JP2000329283A - 配管継手 - Google Patents

配管継手

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Publication number
JP2000329283A
JP2000329283A JP11138050A JP13805099A JP2000329283A JP 2000329283 A JP2000329283 A JP 2000329283A JP 11138050 A JP11138050 A JP 11138050A JP 13805099 A JP13805099 A JP 13805099A JP 2000329283 A JP2000329283 A JP 2000329283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
hose
flange
socket
pipe joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP11138050A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Inoue
誠二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Automotive Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Automotive Systems Corp filed Critical Bosch Automotive Systems Corp
Priority to JP11138050A priority Critical patent/JP2000329283A/ja
Publication of JP2000329283A publication Critical patent/JP2000329283A/ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプレス継手として使用でき、低コストで
耐久性のある配管継手を提供すること。 【解決手段】 接続用金具20のシール部22がホース
2の接続用端部2Aから突出するようソケット30によ
り接続用金具20がホース2に取り付けられ、ソケット
30に一体又は別体に取り付けられたフランジ40をケ
ーシング1Aに固定することによりシール部22がホー
ス2の接続口1Bに気密に配管接続できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン等のホー
スを各機器に配管接続するのに好適な配管継手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、エアコン等のホースを各機器に
配管接続する場合、従来では、先端にプレートやナット
等の接続コネクターを設けたパイプを成形して用意し、
このパイプをホースの両端にそれぞれ加締めて取り付
け、このパイプを介してホースと各機器とを配管接続す
るようにした配管接続方法が採用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の接続方法によると、ホースの両端に取り付けるべきパ
イプを先ず成形した上で該パイプをホースに加締める必
要があるので、ホースの製作工程が増える上、ホースの
部品点数も多くなってコストが高くなってしまうという
問題点を有している。また、付加するパイプの長さ分だ
けホースの長さが短くなってしまうので振動吸収の点で
不利になる他、パイプが長くなる場合にはパイプの強度
を大きくしなけらばならずコスト的に不利となる。
【0004】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるようにした配管継手を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ホースを加締めているソケット部を直接
機器に接続できるようソケットにフランジを設け、これ
によりパイプ部分が表面に出ないようにしてホースの接
続を行うことができるようにしたものである。
【0006】請求項1の発明によれば、ホースを所要の
被接続体の接続口に接続するための配管継手であって、
先端にシール部が形成された接続用金具と、該シール部
が前記ホースの接続端より突出するよう前記ホースの接
続用端部に該接続用金具を取り付けるためのソケット
と、前記シール部を前記接続口に嵌め合わせて固定する
ため該ソケットに取り付けられたフランジとを備えて成
り、該フランジを前記被接続体に固定することにより前
記ホースを前記接続口に接続できるようにした構成の配
管継手が提案される。
【0007】接続用金具は、先端のシール部がホースの
接続用端部から少しだけ突出するよにソケットを用いて
ホースに取り付けられるようにすることができ、これに
より接続用金具を露出させないで済む。この場合、接続
用金具の長さは短くてよく、外部からの振動に強く、長
寿命化が図れる。フランジはソケットと一体、別体のど
ちらでもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による配管継手の実施の形
態の一例を示す断面図である。本発明による配管継手1
0は、車両用空気調和装置のコンプレッサ1のケーシン
グ1Aに設けられた凹部をなす接続口1Bに冷媒供給用
のホース2の接続用端部2Aを接続するために用いられ
ている。
【0010】配管継手10は、先端部21にシール部2
2が形成された接続用金具20と、シール部22がホー
ス2の接続用端部2Aから突出するようにして接続用金
具20を接続用端部2Aに気密に取り付けるためのソケ
ット30とを備えている。
【0011】本実施の形態では、接続用金具20の後端
部23にはニップル部24が形成されている。ニップル
部24を接続用端部2A内に差し込んで接続用金具20
を接続用端部2Aに取り付け、しかる後、接続用端部2
Aの外周面2Aaに被せた比較的肉薄で変形可能なチュ
ーブ状のソケット30を加締ることにより、接続用端部
2Aをニップル部24に圧着させ、これにより接続用金
具20が接続用端部2Aに気密状態にしっかりと固定さ
れるようになっている。
【0012】接続用金具20のシール部22は、先端部
21に形成された環状溝22A内にO−リング22Bを
収納して成り、シール部22が接続口1Bに嵌め合わさ
れた場合、接続口1Bの内周面1BaにO−リング22
Bが圧接し、これによりシール部22を接続口1Bに気
密に嵌め合わせることができる。
【0013】シール部22と接続口1Bとの上述の気密
嵌合状態を保持した状態でホース2をコンプレッサ1に
固定することができるようにするため、ソケット30に
はフランジ40が一体に取り付けられている。フランジ
40にはボルト50を通すための貫通孔41が形成され
ており、貫通孔41に通されたボルト50をケーシング
1Aに形成されているねじ孔1Cに螺入することによ
り、フランジ40をケーシング1Aにねじ止めにより固
定することができる。
【0014】配管継手10は以上のように構成されてい
るので、シール部22を接続口1Bに嵌め合わせ、ボル
ト50によりフランジ40をケーシング1Aにボルト止
めするだけで、配管継手10をコンプレッサ1にしっか
りと固定し、且つホース2を接続用金具20を介して接
続口1Bに気密に配管接続することができる。
【0015】図1に示した接続状態から判るように、配
管継手10によれば、接続用金具20が外部に露出する
ことがないので、配管継手10はパイプレス継手として
使用することができる。そして、接続用金具20の長さ
は極めて短くて済むから、従来のように、ホース金具を
その配管接続状態に応じて曲げ加工する必要がなくなる
ので、コストの低減を期待することができる。また、接
続用金具20が露出していないので、途中における支え
が不要であり、配管接続部分の強度を著しく向上させる
ことができる。そして、剛性のある接続用金具20の長
さを短くすることができるから、振動吸収性が著しく向
上し、したがって、振動等が加えられた場合にも接続用
金具20に切裂が入りにくく、配管継手10の長寿命化
を図ることができる。
【0016】なお、フランジ40の固定方法はボルト止
めに限定されるものではなく、他の適宜の公知手段、例
えばスイベルナット等を用いた固定方法であってもよ
い。
【0017】図2には、本発明による配管継手の別の実
施の形態を示す断面図である。図2に示した配管継手6
0は、ソケット30とは別体のフランジ61を設けた点
で図1の配管継手10の構成と大きく異なっている。
【0018】配管継手60においては、接続用金具62
を接続用金具本体62Aとシール体62Bとの2ピース
構造とし、フランジ61の貫通孔61Aに接続用金具本
体62Aの先端露出部62Aaを通してから、接続用金
具本体62Aの先端にシール体62Bを溶接、加締等の
適宜の公知手段によって固定し、これによりフランジ6
1をソケット30と別体にして設けたものである。
【0019】図2において、接続用金具本体62Aとソ
ケット30を用いてホース2に固定する構成、シール体
62Bと接続口1Bとの気密接続のための構成、フラン
ジ61をボルト50を用いてケーシング1Aに固定しす
る構成は、いずれも図1に示した構成と同様である。し
たがって、図2の各部のうち図1の各部に対応する部分
には同一の符号を付し、繰り返し同様の説明を行うのを
省略する。
【0020】図3は、本発明による別体フランジ型の配
管継手の別の実施の形態を示す断面図である。図3に示
した配管継手70は、図1に示した構成において、ソケ
ット30の前端に外向きの環状係止部31を一体形成
し、この環状係止部31をフランジ71の内端縁71A
に係止させ、これによりフランジ71をボルト50によ
ってコンプレッサ1に固定したとき、環状係止部31と
内端縁71Aとが係止してソケット30をフランジ71
によってコンプレッサ1に固定できるようにしたもので
ある。
【0021】図3において、接続用金具20とソケット
30を用いてホース2に固定する構成、接続用金具20
のシール部22と接続口1Bとの気密接続のための構
成、フランジ71をボルト50を用いてケーシング1A
に固定しこれにより配管継手71をコンプレッサ1に固
定してホース2をコンプレッサ1に配管接続する構成
は、いずれも図1に示した対応する構成と同様である。
したがって、図3の各部のうち図1の各部に対応する部
分には同一の符号を付し、繰り返し同様の説明を行うの
を省略する。
【0022】図2及び図3に示される別体フランジ型の
配管継手60、70を用いると、フランジとソケットと
の間に生じる若干の遊びのため、ホース2の配管組み付
けのための各部の寸法誤差の許容範囲を大きくすること
ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、接続用金
具が外部に露出することがないので、配管継手はパイプ
レス継手として使用することができる。そして、接続用
金具の長さは極めて短くて済むから、従来のように、ホ
ース金具をその配管接続状態に応じて曲げ加工する必要
がなくなるので、コストの低減を期待することができ
る。また、接続用金具が露出していないので、途中にお
ける支えが不要であり、配管接続の強度を著しく向上さ
せることができる。そして、剛性のある接続用金具の長
さを短くすることができるから、振動吸収性が著しく向
上し、したがって、振動等が加えられた場合にも接続用
金具に切裂が入りにくく、長寿命化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配管継手の実施の形態の示す断面
図。
【図2】本発明による別体フランジ型の配管継手の別の
実施の形態を示す断面図。
【図3】本発明による別体フランジ型の配管継手の実施
の別の形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 1A ケーシング 1B 接続口 2 ホース 2A 接続用端部 10 配管継手 20 接続用金具 22 シール部 30 ソケット 40 フランジ 50 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースを所要の被接続体の接続口に接続
    するための配管継手であって、 先端にシール部が形成された接続用金具と、該シール部
    が前記ホースの接続端より突出するよう前記ホースの接
    続用端部に該接続用金具を取り付けるためのソケット
    と、前記シール部を前記接続口に嵌め合わせて固定する
    ため該ソケットに取り付けられたフランジとを備えて成
    り、該フランジを前記被接続体に固定することにより前
    記ホースを前記接続口に接続できるようにしたことを特
    徴とする配管継手。
  2. 【請求項2】 前記フランジが前記ソケットに一体に取
    り付けられている請求項1の配管継手。
  3. 【請求項3】 前記フランジが前記ソケットに別体に取
    り付けられている請求項1の配管継手。
JP11138050A 1999-05-19 1999-05-19 配管継手 Pending JP2000329283A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274249A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Shin Meiwa Ind Co Ltd 脱着車両の油圧カプラ自動接続装置
JP2003080726A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置およびインクジェト記録装置の製造方法

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