JPH04149454A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04149454A
JPH04149454A JP2274021A JP27402190A JPH04149454A JP H04149454 A JPH04149454 A JP H04149454A JP 2274021 A JP2274021 A JP 2274021A JP 27402190 A JP27402190 A JP 27402190A JP H04149454 A JPH04149454 A JP H04149454A
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JP
Japan
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process cartridge
gear
toner
image
photoreceptor belt
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Pending
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JP2274021A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Shizuo Morita
森田 静雄
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to DE69115785T priority patent/DE69115785T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式により像担持体上番こトナー像
を形成し、転写材上に転写して画像を得るようにした画
像形成装置に関する。特に、像担持体と現像手段、クリ
ーニング手段の少なくとも一方トヲ一体化したプロセス
カートリッジを着脱自在に設けたプリンタ、複写機、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に関する。
〔従来技術〕
プリンタや複写機などの画像形成装置の小を化、軽量化
あるいは高機能化などにともない、画像形成装置の高密
度化、複雑化が進んでいる。一方、一般ユーザーである
オペレータでも簡単に保守・管理が行えるように、像担
持体と現像手段、クリニング手段の少なくとも一方とを
一体化したプロセスカートリッジを有する画像形成装置
が開発された。
このプロセスカートリッジを有するプリンタや複写機な
どの画像形成装置は、プロセスカートリッジ内の像担持
体などが消耗、劣化した場合、そのプロセスカートリッ
ジ自体を交換することにより、専門知識を有しないオペ
レータ自身が画像形成装置の保守・管理を容易に行うこ
とができるというものである。そのために、装置本体に
プロセスカートリッジの案内部材が設けられており、プ
ロセスカートリッジをこの案内部材に沿って挿入するだ
けで最適な画像が得られるように装填できる。
このような場合従来の装置においては、プロセスカート
リッジの挿入方向と転写材の装填方向とは直交していた
ため、プロセスカートリッジの取り扱い方向と転写材の
取り扱い方向が異なり、これら作業が面倒であったばか
りでなく、画像形成装置を設置するための空間的制約が
大きくならざるを得なかった。さらに、メインテナンス
の場合も作業空間を大きくとる必要があった。
これら欠点を解決すべく特開昭61−279870号公
報が提案された。すなわち、転写材の装填方向と上部筐
体に設けられたプロセスカートリッジの着脱方向を一致
させることにより、消耗品の取り扱いや操作を容易にす
ると共に、作業空間の制約を小さくすることのでさる画
像形成装置が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭61−279870号公報に開示されて
いる画像形成装置は、プロセスカートリッジを交換する
際には、上部筐体を開放してオペレータ自身がプロセス
カートリ・Zジを上部筐体から引き出し、ざらlこ、取
り出さなければならい。そのためその作業は非常に面倒
であるばかりでなく、プロセスカートリッジが重い、あ
るいは大きいとオペレータはかなりの力を必要とする。
さらに、ジャムが発生した場合には、狭い場所に手を入
れて転写材を取り除く必要があり、いくら上部筐体を開
放したとしても、十分な作業スペースを確保することが
できず、そのジャム処理作業は困難なものとなり、しか
も、トナーで汚れた部分や像担持体に直接子が触れるこ
とがあった。また、その作業スペースを確保するために
、プロセスカートリッジを移動若しくは取り外すにして
も、オペレータ自身が上部筐体からプロセスカートリッ
ジを大きく引き出す必要があり、そのような取外し作業
や装填作業は周辺をいt:めずに慎重な取扱いが要求さ
れこれら作業は煩わしく細かい神経使わねばいけないも
のとなり、従って熟練者でなければジャム処理を安全に
行うことができないという欠点を有している。
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、本
発明の目的は、プロセスカートリッジの移動や交換が簡
単な操作で行うことができ、かつ、搬送不良等の故障ト
ラブルがおきても初心者で充分対処できるようなメイン
テナンス性に優れ故陣時処獣操作が簡単確実に行えるよ
うにした画像形成装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、下記の技術手段によって達成される。
一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド可能に
設けられI;像担持体を含むプロセスカートリッジが、
転写体の搬送トラブル発生時に連動して水平方向又は斜
め上方に一定量のリリースを行い、着脱可能になるよう
にしたことを特徴とする画像形成装置。
〔実施例〕
次に、本発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説明
する。
第11!Iは、本発明を適用したカラープリンタの主要
断面を左側面から示しt;ものである。装置本体10は
、その前面に操作パネル11と開閉自在の上部カバー1
2、トナー供給カバー13、前面カバー14等によって
かこまれ、内部Iこは1脱自在のプロセスカートリッジ
15と給紙カセット16が収納されている。
第1図において、像担持体である感光体ベルト17は、
可撓性のベルト表面に感光層を塗設したもので、駆動ロ
ーラ18と従動ローラ19の間に張設されている。駆動
ローラ18は、装置本体lOに設けられたギヤと噛合し
ている駆動ギヤを介して回転しく後述する)、感光体ベ
ルト17を時計廻り方向に搬送する。また、間隔保持部
材20により、現像器23a〜23dと感光体ベルト1
7との距離を一定に保ち、安定して良好な画像を形成す
ることを可能としている。本寅施例では、像担持体とし
て感光体ベルト17を用いているが、本発明はこれに限
られるものではなく、感光体ドラム等感光層を有する既
存の像担持体にも適用できる。
感光体ベルト17の周囲には、帯電手段21.露光手段
22、現像手段23a〜23d1転写手段24およびク
リーニング手段25が配設されている。
帯電手段は、感光体ベルト17の表面上の感光層を所定
極性で均一に帯電させるために設けられており、コロナ
帯電器、スコロトロン帯電器など既存の帯電器21であ
り、OPC感光体に対してはスコロトロン帯電器が好ま
しく用いられる。
露光手段は、半導体レーザ書き込み系ユニット22であ
り、帯電器21により帯電した感光体ベルト17の表面
を露光して静電潜像を形成する。
現像手段は、異なる色の現像剤、例えばイエロマゼンタ
、シアンおよびブラックの各色トナー(現像剤)をそれ
ぞれ収容した複数個の現像器23a〜23dである。こ
れら各現像器23a〜23dは、感光体ベルト17と所
定の間隙を保つ現像スリーブ231a〜231dと各色
トナーを撹拌する撹拌スクリュー232a〜232dを
備え、感光体ベルト17上の静電潜像をトナー像に非接
触現像法により顕像化する機能を有している。この非接
触現像法は、接触現像法と異なり、感光体ベルト17上
に形成された先のトナー像を損なわないことと、感光体
ベルト17の移動を妨げないので、良好なカラー画像を
得ることができる。現像手段は、本実施例のように異な
る4色のトナーを用いるカラー現像に限らず、単色、2
色あるいは3色のトナーを用いてもよく、この場合の現
像手段はトナーの色の数だけの現像器を感光体ベルト1
7の周囲に配設すればよい。
転写手段は、転写コロナ放電器などの転写極24により
、感光体ベル)17上に形成されたトナー像を転写材上
に転写する。この転写手段として、転写極24のかわり
に転写ドラムなど既存の転写部材を用いてもよい。
クリーニング手段25は、クリーニングブレード251
を有しており、画像形成プロセス中は感光体ベルト17
の表面より離間した位置に保たれ、転写材にトナー像を
転写後のクリーニング時にのみ感光体ベルト17表面に
圧接して感光体ベルト17をクリーニングするように設
けられている。
回収ボックス26は、クリーニング手段25により除去
された感光体ベルト17上の残留トナーを廃トナースク
リュー261によってトナー回収管262を経て回収し
、収容するためのものである。
本実施例においては、上述したプリンタの画像形成部を
構成する感光体ベルト17、帯電器21、各色トナーを
収容した現像器23a〜23d1 クリーニング手段2
5およびトナー回収ボックス26の各プロセス部が一体
のプロセスカートリッジ15内に収められてユニット化
され、装置本体10に対して一括して着脱することがで
きる。しかし、プロセスカートリッジ15内にユニット
化されるプロセス部はこれに限られるものではなく、少
なくとも感光体ベルト17と現像器23a〜23d若し
くは感光体ベルト17とクリーニング手段25がユニッ
ト化されていればよく、その他プロセス部が一緒にユニ
ット化されてもよい。
上述の構成を有するカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
まず、プロセスカートリッジ15は第1の位置に装填さ
れており、画像形成が可能な状態である。
そして、装置本体10とは別体の画像読み取り装置から
出力される第1の色の画像信号が前記レーザ書き込み系
ユニット22に入力されると、レーザ書き込み系ユニッ
ト22における半導体レーザー(図示せず)でレーザー
ビームが発生される。そのレーザービームが駆動モータ
(図示せず)により回転されるポリゴンミラー221に
より回転走査され、fθレンズ222、シリンドリカル
レンズ224および3枚のミラー223を経て、予め帯
電器21によって所定の電荷に一様帯電させられた感光
体ベルト17の周面上に投射され輝線を形成する。
一方、副走査方向に関しては、感光体ベルト17の特定
位置に対応したベルトインデックス(図示せず)を検出
して、あるいは、プリント指令信号を受け、この検出あ
るいは指令信号を基準にして画像信号による半導体レー
ザの変調が開始される主走査線が決定される。走査が開
始されると主走査方向に関しては、レーザビームがイン
デックスセンサ(図示せず)によって検知されこの検知
された信号を基準にして、第1の色の画像信号による半
導体レーザの変調が開始され、変調されたレーザービー
ムが感光体ベルト17の表面上を走査する。従って、レ
ーザービームによる主走査と感光体ベルト17の搬送に
よる副走査により一様帯電された感光体ベルト17の表
面上に第1の色に対応する潜像が形成される。この潜像
は、現像手段のうち@lの色に対応するイエロートナー
を収容した現像器23aにより現像されて、感光体ベル
ト17の表面上にイエロートナー像が形成される。その
後感光体ベルト17は、その表面上にイエロートナー像
を保持したまま、感光体ベルト17の表面より離間して
いるクリーニングブレード251の下を通過した後、第
2の色の画像形成に入る。
すなわち、イエロートナー像が形成された感光体ベルト
17は、帯電器21により再び一様帯電され、ついで第
2の色の画像信号が前記レーザー書き込み系ユニット2
2に入力され、前述した第1の色の画像信号の場合と同
様に、感光体ベルト17の表面上への書き込みが行われ
潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナ
ーを収容した現像器23bによって現像される。マゼン
タトナー像は、すでに形成されているイエロートナー像
の存在下に形成される。
同様にして、第3の色の画像信号による潜像形成後シア
ントナーを収容する現像器23cでシアントナー像が形
成され、さらに、第4の色の画像信号による潜像形成後
ブラックトナーを収容する現像WF23dで感光体ベル
ト17の表面上にブラックトナー像を重ね合わせて、カ
ラートナー画像が感光体ベルト17の表面上に形成され
る。
これら各現像器23a〜23dの現像スリーブ231a
〜231dには直流あるいはさらに交流のバイアスが印
加され、基体が接地された感光体ベルト17には非接触
現像(ジャンピング現像)が行われるようになっている
。なお、この非接触現像には、l成分現像剤あるいは2
成分現像剤いずれの現像剤でも用いることができる。l
成分現像剤を用いる場合には、小型化が図れるが、現像
の安定性の点で2成分現像剤を用いる現像法の方が優れ
ているので色再現上好ましい。
上述の如く感光体ベルト17の表面上に形成されたカラ
ートナー画像は、給紙カセット16から給紙ローラ27
7こより供給されタイミングローラ28により前記カラ
ートナー画像とタイミングを合わせた転写材(転写紙)
に転写される。転写器24は、トナーと逆極性の高圧電
源出力を印加して転写を行う。
かくしてカラートナー画像を転写された転写材は、駆動
ローラ18に沿って急激(小径曲率)に方向変換をする
感光体ベルト17により確実に分離されて、搬送ベルト
29により上方に搬送される。なお、この搬送ベルト2
9には、吸引手段291が備えてあり吸引しながら確実
に上方へ搬送する。そしテ、転写材は定着ローラ30に
よってトナーを溶融固着された後、排紙ローラ31によ
り排紙皿を兼用した上部カバー12の上面に排出される
一方、転写材へカラートナー画像の転写を終えた感光体
ベルト17はさらに時計方向に搬送されて、本体フレー
ムに設けられた、除電ランプ又は除電極からなる除電装
置或は露光手段を配設した作用部材のブロック102を
すぎ、そこで感光体ベルト17の面の除電等を行った上
で、クリーニングブレード251を圧接状態としたクリ
ーニング手段25によって残留したトナーの除去、清掃
が行われる。
クリーニング終了後は、再びクリーニングブレード25
1が感光体ベルト17から離間して、新たな画像形成の
プロセスに入る。
次に、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプロセ
スカートリッジ移動の駆動系について第2図〜第5図を
参照にして説明する。
第2図は、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプ
ロセスカートリッジ移動の駆動系を右側面から示した図
である。なお、本実施例で示したプロセスカートリッジ
15の駆動系およびプロセスカートリッジ移動の駆動系
は、2個のモータMl。
M2を用いて駆動するようにしたものである。
まず、感光体ベルト17の駆動系には、モータMlから
の駆動力が用いられる。ギヤG12はモータMlの軸の
ギヤGllに噛合するように配設されている。また、プ
ロセスカートリッジ15が画像形成可能な位置にある時
、感光体ベルト17を搬送する駆動ローラ18と同軸に
設けられた駆動ギヤGI4は、ギヤG12と一体となっ
て回転するギヤG13と噛合する。すなわち、モータM
lの回転は、ギヤG 11゜ギヤGI2、ギヤG13を
介して、駆動ギヤGI4に伝達されて適当な回転速度に
調整され、さらに、駆動ローラ18を同図において反時
計廻り方向に駆動ギヤG14と一体となって回転させて
感光体ベルト17を搬送する。
次に、現像器23a〜23d1廃トナースクリユー26
1、  トナーホッパー35およびプロセスカートリッ
ジ移動手段の駆動系について第2図、第3図を参照にし
て説明する。
本駆動系にはモータM2が用いられる。モータM2の回
動力は、モータM2の軸のギヤG2]を介してギヤG2
2に伝達される。さらに、ギヤG22と同軸に、かつ、
一体に設けられt:ギヤG23に伝達され、現像器23
a〜23dの駆動系を駆動する。
まず、現像器23a〜23dの駆動系について説明する
ギヤG23に伝達されたモータM2の回動力は、ギヤc
24bおよびギヤG24cに伝達され、また、ギヤG2
5aおよびギヤG25bを介して、ギヤG24aおよび
ギヤG24dに伝達される。さらに、1方向の回転のみ
を伝達するためオープンタイプのバネクラッチC21a
−C21dを介して、ギヤG24a〜G24dと同軸に
、かつ、プロセスカートリッジ15が画像形成可能な位
置にあってはプロセスカートリッジ15に設けられた現
像器駆動ギヤG27a〜G27dと噛合するようにギヤ
G 26a −G 26dが配設されている。モし〜で
、現像器駆動ギヤG27a〜G27dに伝達された回転
力は、プロセスカートリッジ15に設けられたギヤを介
して現像スリーブ231a〜231dと撹拌スクリュー
232a 〜232dに伝達して、現像器を駆動する。
すなわち、モータM2の回転は、ギヤG21、ギヤG2
2、ギヤG23を介してギヤG24bおよびギヤG24
Cに伝達し、さらにギヤG25a、ギヤG25bを介し
てギヤG24aおよびギヤc24bに伝達し、そして、
必要に応じてクラッチを接続して現像器駆動ギヤG 2
7a −G 27dに伝達して現像器23a〜23dを
駆動する。なお、画像形成中の現像器23a〜23dの
駆動は、画像形成の各色に対応する現像器のみを駆動し
、かつ、後述するプロセスカートリッジ15の移動の際
には現像器23a〜23dを駆動しないようにするとよ
い。このために、クラッチC21a−C21dのラチェ
ット(図示せず)に当接する爪を有するそれぞれのカム
(図示せず)を位相差をつけ、さらに、どのクラッチも
接続されないような位置を含めた5つの選択位置を設け
てステップモータ(図示せず)によって制御するとよい
。例えば、各クラッチに対応する4つのカムの爪を72
度の位相差を同軸上に設け、ステップモータを72度ず
つ回転させることにより、現像器23a〜23dのうち
1つのみが駆動するかあるいはいずれも駆動しないよう
に制御することができる。
次に、プロセスカートリッジ15の移動手段について説
明する。
ギヤG22に伝達されたモータM2の回転力は、ギヤG
22と一体となって回動するプーリP21とタイミング
ベルトTBIを介してプーリP22に伝達され、プロセ
スカートリッジ移動手段の駆動系を駆動する。
プロセスカートリッジ移動手段の駆動系に関して、プー
リ22に伝達された回転力は、プーリP22と一体とな
って回転するギヤG28と噛合しているギヤG29に伝
達し、さらに該ギヤG29と噛合しているギヤG30に
伝達される。そして、その回転力は、必要に応じて電磁
クラッチC22を介してギヤG31に伝達される。ギヤ
G31とギヤG32は交差軸歯車であって、ギヤG31
に伝達された回転力をビニオンPに伝達する(第4図参
照)、このビニオンPは、プロセスカートリッジ15の
側面に設けられたラックRと噛合することが可能であり
、ビニオンPの回動とラックRのスライドとによってプ
ロセスカートリッジ15を左右方向に移動させる。
このプロセスカートリッジ15の移動に関しては、後段
において詳説する。
次に、廃トナーの回収の駆動系について説明する。
プーリP22に伝達されたモータM2の回転力は、必要
j二応じて、オープンタイプのバネクラッチC22Aを
介してプーリP23に伝達され、廃トナースクリュー2
61の駆動系を駆動する。
廃トナースクリュー261の駆動系に関して、該プーリ
P23と一体になって回転するギヤG33とプロセスカ
ートリッジ15の側面に設けられた廃トナースクリュー
駆動ギヤG34とが噛合して、プーリP23に伝達され
た回転力が廃トナースクリュー261を駆動する。廃ト
ナースクリュー261は、クリーニング手段25によっ
て除去された感光体ベルト17上の残留トナーを回転す
るコイルバネを内雇するトナー回収管262を通してト
ナー回収ボックス26へ搬送する。
次に、トナーホッパー35a〜35dの駆動系について
説明する。
プーリP23に伝達されたモータM2の回転力は、タイ
ミングベルトTB2を介してプーリP24に伝達され、
必要に応じてバネクラッチC24を介してギヤG35に
、さらに該ギヤG35と噛合しているギヤG36に伝達
される。そして、必要に応じて、バネクラッチC25a
 −C25dを接続してギヤG36と一体となって回転
するギヤG 37a −G 37dと噛合しているギヤ
G 38a −G 38dが回転する。そして、トナー
ホッパー撹拌部材351a〜351dがギヤG38a−
G38dと一緒に回転してトナーホッパー35a〜35
d内の供給用トナーを撹拌するとともに、ギヤG 38
a −G 38dと噛合しているギヤG39a−G39
dと同軸に設けられた供給トナースクリュー352a〜
352dが回転して供給用トナーをプロセスカートリッ
ジ15内の現像@23a〜23dに搬送する。
なお、トナーホッパー35a〜35dは、前記現像器2
3a〜23dの駆動と対応して駆動させる。すなわち、
画像形成中の色に対応する現像器が駆動していれば、同
色の供給用トナーを収容しているトナーホッパーだけを
駆動する。この駆動の制御には、バネクラッチC25a
 −C25dが用いられ、現像器駆動の制御と同様にス
テップモータとカム(いずれも図示せず)を用いて行う
ことができる。
なお、本実施例において感光体ベルト17の駆動系と現
像器23a〜23d1廃トナースクリユー261゜トナ
ーホッパー35およびプロセスカートリッジ移動手段の
駆動系とは、2つのモータM l 、M 2 ヲ用いて
駆動しているが、これらの駆動を1つのモータで行って
もよい、あるいは、プロセスカートリッジ移動手段用に
専用モータを設けてもよいことはいうまでもない。
次に、プロセスカートリッジ15の移動を第1図のAA
断面の矢視図である第5図と、プロセスカートリッジ1
5の移動を模式的に示した第6図を用いて説明する。
プロセスカートリッジ15にはその側面に移動のだめの
突出部材36とラックRが設けられ、また、画像形成の
ための駆動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a −
G 27dおよび廃トナースクリュー駆動ギヤG34が
設けられている。
一方、装置本体】0のプロセスカートリッジ収納室内に
は、プロセスカートリッジ15の突出部材36を嵌入さ
れることによりプロセスカートリッジ15を懸吊するガ
イド部材37と、駆動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 
27a −G27dおよび廃トナースクリュー駆動ギヤ
034に対応するギヤG13、ギヤG26a〜G26d
およびギヤG33が配設されている。また、ビニオンP
がプロセスカートリッジ15に設けられたラックRと噛
合可能に設けられている。このようにして、プロセスカ
ートリッジ15は水平又はそれに近い斜め方向に移動可
能になる。このような移動方向は該プロセスカートリッ
ジ15を着脱するにあたって極めて安全で操作性がよく
、また、後述するように移動時トナーホッパー35と現
像器23間のジヨイントを離したときにもプロセスカー
トリッジの現像器からトナーがこぼれ飛散したりしない
という利点が生まれる。さらに、このガイド部材37に
は第1および第2のマイクロスイッチMS11MS2が
設けられている。この第1および第2のマイクロスイッ
チMSI、MS2は、プロセスカートリッジ15の位置
を検出するための検出手段である。ここで、第1および
第2のマイクロスイッチMS1.MS2は、プロセスカ
ートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現像器駆
動ギヤG27a −G27d 、廃トナースクリュー駆
動ギヤG34と装置本体lOに設けられたギヤGI3、
ギヤG26a−G26d、ギヤG33とが噛合して画像
形成が可能となる第1の位置、および、第1の位置と比
べさらに転写器24から離間した位置すなわちプロセス
カートリッジ15の挿入方向と逆方向に第1の位置から
退避した第2の位置を検出し、その位置信号を制御部へ
出力する。ただし、第2の位置は、プロセスカートリッ
ジ15の重心が装置10外にならないようにするとよい
。これは、プロセスカートリッジ15の重心が装置外に
あると、ラックRとビニオンPの噛み合いが悪くなり、
プロセスカートリッジ15の取り出し、挿入が困難にな
るためである。これら第1および第2の位置を検出する
位置検出センサは、マイクロスイッチだけに限られるも
のではなく、光電スイッチ、磁気スイッチ等を用いた既
存の各種センサを用いてもよい。また、第1および第2
のマイクロスイッチMS 1、MS2はガイド部材37
に設ける必要性はなく、第1および第2の位置が検出で
きればよいので、装置本体10に設けてもよい。
まず、プロセスカートリッジ15を取り出す場合、第6
図(a)に示すようにプロセスカートリッジ15が第1
の位置にあり、駆動ローラ18と転写極24とは所望の
距離を保ち(転写部材が転写ドラムの場合は適当な圧着
力を有し)、プロセスカートリッジI5に設けられた駆
動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a −G 27
d 、廃トナースクリュー駆動ギヤG34と装置本体l
Oに設けられたそれぞれを駆動するだめのギヤGI3、
ギヤG 26a −G 26d 、ギヤG33とは噛合
しており、画像形成が最適に行うことが可能な状態であ
る。また、ラックRとビニオンPとは噛合されている。
前面カバー14を開け、装置本体10の前面に設けられ
た操作パネル11の取り出しボタンを押すと制御部に取
り出し信号が入力される。この時、操作パネル11のプ
リントボタンからのプリント信号および感光体ベルト駆
動部、定着部、排紙部、給紙部などの画像形成プロセス
が作動しているという感光体ベルト駆動信号、定着駆動
信号、排紙駆動信号、給紙駆動信号などの画像形成プロ
セス信号が出ていない状態であれば、制御部はプロセス
カートリッジ移動手段の駆動部であるモータM2および
電磁クラッチC22へ信号を発し、プロセスカートリッ
ジ15を第1の位置から第2の位置に移動さすためにビ
ンニオンPを回転させ、ガイド部材37に沿って第2の
位置の方向へプロセスカートリッジ15を移動させる(
第6図(b)参照)。この際プロセスカートリッジ15
は前述のように精密な径路にガイドされながら移動する
ので周辺をいためたりすることなく移動する。
そして、第6図(C)に示すようにプロセスカートリッ
ジ15が移動すると、第2のマイクロスイッチMS2が
OFFになることによりプロセスカートリッジ15が第
2の位置にまで移動したことを検知して制御部にその信
号を送る。制御部はその信号を受けると、電磁クラッチ
C22を解除するとともにモータM2の回転を止める。
すなわち、プロセスカートリッジ15は、ラックRとビ
ニオンPが噛合した状態で第2の位置で停止し、第1の
位置から第2の位置にまで退避する。
従って、この位置でジャム処理などの作業空間を大きく
確保でき、また、この状態で各相互部材間の距離も大き
く隔離されているため、プロセスカートリッジ15を全
く熟練を要することなく安心して、第2の位置から僅か
に引き出すことによって装置本体lOより容易に取り出
すことが可能になる。
逆に、プロセスカートリッジ15を装置本体lO内に挿
入する場合、プロセスカートリッジ15の突出部36を
プロセスカートリッジ収納室内のガイド部材37に沿わ
して挿入載置し、ラックRとビニオンPを噛合させ、プ
ロセスカートリッジ15が第61!!(c)に示す第2
の位置にきて、更に、そこを僅か過ぎて第6図(b)に
示すように前記第2のマイクロスイッチMS2をONさ
せる位置までもたらすことは、極めて筒車な操作で、周
辺への障害を気にすることなく作業できしかも安全確実
に短時間に完了させることが可能になる。
この状態からプロセスカートリッジ15を画像形成が可
能な第1の位置に移動させるt:めに、第2の位置にあ
るプロセスカートリッジ15をさらに挿入するか、ある
いは、操作パネル11のセットボタンを押すことにより
制御部にセット信号を入力する。制御部は、このセット
信号が入力されると、モータM2と電磁クラッチC22
に信号を送り、プロセスカートリッジ15を第2の位置
から第1の位置に移動させるためにピニオンPを回転(
取り出す場合の回転方向とは逆回転)させ、ガイド部材
37に沿って第1の位置の方向へプロセスカートリ5ジ
15を極めて精巧安全に自動的に移動させる(第6図(
b))。
さらに、プロセスカートリッジ15が移動すると、第6
図(a)に示すように第1のマイクロスイッチMSIに
よりプロセスカートリッジ15が第1の位置にまで移動
したことを検知して制御部にその信号を送る。制御部は
その信号を受けると、電磁クラッチC22を解放すると
ともにモータM2の回転を止める。すなわち、プロセス
カートリッジ15は、第1の位置で停止し、プロセスカ
ートリッジ157二設けられた駆動ギヤG14、現像器
駆動ギヤG27a −G 27d 1廃トナースクリユ
ー駆動ギヤG 3.4と装置本体lOに設けられたギヤ
G13、ギヤG26a〜G26d、ギヤG33と噛合し
て、画像形成が可能な状態となる。この時、プロセスカ
ートリッジ15内の各現像器23a〜23dのトナー補
給口38a〜38dに対し、対応するトナーホッパ35
a〜35dの各トナー搬送管353a〜353dの先端
ジヨイント部が自動的に接続してトナーの補給が行われ
る状態となる。なお、図示はしないが移動中はジヨイン
ト部が自動的にはずされシャッタが閉められる。しかし
現像器側の口は、カートリッジが水平又は水平に近い状
態にあるので、上方に開口したままにしておいてもトナ
ーがこぼれ落ちることがないという利点が生まれる。従
って、プロセスカートリッジ15の交換やジャム処理後
、簡単な操作をするだけでプロセスカートリッジ15が
自動的に挿入されるので、オペレータの煩わしさが大幅
に軽減されるばかりでなく、確寅な画像形成の位置にプ
ロセスカートリッジ15をセットできる。
一方、上部カバー開放手段を第7図を用いて説明する。
上部カバー12は、上部カバー軸39により軸支されて
いる。また、上部カバー軸39の周りに巻かれている巻
きバネ40と一方が装置本体10に他方が上部カバーに
取り付けられたピン41によって上部カバー12は開放
するように、すなわち同図において反時計方向にバネ付
勢されている。また、ソレノイド42は、上部カバー1
2が閉じているときその上部カバー12を掛止すること
ができるように配設されている。
上述の構成を有する上部カバー開放手段により、画像形
成プロセス中の上部カバー12は、閉じた状態にあり、
また上部カバー12は排出ローラ31により排出される
転写済みの転写材の排出皿を兼用している(第7図(a
))。そして、ジャム処理時などの場合、装置本体IO
の前面に設けられた操作パネル11の取り出しボタンが
押され、かつ、画像形成プロセス信号が出力されていな
ければ、制御部は前述のようにプロセスカートリッジ移
動手段にプロセスカートリッジ15を移動させるように
移動信号を発するとともに、上部カバー開放手段である
ソレノイド42に開放信号を発する。開放信号を受けた
ソレノイド42は、その軸を後退、すなわち、上部カバ
ー12の掛止を止める。すると、バネ付勢されていj;
上部カバー12はその付勢力により開放される(第7図
(b))。このようにして開放された上部カバー12の
開放口からジャムの原因となった転写材を簡単に見付は
出し、そして容易に取り除くことができる。なお、上部
カバー開放手段は、本実施例だけに限られるものではな
く、上部カバー軸39と反対側に掛止することのできる
部材を設けてもよい。また、上部カバー軸39にギヤと
該ギヤと噛合するモータを設け、制御部からの開放信号
が出力されると該モータが回転して上部カバー12を開
放するようにしてもよい。この場合、制御部j=上セツ
ト号が入力されると該モータが逆方向に回転して上部カ
バー12を閉じるようにすることもできる。
以上、説明したプロセスカートリッジ15の移動制御お
よび上部カバー12の開放制御は、第8図に示すように
なる。すなわち、制御部に取り出し信号が入力され操作
パネル11に表示される。この時、その表示に連動して
操作部からのプリント信号および感光体ベルト駆動部、
定着・排紙部、給紙部からそれぞれが駆動しているとい
う感光体ベルト駆動信号、定着・排紙駆動信号、給紙駆
動信号が出ていない状態であれば制御部はプロセスカー
トリッジ移動手段に移動信号を発する。プロセスカート
リッジ移動手段部は、プロセスカートリッジ15を第1
の位置から第2の位置に移動さすためにプロセスカート
リッジ移動駆動系を制御し、プロセスカートリッジ15
が第2の位置に移動したことを検知する位置検出信号が
得られるとプロセスカートリッジ移動駆動系を停止させ
る。一方、制御部はプロセスカートリッジ移動手段に移
動信号を発するとともに上部カバー開放手段にも開放信
号を発し上部カバー12を開放する。換言すれば、ジャ
ムが発生したり、プロセスカートリッジ15を交換する
際、先ずトラブルが検知されると画像形成動作が停止す
る。そして、操作パネル11上にその内容がメツセージ
として表示点滅されるとともにそれに連動して第9図に
示すようにプロセスカートリッジ15が第2の位置に退
避するとともに上部カバー12が開放し、ジャム発生箇
所のユニット部材を矢印等の表示点滅サインによって直
接操作するため、装置本体10の上方よりジャムとなっ
た転写材を容易に確認でき取り除くことができ、また、
感光体ベルトの耐用回数満了の場合はそのサインが操作
パネル11に表示されると共にプロセスカートリッジに
も取り外しの点滅サインが直接働くようにしであるので
、第2の位置にあるプロセスカートリッジ15をわずか
に引き出し取り外すことができるため、プロセスカート
リッジ15の交換が容易になる。
その他、トナー補給サイン、廃トナー満杯サインや供給
カセット内紙無しサインが操作パネル11に表示される
と、それに連動して、同時にそれぞれ、トナーホッパー
35、廃トナー回収ボックス26、給紙カセット16に
直接そのサインが点滅するので実に処理操作が直感的で
やり易くなる。ここでプロセスカートリッジ15の後部
に位置する廃トナー回収ボックス26は、プロセスカー
トリッジが第2の位置に後退しているときは装置本体1
0の外部に出ているので該ボックス26内の袋に集めら
れた廃トナーを袋ごと簡単に取り除ける。
本実施例では画像形成プロセスとして、感光体ベルト上
にカラートナー像を形成しl;後−回で転写材に転写す
る作像法l二ついて述べたが、転写ドラム上の転写紙上
に重ねてトナー像を転写するカラー作像法であっても良
い。またモノクロプロセスを利用した通常のモノクロプ
リンタにも適用可能である。また、現像方法として非接
触現像法の場合にについて述べたが、本発明はこの非接
触現像に限られるものではなく、接触現像にも適用でき
る。さらに、本実施例で示した駆動系は、はんの−例に
しか過ぎず、これらギヤ、クラッチ、ベルト等の組み合
わせに限られるものでもないことはいうまでもない。
第1θ図には、本発明を適用した他の実施例として転写
ドラム形式の画像形成装置を示している。
プロセスカートリッジ15部分については、先の実施例
と大略間じだが、トナーホッパー35aをプロセスカー
トリッジ15内にユニット化したものである。転写ドラ
ム形式の画像形成装置は、感光体ベルト17の転写部分
に転写ドラム50を当接するようにしたもので、その転
写ドラム50は感光体ベルト17と同期を保って反時計
方向に回転する。転写ドラム50の外周には転写材を巻
き付けた状態として、巻き付けた転写材上に感光体ベル
ト17上に形成した各色毎のトナー像を転写し、転写材
上で各色のトナー像を重ね合わせた後、転写ドラム50
より分離し、定着後装置本体lOの上部に排出したもの
である。
転写ドラム50の周縁部には、転写材を静電的に吸着す
るよう設けられた帯電器501、転写材を転写ドラム5
0に機械的に巻き付けるための巻き付は部材502が設
けられていて、巻き付は部材502は先端部にローラを
有していて、最初に転写材が転写ドラム50に巻き付く
時のみ当接する。また、転写ドラム50の周面には、グ
リッパ503が設けられていて、同期して搬送された転
写材の先端部を保持するよう作用する。転写器504は
、感光体ベルト17上のトナー像を転写材上に静電的に
転写する。
分離除電極505と分離爪506は転写後の転写材を転
写ドラム50より分離させる。また、接離可能なりリー
チ507は、転写材分離後の転写ドラム50上に残留し
た付着トナーを除去するものである。
カセッ)16から給紙された転写材は、同期を保ちなが
ら帯電器501によって帯電した転写ドラム50へと進
入し、巻き付は部材502で巻き付き、転写材先端がグ
リッパ503で保持されて、転写部へと回転し、転写部
において転写器504によって感光体ベルト17上に形
成されたイエロートナ像を転写材上に転写する。最初の
転写を終えた転写ドラム50は回転を継続しクリーナ5
07によりクリーニングされて次のトナー像を転写する
。すなわち、2回転目にはマゼンタトナー像を、3回転
目にはシアントナー像を、4回転目にはブラックトナー
像を順次重ね合わせるようにして転写する。4色のトナ
ー像の転写が終えたところで、転写材は分離除電極50
5で除電がなされ、分離爪506で転写材先端の保持を
解除したうえ分離して定着ローラ30へと搬送される。
この実施例の画像形成装置では、転写ドラム50は装置
本体lO側にあって移動可能なプロセスカートリッジ1
5には含まれない構造となっている。従って、プロセス
カートリッジ15の移動については前記実施例と同様に
行われる。
ここでプロセスカートリッジ15を第1の装填位置から
第2の装填位置に移動させると上部カバー12が開放さ
れて、転写器24、搬送#&29、定着器30のまわり
が広いスペースをもって開放されるので故障処理がやり
易くなるが、このままだと感光体ベルトの露光部は光疲
労を起してしまうので、本体10に設けたプロセスカー
トリッジ15のガイド部材37に沿った先端部に本体に
固定した支軸371のまわりに回動する感光体カバー3
72を設け、該カバーは常に反時計方向にまわるように
トルクばねで付勢されており、プロセスカートリッジ1
5が第1の装填位置にあるときは該カートリッジの先端
外部の上面で押し上げられ第1図及び第10図に示すよ
うに感光体ベルトは転写器24又は転写ドラム50に対
向して開かれている。
しかし、第9図に示すように第2の装填位置に後退する
ときには、該カートリッジ15の先端部の感光体露出部
は該感光体カバー372によって囲まれ光密にされてい
る。
一方、除電ランプ又は除電極からなる除電装置或は露光
手段を配設した作用部材ブロック102に対し第1の装
填位置ではプロセスカートリッジ15の対応する位置に
窓154.155があけられている。
そして転写材に転写完了後感光体ベルト17の除電がで
きるようにしである。
しかし、プロセスカートリッジ15が第2位置に後退し
て上部カバー12が開放されると外光が前記窓154.
155から入って感光体を光疲労させてしまうことにな
る。それを防止するためにプロセスカートリッジ15が
第2の装填位置に後退したときは前記窓154.155
はガイド部材37に沿って本体lOに配設されたトナー
ホッパー35の架台103又は、第10図に示すような
特設の遮蔽板103Aの裏面に入ってかくれてしまい光
密か保たれるようにした。
〔発明の効果〕
以上詳述したようI;、トラブル発生や耐用回数満了や
廃トナー満杯等の信号により本発明は前記検知信号と連
動してプロセスカートリッジが画像形成可能な位置から
退避するとともに上部カバーを開放し、簡単確実にトラ
ブル処理を行うことを可能にした画像形成装置を提供す
ることができた。
更に、本発明の画像形成装置は、簡単な操作で自動的に
プロセスカートリッジが移動し、かつ、上部カバーが開
放するので、オペレータは迷うことなく楽に、かつ、大
きな力を必要とせずにプロセスカートリッジを交換でき
る。また、ジャム処理に際してはプロセスカートリッジ
を第2の位置まで退避させ、上部カバーの開放口から装
置本体の内部を目視することができ、作業空間が大きく
確保できジャム処理の作業性を大幅に向上することがで
きるとともに、ジャムとなった転写材を取り出すときに
像担持体を傷付けるおそれがなくなるだけではなく、像
担持体に直接オペレータの手が触れることがなくなる。
さらに、機械的にプロセスカートリッジを水平または水
平に近い傾斜角で移動させるので、プロセスカートリッ
ジに余計な振動を与えず、現像剤の飛散を殆ど生じるこ
となくプロセスカートリッジを交換あるいはジャム処理
でき、メインテナンス性の向上という効果を奏するもの
である。なお、本画像形成装置がカラープリンタの場合
、プロセスカートリッジの出し入れカセットの出し入れ
ジャム処理、トナー補給等を本体前面からすべて操作で
きる構成としたのでモノクロプリンタの一方向操作性と
同様の使い勝手メンテナンス性が実現できた。
【図面の簡単な説明】
wc1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断
面を左側面から示す図。第2図は、本発明が係る駆動系
を右側面から示した図。第3図は、プロセスカートリッ
ジ移動の駆動系を上方から示ス図。第4図は、プロセス
カートリッジ移動の駆動系の要部を示す図。第5図は、
第1図におけるAA断面の矢視図。第6図は、プロセス
カートリッジの移動を模式的に示す模式図。第7図は、
上部間 カバーの靜放機構を示す図。第8図は、制御系を示す図
。第9図は、プロセスカートリッジが第2の位置にある
ときのカラープリンタを左側面から示した図。第10図
は、本発明を適用した転写ドラム形式の画像形成装置の
主要断面図。 lO・・・装置本体    11・・・操作パネル12
・・・上部カバー 15・・・プロセスカートリッジ J7・・・感光体ベルト18・・・駆動ローラ21・・
・帯電器 22・・・レーザー書き込み系ユニット23・・・現像
器     24・・・転写極25・・・クリーニング
手段 26・・・トナー回収ボックス 36・・・突出部材    37・・・ガイド部材27
・・・給紙ローラ   28・・・タイミングローラ2
9・・・搬送手段    30・・・定着ローラ31・
・・排紙ローラ   39・・・上部カバー軸40・・
・巻きバネ    42・・・ソレノイド50・・・転
写ドラム   35・・・トナーホッパー102・・・
作用部材ブロック 103・・・架台     154.155・・・窓3
71・・・支軸      372・・・感光体カバー
M l 、M 2・・・モータ  G14・・・駆動ギ
ヤG 27a −G 27d・・・現像器駆動ギヤG1
3.G26a−G26d−−−ギヤP・・・ビニオン 
   R・・・ラックMSI・・・第1のマイクロスイ
ッチ MS2・・・@2のマイクロスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド可能に
    設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジが、転
    写体の搬送トラブル発生時に連動して水平方向又は斜め
    上方に一定量のリリースを行い、着脱可能になるように
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP2274021A 1990-07-26 1990-10-12 画像形成装置 Pending JPH04149454A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2274021A JPH04149454A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 画像形成装置
EP91306709A EP0468750B1 (en) 1990-07-26 1991-07-23 An image forming apparatus
DE69115785T DE69115785T2 (de) 1990-07-26 1991-07-23 Bilderzeugungsgerät
US07/734,639 US5262824A (en) 1990-07-26 1991-07-23 Image formimg apparatus with automatic process cartridge displacement for maintenance

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2274021A JPH04149454A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 画像形成装置

Publications (1)

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ID=17535854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2274021A Pending JPH04149454A (ja) 1990-07-26 1990-10-12 画像形成装置

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JP (1) JPH04149454A (ja)

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