JP2000215792A - 平面型表示装置の製造方法 - Google Patents
平面型表示装置の製造方法Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/022—Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes
- H01J9/025—Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes of field emission cathodes
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- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平面型表示装置における電界放出型カソード
の高精度の製造を可能にする。 【解決手段】 基板1の面上に、第1の電極11及び第
1の電極11上の電子放出部9を形成し、第1の電極1
1及び電子放出部9を含む領域上に絶縁層7を形成し、
この絶縁層7上に第2の電極となる電極層121を形成
する工程と、電極層121を含む全面上にネガ型のフォ
トレジスト層30を形成し、電子放出部9をマスクにし
て基板1の背面より紫外線31を照射してフォトレジス
ト層30を露光し、現像して電子放出部9に対応する部
分のフォトレジスト層301を選択的に除去する工程
と、残ったフォトレジスト層301をマスクにして電極
層121及び絶縁層7を選択エッチングして電子放出部
9が露出する開口を形成する工程を有する。
の高精度の製造を可能にする。 【解決手段】 基板1の面上に、第1の電極11及び第
1の電極11上の電子放出部9を形成し、第1の電極1
1及び電子放出部9を含む領域上に絶縁層7を形成し、
この絶縁層7上に第2の電極となる電極層121を形成
する工程と、電極層121を含む全面上にネガ型のフォ
トレジスト層30を形成し、電子放出部9をマスクにし
て基板1の背面より紫外線31を照射してフォトレジス
ト層30を露光し、現像して電子放出部9に対応する部
分のフォトレジスト層301を選択的に除去する工程
と、残ったフォトレジスト層301をマスクにして電極
層121及び絶縁層7を選択エッチングして電子放出部
9が露出する開口を形成する工程を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界電子放出現象
を利用した平面型表示装置の製造方法に関する。
を利用した平面型表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、電界電子放出現象を利用した平
面型表示装置の代表的な構成を示す一部を断面とする斜
視図である。この平面型表示装置15は、夫々例えばガ
ラス基板によって構成される第1及び第2の基板1及び
2が、補強用のスペーサ3を介して、互に所要の間隔を
保持して対向され、これら相対向する基板1及び2の周
辺部がセラミック等の絶縁性の外周枠14を介して例え
ばガラスフリットにて気密的に封着されて、両基板1及
び2間に、気密的偏平空間が形成され、第1の基板1側
に電子放出部4が配置され、第2の基板2側に蛍光面5
が形成されて成る。
面型表示装置の代表的な構成を示す一部を断面とする斜
視図である。この平面型表示装置15は、夫々例えばガ
ラス基板によって構成される第1及び第2の基板1及び
2が、補強用のスペーサ3を介して、互に所要の間隔を
保持して対向され、これら相対向する基板1及び2の周
辺部がセラミック等の絶縁性の外周枠14を介して例え
ばガラスフリットにて気密的に封着されて、両基板1及
び2間に、気密的偏平空間が形成され、第1の基板1側
に電子放出部4が配置され、第2の基板2側に蛍光面5
が形成されて成る。
【0003】第1の基板1上には、夫々例えばストライ
プ状の複数の第1の電極(いわゆるカソード電極)11
及び第2の電極(いわゆる電子を引き出すためのゲート
電極)12が、互に交叉(例えば直交)する方向に平行
配列され、互いの交叉部が絶縁層7を介して電気的に絶
縁されて成る。
プ状の複数の第1の電極(いわゆるカソード電極)11
及び第2の電極(いわゆる電子を引き出すためのゲート
電極)12が、互に交叉(例えば直交)する方向に平行
配列され、互いの交叉部が絶縁層7を介して電気的に絶
縁されて成る。
【0004】そして、例えばこれら第1及び第2の電極
11及び12の交叉部に対応して、夫々電界放出型カソ
ード4が構成される。これら電界放出型カソード4は、
冷陰極構成を有し、図7A,Bに示すように、第1及び
第2の電極11及び12の交叉部に、絶縁層7と上層の
第2の電極12とを貫通する開口8が形成され、この開
口8内において下層の第1の電極11上に電子放出部
(いわゆるエミッタ)9が配置されて成る。この場合、
交叉部に対応する1画素当たり(カラー蛍光面では、3
つの副画素となる蛍光体R,G及びBで1画素を構成す
るので(1副画素当たり)、複数個の電子放出部9が配
置される。
11及び12の交叉部に対応して、夫々電界放出型カソ
ード4が構成される。これら電界放出型カソード4は、
冷陰極構成を有し、図7A,Bに示すように、第1及び
第2の電極11及び12の交叉部に、絶縁層7と上層の
第2の電極12とを貫通する開口8が形成され、この開
口8内において下層の第1の電極11上に電子放出部
(いわゆるエミッタ)9が配置されて成る。この場合、
交叉部に対応する1画素当たり(カラー蛍光面では、3
つの副画素となる蛍光体R,G及びBで1画素を構成す
るので(1副画素当たり)、複数個の電子放出部9が配
置される。
【0005】第2の基板2側の蛍光面5上には、薄膜導
電層によるメタルバック層6が形成され、このメタルバ
ック層6に、高電圧の加速電圧が供給される。
電層によるメタルバック層6が形成され、このメタルバ
ック層6に、高電圧の加速電圧が供給される。
【0006】そして、第1及び第2の電極11及び12
の選択された電極間に所要の電圧が印加されることによ
って、この交叉部に配置された電界放出型カソード4の
各電子放出部9から電子を取り出し、これを上述の加速
電圧によって加速させてメタルバック層6を突き抜けて
蛍光面5に衝撃させて、この部分を励起発光させて、目
的とする発光表示、例えば画像表示を行う。
の選択された電極間に所要の電圧が印加されることによ
って、この交叉部に配置された電界放出型カソード4の
各電子放出部9から電子を取り出し、これを上述の加速
電圧によって加速させてメタルバック層6を突き抜けて
蛍光面5に衝撃させて、この部分を励起発光させて、目
的とする発光表示、例えば画像表示を行う。
【0007】ところで、上述の電界放出型カソードは、
回転塗布、印刷、蒸着、スパッタ、CVD(化学気相成
長)等の成膜工程と、フォトレジストマスクを用いたエ
ッチング、リフトオフ等のいわゆるフォトリソグラフィ
工程により形成される。
回転塗布、印刷、蒸着、スパッタ、CVD(化学気相成
長)等の成膜工程と、フォトレジストマスクを用いたエ
ッチング、リフトオフ等のいわゆるフォトリソグラフィ
工程により形成される。
【0008】図8及び図9は、従来技術による電界放出
型カソードの作製工程を示す。
型カソードの作製工程を示す。
【0009】先ず、図8Aに示すように、第1の基板1
の一面上にストライプ状の第1の電極11を形成し、こ
の第1の電極11上の第2の電極12との交叉部にリフ
トオフ法又は選択エッチング等により電子放出部4を形
成した後、全面上に絶縁層7を形成し、さらに絶縁層7
上に第1の電極11と交叉するストライプ状の第2の電
極12を形成する。そして、第2の電極12を含む全面
にポジ型のフォトレジスト層17を形成し、フォトマス
ク18を介して紫外線19を照射して電子放出部4に対
応する部分のフォトレジスト層17のみを選択的に露光
する。17aは被露光部、17bは未露光部である。こ
の工程では電子放出部4の中心と、その後形成する第2
の電極12の開口の中心とが一致するように、予め設け
てある基準マーカを基準にしてフォトマスク18の位置
調整が行われる。
の一面上にストライプ状の第1の電極11を形成し、こ
の第1の電極11上の第2の電極12との交叉部にリフ
トオフ法又は選択エッチング等により電子放出部4を形
成した後、全面上に絶縁層7を形成し、さらに絶縁層7
上に第1の電極11と交叉するストライプ状の第2の電
極12を形成する。そして、第2の電極12を含む全面
にポジ型のフォトレジスト層17を形成し、フォトマス
ク18を介して紫外線19を照射して電子放出部4に対
応する部分のフォトレジスト層17のみを選択的に露光
する。17aは被露光部、17bは未露光部である。こ
の工程では電子放出部4の中心と、その後形成する第2
の電極12の開口の中心とが一致するように、予め設け
てある基準マーカを基準にしてフォトマスク18の位置
調整が行われる。
【0010】次に、図8Bに示すように、現像処理し
て、フォトレジスト層17の被露光部17aを除去し、
開口20が形成されたフォトレジスト層17を形成す
る。
て、フォトレジスト層17の被露光部17aを除去し、
開口20が形成されたフォトレジスト層17を形成す
る。
【0011】次に、図9Cに示すように、フォトレジス
ト層17をマスクに、選択エッチングにより、第2の電
極12及びその下層の絶縁層7を貫通して電子放出部4
が露出するような開口8を形成する。
ト層17をマスクに、選択エッチングにより、第2の電
極12及びその下層の絶縁層7を貫通して電子放出部4
が露出するような開口8を形成する。
【0012】そして、図9Dに示すように、フォトレジ
スト層17を除去して第1の電極11と第2の電極12
の交叉部の位置に形成した開口8内に電子放出部9が形
成されてなる電界放出型カソード4を得る。
スト層17を除去して第1の電極11と第2の電極12
の交叉部の位置に形成した開口8内に電子放出部9が形
成されてなる電界放出型カソード4を得る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の電界放出
型カソード4の製造方法においては、図8Aの工程中の
スパッタ、CVD等による絶縁層7の成膜時に発生する
膜応力により基板1の変形、絶縁層7を印刷で形成する
場合には、その印刷によるガラスペーストの熱処理によ
る基板1の伸縮等により、開口形成用のフォトマスク1
8と電子放出部4の位置とに相対的な位置ずれが生じ
る。このため、図9Dに示すように、最終的に第2の電
極12の開口8と電子放出部4との位置ずれが生じたと
きには、電子放出量が変動し、表示むらが発生するとい
う問題が生じる。
型カソード4の製造方法においては、図8Aの工程中の
スパッタ、CVD等による絶縁層7の成膜時に発生する
膜応力により基板1の変形、絶縁層7を印刷で形成する
場合には、その印刷によるガラスペーストの熱処理によ
る基板1の伸縮等により、開口形成用のフォトマスク1
8と電子放出部4の位置とに相対的な位置ずれが生じ
る。このため、図9Dに示すように、最終的に第2の電
極12の開口8と電子放出部4との位置ずれが生じたと
きには、電子放出量が変動し、表示むらが発生するとい
う問題が生じる。
【0014】一方、電子放出部4と第2の電極12との
距離を短くすると、電子放出電圧が低下する傾向にあ
る。電子放出電圧が低下すれば、表示回路が安価にな
り、消費電力の低い表示装置が実現できるので、高精細
なパターニングが要求されている。
距離を短くすると、電子放出電圧が低下する傾向にあ
る。電子放出電圧が低下すれば、表示回路が安価にな
り、消費電力の低い表示装置が実現できるので、高精細
なパターニングが要求されている。
【0015】しかし、20インチ型以上の大型の平面表
示装置を製造する露光装置は、フォトマスク18の損傷
に鑑み、多くがフォトマスク18をフォトレジスト層1
7から離して露光する、いわゆるプロキシミティ露光を
採用している。プロキシミティ露光は、フォトマスク1
8とフォトレジスト層17との間に隙間を設ける方式の
ため、基板変形を矯正することができず位置ずれが発生
する事が問題となっていた。また、フォトマスク18と
フォトレジスト層17との間に隙間を有するため、高精
細なパターンが得られない欠点があった。
示装置を製造する露光装置は、フォトマスク18の損傷
に鑑み、多くがフォトマスク18をフォトレジスト層1
7から離して露光する、いわゆるプロキシミティ露光を
採用している。プロキシミティ露光は、フォトマスク1
8とフォトレジスト層17との間に隙間を設ける方式の
ため、基板変形を矯正することができず位置ずれが発生
する事が問題となっていた。また、フォトマスク18と
フォトレジスト層17との間に隙間を有するため、高精
細なパターンが得られない欠点があった。
【0016】高精細なフォトリソグラフィを実現する露
光装置として、LSI等の半導体装置の製造分野では、
プロジェクション方式が採用されている。しかし、露光
装置の価格が非常に高価であり、20インチ型以上の平
面型表示装置用には光学系の制約もあり、現実的ではな
い。
光装置として、LSI等の半導体装置の製造分野では、
プロジェクション方式が採用されている。しかし、露光
装置の価格が非常に高価であり、20インチ型以上の平
面型表示装置用には光学系の制約もあり、現実的ではな
い。
【0017】第2の電極12の開口8と電子放出部4の
位置合わせをセルファライメント(自己整合)方式とす
ることにより、絶縁層7の形成時に発生する基板変形、
伸縮による位置ずれの問題が解消する。また、セルファ
ライメント方式によりフォトマスク数が減少し、露光時
の位置調整工程も減少するため、安価な平面型表示装置
の実現が可能となる。セルファライメント方式による電
界放出型カソードの製造例としては、米国SRI(Stan
nford Research Institute)のスピント氏等が開発した
回転蒸着法(いわゆるスピント法)が知られている。
位置合わせをセルファライメント(自己整合)方式とす
ることにより、絶縁層7の形成時に発生する基板変形、
伸縮による位置ずれの問題が解消する。また、セルファ
ライメント方式によりフォトマスク数が減少し、露光時
の位置調整工程も減少するため、安価な平面型表示装置
の実現が可能となる。セルファライメント方式による電
界放出型カソードの製造例としては、米国SRI(Stan
nford Research Institute)のスピント氏等が開発した
回転蒸着法(いわゆるスピント法)が知られている。
【0018】本発明は、上述の点に鑑み、より高精度の
電界放出型カソードの形成を可能にした平面型表示装置
の製造方法を提供するものである。
電界放出型カソードの形成を可能にした平面型表示装置
の製造方法を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る平面型表示
装置の製造方法は、その電界放出型カソードの製造工程
において、遮光性を有するカソード構成材料をマスクと
した背面露光によるフォトリソグラフィにより、電子放
出部と第2の電極の開口の位置関係を自己整合的に形成
する。
装置の製造方法は、その電界放出型カソードの製造工程
において、遮光性を有するカソード構成材料をマスクと
した背面露光によるフォトリソグラフィにより、電子放
出部と第2の電極の開口の位置関係を自己整合的に形成
する。
【0020】この製法においては、カソード構成材料、
例えば電子放出部又は第2の電極となる開口を有する電
極層をマスクとして基板側からの背面露光によるフォト
リソグラフィにより、電子放出部に対応する位置に第2
の電極の開口が形成され、電子放出部と第2の電極の開
口との位置関係が自己整合的に決まる。
例えば電子放出部又は第2の電極となる開口を有する電
極層をマスクとして基板側からの背面露光によるフォト
リソグラフィにより、電子放出部に対応する位置に第2
の電極の開口が形成され、電子放出部と第2の電極の開
口との位置関係が自己整合的に決まる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る平面型表示装置の製
造方法は、基板の面上に第1の電極及びこの第1の電極
上の電子放出部を形成し、第1の電極及び電子放出部を
含む領域上に絶縁層を形成し、絶縁層上に第2の電極と
なる電極層を形成する工程と、電極層を含む全面上にネ
ガ型のフォトレジスト層を形成し、電子放出部をマスク
にして基板の背面よりフォトレジスト層を露光し、現像
して電子放出部に対応する部分のフォトレジスト層を選
択的に除去する工程と、残ったフォトレジスト層をマス
クにして電極層及び絶縁層を選択エッチングして電子放
出部が露出する開口を形成する工程を有する。
造方法は、基板の面上に第1の電極及びこの第1の電極
上の電子放出部を形成し、第1の電極及び電子放出部を
含む領域上に絶縁層を形成し、絶縁層上に第2の電極と
なる電極層を形成する工程と、電極層を含む全面上にネ
ガ型のフォトレジスト層を形成し、電子放出部をマスク
にして基板の背面よりフォトレジスト層を露光し、現像
して電子放出部に対応する部分のフォトレジスト層を選
択的に除去する工程と、残ったフォトレジスト層をマス
クにして電極層及び絶縁層を選択エッチングして電子放
出部が露出する開口を形成する工程を有する。
【0022】本発明に係る平面型表示装置の製造方法
は、基板の面上に第1の電極、絶縁層及び第2の電極と
なる電極層を積層形成し、電極層及び絶縁層の所定の位
置に第1の電極が露出する開口を形成する工程と、開口
内及び電極層上にポジ型のフォトレジスト層を形成し、
電極層をマスクにして基板の背面よりフォトレジスト層
を露光し、現像して開口内のフォトレジスト層を除去す
る工程と、開口内及びフォトレジスト層上を含んで電子
放出材料を被着形成する工程と、フォトレジスト層と共
にその上の電子放出材料をリフトオフして開口内の第1
の電極上に電子放出部を形成する工程と、電極層をパタ
ーニングして第1の電極と交叉し、この交叉部に前記開
口を有する第2の電極を形成する工程とを有する。
は、基板の面上に第1の電極、絶縁層及び第2の電極と
なる電極層を積層形成し、電極層及び絶縁層の所定の位
置に第1の電極が露出する開口を形成する工程と、開口
内及び電極層上にポジ型のフォトレジスト層を形成し、
電極層をマスクにして基板の背面よりフォトレジスト層
を露光し、現像して開口内のフォトレジスト層を除去す
る工程と、開口内及びフォトレジスト層上を含んで電子
放出材料を被着形成する工程と、フォトレジスト層と共
にその上の電子放出材料をリフトオフして開口内の第1
の電極上に電子放出部を形成する工程と、電極層をパタ
ーニングして第1の電極と交叉し、この交叉部に前記開
口を有する第2の電極を形成する工程とを有する。
【0023】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明するが、本発明は、この形態に限られるものでは
ない。
を説明するが、本発明は、この形態に限られるものでは
ない。
【0024】図1及び図2は、本発明の一実施の形態を
示す製造工程図である。本実施の形態においては、先
ず、図1Aに示すように、例えばガラス基板で構成する
第1の基板1を用意する。このガラス基板としては、露
光用の紫外線が透過しうるガラス基板であり、例えば白
板ガラス(B−270 SCHOTT)、青板ガラス
(ソーダライムガラス)、無アルカリガラス(OA2日
本電気硝子)等のガラス基板を用いることができる。こ
の第1の基板1の一面上に例えばストライプ状の複数の
第1の電極(いわゆるカソード電極)11を平行配列す
るように形成し、この第1の電極11上の所定の位置、
即ち後述する第2の電極12と第1の電極11との交叉
部に対応する位置に、例えばリフトオフ法又は選択エッ
チング等の方法によって電子放出材料による電子放出部
(いわゆるエミッタ)9を形成する。この電子放出部9
は、例えば図示するように周辺が尖鋭に上方に突出する
王冠状に形成することができる。
示す製造工程図である。本実施の形態においては、先
ず、図1Aに示すように、例えばガラス基板で構成する
第1の基板1を用意する。このガラス基板としては、露
光用の紫外線が透過しうるガラス基板であり、例えば白
板ガラス(B−270 SCHOTT)、青板ガラス
(ソーダライムガラス)、無アルカリガラス(OA2日
本電気硝子)等のガラス基板を用いることができる。こ
の第1の基板1の一面上に例えばストライプ状の複数の
第1の電極(いわゆるカソード電極)11を平行配列す
るように形成し、この第1の電極11上の所定の位置、
即ち後述する第2の電極12と第1の電極11との交叉
部に対応する位置に、例えばリフトオフ法又は選択エッ
チング等の方法によって電子放出材料による電子放出部
(いわゆるエミッタ)9を形成する。この電子放出部9
は、例えば図示するように周辺が尖鋭に上方に突出する
王冠状に形成することができる。
【0025】そして、この電子放出部9及び第1の電極
11を含む領域上に、絶縁層7を形成し、さらに、絶縁
層7上に第2の電極(いわゆる電子を引き出すためのゲ
ート電極)の下地となるストライプ状の下地電極層12
1を第1の電極11と交叉、例えば直交して複数平行配
列するように形成する。
11を含む領域上に、絶縁層7を形成し、さらに、絶縁
層7上に第2の電極(いわゆる電子を引き出すためのゲ
ート電極)の下地となるストライプ状の下地電極層12
1を第1の電極11と交叉、例えば直交して複数平行配
列するように形成する。
【0026】第1の電極11は、露光用の紫外線が透過
しうる材料で形成されるもので、例えばITO等の透明
電極材料を用いる。絶縁層7も露光用紫外線が透過しう
る材料で形成される。第2の電極の下地電極層121
は、後工程で第2の電極材料を電着成膜するための下地
であり、露光用紫外線が透過しうる材料例えばITO等
の透明電極材料、又は極薄金属、即ち、露光用紫外線を
透過しうる厚みの例えばCr,Ti等の金属材料などで
形成することができる。電子放出部9は、例えばMo,
W,Ni等の金属材料、又はカーボン系材料を用い、露
光用紫外線を遮蔽する厚みをもって形成する。
しうる材料で形成されるもので、例えばITO等の透明
電極材料を用いる。絶縁層7も露光用紫外線が透過しう
る材料で形成される。第2の電極の下地電極層121
は、後工程で第2の電極材料を電着成膜するための下地
であり、露光用紫外線が透過しうる材料例えばITO等
の透明電極材料、又は極薄金属、即ち、露光用紫外線を
透過しうる厚みの例えばCr,Ti等の金属材料などで
形成することができる。電子放出部9は、例えばMo,
W,Ni等の金属材料、又はカーボン系材料を用い、露
光用紫外線を遮蔽する厚みをもって形成する。
【0027】絶縁層7は、第1の電極11及び電子放出
部9を含んで全面に形成してもよく、又は下地電極層1
21下にのみストライプ状に形成するようにしてもよ
い。
部9を含んで全面に形成してもよく、又は下地電極層1
21下にのみストライプ状に形成するようにしてもよ
い。
【0028】次に、図1Bに示すように、下地電極層1
21を含んで全面上にネガ型のフォトレジスト層30を
被着形成した後、第1の基板1の背面より紫外線31を
照射してネガ型のフォトレジスト層30を露光する。こ
の背面露光時、電子放出部9が紫外線31を遮蔽するフ
ォトマスクとなり、電子放出部9に対応する領域のフォ
トレジスト層301は露光されず(未露光部)、その他
の領域のフォトレジスト層302が露光される(被露光
部)。
21を含んで全面上にネガ型のフォトレジスト層30を
被着形成した後、第1の基板1の背面より紫外線31を
照射してネガ型のフォトレジスト層30を露光する。こ
の背面露光時、電子放出部9が紫外線31を遮蔽するフ
ォトマスクとなり、電子放出部9に対応する領域のフォ
トレジスト層301は露光されず(未露光部)、その他
の領域のフォトレジスト層302が露光される(被露光
部)。
【0029】次に、図1Cに示すように、現像処理によ
って、フォトレジスト層30の露光されない領域301
を溶出して除去し、電子放出部9に対応する部分に開口
303aを有するレジストマスク303を形成する。
って、フォトレジスト層30の露光されない領域301
を溶出して除去し、電子放出部9に対応する部分に開口
303aを有するレジストマスク303を形成する。
【0030】次に、図2Dに示すように、レジストマス
ク303を介して下地電極層121及びその下の絶縁層
7を電子放出部9が露出するまで選択的にエッチング除
去し、電子放出部9が露出する開口8を形成する。
ク303を介して下地電極層121及びその下の絶縁層
7を電子放出部9が露出するまで選択的にエッチング除
去し、電子放出部9が露出する開口8を形成する。
【0031】次に、図2Eに示すように、レジストマス
ク303を剥離した後、下地電極層121上に電着等に
より、例えばCu等の金属材を選択的に成膜して、この
金属電極層122と下地電極層121とによる第2の電
極(いわゆるゲート電極)12を形成する。これによっ
て、電界放出型カソード51を得る。
ク303を剥離した後、下地電極層121上に電着等に
より、例えばCu等の金属材を選択的に成膜して、この
金属電極層122と下地電極層121とによる第2の電
極(いわゆるゲート電極)12を形成する。これによっ
て、電界放出型カソード51を得る。
【0032】これ以後は、図示せざるも、前述の図6と
同様に、例えばガラス基板で構成する第2の基板2の一
面上に蛍光面5を被着形成し、さらに蛍光面5上にメタ
ルバック層6を形成した後、この第2の基板2と前述の
電界放出型カソード51を形成した第1の基板1とをス
ペーサ3を介して重ね合わせ、両基板1及び2間の偏平
空間を真空状態にして周辺部を外周枠14を介して例え
ばガラスフリットにて気密的に封着して目的の平面型表
示装置を得る。
同様に、例えばガラス基板で構成する第2の基板2の一
面上に蛍光面5を被着形成し、さらに蛍光面5上にメタ
ルバック層6を形成した後、この第2の基板2と前述の
電界放出型カソード51を形成した第1の基板1とをス
ペーサ3を介して重ね合わせ、両基板1及び2間の偏平
空間を真空状態にして周辺部を外周枠14を介して例え
ばガラスフリットにて気密的に封着して目的の平面型表
示装置を得る。
【0033】本実施の形態に係る平面型表示装置の製
法、特に、その電界放出型カソード51の製法によれ
ば、第1の基板1の面上に第1の電極11、電子放出部
4、絶縁層7及び第2の電極の下地電極層121を積層
形成した後、図1Bの工程でさらにその上の全面にネガ
型のフォトレジスト層30を被着形成し、遮光性のある
電子放出部9をフォトマスクとした基板1側よりの背面
露光によるフォトリソグラフィにより、開口8を形成す
るので、開口8と電子放出部9との位置関係がセルファ
ライメント(自己整合)で正確に決まる。従って、平面
型表示装置において、絶縁層7の形成時に発生する基板
1の変形、伸縮による開口8と電子放出部4との位置ず
れに起因する表示むらが解消する。
法、特に、その電界放出型カソード51の製法によれ
ば、第1の基板1の面上に第1の電極11、電子放出部
4、絶縁層7及び第2の電極の下地電極層121を積層
形成した後、図1Bの工程でさらにその上の全面にネガ
型のフォトレジスト層30を被着形成し、遮光性のある
電子放出部9をフォトマスクとした基板1側よりの背面
露光によるフォトリソグラフィにより、開口8を形成す
るので、開口8と電子放出部9との位置関係がセルファ
ライメント(自己整合)で正確に決まる。従って、平面
型表示装置において、絶縁層7の形成時に発生する基板
1の変形、伸縮による開口8と電子放出部4との位置ず
れに起因する表示むらが解消する。
【0034】背面露光を用いたセルファライメント方式
により、フォトマスク数が減少し、露光時の位置調整工
程も減少するため、製造コストが低下し、安価な平面型
表示装置を提供できる。
により、フォトマスク数が減少し、露光時の位置調整工
程も減少するため、製造コストが低下し、安価な平面型
表示装置を提供できる。
【0035】背面露光によるフォトリソグラフィでは、
マスク(即ち電子放出部)9とフォトレジスト層30と
の距離が短いので、プロキシミティ露光に比べて高精度
なパターニングが可能になる。高精度なパターニングに
より、電子放出部4と第2の電極12との距離を短くす
ることが可能となり、電子放出電圧を低下することがで
きる。電子放出電圧が低下すれば、表示回路が安価にな
る。よって、消費電力の低い且つ安価な平面型表示装置
を製造することができる。
マスク(即ち電子放出部)9とフォトレジスト層30と
の距離が短いので、プロキシミティ露光に比べて高精度
なパターニングが可能になる。高精度なパターニングに
より、電子放出部4と第2の電極12との距離を短くす
ることが可能となり、電子放出電圧を低下することがで
きる。電子放出電圧が低下すれば、表示回路が安価にな
る。よって、消費電力の低い且つ安価な平面型表示装置
を製造することができる。
【0036】図3及び図4は、本発明の他の実施の形態
を示す製造工程図である。本実施の形態においては、先
ず、図3Aに示すように、例えばガラス基板で構成する
第1の基板1の一面上に、例えばストライプ状の複数の
第1の電極(いわゆるカソード電極)11を平行配列す
るように形成し、さらに、第1の電極11と電気的に分
離するように絶縁層7を介して第2の電極(いわゆる電
子を引き出すためのゲート電極)となる電極層124を
全面にわたって形成した後、通常のフォトリソグラフィ
工程、エッチング工程により第1の電極11と後述する
第2の電極12との交叉部に対応する部分に電極層12
4及びその下の絶縁層7を貫通して第1の電極11が露
出する開口8を形成する。絶縁層7は第1の電極11上
を含む全面に形成される。
を示す製造工程図である。本実施の形態においては、先
ず、図3Aに示すように、例えばガラス基板で構成する
第1の基板1の一面上に、例えばストライプ状の複数の
第1の電極(いわゆるカソード電極)11を平行配列す
るように形成し、さらに、第1の電極11と電気的に分
離するように絶縁層7を介して第2の電極(いわゆる電
子を引き出すためのゲート電極)となる電極層124を
全面にわたって形成した後、通常のフォトリソグラフィ
工程、エッチング工程により第1の電極11と後述する
第2の電極12との交叉部に対応する部分に電極層12
4及びその下の絶縁層7を貫通して第1の電極11が露
出する開口8を形成する。絶縁層7は第1の電極11上
を含む全面に形成される。
【0037】ここで、第1の基板1としては、前述と同
様に、後工程の露光用紫外線が透過しうる基板であり、
例えば白板ガラス、青板ガラス、無アルカリガラス等の
ガラス基板を用いることができる。第1の電極11は、
前述と同様に、露光用紫外線が透過しうる材料で形成さ
れるもので、例えば、ITO等の透明電極材料を用いる
ことができる。絶縁層7は、露光用紫外線が透過する又
は不透過のいずれの材料で形成してもよい。第2の電極
となる電極層124は、露光用紫外線を遮蔽できる材料
で形成するものであり、例えばCr,Ti,Au(上
層)/Cu(下層)、Au(上層)/Ti(下層)等の
金属を用い、露光用紫外線を遮蔽しうる厚みをもって形
成することができる。
様に、後工程の露光用紫外線が透過しうる基板であり、
例えば白板ガラス、青板ガラス、無アルカリガラス等の
ガラス基板を用いることができる。第1の電極11は、
前述と同様に、露光用紫外線が透過しうる材料で形成さ
れるもので、例えば、ITO等の透明電極材料を用いる
ことができる。絶縁層7は、露光用紫外線が透過する又
は不透過のいずれの材料で形成してもよい。第2の電極
となる電極層124は、露光用紫外線を遮蔽できる材料
で形成するものであり、例えばCr,Ti,Au(上
層)/Cu(下層)、Au(上層)/Ti(下層)等の
金属を用い、露光用紫外線を遮蔽しうる厚みをもって形
成することができる。
【0038】次に、図3Bに示すように、開口8内を含
む全面にポジ型のフォトレジスト層40を被着形成した
後、第1の基板1の背面より紫外線31を照射してポジ
型のフォトレジスト層40を被着形成した後、第1の基
板1の背面より紫外線31を照射してポジ型のフォトレ
ジスト層40を露光する。この背面露光時、電極層12
4が紫外線31を遮蔽するフォトマスクとなり、電極層
124上に対応する領域のフォトレジスト層401は露
光されず(未露光部)、開口8内の領域のフォトレジス
ト層402のみが露光される(被露光部)。
む全面にポジ型のフォトレジスト層40を被着形成した
後、第1の基板1の背面より紫外線31を照射してポジ
型のフォトレジスト層40を被着形成した後、第1の基
板1の背面より紫外線31を照射してポジ型のフォトレ
ジスト層40を露光する。この背面露光時、電極層12
4が紫外線31を遮蔽するフォトマスクとなり、電極層
124上に対応する領域のフォトレジスト層401は露
光されず(未露光部)、開口8内の領域のフォトレジス
ト層402のみが露光される(被露光部)。
【0039】次に、図3Cに示すように、現像処理によ
って開口8内の露光されたフォトレジスト層402のみ
を溶出して除去し、下層の第1の電極11が露出する開
口8を出現させる。
って開口8内の露光されたフォトレジスト層402のみ
を溶出して除去し、下層の第1の電極11が露出する開
口8を出現させる。
【0040】次に、図4Dに示すように開口8以外の露
光されないフォトレジスト層401を残した状態で、開
口8内を含む全面に、例えばMo,W,Ni等の金属材
料、又はカーボン系材料からなる電子放出材料9Aを例
えばスピンコート、蒸着、スパッタ等により成膜する。
光されないフォトレジスト層401を残した状態で、開
口8内を含む全面に、例えばMo,W,Ni等の金属材
料、又はカーボン系材料からなる電子放出材料9Aを例
えばスピンコート、蒸着、スパッタ等により成膜する。
【0041】次に、フォトレジスト層401の剥離と共
に、その上の不要な電子放出材料9Aをリフトオフし、
開口8内の第1の電極11上に電子放出材料9Aによる
電子放出部9を形成する。次いで、通常のフォトリソグ
ラフィ工程、エッチング工程によって、電極層124を
パターニングして第1の電極11と交叉、例えば直交
し、その交叉部に開口8を有する複数のストライプ状の
第2の電極12を形成する。これによって、図4Eに示
す電界放出型カソード52を得る。
に、その上の不要な電子放出材料9Aをリフトオフし、
開口8内の第1の電極11上に電子放出材料9Aによる
電子放出部9を形成する。次いで、通常のフォトリソグ
ラフィ工程、エッチング工程によって、電極層124を
パターニングして第1の電極11と交叉、例えば直交
し、その交叉部に開口8を有する複数のストライプ状の
第2の電極12を形成する。これによって、図4Eに示
す電界放出型カソード52を得る。
【0042】これ以後は、図示せざるも、前述の図6と
同様に、例えばガラス基板で構成する第2の基板2の一
面上に蛍光面5を被着形成し、さらに蛍光面5上にメタ
ルバック層6を形成した後、この第2の基板2と前述の
電界放出型カソード52を形成した第1の基板1をスペ
ーサ3を介して重ね合わせ、両基板1及び2間の偏平空
間を真空状態にして周辺部を外周枠14を介して例えば
ガラスフリットにて気密的に封着して目的の平面型表示
装置を得る。
同様に、例えばガラス基板で構成する第2の基板2の一
面上に蛍光面5を被着形成し、さらに蛍光面5上にメタ
ルバック層6を形成した後、この第2の基板2と前述の
電界放出型カソード52を形成した第1の基板1をスペ
ーサ3を介して重ね合わせ、両基板1及び2間の偏平空
間を真空状態にして周辺部を外周枠14を介して例えば
ガラスフリットにて気密的に封着して目的の平面型表示
装置を得る。
【0043】本実施の形態に係る平面型表示装置の製
法、特にその電界放出型カソードの製法によれば、第1
の基板1の面上に第1の電極11、絶縁層7及び第2の
電極となる電極層124を形成し、第1及び第2の電極
11及び12の交叉部に対応する所定の位置に電極層1
24及び絶縁層7を貫通する開口8を形成した後、図3
B,Cの工程において、開口8内を含む全面上にポジ型
のフォトレジスト層40を被着形成し、基板1側よりの
背面露光によるフォトリソグラフィにより開口8を除く
他の領域にフォトレジスト層401を残し、その状態で
図4D,Eの工程において電子放出材料9Aを被着し、
リフトオフして開口8内に電子放出部9を形成するよう
にしたので、開口8と電子放出部9との位置関係がセル
ファライメント(自己整合)で正確に決まる。従って、
平面型表示装置において、絶縁層7の形成時に発生する
基板1の変形、伸縮による開口8と電子放出部4との位
置ずれに起因する表示むらが解消する。
法、特にその電界放出型カソードの製法によれば、第1
の基板1の面上に第1の電極11、絶縁層7及び第2の
電極となる電極層124を形成し、第1及び第2の電極
11及び12の交叉部に対応する所定の位置に電極層1
24及び絶縁層7を貫通する開口8を形成した後、図3
B,Cの工程において、開口8内を含む全面上にポジ型
のフォトレジスト層40を被着形成し、基板1側よりの
背面露光によるフォトリソグラフィにより開口8を除く
他の領域にフォトレジスト層401を残し、その状態で
図4D,Eの工程において電子放出材料9Aを被着し、
リフトオフして開口8内に電子放出部9を形成するよう
にしたので、開口8と電子放出部9との位置関係がセル
ファライメント(自己整合)で正確に決まる。従って、
平面型表示装置において、絶縁層7の形成時に発生する
基板1の変形、伸縮による開口8と電子放出部4との位
置ずれに起因する表示むらが解消する。
【0044】その他、図1及び図2の実施の形態と同様
に、フォトマスク数の減少、露光時の位置調整工程の減
少による製造コスト低下が図れる。また、マスク(第2
の電極12となる電極層124)とフォトレジスト層4
0間の距離が実質的にないので高精度なパターニングが
可能となること、高精度なパターニングにより電子放出
部9と第2の電極12間距離を短くでき電子放出電圧を
低下できること、表示回路の低価格化が可能なこと、等
の同様の効果を奏する。さらに、消費電力の低い且つ安
価な平面型表示装置の製造を可能にする。
に、フォトマスク数の減少、露光時の位置調整工程の減
少による製造コスト低下が図れる。また、マスク(第2
の電極12となる電極層124)とフォトレジスト層4
0間の距離が実質的にないので高精度なパターニングが
可能となること、高精度なパターニングにより電子放出
部9と第2の電極12間距離を短くでき電子放出電圧を
低下できること、表示回路の低価格化が可能なこと、等
の同様の効果を奏する。さらに、消費電力の低い且つ安
価な平面型表示装置の製造を可能にする。
【0045】なお、次に、ガラス基板上に形成したCr
膜によるテストパターン(マスクに相当)を用い背面露
光により形成したポジ型のフォトレジストパターン及び
ネガ型のフォトレジストパターンの観察結果を示す。
膜によるテストパターン(マスクに相当)を用い背面露
光により形成したポジ型のフォトレジストパターン及び
ネガ型のフォトレジストパターンの観察結果を示す。
【0046】図5A(SEM写真)はガラス基板61上
に形成した5μm□と4μm□のCr膜テストパターン
62〔Cr膜厚:0.2μm〕を示す。図5B(SEM
写真)は、図5AのCr膜テストパターン62を用いて
背面露光し、現像した後のポジ型フォトレジストパター
ン63を示す。使用したポジ型フォトレジストは、クラ
リアント ジャパン製のAZP4400、膜厚3.6μ
mである。図5C(SEM写真)は、図5AのCr膜テ
ストパターン62を用い背面露光し、現像し後のネガ型
フォトレジストパターン64を示す。65は開口であ
る。使用したネガ型フォトレジストは、日本ゼオン製の
ZPN1100、膜厚2.5μmである。
に形成した5μm□と4μm□のCr膜テストパターン
62〔Cr膜厚:0.2μm〕を示す。図5B(SEM
写真)は、図5AのCr膜テストパターン62を用いて
背面露光し、現像した後のポジ型フォトレジストパター
ン63を示す。使用したポジ型フォトレジストは、クラ
リアント ジャパン製のAZP4400、膜厚3.6μ
mである。図5C(SEM写真)は、図5AのCr膜テ
ストパターン62を用い背面露光し、現像し後のネガ型
フォトレジストパターン64を示す。65は開口であ
る。使用したネガ型フォトレジストは、日本ゼオン製の
ZPN1100、膜厚2.5μmである。
【0047】図5D(SEM写真)は5μm□と4μm
□の開口67を有するCr膜テストパターン66(図5
Aの反転パターン)を示す。図5F(SEM写真)は、
図5DのCr膜テストパターン66を用いて背面露光
し、現像した後のポジ型フォトレジストパターン68を
示す。69は開口である。使用したポジ型フォトレジス
トは、クラリアントジャパン製のAZP4400、膜厚
3.6μmである。図5G(SEM写真)は、図5Dの
Cr膜テストパターン66を用いて背面露光し、現像し
た後のネガ型フォトレジストパターン70を示す。使用
したネガ型フォトレジストは、日本ゼオン製のZPN1
100、膜厚2.5μmである。
□の開口67を有するCr膜テストパターン66(図5
Aの反転パターン)を示す。図5F(SEM写真)は、
図5DのCr膜テストパターン66を用いて背面露光
し、現像した後のポジ型フォトレジストパターン68を
示す。69は開口である。使用したポジ型フォトレジス
トは、クラリアントジャパン製のAZP4400、膜厚
3.6μmである。図5G(SEM写真)は、図5Dの
Cr膜テストパターン66を用いて背面露光し、現像し
た後のネガ型フォトレジストパターン70を示す。使用
したネガ型フォトレジストは、日本ゼオン製のZPN1
100、膜厚2.5μmである。
【0048】ポジ型フォトレジストでは、4μm□、5
μm□のCr膜テストパターン62,66を高精度に転
写している事を示している。ネガ型フォトレジストは、
ポジ型フォトレジストに比べて、若干、解像度が低いよ
うであり、4μm□の開口パターンが抜けていない。た
だし、プロキシミティ露光に比べて非常に高解像度であ
ることを示している。
μm□のCr膜テストパターン62,66を高精度に転
写している事を示している。ネガ型フォトレジストは、
ポジ型フォトレジストに比べて、若干、解像度が低いよ
うであり、4μm□の開口パターンが抜けていない。た
だし、プロキシミティ露光に比べて非常に高解像度であ
ることを示している。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る平面型表示装置の製法、特
にその電界放出型カソードの製法によれば、背面露光を
利用して第2の電極及びその下の絶縁層に形成する開口
と第1の電極上の電子放出部との位置合わせをセルファ
ライメント(自己整合)方式とすることにより、絶縁層
の形成時に発生する基板変形、伸縮による位置ずれに起
因する表示むらの発生を解消することができる。
にその電界放出型カソードの製法によれば、背面露光を
利用して第2の電極及びその下の絶縁層に形成する開口
と第1の電極上の電子放出部との位置合わせをセルファ
ライメント(自己整合)方式とすることにより、絶縁層
の形成時に発生する基板変形、伸縮による位置ずれに起
因する表示むらの発生を解消することができる。
【0050】セルファライメント方式により、フォトマ
スク数が減少し、露光時の位置調整工程も減少するた
め、製造コストを低下し、安価な平面型表示装置を実現
できる。
スク数が減少し、露光時の位置調整工程も減少するた
め、製造コストを低下し、安価な平面型表示装置を実現
できる。
【0051】背面露光によるフォトリソグラフィは、マ
スク(電子放出部又は第2の電極となる電極層に相当す
る)とフォトレジスト層との距離が短いので、プロキシ
ミティ露光に比べて高精度なパターニングが可能とな
る。高精度なパターニングにより電子放出部と第2の電
極との距離を短くすることが可能となり、電子放出電圧
を下げることができる。電子放出電圧が低下することに
より、表示回路を安価に作ることができる。また、低消
費電力で且つ安価な平面型表示装置を提供することがで
きる。
スク(電子放出部又は第2の電極となる電極層に相当す
る)とフォトレジスト層との距離が短いので、プロキシ
ミティ露光に比べて高精度なパターニングが可能とな
る。高精度なパターニングにより電子放出部と第2の電
極との距離を短くすることが可能となり、電子放出電圧
を下げることができる。電子放出電圧が低下することに
より、表示回路を安価に作ることができる。また、低消
費電力で且つ安価な平面型表示装置を提供することがで
きる。
【図1】A〜C 本発明に係る平面型表示装置、特にそ
の電界放出型カソードの製造方法の一実施の形態を示す
工程図である。
の電界放出型カソードの製造方法の一実施の形態を示す
工程図である。
【図2】D〜E 本発明に係る平面型表示装置、特にそ
の電界放出型カソードの製造方法の一実施の形態を示す
工程図である。
の電界放出型カソードの製造方法の一実施の形態を示す
工程図である。
【図3】A〜C 本発明に係る平面型表示装置、特にそ
の電界放出型カソードの製造方法の他の実施の形態を示
す工程図である。
の電界放出型カソードの製造方法の他の実施の形態を示
す工程図である。
【図4】D〜E 本発明に係る平面型表示装置、特にそ
の電界放出型カソードの製造方法の他の実施の形態を示
す工程図である。
の電界放出型カソードの製造方法の他の実施の形態を示
す工程図である。
【図5】A〜G Cr膜によるテストパターン、及びこ
のテストパターンを用いて背面露光により形成したネガ
型及びポジ型のフォトレジストパターンを示す説明図で
ある。
のテストパターンを用いて背面露光により形成したネガ
型及びポジ型のフォトレジストパターンを示す説明図で
ある。
【図6】電界放出現象を利用した平面型表示装置の一部
を断面とした斜視図である。
を断面とした斜視図である。
【図7】A 図6の平面型表示装置の電界放出型カソー
ドの要部を示す斜視図である。 B 図7Aの要部の断面図である。
ドの要部を示す斜視図である。 B 図7Aの要部の断面図である。
【図8】A〜B 従来の電界放出型カソードの製造方法
の工程図である。
の工程図である。
【図9】C〜D 従来の電界放出型カソードの製造方法
の工程図である。
の工程図である。
1‥‥第1の基板、2‥‥第2の基板、3‥‥スペー
サ、4,51,52‥‥電界放出型カソード、5‥‥蛍
光面、6‥‥メタルバック、7‥‥絶縁層、8‥‥開
口、9‥‥電子放出部(エミッタ)、9A‥‥電子放出
材料、11‥‥第1の電極(カソード電極)、12‥‥
第2の電極(ゲート電極)、31‥‥紫外線、121‥
‥第2の電極の下地電極層、124‥‥第2の電極とな
る電極層、30‥‥ネガ型フォトレジスト層、40‥‥
ポジ型フォトレジスト層
サ、4,51,52‥‥電界放出型カソード、5‥‥蛍
光面、6‥‥メタルバック、7‥‥絶縁層、8‥‥開
口、9‥‥電子放出部(エミッタ)、9A‥‥電子放出
材料、11‥‥第1の電極(カソード電極)、12‥‥
第2の電極(ゲート電極)、31‥‥紫外線、121‥
‥第2の電極の下地電極層、124‥‥第2の電極とな
る電極層、30‥‥ネガ型フォトレジスト層、40‥‥
ポジ型フォトレジスト層
Claims (2)
- 【請求項1】 基板の面上に、第1の電極及び該第1の
電極上の電子放出部を形成し、前記第1の電極及び前記
電子放出部を含む領域上に絶縁層を形成し、前記絶縁層
上に第2の電極となる電極層を形成する工程と、 前記電極層を含む全面上にネガ型のフォトレジスト層を
形成し、前記電子放出部をマスクにして前記基板の背面
より前記フォトレジスト層を露光し、現像して前記電子
放出部に対応する部分の前記フォトレジスト層を選択的
に除去する工程と、 前記残ったフォトレジスト層をマスクにして前記電極層
及び前記絶縁層を選択エッチングして前記電子放出部が
露出する開口を形成する工程とを有することを特徴とす
る平面型表示装置の製造方法。 - 【請求項2】 基板の面上に第1の電極、絶縁層及び第
2電極となる電極層を積層形成し、前記電極層及び絶縁
層の所定の位置に前記第1の電極が露出する開口を形成
する工程と、 前記開口内及び前記電極層上にポジ型のフォトレジスト
層を形成し、前記電極層をマスクにして前記基板の背面
より前記フォトレジスト層を露光し、現像して前記開口
内のフォトレジスト層を除去する工程と、 前記開口内及びフォトレジスト層上を含んで電子放出材
料を被着形成する工程と、 前記フォトレジスト層と共にその上の電子放出材料をリ
フトオフして開口内の第1の電極上に電子放出部を形成
する工程と前記電極層をパターニングして前記第1の電
極と交叉し、該交叉部に前記開口を有する第2の電極を
形成する工程とを有することを特徴とする平面型表示装
置の製造方法。
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