JP2556900Y2 - フィニッシャーの取付構造 - Google Patents

フィニッシャーの取付構造

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JP2556900Y2
JP2556900Y2 JP1991017958U JP1795891U JP2556900Y2 JP 2556900 Y2 JP2556900 Y2 JP 2556900Y2 JP 1991017958 U JP1991017958 U JP 1991017958U JP 1795891 U JP1795891 U JP 1795891U JP 2556900 Y2 JP2556900 Y2 JP 2556900Y2
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修 吉岡
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カルソニック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テールチューブの終端
部にフィニッシャーを固定するためのフィニッシャーの
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車では、見栄え等の向上の
ために、例えば、実公昭63−6420号公報に開示さ
れるように、テールチューブの終端部にフィニッシャー
を装着することが行われている。図4および図5は、こ
の公報に開示されるフィニッシャーの取付構造を示すも
ので、図において符号11は、テールパイプ13の終端
部を囲繞して配置される筒状のフィニッシャー本体を示
している。
【0003】このフィニッシャー本体11の内側には、
フィニッシャー本体11の後端開口部15から所定距離
前側に、ブラケット17が固定され、このブラケット1
7の内側フランジ部19がテールパイプ13の後端に当
接されている。そして、フィニッシャー本体11の前側
には、内側に突出するクランプ突起21が形成され、こ
のクランプ突起21とボルト23によりテールパイプ1
3を挟持することにより、フィニッシャー本体11がテ
ールパイプ13に固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィニッシャーの取付構造では、クランプ突
起21とボルト23との二点によりテールパイプ13を
挟持してフィニッシャー本体11をテールパイプ13に
固定しているため、フィニッシャー本体11をテールパ
イプ13に、必ずしも、確実,強固に固定することがで
きないという問題があった。
【0005】本考案は、上記のような問題を解決したも
ので、フィニッシャー本体をテールパイプに確実,強固
に固定することのできるフィニッシャーの取付構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のフィニッシャー
の取付構造は、テールパイプ(43)の終端部を囲繞し
て筒状のフィニッシャー本体(41)を配置するととも
に、このフィニッシャー本体(41)の内側に前記テー
ルパイプ(43)を囲繞して、一側および他側に矩形状
の一側突出部(59)と他側突出部(61)を有すると
ともに、これ等一側と他側を結ぶ両側が前記テールパイ
プ(43)に沿う円弧状をなす両面部(67)を有する
筒状のクランプ部材(57)を配置し、このクランプ部
材(57)の前記一側突出部(59)をフィニッシャー
本体(41)の内側に固着し、さらに、前記フィニッシ
ャー本体(41)の外側からフィニッシャー本体(4
1)およびクランプ部材(57)の前記他側突出部(6
1)を挿通してボルト(63)を配置し、このボルト
(63)をクランプ部材(57)の前記他側突出部(6
1)の内側に固着されるナット部材(65)に螺合し、
ボルト(63)の先端を前記テールパイプ(43)に当
接することにより、クランプ部材(57)の一側と他側
との間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材(5
7)の前記両面部(67)をテールパイプ(43)に圧
着してなるものである。
【0007】
【作用】本考案のフィニッシャーの取付構造では、ボル
トを回動してボルトの先端をテールパイプに当接し、さ
らに、ボルトを回動すると、クランプ部材の一側と他側
との間の距離が伸長し、これにより、クランプ部材の両
側の距離が狭まり、クランプ部材の両面がテールパイプ
に圧着される。そして、クランプ部材の一側突出部の立
ち上がり部、ボルトの先端、および、クランプ部材の両
面部との4点により、フィニッシャー本体がテールパイ
プに確実かつ強固に圧着される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例に
ついて説明する。図1および図2は、本考案のフィニッ
シャーの取付構造の一実施例を示すもので、図において
符号41は、テールパイプ43の終端部を囲繞して配置
される筒状のフィニッシャー本体を示している。
【0009】このフィニッシャー本体41の内側には、
フィニッシャー本体41の後端開口部45から所定距離
前側に、ブラケット47が固定されている。このブラケ
ット47は、筒状の大径部49と小径部51を段部53
により接続してなり、大径部49が、フィニッシャー本
体41の内面に溶接により固定されている。
【0010】また、小径部51は、テールパイプ43に
被嵌され、小径部51の後端に形成される内側フランジ
部55がテールパイプ43の後端に当接されている。こ
のブラケット47の前方には、ブラケット47と所定距
離を置いてクランプ部材57が配置されている。このク
ランプ部材57は、筒状をしており、テールパイプ43
を囲繞して配置されている。
【0011】このクランプ部材57の一側および他側に
は、矩形状の一側突出部59、および他側突出部61
が、クランプ部材57を折曲することにより一体形成さ
れている。そして、一側突出部59が、フィニッシャー
本体41の内側に、例えば、溶接により固着されてい
る。
【0012】さらに、フィニッシャー本体41の外側か
ら、フィニッシャー本体41およびクランプ部材57の
他側突出部61を挿通してボルト63が配置されてい
る。このボルト63は、クランプ部材57の他側突出部
61の内側に、溶接等により固着されるナット部材65
に螺合され、ボルト63の先端が、テールパイプ43に
当接されている。
【0013】そして、クランプ部材57の一側突出部5
9と他側突出部61とを結んだ線の両側となるクランプ
部材57の両面部67がテールパイプ43に圧着されて
いる。以上のように構成されたフィニッシャーの取付構
造では、テールパイプ43へのフィニッシャー本体41
の取り付けは、先ず、テールパイプ43を囲繞してフィ
ニッシャー本体41およびクランプ部材57を配置し、
ブラケット47をテールパイプ43の終端に位置させる
ことが行われる。
【0014】この時には、クランプ部材57は、図3に
示すように、テールパイプ43に接触しておらず、テー
ルパイプ43とクランプ部材57との間には、所定の間
隙が形成されている。この状態から、ボルト63を回動
するとナット部材65が、ボルト63の頭部69側に向
けて移動し、ボルト63の先端をテールパイプ43に当
接すると、クランプ部材57の一側と他側との間の距離
が伸長し、クランプ部材57の両面部67間の距離が狭
まり、クランプ部材57の両面部67がテールパイプ4
3に圧着される。
【0015】しかして、以上のように構成されたフィニ
ッシャーの取付構造では、テールパイプ43の終端部を
囲繞して筒状のフィニッシャー本体41を配置するとと
もに、このフィニッシャー本体41の内側にテールパイ
プ43を囲繞して筒状のクランプ部材57を配置し、こ
のクランプ部材57の一側をフィニッシャー本体41の
内側に固着し、さらに、フィニッシャー本体41の外側
からフィニッシャー本体41およびクランプ部材57の
他側を挿通してボルト63を配置し、このボルト63を
クランプ部材57の内側に固着されるナット部材65に
螺合し、ボルト63の先端をテールパイプ43に当接す
ることにより、クランプ部材57の一側と他側との間の
間隔を伸長し、これにより、クランプ部材57の両面を
テールパイプ43に圧着したので、フィニッシャー本体
41をテールパイプ43に確実,強固に固定することが
可能となる。
【0016】すなわち、以上のように構成されたフィニ
ッシャーの取付構造では、一側突出部59の立ち上がり
部71とボルト63との二点によりテールパイプ43を
挟持するだけでなく、クランプ部材57の両面部67を
テールパイプ43に圧着し、四点で支持するようにした
ので、フィニッシャー本体41をテールパイプ43に確
実,強固に固定することができる。
【0017】また、以上のように構成されたフィニッシ
ャーの取付構造では、ボルト63の頭部69がフィニッ
シャー本体41の外側に位置するため、ボルト63を回
動するための工具スペースを特別に確保する必要がなく
なり、取付部をコンパクトにすることができ、また、見
栄えも向上する。
【0018】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のフィニッシ
ャーの取付構造では、テールパイプ(43)の終端部を
囲繞して筒状のフィニッシャー本体(41)を配置する
とともに、このフィニッシャー本体(41)の内側に前
記テールパイプ(43)を囲繞して、一側および他側に
矩形状の一側突出部(59)と他側突出部(61)を有
するとともに、これ等一側と他側を結ぶ両側が前記テー
ルパイプ(43)に沿う円弧状をなす両面部(67)を
有する筒状のクランプ部材(57)を配置し、このクラ
ンプ部材(57)の前記一側突出部(59)をフィニッ
シャー本体(41)の内側に固着し、さらに、前記フィ
ニッシャー本体(41)の外側からフィニッシャー本体
(41)およびクランプ部材(57)の前記他側突出部
(61)を挿通してボルト(63)を配置し、このボル
ト(63)をクランプ部材(57)の前記他側突出部
(61)の内側に固着されるナット部材(65)に螺合
し、ボルト(63)の先端を前記テールパイプ(43)
に当接することにより、クランプ部材(57)の一側と
他側との間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材
(57)の前記両面部(67)をテールパイプ(43)
に圧着したので、フィニッシャー本体をテールパイプに
確実,強固に固定することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI方向矢視図である。
【図2】本考案のフィニッシャーの取付構造の一実施例
を示す側面図である。
【図3】テールパイプへのクランプ部材の固定前の状態
を示す説明図である。
【図4】従来のフィニッシャーを示す縦断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
41 フィニッシャー本体 43 テールパイプ 57 クランプ部材 63 ボルト 65 ナット部材 67 両面部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テールパイプ(43)の終端部を囲繞し
    て筒状のフィニッシャー本体(41)を配置するととも
    に、このフィニッシャー本体(41)の内側に前記テー
    ルパイプ(43)を囲繞して、一側および他側に矩形状
    の一側突出部(59)と他側突出部(61)を有すると
    ともに、これ等一側と他側を結ぶ両側が前記テールパイ
    プ(43)に沿う円弧状をなす両面部(67)を有する
    筒状のクランプ部材(57)を配置し、このクランプ部
    材(57)の前記一側突出部(59)をフィニッシャー
    本体(41)の内側に固着し、さらに、前記フィニッシ
    ャー本体(41)の外側からフィニッシャー本体(4
    1)およびクランプ部材(57)の前記他側突出部(6
    1)を挿通してボルト(63)を配置し、このボルト
    (63)をクランプ部材(57)の前記他側突出部(6
    1)の内側に固着されるナット部材(65)に螺合し、
    ボルト(63)の先端を前記テールパイプ(43)に当
    接することにより、クランプ部材(57)の一側と他側
    との間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材(5
    7)の前記両面部(67)をテールパイプ(43)に圧
    着してなることを特徴とするフィニッシャーの取付構
    造。
JP1991017958U 1991-03-25 1991-03-25 フィニッシャーの取付構造 Expired - Lifetime JP2556900Y2 (ja)

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