JP2007097722A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤前面での遊技領域を流下する場合とは別に装飾部材に設けてある遊技球転動ステージに向けて遊技球を移動させるワープ通路を装飾部材の左右方向でのサイズ拡大を招くことなく設置することが可能な構成を備えた弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤3の前面に遊技球が流下する遊技領域を有する弾球遊技機であって、一部の遊技領域の正面側に設けられて表示内容を異ならせることが可能な表示装置6aと、前記表示装置6aの周りに配置されて該液晶表示装置の下方前方に遊技球転動ステージ6b1を有する装飾部材6bとを備え、前記遊技盤3には、前面において遊技球が流下可能な遊技領域6に加えて、該遊技領域6から前記遊技球転動ステージ6b1に向けて遊技球を移動させることが可能なワープ通路300が、該遊技領域6の背面側で該遊技盤3の奥行き方向に沿って重ねて設けられていることを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、弾球遊技機に係り、詳しくは、遊技板に向け発射された遊技球の流下路構造に関する。
周知のように、弾球遊技の代表的なものであるパチンコ遊技においては、パチンコ遊技機に装備されている遊技盤面の遊技領域に設けられている各種入賞口に遊技球として用いられるパチンコ球が入賞すると、その入賞口に設定されている所定数の賞球が払出されるようになっている。
パチンコ遊技機においては、遊技盤中央に液晶パネルなどを用いた図柄変動表示装置を設けたものがあり、入賞に応じて抽選状態や抽選結果などの図柄を変動表示することができるようになっている。
この図柄を表示する表示装置には、その周囲を囲む装飾部材が設けられ、この装飾部材には、演出の内容に応じて点滅するランプや、動くキャラクターが設けられているものもある。また、演出用として図柄変動表示装置の他に液晶パネルが設けられているものも存在する(例えば、特許文献1)。
遊技盤表面では、遊技領域に向け発射されたパチンコ球が装飾部材の上方から側方に向けて流下し、その過程で役物に入ったりそのままアウト球となったりするようになっているが、近年、液晶パネルを用いた表示装置における表示内容が多様化することが原因して表示装置が遊技盤面を占有するスペースが大きくなる傾向となっている。
このため、表示装置の周囲に配置されている装飾部材が左右方向で占めるスペースも大きくなることから装飾部材の側方でパチンコ球を流下させるためのスペースを確保することが難しくなってきている。
特に、遊技領域における遊技球の流下スペースが少なくる場合の対策として、例えば、装飾部材の下縁において液晶表示装置の表示面から張り出した遊技球転動ステージとこれに向け遊技球を移動させるワープ通路とを設けた構成において、ワープ通路を装飾部材内に設けて遊技領域でのワープ通路の設置スペースを省くようにした構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2004−57655号公報(段落「0032」欄) 特開2005−211490号公報(段落「0013」欄)
しかし、ワープ通路を装飾部材内に設ける場合には、遊技領域内でのワープ通路を特別に設ける必要がなくなる反面、装飾部材においてワープ通路の設置スペースが必要となることから装飾部材が占める左右方向でのスペースが比較的大きくなり、結果として、遊技領域での遊技球の流下スペースが小さくなるのを避けることができないことになる。
一方、従来のワープ通路は装飾部材の内部に位置する関係上、装飾部材の装飾などによって外部から見ることができず、ワープ通路の入球した遊技球の移動を確認することができない。このため、遊技者は遊技盤前面での遊技領域を流下していた遊技球がワープ通路の入球したのを確認できないことにより、遊技領域を流下していた遊技球が急に消失した印象を受け、その遊技球の行き先側からないことで興趣性を削がれてしまう虞がある。
本発明の目的は、上記従来の弾球遊技機における問題、特に、大型の液晶表示装置を設けた場合の遊技球流下構造における問題に鑑み、遊技盤前面での遊技領域を流下する場合とは別に装飾部材に設けてある遊技球転動ステージに向けて遊技球を移動させるワープ通路を装飾部材の左右方向でのサイズ拡大を招くことなく設置することが可能な構成を備えた弾球遊技機を提供することにある。
また本発明の別の目的は、ワープ通路での遊技球の移動を外部から目視できるようにして演出性を高める構成を備えた弾球遊技機を提供することにある。
以上のような問題を解決するため、本発明は以下の構成を有している。
(1)外枠の開口前面に開閉自在に装着された前枠と、前記前枠に保持された遊技盤と、前記前枠の前面側に位置し、透視可能な覆い部材を保持する開閉枠とを備え、前記遊技盤の前面に遊技球が流下する遊技領域を有する弾球遊技機であって、
一部の遊技領域の正面側に設けられて表示内容を異ならせることが可能な表示装置と、
前記表示装置の周りに配置されて該液晶表示装置の下方前方に遊技球転動ステージを有する装飾部材とを備え、
前記遊技盤には、前面において遊技球が流下可能な遊技領域に加えて、該遊技領域から前記遊技球転動ステージに向けて遊技球を移動させることが可能なワープ通路が、該遊技領域の背面側で該遊技盤の奥行き方向に沿って重ねて設けられていることを特徴とする弾球遊技機。
(2)前記ワープ通路およびこれの前面に位置する遊技盤は透明体で構成され、前記ワープ通路を移動する遊技球を外部から透視可能であることを特徴とする(1)に記載の弾球遊技機。
(3)前記ワープ通路は、遊技盤の遊技領域に設けられている遊技球誘導部材の一部と同様な機能を有する部材が装備されている遊技面が設けられていることを特徴とする(1)または(2)に記載の弾球遊技機。
(4)前記ワープ通路の背面には、該ワープ通路を照明する発光部材が設けられていることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の弾球遊技機。
(5)前記発光部材は、常時若しくは前記ワープ通路への入球時の何れかを対象として発光制御されることを特徴とする(4)記載の弾球遊技機。
請求項1記載の発明によれば、遊技盤の前面に設けられた遊技領域とは別に、遊技領域から遊技球転動ステージに向けて遊技球を移動させるワープ通路が遊技領域の背面側で遊技盤の奥行き方向に沿って重ねて設けられているので、ワープ通路が遊技領域の左右方向で占めるスペースを不要にすることができる。これにより、遊技領域における遊技球の流下路が狭くなってもワープ通路を確保することが可能となる。
請求項2および3記載の発明によれば、ワープ通路およびこれの前面に位置する遊技盤が透明体であり、特に請求項3記載の発明においては、ワープ通路が遊技盤側の遊技領域に装備されている遊技球誘導部材の一部と同様な機能を有する部材が装備されている遊技面が構成されているので、ワープ通路内に入球した遊技球の挙動を外部から確認することができ、しかも、ワープ通路に入球した遊技球が誘導部材を介して流下するので、瞬間的な流下と違って遊技領域での遊技球の流下状態とワープ通路での遊技球の流下状態との両方を目視する時間的余裕を作ることが可能となる。
請求項4および5記載の発明によれば、ワープ通路の背面には発光部材が設けられ、その発光部材が常時あるいはワープ通路への入球に応じて発光制御されるので、ワープ通路を目立たせて入球時での遊技球の挙動を確認しやすくすることができる一方、ワープ通路への入球を意識させて興趣性を高めることが可能となる。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、弾球遊技機に相当するパチンコ遊技機100の正面全体図であり、同図において、パチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成された縦長の固定保持枠を構成する外枠1の開口前面にて開閉自在に装着された前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面右側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面左側に設けられた施錠装置4によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の内側には、遊技盤3が収容支持されている。遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した透明体からなる化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて略円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示部6aが設けてあり、表示部6aは、液晶パネルなどの液晶表示装置(以下、液晶表示装置を符号6aで示す)が用いられている。
表示部に用いられる液晶表示装置6aの周りには装飾部材6bや電動チュウリップ6hを有する始動入賞口6cおよび特別入賞口6d、さらにはこれら入賞口への誘導釘などがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。また、前枠2には、覆い部材であるガラスなどの透明板2Aが取り付けられる透明板支持枠22が一体化されて上述したヒンジ金具3A、3Bを介して開閉可能に設けられている。
前枠2の前面下部側で透明板支持枠22の下方には、球受け皿を構成している皿ユニットDUが背面板(図示されず)に設けられており、背面板は前枠2に対して開閉支持され、通常は図示しない施錠装置により閉鎖状態に保持されている。
皿ユニットDUには、遊技球が存在する皿部8だけでなく、皿部の正面右側下部には発射ハンドル9が、そして正面左側下部には灰皿10などが設けられている。
遊技盤3における遊技領域と装飾部材6bにおける遊技球転動ステージ6b1との間には、遊技領域を流下するパチンコ球の一部が入球した場合に遊技球転動ステージ6b1に向け移動させるためのワープ通路300が設けられている。
ワープ通路300は、図2および図3に示すように、遊技盤3における遊技領域6の背面側で遊技盤3の奥行き方向に沿って重ねられた配置構成とされている。
つまり、ワープ通路300は、遊技盤3の背面側に一体化されてパチンコ球が流下できる程度に遊技盤3の奥行き方向でワープ通路空間SPを構成する透明体からなる遊技面板301によって構成されている。
ワープ通路空間SPには、装飾部材6bの幅方向中央上部で開口する取り込み口302Aから延長されて遊技盤3の背面側におけるワープ通路空間SPに連通して、図3中、矢印Pで示す状態でパチンコ球が流れるように開口する取り込み出口302Bを有した取り込み球路302が接続されており、さらに、下方位置には、図2において矢印P1で示すように、装飾部材6bの遊技球転動ステージ6b1に向けパチンコ球を導出する取り出し口303が連通している。
ワープ通路空間SPを構成している遊技面板301には、遊技盤3における遊技領域に設けられている球誘導部材の一部である導釘S1aや風車S2a(図1参照)と同様な機能を有する導釘S1aや風車S2aが設けられており、遊技空間SP内に取り込まれたパチンコ球の流下の際の挙動を取り出し口303に至るまでの間で変化に富んだものとするるようになっている。この場合の流下の際の挙動変化とは、取り込み出口302Bから遊技空間SPに導かれたパチンコ球がそのまま直接取り出し口303に向けて落下するのでなく、誘導部材の一部に衝突することで進路方向が変えられ、その状態が直接流下する場合と異なる状態を意味する。
このような構成により、遊技盤3に向け発射されたパチンコ球は、遊技盤3側での遊技領域6を流下する状態が外部から見ることができると共に、ワープ通路300に入球したパチンコ球は遊技盤3が透明体であることにより外部から透視することができる。
この構成においては、遊技盤3側の遊技領域において液晶表示装置6aの占有スペース、特に、左右方向での占有スペースが狭小となった場合でも、ワープ通路が遊技盤3の背面側に位置していることで左右方向のスペースを必要とすることなく設置することができる。
次に本発明の別の例について説明する。
本実施例は、遊技盤3の背面に位置するワープ通路300を構成する遊技面板301に対して発光部材を設けることでワープ通路300でのパチンコ球の流下状態の注視あるいは図柄や文字表示が行えるようにして興趣性を高める点に特徴がある。
つまり、遊技面板301は透明体で構成され、その背面側には、複数の発光部材304が基板305に設けられて配置されている。
発光部材304は、LEDあるいはEL等の発光素子が用いられ、遊技面板302に対する照明あるいは文字や図柄表示などができるようになっている。
発光部材304は、後述する遊技制御手段によって常時あるいはワープ通路300への入球時というように点灯時期が選択されて発光制御されるようになっている。
この構成における基板305は、液晶表示装置6aの背面側近傍に配置されており、遊技盤3の背面に位置する遊技面板301よりもさらに後方に位置する関係とされてワープ通路300を構成する遊技面板301を後方から照明あるいは点灯表示するようになっている。
図4は、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段の構成を示すブロック図であり、次の構成とされている。
(遊技制御手段)
図4において、遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含むパチンコ遊技機100全体を統括制御する手段である。
遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。
遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。例えば、主として遊技の進行に直接係わる部分の制御を担当するメイン制御基板と、このメイン制御基板に電気的に接続され、主として演出に係わる部分(画像表示、ランプ類の点灯、及びサウンドの出力および本実施例の特徴である装飾部材6bの一部における可逆変色動作等)の制御を担当するサブ制御基板とを設けることが挙げられる。このようにする場合、上述した背面側表示装置6j及び正面側表示装置6kは、サブ制御基板と電気的に接続される。また、メイン制御基板とサブ制御基板とは、中継基板などを介して接続される構成とすることもできる。
本実施例において遊技制御手段200は、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
すなわち、これらの始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsは、それぞれ、本実施例のパチンコ遊技機100における遊技球の入賞を検知する遊技球検知センサの1つである。
始動入賞口センサ6csは、始動入賞口6cの入口部分に設けられ、始動入賞口6cへの遊技球の入賞を常時監視しているセンサである。始動入賞口6cに遊技球が入賞すると、始動入賞口センサ6csを通過する。これにより、始動入賞口センサ6csから、そのときの検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、始動入賞口6cに遊技球が入賞したことを検出する。
同様に、特別入賞口センサ6dsは、特別入賞口6dの所定位置に設けられ、特別入賞口6dへの遊技球の入賞を常時監視しているセンサである。特別入賞口6dに遊技球が入賞すると、特別入賞口センサ6dsを通過する。これにより、特別入賞口センサ6dsから、そのときの検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、特別入賞口6dに遊技球が入賞したことを検出する。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、特別入賞口6dに遊技球が入賞したものとして作動し、後述する抽選手段22により行われ抽選開始の契機とされる。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、「1」当選/非当選の有無、「2」図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び「3」図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの「1」〜「3」の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。当たり判定用乱数発生手段が発生させる所定の周期の当たり判定用乱数のうち、当選に該当する乱数が予め定められている。そして、当たり抽選用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が、当選に該当する乱数と一致する場合には当選と判定し、一致しない場合には非当選と判定する。
ここで、本実施例では、遊技状態が通常遊技状態又は後述する時間短縮遊技状態のときは、当選確率は、1/327に設定されている。
これに対し、後述する確率変動遊技状態では、当選確率は、1/51に設定されている。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。ここで、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により、当選と判定された場合には、複数の当選図柄から、いずれか1の当選図柄を抽選によって選択する。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段により当選と判定された場合に用いられるものとして、停止図柄抽選手段22bは、当選図柄選択用乱数発生手段と、当選図柄選択用乱数取得手段と、当選図柄選択手段とを備える。
当選図柄選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する当選図柄選択用乱数を発生させる。そして、当選図柄選択用乱数取得手段は、当選図柄選択用乱数発生手段によって発生した当選図柄選択用乱数のうち1の当選図柄選択用乱数を取得する。次いで、当選図柄選択手段は、当選図柄選択用乱数取得手段で取得した当選図柄選択用乱数に対応する当選図柄を選択する。
本実施例では、表示部に相当する液晶表示装置6aの画面に停止表示される識別情報としての停止図柄は、左、中及び右の3図柄(数字)から構成されており、「000」〜「999」までの1000通り有する。そして、予め定められた3つの図柄の組み合わせを当選図柄(例えば、「777」、「331」「531」など)に設定している。本実施例では、停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により当選と判定された場合には、3つの図柄が同じである、「000」、「111」、「222」、・・「999」までの10通りの当選図柄のうち、いずれか1を選択するようにする。このような識別情報である図柄は、数字に代表される文字に限らず、記号、図形、又はこれらの組み合わせであってもよい。
なお、本実施例では、「000」、「111」、「222」、・・「999」までの10通りの当選図柄は、全て同一確率で選択される。すなわち、各当選図柄の選択確率は、それぞれ1/10に設定されている。これにより、当選図柄として奇数図柄(「111」、「333」等)が選択される確率と、偶数図柄(「000」、「222」等)が選択される確率とは、ともに1/2となる。
ここで、本実施例のパチンコ遊技機100では、遊技状態として、通常遊技状態、確率変動遊技状態、時間短縮遊技状態の3種類が設けられている。
「確率変動遊技状態」とは、液晶表示装置6aにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの奇数図柄(例えば「111」)となった場合に、その特別遊技が終了した後の遊技で、次の特別遊技が開始されるまでに設定される遊技状態であって、当選確率が通常遊技状態及び時間短縮遊技状態より高い遊技状態(上述のように、1/51の当選確率を有する遊技状態)をいう。
また、「時間短縮遊技状態」とは、確率変動遊技状態のときに液晶表示装置6aにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの偶数図柄(例えば「222」)となった場合に、その特別遊技の終了後の遊技において、所定遊技回数(例えば100遊技)間だけ設定される遊技状態をいう。そして、時間短縮遊技状態で所定遊技回数が行われると、時間短縮遊技状態が終了し、通常遊技状態に移行する。
ここで、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、液晶表示装置6aによる図柄の変動開始から停止表示されるまでの時間が通常遊技状態より短い時間に設定される。
なお、通常遊技状態又は時間短縮遊技状態のときに液晶表示装置6aにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの偶数図柄(例えば「222」)となった場合には、その特別遊技が終了した後の遊技は、通常遊技状態となる。通常遊技状態及び時間短縮遊技状態は、上述したように、1/327の当選確率を有する遊技状態である。
また、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により非当選と判定された場合に用いられるものとして、停止図柄抽選手段22bは、非当選図柄選択用乱数発生手段と、非当選図柄選択用乱数取得手段と、非当選図柄選択手段とを備える。
非当選図柄選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する非当選図柄選択用乱数を発生させる。そして、非当選図柄選択用乱数取得手段は、非当選図柄選択用乱数発生手段によって発生した非当選図柄選択用乱数のうち1の非当選図柄選択用乱数を取得する。次いで、非当選図柄選択手段は、非当選図柄選択用乱数取得手段で取得した非当選図柄選択用乱数に対応する非当選図柄を選択する。
本実施例では、非当選と判定された場合には、左図柄、中図柄及び右図柄ごとに、それぞれ独立して上述の非当選図柄選択用乱数発生手段により乱数を取得し、その取得した乱数に基づいて、左図柄、中図柄及び右図柄を選択する。
ここで、停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により非当選と判定された場合には、「000」〜「999」までの1000個の停止図柄のうち、「000」、「111」、・・、「999」の10個の当選図柄とならないように、非当選図柄を選択する。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、液晶表示装置6aに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。変動パターン抽選手段22cは、変動パターン選択用乱数発生手段と、変動パターン選択用乱数取得手段と、変動パターン選択手段とを備える。
変動パターン選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する変動パターン選択用乱数を発生させる。そして、変動パターン選択用乱数取得手段は、変動パターン選択用乱数発生手段によって発生した変動パターン選択用乱数のうち1の変動パターン選択用乱数を取得する。次いで、変動パターン選択手段は、変動パターン選択用乱数取得手段で取得した変動パターン選択用乱数と、当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
本実施例では、当選時用と非当選時用との2つの(変動パターン選択用の)データテーブルを設けておき、当たり判定手段により当選と判定されたときは、当選時用のデータテーブルを用いて、取得した変動パターン選択用乱数に対応する変動パターンを選択する。同様に、当たり判定手段により非当選と判定されたときは、非当選時用のデータテーブルを用いて、取得した変動パターン選択用乱数に対応する変動パターンを選択する。
ここで、本実施例では、図柄の変動表示の開始時には、3つの図柄の全てを変動表示した後、左図柄、右図柄、中図柄の順に停止表示させ、最終的に、3つの図柄の全てを停止表示する。
このとき、3つの図柄のうち、左図柄及び右図柄が同一であるときには、リーチ状態である旨の表示を行うように制御する。ここで、リーチ状態とは、左図柄及び右図柄が停止し、中図柄が未だ変動表示中の場合に、左図柄と右図柄とが同じ図柄となっている状態をいう。
例えば、選択された停止図柄が「333」や「777」のように当選図柄であるとき、又は「313」や「787」のように、左及び右の図柄が同一であるが中図柄が同一でないときには、左及び右の図柄を停止表示させるとともに、中の図柄を変動表示して、リーチ状態である旨を表示する。そして、このような停止図柄が選択されたときには、リーチ状態である旨の表示を行う変動パターンが選択される。この変動パターンには、最終的に当選図柄で停止表示される信頼度が異なる複数の変動パターンが予め設けられている。例えば、当選図柄で停止表示される確率が低い変動パターン1と、当選図柄で停止表示される確率が高い変動パターン2とを設けることが挙げられる。
この場合に、停止図柄抽選手段22bによって当選図柄が選択されたときには、変動パターン抽選手段22cは、変動パターン1よりも変動パターン2の方を高い確率で選択するようにする。
これに対し、停止図柄抽選手段22bによって非当選図柄が選択されたときには、変動パターン抽選手段22cは、変動パターン2よりも変動パターン1の方を高い確率で選択するようにする。
(点灯選択手段)
点灯選択手段22dは、図示しないがワープ通路300へのパチンコ球の入球を検知する通過センサからの信号に基づき、ワープ通路300への入球を検知した場合には、発光部材304を常時(連続)点灯させてワープ通路300の全域を照明したりあるいは複数の発光部材304の点灯順序や点灯時期などを選択して文字や図柄を表示する場合の内容を選択する手段であり、入球を検知した時点で常時点灯させてワープ通路300でのパチンコ球の流下状態を確認しやすいようにしたり、あるいは、図柄や文字さらには点滅などの発光状態を選択する。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、液晶表示装置6aの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
図柄表示制御手段23は、抽選手段22の抽選結果に基づいて、図柄の変動表示及び停止表示を制御する。すなわち、図柄表示制御手段23は、停止図柄抽選手段22bによって選択された停止図柄、及び変動パターン抽選手段22cによって選択された変動パターンに従い、図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御する。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選の乱数と一致し、図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態となるこで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
特別遊技中は、特別遊技制御手段24は、特別入賞口6dの開放及び閉鎖動作を行うための特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御する。
特別遊技制御手段24は、特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御して特別入賞口6dを開放しつつ、特別入賞口6dの開放時間や特別入賞口6dに入賞した球数のカウント等を行う。そして、所定の条件を満たしたと判別したときは、特別入賞口6dを一旦閉鎖するように特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御する。
そしてまた、再度、特別入賞口6dの開放条件を満たすと判別したときは、特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御して特別入賞口6dを開放しつつ、特別入賞口6dの開放時間や特別入賞口6dに入賞した球数のカウント等を行う。
具体的には、特別入賞口6dに所定数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、又は所定時間(例えば30秒間)経過するまで1回の開放状態を維持する。この動作は、所定回数(例えば15回)まで連続するように設定されている。
尚、これに加えて、以下の構成を含めてもよい。即ち、特別入賞口6d内に設けられた特定領域(開放を継続する権利を獲得するための領域をいう。図示せず。)を通過したときは、再度、上記の開放状態が繰り返される。特別遊技中は、この動作は、特定領域を通過したことを条件として、上記所定回数(例えば15回)まで連続するように設定されている。特別入賞口6d内の特定領域には、遊技球の通過を検出するためのセンサ(図示せず)が設けられており、そのセンサの検出結果が特別遊技制御手段24に送信されるように構成されている。
そして、特別遊技制御手段24は、特別遊技中に、特別遊技の終了条件を満たすか否かを判別し続け、特別遊技の終了条件を満たすと判別したときには、特別遊技を終了するように制御する。
(球搬出制御手段)
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球をパチンコ遊技機100の受け皿8に払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
ここで、普通図柄始動口センサ6isは、普通図柄始動口6iの遊技球の通過領域の少なくとも一部に配置されており、普通図柄始動口6iの遊技球の通過を常時監視しているセンサである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
すなわち、普通図柄抽選手段263は、例えばソフトウェア乱数によって所定の周期を有する当たり判定用乱数を発生させ、有効となっている普通図柄始動口6iの遊技球の通過時に、当たり判定用乱数値を取得し、その当たり判定用乱数値に基づいて当選であるか非当選であるかを判定する。
さらに、普通図柄抽選手段263は、上記の当選であるか非当選であるかの判定結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を決定する停止図柄決定手段を備える。
普通図柄抽選手段263は、取得された当たり判定用乱数値が当選と判定されたときには、停止表示すべき図柄を「7」に決定する。また、普通図柄抽選手段263は、取得された当たり判定用乱数値が非当選と判定されたときには、停止表示すべき図柄を「5」又は「6」に決定する。
ここで、「5」又は「6」のいずれの図柄を選択するかは、停止図柄選択用乱数発生手段で停止図柄選択用乱数を発生させ、停止図柄選択用乱数値取得手段で1の停止図柄選択用乱数値を取得する。次いで、取得した停止図柄選択用乱数値に対応する停止図柄(「5」又は「6」のいずれか)を選択する。
また、普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iの状態に応じて、すなわち通常確率か高確率かで、当選であるか非当選であるかの判定方法が異なるように制御する。通常確率と高確率とで、ともに普通図柄始動口6iの遊技球の通過時に当たり判定用乱数値を取得する点は同じであるが、当選確率が異なるようにする。本実施例では、通常確率では1/2の確率で当選となるように設定され、高確率では9/10の確率で当選となるように設定されている。すなわち、通常確率時及び高確率時は、それぞれ、取得される当たり判定用乱数値のうち1/2、及び9/10が当選と判定される乱数値となる。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させた後、最終的には、普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときには、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これとは逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265dを作動させない。
作動させる時期としては、普通図柄変動表示装置264dの図柄が所定時間変動し、普通図柄抽選手段263によって決定された図柄が普通図柄変動表示装置264dに停止表示された直後である。
普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときには、普通図柄変動表示装置264dには、最終的に「7」の図柄が停止表示される。その直後に、球誘導装置制御手段265は、球誘導装置265dを作動させて、始動入賞口6cの入口部分の電動チュリップ6hを拡大させる。
また、本実施例では、普通図柄変動制御手段264は、遊技状態に応じて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動時間を変化させるように制御する。
先ず、通常遊技状態では、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動が開始されてから停止するまでの時間を30秒に設定する。そして、普通図柄抽選手段263の抽選で当選したときに、球誘導装置制御手段265は、球誘導装置265dを作動させる時間を0.5秒に設定する。
すなわち、30秒間、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動表示が行われ、図柄が停止表示された後、当選時には、0.5秒間、球誘導装置265dが作動して、始動入賞口6cに遊技球が入賞しやすくなる状態が形成される。
これに対し、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動が開始されてから停止するまでの時間を5秒に設定する。そして、球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選で当選したときに、球誘導装置265dを作動させる時間を3秒に設定する。
すなわち、5秒間、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動表示が行われ、図柄が停止表示された後、当選時には、3秒間、球誘導装置265dが作動して、始動入賞口6cに遊技球が入賞しやすくなる状態が形成される。なお、普通図柄変動表示装置264dによる図柄変動表示に対しても、前述した横断位置選択手段22dを用いることも可能である。
以上により、通常遊技状態では、始動入賞口6cへの遊技球の入賞しやすさは、ほとんど変化しない。しかし、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、始動入賞口6cへの遊技球の入賞しやすさが通常遊技状態より大幅に高くなる。
(画像表示制御手段)
画像表示制御手段27は、液晶表示装置6aでの各マトリックスでの表示形態を制御するための信号を液晶表示装置の駆動部800に出力する。なお、この場合の表示形態には、抽選のための図柄表示だけでなく、演出内容に応じた図柄表示のための表示形態を含む。
(点灯駆動手段)
点灯駆動手段29は、点灯選択手段22dからの情報に基づき各点灯部材306Aの点灯用給電を行う。
このように、遊技盤3の遊技領域に発射されたパチンコ球は、遊技領域6を流下する際に遊技領域6に設置されている誘導部材である導釘S1や風車S2などにより進路を変えられたりしてアウト球となったりあるいは入賞球となる。
一方、遊技領域6に発射されたパチンコ球のうちには、遊技領域6を流下するものだけでなく、ワープ通路300に進入するものもある。
この場合には、装飾部材6bの幅方向中央上部に位置する取り込み口302Aから取り込み球路302を介してワープ通路300を構成する遊技空間SPに導入される。
遊技領域SPに入ったパチンコ球は、遊技面板301に設置されている球誘導部材S1a,S2aに衝突すると進路を変えられて流下する。このため、ワープ通路300に入ったパチンコ球を透明体の遊技盤3の外側から遊技者が目視することができ、またワープ通路300で球誘導部材に衝突することでパチンコ球の進路方向が急変することになるので、ワープ通路300内を直線的に流下する場合と違って変化に富んだパチンコ球の挙動を楽しむことができる。
一方、ワープ通路300は、これの遊技空間SPを構成する遊技面板301が透明体であり、しかもその後方に位置する発光部材304による照明あるいは表示が行われるので、ワープ通路に入ったパチンコ球を追認しやすくすることができる。
以上のような実施例においては、装飾部材6bの左右方向でのサイズを変更しなくても液晶表示装置6Aのサイズアップに拘わらず、ワープ通路を設けることができる。
本発明の弾球遊技機の一つであるパチンコ遊技機の全体正面図である。 図1に示したパチンコ遊技機ににおける遊技盤の一部及びこれの背面側に設けられているワープ通路の構成を示す斜視図である。 図2に示したワープ通路の構成の詳細を説明するための斜視図である。 遊技制御手段の構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
100 パチンコ遊技機
1 外枠
2 前枠
3 遊技盤
4 施錠装置
6 遊技領域
6a 液晶表示装置(表示部)
6b 装飾部材
6b1 遊技球転動ステージ
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
22d 点灯選択手段
29 点灯駆動手段
200 遊技制御手段
300 ワープ通路
301 遊技面板
302 取り込み球路
302A 取り込み口
302B 取り出し口
303 遊技球転動ステージへの取り出し口
304 発光部材
305 基板
SP ワープ通路空間

Claims (5)

  1. 外枠の開口前面に開閉自在に装着された前枠と、前記前枠に保持された遊技盤と、前記前枠の前面側に位置し、透視可能な覆い部材を保持する開閉枠とを備え、前記遊技盤の前面に遊技球が流下する遊技領域を有する弾球遊技機であって、
    一部の遊技領域の正面側に設けられて表示内容を異ならせることが可能な表示装置と、
    前記表示装置の周りに配置されて該表示装置の下方前方に遊技球転動ステージを有する装飾部材とを備え、
    前記遊技盤には、前面において遊技球が流下可能な遊技領域に加えて、該遊技領域から前記遊技球転動ステージに向けて遊技球を移動させることが可能なワープ通路が、該遊技領域の背面側で該遊技盤の奥行き方向に沿って重ねて設けられていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記ワープ通路およびこれの前面に位置する遊技盤は透明体で構成され、前記ワープ通路を移動する遊技球を外部から透視可能であることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記ワープ通路は、遊技盤の遊技領域に設けられている遊技球誘導部材の一部と同様な機能を有する部材が装備されている遊技面が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記ワープ通路の背面には、該ワープ通路を照明する発光部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記発光部材は、常時若しくは前記ワープ通路への入球時の何れかを対象として発光制御されることを特徴とする請求項4記載の弾球遊技機。
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JP2015027365A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社三共 遊技機

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