JP4307856B2 - 三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、三極構造を有する炭素ナノチューブを具備する電界放出素子及びその製造方法に係り、詳細には、高温で焼成する工程におけるゲート電極と陰極電極との整列誤差の発生が抑制された電界放出素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータやテレビ受像機等に用いられる表示装置として、高速熱電子の放出を利用する陰極線管と液晶表示素子(LCD;Liquid Crystal Display)、プラズマ表示パネル(PDP;Plasma Display Panel)、電界放出表示素子(FED;Field Emission Display)等が挙げられる。
【0003】
炭素ナノチューブを用いた電界放出表示素子は、広い視野角、高い解像度、低消費電力、温度安定性の点で陰極線管に比べて非常に有利である。このような電界放出素子は自動車航法装置、電子的な映像装置のビューファインダ等の種々の分野に応用することが可能である。特に、炭素ナノチューブを用いた電界放出表示素子は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Data Assistants)端末機、医療機器、HDTV(High Definition Television)等のディスプレイ装置に好適に用いられる。
【0004】
図1は従来の電界放出素子の構造を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、従来の電界放出素子は、基板1と、基板1に積層されたITO(Indium Tin Oxcide)から構成される電極層2と、ITO電極層2の上に、ITO電極層2の一部が露出するように形成されるマスク陰極層3と、マスク陰極層3の上にウェル8を形成するように積層される絶縁層5と、絶縁層5の上にストリップ状に形成されるゲート電極6と、ウェル8の底部に露出したITO陰極層2の上に配置された針状の炭素ナノチューブチップを含む電界放出源31とを具備して構成される。
【0005】
図2Aから図2Jは、従来の電界放出素子の製造方法のうち、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に予め三極構造を形成する工程を示す図面である。
まず、図2Aに示すように、基板1上にITO電極層2を積層した後、マスク陰極層3を蒸着する。このとき、基板1としては従来公知のガラスを用いることができ、マスク陰極層3としては金属層またはアモルファスシリコンのような紫外線を効果的に吸収して充分に遮断することが可能な物質を利用する。
【0006】
つぎに、図2Bに示すように、マスク陰極層3上にフォトレジスト11−1を塗布してマスク陰極層3の上部にマスク71−1を配置させた後、紫外線を照射して露光する。露光工程の後で、現像、エッチング及び洗浄工程を経れば図2Cに示すようにホール4を有するマスク陰極層3が形成される。
【0007】
図2Dは、マスク陰極層3の上部に絶縁層5を積層する段階を示す。積層が行われた後で、絶縁層5の絶縁特性のために550℃以上の高温で焼成し、再びゲート電極6を図2Eに示すように積層する。
【0008】
図2Fは、ゲート電極6をパターニングするために、露光、現像、エッチング及び洗浄といった一連のフォトリソグラフィ工程を示す図である。ここで、参照符号71−2はマスクを、11−2はフォトレジストを示す。前記のフォトリソグラフィ工程を経れば、図2Gに示すようなホール7が形成されたゲート電極6が形成される。ゲート電極6のパターニングが行われた段階の後、湿式または乾式のエッチング工程により絶縁層5及びマスク陰極層3をエッチングして図2Hに示すようにウェル8を形成させてITO陰極層3の一部をウェル8の底部に露出させる。
【0009】
また、図2Iに示すようにフォトレジスト11−3を塗布した後、マスク71−3をこのフォトレジスト11−3の上に配置させてフォトリソグラフィ工程を行って図2Jに示すようなストリップ状のゲート電極6をパターニングする。
【0010】
前記従来の電界放出素子の製造方法では、絶縁層5を蒸着した後で、高温で焼成するため、ガラスから構成される基板1は、その特性上、熱的変形を生じ、整列マークの位置がずれ易い。そして、このようにして整列マークの位置がずれることにより、整列マークの位置で比較的大きな誤差が生じたまま、ゲート電極6を蒸着した後で、図2Iに示すようなゲート電極6のパターンを形成すると、ITO電極のホール4とウェル8の中央部分が互いに正確に一致しなくなり、炭素ナノチューブ電界放出源31の位置が所望の中央から左右いずれかの方向に移動することとなる。このようなゲート電極6と炭素ナノチューブ電界放出源31との整列誤差によって、ゲート電極6とITO陰極層2とが互いに接触または非常に近接するようになるが、このとき、漏れ電流の発生や電子放出量の減少が生じ易くなる。
【0011】
図2Kから図2Qは、図2Aから図2Jまでの製造工程を経て形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する従来の製造方法を示す図面である。
ウェル8に炭素ナノチューブペーストを注入する段階では、犠牲層を使用してリフトオフする方法、直接整列して注入する方法、及び背面露光して形成させる方法等が挙げられる。これらの方法のうち、直接整列して注入する方法では、装備上の整列誤差及び炭素ナノチューブ物質の粘性により、高アスペクト比を実現することが困難である。また、背面露光して形成させる方法では、犠牲層を使用しないため残渣が比較的多く残存するという問題がある。
【0012】
したがって、主に炭素ナノチューブペーストを用いて電界放出源を製造するために、図2Kから図2Qに示すように、フォトレジストを犠牲層とするリフトオフ工程を利用する。
図2Kに示すように、図2Jで形成された三極構造で、ウェル8、絶縁層5及びゲート電極6を囲繞するようにフォトレジスト11−4を塗布した後、フォトリソグラフィ工程を行って図2Lに示すように絶縁層5及びゲート電極6の上部を除いてウェル8に形成されたフォトレジスト11−4のみをエッチングする。
【0013】
前記エッチングが行われた後、図2Mに示すようにスクリーンプリンティング法を利用して炭素ナノチューブペースト12をウェル8内部に注入し、フォトレジスト11−4を囲繞するように塗布した後、背面露光を行う。ここで、フォトレジスト11−4は犠牲層として供される。
【0014】
この背面露光を行えば本来の炭素ナノチューブペースト12は、図2Nに示すように、露光された炭素ナノチューブペースト13と露光されていない炭素ナノチューブペースト13’とに分けられる。これはマスク陰極層3の前面に配置された炭素ナノチューブ13’が紫外線で露光されなかったためである。
【0015】
この露光が行われた後、アセトンやNa2CO3(0.4%wt)のような現像液を利用して現像すれば、露光された炭素ナノチューブペースト13は残存し、露光されていない炭素ナノチューブペースト13’は犠牲層であるフォトレジスト11−4が現像液に分散されると同時にリフトオフされる。その結果、図2Oに示すような形態の炭素ナノチューブペースト14が得られる。このとき、露光されていない炭素ナノチューブペーストの残渣14’が現像液に溶解されずに残存するか、露光された炭素ナノチューブペースト14の一部が現像液に露出してゲート電極6または絶縁層5に付着する。
【0016】
このような電界放出素子を460℃程度の高温の窒素雰囲気で焼成すれば、図2Pに示すように前記電界放出素子が収縮する。そして、この電界放出素子を再び機械的な方法で表面処理すれば炭素ナノチューブペースト15の内部に陥没した炭素ナノチューブが表面に表れて図2Qに示すような炭素ナノチューブ電界放出源31が形成されるが、やはり残渣15’が残存することとなる。
【0017】
炭素ナノチューブペースト及び炭素ナノチューブペースト内の炭素ナノチューブ残渣16’は、図2Oに示すように三極構造の表面に付着して電極間の短絡及び陽極電圧によるダイオードエミッションのような欠陥を引き起こすおそれがある。
【0018】
図3は、図2Dに示すように従来の電界放出素子の製造方法によって製造された電界放出素子で、ゲート電極6と炭素ナノチューブ電界放出源31との間に整列誤差が発生した状態を示す図である。ゲート電極6に対して炭素ナノチューブ電界放出源31が右側に偏って互いの中心がずれていることがわかる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記従来技術の問題点を改善するためになされたものであり、その目的は、高温で焼成を行う工程で生じ得るゲート電極と炭素ナノチューブとの整列誤差を除去することによって、ゲート電極と陰極との短絡を防止することが可能な炭素ナノチューブを備えた電界放出素子とその製造方法を提供することにある。
【0020】
また、本発明の他の目的は、電極間に短絡やダイオードエミッションの原因になり得る炭素ナノチューブペーストの現像工程における炭素ナノチューブペーストの残渣を抑制することが可能な電界放出素子の製造方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
(1)前記目的を達成するための本発明に係る三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子は、基板と、前記基板上に積層される透明な陰極層と、前記陰極層の一部が底部に露出したウェルを有して前記陰極層上に形成される絶縁層と、前記ウェルに対応する開口部を有して前記絶縁層上に配置されたゲート電極と、前記ゲート電極の上部と、前記開口部及び前記ウェルの内壁を囲繞するように形成される光遮断抵抗層と、前記露出した陰極層上に配置された炭素ナノチューブ電界放出源とを具備して構成される。
【0022】
(2)本発明では、前記光遮断抵抗層がアモルファスシリコンで構成されることが望ましい。
(3)また、本発明では、前記炭素ナノチューブ電界放出源が、前記露出した陰極上に配置された炭素ナノチューブカラム(column;柱)及びその表面に整列される炭素ナノチューブチップを含んで構成されることが望ましい。
【0023】
(4)前記目的を達成するための本発明に係る三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法は、基板上に透明な陰極層、絶縁層を順次積層した後で焼成する第1段階と、前記絶縁層上にゲート電極を積層した後で前記ゲート電極の中心部に開口部が形成されるようにパターニングする第2段階と、前記絶縁層に前記開口部に対応するウェルが形成されるようにエッチングして前記ゲート電極がストリップ状に形成されるようにパターニングする第3段階と、前記ゲート電極及び前記ウェルの内壁に光遮断抵抗層を蒸着した後で前記ウェルの底部に陰極が露出するようにパターニングする第4段階と、前記露出した陰極上に炭素ナノチューブ電界放出源を形成する第5段階とを含んで構成される。
【0024】
(5)本発明では、前記光遮断抵抗層がアモルファスシリコンで形成されることが望ましい。
(6)また、本発明では、前記光遮断抵抗層が化学気相蒸着法を利用して形成されることが望ましい。
(7)更に、本発明では、前記炭素ナノチューブ電界放出源が、前記露出した陰極上に配置された炭素ナノチューブカラム及びその表面に整列される炭素ナノチューブチップを含むことが望ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態の電界放出素子とその製造方法について詳細に説明する。
ここで、同じ構成要素については、たとえ異なる図面であっても同一の参照番号を附して重複した説明を省略する。
【0030】
図4は本発明に係る実施形態の電界放出素子を模式的に示す断面図である。
図4に示すように、基板111上に陰極層112が積層されており、陰極層112上にはウェル118を有する絶縁層115が形成されている。そして、絶縁層115の上部にはウェル118が延びる開口部118’を有するストリップ状のゲート電極116がパターニングされており、ゲート電極116及びウェル118の内壁をすべて囲繞するように光遮断抵抗層120が形成されている。
【0031】
また、ウェル118の底部には陰極層112が一部露出している。そして、この陰極層112上には、炭素ナノチューブカラム及びその上部に、炭素ナノチューブチップが整列された炭素ナノチューブ電界放出源131が配置されている。
【0032】
図5Aから図5Rは、図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法を模式的に示す断面図である。
まず、図5Aに示すように、基板111上にITOより構成される陰極層112を蒸着する。前記したように背面露光のために透明な伝導性物質でITO陰極層112を形成する。
【0033】
つぎに、図5Bに示すように、陰極層112上に絶縁層115を成膜して550℃以上の高温で焼成する。本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法では、従来の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法と異なり、マスク陰極層3を除去して直ちに絶縁層115を陰極層112上に蒸着し、陰極パターンを形成する前に焼成工程を行うので、陰極パターンとゲート電極パターンとの間に整列誤差が発生しない。
【0034】
前記焼成工程が行われた後で、図5Cに示すように、絶縁層115の上部にゲート電極116を積層する。このゲート電極116を積層する工程が行われた後で、図5Dに示すように、ゲート電極層116上にフォトレジスト110−1を塗布した後、前記フォトレジスト10の上部にマスク117−1を被覆して露光するといった前記と同様の一連のフォトリソグラフィ工程を行う。
【0035】
このようなフォトリソグラフィ工程により形成されたゲートパターンを図5Eに示す。ゲート電極116に形成されたホール117に対応して絶縁層115を図5Fに示すようにエッチングする。エッチングされた空間は炭素ナノチューブペースト151が印刷されるウェル118である。
【0036】
図5Gは、ゲート電極116のストリップ状のパターンを形成するために露光、現像、エッチング及び洗浄の工程を含む一連のフォトリソグラフィ工程を示しており、前記フォトリソグラフィ工程により形成されたゲート電極116のパターンが図5Hに示されている。ここで、参照符号110−2はフォトレジストを示し、171−2はマスクを示す。
【0037】
そして、図5Iに示すように、アモルファスシリコンのような抵抗成分を有して紫外線を遮断する物質をゲート電極116及びウェル118の内壁に蒸着する。前記紫外線遮断物質より構成される光遮断抵抗層120は段差形状の塗布が容易な化学気相蒸着法(CVD;Chemical Vapor Deposition)を利用して蒸着する。
【0038】
つぎに、図5Jに示すように、フォトレジスト110−3を塗布してその上部にマスク171−3を配置させて露光及び現像を含むフォトリソグラフィ工程を行い、図5Kに示すようにウェル118の底部に陰極層112を露出させる。この工程の後で、図5Lに示すようにウェル118及び紫外線を遮断する光遮断抵抗層120をフォトレジスト110−4で全体的に塗布し、マスク171−4をその上部に配置させてフォトリソグラフィ工程を行って図5Mに示すようにフォトレジスト110−4をパターニングする。
【0039】
ウェル118及びウェル118の底部に露出した陰極112上のフォトレジスト110−4は除去されて、フォトレジスト110は図5Mに示すように紫外線を遮断する光遮断抵抗層120上にのみ積層されている。
そして、図5Nに示すように、炭素ナノチューブペースト130を、ウェル118を含む空間に注入してフォトレジスト110を被覆するように塗布した後、基板111の背面に紫外線を照射して炭素ナノチューブペースト130を露光させる。更に、図5Oに示すように、炭素ナノチューブペースト130は、紫外線を遮断する光遮断抵抗層120によって、露光された炭素ナノチューブペースト132と露光されていない炭素ナノチューブ132’とに分けられる。
【0040】
続いて、現像工程を行うことにより、図5Pに示すように露光されていない炭素ナノチューブペースト132’が除去され、露光された炭素ナノチューブペースト132が残存する。引き続き、焼成工程を行うことにより、図5Qに示すように炭素ナノチューブペースト132の高さが低くなって炭素ナノチューブカラム133が形成され、この炭素ナノチューブカラム133を表面処理すれば、図5Rに示すように、針状の炭素ナノチューブが整列された電界放出源134が形成される。
【0041】
図6は本発明に係る第1実施形態の製造方法により製造された三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子を示す写真である。図6に示すように、本発明に係る第1実施形態の電界放出素子の製造方法により製造された三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子は、図3に示す従来の電界放出素子とは異なり、炭素ナノチューブを備えた電界放出源131と紫外線を遮断する光遮断抵抗層120とが、整列誤差を生じることなく、より正確な位置に配置されて形成されていることがわかる。
【0042】
本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法は、比較的大面積の電界放出素子を具現する際に、高温で行われる焼成工程で生じ得るゲート電極パターンと陰極パターンとの整列誤差を抑制することで、炭素ナノチューブの電子放出によるゲート電極と陰極電極との電気的短絡現象を防止することができるという長所を備えている。
【0043】
しかし、炭素ナノチューブペーストを印刷する工程で、従来の液状フォトレジストを犠牲層として背面露光した後でリフトオフする方式を採用すると、露光されていない炭素ナノチューブ、または炭素ナノチューブペーストの残渣が残存して、前記ゲート電極と陰極電極との間の電気的短絡現象や陽極電圧による電子放出などの欠陥を発生させる場合がある。
【0044】
そこで、本発明は、このような問題点を解消すべく、本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法を提案する。すなわち、本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法は、炭素ナノチューブペーストの現像を行う際に、残渣の存在による性能低下を防止すべく陰極表面に保護層を積層する。
【0045】
図7Aから図7Hに本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法を示す。
図7Aは、本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、1例として用いた、図2Jに示すような従来の電界放出素子の三極構造を模式的に示す断面図である。参照符号211は基板を示し、参照番号212はITO電極層を示し、参照番号213はゲート電極を示し、参照番号215は絶縁層を示し、参照番号216はゲート電極を示す。
【0046】
図7Bに示すように、フォトレジストの1種であるDFRフィルムのような、現像液を処理する際にも残存する物質を使用して保護層217を絶縁層215及びゲート電極216の上部に積層した後、マスク271をその上部に配置させて露光及び現像工程を含むフォトリソグラフィ工程を通して図7Cに示すように保護層217をパターニングしてゲート電極216、絶縁層215及びマスク陰極層213を順次エッチングしてウェル218を形成する。
【0047】
前記のパターニング工程の後で、図7Dに示すように、ウェル218に炭素ナノチューブペースト220を注入して保護層217上にも炭素ナノチューブペースト220が被覆されるように塗布する。
このように塗布が行われた後、基板211の背面に紫外線を照射して背面露光を行えば、マスク陰極層213が形成された部分の前面では紫外線が遮断されて炭素ナノチューブペースト221’及び保護層217が露光されず、マスク陰極層213がエッチングされてITO陰極層212が露出した部分の前面では紫外線が通過するので、この部分に配置された炭素ナノチューブペースト221のみが感光されて図7Eに示す形態となる。
【0048】
露光工程の後で、現像液(例えば、Na2CO3溶液)で現像すれば露光されていない炭素ナノチューブ221’が除去され、図7Fに示すように、DFR(Dry Film Release)フィルムより構成される保護層217は残存する。本発明では、保護層217をリフトオフするために4%NaOH溶液を使用するのが望ましいが、DFRフィルムより構成される保護層217はNaOH溶液に溶解されずに、フィルム自体の形態を維持しながら表面からそのままリフトオフされて、溶液内の炭素ナノチューブの残渣が残存することを抑制する。図7Fに、保護層217がゲート電極216からリフトオフされる工程を示す。
【0049】
ここで、露光されていない炭素ナノチューブ221’と保護層217とを分離して除去する代わりに、図7Fの段階で、NaOH溶液を用いて処理すれば、炭素ナノチューブ221’及び保護層217とが同時に、露光された炭素ナノチューブ221及びゲート電極216からリフトオフされる。
【0050】
このようなリフトオフは、炭素ナノチューブ221’と保護層217とが化学的に結合され、更に、保護層217がフィルム型のDFRであることによってはじめて可能となる技術である。このことは本発明で特筆すべきことである。
【0051】
すなわち、従来の液状フォトレジストを使用した場合には、露光されていない炭素ナノチューブ及びフォトレジストが現像液に分散されてしまうので、前記のような化学的な結合も形成されない。したがって、従来の液状フォトレジストを使用したときには、このようにして炭素ナノチューブ221’及び保護層217とを同時に、露光された炭素ナノチューブ221及びゲート電極216からリフトオフさせて、炭素ナノチューブ221’及び保護層217と、露光された炭素ナノチューブ221及びゲート電極216とを同時に分離することは不可能であった。
【0052】
本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で例示したDFRフィルムは保護層としての1例に過ぎない。すなわち、本発明にあっては、炭素ナノチューブと化学結合を形成し、かつ現像液上でも固体状で残存して、三極構造から適切にリフトオフされる物質であれば保護層として用いることが可能である。
【0053】
従来の電界放出素子の製造方法で炭素ナノチューブペーストの残渣が発生する理由は、露光されていない炭素ナノチューブ及び犠牲層であるフォトレジストがリフトオフを行う工程で現像液に分散され、陰極の最上部にある炭素ナノチューブペーストが現像液に露出するためである。
【0054】
これに対して、本発明では、前記炭素ナノチューブペーストの残渣の発生を防止すべく、露光されていない炭素ナノチューブと化学的な結合を形成する物質である1例のDFRフィルムを保護層として塗布することにより、現像液上でも分散されないようにして、リフトオフを行う工程でゲート電極層を保護して露光された炭素ナノチューブが現像液に直接接触しないようにする。したがって、本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法では、露光されていない炭素ナノチューブが残存しない。
【0055】
前記のリフトオフ工程の後、図7Gに示すように焼成工程を実行して炭素ナノチューブカラム224の高さを低くして表面処理を行えば、図7Hに示すように、針状の炭素ナノチューブ225が電界放出源として作用する電界放出素子が完成される。
【0056】
本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法は、図2Jに示すような従来の三極構造を有する炭素ナノチューブにも適用できるのみならず、図5Kに示すような前記した本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法による三極構造にも適用できる。
【0057】
すなわち、図5Kに示す工程で形成された紫外線を遮断する光遮断抵抗層120に塗布されるようにDFRフィルムより構成される保護層217をパターニングした後、図7Dから図7Hに示す工程と同様の工程を実行して図5Rに示すような形態の電界放出素子を製造することが可能である。
【0058】
ただし、本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で製造された電界放出素子と、本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で製造された電界放出素子との相違点は、前者が紫外線を遮断するために紫外線遮断マスク陰極層を具備しているのに対し、後者は紫外線を遮断するために紫外線を遮断する光遮断抵抗層を具備しているという点のみである。
【0059】
本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法は、炭素ナノチューブペーストを現像する際に発生し得る残渣を抑制することによって、陰極表面を保護して電極間の短絡やダイオードエミッションを防止することができる。
【0060】
図8は本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で犠牲層として液状フォトレジストを使用して製造された電界放出素子の電子放出の状態を示す写真であり、図9は本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で犠牲層としてDFRフィルムを使用して製造された電界放出素子の電子放出の状態を示す写真である。
【0061】
図9に示す本発明に係る第2実施形態の製造方法で犠牲層にDFRフィルムを用いて製造された製造された電界放出素子は、図8に示す本発明に係る第2実施形態の製造方法で犠牲層に液状フォトレジストを用いて製造された電界放出素子に比べてより明るい光を放射していることから、前記DFRフィルムを犠牲層に用いた場合には、炭素ナノチューブの残渣が更に効果的に除去されることがわかる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明した通りに構成される本発明によれば以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法によれば、マスク陰極層を除去して直ちに絶縁層を陰極層上に蒸着し、陰極パターンを形成する前に高温での焼成工程を行うので、この電界放出素子のゲート電極と陰極との整列誤差を抑制することが可能である。その結果、電流の漏れが防止されて、電子放出性能が更に向上された三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子を提供することができる。
【0063】
また、本発明に係る三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法によれば、炭素ナノチューブペーストの現像処理を行う工程で残渣の発生を抑制することができる。その結果、電極間の短絡やダイオードエミッションが効果的に防止された三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の1例の電界放出素子を模式的に示す断面図である。
【図2A】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、基板上にITO電極層を積層した後、マスク陰極層を蒸着する工程を模式的に示す断面図である。を示す断面図である。
【図2B】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、マスク陰極層上にフォトレジストを塗布してマスク陰極層の上部にマスクを配置させた後、紫外線を照射して露光する工程を模式的に示す断面図である。
【図2C】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、ホールを有するマスク陰極層が形成される工程を模式的に示す断面図である。
【図2D】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、マスク陰極層の上部に絶縁層を積層する工程を模式的に示す断面図である。
【図2E】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、図2Dに示すような積層が行われた工程の後でゲート電極を積層する工程を模式的に示す断面図である。
【図2F】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、ゲート電極をパターニングするためのフォトリソグラフィ工程を模式的に示す断面図である。
【図2G】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、図2Fに示す工程の後でホールが形成されたゲート電極が形成された状態を模式的に示す断面図である。
【図2H】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、図2Jに示すゲート電極のパターニングが行われた段階の後、ITO陰極層の一部をウェルの底部に露出させる工程を模式的に示す断面図である。
【図2I】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、フォトレジストを塗布した後、マスクをその上部に配置させてフォトリソグラフィ工程を行う工程を模式的に示す断面図である。
【図2J】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、炭素ナノチューブペーストを印刷する前に三極構造を形成する工程のうち、図2Iに示す工程を経て形成ストリップ状のゲート電極をパターニングする工程を模式的に示す断面図である。
【図2K】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、図2Jに示す工程で形成された三極構造でウェル、絶縁層及びゲート電極を囲繞するようにフォトレジストを塗布する工程を模式的に示す断面図である。した後、フォトリソグラフィ工程を行う工程を模式的に示す断面図である。
【図2L】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、図2Kに示す工程の後でフォトリソグラフィ工程を行い、絶縁層及びゲート電極の上部を除いてウェルに形成されたフォトレジストのみをエッチングする工程を模式的に示す断面図である。
【図2M】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、図2Lに示すエッチング工程の後で、スクリーンプリンティング法を利用して炭素ナノチューブペーストをウェル内部に注入し、フォトレジストを囲繞するように塗布した後、背面露光を行う工程を模式的に示す断面図である。
【図2N】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、図2Mの工程で背面露光を行うことにより、炭素ナノチューブペーストが、露光された炭素ナノチューブペーストと露光されていない炭素ナノチューブペーストとに分けられる状態を模式的に示す断面図である。
【図2O】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、露光が行われた後、現像され露光された炭素ナノチューブペーストが残存し、露光されていない炭素ナノチューブペーストは犠牲層であるフォトレジストが現像液に分散されると同時にリフトオフされて、炭素ナノチューブペーストが得られた状態を模式的に示す断面図である。
【図2P】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、図2Oに示す工程を経た電界放出素子を窒素雰囲気で焼成することにより、電界放出素子が収縮した状態を模式的に示す断面図である。
【図2Q】図1に示す従来の1例の電界放出素子の製造方法において、図2Aから図2Jまでの工程で形成された三極構造の炭素ナノチューブを電界放出源として形成する工程のうち、図2Pに示す電界放出素子を再び機械的な方法で表面処理することにより、炭素ナノチューブペーストの内部に陥没した炭素ナノチューブが表面に表れて炭素ナノチューブ電界放出源が形成された状態を模式的に示す断面図である。
【図3】図2Aから図2Qに示す従来の電界放出素子の製造方法によって製造された電界放出素子を示す写真である。
【図4】本発明に係る第1実施形態の電界放出素子を模式的に示す断面図である。
【図5A】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、基板上にITOより構成される陰極層を蒸着する工程を模式的に示す断面図である。
【図5B】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、陰極層上に絶縁層を成膜して焼成する工程を模式的に示す断面図である。
【図5C】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、絶縁層の上部にゲート電極を積層する工程を模式的に示す断面図である。
【図5D】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、ゲート電極層上にフォトレジストを塗布し、このフォトレジストの上部にマスクを被覆して露光する一連のフォトリソグラフィを行う工程を模式的に示す断面図である。
【図5E】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図5Dに示すフォトリソグラフィ工程で形成されたゲートパターンを模式的に示す断面図である。
【図5F】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、ゲート電極に形成されたホールに対応して絶縁層115をエッチングする工程を模式的に示す断面図である。
【図5G】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、ゲート電極のストリップ状のパターンを形成するために一連のフォトリソグラフィを行う工程を模式的に示す断面図である。
【図5H】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図5Gに示すフォトリソグラフィ工程で形成されたゲート電極のパターンを模式的に示す断面図である。
【図5I】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、紫外線を遮断する物質をゲート電極及びウェルの内壁に蒸着する工程を模式的に示す断面図である。
【図5J】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、フォトレジストを塗布してその上部にマスクを配置させて露光及び現像を含む一連のフォトリソグラフィ工程を模式的に示す断面図である。
【図5K】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、ウェルの底部に陰極層を露出させる工程を模式的に示す断面図である。
【図5L】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、ウェル及び紫外線を遮断する光遮断抵抗層をフォトレジストで全体的に塗布する工程を模式的に示す断面図である。
【図5M】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図5Lに示す工程の後でマスクをその上部に配置させてフォトリソグラフィ工程を行い、フォトレジストをパターニングする工程を模式的に示す断面図である。
【図5N】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、炭素ナノチューブペーストを、ウェルを含む空間に注入してフォトレジストを被覆するように塗布する工程を模式的に示す断面図である。
【図5O】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、炭素ナノチューブペーストが、紫外線を遮断する光遮断抵抗層により露光された炭素ナノチューブペーストと、露光されていない炭素ナノチューブとに分けられる工程を模式的に示す断面図である。
【図5P】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、現像工程により、露光されていない炭素ナノチューブペーストが除去されて、露光された炭素ナノチューブペーストが残留する工程を模式的に示す断面図である。
【図5Q】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、炭素ナノチューブペーストの高さを低くして炭素ナノチューブカラムを形成する工程を模式的に示す断面図である。
【図5R】図4に示す本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図5Qに示す炭素ナノチューブカラムを表面処理して針状の炭素ナノチューブが整列した電界放出源を形成する工程を模式的に示す断面図である。
【図6】本発明に係る第1実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法によって製造された電界放出素子を示す写真である。
【図7A】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で用いた従来の1例の電界放出素子の三極構造を模式的に示す断面図である。
【図7B】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、保護層を絶縁層及びゲート電極の上部に積層する工程を模式的に示す断面図である。
【図7C】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図7Bに示す工程の後で、露光及びフォトリソグラフィ工程を通して、保護層をパターニングしてゲート電極、絶縁層及びマスク陰極層を順次エッチングしウェルを形成する工程を模式的に示す断面図である。
【図7D】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図7Cに示す工程の後で、ウェルに炭素ナノチューブペーストを注入して保護層上に炭素ナノチューブペーストが被覆されるように塗布する。
【図7E】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図7Dに示す工程の後で、基板の背面に紫外線を照射して背面露光を行う工程を模式的に示す断面図である。
【図7F】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図7Eに示す工程の後で、現像を行い、露光されていない炭素ナノチューブを除去し、保護層を残存させて保護層をゲート電極からリフトオフさせる工程を模式的に示す断面図である。
【図7G】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図7Fに示す工程の後で、焼成工程を実行して炭素ナノチューブカラムの高さを低くする工程を模式的に示す断面図である。
【図7H】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、図7Gに示す工程の後で、表面処理を行って電界放出源として作用する針状の炭素ナノチューブを備えた電界放出素子を完成させる工程を模式的に示す断面図である。
【図8】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、従来技術で使用されている液状フォトレジストを犠牲層として製造された電界放出素子の電子放出の状態を示す写真である。
【図9】本発明に係る第2実施形態の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法で、本発明で使用されるDFRフィルムを犠牲層として製造された電界放出素子の電子放出を示す写真である。
【符号の説明】
1 基板
2 電極層
3 マスク陰極層
5 絶縁層
6 ゲート電極
8 ウェル
31 炭素ナノチューブ電界放出源
11−1、11−2、11−3、11−4 フォトレジスト
71−1、71−2、71−3 マスク
110−1、110−2、110−3、110−4 フォトレジスト
111 基板
112 陰極層
115 絶縁層
116 ゲート電極
118 ウェル
117−1、117−2 マスク
118 ウェル
118’ 開口部
120 光遮断抵抗層
131 炭素ナノチューブ電界放出源
132 炭素ナノチューブペースト
132’ 炭素ナノチューブ
133 炭素ナノチューブカラム
211 基板
212 ITO電極層
213 ゲート電極
215 絶縁層
216 ゲート電極
217 保護層
218 ウェル
220、221 炭素ナノチューブペースト
221’ 炭素ナノチューブ
224 炭素ナノチューブカラム
225 炭素ナノチューブ
271 マスク
Claims (7)
- 基板と、
前記基板上に積層される透明な陰極層と、
前記陰極層の一部が底部に露出したウェルを有し、前記陰極層上に形成される絶縁層と、
前記ウェルに対応する開口部を有し、前記絶縁層上に配置されたゲート電極と、
前記ゲート電極の上部と、前記開口部及び前記ウェルの内壁を囲繞するように形成される光遮断抵抗層と、
前記露出した陰極層上に配置された炭素ナノチューブ電界放出源と、
を具備することを特徴とする三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子。 - 前記光遮断抵抗層は、アモルファスシリコンで構成されることを特徴とする請求項1に記載の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子。
- 前記炭素ナノチューブ電界放出源は、前記露出した陰極上に配置された炭素ナノチューブカラム、及びその表面に整列される炭素ナノチューブチップを含むことを特徴とする請求項1に記載の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子。
- 請求項1に記載の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法であって、
基板上に透明な陰極層、絶縁層を順次積層した後、焼成する第1段階と、
前記絶縁層上にゲート電極を積層した後、前記ゲート電極の中心部に開口部が形成されるようにパターニングする第2段階と、
前記絶縁層に前記開口部に対応するウェルが形成されるようにエッチングし、前記ゲート電極がストリップ状に形成されるようにパターニングする第3段階と、
前記ゲート電極及び前記ウェルの内壁に光遮断抵抗層を蒸着した後、前記ウェルの底部に陰極が露出するようにパターニングする第4段階と、
前記露出した陰極上に炭素ナノチューブ電界放出源を形成する第5段階と、
を含むことを特徴とする三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法。 - 前記光遮断抵抗層は、アモルファスシリコンで形成されることを特徴とする請求項4に記載の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法。
- 第4段階で、前記光遮断抵抗層は化学気相蒸着法を利用して形成されることを特徴とする請求項5に記載の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法。
- 前記炭素ナノチューブ電界放出源は、前記露出した陰極上に配置された炭素ナノチューブカラム、及びその表面に整列される炭素ナノチューブチップを含むことを特徴とする請求項4に記載の三極構造を有する炭素ナノチューブを備えた電界放出素子の製造方法。
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