面の中央となるが、右方向へ操舵した状態を表示するには、画面が左に流れる印象を遊技者へ与えればよい。つまり、図16(B)に示されているように、画像の放射中心P0が右寄りに移動する。
画像状況判定手段271は、上記のように画像内の放射中心の位置を検出し、中心位置から左右方向へ移動した距離を演算し、その距離と移動方向(右方向、又は左方向)後述する昇降駆動制御手段29へ供給する。
画像状況判断手段271は、この他、画像各部の移動方向を、水平方向(Y軸)と鉛直方向(Z軸)のベクトルに分解し、水平方向のベクトルについて、右方向に向いているベクトルの長さと数の積、左方向を向いているベクトルの長さと数の積を比較し、大きいほうのベクトルの向きと数値を昇降駆動制御手段29へ供給してもよい。
(移動制御手段)
移動制御手段28は、昇降モータ52へ駆動信号を供給し、移動部材51を収容位置又は露出位置へ移動させる。昇降モータ52の回転角度を制御することで、移動部材51を移動させる。また、露出位置への移動は、画像制御手段から供給される信号に基づき行われ、画像制御手段27は、移動部材51が露出位置に移動した時点で、窓511に対応する画面領域に、バックミラーの画像を表示し、走行状態を模した演出が開始される。
(昇降駆動制御手段)
昇降駆動制御手段29は、昇降回動モータ73L、73Rの回動量をそれぞれ別個に制御し、可動役物である演出部材71の動きを制御する。画像制御手段27が、走行時に自動車のコックピットから外側を視認した場合の景色を演出画像(走行演出画像)として表示した場合には、昇降回動モータ73L、73Rを上昇させて収納位置から突出位置へ移動させる。また、画像状況判断手段271からの信号により、放射中心が画面の右寄りに移動した場合には、移動量に応じて演出部材71の左側の端を高くなるように傾斜させ、傾斜角度θは、放射中心の中心からの移動量に応じて決定される。例えば、画面中心と放射中心との距離が増加した場合には、傾斜角度θを増加させる。
或いは、演出画像が凹凸の激しい悪路を走行している状態を表示している場合には、昇降回動モータ73L、73Rを、例えば0.3秒程度の周期で交互に駆動させ、演出部材71を振動させる。振動の周期は、0.3秒に限定されるものでなはく、他の周期や、ランダムな周期に変更されるように制御してもよい。
(切換駆動手段)
切換駆動手段202は、遊技者が操作可能な操作装置であるボタン701dからの操作信号に基づき、移動制御手段28又は昇降駆動制御手段29へ切換信号を供給する。ボタン701dをオン操作することによって、移動制御手段28又は昇降駆動制御手段29の一方へランダムに切換信号が供給され、或いは両者へ同時に供給される。ボタン701dは、移動部材51を操作するボタンと、昇降部材71を操作するボタンとに分けて設けられ、各ボタンを操作することで、移動制御手段28又は昇降駆動制御手段29へ個別に切換信号が供給される構成であってもよい。
移動制御手段28は、切換信号を受信すると、移動部材51を待機状態(収容位置)から応動状態(露出位置)へ移動させる。また、応動状態への移動から所定時間経過すると、待機状態へ戻るように制御される。
また、昇降駆動制御手段29は、切換信号を受信すると、演出画像を走行演出画像に切換え、ステージ9の裏側の待機状態(収納位置)から、演出部材71を突出させた応動状態(突出位置)へ移動させる。或いは、切換信号の受信によって、悪路走行演出画面に切り替わり、連続して動いている状態である、突出位置の演出部材71を振動させる制御を行っても良い。このように、ボタン701dの操作によって、可動役物である演出部材71が、応動状態となるように制御される。
以上のような構成において、本発明の遊技機は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄)を可変表示可能な可変表示手段(例えば図柄変動表示装置6j)を備え、あらかじめ定められている可変表示の実行条件(例えば始動入賞口6cへの遊技球の入賞)が成立した後、当該実行条件に対応する可変表示の開始条件(例えば特別図柄の最終停止および大当り遊技の終了)の成立にもとづいて複数種類の識別情報の可変表示を開始し、複数種類の識別情報の可変表示の表示結果が特定の表示結果(例えば大当り図柄)となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態)に移行させ、特定遊技状態が終了した後に成立する第1の移行条件(特定遊技状態が終了したこと、および特別図柄の停止図柄が確変図柄であったこと)の成立により、通常状態(確変状態、時短状態および特定遊技状態以外の状態)であるときに比べて、所定回数(例えば4回)の識別情報の可変表示の表示結果を特定の表示結果とする確率を向上させた状態である第1の有利状態(例えば確変状態)に移行させ、第1の有利状態が終了したときに成立する第2の移行条件(例えば第1の有利状態が終了したこと)の成立により、所定回(例えば20回または100回)の識別情報の可変表示の可変表示期間を通常状態および第1の有利状態であるときに比べて短縮する状態である第2の有利状態(例えば時短状態)に移行させる遊技機である。
本発明の弾球遊技機の全体正面図である。 遊技盤の正面側における全体斜視図である。 遊技盤の背面側における全体斜視図である。 枠体の上部背面側の拡大斜視図である。 枠体の上部正面側の拡大斜視図である。 移動部材端部の部分拡大斜視図である。 昇降回動装置の拡大斜視図である。 ステージの構成を示す全体斜視図である。 ステージの構成を示す拡大斜視図である。 装飾部材の構成を示す全体斜視図である。 装飾部材の側面断面図である。 導球装置の全体正面図である。 導球装置の部分拡大斜視図である。 貫通孔の断面図である。 遊技制御手段の構成を示すブロック図である。 表示部に表示される演出画像を示す正面図である。
符号の説明
100 弾球遊技機
1 外枠
12 施錠装置
2 前枠
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
51 移動部材
6 遊技領域
6a 表示部
6B 枠体
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
61 導入路
61b 導入口
61c 導出口
71 演出部材
70 ガラス枠
701 皿ユニット
701a 球貯留部
701b 灰皿
701c 発射ハンドル
8 導球装置
9 ステージ
95 装飾部材

Claims (2)

  1. 遊技領域内に設けられ、遊技にかかる遊技情報を表示する表示画面と、
    該表示画面の周囲に設けられ、遊技球が転動可能なステージを備える枠体と、
    前記表示画面の上側に位置する枠体構成部材内に収容された収容位置と、枠体から下方に露出し表示画面の前側に重なった露出位置との間で上下方向へ移動する移動部材と、
    前記移動部材の両側側端に突出した摺接部と、
    前記枠体構成部材内に設けられ、前記移動部材の両側側端に沿って配置され、前記移動部材が昇降移動する際に摺接部に摺接することにより、前記移動部材の移動方向を所望の方向へ案内する案内部と、
    前記枠体構成部材内に揺動駆動可能に設けられ、揺動軸に平行な棒状部材を先端に有するアームと、
    前記移動部材の背面側に設けられ、前記棒状部材の少なくもと両端を収容する接続部と、
    前記揺動軸を回動させる回動駆動手段とを有し、
    前記棒状部材の両端は、前記接続部に遊嵌されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記移動部材は、内側に窓を有し、
    前記移動部材を収容位置と露出位置との間で移動させる移動制御手段と、
    前記移動部材が露出位置にある場合、前記表示画面における露出位置の窓に対応する領域に、他の領域の画像と連続しない独立した画像を表示させる画像制御手段とを有する請求項1に記載の弾球遊技機。

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