JP2009119179A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の電子ディスプレイと、該電子ディスプレイの前面に可動仕掛飾部材を設け、該電子ディスプレイの表示と該仕掛飾部材の動きを融合させて、斬新な演出を可能にする。
【解決手段】電子ディスプレイに大当たり図柄が表示されて遊技者が特典を得る遊技機において、仕掛飾部材を通して透視される電子ディスプレイの画像の一部を揺動開始コマンドにより原点位置から揺動させ、該画像の揺動と同期して揺動させることにより、該画像を仕掛飾部材に表示されたように見せ、該画像の揺動回数を計数し、その計数により揺動回数が所定数になったところで該画像の揺動を原点位置にて一時停止させ、仕掛制御回路は位置検出センサにより原点位置が検出されたときに仕掛飾部材の揺動を原点位置にて一時停止させ、その後に該画像および仕掛飾部材の揺動を再開する。
【選択図】図12

Description

本発明は、液晶表示装置等の電子ディスプレイを具備すると共に該電子ディスプレイの前面に可動する仕掛飾部材および主操作ボタンを設けることにより演出効果を増大させられる遊技機に関するものである。
第1種パチンコ遊技機は、周知のように、遊技盤の中央に液晶表示装置等の電子ディスプレイが設けられ、該電子ディスプレイの下方に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞することにより、該電子ディスプレイに数字、記号、またはキャラクタ等の図柄が複数列にて変動表示され、その変動が例えば「☆☆☆」または「777」のように揃った状態で停止すると、大当たり、即ち、遊技者に有利な特別遊技状態となり、大入賞口が継続的に開くことから一時に多数の遊技球を入賞させることができるように構成されたものである。
また、下記特許文献1に示されたように、電子ディスプレイの上部に電動式の装飾可動体を設け、該電子ディスプレイの表示と連動させて該装飾可動体を上下動させることにより、遊技の面白みが増すように演出することも行われている。
また、下記特許文献2に示されたように、この種の遊技機では、従来から、図柄変動中に例えば電子ディスプレイの画面全体が輝いたり、フラッシュしたり、或いは特定のキャラクタが出現するような種々の演出(「予告演出」という)がなされると、大当たりが発生する確率が高くなり、遊技者の大当たり発生に対する期待感を大きくさせることで、遊技者を楽しませるようにしている。
また、上記変動表示は、通常は左列,右列,中列の順に停止するが、左列と右列が同じ図柄で停止した場合は、中列が一旦は違う図柄に停止しても再び逆方向に流れ、結局は総て同一図柄で停止し大当たりとなったり、或いはまた違う図柄でしか停止しなかったりする表示(「リーチ演出」という)もなされる。即ち、従来からこの種の遊技機では、上記のようなリーチ演出および予告演出により、遊技者の大当たり発生への期待感を高まらせ遊興性を増大させるようにしている。
また、下記特許文献3に示されたパチンコ遊技機は、電子ディスプレイに図柄が変動表示されている間に遊技者がストップボタンを操作すると、その図柄の変動表示に変化が付与されるようにすることで、面白みを向上させようとするものであった。
特開2007−7057号公報 特許第4002814号公報 特開2007−117762号公報
ところで、近時の遊技機では、リアリティーのある演出をする目的から上記電子ディスプレイを益々大型にする傾向にあるが、単に表示画面を大型化しただけでは、遊技機としての面白みが出ない。このため、遊技機において遊技者を惹きつけ得るような斬新な演出が必要となっている。
ところが、従来の遊技機における上記のような予告演出では、遊びとしての要素が十分でなく、マンネリ化していて遊技者を十分に惹きつけることができなくなってきている。
そこで本発明は、大型の電子ディスプレイを設けた遊技機における新たな演出を可能にし、遊技の面白みを一段と増すことができるようにするものである。
そのために請求項1に記載した発明は、画像制御回路により制御され数字、記号等の図柄を変動表示する電子ディスプレイと、該電子ディスプレイの画像の一部が透視できるように該電子ディスプレイの前面に配置された枠状の仕掛飾部材と、該仕掛飾部材を原点位置から電子ディスプレイの前面に沿って揺動させる電動アクチュエータと、該仕掛飾部材の揺動の原点位置を検出する位置検出センサと、前記電動アクチュエータを制御する仕掛制御回路とを備え、前記電子ディスプレイに図柄が変動表示された後、変動停止して大当たり図柄が表示されると遊技者に特典がもたらされる遊技機において、特定条件が成立した場合に前記仕掛飾部材を通して透視される電子ディスプレイの画像の一部を前記画像制御回路からの揺動開始コマンドにより原点位置から揺動させると共に、仕掛制御回路からの揺動指令により電動アクチュエータを作動させて前記仕掛飾部材を該電子ディスプレイの画像の揺動と同期して揺動させることにより、該画像をあたかも該仕掛飾部材に表示されたものであるかのように見せ、該画像の揺動回数を計数し、その計数により揺動回数が所定数になったところで画像制御回路は該画像の揺動を原点位置にて一時停止させ、仕掛制御回路は前記位置検出センサにより原点位置が検出されたときに前記仕掛飾部材の揺動を原点位置にて一時停止させ、その後に該画像および仕掛飾部材の揺動が再開されるようにすることにより、該画像の揺動と仕掛飾部材の揺動との同期性が継続されるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、電子ディスプレイの表示と該電子ディスプレイの前面に設けた仕掛飾部材の動きとを同期させることにより斬新な演出を可能にし、遊技の面白みを一段と増すことができる。
次に本発明に係る遊技機の実施形態をパチンコ遊技機について図面に従い説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の正面図、図2は斜視図で、1は該遊技機の前方へ張り出させるように形成された球受皿、2は打球発射用操作ハンドル、3は該操作ハンドルを操作することにより該球受皿上に貯留された遊技球が送り込まれるように透明板4の背後に設けられた遊技盤である。該球受皿1の一側上面には図3に拡大して示したように、遊技者が瞬時に押し操作し得るように大きめに形成された主操作ボタン5が設けられていると共に、該主操作ボタンから少し離れて隣り合うように夫々矢印が夫々上下左右の4方向に印字された4つの選択キー6a〜6dとその中心に位置する選択キー6eが設けられる。
また、遊技盤3の前面には、自重で流下する遊技球を自在に乱舞させるために多数の釘、風車、および装飾ランプが設けられていると共に、その流下途中にて該遊技球が通過し得る通過チャッカー7、遊技球が入賞し得るチューリップ型の始動入賞口8、大入賞口9、および普通入賞口10等が設けられている。また、大型の液晶表示装置からなる電子ディスプレイ11が該遊技盤3の中央から少し右寄りにわたって設けられ、該電子ディスプレイの右側縁に携帯電話器の外形を模して形成された仕掛飾部材12が設けられている。
始動入賞口8は、一対の開閉翼片8aがソレノイドの作動により開閉するように設けられ、起立して遊技球が入賞し難い閉状態と、外側に傾倒して遊技球が入賞し易い開状態と変化する。そして、前記通過チャッカー7を遊技球が通過し該遊技球が電気的に検出されることにより、該ソレノイドが作動して該開閉翼片が短時間だけ開き、遊技球が該始動入賞口8に入賞し易くなる。なお、大入賞口9は長方形状の前面蓋9aがソレノイドによって開閉動するように設けられていて、大当たり発生を契機として該ソレノイドが作動し、該前面蓋が繰り返し継続的に開かれることで、その大当たり動作中に多くの遊技球を入賞させることが可能になる。
仕掛飾部材12は、図4〜図7に示したように、合成樹脂材により操作面部12aとその上部の縦長長方形枠状に形成された窓孔12bとにより携帯電話器の外観を呈するように形成され、該操作面部12aには複数の模擬テンキー13が半透明な樹脂により形成され、該操作面部の裏面に配置したLED基板14を点灯させることにより該模擬テンキー13が発光するようにしている。なお、窓孔12bには薄い透明な樹脂板が張設されている。そして該仕掛飾部材12は電子ディスプレイ11の前面に配置されることから該窓孔12bを通して該電子ディスプレイの画像の一部が透視できるようにしている。
また、該仕掛飾部材12の背面部15に水平に2本の支軸16を貫挿すると共に、隅角覆板17の前面に固着された取付台部18に軸受孔19を形成し、該各支軸16を該軸受孔に摺動自在に貫挿することにより該仕掛飾部材12を左右に揺動自在に支持する。20は該隅角覆板17に固設したサーボモータたる電動アクチュエータ、21は該サーボモータの回転軸に固着された回転円板で、該回転円板にはその回転中心を囲う略三角形状にカム溝22が形成されている。23は略中間部が隅角覆板17に支軸24によって枢支し、下端部25をカム溝22に遊嵌すると共に、上端部26を仕掛飾部材12の背面部15に形成された長孔29に遊嵌した作動杆である。このため、該電動アクチュエータの作動により回転円板21が回転しカム溝22に誘導された作動杆23が支軸24を支点として揺動することで仕掛飾部材12が電子ディスプレイ11の前面に沿って左右に揺動するようになる。詳しくは、カム溝22が略三角形状に形成されていることから回転円板21が1回転すると仕掛飾部材12が3回揺動する。また、28は該回転円板の回転状態を光学的に検知する位置検出センサで、回転円板21の外周縁に等間隔を保って3つの透光性のスリット27を形成すると共に、該回転円板を両側から挟むように投光部28aと受光部28bとからなる位置検出センサ28を隅角覆板17に固設し、仕掛飾部材12が原点位置(図7に示したように向って右端に移動した状態)にあるときに該位置検出センサ28の光がスリット27を通過し得るようにすることにより、該位置検出センサ28は該仕掛飾部材12が原点位置にあるときに電気信号を発信する。
図8はこの遊技機を作動させる遊技制御基板のブロック図である。図中、100はCPUとRAM,ROMおよびI/Oとからなる主制御回路、101は該主制御回路に接続され賞球の払出を制御する払出制御回路、102は該主制御回路に接続されこの遊技機の演出効果を高めるために設けられた演出制御回路、103は該演出制御回路に接続された画像制御回路、104は該演出制御回路に接続された仕掛制御回路である。なお、これら払出制御回路101、演出制御回路102、画像制御回路103、および仕掛制御回路104についても主制御回路100と同様に夫々CPUとRAM,ROMおよびI/Oからなる。
主制御回路100には、前記始動入賞口8に入賞した遊技球を検出するスイッチ30、その開閉翼片8aを開閉動させるソレノイド31、前記通過チャッカー7を通過する遊技球を検出するスイッチ32、前記大入賞口9に入賞した遊技球を検出するスイッチ33、前記大入賞口9の前面蓋9aを開閉させるソレノイド34、前記普通入賞口10に入賞した遊技球を検出するスイッチ35が夫々接続される。また、払出制御回路101には、該主制御回路100からの指令により球受皿1に所定数の賞球を払い出すために必要な賞球払出装置を作動させるモータ36等が接続される。また、画像制御回路103に前記電子ディスプレイ11、前記主操作ボタン5、前記選択キー6a〜6e、および遊技者に対し効果音および遊技に必要な音声案内等を発声させるスピーカ37が接続され、仕掛制御回路104には、仕掛飾部材12を揺動させる電動アクチュエータ20と、前記位置検出センサ28が接続されているほか、遊技盤3および前面枠等に設けられた各種装飾ランプ38、39が接続される。
このように構成した遊技機では、普段は前記したように仕掛飾部材12の窓孔12bより透視される電子ディスプレイ11の画像として携帯電話の一般的な待受画面のような表示がされ、該画像はあたかも実際の携帯電話器の液晶表示部に表示されたものであるかのように見受けられる。なお、該仕掛飾部材12は普段は電子ディスプレイ11の図柄変動表示等の邪魔にならないよう向って右側の原点位置にて停止状態に保たれ、待受画面等の該電子ディスプレイ11の画像も普段は該窓孔12bの正面にあたる原点位置に停止状態で表示される。
そして、遊技者が発射した遊技球が通過チャッカー7を通過し、スイッチ32により検出されると、主制御回路100にて「○×」の抽選がなされ、その結果が「○」であるとソレノイド31を作動させ、始動入賞口8の開閉翼片8aが一回だけ短時間開かれ、該始動入賞口に遊技球が入賞し得るようになる。そして、始動入賞口に遊技球が入賞し、いわゆる始動条件が成立すると、画像制御回路103が制御され、図9(イ)に示したように電子ディスプレイ11に数字、記号、またはキャラクタ等の図柄が縦3列にて変動表示され、その変動が同図(ロ)に示したように中列を除いて他の2列が同一図柄にて停止した状態(リーチ状態という)を経て、同図(ハ)に示した「777」のように揃った状態で停止すると、大当たりとなり、ソレノイド34が作動して大入賞口9が繰り返し継続的に開かれる大当たり状態となり、該大入賞口に多数の遊技球を入賞させることができる。なお、上記図柄変動が同図(ニ)に示したように例えば「767」等の揃わない状態で停止するとハズレとなる。
なお、上記大当たりの判定は、始動入賞口8に入賞した遊技球がスイッチ30により検出されたとき、主制御回路100が乱数を取得し、該乱数により大当たりであるかハズレであるかを判定する。また同時に演出態様等を決定するための複数の乱数が取得され、その乱数値を判別することにより大当たりであるかハズレであるかの結果を遊技者に知らせるにあたっての種々の演出が選択される。図10はこの演出選択過程を示すフローチャートで、図柄の変動開始コマンドが受信されると、乱数値によりリーチ状態表示の有無および大当たりの有無がそれぞれ決定され、その状況に従い図11の表に示したテーブル1〜3が参照され、さらにその演出の態様が該乱数値に従い同表の「演出A」〜「演出D」または「演出なし」より選択され、演出制御回路102に選択された演出を実行するべく指令が出される。
指令を受けた演出制御回路102はその決定に基いて画像制御回路103および仕掛制御回路104にそれぞれ作動を指令する。図12は演出制御回路202から指令を受けた画像制御回路103が実行するこの演出(以下、携帯演出という)のフローチャート、図13は該画像制御回路103からの指令により仕掛飾部材12を揺動させる仕掛制御回路104のフローチャートである。図12にステップ(1)〜(3)で示すように、予告中でなく、予告タイミングであり、予告ありであると、ステップ(4)にて予告フラグをオンする。そしてステップ(5)にて普段の待受画面が電子メール受信表示に変わり、仕掛飾部材12の窓孔12bより透視される電子ディスプレイ11の画像を図14に示したような「メール受信」の文字と共に、「ボタンを押してね!」といった電子メール受信表示にする。そして、ステップ(6)にて該メール受信表示の画像を原点位置から出発して左右に揺動させる。そしてステップ(7)にて極短時間(例えば10μsec)に設定されたタイマーを経ることにより電子メール受信表示よりも僅かに遅延してステップ(8)に移行し仕掛制御回路104に揺動開始コマンドを出す。その揺動開始指令を受けた仕掛制御回路104は、図13のステップ(ロ)(ハ)に示したように、電動アクチュエータ28を回転駆動させて仕掛飾部材12を原点位置から出発して左右に揺動させる。
なお、上記ステップ(7)における遅延時間は極めて僅かであるので、見た目では上記メール受信表示と完全に同期して仕掛飾部材12が左右に揺動し、該仕掛飾部材12の窓孔12bより視認される電子ディスプレイの画像があたかも実際の携帯電話器の液晶表示部に表示されたものであるかのように見受けられ、メール受信を知らせているように観察される。そしてステップ(9)にて前記主操作ボタン5の操作を有効化し、ステップ(10)にて該画像が原点位置かあるかどうかが判別され、該画像が原点位置にないときはステップ(1)に戻り、ステップ(1)では予告フラグがオンされていることからステップ(11)に移行する。ステップ(11)では後述の仮停止フラグがオフされていることからステップ(10)に戻される。従ってこの間に該画像および仕掛飾部材12が1回揺動し、原点位置にきたところでステップ(13)に移行する。そして遊技者が主操作ボタン5を未だ押操作していないとステップ(14)にて揺動回数Nが0から1にセットされ、ステップ(15)(16)を経てステップ(1)(11)が繰り返され、この間に該画像および仕掛飾部材12がさらに1回揺動し、ステップ(14)にてその揺動回数Nが2になる。そうするとステップ(16)からステップ(17)に移行し、一時停止フラグがオンされ、ステップ(18)にて該画像の揺動を原点位置にて一時停止させると共に、ステップ(19)にて仕掛制御回路104に揺動停止コマンドを出す。仕掛制御回路104は図13に示したようにその揺動停止コマンドを受け前記位置検出センサ28によって該仕掛飾部材12が原点位置にあることが検出されると該仕掛飾部材12の揺動を一時停止させる。それからステップ(11)からステップ(12)に移行し、一時停止時間(0.2秒間程度)を経た後、ステップ(6)に移行する。このため、メール受信表示画像の揺動と仕掛飾部材12の揺動とが再開される。そして、主操作ボタン5を押操作されることなくその揺動が続き、ステップ(14)にて揺動回数Nが3から4になると、ステップ(20)に移行し、待受画面がセットされ、ステップ(22)にて該画像の揺動が原点位置にて停止され、ステップ(23)ではステップ(20)にてセットされた待受画面が上記メール受信表示に変えて電子ディスプレイに表示され、ステップ(24)で仕掛制御回路104に揺動停止コマンドを出すことで仕掛飾部材12の揺動を原点位置にて停止させる。そしてステップ(25)〜(27)にて予告フラグ、一時停止フラグ、揺動回数等の初期化が夫々行われる。
一方、ステップ(13)にて遊技者が主操作ボタン5を押操作すると、ステップ(21)に移行し、メール開封表示がセットされることから、ステップ(23)にて図15〜17に例示したようなメール内容が電子ディスプレイの画像に表示され、該画像が該仕掛飾部材12の窓孔12bより視認されるようになる。なお、これらのメール内容は図11の表に従い選択された演出によって夫々異なる。
なお、上記ステップ(19)(24)等において画像制御回路103から揺動停止コマンドを仕掛制御回路104に発信し、電動アクチュエータ20を停止させるのには時間を要することから、電動アクチュエータ20が実際に停止したとき位置検出センサ28がスリット27を行過ぎてしまうおそれがあるが、この画像制御回路103では上記ステップ(7)を経ることで仕掛飾部材12の揺動開始が電子ディスプレイの画像の揺動開始よりも僅かに遅れるようにしたことにより、スリット27が行過ぎてしまって仕掛飾部材12だけが揺動し続けてしまうようなおそれがない。
このように、遊技者が主操作ボタンを操作すると、電子ディスプレイの画像と仕掛飾部材が原点位置にて略同時に停止し、該仕掛飾部材の窓孔12bに上記メール受信表示に代えてメール開封表示がなされる。即ち、演出Aが選択されていた場合は、図15に例示したように「大当たり?」といったようなメール内容が表示され、遊技者に大当たり発生を予告する。また、演出Bが選択されていた場合は主操作ボタンを操作することによって図16のようなメール内容が表示され、演出Cが選択されていた場合は図17のようなメール内容が表示される。そして、遊技者はこれらのメール内容の文字を揺動することなく停止した状態で読むことができるので読み易い。
また、主操作ボタンが操作されることなく、揺動回数Nが4回になると、メール開封表示はされることなく電子ディスプレイの画像と仕掛飾部材とは夫々原点位置にて揺動停止し、待受画面が表示される。なお、停止後も僅かな時間は主操作ボタンの操作が有効化されていることから、その間に主操作ボタン7が操作されればメール開封表示がされる。このように電子メールが届いたかのような形態により遊技者に大当たりの予告がされることで、大当たりへの期待が助長され、遊技性を増すことができる。
このようにこの遊技機では、仕掛飾部材12を通して視認される電子ディスプレイの画像の揺動回数が所定数(この実施形態では2回)になったところで該画像と仕掛飾部材とを原点位置にて夫々一時停止させた後にさらに揺動を開始することにより、該画像の揺動と仕掛飾部材12の揺動との同期性が継続されるようにしたので、長時間揺動させていても該画像の動きと仕掛飾部材の動きとにズレが生じることなく、電子ディスプレイの画像が仕掛飾部材に表示されたもののように自然な状態で演出することができる。即ち、実際には仕掛飾部材12の窓孔12bから透視される電子ディスプレイ11の画像の一部をあたかも該仕掛飾部材自体に表示されたものであるかのように常にリアルに見ることができ、仕掛飾部材自体に別途に小型液晶ディスプレイのような表示装置を設けなくても、この実施形態のようにあたかも携帯電話器が電子ディスプレイとは別途に備え付けられているような演出をすることができる。このため斬新な演出が可能になると共に、液晶ディスプレイのコストを軽減することもできる。
また、主操作ボタン5が操作されたとき電子ディスプレイの画像と仕掛飾部材12が停止するようにする一方、主操作ボタン5が操作されないときはその揺動回数が所定数になったところで該画像と仕掛飾部材12を停止させるようにしたので、遊技者に自由に主操作ボタンを操作させることにより遊技者に遊技へ積極的に参加している意識を持たせることができ、予告演出のおもしろみを向上させる。また、電子ディスプレイの該画像と仕掛飾部材とを常に原点位置にて停止させることから、自然な動きとなり効果的な演出が可能となる。
本発明は、この実施形態に示したパチンコ遊技機の他、パチスロ機、パロット(登録商標)機、スロットマシン等の遊技機にも利用することができる。なお、パロット機とは、パチンコ球を遊技媒体とするパチスロ機の遊技が可能な遊技機である。
本発明に係る遊技機の正面図。 本発明に係る遊技機の斜視図。 図2の要部の拡大図。 本発明に係る遊技機の仕掛飾部材の分解斜視図。 本発明に係る遊技機の仕掛飾部材の組み付け状況を示す部分断面側面図。 図5の部分拡大断面図。 本発明に係る遊技機の仕掛飾部材の作用を示す正面図。 本発明に係る遊技機における遊技制御基板のブロック図。 本発明に係る遊技機における電子ディスプレイの表示の推移図。 本発明に係る遊技機における演出選択過程を示すフローチャート。 本発明に係る遊技機における演出選択テーブル。 本発明に係る遊技機における図柄制御回路のフローチャート。 本発明に係る遊技機における仕掛制御回路のフローチャート。 本発明に係る遊技機における携帯演出の表示図。 本発明に係る遊技機における携帯演出の表示図。 本発明に係る遊技機における携帯演出の表示図。 本発明に係る遊技機における携帯演出の表示図。
符号の説明
3 遊技盤
5 主操作ボタン
6a〜6d 選択キー
8 始動入賞口
9 大入賞口
11 電子ディスプレイ
12 仕掛飾部材
12b 窓孔
20 電動アクチュエータ
21 回転円板
22 カム溝
23 作動杆
28 位置検出センサ
27 スリット
100 主制御回路
102 演出制御回路
103 画像制御回路
104 仕掛制御回路
P 遊技機

Claims (1)

  1. 画像制御回路により制御され数字、記号等の図柄を変動表示する電子ディスプレイと、該電子ディスプレイの画像の一部が透視できるように該電子ディスプレイの前面に配置された枠状の仕掛飾部材と、該仕掛飾部材を原点位置から電子ディスプレイの前面に沿って揺動させる電動アクチュエータと、該仕掛飾部材の揺動の原点位置を検出する位置検出センサと、前記電動アクチュエータを制御する仕掛制御回路とを備え、前記電子ディスプレイに図柄が変動表示された後、変動停止して大当たり図柄が表示されると遊技者に特典がもたらされる遊技機において、特定条件が成立した場合に前記仕掛飾部材を通して透視される電子ディスプレイの画像の一部を前記画像制御回路からの揺動開始コマンドにより原点位置から揺動させると共に、仕掛制御回路からの揺動指令により電動アクチュエータを作動させて前記仕掛飾部材を該電子ディスプレイの画像の揺動と同期して揺動させることにより、該画像をあたかも該仕掛飾部材に表示されたものであるかのように見せ、該画像の揺動回数を計数し、その計数により揺動回数が所定数になったところで画像制御回路は該画像の揺動を原点位置にて一時停止させ、仕掛制御回路は前記位置検出センサにより原点位置が検出されたときに前記仕掛飾部材の揺動を原点位置にて一時停止させ、その後に該画像および仕掛飾部材の揺動が再開されるようにすることにより、該画像の揺動と仕掛飾部材の揺動との同期性が継続されるようにしたことを特徴とする遊技機。
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