JP4289900B2 - 配管接続継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は配管接続継手に関し、より詳細には空調機器等の各種機器と配管との接続部分に用いられる配管接続継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
車輌用空調機器等においては、冷媒を通流させる配管を空調機器に接続する方法として、機器側に配管を支持するコネクタを固定し、コネクタを介して配管を連結する方法が行われている。図5は、コネクタに配管をろう付けあるいは溶接して接続する従来の配管接続継手の構成を示す。同図で10はブロック状に形成したコネクタ、12はコネクタ10にろう付け等によって接続した配管である。コネクタ10の内部には流路10aがあらかじめ形成されており、配管12はコネクタ10の側面で開口する流路10aの開口位置に合わせてろう付け等によって固定され、機器の取り付け面側に開口する流路10aの端部にはシール用のOリングを装着する接続シール部14が切削加工によりコネクタ10に一体形成されている。
【0003】
図6、7は、ろう付け等によらずにコネクタを介して配管を接続する配管接続継手の従来例を示す。図6は、側面形状でL字形に形成したコネクタ10を使用して配管12を接続する方法を示す。この例では、図6(b)に示すように、コネクタ10の上部に設けたかしめ部10bに配管12の基部側を挿通し、かしめ部10bをかしめることによって配管12を抜け止めして支持している。図7は、L字形に屈曲して形成した配管12をコネクタ10を貫通する挿通孔に挿入し、配管12を挿通孔の部分で拡径加工して配管12を抜け止めして支持する方法を示す(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−12283号公報
【特許文献2】
特開2002−130561号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図5、6、7に示す従来の配管接続継手において、図5に示す配管接続継手は、コネクタ10の側面に配管12を接続するから、配管12はコネクタ10の高さ寸法内に接続することができ、配管接続部の突出量を小さくして省スペース化を図ることができる。しかしながら、配管12をコネクタ10にろう付け等によって接続するから、製作コストがかかるという問題と、コネクタ10と配管12との接続部の気密信頼性が問題になる。一方、図6に示す配管接続継手は、ろう付け等による接続構造によらないから、気密信頼性が高く、かしめ部10bによって配管12を抱え込むようにして支持するから、配管12をしっかりと支持することができるという利点がある。しかしながら、かしめ部10bによって配管12の下側から上側に向けて抱えるように支持するため、コネクタ10自体の高さが高くなり配管接続部の突出量が全体として大きくなり、省スペース化が図れないという問題がある。
【0006】
また、図7に示す配管接続継手の場合は、ろう付け等による接続構造によらないから気密信頼性は高いものの、コネクタ10には図6に示すようなかしめ部が形成されていないため、コネクタ10によって配管12を支持する支持強度は図6に示すコネクタ10にくらべて低いという問題がある。また、コネクタ10の上側にL形に屈曲した配管12を配置する構成となっていることから、配管接続継手の全体の高さがコネクタ10の厚さと配管12の外径を合わせた高さとなり、図5に示す配管接続継手にくらべて省スペース化が図れないという問題がある。
【0007】
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、配管の接続用として十分な気密信頼性を有し、接続部の高さを低くして効果的に省スペース化を図ることができ、車輌用空調機器等における配管の接続に効果的に利用することができる配管接続継手を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、L字形に屈曲して形成された配管の先端部をコネクタを介して機器等の取り付け部に連結して固定する配管接続継手において、前記コネクタの本体は、機器へ配管を連結する際に機器の取り付け部に当接する当接面と、該当接面と反対面となる上面とを平坦面としたブロック状に形成され、前記本体の当接面側に、前記配管の先端部を収容する支持溝が、正面方向から見て、前記配管の外面が当接する半円形に形成された内面部分から前記取り付け部に向けて、収容される配管の先端部の全長にわたり前記配管の外径と同一幅に形成されるとともに、前記本体の長手方向に前記配管の湾曲部分を収容する部位から本体の端縁側まで連通する配置に開口して設けられ、前記支持溝は、前記配管の湾曲部分を収容する部位から前記本体の端縁側まで連通する開口部における深さ寸法が前記配管の外径と同一に形成され、前記配管の外面が当接する前記半円形に形成される内面部分が配管の外面と同一の曲率に形成されるとともに、前記配管の外面の湾曲面と同一曲率の湾曲部を備えて形成され、前記配管の先端部が前記支持溝内に収容され、前記本体の当接面が前記取り付け部の取り付け面に当接するとともに、前記配管の前記取り付け面に対向する部位の外面が全長にわたって前記取り付け面に当接して前記配管が支持されていることを特徴とする。
【0009】
また、L字形に屈曲して形成された配管の先端部をコネクタを介して機器等の取り付け部に連結して固定する配管接続継手において、前記コネクタの本体は、機器へ配管を連結する際に機器の取り付け部に当接する当接面と、該当接面と反対面となる上面とを平坦面としたブロック状に形成され、前記本体の当接面側に、前記配管の先端部を収容する支持溝が、正面方向から見て、前記配管の外面が当接する半円形に形成された内面部分から前記取り付け部に向けて、収容される配管の先端部の全長にわたり前記配管の外径と同一幅に形成されるとともに、前記本体の長手方向に前記配管の湾曲部分を収容する部位から本体の端縁側まで連通する配置に開口して設けられ、前記支持溝は、前記配管の湾曲部分を収容する部位から前記本体の端縁側まで連通する開口部における深さ寸法が前記配管の外径よりも短寸に形成され、前記配管の外面が当接する前記半円形に形成される内面部分が配管の外面と同一の曲率に形成されるとともに、前記配管の外面の湾曲面と同一曲率の湾曲部を備えて形成され、前記配管の先端部が前記支持溝内に収容され、前記コネクタにより、機器の取り付け部に前記配管を固定する際に、前記配管が潰し変形され、前記本体の当接面が前記取り付け部の取り付け面に当接するとともに、前記配管の前記取り付け面に対向する部位の外面が全長にわたって前記取り付け面に当接して前記配管が固定されていることを特徴とする。
また、前記配管は、前記取り付け面側の下部を幅方向にかしめてコネクタに仮止めされることを特徴とし、前記本体に形成する支持溝を、正面方向から見て、前記配管の外面が当接する半円形に形成された内面部分から前記取り付け部に向けて、収容される配管の先端部の全長にわたり前記配管の外径と同一幅に形成する方法に変えて、前記配管の外径よりも幅狭に設け、前記配管は、前記支持溝に圧入されてコネクタに仮止めされることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面とともに詳細に説明する。図1(a)、(b)、(c)は、本発明に係る配管接続継手の一実施形態の構成を示す正面図、側面図、平面図である。本実施形態の配管接続継手は機器等への接続される先端部が側面形状でL字形に屈曲して形成された配管12をコネクタ10を介して空調機器等へ連結固定する構成に係るものである。図1はコネクタ10と配管12とを組み合わせた状態を示している。
【0011】
図2(a)、(b)、(c)は、配管12を機器等へ固定するコネクタ10の構成を示す正面図、断面図、底面図である。図2(b)の断面図は、図2(c)のA−A線断面図を示す。本実施形態の配管接続継手において使用するコネクタ10は、コネクタ10の本体に配管12の先端部を収容して支持する支持溝18を設けたことを特徴とする。コネクタ10の本体は、機器等へ配管12を連結する際に機器の取り付け部に当接する取り付け面および取り付け面と反対面となる上面を平坦面としたブロック状に形成されたものである。前記支持溝18はコネクタ10の本体に溝状に彫り込んだ形態に形成されている。
【0012】
図2(a)に示すように、支持溝18は正面から見た状態で、配管12の外面が当接する内面部分18aが配管12の外面と同一の曲率の半円形に形成され、機器等への取り付け面に向けて配管12の外径と同一幅で開口するように設けられている。18bが開口部である。支持溝18を取り付け面側に向けて配管12の外径と同幅で開口するように設けているのは、コネクタ10に配管12を組み合わせる際に、支持溝18の開口側から配管12を支持溝18に差し込んで装着できるようにするためである。なお、本実施形態ではコネクタ10の機器側の取り付け面に当接する当接面10cと配管12の外面の位置が一致するように支持溝18の深さが設定されている。
【0013】
また、支持溝18を側面方向から見た内面形状は、図2(b)に示すように、配管12の側面形状に一致する形状に形成されている。18cは支持溝18の内面に設けられた湾曲部であり、配管12の外面の湾曲面と同一曲率の湾曲面に形成されている。20はコネクタ10を機器側の取り付け部に固定するねじを挿通する挿通孔である。図2(c)に示すように、支持溝18は挿通孔20とは干渉しない配置で、コネクタ10の本体の長手方向に他端縁側まで連通するように設けられている。
【0014】
図3はコネクタ10に配管12を組み合わせて配管接続継手を構成する様子を示す。図3(a)は、コネクタ10の支持溝18に配管12を挿入する状態、図3(b)はコネクタ10の支持溝18に配管12を挿入して組み合わせた状態を示す。
なお、コネクタ10の支持溝18に配管12を挿入して組み合わせた際に、コネクタ10から配管12が外れて抜け落ちないように、コネクタ10の取り付け面側の下部10d、10dを幅方向にかしめて配管12をコネクタ10に仮止めする方法も有効である。また、支持溝18の幅寸法を配管12の外径よりも僅かに幅狭に設けておき、配管12を支持溝18に軽く圧入するようにして配管12をコネクタ10に仮止めすることも可能である。コネクタ10に配管12を仮止めしておくことにより、空調機器等へコネクタ10を連結して配管12を取り付ける作業が容易になる。
【0015】
図4は空調機器等への取り付け部22にコネクタ10を介して配管12を連結した状態を示す。図4(a)は連結部の正面図、図4(b)は断面図である。
図4(b)に示すように、コネクタ10はボルト24によって取り付け部22に固定され、配管12はコネクタ10が取り付け部22に固定されることによって取り付け部22に連結されている。配管12と取り付け部22に設けられた流路23とは、接続シール部14に設けられたOリング16によりシールされて連通する。
前述したように、コネクタ10に設けた支持溝18の深さは配管12の外径(R)と等しいから、コネクタ10によって配管12を固定支持した状態で、コネクタ10の当接面が取り付け部22の取り付け面22aに当接するとともに、配管12の取り付け面22aに対向する部位の外面が取り付け面22aに当接して支持されることになる。
【0016】
本実施形態の配管接続継手は、図4(b)に示すように、コネクタ10により配管12の外面を外側から押さえるようにして配管12を取り付け部22に固定するから、配管12はコネクタ10の高さ寸法Hの範囲内に配置される。すなわち、この配管接続継手では、機器側の取り付け面22aから突出する配管接続継手の高さは、ボルト24を除いて、コネクタ10自体の高さHとなる。この配管接続継手の突出量は図5、6、7に示す従来の配管接続継手の構成と比較すると図5に示す配管接続継手の構成、すなわち配管接続継手の突出量がコネクタ10の高さ寸法以内に抑えられているものと同等である。
【0017】
図5に示す配管接続継手の構造は、配管接続継手の取り付け面からの突出量がもっとも低くなる取り付け例であり、本実施形態の配管接続継手は取り付け面22aからの突出量を略最小とする継手構造となっている。コネクタ10の高さ寸法Hは、配管12の外径Rを若干上回る程度のものであり、コネクタ10に配管12を収容する支持溝18を設けて配管12を連結する方法は、配管接続継手の突出高さを抑えて連結する方法としてきわめて有効である。これによって配管接続のための空間として余分な空間を不要とし、車輌のエンジンルームといった狭い空間内での配管に効果的に利用することが可能となる。
【0018】
なお、本実施形態のように支持溝18を設けたコネクタ10を用いて配管12を連結する方法の場合は、配管12の屈曲部で取り付け部22に当接する側での曲げRが大きいと、取り付け面22aに配管12が当接することを妨げて、配管12が取り付け面22aから浮き上がるといったことがあり得るから、配管12は屈曲部(とくに取り付け部に当接する側)での曲げRをできるだけ小さくすること、取り付け部22側では配管12の屈曲部での曲げ部分を逃がすように連通孔の開口縁に面取り加工を施すとよい。
【0019】
本実施形態の配管接続継手では、配管12の上面(取り付け面とは反対側の面)をコネクタ10の上部(支持溝18の外側部分)で抱えるようにして配管12を支持するから、コネクタ10を取り付け部22に固定した際に、コネクタ10によって配管12がしっかりと支持され、配管12を取り付け部22に強固に固定することができるという利点がある。たとえば、図6に示す従来例では、配管12の外面をかしめ部10bによって支持しているが、本実施形態の配管接続継手では、配管12の屈曲部を含む先端部の全体にわたって配管12の上面を完全に包囲して配管12を支持しているから、かしめ部10bによって部分的に配管12を支持する従来方法にくらべて、確実にかつ強固に配管12を支持することが可能となる。このように、配管12の支持性においても本実施形態の配管接続継手はすぐれており、車輌に搭載する空調機器等のように振動が常時作用するような機器に好適に利用することが可能となる。
【0020】
なお、本実施形態においては、コネクタ10に設ける支持溝18の深さを配管12の外径と一致させ、コネクタ10を介して配管12を固定した際に、配管12の外面が取り付け面22aに当接するようにしているが、支持溝18の深さを配管12の外径よりもわずかに浅くしておき、コネクタ10に配管12をセットしてコネクタ10を取り付け部22に固定した際に、コネクタ10の当接面が取り付け面22aに当接するとともに、配管12の外面が取り付け面22aに押接され、配管12がわずかに潰された状態で配管12を取り付け部22に固定することも可能である。配管12を押し潰すようにしてコネクタ10を固定するようにすると、配管12と取り付け面22aとの接触面積が広くなり、配管12が取り付け面22aに強く押接されて位置ずれすることを防止し、配管12をさらに強固に固定することが可能となる。
【0021】
また、本実施形態の配管接続継手は、あらかじめ屈曲させて形成した配管12をコネクタ10を介して取り付け部22に連結するから、図5に示した従来例のように配管12をろう付けしたり溶接したりする必要がなく、コネクタ10と配管12とを組み合わせる操作だけで簡単に組み付けることができ、配管接続継手の製造コストがかからないこと、また取り扱い上の作業性が向上するという利点がある。また、配管12とコネクタ10とを組み合わせて使用するから、ろう付け等による場合にくらべて、十分な気密信頼性が得られる。すなわち、本実施形態の配管接続継手は、配管の取り付け強度、気密信頼性が高いという利点とともに、効率的に小型化できて省スペース化を図ることができるとともに、製造コストを低減させることができる等の種々の利点を有する。
【0022】
なお、上記実施形態においてはコネクタ10および配管12ともに、アルミニウム製のものを用いているが、コネクタ10および配管12の材質はとくに限定されるものではない。また、配管12の管径等もとくに限定されるものではなく、種々の管径の配管について、適宜寸法の支持溝18を設けたコネクタ10を用いることにより適宜配管接続継手を形成することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係る配管接続継手によれば、上述したように、配管接続継手の高さ寸法をコネクタの高さ寸法以内に抑えることができ、これによって狭いスペース内で配管を接続することが可能となる。また、配管を機器等の取り付け部に強固に支持することができ、気密信頼性の高い配管接続継手として提供することが可能になる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管接続継手の一実施形態の構成を示す正面図(a)、側面図(b)、平面図(c)である。
【図2】コネクタの構成を示す正面図(a)、断面図(b)、底面図(c)である。
【図3】コネクタに配管を組み合わせる方法を示す説明図である。
【図4】配管接続継手を取り付け部に連結した状態を示す説明図である。
【図5】配管接続継手の従来の構成を示す説明図である。
【図6】配管接続継手の従来の他の構成を示す説明図である。
【図7】配管接続継手の従来のさらに他の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 コネクタ
10b かしめ部
12 配管
14 接続シール部
18 支持溝
18b 開口部
18c 湾曲部
22 取り付け部
22a 取り付け面
23 流路
Claims (4)
- L字形に屈曲して形成された配管の先端部をコネクタを介して機器等の取り付け部に連結して固定する配管接続継手において、
前記コネクタの本体は、機器へ配管を連結する際に機器の取り付け部に当接する当接面と、該当接面と反対面となる上面とを平坦面としたブロック状に形成され、
前記本体の当接面側に、前記配管の先端部を収容する支持溝が、正面方向から見て、前記配管の外面が当接する半円形に形成された内面部分から前記取り付け部に向けて、収容される配管の先端部の全長にわたり前記配管の外径と同一幅に形成されるとともに、前記本体の長手方向に前記配管の湾曲部分を収容する部位から本体の端縁側まで連通する配置に開口して設けられ、
前記支持溝は、前記配管の湾曲部分を収容する部位から前記本体の端縁側まで連通する開口部における深さ寸法が前記配管の外径と同一に形成され、前記配管の外面が当接する前記半円形に形成される内面部分が配管の外面と同一の曲率に形成されるとともに、前記配管の外面の湾曲面と同一曲率の湾曲部を備えて形成され、
前記配管の先端部が前記支持溝内に収容され、前記本体の当接面が前記取り付け部の取り付け面に当接するとともに、前記配管の前記取り付け面に対向する部位の外面が全長にわたって前記取り付け面に当接して前記配管が支持されていることを特徴とする配管接続継手。 - L字形に屈曲して形成された配管の先端部をコネクタを介して機器等の取り付け部に連結して固定する配管接続継手において、
前記コネクタの本体は、機器へ配管を連結する際に機器の取り付け部に当接する当接面と、該当接面と反対面となる上面とを平坦面としたブロック状に形成され、
前記本体の当接面側に、前記配管の先端部を収容する支持溝が、正面方向から見て、前記配管の外面が当接する半円形に形成された内面部分から前記取り付け部に向けて、収容される配管の先端部の全長にわたり前記配管の外径と同一幅に形成されるとともに、前記本体の長手方向に前記配管の湾曲部分を収容する部位から本体の端縁側まで連通する配置に開口して設けられ、
前記支持溝は、前記配管の湾曲部分を収容する部位から前記本体の端縁側まで連通する開口部における深さ寸法が前記配管の外径よりも短寸に形成され、前記配管の外面が当接する前記半円形に形成される内面部分が配管の外面と同一の曲率に形成されるとともに、前記配管の外面の湾曲面と同一曲率の湾曲部を備えて形成され、
前記配管の先端部が前記支持溝内に収容され、前記コネクタにより、機器の取り付け部に前記配管を固定する際に、前記配管が潰し変形され、前記本体の当接面が前記取り付け部の取り付け面に当接するとともに、前記配管の前記取り付け面に対向する部位の外面が全長にわたって前記取り付け面に当接して前記配管が固定されていることを特徴とする配管接続継手。 - 前記配管は、前記取り付け面側の下部を幅方向にかしめてコネクタに仮止めされることを特徴とする請求項1または2記載の配管接続継手。
- 前記本体に形成する支持溝を、正面方向から見て、前記配管の外面が当接する半円形に形成された内面部分から前記取り付け部に向けて、収容される配管の先端部の全長にわたり前記配管の外径と同一幅に形成する方法に変えて、前記配管の外径よりも幅狭に設け、
前記配管は、前記支持溝に圧入されてコネクタに仮止めされることを特徴とする請求項1または2記載の配管接続継手。
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