JPH04159533A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04159533A
JPH04159533A JP2286558A JP28655890A JPH04159533A JP H04159533 A JPH04159533 A JP H04159533A JP 2286558 A JP2286558 A JP 2286558A JP 28655890 A JP28655890 A JP 28655890A JP H04159533 A JPH04159533 A JP H04159533A
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JP
Japan
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process cartridge
toner
gear
image
image forming
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Pending
Application number
JP2286558A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Shizuo Morita
森田 静雄
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式により像担持体上にトナー像を
形成し、転写材上に転写して画像を得るようにした画像
形成装置に関する。特に、像担持体と現像手段、クリー
ニング手段の少なくとも一方とを一体化したプロセスカ
ートリッジを着脱自在に設けたプリンタ、複写機、ファ
クンミリ等の画像形成装置に関する。
〔従来技術〕
プリンタや複写機などの画像形成装置の小型化、軽量化
あるいは高機能化などにともない、画像形成装置の高密
度化、複雑化が進んでいる。一方、一般ユーザーである
オペレータでも簡単に保守・管理が行えるように、像担
持体と現像手段、クリーニング手段の少なくとも一方と
を一体化したプロセスカートリッジを有する画像形成装
置が開発された。
このプロセスカートリッジを有するプリンタや複写機な
どの画像形成装置は、プロセスカートリッジ内の像担持
体などが消耗、劣化した場合、そのプロセスカートリッ
ジ自体を交換することにより、専門知識を有しないオペ
レータ自身が画像形成装置の保守・管理を容易に行うこ
とができるというものである。そのために、装置本体に
プロセスカートリッジの案内部材が設けられており、プ
ロセスカートリッジをこの案内部材に沿って挿入するだ
けで最適な画像が得られるように装填できる。
このような場合従来の装置においては、プロセスカート
リッジの挿入方向と転写材の装填方向とは直交していた
ため、プロセスカートリッジの取り扱い方向と転写材の
取り扱い方向が異なり、これら作業か面倒であったばか
りでなく、画像形成装置を設置するための空間的制約が
大きくならざるを得なかった。さらに、メインテナンス
の場合も作業空間を大きくとる必要があった。
これら欠点を解決すべく特開昭61−279870号公
報が提案された。すなわち、転写材の装填方向と上部筐
体に設けられたプロセスカートリッジの着脱方向を一致
させることにより、消耗品の取り扱いや操作を容易にす
ると共に、作業空間の制約を小さくすることのできる画
像形成装置が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭61−279870号公報に開示されて
いる画像形成装置は、プロセスカートリッジを交換する
際には、上部筐体を開放してオペレータ自身がプロセス
カートリッジを上部筐体から引き出し、さらに、取り出
さなけれはなら(71゜そのため、その作業は非常(こ
面倒であるはかりでなく、プロセスカートリッジか重い
、あるいは大きいとオペレータはかなりの力を必要とす
る。さらに、ジャムが発生した場合には、狭い場所に手
を入れて転写材を取り除く必要があり、いくら上部筐体
を開放したとしても、十分な作業スペースを確保するこ
とができず、そのジャム処理作業は困難なものとなり、
しかも、トナーで汚れた部分や像担持体に直接子が触れ
ることがあった。また、その作業スペースを確保するた
めに、プロセスカートリッジを移動若しくは取り外すに
しても、オペレータ自身が上部筐体からプロセスカート
リ・ノジを大きく引き出す必要があり、そのような取外
し作業や装填作業は周辺をいためずに慎重な取扱いが要
求されこれら作業は煩わしく細かい神経使わねばいけな
いものとなり、従って熟練者でなければジャム処理を安
全に行うことができないという欠点を有している。
また、レーザ書き込みユニットにはレーザ光の照射口が
ありそこを通って感光体面に照射書き込みが行われるが
、前記照射口にはユニ7ト内へ飛散トナー等の微粉が入
らないように防塵ガラスか施されている。これによって
レーザ書き込みユニット内の汚染は防がれるが、防塵ガ
ラスの表面はトナー等の塵埃によってかなり汚されるこ
とになる。
このような防塵ガラス面を通って感光体面に書き込み照
射が行われると高画質の画像形成がさまたげられるとい
う欠点もでてくる。
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、本
発明の目的は、プロセスカートリッジの移動や交換が簡
単な操作で行うことができ、かつ、搬送不良等の故障ト
ラブルがおきても初心者で充分対処できるようなメイン
テナンス性に優れ故障時処置操作が簡単確実に行えるよ
うにした画像形成装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、下記の技術手段によって達成される。
一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド可能に
設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジか、転
写体の搬送トラブル発生時及び/又は保全点検の必要時
に水平方向又は斜め上方に一定量のリリースを行うこと
に連動して、該プロセスカートリッジ上に設けた清掃部
材が本体に配設されたレーザ書き込み系ユニットの防塵
ガラス面を摺動するようにしたことを特徴とする画像形
成装置。
〔実施例〕
次に、本発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断面
を左側面から示したものである。装置本体10は、その
前面に操作パネル1■と開閉自在の上部カバー12、ト
ナー供給カバー13、前面カバー14等によってかこま
れ、内部には着脱自在のプロセスカートリッジ15と給
紙カセット16が収納されている。
第1図において、像担持体である感光体ベルトl7は、
可視性のベルト表面に感光層を塗設したもので、駆動ロ
ーラ18と従動ローラ19の間に張設されている。駆動
ローラ18は、装置本体10に設けられたギヤと噛合し
ている駆動ギヤを介して回転しく後述する)、感光体ベ
ルト17を時計廻り方向に搬送する。また、間隔保持部
材20により、現像器23a〜23dと感光体ベルト1
7どの距離を一定に保ち、安定して良好な画像を形成す
ることを可能としている。本実施例では、像担持体とし
て感光体ベルト17を用いているが、本発明はこれに限
られるものではなく、感光体ドラム等感光層を有する既
存の像担持体にも適用できる。
感光体ベルト17の周囲には、帯電手段211露光手段
22、現像手段23a〜23d、転写手段24およびク
リーニング手段25が配設されている。
そして、露光手段としてのレーザ書き込み系ユニット2
2の露光窓229は本体側に固設されているが浮遊飛散
トナーによって汚されがちである。
帯電手段は、感光体ベルト17の表面上の感光層を所定
極性で均一に帯電させるために設けられており、コロナ
帯電器、スコロトロン帯電器なと既存の帯電器21であ
り、OPC感光体に対してはスコロトロン帯電器か好ま
しく用いられる。
露光手段は、半導体レーザ書き込み系ユニット22であ
り、帯電器21により帯電した感光体ベルト17の表面
を露光して静電潜像を形成する。
現像手段は、異なる色の現像剤、例えはイエロー、マセ
ンタ、シアンおよびブラックの各色トナー(現像剤)を
それぞれ収容した複数個の現像器23a〜23dである
。これら各現像器23a〜23dは、感光体ベルト17
と所定の間隙を保つ現像スリーブ231a〜231dと
各色トナーを撹拌する撹拌スクリュ232 a〜232
dを備え、感光体ベル1−17上の静電潜像をトナー像
に非接触現像法により顕像化する機能を有している。こ
の非接触現像法は、接触現像法と異なり、感光体ベルト
17上に形成された先のトナー像を損なわないことと、
感光体ベルト17の移動を妨げないので、良好なカラー
画像を得ることかできる。現像手段は、本実施例のよう
に異なる4色のトナーを用いるカラー現像に限らず、単
色、2色あるいは3色のトナーを用いてもよく、この場
合の現像手段はトナーの色の数だけの現像器を感光体ベ
ル1−17の周囲に配設すれはよい。
転写手段は、転写コロナ放電器なとの転写極24により
、感光体ベルト17上に形成されたトナー像を転写材上
に転写する。この転写手段として、転写極24のかわり
に転写ドラムなど既存の転写部材を用いてもよい。
クリーニング手段25は、クリーニングブレード251
を有しており、画像形成プロセス中は感光体ベルト17
の表面より離間した位置に保たれ、転写材にトナー像を
転写後のクリーニング時にのみ感光体ベルト17表面に
圧接して感光体ベルト17をクリーニングするように設
けられている。
回収ボックス26は、クリーニング手段25により除去
された感光体ベルト17上の残留トナーを廃トナースク
リュー261によってトナー回収管262を経て回収し
、収容するだめのものである。
本実施例においては、上述したプリンタの画像形成部を
構成する感光体ベルト17、帯電器21各色トナーを収
容した現像器23a〜23d1 クリーニング手段25
およびトナー回収ボックス26の各プロセス部か一体の
プロセスカートリッジ15内に収められてユニット化さ
れ、装置本体1oに対して一括して着脱することかでき
る。しかし、プロセスカートリッジ15内にユニット化
されるプロセス部はこれに限られるものではなく、少な
くとも感光体ベルト17と現像器23a〜23d若しく
は感光体ベル]・17とクリーニング手段25がユニッ
ト化されていればよく、その他プロセス部が一緒にユニ
ット化されてもよい。
上述の構成を有するカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
まず、プロセスカートリッジ15は第1の位置に装填さ
れており、画像形成が可能な状態である。
そして、装置本体IOとは別体の画像読み取り装置から
出力される第1の色の画像信号が前記レーザ書き込み系
ユニット22に久方されると、レーザ書き込み系ユニッ
ト22における半導体レーザー(図示せず)でレーザー
ビームが発生される。そのレーサービームか駆動モータ
(図示せず)により回転されるポリゴンミラー221に
より回転走査され、fθレンズ222、ンリンドリカル
レンズ224および3枚のミラー223を経て、予め帯
電器21によって所定の電荷に一様帯電させられた感光
体ベルト17の周面上に投射され輝線を形成する。
一方、副走査方向に関しては、感光体ベル1−17の特
定位置に対応したベルトインデックス(図示せず)を検
出して、あるいは、プリント指令信号を受け、この検出
あるいは指令信号を基準にして画像信号による半導体レ
ーザの変調が開始される主走査線が決定される。走査が
開始されると主走査方向に関しては、レーザビームがイ
ンデックスセンサ(図示せず)によって検知されこの検
知された信号を基準にして、第1の色の画像信号による
半導体レーザの変調が開始され、変調されたレーサービ
ームが感光体ベルト17の表面上を走査する。従って、
レーザービームによる主走査と感光体ベルト17の搬送
による副走査により一様帯電された感光体ベルト17の
表面上に第1の色に対応する潜像か形成される。この潜
像は、現像手段のうち第1の色に対応するイエロートナ
ーを収容した現像器23aにより現像されて、感光体ベ
ルトI7の表面上にイエロートナー像か形成される。そ
の後感光体ベルトI7は、その表面上にイエロートナー
像を保持したまま、感光体ベルト17の表面より離間し
ているクリーニングブレード251の下を通過した後、
第2の色の画像形成に入る。
すなわち、イエロートナー像が形成された感光体ベルト
17は、帯電器21により再び一様帯電され、ついで第
2の色の画像信号が前記レーザー書き込み系ユニット2
2に入力され、前述した第1の色の画像信号の場合と同
様に、感光体ベルト17の表面上への書き込みが行われ
潜像が形成される。潜像は第2の色としてマセンタトナ
ーを収容した現像器23bによって現像される。マゼン
タトナー像は、すでに形成されているイエロートナー像
の存在下に形成される。
同様にして、第3の色の画像信号による潜像形成後7ア
ントナーを収容する現像器23cでンアントナー像が形
成され、さらに、第4の色の画像信号による潜像形成後
ブラックトナーを収容する現像器23dで感光体ベル1
−17の表面上にブラックトナー像を重ね合わせて、カ
ラートナー画像が感光体ベルト17の表面上に形成され
る。
これら各現像器23a〜23dの現像スリーブ231a
〜231dには直流あるいはさらに交流のバイアスが印
加され、基体が接地された感光体ベルト17には非接触
現像(ジャンピング現像)が行われるようになっている
。なお、この非接触現像には、1成分現像剤あるいは2
成分現像剤いずれの現像剤でも用いることができる。■
成分現像剤を用いる場合には、小型化が図れるが、現像
の安定性の点で2成分現像剤を用いる現像法の方が優れ
ているので色再現上好ましい。
上述の如く感光体ベルト17の表面上に形成されたカラ
ートナー画像は、給紙カセット16から給紙ローラ27
により供給されタイミングローラ28により前記カラー
トナー画像とタイミングを合わせた転写材(転写紙)に
転写される。転写器24は、トナーと逆極性の高圧電源
出力を印加して転写を行う。
かくしてカラートナー画像を転写された転写材は、駆動
ローラ18に沿って急激(小径曲率)に方向変換をする
感光体ベル1−17により確実に分離されて、搬送ベル
ト29により上方に搬送される。なお、この搬送ベルト
29には、吸引手段291か備えてあり吸引しなから確
実に上方へ搬送する。そして、転写材は定着ローラ30
によってトナーを溶融固着された後、排紙ローラ311
:より排紙皿を兼用した上部カバー12の上面に排出さ
れる。
一方、転写材へカラートナー画像の転写を終えた感光体
ベルト17はさらに時計方向に搬送されて、本体フレー
ムに設けられた、除電ランプ又は除電極からなる除電装
置或は露光手段を配設した作用部材のブロック102を
すぎ、そこで感光体ベルト17の面の除電等を行った上
で、クリーニングブレード251を圧接状態としたクリ
ーニング手段25によって残留したトナーの除去、清掃
が行われる。
クリーニング終了後は、再びクリーニングブレード25
1か感光体ベルト17から離間して、新たな画像形成の
プロセスに入る。
次に、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプロセ
スカートリッジ移動の駆動系について第2図〜第5図を
参照にして説明する。
第2図は、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプ
ロセスカートリッジ移動の駆動系を右側面から示した図
である。なお、本実施例で示したプロセスカートリッジ
15の駆動系およびプロセスカートリッジ移動の駆動系
は、2個のモータM1、M2を用いて駆動するようにし
たものである。
まず、感光体ベル1−17の駆動系には、モータM1か
らの駆動力が用いられる。ギヤG12はモータM1の軸
のギヤGllに噛合するように配設されている。まt:
、プロセスカートリッジ15が画像形成可能な位置にあ
る時、感光体ベルト17を搬送する駆動ローラ18と同
軸に設けられた駆動ギヤG14は、ギヤG12と一体と
なって回転するギヤG13と噛合する。すなわち、モー
タM1の回転は、ギヤGll。
ギヤG12、ギヤG13を介して、駆動ギヤG14に伝
達されて適当な回転速度に調整され、さらに、駆動ロー
ラ18を同図において反時計廻り方向に駆動ギヤG14
と一体となって回転させて感光体ベルト17を搬送する
次に、現像器23a〜23d1廃トナースクリユー26
1、トナーホッパー35およびプロセスカートリッジ移
動手段の駆動系について第2図、第3図を参照して説明
する。
本駆動系にはモータM2が用いられる。モータM2の回
動力は、モータM2の軸のギヤG21を介してギヤG2
2に伝達される。さらに、ギヤG22と同軸に、かつ、
一体に設けられl;ギヤG23に伝達され、現像器23
a〜23dの駆動系を駆動する。
まず、現像器23a〜23dの駆動系について説明する
ギヤG23に伝達されたモータM2の回動力は、ギヤG
24bおよびギヤG24cに伝達され、また、ギヤG2
5aおよびギヤG25bを介して、ギヤG24aおよび
ギヤG24dに伝達される。さらに、■方向の回転のみ
を伝達するためオープンタイプのバネクラッチC21a
−C21dを介して、ギヤG24a〜G24dと同軸に
、かつ、プロセスカートリッジ15か画像形成可能な位
置にあってはプロセスカートリッジ15に設けられた現
像器駆動ギヤG27a〜G27dと噛合するようにギヤ
G 26a = G 26dが配設されている。そして
、現像器駆動ギヤG27a〜G27dに伝達された回転
力は、プロセスカートリッジ15に設けられたギヤを介
して現像スリーブ231a 〜231dと撹拌スクリュ
ー 232a −2326に伝達して、現像器を駆動す
る。すなわち、モータM2の回転は、ギヤG21、ギヤ
G22、ギヤG23を介してギヤG24bおよびギヤG
24cに伝達し、さらにギヤG25a、ギヤG25bを
介してギヤG24aおよびギヤG24bに伝達し、そし
て、必要に応じてクラッチを接続して現像器駆動ギヤG
 27a −G 27dに伝達して現像器23a〜23
dを駆動する。なお、画像形成中の現像器23a〜23
dの駆動は、画像形成の各色に対応する現像器のみを駆
動し、かつ、後述するプロセスカートリッジ15の移動
の際には現像器231〜23dを駆動しないようにする
とよい。このjこめに、クラ・ンチC21a−C21d
のラチェ・ント(図示せず)に当接する爪を有するそれ
ぞれのカム(図示せず)を位相差をつけ、さらに、どの
クラ7チも接続されないような位置を含めた5つの選択
位置を設けてステップモータ(図示せず)によって制御
するとよい。例えば、各クラッチに対応する4つのカム
の爪を72度の位相差を同軸上に設け、ステップモータ
を72度ずつ回転させることにより、現像器23a〜2
3dのうち1つのみが駆動するかあるいはいずれも駆動
しないように制御することができる。
次に、プロセスカートリッジ15の移動手段について説
明する。
ギヤG22に伝達されたモータM2の回転力は、ギヤG
22と一体となって回動するプーリP21とタイミング
ベルトTBIを介してプーリP22に伝達され、プロセ
スカートリッジ移動手段の駆動系を駆動する。
プロセスカートリッジ移動手段の駆動系に関して、プー
リ22に伝達された回転力は、プーリP22と一体とな
って回転するギヤG28と噛合しているギヤG29に伝
達し、さらに該ギヤG29と噛合しているギヤG30に
伝達される。そして、その回転力は、必要に応じて電磁
クラッチC22を介してギヤG31に伝達される。ギヤ
G31とギヤG32は交差軸歯車であって、ギヤG31
に伝達された回転力をピニオンPに伝達する(第4図参
照)。このピニオンPは、プロセスカートリッジ15の
側面に設けられたラックRと噛合することが可能であり
、ピニオンPの回動とラックRのスライドとによってプ
ロセスカートリッジ15を左右方向に移動させる。
このプロヤスカートリッジ15の移動に関しては、後段
において詳説する。
次に、廃トナーの回収の駆動系について説明する。
プーリP22に伝達されたモータM2の回転力は、必要
に応じて、オーブンタイプのバネクラッチC22Aを介
してプーリP23に伝達され、廃トナースクリュー26
1の駆動系を駆動する。
廃トナースクリュー261の駆動系に関して、該プーリ
P23と一体になって回転するギヤG33とプロセスカ
ートリッジ15の側面に設けられた廃トナースクリュー
駆動ギヤG34とか噛合して、プーリP23に伝達され
た回転力か廃トナースクリュー261を駆動する。廃ト
ナースクリュー261は、クリーニング手段25によっ
て除去された感光体ベルト17上の残留トナーを回転す
るコイルバネを内蔵するトナー回収管262を通してト
ナー回収ボックス26へ搬送する。
次に、トナーホッパー35a〜35clの駆動系につい
て説明する。
プーリP23に伝達されたモータM2の回転力は、タイ
ミングベルトTB2を介してプーリP24に伝達され、
必要に応じてバネクラッチC24を介してギヤG35に
、さらに該ギヤG35と噛合しているギヤG36に伝達
される。そして、必要に応じて、バネクラッチC25a
 = C25dを接続してギヤG36と一体となって回
転するギヤG 37a −G 37clと噛合している
ギヤG 38a −G 38dが回転する。そして、ト
ナーホッパー撹拌部材351a〜351(lかギヤG3
8a”G38dと一緒に回転してトナーホッパー35a
〜35c!内の供給用トナーを撹拌するとともに、ギヤ
G 38a −G 38dと噛合しているギヤG39a
−G39dと同軸に設けられた供給トナースクリュー3
52a〜352dが回転して供給用トナーをプロセスカ
ートリッジ15内の現像器238〜23dに搬送する。
なお、トナーホッパー35a〜35dは、前記現像器2
3a〜23dの駆動と対応して駆動させる。すなわち、
画像形成中の色に対応する現像器か駆動していれば、同
色の供給用トナーを収容しているトナーホッパーだけを
駆動する。この駆動の制御には、バネクラッチC25a
 −C25dが用いられ、現像器駆動の制御と同様にス
テップモータとカム(いずれも図示せず)を用いて行う
ことができる。
なお、本実施例において感光体ベルト17の駆動系と現
像器23a〜23d1廃トナースクリユー2611トナ
ーホツパー35およびプロセスカートリッジ移動手段の
駆動系とは、2つのモータMl、M2を用いて駆動して
いるが、これらの駆動を1つのモータで行ってもよい、
あるいは、プロセスカートリッジ移動手段用に専用モー
タを設けてもよいことはいうまでもない。
次に、プロセスカートリッジ15の移動を第1図のAA
断面の矢視図である第5図と、プロセスカートリッジ1
5の移動を模式的に示した第6図を用いて説明する。
プロセスカートリッジ15にはその側面に移動のための
突出部材36とラックRが設けられ、また、画像形成の
ための駆動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a −
G 27dおよび廃トナースクリュー駆動ギヤG34が
設けられている。
一方、装置本体■0のプロセスカートリッジ収納室内に
は、プロセスカートリッジI5の突出部材36を嵌入さ
れることによりプロセスカートリッジI5を懸吊するガ
イド部材37と、駆動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 
27a −G 27dおよび廃トナースクリュー駆動ギ
ヤG34に対応するギヤG13、ギヤG26a〜G26
clおよびギヤG33が配設されている。また、ピニオ
ンPがプロセスカートリッジ15に設けられたラックR
と噛合可能に設けられている。このようにして、プロセ
スカートリッジ15は水平又はそれに近い斜め方向に移
動可能になる。このような移動方向は該プロセスカート
リッジ15を着脱するにあたって極めて安全で操作性が
よく、また、後述するように移動時トナーホッパー35
と現像器23間のジヨイントを離したときにもプロセス
カートリッジの現像器からトナーがこぼれ飛散したりし
ないという利点が生まれる。さらに、このガイド部材3
7には第1および第2のマイクロスイッチMSl、MS
2が設けられている。この第1および第2のマイクロス
イッチMSI、MS2は、プロセスカートリッジ15の
位置を検出するだめの検出手段である。ここで、第1お
よび第2のマイクロスイッチMSI、MS2は、プロセ
スカートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現像
器駆動ギヤG 27a −G 27d 、廃トナースク
リュー駆動ギヤG34と装置本体10に設けられたギヤ
G13、ギヤG26a−G26d、ギヤG33とが噛合
して画像形成が可能となる第1の位置、および、第1の
位置と比べさらに転写器24から離間した位置すなわち
プロセスカートリッジ15の挿入方向と逆方向に第1の
位置から退避した第2の位置を検出し、その位置信号を
制御部へ出力する。ただし、第2の位置は、プロセスカ
ートリッジ15の重心が装置lO外にならないようにす
るとよい。これは、プロセスカートリッジ15の重心が
装置外にあると、ラックRとビニオンPの噛み合いが悪
くなり、プロセスカートリッジ15の取り出し、挿入が
困難になるためである。これら第1および第2の位置を
検出する位置検出センサは、マイクロスイッチだけに限
られるものではなく、光電スイッチ、磁気スイッチ等を
用いた既存の各種センサを用いてもよい。また、第1お
よび第2のマイクロスイッチMS l、MS2はガイド
部材37に設ける必要性はなく、第1および第2の位置
が検出できればよいので、装置本体10に設けてもよい
まず、プロセスカートリッジ15を取り出す場合、第6
図(a)に示すようにプロセスカートリッジ15が第1
の位置にあり、駆動ローラ18と転写極24とは所望の
距離を保ち(転写部材が転写ドラムの場合は適当な圧着
力を有し)、プロセスカートリッジ15に設けられた駆
動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a −G 27
d 1廃トナースクリユー駆動ギヤG34と装置本体l
Oに設けられたそれぞれを駆動するためのギヤG13、
ギヤG 26a −G 26d 、ギヤG33とは噛合
しており、画像形成か最適に行うことが可能な状態であ
る。また、ラックRとビニオンPとは噛合されている。
前面カバー14を開け、装置本体10の前面に設けられ
た操作パネル11の取り出しボタンを押すと制御部に取
り出し信号が入力される。この時、操作パネル11のプ
リントボタンからのプリント信号および感光体ベルト駆
動部、定着部、排紙部、給紙部などの画像形成プロセス
が作動しているという感光体ベルト駆動信号、定着駆動
信号、排紙駆動信号、給紙駆動信号などの画像形成プロ
セス信号が出ていない状態であれば、制御部はプロセス
カートリッジ移動手段の駆動部であるモータM2および
電磁クラッチC22へ信号を発し、プロセスカートリッ
ジ15を第1の位置から第2の位置に移動さすためにビ
ンニオンPを回転させ、ガイド部材37に沿って第2の
位置の方向へプロセスカートリッジ15を移動させる(
第6図(b)参照)。この際プロセスカートリッジ15
は前述のように精密な径路にガイドされながら移動する
ので周辺をいためたりすることなく移動する。
そして、第6図(c)に示すようにプロセスカートリッ
ジ15が移動すると、第2のマイクロスイッチMS2が
OFFになることによりプロセスカートリッジ15が第
2の位置にまで移動したことを検知して制御部にその信
号を送る。制御部はその信号を受けると、電磁クラッチ
C22を解除するとともにモータM2の回転を止める。
すなわち、プロセスカートリッジ15は、ラックRとビ
ニオンPが噛合した状態で第2の位置で停止し、第1の
位置から第2の位置にまで退避する。
従って、この位置でジャム処理などの作業空間を大きく
確保でき、また、この状態で各相互部材間の距離も大き
く隔離されているため、プロセスカートリッジ15を全
く熟練を要することなく安心して、第2の位置から僅か
に引き出すことによって装置本体lOより容易に取り出
すことが可能になる。
逆に、プロセスカートリッジ15を装置本体10内に挿
入する場合、プロセスカートリッジ15の突出部36を
プロセスカートリッジ収納室内のガイド部材37に沿わ
して挿入載置し、ラックRとビニオンPを噛合させ、プ
ロセスカートリッジ15が第6図(c)に示す第2の位
置にきて、更に、そこを僅か過ぎて第6図(b)に示す
ように前記第2のマイクロスイッチMS2をONさせる
位置までもたらすことは、極めて簡単な操作で、周辺へ
の障害を気にすることなく作業できしかも安全確実に短
時間に完了させることが可能になる。
この状態からプロセスカートリッジ15を画像形成が可
能な第1の位置に移動させるために、第2の位置にある
プロセスカートリッジ15をさらに挿入するか、あるい
は、操作パネル11のセットボタンを押すことにより制
御部にセット信号を入力する。制御部は、このセット信
号が入力されると、モータM2と電磁クラッチC22に
信号を送り、プロセスカートリッジ15を第2の位置か
ら第1の位置に移動させるためにピニオンPを回転(取
り出す場合の回転方向とは逆回転)させ、ガイド部材3
7に沿って第1の位置の方向へプロセスカートリッジ1
5を極めて精巧安全に自動的に移動させる(第6図(b
))。
さらに、プロセスカートリッジ15が移動すると、第6
図(a)に示すように第1のマイクロスイッチMSIに
よりプロセスカートリッジ15が第1の位置にまで移動
したことを検知して制御部にその信号を送る。制御部は
その信号を受けると、電磁クラッチC22を解放すると
ともにモータM2の回転を止める。すなわち、プロセス
カートリッジ15は、第1の位置で停止し、プロセスカ
ートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現像器駆
動ギヤG27a −G 27d 、廃トナースクリュー
駆動ギヤG34と装置本体10に設けられたギヤG13
、ギヤG26a〜G26d、ギヤG33と噛合して、画
像形成が可能な状態となる。この時、プロセスカートリ
ッジ15内の各現像器23a〜23ciのトナー補給口
38a〜38dに対し、対応するトナーホッパ35a〜
35dの各トナー搬送管353a〜353dの先端ジヨ
イント部が自動的に接続してトナーの補給が行われる状
態となる。なお、図示はしないが移動中はジヨイント部
が自動的にはずされシャッタか閉められる。しかし現像
器側の口は、カートリッジが水平又は水平に近い状態に
あるので、上方に開口したままにしておいてもトナーが
こぼれ落ちることがないという利点が生まれる。従って
、プロセスカートリッジ15の交換やジャム処理後、簡
単な操作をするだけでプロセスカートリッジ15が自動
的に挿入されるので、オペレータの煩わしさが大幅に軽
減されるばかりでなく、確実な画像形成の位置にプロセ
スカートリッジI5をセットできる。
一方、上部カバー開放手段を第7図を用いて説明する。
上部カバー12は、上部カバー軸39により軸支されて
いる。また、上部カバー軸39の周りに巻かれている巻
きバネ40と一方が装置本体10に他方が上部カバーに
取り付けられたピン41によって上部カバー12は開放
するように、すなわち同図において反時計方向にバネ付
勢されている。また、ソレノイド42は、上部カバー1
2が閉じているときその上部カバー12を掛止すること
ができるように配設されている。
上述の構成を有する上部カバー開放手段により、画像形
成プロセス中の上部カバー12は、閉じた状態にあり、
また上部カバー12は排出ローラ31により排出される
転写済みの転写材の排出器を兼用している(第7図(a
))。そして、ジャム処理時などの場合、装置本体10
の前面に設けられた操作パネル11の取り出しボタンが
押され、かつ、画像形成プロセス信号が出力されていな
ければ、制御部は前述のようにプロセスカートリッジ移
動手段にプロセスカートリッジI5を移動させるように
移動信号を発するとともに、上部カバー開放手段である
ソレノイド42に開放信号を発する。開放信号を受けた
ソレノイド42は、その軸を後退、すなわち、上部カバ
ー12の掛止を止める。すると、バネ付勢されていた上
部カバー12はその付勢力により開放される(第7図(
b))。
このようにして開放された上部カッ<−12の開放口か
らジャムの原因となった転写材を間単に見付は出し、そ
して容易に取り除くことができる。なお、上部カバー開
放手段は、本実施例だけに限られるものではなく、上部
カバー軸39と反対側に掛止することのできる部材を設
けてもよい。また、上部カバー軸39にギヤと該ギヤと
噛合するモータを設け、制御部からの開放信号が出力さ
れると該モータが回転して上部カバー12を開放するよ
うにしてもよい。この場合、制御部にセント信号が入力
されると該モータが逆方向に回転して上部カバー12を
閉じるようにすることもできる。
以上、説明したプロセスカートリッジ15の移動制御お
よび上部カバー12の開放制御は、第8図に示すように
なる。すなわち、制御部に取り出し信号が入力され操作
パネル11に表示される。この時、その表示に連動して
操作部からのプリント信号および感光体ベルト駆動部、
定着・排紙部、給紙部からそれぞれが駆動しているとい
う感光体ベルト駆動信号、定着・排紙駆動信号、給紙駆
動信号が出ていない状態であれば制御部はプロセスカー
トリッジ移動手段に移動信号を発する。プロセスカート
リッジ移動手段部は、プロセスカートリッジ15を第1
の位置から第2の位置に移動さすためにプロセスカート
リッジ移動駆動系を制御し、プロセスカートリッジ15
が第2の位置に移動したことを検知する位置検出信号が
得られるとプロセスカートリッジ移動駆動系を停止させ
る。一方、制御部はプロセスカートリッジ移動手段に移
動信号を発するとともに上部カバー開放手段にも開放信
号を発し上部カバー12を開放する。換言すれは、ジャ
ム力発生したり、プロセスカートリ・ンジ15を交換す
る際、先ずトラブルが検知されると画像形成動作か停止
する。そして、操作パネル11上にその内容かメツセー
ジとして表示点滅されるとともにそれに連動して第9図
に示すようにプロセスカートリッジ15が第2の位置に
退避するとともに上部カバー12が開放し、ジャム発生
箇所のユニ・ント部材を矢印等の表示点滅サインによっ
て直接操作するため、装置本体10の上方よりジャムと
なった転写材を容易に確認でき取り除くことができ、ま
た、感光体ベルトの耐用回数満了の場合はそのサインか
操作パネル11に表示されると共にプロセスカートリッ
ジにも取り外しの点滅サインが直接働くようにしである
ので、第2の位置にあるプロセスカートリッジ15をわ
ずかに引き出し取り外すことができるため、プロセスカ
ートリッジ15の交換が容易になる。
そして、本発明に用いたプロセスカートリッジ15の下
面には清掃部材66が設けられている。
更に、本体側の対応箇所には露光手段としてのレーザ書
き込み系ユニット22の露光窓229が設けられており
、前記レーザ書き込み系ユニット22は完全に密封され
内部にはトナーの浮遊飛散物が侵入しないようになって
いる。しかし、前記露光窓表面は除々に浮遊トナーで汚
染されてきて、感光体表面への書き込みがだんだん不鮮
明になって来る。このような現象を解消するためプロセ
スカートリッジ15が第1位置から第2位置へ移動した
りその逆の動きをするとき、プロセスカートリッジ15
の下面に設けた清掃部材66が直接露光窓229の表面
を摺動してトナー粉体などによりなる汚染物をぬぐい去
るようにしである。なお、清掃部材66としては、フェ
ルト等の織布か簡単で安価で大きな効果を得ているが、
必ずしもこれに限定されるものではない。
その他、トナー補給サイン、廃トナー満杯サインや供給
カセット内紙無しサインが操作パネル11に表示される
ので、実に処理操作がやり易くなる。
ここでプロセスカートリッジ15の後部に位置する廃ト
ナー回収ボックス26は、プロセスカートリングが第2
の位置に後退しているときは装置本体10の外部に出て
いるので該ボックス26内の袋に集められた廃トナーを
袋ごと簡単に取り除ける。
本実施例では画像形成プロセスとして、感光体ベルト上
にカラートナー像を形成した後−回で転写材に転写する
作像法について述べたが、転写ドラム上の転写紙上に重
ねてトナー像を転写するカラー作像法であっても良い。
またモノクロプロセスを利用した通常のモノクロプリン
タにも適用可能である。また、現像方法として非接触現
像法の場合にについて述へたが、本発明はこの非接触現
像に限られるものではなく、接触現像にも適用できる。
さらに、本実施例で示した駆動系は、はんの−例にしか
過ぎず、これらギヤ、クラッチ、ベルト等の組み合わせ
に限られるものでもないことはいうまでもない。
第10図には、本発明を適用した他の実施例として転写
ドラム形式の画像形成装置を示している。
プロセスカートリッジ15部分については、先の実施例
と大略向じだか、トナーホッパー35aをプロセスカー
トリッジ15内にユニット化したものである。転写ドラ
ム形式の画像形成装置は、感光体ベルト17の転写部分
に転写ドラム50を当接するようにしたもので、その転
写ドラム50は感光体ベルト17と同期を保って反時計
方向に回転する。転写ドラム50の外周には転写材を巻
き付けた状態として、巻き付けた転写材上に感光体ベル
ト17上に形成した各色毎のトナー像を転写し、転写材
上で各色のトナー像を重ね合わせた後、転写ドラム50
より分離し、定着後装置本体10の上部に排出したもの
である。
転写ドラム50の周縁部には、転写材を静電的に吸着す
るよう設けられた帯電器501、転写材を転写ドラム5
0に機械的に巻き付けるための巻き付は部材502が設
けられていて、巻き付は部材502は先端部にローラを
有していて、最初に転写材か転写ドラム50に巻き付く
時のみ当接する。また、転写ドラム50の周面には、グ
リッパ503か設けられていて、同期して搬送された転
写材の先端部を保持するよう作用する。転写器504は
、感光体ベルト17上のトナー像を転写材上に静電的に
転写する。
分離除電極505と分離爪506は転写後の転写材を転
写ドラム50より分離させる。また、接離可能なりリー
テ507は、転写材分離後の転写ドラム50上に残留し
た付着トナーを除去するものである。
カセッ1−16から給紙された転写材は、同期を保ちな
がら帯電器501によって帯電した転写ドラム50へと
進入し、巻き付は部材502で巻き付き、転写材先端が
グリッパ503で保持されて、転写部へと回転し、転写
部において転写器504によって感光体ベルト17上に
形成されたイエロートナ像を転写材上に転写する。最初
の転写を終えた転写ドラム50は回転を継続しクリーナ
507によりクリーニングされて次のトナー像を転写す
る。すなわち、2回転目にはマゼンタトナー像を、3回
転目にはシアントナー像を、4回転目にはブラックトナ
ー像を順次重ね合わせるようにして転写する。4色のト
ナー像の転写が終えたところで、転写材は分離除電極5
05で除電がなされ、分離爪506で転写材先端の保持
を解除したうえ分離して定着ローラ30へと搬送される
この実施例の画像形成装置では、転写ドラム50は装置
本体10側にあって移動可能なプロセスカートリッジ1
5には含まれない構造となっている。従って、プロセス
カートリッジ15の移動については前記実施例と同様に
行われる。
そして、プロセスカートリッジ15の下面には、清掃部
材66が第1の実施例と同様に設けられ、レーザ書き込
み系ユニット22の露光窓229の表面を第1位置から
第2位置の移動時又はその逆移動時に清掃し常に良質の
画像か得られるようにしである。
ここでプロセスカートリッジ15を第1の装填位置から
第2の装填位置に移動させると上部カバー12が開放さ
れて、転写器24、搬送路29、定着器30のまわりが
広いスペースをもって開放されるので故障処理がやり易
くなるが、このままだと感光体ベルトの露光部は光疲労
を起してしまうので、本体10に設けたプロセスカート
リッジ15のガイド部材37に沿った先端部に本体に固
定した支軸371のまわりに回動する感光体カバー37
2を設け、該カバーは常に反時計方向にまわるようにト
ルクばねで付勢されており、プロセスカートリッジ15
が第1の装填位置にあるときは該カートリッジの先端外
部の上面で押し上げられ第1図及び第1O図に示すよう
に感光体ベルトは転写器24又は転写ドラム50に対向
して開かれている。
しかし、第9図に示すように第2の装填位置に後退する
ときには、該カートリッジ15の先端部の感光体露出部
は該感光体カバー372によって囲まれ光密にされてい
る。
一方、除電ランプ又は除電極からなる除電装置或は露光
手段を配設した作用部材ブロック102に対し第1の装
填位置ではプロセスカートリッジ15の対応する位置に
窓154.155があけられている。
そして転写材に転写完了後感光体ベルト17の除電がで
きるようにしである。
しかし、プロセスカートリッジ15が第2位置に後退し
て上部カバー12が開放されると外光が前記窓154.
155から入って感光体を光疲労させてしまうことにな
る。それを防止するためにプロセスカートリッジ15が
第2の装填位置に後退したときは前記窓154.155
はカイト部材37に沿って本体10に配設されたトナー
ホッパー35の架台103又は、第1O図に示すような
特設の遮蔽板103Aの裏面に入ってかくれてしまい光
密か保たれるようにした。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、トラブル発生や耐用回数満了や廃
トナー満杯等の信号により本発明は前記検知信号と連動
してプロセスカートリッジか画像形成可能な位置から退
避するとともに上部カバーを開放し、簡単確実にトラブ
ル処理を行うことを可能にした画像形成装置を提供する
ことかできた。
更に、本発明の画像形成装置は、簡単な操作で自動的に
プロセスカートリッジが移動し、かつ、上部カバーか開
放するので、オペレータは迷うことなく楽に、かつ、大
きな力を必要とせずにプロセスカー1・りンジを交換で
きる。また、ジャム処理に際してはプロセスカートリッ
ジを第2の位置まで退避させ、上部カバーの開放口から
装置本体の内部を目視することができ、作業空間が大き
く確保できジャム処理の作業性を大幅に向上することが
できるとともに、ジャムとなった転写材を取り出すとき
に像担持体を傷付けるおそれがなくなるだけではなく、
像担持体に直接オペレータの手が触れることがなくなる
。さらに、機械的にプロセスカートリッジを水平または
水平に近い傾斜角で移動させるので、プロセスカートリ
ッジに余計な振動を与えず、現像剤の飛散を殆ど生じる
ことなくプロセスカートリッジを交換あるいはジャム処
理でき、メインテナンス性の向上という効果を奏するも
のである。更に、本発明により浮遊飛散トナーか、レー
ザ書き込み系ユニットの露光窓表面を汚染して良質画像
形成を阻害するような現象を回避することに成功した。
なお、本画像形成装置がカラープリンタの場合、プロセ
スカートリッジの出し入れカセットの出し入れジャム処
理、トナー補給等を本体前面からすべて操作でさる構成
としたのでモノクロプリンタの一方向操作性と同様の使
い勝手メンテナンス性が実現できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断面
を左側面から示す図。第2図は、本発明が係る駆動系を
右側面から示した図。第3図は、プロセスカートリッジ
移動の駆動系を上方から示す図。第4図は、プロセスカ
ートリッジ移動の駆動系の要部を示す図。第5図は、第
1図におけるAA断面の矢視図。第6図は、プロセスカ
ートリッジの移動を模式的に示す模式図。第7図は、上
部カバーの解放機構を示す図。第8図は、制御系を示す
図。第9図は、プロセスカートリッジか第2の位置にあ
るときのカラープリンタを左側面から示した図。第10
図は、本発明を適用した転写ドラム形式の画像形成装置
の主要断面図。 10・・・装置本体    11・・・操作パネル12
・・・上部カバー 15・・・プロセスカートリッジ 17・・・感光体ベルト18・・・駆動ローラ21・・
・帯電器 22・・・レーザー書き込み系ユニット23・・・現像
器     24・・・転写極25・・・クリーニング
手段 26・・・トナー回収ボックス 36・・・突出部材    37・・・ガイド部材27
・・・給紙ローラ   28・・・タイミングローラ2
9・・・搬送手段    30・・・定着ローラ31・
・・排紙ローラ   39・・・上部カバー軸40・・
・巻きバネ    42・・・ソレノイド50・・・転
写ドラム   35・・・トナーホッパー66・・・清
掃部材    102・・・作用部材プロ・ツク103
・・架台     154,155・・・窓229・・
・露光窓    371・・・支軸372・・・感光体
カバー  Ml、M2・・・モータG14・・・駆動ギ
ヤ G27a−G27d・・・現像器駆動ギヤG13.G2
6a−G26d−−−ギヤP・・・ビニオン    R
・・・う・ツクMSI・・・第1のマイクロスイ・ノチ
MS2・・第2のマイクロスイ・ノチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド可能に
    設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジが、転
    写体の搬送トラブル発生時及び/又は保全点検の必要時
    に水平方向又は斜め上方に一定量のリリースを行うこと
    に連動して、該プロセスカートリッジ上に設けた清掃部
    材が本体に配設されたレーザ書き込み系ユニットの防塵
    ガラス面を摺動するようにしたことを特徴とする画像形
    成装置。
JP2286558A 1990-10-24 1990-10-24 画像形成装置 Pending JPH04159533A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7747190B2 (en) 2005-04-11 2010-06-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device with holding unit engagement mechanism
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