JP4310706B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置の分野では、装置本体内部に収容される収容物を本体外部に引き出し可能とする構成が提供されている。このような構成を用いると、使用時(画像形成時)に装置内部の奥まった位置に配置される特定部品に対し、メンテナンス時に作業者がアクセスし易くなり、メンテナンスの利便性を高めることができる。このように装置本体内部に収容される収容物を本体外部に引き出し可能とした構成としては、例えば特許文献1のようなものがある。
特開平5−257340号公報
ところで、上記のように装置本体内部に収容される収容物を本体外部に引き出しうる構成においては、その引き出しに起因して装置が転倒しやすくなるという問題がある。特に、被記録媒体を収容する収容部材の上方において片持ち状に引き出し可能なトレイを設けると、被記録媒体以外の収容物に対して容易にアクセスできることとなり好適であるが、その一方で、引き出し時にトレイにかかる荷重がトレイを介して装置本体に大きく作用し、装置全体が転倒し易くなってしまう。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、装置本体内部に収容される収容物を装置本体から引き出し可能としつつ、その引き出し時に装置が転倒しにくい構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、被記録媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、前記装置本体から引き出された前記トレイの前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部を、前記載置面に当接した状態で支持する下流側支持部と、を有し、前記下流側支持部は、前記装置本体に対し前記トレイとは独立して相対変位可能とされていることを特徴とする。
請求項2の発明は、被記録媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、前記装置本体から引き出された前記トレイの前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部を、前記載置面に当接した状態で支持する下流側支持部と、前記第1被支持部を中心として前記トレイを揺動可能に支持する揺動支持手段と、を有し、前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側が下方へ揺動することにより、前記第2被支持部が前記載置面に前記下流側支持部を介して間接的に当接する構成をなすことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記下流側支持部は、前記装置本体に収容される構成をなすことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項3に記載の画像形成装置において、記下流側支持部は、前記装置本体に対してスライド可能に構成されており、前記載置面と当接する位置に転動可能な転動部材が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記下流側支持部は、前記トレイから下方に延出するように設けられる脚部からなることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記脚部は、前記トレイに対して着脱可能に設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記トレイは、前記下流側支持部を介して前記載置面上に水平状態で支持されることを特徴とする。
請求項8の発明は、被記録媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、前記トレイが前記装置本体から引き出された状態で、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を中心として前記トレイを揺動可能に支持する揺動支持手段を備える上流側支持部と、を備え、前記トレイは前記装置本体から引き出された状態から前記第1被支持部よりも下流側が下方へ揺動するにつれて重心が前記装置本体側に近づくことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項2又は請求項8に記載の画像形成装置において、前記トレイにおける引出方向上流側の端部に前記第1被支持部が設けられており、前記装置本体における前記引出方向下流側の端部に前記揺動支持手段が設けられていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項2、又は請求項8ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トレイの引出方向において、前記トレイが前記装置本体に装着される装着位置から、前記揺動支持手段による支持に基づいて揺動可能となる揺動位置までの間で前記引出方向への引抜き力に変化を与える変化手段を備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項2、又は請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トレイが揺動する際に、当該トレイの揺動に抗する力を付与する抵抗付与手段が設けられていることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項2、又は請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トレイが水平状態から上方へ揺動することを規制する規制手段を備えたことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項2、又は請求項8ないし請求項12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記揺動支持手段は、前記装置本体の本体ケーシングに対し、前記トレイの引出方向下流側に突出する使用位置と、前記本体ケーシング内に収容される退避位置とで変位可能とされていることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トレイは、前記装置本体から取り外し可能に構成されていることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トレイには、現像器が搭載されていることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項15に記載の画像形成装置において、前記トレイには、それぞれ異なる色の現像剤像を用いた現像を行う複数の現像器が搭載されていることを特徴とする。
請求項17の発明は、被記録媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、前記第1被支持部を中心として前記トレイを揺動可能に支持する揺動支持手段と、を有し、前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側が下方へ揺動することにより、前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部が前記載置面に直接的又は他部材を介して間接的に当接する構成をなすことを特徴とする。
請求項18の発明は、装置本体の最下部に設けられ、被記録媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、を有し、前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部が、当該画像形成装置の載置面に直接的に、又は他部材を介して間接的に支持可能とされていることを特徴とする。
請求項19の発明は、被記録媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に設けられた開口部を介して、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、前記装置本体に備えられ、かつ、前記開口部を覆う閉塞状態と、前記開口部を露出する開放状態とに移動可能に設けられ、前記解放状態のときに、前記トレイを引き出し可能にするカバーと、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、を有し、前記カバーは、前記トレイの幅方向端部を支持する支持機構が設けられ、前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部が、前記支持機構によって支持可能とされていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、装置本体から引き出されたトレイを載置面を利用して支持することができるため、トレイを片持ち状とせずに済み、画像形成装置の転倒を効果的に防止できる。
更に、請求項1の構成によれば、装置本体から引き出されたトレイの第2被支持部を、載置面を利用して間接的に支持できる好適例となる。
更に、請求項1の構成によれば、トレイを別部品を介して間接的に支持できる好適例となる。また、トレイを変位させるための機構と下流側支持部を変位させるための機構とを別々に設けることができるため、各々の機構を自由度高く構成しやすくなる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、装置本体から引き出されたトレイを載置面を利用して支持することができるため、トレイを片持ち状とせずに済み、画像形成装置の転倒を効果的に防止できる。
更に、請求項2の構成によれば、装置本体から引き出されたトレイの第2被支持部を、載置面を利用して間接的に支持できる好適例となる。
更に、請求項2の構成によれば、トレイを載置面に支持させうる構成を簡易に実現できる。
<請求項3の発明>
請求項3の構成によれば、下流側支持部に起因して装置全体が嵩張ることを防止でき、装置のコンパクト化を図ることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の構成によれば、下流側支持部が載置面上を円滑にスライドする構成となり、下流側支持部を取り扱いやすい構成となる。
<請求項5の発明>
請求項5の構成によれば、複雑な構成を用いることなくトレイを安定的に支持できる好適例となる。
<請求項6の発明>
請求項6の構成によれば、脚部を必要に応じて取り外すことができる構成となり、状況に応じた適切な利用が可能となる。
請求項7の発明>
請求項7の構成によれば、トレイを傾斜させずに済むため、トレイをより容易にかつ安定して取り扱うことができる。
請求項8の発明>
請求項8の構成によれば、トレイが水平方向に引き出されたままの片持ち状態に比べ、揺動によりトレイの重心を装置本対側に近づけることができる。従って、トレイが引き出されることに起因して装置本体に生じるモーメントを小さくすることができ、画像形成装置の転倒を効果的に抑制できる構成となる。
請求項9の発明>
引出量が少ない状態で揺動し得る構成とすると、トレイの上流側端部が移動するためのスペースを装置本体内に大きく設けておかなければならず装置構成上の制約が極めて大きくなってしまう。これに対し、請求項9の構成によれば、装置本体内に揺動のための大きなスペースを設けておく必要がなく、装置構成の自由度を高めやすくなる。
請求項10の発明>
請求項10の構成によれば、作業者が揺動位置を的確に知りうる構成となり、作業性を高めやすい構成となる。
請求項11の発明>
請求項11の構成によれば、トレイの急激な揺動を抑制でき、急激な揺動に起因する不具合を効果的に抑えることができる。
請求項12の発明>
請求項12の構成によれば、トレイが必要以上に上方に揺動することがなく、使い勝手の良い構成となる。
請求項13の発明>
請求項13の構成によれば、トレイを揺動させない場合には、揺動支持手段を本体ケーシングの内部に収容しておくことができ、装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項14の発明>
請求項14の構成によれば、トレイ内部の収容物に対する作業性が高まる。
請求項15の発明>
交換頻度の高い現像器がトレイに搭載される構成では、トレイの引き出し頻度も高くなるが、このように頻繁にトレイが引き出される構成において、請求項15の構成のようにトレイ引出時に装置本体に生じる負担を効果的に低減する構成を用いると、より有用である。
請求項16の発明>
現像器が複数搭載されるトレイでは、トレイ全体が重くなる傾向にあり、トレイ引出時に装置が転倒しやすくなってしまう。このような構成のものにおいて、請求項16の構成のように、トレイ引出時に装置本体に生じる負担を効果的に低減する構成を用いるとより有用である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成装置の実施形態1に係るカラーレーザプリンタ1の内部構成を表す概略図である。
1.全体構成
図1に例示するカラーレーザプリンタ1(特許請求の範囲でいう画像形成装置に相当)は、トナー像形成部4と、用紙搬送ベルト6と、定着部8と、給紙部9と、排紙台52と、制御部10とを備え、用紙Pに、外部から入力される画像データに応じた4色の画像を形成する。なお、用紙Pは、特許請求の範囲でいう被記録媒体に相当する。
そして、トナー像形成部4は、4つの現像手段としての現像ユニット51M,51C,51Y,51BKと、これらの現像ユニット51M,51C,51Y,51BKに貯留されたマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(BK)のトナーによる4つのトナー像工程毎に、感光体ドラム3と、帯電器31と、露光器41とを備えている。なお、現像ユニット51M,51C,51Y,51BKは、特許請求の範囲でいう現像器に相当する。
なお、現像ユニット51M,51C,51Yは、ブラックの現像ユニット51BKと同様の構成をなすものであるが、図1では、ブラックの現像ユニット51BKのみ内部構成を代表的に示し、その他の現像ユニット51M,51C,51Yについては概略的に示している。また、図2以降では、これら現像ユニット51M,51C,51Y,51BKを概略的に示すものとする。
トナー像形成部4の感光体ドラム3は、略円筒形状の部材で構成され、4つがほぼ等間隔に水平方向に並び、それぞれ感光体ドラム軸3aを中心として回動可能に配設されている。尚、感光体ドラム3の略円筒形状の部材は、例えば、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものが用いられる。そして、このアルミニウム製の基材は、カラーレーザプリンタ1のグランドラインに接地されている。
また、帯電器31は、いわゆるスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム3に対向して、その幅方向に延設される帯電ワイヤ32と、この帯電ワイヤ32を納めて感光体ドラム3側を開放したシールドケース33とで構成され、この帯電ワイヤ32に高電圧を印加することにより、感光体ドラム3の表面を正極性に帯電させる。また、シールドケース33は、上記感光体ドラム3側の開放部にグリッドを設けた構造となっており、このグリッドに規定の電圧を印加することにより感光体ドラム3の表面がほぼグリッド電圧と同電位に帯電される。なお、図2以降では、帯電器31を省略して示すものとする。
また、露光器41は、各感光体ドラム3に、感光体ドラム3の回転方向の帯電器31より下流側を露光するように配設され、外部より入力される画像データの1色分に応じたレーザー光を光源から出射し、ポリゴンモータ26により回転駆動されるポリゴンミラーの鏡面などによりレーザー光を走査して、感光体ドラム3の表面へ照射する。なお、図1では、ブラックの現像ユニット51BKに対応した露光器41の内部構成を代表的に示し、各現像ユニット51M,51C,51Yに対応する露光器41もこれと同様の構成をなしており、これらについては概略的に示している。なお、図2以降では、全ての露光器41について概略的に示している。
尚、露光器41により、画像データに応じたレーザー光が感光体ドラム3の表面に照射されると、照射された部分の表面電位が低下することにより、感光体ドラム3の表面には、静電潜像が形成される。
現像ユニット51M,51C,51Y,51BKは、現像ユニット51BKにて代表的に示すように、それぞれ、トナーを収納する現像ユニットケース55に、現像ローラ50を備えた構成で、感光体ドラム3の回転方向に対して露光器41より下流側に現像ローラ50が感光体ドラム3に接するように配設される。そして、各現像ユニット51M,51C,51Y,51BKは、トナーを「+」(正極性)に帯電させ、均一な薄層として感光体ドラム3へ供給して、現像ローラ50と感光体ドラム3との接触部において、感光体ドラム3上に形成された「+」(正極性)の静電潜像に対して、「+」(正極性)に帯電したトナーを反転現像方式で現像して画像(現像剤像)を形成する。
尚、現像ローラ50は、導電性シリコーンゴムなどを基材として円柱状に構成され、表面にフッ素を含有した樹脂、又は、ゴム材のコート層が形成されている。
また、現像ユニットケース55に収納されるトナーは、正帯電性の非磁性1成分トナーであり、現像ユニット51M,51C,51Y,51BKに応じて、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのトナーが収容されている。
また、給紙部9は、装置の最下部に設けられており、用紙Pを収容する収容カセット91と、用紙Pを送り出すピックアップローラ92とを備えた構成をなしている。そして、収容カセット91に収容された用紙Pは、ピックアップローラ92により、給紙部9から1枚ずつ取り出され、搬送ローラ99等を介して用紙搬送ベルト6に送られる。なお、収容カセット91は、特許請求の範囲でいう収容部材に相当する。
また、用紙搬送ベルト6は、用紙Pを上面に担持した状態で、一体的に走行するように無端状に構成され、駆動ローラ62と従動ローラ63に架け渡されており、各感光体ドラム3と対向する位置の近傍には、転写ローラ61がそれぞれ設けられている。
図1に示すように、用紙搬送ベルト6は、駆動ローラ62の回動により、感光体ドラム3と対向する側の表面6aが、図中左方向から図中右方向へ移動して、搬送ローラ99から送られて来る用紙Pを、感光体ドラム3との間へ順番に搬送して定着部8へ送るようになっている。
転写ローラ61は、図示しない定電流源が接続可能とされ、トナーを被転写部材(用紙P)に転写する際には、この定電流源により転写ローラ61と感光体ドラム3との間にトナーの帯電極性と逆極性の転写バイアスが印加されて、感光体ドラム3上に形成されたトナー像(特許請求の範囲でいう現像剤像)を用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pに転写するように構成されている。
定着部8は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とから構成され、4色のトナー像を坦持した用紙Pを、加熱ローラ81及び加圧ローラ82によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、トナー像を用紙Pに定着させる。
また、カラーレーザプリンタ1の上面には排紙台52が形成されている。この排紙台52は、定着部8の排紙側に設けられており、定着部8から排出される用紙Pを収容する。
次に、カラーレーザプリンタ1における用紙Pへの画像形成動作について説明する。まず、図1に示す給紙部9からピックアップローラ92により用紙Pが1枚供給され、搬送ローラ99を介して用紙搬送ベルト6へ送られる。
次に、図1中一番左側の感光体ドラム3(即ち、マゼンタ色用の現像ユニット51Mに対応する感光ドラム3)の表面が、帯電器31により所定電圧に一様に帯電され、露光器41により、マゼンタ色用の外部から入力された画像データに対応して露光されて、露光された部分のみ電位が下がり静電潜像が形成される。次に、この感光体ドラム3の表面に現像ユニット51Mにおいて、正の現像バイアスが印加されている現像ローラ50から正極性に帯電されたマゼンタトナーが供給され、静電潜像が形成されて現像バイアスより電位が低くなっている箇所にのみマゼンタトナーが付着して現像が行われる。そして、このようにして形成された「+」(正極性)に帯電されたトナー像は、用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pの表面上に、負極性の転写バイアスが印加された転写ローラ61により転写される。この転写が行われた後、用紙Pには、転写ローラ61により用紙Pに転写された「+」(正極性)に帯電されたマゼンタトナーが付着する。
次に、用紙Pが、シアントナー、イエロートナー、及びブラックトナー用それぞれの感光体ドラム3と対向する位置へ順番に搬送され、マゼンタトナーと同様の手順で、トナー像が感光体ドラム3の表面に形成されて、転写ローラ61により用紙Pに重ね合わされる。最後に、用紙P上に形成された4色のトナー像は、定着部8において用紙P上に定着され、排紙台52上に排出される。
2.トレイ
次に、トレイについて説明する。
なお、図2は、カラーレーザプリンタ1の正面断面(図1のA−A付近の断面)について、一部の部品を省略して概略的に示すものである。図3(a)ないし(c)は、トレイを引き出す流れを説明する説明図である。図3(a)は、図1の状態を概略的に示すものであり、図3(b)(c)では、装置内部を側方からみた概略図に加え、壁部の一部断面を概念的に付して示している。
本実施形態にかかるレーザプリンタ1では、用紙Pを収容する収容カセット91の上方において、現像ユニット現像ユニット51M,51C,51Y,51BKが搭載されるトレイ11が設けられている。なお、本発明において、「上方」とは鉛直上方のことであり、「下方」とは鉛直下方のことである。このトレイ11は、図2に示すように、ガイド溝20に支持される構成をなし、このガイド溝20に沿ってスライドするように構成されている。また、このトレイ11は、収容カセット91とは独立して変位可能とされており、収容カセット91を装置本体1aの内部に残したまま、装置本体1aに対して引き出し可能とされている。
本実施形態にかかる構成では、トレイ11における引出方向上流側の端部において一対の突起部12(図3(b)、(c)も参照)が設けられており、この突起部12を支持するようにガイド溝20が設けられている。突起部12は、図2に示すように、トレイ11の両側壁において、幅方向外側に突出する構成をなしている。
ガイド溝20は、図3(b)(c)にて概念的に示すように、本体ケーシング2に固定された壁部71,72(図2)において、載置面Fとほぼ平行となる方向に沿って溝状に形成されている。図2の例では、ガイド溝20は、トレイ11における突起部12以外の下端部(具体的には下端部における幅方向両端部)をも支持する構成をなしている。この構成により、トレイ11がガイド溝20に沿って移動可能とされ、ユニット10全体を載置面Fに沿って引き出すことができるようになっている。
トレイ11を含んだユニット10全体を引き出す際には、まず、図3(a)の状態から、本体ケーシング2の前面部において開閉可能に配されるフロントカバー2aを開放する。これにより、図3(b)のように、装置本体1aに形成された開口部30を露出させることができ、開口部30を介してトレイ11にアクセス可能となる。そして、この図3(b)の状態から、突起部12が揺動支持部12と係合する位置までトレイ11を引き出すことで、ユニット10全体が本体ケーシング2の外部に移動することとなる。
揺動支持部100は、一対の突起部12をそれぞれ支持するように一対設けられており(図3では一方のみ例示)、この揺動支持部100の存在により、突起部12を中心としてトレイ11全体(ひいてはユニット10全体)を揺動させることができるようになっている。具体的には、ユニット10全体を本体ケーシング2から引き出した後、ユニット10の引出方向下流側を下方(載置面F側)に揺動させることで、図3(c)に示すように、トレイ11の下流側の一部(具体的には角部11a)が、当該カラーレーザプリンタ1を載置する載置面Fに直接的に支持されることとなる。即ち、上流側に形成された突起部12が揺動支持部100にて支持され、下流側の角部11aが載置面Fにて支持される傾斜状態となる。なお、ここでいう「直接的に支持される構成」とは、図3(c)に示すように、トレイ11の一部が直接載置面Fに当接する構成のことである。
本実施形態の構成では、トレイ11が本体ケーシング2から引き出された場合、上流側を本体ケーシング2側で支持することができ、下流側を載置面Fを利用して支持することができるため、トレイ11が片持ち状とならず、装置の転倒を効果的に防止できる。特に、本実施形態の構成のように、用紙を収容する収容カセット91の上方においてトレイ11が引き出し可能に配置されるものでは、トレイを片持ち状とすると上方側に大きな力がかかり装置全体が転倒しやすくなるため、本実施形態の特徴部の構成(即ち、図3(c)のように、トレイ11の下流側の一部を載置面にて支持させる構成、あるいは、トレイ11の下流側の一部を下方へ揺動させる構成(図4(b):後述))が有効に機能する。なお、本実施形態では、上記の揺動支持部100が、特許請求の範囲でいう上流側支持部、揺動支持手段に相当し、角部11aが第2被支持部に相当する。
また、揺動支持部100は、装置本体1aにおける本体ケーシング2aに対し、トレイ11の引出方向下流側(即ち前方側)に突出する使用位置(図3(b)での位置)と、本体ケーシング2内に収容される退避位置(図3(a)での位置)とで変位可能とされている。具体的には、図3(a)のような退避位置にある場合、揺動支持部100は、ばね部材40によりスライド方向に付勢されつつフロントカバー2aによって前方を支持され、フロントカバー2aが開放すると、前方の支持が解除され、ばね部材40により図3(b)のような使用位置に変位するようになっている。この構成により、トレイ11を揺動させない場合には、揺動支持部100を本体ケーシング2の内部に収容しておくことができ、装置をコンパクトにできることとなる。なお、ここに示す構成はあくまで一例であり、本体ケーシング2の外部に突出する使用位置と、本体ケーシング2の内部に収容される退避位置とで変位可能な構成であれば他の構成を用いてもよい。例えば、回動により、使用位置と退避位置に変位する構成などであってもよい。
さらに、本実施形態の構成では、トレイ11における引出方向上流側の端部に第1被支持部たる突起部12が設けられており、かつ揺動支持部100が、装置本体1aにおけるトレイ引出方向下流側の端部に設けられているため、装置本体1aの内部における、揺動に必要となるスペースが小さくなっている。従って、揺動のための構成によって他の構成が制約を受けにくく、装置構成の自由度を高めやすくなっている。
また、本実施形態に係る構成では、揺動支持部100の存在により、装置本体1aから引き出された状態において、トレイ11における突起部12よりも下流側の部分が下方へ揺動可能とされているため、トレイ11が水平方向に引き出されたままの片持ち状態に比べ、揺動によりトレイ11の重心を装置本対側に近づけることができるようになっている。従って、図4(a)のように、トレイ11の下流側の一部を支持できないような構成であったとしても、ユニット10全体を揺動支持部100にぶら下げるようにして片持ち状の場合よりも転倒しにくい支持が可能となる。即ち、片持ち状に引き出す場合と比較して、装置本体1aに生じるモーメントを小さくすることができるため、装置がひっくり返りにくく、装置の転倒を効果的に抑制できる構成となっている。
このように、本実施形態に係る構成では、トレイ11の揺動により、図4(a)のように、トレイ11を装置本体1aに近づけた位置でぶら下げたり、或いは図3(c)のようにトレイ11の引出方向下流側の一部を載置面上に支持することが可能となり、いずれの支持方法を用いても片持ち状に保持する場合よりも倒れにくい安定した支持が可能となる。
また、トレイ11は、図3(c)、図4(a)のように、揺動支持部100にて支持可能とされる一方で、図4(b)に示すように、装置本体1aから取り外し可能とされている。即ち、揺動支持部100の上方が開放されており、図3(c)、或いは図4(a)の状態からユニット10全体を上方に移動させることにより、トレイ11を装置本体1aから取り外せるようになっている。このように構成されているため、トレイ11内部の収容物(実施形態1では現像器)にアクセスしやすくなり、メンテナンス時の作業性が高まることとなる。
また、上述したように、トレイ11には、現像器たる現像ユニット51M,51C,51Y,51BKが搭載されているが、このように交換頻度の高い現像器がトレイ11に搭載される構成では、トレイ11の引き出し頻度も高くなる。本実施形態の構成では、このような構成のものにおいて、転倒防止が図られているため、作業者がトレイ引き出しの際の都度転倒を気にしなくてもよく、作業者にとって非常に使い勝手のよい構成となっている。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図5ないし図8を参照して説明する。図5(a)は、実施形態2のカラーレーザプリンタの構成を概略的に示す側断面図であり、図5(a)ないし(c)にて、トレイを引き出す流れを説明している。 図5(b)、(c)では、装置内部を側方からみた概略図に加え、壁部の一部断面を概念的に付して示している。また、図6は、トレイを載置面にて支持する様子を示す説明図であり、図7はクリック機構を説明する説明図、図8は、抵抗付与機構を説明する説明図である。なお、本実施形態の構成では、図7に示すクリック機構120と、図8に示す抵抗付与機構130とを共に備えているが、説明の便宜上、図7では抵抗付与機構を省略して示し、図8ではクリック機構を省略して示している。また、本実施形態の構成は、トレイを揺動させるための構成が実施形態1と異なり、それ以外の部分は実施形態1と同様である。従って、同様の部分については実施形態1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略するものとする。
図5(a)に示すように、本実施形態においても、収容カセット91の上方に、現像ユニット51M,51C,51Y,51BKが配置され、図5(b)のようにこれらを搭載するトレイ11が配置されている。そして、図5(b)、(c)に示すように、収容カセット91を装置本体1a内に残したまま、装置本体1aに対してトレイ11を引き出すことができるように構成されている。また、このトレイ11における引出方向上流側には突起部12が設けられており、装置本体1aには、突起部12を支持可能なガイド溝30が設けられている。ガイド溝30は、実施形態1と同様の壁部(図5では一方の壁部71のみ図示)に形成されている。
装置本体1aにおける引出方向下流側の端部(具体的には、ガイド溝30の下流側の端部付近)には、突起部12を中心としてトレイ11を揺動可能に支持する揺動支持部200が設けられており、この揺動支持部200の存在により、本実施形態においても、トレイ11を、装置本体1aから引き出しつつ、下流側部分を下方へと揺動できるように構成されている。
そして、この下方への揺動により、図6のように、トレイ11が他部材を介して間接的に載置面上に支持可能とされている。具体的には、トレイ11の下流側下端部に凸部材17が取り付けられており、この凸部材17を介してトレイ11が載置面Fに支持される構成をなしている。凸部材17は、トレイ11における幅方向の両端の位置にそれぞれ一対設けられており、トレイ11を、幅方向のバランスを保った状態で支持している。なお、このようにせずに、実施形態1のようにトレイ11が直接載置面に支持されるようにしても勿論よい。逆に、実施形態1の構成に、本実施形態の凸部材17と同様の凸部材を設けてもよい。
図7(a)に示すように、揺動支持部200には、トレイ11の引出方向において、トレイ11が装置本体1aに装着される装着位置から、揺動支持手段による支持に基づいて揺動可能となる揺動位置までの間で引出方向への引抜き力に変化を与えるクリック機構120が設けられている。このクリック機構120は、軸121aを中心として揺動可能な揺動部材121と、この揺動部材121を付勢可能なばね部材122とを有している。図7(a)では、ばね部材122が自然状態とされ、この状態では、揺動部材120に形成された凸部121bが、上下方向においてガイド溝30と重なるように突出している。そして、図7(b)のようにトレイ11の引き出しに伴って突出部12が下流側に移動すると、揺動部材121がばね部材122の付勢に抗して上方に移動することとなるが、この際、ばね部材122と凸部121bによって移動に際し負荷が加えられ、作業者はこの負荷によってトレイが端部近くまで移動したことをまず知ることができる。さらにトレイ11の移動が進むと、図7(c)のように突出部12が揺動部材121の凸部121bよりも下流側に移動し、トレイ11の揺動可能位置に到達する。ガイド溝30の端部には、断面円弧状の受部30aが形成されており、この位置に至ることにより突出部12は回転可能となる。この回転可能位置では負荷がなくなるため、作業者はこの負荷変動によりトレイ11が揺動可能位置に至ったことを知ることができる。このようにクリック機構120が構成されることで、作業者はクリック感を得つつ揺動位置を的確に知ることができることとなる。なお、クリック機構120は、特許請求の範囲でいう変化手段に相当する。
なお、本実施形態では、突出部12に一対の平坦部12a、12bが形成されており、この平坦部12a、12bがガイド溝30にはまり合うようになっている。図7(a)(b)のように、突出部12が端部に至っていない状態では、この平坦部12a、12bとガイド溝30の嵌合により回転が不能となり、図7(c)のように突出部12が受部30aにまで至ると、この嵌合が解除され、突出部12が回転可能となる。
また、揺動支持部200においては、図8に示すように、トレイ11が揺動する際に、当該トレイ11の揺動に抗する力を付与する抵抗付与機構130が設けられている。抵抗付与機構130は、軸131aを中心として回動する回動部材131と、回動部材131を付勢するばね部材133とを有している。また、トレイ11の上流側には延出部11bが形成され、延出部11bには、第2突出部125が形成されている。図8(a)(b)(c)のようにトレイ11が揺動位置で揺動すると、第2突出部125が一対の壁部(ここでは壁部71のみを図示)に形成された溝35に沿って移動する。このとき、第2突出部125は、回動部材131を押し退けながら溝35に沿って移動するようになっており、この押し退けに際しばね部材133から負荷が与えられる。即ち、第2突出部125が溝35を移動している最中は、図8(b)(c)のように、回動部材131がばね部材133により絶えず付勢され、回動部材131と第2突出部125の間に摩擦力が生じる。この摩擦力によりトレイ11の揺動に抗する力が付与されることとなる。このように構成される抵抗付与機構130により、トレイ11の急激な揺動を抑制でき、急激な揺動に起因する不具合を効果的に抑えることができるようになっている。なお、抵抗付与機構130は、特許請求の範囲でいう抵抗付与手段に相当する。
また、トレイ11は、水平状態から上方へ揺動が規制されるようになっている。即ち、図8(a)のような水平状態から更に上方に揺動しようとすると、第2突出部125がガイド溝30における下方側の壁部に当接することとなり、それによりトレイ11の上方への揺動が規制されることとなる。このような構成により、トレイ11が必要以上に上方に揺動することがなく、使い勝手の良い構成となっている。なお、ガイド溝30及び規制部材125が、特許請求の範囲でいう規制手段に相当する。
また、本実施形態の構成でも、トレイ11が水平方向に引き出されたままの片持ち状態に比べ、揺動によりトレイ11の重心を装置本体側に近づけることができるようになっているため、トレイ11の下流側の一部を支持できないような構成であったとしても、図8(c)のように、ユニット10全体を揺動支持部200にぶら下げるようにして片持ち状の場合よりも転倒しにくい支持が可能となる。
このように、本実施形態においても、トレイ11の揺動により、図8(c)のように、トレイ11を装置本体1aに近づけた位置でぶら下げたり、或いは図6のようにトレイ11の引出方向下流側の一部を載置面上に支持することが可能となり、いずれの支持方法を用いても、片持ち状に保持する場合よりも倒れにくい安定した支持が可能となる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について、図9を参照して説明する。
なお、図9(a)は、実施形態3に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図であり、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を概略的に説明する説明図である。
本実施形態でも、トレイ11が他部材を介して間接的に支持可能とされる例を示しており、具体的には、装置本体1aから引き出されたトレイ11の第2被支持部(脚部105によって支持される部分)を、載置面Fに当接した状態で支持する脚部105が設けられている。脚部105は、特許請求の範囲でいう下流側支持部に相当する。脚部105は、トレイ11における幅方向の両端側にそれぞれ一対設けられており、トレイ11を、幅方向のバランスを保った状態で支持している。なお、図9(c)では、手前側の脚部105のみを図示している。
本実施形態の構成では、フロントカバー2aが図9(a)の閉塞状態から図9(b)のように90°まで回転する構成をなしており、その位置よりも下方に回転しないように構成されている。一方、脚部105はばね部材109により下方側に付勢されており、この付勢により、脚部105が載置面Fに当接した状態で、トレイ11がほぼ水平状態に維持されるようになっている。そして、図9(c)のように、90°回転したフロントカバー2aの先端部により脚部105が支持される構成をなし、脚部105がより安定する構造となっている。なお、ここではトレイ11の幅方向両端に一対の脚部105が設けられる例を示したが、脚部の数は3以上であってもよく、トレイ11の幅方向所定領域に亘る単一の脚部であってもよい。
本実施形態の構成では、脚部105が折り畳み可能に構成されており、かつ、不使用時には装置本体1aに収容される構成をなし、装置のコンパクト化を図ることができるようになっている。
この脚部105は、載置面Fと当接する位置に転動可能な転動部材107が設けられている。そして、この脚部105による支持により、トレイ11は、この脚部105を介して載置面F上に水平状態で支持されることとなる。このように水平状態で支持しうる構成とすると、トレイ11を傾斜させずに済むため、トレイ11をより容易にかつ安定して取り扱うことができる。勿論、本構成により装置本体の転倒防止を図ることができる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4について、図10を参照して説明する。
図10(a)は、実施形態4に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図であり、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を説明する説明図である。
本実施形態でも、トレイ11が他部材を介して間接的に支持可能とされる例を示しており、実施形態3と同様に、装置本体1aから引き出されたトレイ11の第2被支持部(脚部110によって支持される部分)を、載置面Fに当接した状態で支持する脚部110が設けられている。
本実施形態の脚部110は、トレイ11から下方に延出するように、トレイ11と一体形成されている。また、脚部110は、載置面Fと当接する位置に転動可能な転動部材111が設けられている。また、本実施形態においても、トレイ11は、脚部110を介して載置面F上に水平状態で支持されるようになっている。また、本実施形態では、図10(c)のように、トレイ11全体を、装置本体1aから(具体的には、各現像ユニット51M,51C,51Y,51BKを搭載した状態で)取り外せるように構成されている。
本実施形態の構成でも、脚部110は、トレイ11における幅方向の両端側にそれぞれ一対設けられており(図10(a)ないし(c)では、手前側の脚部110のみを図示)、それぞれの脚部110が、トレイ11を、幅方向のバランスを保った状態で支持している。また、図10の例では、脚部110は、トレイ11の前方位置で開閉可能に配置されるフロントカバー2aの幅方向両側方にそれぞれ配置されており、引出方向上流側に延出する延出部110aを備えている。この延出部110aは、トレイ11を保持すると共に、フロントカバー2aの側方において装置本体1aに出し入れされるようになっている。そして、フロントカバー2aが開放する状態では、トレイ11の前方が開放され、図10(b)のように脚部110とトレイ11が一体的に引き出されることとなる。延出部110aとトレイ11とは着脱可能とされており、図10(c)のように引き出されると、上述のようにトレイ11をまるごと取り外せることとなる。
なお、ここでは、脚部110とフロントカバー2aを別々に構成した例を示したが、脚部110を構成する部品の一部をフロントカバーとして構成してもよい。また、ここでは、トレイ11の幅方向両端側に一対の脚部110が設けられる例を示したが、脚部の数は3以上であってもよく、トレイ11の幅方向所定領域に亘る単一の脚部であってもよい。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5について、図11を参照して説明する。
図11(a)は、実施形態5に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図であり、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を説明する説明図である。
本実施形態の構成は、実施形態4の一部を変形したものであり、図10の脚部110とほぼ同様の構成をなす脚部114が、トレイ11とは別部品として構成され、トレイ11に対して着脱可能に設けられている点が実施形態4と異なり、その他の構成は実施形態4と同様である。本構成では、脚部114を必要に応じて取り外すことができ、状況に応じた適切な利用が可能となる。
脚部114は、トレイ11における幅方向の両端側の位置(より詳しくは、幅方向においてフロントカバー2aよりも外側の位置)においてそれぞれ取り付けられる一対のものであり(図11(a)ないし(c)では、手前側の脚部110のみを図示)、トレイ11を、幅方向のバランスを保った状態で支持する構成をなしている。図11の例では、本体ケーシング2におけるフロントカバー2aの側方に、脚部114を挿入するための図示しないスペースが設けられており、このスペースはフロントカバー2aとは別部品によって開閉可能としてもよく、スペースが小さければ常時開放しておく形態でもよい。また、本実施形態においても脚部114の下方には転動部材115が設けられている。なお、ここでは、トレイ11の幅方向両端側に一対の脚部110が設けられる例を示したが、脚部の数は3以上であってもよく、トレイ11の幅方向所定領域に亘る単一の脚部であってもよい。
<実施形態6>
次に、本発明の実施形態6について、図12を参照して説明する。
装置本体1aに対しトレイ11とは独立して相対変位可能とされる支持機構140が設けられている。本実施形態の構成では、トレイ11を変位させるため機構と下流側支持部を変位させるための機構(即ち、支持機構140を変位させるための機構)とが別々の構成とされている。このようにすると、各々の部品を変位させるための機構を、自由度高く構成しやすくなる。
支持機構140は、折り畳み可能に構成されており、かつ折り畳んだ状態で装置本体1aに収容されるように構成されている。より具体的には、支持機構140の一部がフロントカバー2aとして兼用されており、図12(b)のようにフロントカバー2aを倒すと、フレーム140a,140b、及び支持部140eが上方に飛び出る構成となっている。なお、このようなフレーム140a,140b,支持部140eは、トレイ11の幅方向端部を支持するように一対設けられており、トレイ11を幅方向のバランスを保ちながら支持する構成をなしている。なお、図12の例では手前側のフレーム140a,140b,支持部140eのみを例示している。
支持機構140のフレーム140a、140bは、ばね部材140c,140dによって付勢されており、支持状態では、図12(b)(c)のようにトレイ11を受ける支持部140eを押し上げる付勢状態で維持される。この状態で、トレイ11が引き出されることにより、図12(c)のように、トレイ11が載置面F上にて水平状態で支持されることとなる。一方、ばね部材140c,140dの付勢に抗してフレーム140a、140b、支持部140eを折り畳み、フロントカバー2aを閉塞することで、図12(a)のように、支持機構140の全体が装置本体1aの内部に収容されることとなる。なお、図12では図示していないが、支持機構140の上端に転動部材を設けるようにしてもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置は、上記実施形態のようなカラーレーザプリンタ以外の印刷装置であってもよく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機などであってもよい。
(2)被記録媒体は、用紙などの紙製の被記憶媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい。
(3)上記実施形態では、特許請求の範囲でいう「トレイ」の例として、現像器が搭載されるトレイを例示したが、被記録媒体を収容する収容部材の上方に引き出し可能に配置される構成であれば、上記実施形態の構成に限定されない。例えば、図13に示すように、フロントカバー付きのトレイ(即ち、トレイの一部がフロントカバー15として機能する構成)に本発明を適用してもよい。図13 (a)は、フロントカバー付きのトレイに本発明の概念を適用した例を概略的に示す側断面図であり、(b)、(c)はこの構成においてトレイを引き出す様子を説明する説明図である。また、図14のように、ベルトユニットが搭載されるトレイに本発明の概念を適用してもよい。また、このような構成に限らず、現像器以外の部品を搭載するトレイなどであってもよい。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を概略的に示す側断面図 図1に示すカラーレーザプリンタの正面断面を概略的に示す断面概略図 トレイを引き出す流れを説明する説明図 (a)はトレイを揺動支持部にぶら下げた様子を説明する説明図、(b)はトレイを取り外す様子を説明する説明図 (a)は、実施形態2に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図、(b)、(c)はトレイを引き出す流れを説明する説明図 実施形態2の構成に関し、トレイを載置面にて支持する様子を説明する説明図 クリック機構を説明する説明図 抵抗付与機構を説明する説明図 (a)は、実施形態3に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を説明する説明図 (a)は、実施形態4に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を説明する説明図 (a)は、実施形態5に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を説明する説明図 (a)は、実施形態6に係るカラーレーザプリンタを概略的に示す側断面図、(b)、(c)はトレイを引き出す様子を説明する説明図 フロントカバー付きのトレイに本発明を適用した様子を説明する説明図 ベルトユニットを搭載可能なトレイに本発明を適用した様子を説明する説明図
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
1a…装置本体
2…本体ケーシング
11…トレイ
11a…角部
12…突起部(第1被支持部)
20…ガイド溝(上流側支持部)
51M,51C,51Y,51BK…現像ユニット(現像器)
91…収容カセット(収容部材)
100…揺動支持部(上流側支持部、揺動支持手段)
110,114…脚部(下流側支持部)
111,115…転動部材
120…クリック機構(変化手段)
125…被ガイド部(規制手段)
130…抵抗付与機構(抵抗付与手段)
140…支持機構(下流側支持部)
F…載置面
P…被記録媒体

Claims (19)

  1. 被記録媒体を収容する収容部材と、
    前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、
    前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、
    前記装置本体から引き出された前記トレイの前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部を、前記載置面に当接した状態で支持する下流側支持部と、
    を有し、
    前記下流側支持部は、前記装置本体に対し前記トレイとは独立して相対変位可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 被記録媒体を収容する収容部材と、
    前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、
    前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、
    前記装置本体から引き出された前記トレイの前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部を、前記載置面に当接した状態で支持する下流側支持部と、
    前記第1被支持部を中心として前記トレイを揺動可能に支持する揺動支持手段と、
    を有し、
    前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側が下方へ揺動することにより、前記第2被支持部が前記載置面に前記下流側支持部を介して間接的に当接する構成をなすことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記下流側支持部は、前記装置本体に収容される構成をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記下流側支持部は、前記装置本体に対してスライド可能に構成されており、前記載置面と当接する位置に転動可能な転動部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記下流側支持部は、前記トレイから下方に延出するように設けられる脚部からなることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記脚部は、前記トレイに対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記トレイは、前記下流側支持部を介して前記載置面上に水平状態で支持されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 被記録媒体を収容する収容部材と、
    前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、
    前記トレイが前記装置本体から引き出された状態で、前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を中心として前記トレイを揺動可能に支持する揺動支持手段を備える上流側支持部と、
    を備え、
    前記トレイは前記装置本体から引き出された状態から前記第1被支持部よりも下流側が下方へ揺動するにつれて重心が前記装置本体側に近づくことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記トレイにおける引出方向上流側の端部に前記第1被支持部が設けられており、
    前記装置本体における前記引出方向下流側の端部に前記揺動支持手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記トレイの引出方向において、前記トレイが前記装置本体に装着される装着位置から、前記揺動支持手段による支持に基づいて揺動可能となる揺動位置までの間で前記引出方向への引抜き力に変化を与える変化手段を備えたことを特徴とする請求項2、又は請求項8ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記トレイが揺動する際に、当該トレイの揺動に抗する力を付与する抵抗付与手段が設けられていることを特徴とする請求項2、又は請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記トレイが水平状態から上方へ揺動することを規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項2、又は請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記揺動支持手段は、前記装置本体の本体ケーシングに対し、前記トレイの引出方向下流側に突出する使用位置と、前記本体ケーシング内に収容される退避位置とで変位可能とされていることを特徴とする請求項2、又は請求項8ないし請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記トレイは、前記装置本体から取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記トレイには、現像器が搭載されていることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記トレイには、それぞれ異なる色の現像剤像を用いた現像を行う複数の現像器が搭載されていることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 被記録媒体を収容する収容部材と、
    前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、
    前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、
    前記第1被支持部を中心として前記トレイを揺動可能に支持する揺動支持手段と、
    を有し、
    前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側が下方へ揺動することにより、前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部が前記載置面に直接的又は他部材を介して間接的に当接する構成をなすことを特徴とする画像形成装置。
  18. 装置本体の最下部に設けられ、被記録媒体を収容する収容部材と、
    前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、
    前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、
    を有し、
    前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部が、当該画像形成装置の載置面に直接的に、又は他部材を介して間接的に支持可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  19. 被記録媒体を収容する収容部材と、
    前記収容部材の上方に配置され、前記収容部材を装置本体内に残したまま、前記装置本体に設けられた開口部を介して、前記装置本体に対して引き出し可能なトレイと、
    前記装置本体に備えられ、かつ、前記開口部を覆う閉塞状態と、前記開口部を露出する開放状態とに移動可能に設けられ、前記解放状態のときに、前記トレイを引き出し可能にするカバーと、
    前記トレイにおける引出方向上流側の第1被支持部を支持可能な上流側支持部と、
    を有し、
    前記カバーは、前記トレイの幅方向端部を支持する支持機構が設けられ、
    前記トレイは、前記装置本体から引き出された状態で、前記第1被支持部よりも下流側の第2被支持部が、前記支持機構によって支持可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
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