JPH04166953A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04166953A
JPH04166953A JP2294595A JP29459590A JPH04166953A JP H04166953 A JPH04166953 A JP H04166953A JP 2294595 A JP2294595 A JP 2294595A JP 29459590 A JP29459590 A JP 29459590A JP H04166953 A JPH04166953 A JP H04166953A
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JP
Japan
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process cartridge
gear
roller
toner
drive
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Pending
Application number
JP2294595A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Shizuo Morita
森田 静雄
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式により像担持体上にトナー像を
形成し、転写材上に転写して画像を得るようにした画像
形成装置に関する。特に、像担持体と現像手段、クリー
ニング手段の少なくとも一方とを一体化したプロセスカ
ートリッジを着脱自在に設けたプリンタ、複写機、ファ
クシミリ等の画像形成装置に関する。
〔従来技術〕
プリンタや複写機なとの画像形成装置の小型化、軽量化
あるいは高機能化なとにともない、画像形成装置の高密
度化、複雑化が進んでいる。一方、一般ユーザーである
オペレータでも簡単に保守・管理が行えるように、像担
持体ど現像手段、クリーニング手段の少なくとも一方と
を一体化したプロセスカートリッジを有する画像形成装
置が開発されに。
このプロセスカートリッジを有するプリンタや複写機な
との画像形成装置は、プロセスカートリッジ内の像担持
体などが消耗、劣化した場合、そのプロセスカートリッ
ジ自体を交換することにより、専門知識を有しないオペ
レータ自身か画像形成装置の保守・管理を容易に行うこ
とかできるというものである。そのために、装置本体に
プロセスカートリッジの案内部材が設けられており、プ
ロセスカートリッジをこの案内部材に沿って挿入するだ
けで最適な画像が得られるように装填できる。
このような場合従来の装置においては、プロセスカート
リッジの挿入方向と転写材の装填方向とは直交していた
ため、プロセスカートリッジの取り扱い方向と転写材の
取り扱い方向が異なり、これら作業が面倒であったばか
りでなく、画像形成装置を設置するための空間的制約が
大きくならざるを得なかった。さらに、メインテナンス
の場合も作業空間を大きくとる必要があった。
これら欠点を解決すべく特開昭61−279870号公
報が提案された。すなわち、転写材の装填方向と上部筐
体に設けられたプロセスカートリッジの着脱方向を一致
させることにより、消耗品の取り扱いや操作を容易にす
ると共に、作業空間の制約を小さくすることのできる画
像形成装置が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭61−279870号公報に開示されて
いる画像形成装置は、プロセスカートリッジを交換する
際には、上部筐体を開放してオペレータ自身がプロセス
カートリッジを上部筐体から引き出し、さらに、取り出
さなけれはならい。そのため、その作業は非常に面倒で
あるばかりでなく、プロセスカートリッジが重い、ある
いは大きいとオペレータはかなりの力を必要とする。さ
らに、ジャムが発生した場合には、狭い場所に手を入れ
て転写材を取り除く必要があり、いくら上部筐体を開放
したとしても、十分な作業スペースを確保することがで
きず、更に、ジャ゛ムトラブルを起こした  。
転写材が給紙ローラや定着ローラの圧着ローラやクリー
ニングローラに圧着されたままの状態にあるときはその
ジャム処理作業は困難なものとなり、しかも、トナーで
汚れた部分や像担持体に直接子が触れ、ることがあった
。また、その作業スペースを確保するために、プロセス
カートリッジを移動若しくは取り外すにしても、オペレ
ータ自身が上部筐体からプロセスカートリッジを大きく
引き出す必要があり、そのような取外し作業や装填作業
は周辺をいためずに慎重な取扱いが要求されこれら作業
は煩わしく細かい神経を使わねばいけないものとなり、
従って熟練者でなければジャム処理を安全に行うことが
できないという欠点を有している。
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、本
発明の目的は、プロセスカートリッジの移動や交換が簡
単な操作で行うことができ、かつ、搬送不良等の故障ト
ラブルがおきても初心者で充分対処できるようなメイン
テナンス性に優れ故障時処置操作が簡単確実に行えるよ
うにした画像形成装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、下記の技術手段によって達成される。
一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド可能に
設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジが、転
写体の搬送トラブル発生時及び/又は保全点検の必要時
に水平方向又は斜め上方に一定量のリリースを行うこと
に連動して、定着圧着ローラ、定着クリーニングローラ
及び/又は搬送系ローラの圧着状態が解除されるように
したことを特徴とする画像形成装置。
〔実施例〕
次に、本発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断面
を左側面から示したものである。装置本体10は、その
前面に操作パネル11と開閉自在の上部カバー12、ト
ナー供給カバー13、前面カバー14等によってかこま
れ、内部には着脱自在のプロセスカートリッジ15と給
紙カセット16が収納されている。
第1図において、像担持体である感光体ベルト17は、
可撓性のベルト表面に感光層を塗設したもので、駆動ロ
ーラ18七従動ローラ19の間に張設されている。駆動
ローラ18は、装置本体IOに設けられたギヤと噛合し
ている駆動ギヤを介して回転しく後述する)、感光体ベ
ルト17を時計廻り方向に搬送する。また、間隔保持部
材20により、現像器23a〜23dと感光体ベルト1
7との距離を一定に保ち、安定して良好な画像を形成す
ることを可能としている。本実施例では、像担持体とし
て感光体ヘルド17を用いているが、本発明はこれに限
られるものではなく、感光体ドラム等感光層を有する既
存の像担持体にも適用できる。
感光体ベルト17の周囲には、帯電手段21、露光手段
22、現像手段23a〜23d1転写手段24およびク
リーニング手段25が配設されている。
帯電手段は、感光体ベルト17の表面上の感光層を所定
極性で均一に帯電させるために設けられており、コロナ
帯電器、スコロトロン帯電器など既存の帯電器21であ
り、○PC感光体に対してはスコロトロン帯電器が好ま
しく用いられる。
露光手段は、半導体レーザ書き込み系ユニ/ト22であ
り、帯電器2Iにより帯電した感光体ベルト17の表面
を露光して静電潜像を形成する。
現像手段は、異なる色の現像剤、例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブランクの各色トナー(現像剤)を
それぞれ収容した複数個の現像器23a〜23dである
。これら各現像器23a〜23dは、感光体ベルト17
と所定の間隙を保つ現像スリーブ231a〜231dと
各色トナーを撹拌する撹拌スクリュ−232 a −2
326を備え、感光体ベルト)7上の静電潜像をトナー
像に非接触現像法により顕像化する機能を有している。
この非接触現像法は、接触現像法と異なり、感光体ベル
+−17上に形成された先のトナー像を損なわないこと
と、感光体ベルト17の移動を妨げないので、良好なカ
ラー画像を得ることができる。現像手段は、本実施例の
ように異なる4色のトナーを用いるカラー現像に限らず
、単色、2色あるいは3色のトナーを用いてもよく、こ
の場合の現像手段は1−ナーの色の数だけの現像器を感
光体ベルト17の周囲に配設すればよい。
転写手段は、転写コロナ放電器などの転写極24により
、感光体ベルト17主に形成されたトナー像を転写材上
に転写する。この転写手段として、転写極24のかわり
に転写ドラムなど既存の転写部材を用いてもよい。
クリーニング手段25は、クリーニングブレード251
を有しており、画像形成プロセス中は感光体ベル[・1
7の表面より離間した位置に保たれ、転写材にトナー像
を転写後のクリーニング時にのみ感光体ベルト17表面
に圧接して感光体ベルト17をクリーニングするように
設けられている。
回収ボ/クス26は、クリーニング手段25により除去
された感光体ベルト17上の残留トナーを廃l・ナース
クリユー261によってトナー回収管262を経て回収
し、収容するためのものである。
本実施例においては、上述したプリンタの画像形成部を
構成する感光体ベルト17、帯電器21各色トナーを収
容した現像器23a〜23d1 クリーニング手段25
および1−ナー回収ボックス26の各プロセス部か一体
のプロセスカートリッジ15内に収められてユニット化
され、装置本体10に対して一括して着脱することがで
きる。しかし、プロセスカートリッジ15内にユニント
化されるプロセス部はこれに限られるものではなく、少
なくとも感光体ベルト17と現像器23a〜236若し
くは感光体ベル1−17とクリーニング手段25がユニ
ット化されていればよく、その他プロセス部が一緒にユ
ニット化されてもよい。
上述の構成を有するカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
ます、プロセスカー1−リッジ15は第1の位置に装填
されており、画像形成か可能な状態である。
そして、装置本体lOどは別体の画像読み取り装置から
出力される第1の色の画像信号が前記レーザ書キ込み系
ユニット22に入力されると、レーザ書き込み系ユニッ
ト22における半導体レーザー(図示せず)でレーザー
ヒームが発生される。そのレーザーヒームが駆動モータ
(図示せず)により回転されるポリゴンミラー221に
より回転走査され、fθレンズ222、シリンドリカル
レンズ224および3枚のミラー223を経て、予め帯
電器21によって所定の電荷に一様帯電させられた感光
体ベル1−17の周面上に投射され輝線を形成する。
一方、副走査方向に関しては、感光体ベルト17の特定
位置に対応したベルトインデックス(図示せず)を検出
して、あるいは、プリント指令信号を受け、この検出あ
るいは指令信号を基準にして画像信号による半導体レー
ザの変調が開始される−10= 主走査線が決定される。走査が開始されると主走査方向
に関しては、レーザビームがインデックスセンサ(図示
せず)によって検知されこの検知された信号を基準にし
て、第1の色の画像信号による半導体レーザの変調が開
始され、変調されたレーザービームが感光体ベルト17
の表面上を走査する。従って、レーザービームによる主
走査と感光体ベル1−17の搬送による副走査により一
様帯電された感光体ベルト17の表面上に第1の色に対
応する潜像が形成される。この潜像は、現像手段のうち
第1の色に対応するイエロートナーを収容した現像器2
3aにより現像されて、感光体ベルト17の表面上にイ
エロートナー像が形成される。その後感光体ベルト17
は、その表面上にイエロートナー像を保持したまま、感
光体ベルト17の表面より離間しているクリーニングブ
レード251の下を通過した後、第2の色の画像形成に
入る。
すなわち、イエロートナー像が形成された感光体ベルト
17は、帯電器21により再び一様帯電され、ついで第
2の色の画像信号が前記レーザー書き込み系ユニット2
2に入力され、前述した第1の色の画像信号の場合と同
様に、感光体ベルト17の表面上への書き込みが行われ
潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナ
ーを収容した現像器23bによって現像される。マゼン
タトナー像は、すでに形成されているイエロートナー像
の存在下に形成される。
同様にして、第3の色の画像信号による潜像形成後シア
ントナーを収容する現像器23cでシアントナー像が形
成され、さらに、第4の色の画像信号による潜像形成後
ブラックトナーを収容する現像器23dで感光体ベルト
17の表面上にブラックトナー像を重ね合わせて、カラ
ートナー画像が感光体ベル)17の表面上に形成される
これら各現像器23a〜23dの現像スリーブ231a
〜231dには直流あるいはさらに交流のバイアスが印
加され、基体が接地された感光体ベルト17には非接触
現像(ジャンピング現像)が行われるようになっている
。なお、この非接触現像には、1成分現像剤あるいは2
成分現像剤いずれの現像剤でも用いることができる。1
成分現像剤を用いる場合には、小型化が図れるが、現像
の安定性の点で2成分現像剤を用いる現像法の方が優れ
ているので色再現上好ましい。
上述の如く感光体ベル)17の表面上に形成されたカラ
ートナー画像は、給紙カセット16から給紙ローラ27
により供給されタイミング駆動ローラ28A及びその圧
着ローラ28Bにより前記カラートナー画像とタイミン
グを合わせた転写材(転写紙)に転写される。なおこの
給紙ローラ27及びタイミング駆動ローラ28A1 タ
イミング圧着ローラを合わせて搬送系ローラということ
にする。転写器24は、トナーと逆極性の高圧電源出力
を印加して転写を行う。
かくしてカラートナー画像を転写された転写材は、駆動
ローラI8に沿って急激(小径曲率)に方向変換をする
感光体ベルト17により確実に分離されて、搬送ベルト
29により上方に搬送される。なお、この搬送ベルト2
9には、吸引手段291が備えてあり吸引しながら確実
に上方へ搬送する。そして、転写材は定着ローラ30A
及び定着圧着ローラ30B及び定着クリーニングローラ
30Cよりなる定着装置30によってトナーを溶融固着
された後、排紙ローラ31により排紙皿を兼用した上部
カバー12の上面に排出される。
一方、転写材へカラートナー画像の転写を終えた感光体
ベルト17はさらに時計方向に搬送されて、本体フレー
ムに設けられた、除電ランプ又は除電極からなる除電装
置或は露光手段を配設した作用部材のブロック102を
すぎ、そこで感光体ベルト17の面の除電等を行った上
で、クリーニングブレード251を圧接状態としたクリ
ーニング手段25によって残留したトナーの除去、清掃
が行われる。
クリーニング終了後は、再びクリーニングブレード25
1が感光体ベルト17から離間して、新たな画像形成の
プロセスに入る。
次に、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプロセ
スカートリッジ移動の駆動系について第2図〜第5図を
参照にして説明する。
第2図は、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプ
ロセスカートリッジ移動の駆動系を右側面から示した図
である。なお、本実施例で示したプロセスカートリッジ
15の駆動系およびプロセスカートリッジ移動の駆動系
は、2個のモータM1、M2を用いて駆動するようにし
たものである。
まず、感光体ベル(−17や転写紙の搬送系や定着装置
や排出ローラの駆動系には、モータMlからの駆動力が
用いられる。ギヤG12はモータMlの軸のギヤGll
に噛合するように配設されている。
また、プロセスカートリッジ15が画像形成可能な位置
にある時、感光体ベルト17を搬送する駆動ローラ18
と同軸に設けられた駆動ギヤG14は、ギヤG12と一
体となって回転するギヤG13と噛合する。
ずなわち、モータMlの回転は、ギヤGll、ギヤG1
2、ギヤG13を介して、駆動ギヤCI4に伝達されて
適当な回転速度に調整され、さらに、駆動ローラ18を
同図において反時計廻り方向に駆動ギヤGI4と一体と
なって回転させて感光体ベル1−17を搬送する。
搬送系ローラのうち、給紙ローラ27、給紙タイミング
調整用の駆動ローラ28A1定着装置の駆動ローラ30
Aも本実施例ではM1モータによって駆動される。前記
ギヤGllに噛合するギヤG41と同軸に固定された給
紙タイミング駆動ローラ28Aが設けられ、その圧着ロ
ーラ28Bが回動支軸282のまわりに揺動可能にした
レバー281の端部に取付けられ該レバー281はスプ
リング283で付勢され両ローラが圧着された状態で回
転できるようにしである。そして該レバー281の他端
部にはソレノイド284の可動片284Aか取付けられ
該ソレノイド284が通電されたときには前記スプリン
グ283に打勝って該ローラ28Bが浮き上がり圧着状
態が解かれるようにしである。また給紙ローラ27はカ
セット内の集積紙の先端部に圧着接触した状態で1枚ず
つ分離給送か行われるかこれによって転写紙が送り出さ
れタイミング調整用の駆動ローラ28Aとその圧着ロー
ラ28Bに該転写紙の先端が当たった状態で給紙ローラ
の切り欠き部が集積紙上面と対向して圧着状態か解除さ
れる。そして、転写位置がずれないように、感光体ベル
ト17と速度比及び搬送開始タイミングを合わせて再度
給紙タイミンク゛ローラ28A、28Bが回転を行い転
写紙が更番こ搬送されザクジョン搬送ベルト29上に送
られて行く。このザクジョン搬送ベルト29の駆動ロー
ラ2961こ1よそれと同心で一体的にギヤG292が
固設され該ギヤG292は前記ギヤG12と噛合してl
/Xる。
一方ギャG301は前記ギヤG292よりアイドルギヤ
G293. G294を介して駆動か伝達され、ギヤG
301には同心で一体的に定着(駆動)ローラ30Aカ
ζ設けられ、該ローラはポ・ノクス状のフレーム302
に回転可能に枢支されている。そして、定着圧着ローラ
30Bはブロックフレーム303Bに枢止され該ブロッ
クフレーム303Bは前記フレーム302の内面上をス
ライド可能に嵌めこまれ該プロ・7クフレーム303B
の移動方向端面と該フレーム302の内側端面との間に
スプリング304Bが組み入れられ、該フ゛ロックフレ
ーム303Bは押し上げられそれ(こ枢支された定着圧
着ローラ3OBは常に定着ローラ30Aiこ圧着するよ
うに付勢されている。そして、該ブロックフレーム30
3Bは前記フレーム302のスライド面にあけられた窓
308Bを通して突起部303Eが設けられている。ま
た、それに対して回転支軸305Bのまわりに回動可能
にしたレバー306Bの先端部か前記突起部303Eに
当たるように設けられ該レバー306Bの他端部にはソ
レノイド307Bの可動部が締結されていてその通電に
よりスプリング304Bの付勢力に打勝って圧着が解除
されるようにしである。
それと同様に定着クリーニングローラ30Cはそのブロ
ックフレーム303C,その突起部303E、スフリン
グ304C,レバー306C,その回転支軸305C,
ソレノイド307C,窓308Cで構成され同様の機能
を発揮する。
また、排出ローラの駆動ローラ31. Aに同心にプー
リP311が取付けられ、ギヤG301と同心のプーリ
P301とベルト連結して駆動される排出駆動ローラ3
1Alこ圧着するローラ31Bも図示は省略するが給紙
タイミングローラ28Bと同様の圧着及び圧着解除機能
をもっている。
更に、図示は省略するか給紙タイミング駆動ローラ28
A1給紙ローラ27、サクション搬送ベル1へ駆動ロー
ラ296、定着(駆動)ローラ30A排紙駆動ローラ3
1. A及び感光体ベルト17の駆動ローラ18と各々
同心に設けられたギヤ又はブーりとは各々クラッチ及び
ブレーキ、又はクラッチのみを介して連結してあり駆動
タイミング制御が円滑に行われるようになっている。
また、搬送路に配置される各ローラすべてに前述のよう
な圧着解除機構をつけないでもよく、必要限のものを選
んで該解除機構を設けてよい。
次に、現像器23a〜23d1廃トナースクリユー26
L  )ナーホッパ−35およびプロセスカートリッジ
移動手段の駆動系について第2図、第3図を参照して説
明する。
本駆動系にはモータM2が用いられる。モータM2の回
動力は、モータM2の軸のギヤG21を介してギヤG2
2に伝達される。さらに、ギヤG22と同軸に、かつ、
一体に設けられたギヤG23に伝達され、現像器23a
〜23dの駆動系を駆動する。
まず、現像器23a〜23dの駆動系について説明する
ギヤG23に伝達されたモータM2の回動力は、ギヤG
 24 bおよびギヤG24cに伝達され、また、ギヤ
G25aおよびギヤG25bを介して、ギヤG24aお
よびギヤG24dに伝達される。さらに、1方向の回転
のみを伝達するためオープンタイプのバネクラッチC2
1a−C21dを介して、ギヤG24a〜G24dと同
軸に、かつ、プロセスカートリッジ15が画像形成可能
な位置にあってはプロセスカートリッジ15に設けられ
た現像器駆動ギヤG27a〜G27dと噛合するように
ギヤG 26a −G 26dが配設されている。そし
て、現像器駆動ギヤG27a〜G27dに伝達された回
転力は、プロセスカートリッジ15に設けられたギヤを
介して現像スリーブ231a〜231dと撹拌スクリュ
ー232a〜232dに伝達して、現像器を駆動する。
すなわち、モータM2の回転は、ギヤG21、ギヤG2
2、ギヤG23を介してギヤG24bおよびギヤG24
cに伝達し、ざらにギヤG25a、ギヤG25bを介し
てギヤG24aおよびギヤG24bに伝達し、そして、
必要に応じてクラッチを接続して現像器駆動ギヤG 2
7 a −G’27 dに伝達して現像器23a〜23
dを駆動する。なお、画像形成中の現像器23a〜23
dの駆動は、画像形成の各色に対応する現像器のみを駆
動し、かつ、後述するプロセスカートリッジ15の移動
の際には現像器23a〜23dを駆動しないようにする
とよい。このために、クラッチC21a−C21dのラ
チェット(図示せず)に当接する爪を有するそれぞれの
カム(図示せず)を位相差をつけ、さらに、どのクラッ
チも接続されないような位置を含めた5つの選択位置を
設けてステップモータ(図示せず)によって制御すると
よい。例えば、各クラッチに対応する4つのカムの爪を
72度の位相差を同軸上に設け、ステップモータを72
度ずつ回転させることにより、現像器23a〜23dの
うち1つのみが駆動するかあるいはいずれも駆動しない
ように制御することができる。
次に、プロセスカートリッジ15の移動手段について説
明する。
ギヤG22に伝達されたモータM2の回転力は、ギヤG
22と一体となって回動するプーリP21とり=21− イミングベルトTBIを介してプーリP22に伝達され
、プロセスカートリッジ移動手段の駆動系を駆動する。
プロセスカートリッジ移動手段の駆動系に関して、プー
リ22に伝達された回転力は、プーリP22と一体とな
って回転するギヤG28と噛合しているギヤG29に伝
達し、さらに該ギヤG29と噛合しているギヤG30に
伝達される。そして、その回転力は、必要に応じて電磁
クラッチC22を介してギヤG31に伝達される。ギヤ
G31とギヤG32は交差軸歯車であって、ギヤG31
に伝達された回転力をピニオンPに伝達する(第4図参
照)。このピニオンPは、プロセスカートリッジ15の
側面に設けられたラックRと噛合することが可能であり
、ピニオンPの回動とラックRのスライドとによってプ
ロセスカートリッジ15を左右方向に移動させる。
このプロセスカートリッジ15の移動に関しては、後段
において詳説する。
次に、廃トナーの回収の駆動系について説明する。
−22= プーリP22に伝達されたモータM2の回転力は、必要
に応じて、オープンタイプのバネクラッチC22Aを介
してプーリP23に伝達され、廃トナースクリュー26
1の駆動系を駆動する。
廃トナースクリュー261の駆動系に関して、該プーリ
P23と一体になって回転するギヤG33とプロセスカ
ートリッジ15の側面に設けられた廃l・ナースクリユ
ー駆動ギヤG34とが噛合して、プーリP23に伝達さ
れた回転力が廃トナースクリュー261を駆動する。廃
トナースクリュー261は、クリーニング手段25によ
って除去された感光体ベルト17上の残留トナーを回転
するコイルバネを内蔵するトナー回収管262を通して
トナー回収ボックス26へ搬送する。
次に、トナーホッパー35a〜35dの駆動系について
説明する。
プーリP23に伝達されたモータM2の回転力は、タイ
ミングベルl−T B 2を介してプーリP24に伝達
され、必要に応じてパイ・クランヂC24,を介してギ
ヤG35に、さらに該ギヤG35と噛合しているギヤG
36に伝達される。そして、必要に応じて、ハネクラッ
チC25a −C25dを接続してギヤG36と一体と
なって回転するギヤG 37a −G 37dと噛合し
ているギヤG 38a −G 38dが回転する。そし
て、l・ナーホッパー撹拌部材351 a −351d
がギヤG38a、−G38clと一緒に回転してトナー
ホッパー35a〜35d内の供給用トナーを撹拌すると
ともに、ギヤG 38a −G 38dと噛合している
ギヤG39a−G39dと同軸に設けられた供給l・ナ
ースクリユー352a〜352dが回転して供給用トナ
ーをプロセスカー 1−リッジ15内の現像器23a〜
23dに搬送する。
なお、l・ナーホッパ−35a〜35dは、前記現像器
23a〜23dの駆動と対応して駆動させる。すなわち
、画像形成中の色に対応する現像器が駆動していれば、
同色の供給用l・ナーを収容しているトナーホッパーだ
けを駆動する。この駆動の制御には、パイ、クランヂC
25a −C25dが用いられ、現像器駆動の制御と同
様にステップモータとカム(いずれも図示せず)を用い
て行うことができる。
なお、本実施例において感光体ベルト17の駆動系と現
像器23a〜23d1廃トナースクリユー261、トナ
ーホッパー35およびプロセスカートリッジ移動手段の
駆動系とは、2つのモータM 1. 、M 2 ヲ用い
て駆動しているが、これらの駆動を1つのモータで行っ
てもよい、あるいは、プロセスカートリッジ移動手段用
に専用モータを設けてもよいことはいうまでもない。
次に、プロセスカートリッジ15の移動を第1図のAA
断面の矢視図である第5図と、プロセスカートリッジ1
5の移動を模式的に示した第6図を用いて説明する。
プロセスカートリッジ15にはその側面に移動のための
突出部材36とう7りRが設けられ、また、画像形成の
ための駆動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a、 
−G 27dおよび廃[・ナースクリユー駆動ギヤG3
4が設けられている。
一方、装置本体10のプロセスカートリッジ収納室内に
は、プロセスカートリッジ15の突出部材36を嵌入さ
れることによりプロセスカートリッジ15を懸吊するカ
イト部材37と、駆動ギヤG14、現像器駆動ギャG 
27a −G 27clおよび廃トナースクリュー駆動
ギヤG34に対応するギヤG13、ギヤG26a〜G2
6dおよびギヤG33か配設されている。また、ビニオ
ンPがプロセスカートリッジ15に設けられたラックR
と噛合可能に設けられている。このようにして、プロセ
スカートリッジ15は水平又はそれに近い斜め方向に移
動可能になる。このような移動方向は該プロセスカート
リッジ15を着脱するにあたって極めて安全で操作性か
よく、また、後述するように移動時トナーホッパー35
と現像器23間のジヨイントを離したときにもプロセス
カートリッジの現像器からトナーがこぼれ飛散したりし
ないという利点が生まれる。さらに、このカイト部材3
7には第1および第2のマイクロスイッチMS1、MS
2が設けられている。この第1および第2のマイクロス
インチMSI、MS2は、プロセスカートリッジ15の
位置を検出するための検出手段である。ここで、第1お
よ1び第2のマイクロスイッチMSI、MS2は、プロ
セスカートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現
像器駆動ギヤG 27a −G 27d 、廃トナース
クリュー駆動ギヤG34と装置本体10に設けられたギ
ヤG13、ギヤG26a−G26d、ギヤG33とが噛
合して画像形成が可能となる第1の位置、および、第1
の位置と比べさらに転写器24から離間した位置すなわ
ちプロセスカートリッジ15の挿入方向と逆方向に第1
の位置から退避した第2の位置を検出し、その位置信号
を制御部へ出力する。ただし、第2の位置は、プロセス
カートリッジ15の重心が装置10外にならないように
するとよい。これは、プロセスカートリッジ15の重心
が装置外にあると、ラックRとピニオンPの噛み合いが
悪くなり、プロセスカートリッジ15の取り出し、挿入
が困難になるためである。これら第1および第2の位置
を検出する位置検出センサは、マイクロスイッチだけに
限られるものではなく、光電スイッチ、磁気スイッチ等
を用いた既存の各種センサを用いてもよい。また、第1
および第2のマイクロスイッチMSI、MS2はガイド
部材37に設ける必要性はなく、第1および第2の位置
が検出できればよいので、装置本体■0に設けてもよい
まず、プロセスカートリッジ15を取り出す場合、第6
図(a)に示すようにプロセスカートリッジ15が第1
の位置にあり、駆動ローラ18と転写極24とは所望の
距離を保ち(転写部材が転写ドラムの場合は適当な圧着
力を有し)、プロセスカートリッジ15に設けられた駆
動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a −G 27
d 、廃トナースクリュー駆動ギヤG34と装置本体1
0に設けられたそれぞれを駆動するためのギヤG13、
ギヤG 26a −G 26d、ギヤG33−とは噛合
しており、画像形成が最適に行うことが可能な状態であ
る。また、ランクRとピニオンPとは噛合されている。
前面カバー14を開け、装置本体lOの前面に設けられ
た操作パネル11の取り出しボタンを押すと制御部に取
り出し信号が入力される。この時、操作パネル11のプ
リントボタンからのプリント信号および感光体ベルト駆
動部、定着部、排紙部、給紙部などの画像形成プロセス
が作動しているという感光体ベルト駆動信号、定着駆動
信号、排紙駆動信号、給紙駆動信号などの画像形成プロ
セス信号が出ていない状態であれば、制御部はプロセス
カートリッジ移動手段の駆動部であるモータM2および
電磁クラッチC22へ信号を発し、プロセスカートリッ
ジ15を第1の位置から第2の位置に移動さすためにピ
ンニオンPを回転させ、ガイド部材37に沿って第2の
位置の方向へプロセスカートリッジ15を移動させる(
第6図(b)参照)。この際プロセスカートリッジ15
は前述のように精密な径路にガイドされながら移動する
ので周辺をいためたりすることなく移動する。
そして、第6図(C)に示すようにプロセスカートリッ
ジ15が移動すると、第2のマイクロスイッチMS2が
OFFになることによりプロセスカートリッジ15が第
2の位置にまで移動したことを検知して制御部にその信
号を送る。制御部はその信号を受けると、電磁クラッチ
C22を解除するとともにモータM2の回転を止める。
すなわち、プロセスカートリッジ15は、ラックRとピ
ニオンPが噛合した状態で第2の位置で停止し、第1の
位置から第2の位置にまで退避する。
従って、この位置でジャム処理などの作業空間を大きく
確保できる。これは非常に大きなメリットになる。しか
し、このままだとジャムの状態は良く観察できて、ジャ
ム紙の除去作業もがなり安心して大部分は取除けるよう
になる。しかし、ジャムっだ紙を引っばりながら除去す
るうちに、切れ端しか取り残されてしまうことがあり、
完全に清掃された状態で回復させることが困難な面があ
る。
そのような現象が起こるのは前述のように搬送系の各ロ
ーラ対が圧着されたままになっているからである。そし
て各クラッチが切れても代わりにブレーキがかけられる
のでジャムトラブルを起こした転写紙を抜き出そうとし
ても苦労することになる。そのための手段としてプロセ
スカートリッジ15のリリース作動、即ち第1位置から
第2位置への移動に連動して搬送系の各圧着ローラ即ち
、給紙タイミング圧着ローラ28B1定着装置30の定
着圧着ローラ30B1定着クリーニング圧着ローラ30
C1排出圧着ローラ31Bの全部又は必要なものを選ん
で圧着を解除するようにした。これによって除去操作が
すい分と円滑に楽に確実になった。勿論、プロセスカー
トリッジ15のリリース作動に応して搬送系の各駆動ロ
ーラのクラツチを切りブレーキを入れる動作を行った後
ブレーキもきってしまう方法をとっても良い。また、こ
の状態で各相互部材間の距離も大きく隔離されているた
め、プロセスカートリッジ15を全く熟練を要すること
なく安心して、第2の位置から僅かに引き出すことによ
って装置本体10より容易に取り出すことが可能になる
逆に、プロセスカートリッジ15を装置本体10内に挿
入する場合、プロセスカートリッジ15の突出部36を
プロセスカートリッジ収納室内のガイド部材37に沿わ
して挿入載置し、ランクRとピニオンPを噛合さぜ、プ
ロセスカートリッジ15が第6図(C)に示す第2の位
置にきて、更に、そこを僅か過ぎて第6図(b)に示す
ように前記第2のマイクロスインチMS2をONさせる
位置までもたらすことは、極めて簡単な操作で、周辺へ
の障害を気にすることなく作業できしかも安全確実に短
時間に完了させることが可能になる。
この状態からプロセスカートリッジ15を画像形成が可
能な第1の位置に移動させるために、第2の位置にある
プロセスカートリッジ15をさらに挿入するか、あるい
は、操作パネル11のセットボタンを押すことにより制
御部にセット信号を入力する。制御部は、このセット信
号か入力されると、モータM2と電磁クラッチC22に
信号を送り、プロセスカートリッジ15を第2の位置か
ら第1の位置に移動さぜるためにピニオンPを回転(取
り出す場合の回転方向とは逆回転)させ、ガイド部材3
7に沿って第1の位置の方向へプロセスカートリッジ1
5を極めて精巧安全に自動的に移動させる(第6図(b
))。
さらに、プロセスカートリッジ15が移動すると、第6
図(a)に示すように第1のマイクロスイッチMSIに
よりプロセスカートリッジ15が第1の位置にまで移動
したことを検知して制御部にその信号を送る。制御部は
その信号を受けると、電磁クラッチC22を解放すると
ともにモータM2の回転を止める。すなわち、プロセス
カートリッジ15は、第1の位置で停止し、プロセスカ
ートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現像器駆
動ギヤG27a −G 27d 、廃トナースクリュー
駆動ギヤG34と装置本体10に設けられたギヤG13
、ギヤG25a〜G26d、ギヤG33と噛合して、画
像形成が可能な状態となる。この時、プロセスカートリ
ッジ15内の各現像器23a〜23dのトナー補給口3
3a−38dに対し、対応するトナーホッパ35a〜3
5dの各トナー搬送管353a〜353dの先端ジヨイ
ント部が自動的に接続してトナーの補給が行われる状態
となる。なお、図示はしないが移動中はジヨイント部が
自動的にはずされシャッタが閉められる。しかし現像器
側の口は、カーl・リッジが水平又は水平に近い状態に
あるので、上方に開口したままにしておいてもトナーが
こぼれ落ちることがないという利点が生まれる。従って
、プロセスカートリッジ15の交換やジャム処理後、簡
単な操作をするだけでプロセスカートリッジ15が自動
的に挿入されるので、オペレータの煩わしさが大幅に軽
減され=33− るばかりでなく、確実な画像形成の位置にプロセスカー
トリッジ15をセットできる。
一方、上部カバー開放手段を第7図を用いて説明する。
上部カバー12は、上部カバー軸39により軸支されて
いる。また、上部カバー軸39の周りに巻かれている巻
きバネ40と一方が装置本体10に他方が上部カバーに
取り付けられたピン41によって上部カバー12は開放
するように、すなわち同図において反時計方向にバネ付
勢されている。また、ソレノイド42は、上部カバー1
2が閉じているときその上部カバー12を掛止すること
ができるように配設されている。
上述の構成を有する上部カバー開放手段により、画像形
成プロセス中の上部カバー12は、閉じた状態にあり、
また上部カバー12は排出ローラ31により排出される
転写済みの転写材の排出皿を兼用しテイル(第7図(a
))。そして、ジャム処理時なとの場合、装置本体lO
の前面に設けられた操作パネル11の取り出しボタンか
押され、かつ、画像形成プロセス信号か出力されていな
けれは、制御部は前述のようにプロセスカートリッジ移
動手段にプロセスカートリッジ15を移動させるように
移動信号を発するとともに、上部カバー開放手段である
ソレノイド42に開放信号を発する。開放信号を受けた
ソレノイド42は、その軸を後退、すなわち、上部カバ
ー12の掛止を止める。すると、バネ付勢されていた上
部カバー12はその付勢力により開放される(第7図(
b))。このようにして開放された上部カバー12の開
放口からジャムの原因となった転写材を簡単に見付は出
し、そして前述のように各搬送ローラの圧着状態を解除
することにより容易に取り除くことができる。なお、上
部カバー開放手段は、本実施例だけに限られるものでは
なく、上部カバー軸39と反対側に掛止することのでき
る部材を設けてもよい。また、上部カバー軸39にギヤ
と該ギヤと噛合するモータを設け、制御部からの開放信
号が出力されると該モータが回転して上部カバー12を
開放するようにしてもよい。この場合、制御部にセット
信号が入力されると該モータが逆方向に回転して上部カ
バー12を閉=35− じるようにすることもできる。
以上、説明したプロセスカートリッジ15の移動制御お
よび上部カバー12の開放制御は、第8図に示すように
なる。すなわち、制御部に取り出し信号が入力され操作
パオ・ル11に表示される。この時、その表示に連動し
て操作部からのプリント信号および感光体ベルト駆動部
、定着・排紙部、給紙部からそれぞれが駆動していると
いう感光体ベルト駆動信号、定着・排紙駆動信号、給紙
駆動信号が出ていない状態であれば制御部はプロセスカ
ートリッジ移動手段に移動信号を発する。プロセスカー
トリッジ移動手段部は、プロセスカートリッジ15を第
1の位置から第2の位置に移動さすためにプロセスカー
トリッジ移動駆動系を制御し、プロセスカートリッジ1
5が第2の位置に移動したことを検知する位置検出信号
が得られるとプロセスカートリッジ移動駆動系を停止さ
せる。一方、制御部はプロセスカートリッジ移動手段に
移動信号を発するとともに上部カバー開放手段にも開放
信号を発し上部カバー12を開放する。そして、プロセ
−36= スカートリッジがリリース移動(第1位置から第2位置
への移動)を開始すると、それの検知信号によって、前
記搬送系駆動ローラの圧着状態が解除される。ジャムが
発生したり、プロセスカートリッジ15を交換する際、
先ずトラブルが検知されると画像形成動作が停止する。
そして、操作パネルll上にその内容がメツセージとし
て表示点滅されるとともにそれに連動して第9図に示す
ようにプロセスカートリッジ15が第2の位置に退避す
るとともに上部カバー12が開放し、搬送系釜駆動ロー
ラの圧着状態が解除され装置本体10の上方よりジャム
となった転写材を容易に確認でき取り除くことができ、
また、感光体ベルトの耐用回数満了の場合はそのサイン
が操作パネル11に表示されるので、第2の位置にある
プロセスカートリッジ15をわずかに引き出し取り外す
ことができるため、プロセスカートリッジ15の交換が
容易になる。
その他、トナー補給サイン、廃トナー満杯サインや供給
カセット内紙無しサインが操作パネル11に表示される
ので実に処理操作が直感的でやり易くなる。ここでプロ
セスカートリッジ15の後部に位置する廃トナー回収ボ
ックス26は、プロセスカートリッジが第2の位置に後
退しているときは装置本体lOの外部に出ているので該
ボックス26内の袋に集められた廃トナーを袋ごと簡単
に取り除ける。
本実施例では画像形成プロセスとして、感光体ベルト上
にカラートナー像を形成した後−口で転写材に転写する
作像法について述べたが、転写ドラム上の転写紙上に重
ねてトナー像を転写するカラー作像法であっても良い。
またモノクロプロセスを利用した通常のモノクロプリン
タにも適用可能である。また、現像方法として非接触現
像法の場合にについて述べたが、本発明はこの非接触現
像に限られるものではなく、接触現像にも適用できる。
さらに、本実施例で示した駆動系は、はんの−例にしか
過ぎず、これらギヤ、クラッチ、ベルト等の組み合わせ
に限られるものでもないことはいうまでもない。
第1O図には、本発明を適用した他の実施例として転写
ドラム形式の画像形成装置を示している。
プロセスカートリッジ15部分については、先の実施例
と大略向じだが、トナーホッパー35aをプロセスカー
トリッジ15内にユニット化したものである。転写ドラ
ム形式の画像形成装置は、感光体ベルト17の転写部分
に転写ドラム50を当接するようにしたもので、その転
写ドラム50は感光体ベルト17と同期を保って反時計
方向に回転する。転写ドラム50の外周には転写材を巻
き付けた状態として、巻き付けた転写材上に感光体ベル
1=17上に形成した各色毎のトナー像を転写し、転写
材上で各色のトナー像を重ね合わせた後、転写ドラム5
0より分離し、定着後装置本体lOの上部に排出したも
のである。
転写ドラム50の周縁部には、転写材を静電的に吸着す
るよう設けられた帯電器501、転写材を転写ドラム5
0に機械的に巻き付けるための巻き付は部材502が設
けられていて、巻きイ」け部材502は先端部にローラ
を有していて、最初に転写材が転写ドラム50に巻き付
く時のみ当接する。また、転写ドラム50の周面には、
グリッパ503が設けられていて、同期して搬送された
転写材の先端部を保持するよう作用する。転写器504
は、感光体ベル)・17上のトナー像を転写材上に静電
的に転写する。
分離除電極505と分離爪508は転写後の転写材を転
写ドラム50より分離させる。また、接離可能なりリー
チ507は、転写材分離後の転写ドラム50上に残留し
た付着トナーを除去するものである。
カセット16から給紙された転写材は、同期を保ちなか
ら帯電器501によって帯電した転写ドラム50へと進
入し、巻き付は部材502で巻き付き、転写材先端がグ
リッパ503で保持されて、転写部へと回転し、転写部
において転写器504によって感光体ベルト17上に形
成されたイエロートす像を転写材上に転写する。最初の
転写を終えた転写ドラム50は回転を継続しクリーナ5
07によりクリーニングされて次のトナー像を転写する
。すなわち、2回転目にはマゼンタトナー像を、3回転
目にはシアントナー像を、4回転目にはブラックトナー
像を順次重ね合わせるようにして転写する。4色のトナ
ー像の転写が終えたところで、転写材は分離除電極50
5で除電がなされ、分離爪506で転写材先端の保持を
解除したうえ分離して定着ローラ30へと搬送される。
この実施例の画像形成装置では、転写ドラム50は装置
本体IO側にあって移動可能なプロセスカートリッジ1
5には含まれない構造どなっている。従って、プロセス
カートリッジ15の移動については前記実施例と同様に
行われる。
ここでプロセスカートリッジ15を第1の装填位置から
第2の装填位置に移動させると上部カバー12が開放さ
れて、転写器24、搬送路29、定着器30のまわりが
広いスペースをもって開放され更に、搬送系の各ローラ
の圧着状態が解除されるので故障処理がやり易くなるが
、このままだと感光体ベルトの露光部は光疲労を起して
しまうので、本体10に設けたプロセスカートリッジ1
5のガイド部材37に沿った先端部に本体に固定した支
軸371のまわりに回動する感光体カバー372を設け
、該カバーは常に反時計方向にまわるようにトルクばね
で付勢されており、プロセスカー)・リッジ15が第1
の装填位置にあるときは該カートリッジの先端外部の上
面で押し上げられ第1図及びM2O図に示すように感光
体ベルトは転写器24又は転写ドラム50に対向して開
かれている。
しかし、第9図に示すように第2の装填位置に後退する
ときには、該カートリッジ15の先端部の感光体露出部
は該感光体カバー372によって囲まれ光密にされてい
る。
一方、除電ランプ又は除電極からなる除電装置或は露光
手段を配設した作用部材ブロック102に対し第1の装
填位置ではプロセスカートリンジ15の対応する位置に
窓154、]55があけられている。
そして転写材に転写完了後感光体ベルト17の除電がで
きるようにしである。
しかし、プロセスカートリッジ15が第2位置に後退し
て上部カバー12か開放されると外光が前記窓154.
155から入って感光体を光疲労させてしまうことにな
る。それを防止するためにプロセスカー 1−リッジ1
5が第2の装填位置に後退したときは前記窓154.1
55はガイド部材37に沿って本体10に配設されたト
ナーホッパー35の架台103又は、第1O図に示すよ
うな特設の遮蔽板103Aの裏面に入ってかくれてしま
い光密か保たれるようにした。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、トラブル発生や耐用回数満了や廃
トナー満杯等の信号により本発明は前記検知信号と連動
してプロセスカートリッジが画像形成可能な位置から退
避するとともに上部カバーを開放し、搬送系各ローラ及
び定着ローラの圧着が解除されるようにし簡単確実にト
ラブル処理を行うことを可能にした画像形成装置を提供
することができた。
更に、本発明の画像形成装置は、簡単な操作で自動的に
プロセスカートリッジが移動し、かつ、上部カバーが開
放するので、オペレータは迷うことなく楽に、かつ、大
きな力を必要とせずにプロセスカートリッジを交換でき
る。また、ジャム処理に際してはプロセスカートリッジ
を第2の位置まで退避させ、上部カバーの開放口から装
置本体の内部を目視することができ、作業空間が大きく
確保できかつ、搬送系各ローラ及び定着装置の各ローラ
の圧着状態が解除されるのでジャム処理の作業性を大幅
に向上することができるとともに、ジャムとなった転写
材を取り出すときに像担持体を傷付けるおそれがなくな
るだけではなく、像担持体に直接オペレータの手が触れ
ることがなくなる。さらに、機械的にプロセスカートリ
ッジを水平または水平に近い傾斜角で移動させるので、
プロセスカートリッジに余計な振動を与えず、現像剤の
飛散を殆ど生じることなくプロセスカートリッジを交換
あるいはジャム処理でき、メインテナンス性の向上とい
う効果を奏するものである。なお、本画像形成装置がカ
ラープリンタの場合、プロセスカートリッジの出し入れ
カセットの出し入れジャム処理、トナー補給等を本体前
面からすべて操作できる構成としたのでモノクロプリン
タの一方向 。
操作性と同様の使い勝手メンテナンス性が実現できjこ
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断面
を左側面から示す図。第2図は、本発明が係る駆動系と
搬送系及び定着装置の構造とを右側面から示した図。第
3図は、プロセスカートリ・ンジ移動の駆動系を上方か
ら示す図。第4図は、プロセスカートリッジ移動の駆動
系の要部を示す図。 第5図は、第1図におけるAA断面の矢視図。第6図は
、プロセスカートリッジの移動を模式的1こ示す模式図
。第7図は、上部カッく−の解放機構を示す図、第8図
は、制御系を示す図。第9図は、プロセスカートリッジ
が第2の位置にあるときのカラープリンタを左側面から
示した図。第10図は、本発明を適用した転写ドラム形
式の画像形成装置の主要断面図。 lO・・・装置本体    11・・・操作パネル12
・・上部カバー 15・・・プロセスカートリッジ 17・・・感光体ペルl−18・・・駆動ローラ21・
・帯電器 22・ レーザー書き込み系ユニ・ント=45− 23・・現像器     24・・・転写極25・・・
クリーニング手段 25・・・トナー回収ボックス 28A・・・給紙タイミン、グ駆動ローラ30・・・定
着装置    30A・・・定着ローラ30B・・・′
定着圧着ローラ 30C・・・定着クリーニングローラ 36・・・突出部材    37・・・ガイド部材27
・・・給紙ローラ   28・・・タイミングローラ2
9・・・搬送手段 31・・・排紙ローラ   39・・・上部カバー軸4
0・・・巻きパイ・42・・・ソレノイド50・・・転
写ドラム   35・・・トナーホッパー102・・・
作用部材ブロック 103・・・架台     154,155・・・窓2
81・・レバー    282・・回転支軸283・・
・スプリング  284・・・ソレノイド302・・・
ボックスフレーム ・ 303B、303C・・・ブロックフレーム303
E・・・突起部    304B、304C・・・スプ
リング305B、305G・・・回転支軸306B 、
 306C・・・レバー307B、307C・・ソレノ
イド 308B、308C・・・窓 371・・支軸     372・・・感光体カバーM
l、M2・モータ  G14・・・駆動ギヤG 27a
 −G 27d・・現像器駆動ギヤG13.G26a−
G26d −ギヤ G 4LG 292.G 293.G 294.G 3
01・・・ギヤP・・・ビニオン    R・・・ラッ
クMSI・・・第1のマイクロスイッチ MS2・第2のマイクロスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド可能に
    設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジが、転
    写体の搬送トラブル発生時及び/又は保全点検の必要時
    に水平方向又は斜め上方に一定量のリリースを行うこと
    に連動して、定着圧着ローラ、定着クリーニングローラ
    及び/又は搬送系ローラの圧着状態が解除されるように
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP2294595A 1990-10-31 1990-10-31 画像形成装置 Pending JPH04166953A (ja)

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JP2294595A JPH04166953A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 画像形成装置

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