JPH05246322A - ブレーキホース用継手の取付構造 - Google Patents
ブレーキホース用継手の取付構造Info
- Publication number
- JPH05246322A JPH05246322A JP7251891A JP7251891A JPH05246322A JP H05246322 A JPH05246322 A JP H05246322A JP 7251891 A JP7251891 A JP 7251891A JP 7251891 A JP7251891 A JP 7251891A JP H05246322 A JPH05246322 A JP H05246322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- pipe
- brake hose
- bracket
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 信頼性の高い部品の提供と、組付け作業の容
易なブレーキホース用継手の取付構造の提供。 〔構成〕 カバーパイプ22を備えたブラケット20を
使用し、該カバーパイプ22をかしめることによって、
該カバーパイプ22,継手本体10およびフレキシブル
ホースBを一体化させている。
易なブレーキホース用継手の取付構造の提供。 〔構成〕 カバーパイプ22を備えたブラケット20を
使用し、該カバーパイプ22をかしめることによって、
該カバーパイプ22,継手本体10およびフレキシブル
ホースBを一体化させている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラケットを介してブレ
ーキホース用継手を車体等に取付けるための構造に関す
る。
ーキホース用継手を車体等に取付けるための構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車では、例えば車体からナックルア
ームまでのように距離が変化する個所間にはフレキシブ
ルブレーキホースを使用し、ナックルアームからブレー
キアクチュエータまでのように距離が変化しない個所間
には金属製ブレーキパイプを使用している。図4は、従
来のブレーキホース用継手の取付構造を示しており、ホ
ース1およびパイプ2は継手3によって接続され、該継
手3はブラケット4を介してナックルアーム等5に取付
けられている。
ームまでのように距離が変化する個所間にはフレキシブ
ルブレーキホースを使用し、ナックルアームからブレー
キアクチュエータまでのように距離が変化しない個所間
には金属製ブレーキパイプを使用している。図4は、従
来のブレーキホース用継手の取付構造を示しており、ホ
ース1およびパイプ2は継手3によって接続され、該継
手3はブラケット4を介してナックルアーム等5に取付
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、継手3は、
図4に示したように、ブラケット4に溶接6等によって
固定され、このブラケット4はボルト7によってナック
ルアーム等5に取付けられる。
図4に示したように、ブラケット4に溶接6等によって
固定され、このブラケット4はボルト7によってナック
ルアーム等5に取付けられる。
【0004】ところが、継手3は一端に金属製ブレーキ
パイプ2を係止するためのネジ加工が施されており、こ
の部分が溶接6等の際の熱によって、歪みを生じる虞れ
がある。
パイプ2を係止するためのネジ加工が施されており、こ
の部分が溶接6等の際の熱によって、歪みを生じる虞れ
がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、継手に熱を加え
ることなく、したがって部品の信頼性を高め、かつ取付
け作業の簡単化を図ったブレーキホース用継手の取付構
造を提供することにある。
ることなく、したがって部品の信頼性を高め、かつ取付
け作業の簡単化を図ったブレーキホース用継手の取付構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のブレーキホース
用継手の取付構造では、一方端に、フレキシブルブレー
キホースの内部に挿入されるインサートパイプとフレキ
シブルブレーキホースを受入れるアウタパイプとを有す
る継手本体と、上記アウタパイプの外周に嵌合するカバ
ーパイプを有するブラケットから構成され、上記アウタ
パイプを上記カバーパイプに嵌合させて上記継手本体を
上記ブラケットに組付けるとともに、フレキシブルブレ
ーキホースを上記アウタパイプとインサートパイプとの
間に挿嵌させ、上記カバーパイプをかしめ、該カバーパ
イプ,上記アウタパイプおよびフレキシブルブレーキホ
ースを変形させて、上記ブラケット,継手本体およびフ
レキシブルブレーキホースを一体化させるようにしてい
る。
用継手の取付構造では、一方端に、フレキシブルブレー
キホースの内部に挿入されるインサートパイプとフレキ
シブルブレーキホースを受入れるアウタパイプとを有す
る継手本体と、上記アウタパイプの外周に嵌合するカバ
ーパイプを有するブラケットから構成され、上記アウタ
パイプを上記カバーパイプに嵌合させて上記継手本体を
上記ブラケットに組付けるとともに、フレキシブルブレ
ーキホースを上記アウタパイプとインサートパイプとの
間に挿嵌させ、上記カバーパイプをかしめ、該カバーパ
イプ,上記アウタパイプおよびフレキシブルブレーキホ
ースを変形させて、上記ブラケット,継手本体およびフ
レキシブルブレーキホースを一体化させるようにしてい
る。
【0007】
【作用】本発明のブレーキホース用継手の取付構造によ
れば、ブラケットのカバーパイプをかしめることによっ
て、ブラケット,継手本体およびフレキシブルブレーキ
ホースが同時に一体化できる。
れば、ブラケットのカバーパイプをかしめることによっ
て、ブラケット,継手本体およびフレキシブルブレーキ
ホースが同時に一体化できる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3は本発明に係るブレーキホース
用継手の取付構造を示している。
用継手の取付構造を示している。
【0009】この継手で使用される継手本体10は、中
間にフランジ11を有し、一端に金属製パイプAを係止
するためのネジ穴12を有し、さらに他端にフレキシブ
ルホースBを収容するための環状凹部13を有してい
る。この環状凹部13は、フレキシブルホースBの内部
に挿入されるインサートパイプ14とフレキシブルホー
スBを受入れるアウタパイプ15とによって画成され
る。そして、インサートパイプ14は容易に変形しない
ように肉厚に形成され、アウタパイプ15は変形し易い
ように薄肉に形成されている。
間にフランジ11を有し、一端に金属製パイプAを係止
するためのネジ穴12を有し、さらに他端にフレキシブ
ルホースBを収容するための環状凹部13を有してい
る。この環状凹部13は、フレキシブルホースBの内部
に挿入されるインサートパイプ14とフレキシブルホー
スBを受入れるアウタパイプ15とによって画成され
る。そして、インサートパイプ14は容易に変形しない
ように肉厚に形成され、アウタパイプ15は変形し易い
ように薄肉に形成されている。
【0010】また、この継手で使用されるブラケット2
0は、該ブラケット20をナックルアーム等の部材30
に取付けるための取付部21と継手本体10およびフレ
キシブルホースBを収容するカバーパイプ22を有して
いる。このカバーパイプ22は、継手本体10のアウタ
パイプ15を収容する大径部23とフレキシブルホース
Bを収容する小径部24を有している。取付部21は、
カバーパイプ22の小径部24の端部から半径方向外方
へ延出した状態で形成され、先端部にネジ挿通孔25を
有している。
0は、該ブラケット20をナックルアーム等の部材30
に取付けるための取付部21と継手本体10およびフレ
キシブルホースBを収容するカバーパイプ22を有して
いる。このカバーパイプ22は、継手本体10のアウタ
パイプ15を収容する大径部23とフレキシブルホース
Bを収容する小径部24を有している。取付部21は、
カバーパイプ22の小径部24の端部から半径方向外方
へ延出した状態で形成され、先端部にネジ挿通孔25を
有している。
【0011】そして、このような継手では、図3に示し
たように、アウタパイプ15をカバーパイプ22の大径
部23に嵌合させて継手本体10をブラケット20に組
付けるとともに、フレキシブルホースBをカバーパイプ
22内に挿入し、その先端を環状凹部13内に嵌入させ
る。次いで、図1に示したように、カバーパイプ22の
大径部23をかしめて、該大径部23,アウタパイプ1
5およびフレキシブルホースBを一体化するとともに、
小径部24をかしめて、該小径部24とフレキシブルホ
ースBを一体化する。
たように、アウタパイプ15をカバーパイプ22の大径
部23に嵌合させて継手本体10をブラケット20に組
付けるとともに、フレキシブルホースBをカバーパイプ
22内に挿入し、その先端を環状凹部13内に嵌入させ
る。次いで、図1に示したように、カバーパイプ22の
大径部23をかしめて、該大径部23,アウタパイプ1
5およびフレキシブルホースBを一体化するとともに、
小径部24をかしめて、該小径部24とフレキシブルホ
ースBを一体化する。
【0012】このようにして互いに結合された継手は、
ブラケット20の孔25に挿通させたネジ31をナック
ルアーム等の部材30に螺合させることによって、部材
30に締結される。なお、金属製パイプAは、適宜時期
に継手本体10に連結される。
ブラケット20の孔25に挿通させたネジ31をナック
ルアーム等の部材30に螺合させることによって、部材
30に締結される。なお、金属製パイプAは、適宜時期
に継手本体10に連結される。
【0013】なお、上記実施例では、ブラケット20の
取付部21をカバーパイプ22と一体成形させている
が、ブラケット20の取付部21とカバーパイプ22と
を別に成形し、それらを互いに溶接等によって一体に結
合させてもよい。
取付部21をカバーパイプ22と一体成形させている
が、ブラケット20の取付部21とカバーパイプ22と
を別に成形し、それらを互いに溶接等によって一体に結
合させてもよい。
【0014】また、上記実施例では、カバーパイプ22
の大径部23と小径部24とをかしめているが、大径部
23のみをかしめて、ブラケット20,継手本体10お
よびフレキシブルホースBを一体化させてもよい。
の大径部23と小径部24とをかしめているが、大径部
23のみをかしめて、ブラケット20,継手本体10お
よびフレキシブルホースBを一体化させてもよい。
【0015】
【発明の効果】上記したように、本発明に係るブレーキ
ホース用継手の取付構造によれば、継手本体とブラケッ
トとフレキシブルホースとをかしめによって一体化させ
ている。
ホース用継手の取付構造によれば、継手本体とブラケッ
トとフレキシブルホースとをかしめによって一体化させ
ている。
【0016】したがって、それらの組付けは一度で済
み、作業が極めて簡単であるばかりでなく、継手本体に
熱を加えることもないので、継手本体が歪む虞れもな
く、部品の信頼性を高めることができる。
み、作業が極めて簡単であるばかりでなく、継手本体に
熱を加えることもないので、継手本体が歪む虞れもな
く、部品の信頼性を高めることができる。
【図1】本発明に係るブレーキホース用継手の取付構造
によって継手本体,ブラケット,フレキシブルホースお
よび金属製パイプが組付けられた状態を示した縦断面図
である
によって継手本体,ブラケット,フレキシブルホースお
よび金属製パイプが組付けられた状態を示した縦断面図
である
【図2】本発明に係るブレーキホース用継手の取付構造
における各部品を分解して示した縦断面図である。
における各部品を分解して示した縦断面図である。
【図3】本発明に係るブレーキホース用継手の取付構造
における組付け作業の途中の状態を示した縦断面図であ
る。
における組付け作業の途中の状態を示した縦断面図であ
る。
【図4】従来のブレーキホース用継手の取付構造を示し
た縦断面図である。
た縦断面図である。
10 継手本体 13 環状凹部 14 インサートパイプ 15 アウタパイプ 20 ブラケット 21 取付部 22 カバーパイプ 23 大径部 24 小径部 25 ネジ挿通孔 B フレキシブルホース
Claims (1)
- 【請求項1】 一方端に、フレキシブルブレーキホース
の内部に挿入されるインサートパイプとフレキシブルブ
レーキホースを受入れるアウタパイプとを有する継手本
体と、上記アウタパイプの外周に嵌合するカバーパイプ
を有するブラケットから構成され、上記アウタパイプを
上記カバーパイプに嵌合させて上記継手本体を上記ブラ
ケットに組付けるとともに、フレキシブルブレーキホー
スを上記アウタパイプとインサートパイプとの間に挿嵌
させ、上記カバーパイプをかしめ、該カバーパイプ,上
記アウタパイプおよびフレキシブルブレーキホースを変
形させて、上記ブラケット,継手本体およびフレキシブ
ルブレーキホースを一体化させるようにしたことを特徴
とするブレーキホース用継手の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7251891A JPH05246322A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ブレーキホース用継手の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7251891A JPH05246322A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ブレーキホース用継手の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05246322A true JPH05246322A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13491631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7251891A Pending JPH05246322A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ブレーキホース用継手の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05246322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915870B2 (en) | 2001-02-26 | 2005-07-12 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Antistatic structure of fuel pipe |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP7251891A patent/JPH05246322A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915870B2 (en) | 2001-02-26 | 2005-07-12 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Antistatic structure of fuel pipe |
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