JPH11201346A - 管体の結合構造 - Google Patents

管体の結合構造

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JPH11201346A
JPH11201346A JP751398A JP751398A JPH11201346A JP H11201346 A JPH11201346 A JP H11201346A JP 751398 A JP751398 A JP 751398A JP 751398 A JP751398 A JP 751398A JP H11201346 A JPH11201346 A JP H11201346A
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JP
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flare
tube
hole
tubular body
nut
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JP751398A
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Hiroyuki Iguchi
博行 井口
Tomoji Sakai
智次 酒井
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/04Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 疲労強度の向上が図れる管体の結合構造を提
供すること。 【解決手段】 管体1の端部を拡径させてなるフレア部
11をABSアクチュエータ2に突き合せフレア部11
をABSアクチュエータ2へフレアナット4により押圧
して管体1をABSアクチュエータ2に結合する管体1
の結合構造であって、フレアナット4で押圧されるフレ
ア部11の背面部11dがフレアナット4の押圧により
フレアナット4の押圧方向と反対側へ傾倒されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管体の結合構造に
関するものであり、より詳細には油圧回路を構成する管
体の結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の管体の結合構造としては、実開昭
62−199577号公報に記載されるように、フレア
式結合構造が知られている。このフレア式結合構造は、
端部をラッパ状に拡径したチューブを管体として用いた
ものであり、チューブの拡径した端部を継手部の穴に挿
入し、チューブに挿通されるフレアナットを継手部の穴
に螺合させて締め付け、その締め付けの際にチューブの
拡径部分をフレアナットの先端面と穴内面との間に挟み
込むことにより、継手部にチューブを結合するものであ
る。
【0003】ところで、フレア式結合構造には、一般
に、ダブルフレア式とブリッジフレア式のものが知られ
ており、実開昭62−199577号公報に記載される
結合構造はダブルフレア式のものである。図8にダブル
フレア式の結合構造を示し、図9にブリッジフレア式の
結合構造を示す。
【0004】図8に示すように、ダブルフレア式の結合
構造では、管体Aを結合すべきユニオンBに孔Cが穿設
されており、その孔Cの内周面にはネジ溝が刻設されて
いる。管体Aは、フレアナットDを貫通しており、その
先端部Fがラッパ状に拡径されている。フレアナットD
は、管体Aを貫通させる貫通孔Eが軸方向に向けて開口
され、その外周面にネジ山が刻設されている。管体Aの
先端部Fは孔Cに挿入され、フレアナットDが孔Cに螺
合され締め付けられることにより、管体Aの先端部Fが
フレアナットDの先端部と孔Cの奥壁部との間に挟み込
まれ、管体AがユニオンBに結合される。
【0005】図9に示すように、ブリッジフレア式の結
合構造でも、管体Hを結合すべきユニオンIに孔Jが穿
設されており、その孔Jの内周面にはネジ溝が刻設され
ている。管体Hは、フレアナットKを貫通しており、そ
の先端部Mは最先端位置が管径となるように最先端位置
よりやや内側が拡径されている。フレアナットKは、管
体Hを貫通させる貫通孔Lが軸方向に向けて開口され、
その外周面にネジ山が刻設されている。管体Kの先端部
Mは孔Jに挿入され、フレアナットKが孔Jに螺合され
締め付けられることにより、管体Hの先端部Mがフレア
ナットKの先端と孔Jの奥壁との間に挟み込まれて、管
体HがユニオンIに結合される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したブリッジフレ
ア式の結合構造は、ダブルフレア式の結合構造に比べ、
一般に、加工が容易であると言われているが、管体の揺
動などによる疲労強度が低いという欠点が指摘されてい
る。すなわち、図9に示すように、フレアナットKの貫
通孔Lの内周面と管体Hの外周面との間に隙間がある場
合、振動などにより管体Hが貫通孔Lの径方向(図9で
は上下方向)に揺動すると、管体Hにおけるフレアナッ
トKとの当接部N付近に引張り応力が発生しやすい。こ
のため、構造上、繰返し応力が加わりやすく、疲労強度
が低いものとなる。
【0007】そこで本発明は、以上のような技術課題を
解決するためになされたものであって、疲労強度の向上
が図れる管体の結合構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る管体の結合構造は、管体の端部
を拡径させてなるフレア部を被結合体に突き合せフレア
部を被結合体へ締結部材により押圧して管体を被結合体
に結合する管体の結合構造において、締結部材で押圧さ
れるフレア部の背面部分が締結部材の押圧により締結部
材の押圧方向と反対側へ傾倒されていることを特徴とす
るものである。
【0009】この発明によれば、フレア部の背面部分を
締結部材側へ傾倒した状態で押圧することにより、管体
におけるフレア部の背面部分の近傍に圧縮応力を発生さ
せることが可能となる。この圧縮応力を管体に予め付加
しておくことにより、結合後に管体が揺動してもフレア
部の背面部分の近傍に引張応力が作用することが低減さ
れる。従って、管体の疲労強度の向上が図られる。
【0010】また本発明に係る管体の結合構造は、前述
のフレア部の背面部分に当接する締結部材の先端面が背
面部分を傾倒させる向きに傾斜し、先端面の傾斜角度が
背面部分の傾倒角度に比べ大きく形成されていることを
特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、フレア部の背面部分を
締結部材で押圧した際に管体におけるフレア部の背面部
分の近傍に確実に圧縮応力を発生させることが可能であ
る。このため、管体の疲労強度を確実に向上させること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
に係る種々の実施形態について説明する。尚、各図にお
いて同一要素には同一符号を付して説明を省略する。ま
た、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致してい
ない。
【0013】(第一実施形態)図1は、本実施形態に係
る管体の結合構造の説明図である。本実施形態に係る管
体の結合構造は、自動車などの車両において管体1をA
BSアクチュエータ2に結合させる場合に適用したもの
である。図1に示すように、管体1は、油圧回路の一部
を構成する金属製のチューブであり、車体3に対しブラ
ケット31などにより固定されている。ABSアクチュ
エータ2は、その振動が車体3に容易に伝達されないよ
うにゴムなどの弾性体21を介して車体3に取り付けら
れている。
【0014】ABSアクチュエータ2の側面には管体1
を連結するための孔22が設けられている。そして、孔
22の奥部には孔径の小さい流路23が形成されてい
る。孔22には管体1の端部が挿入され、管体1の抜け
出しを防止するためフレアナット4が管体1の端部を孔
22の奥壁に押し付けている。
【0015】図2に管体1の結合構造の拡大断面図を示
す。
【0016】図2に示すように、管体1の端部にはフレ
ア部11が形成されている。フレア部11は、管体1の
端部の取り付けに用いられるものであり、他の管体部分
より管径が大きく形成されている。このフレア部11
は、その最端部11aが管体1の管径とほぼ同径とさ
れ、最端部11aから管体1の軸方向へ向けて徐々に拡
径され、最大径部11cから急激に縮径された形状とな
っている。
【0017】最端部11aから最大径部11cまでに至
るまでのフレア前面部11bは、フレア前面部11bは
孔22の奥壁に当接されている。また、最大径部11c
から急激に管径まで縮径されるまでのフレア背面部11
d(フレア部11の背面部分)は、フレアナット4の先
端面41bに孔22の奥側へ向けて押圧されている。
【0018】ABSアクチュエータ2の孔22は、その
奥壁がテーパ面となっており、孔22の奥側に向けて先
細り状となっている。また、孔22の奥壁の中央部分に
は、さらにその奥に続く流路23が開口している。孔2
2の内径は管体1の最大径部11cの径寸法より少なく
とも大きい寸法とされ、管体1のフレア部11が孔22
の奥部まで挿入できる構造となっている。孔22の内周
面には、フレアナット4と螺合するためのネジ溝22a
が刻設されている。
【0019】フレアナット4は、孔22にはめ込まれる
胴部41とその胴部41に端部に形成される頭部42と
を具備して構成されている。胴部41の外周面にはネジ
山41aが刻設され、フレアナット4が孔22に装着さ
れるときにネジ溝22aと螺合される。頭部42は、フ
レアナット4を締め付けるときなどに用いられる部分で
あり、例えば、六角柱状に形成される。
【0020】また、フレアナット4には貫通孔43が設
けられている。貫通孔43は、管体1を貫通させるため
の孔であり、フレアナット4の軸方向に向けて開設さ
れ、管体1の管径(フレア部11の管径を除く)とほぼ
同径又はやや小さい径とされている。
【0021】図3に管体1のフレア部11及びフレアナ
ット4の先端面41bの拡大図を示す。
【0022】図3に示すように、管体1のフレア部11
は、フレア前面部11bが孔22の奥壁に当接され、フ
レア背面部11dがフレアナット4の先端面41bに当
接されており、フレアナット4の締め付けによりフレア
背面部11dが孔22の奥側(図3では左側)へ押圧さ
れている。このフレアナット4の押圧により、管体1の
フレア部11が孔22の奥壁と先端面41bとの間に挟
さみ込まれ、管体1がABSアクチュエータ2に固定さ
れている。
【0023】フレアナット4の先端面41bは、先細り
状のテーパ面となっており、押圧方向と直交する面に対
して傾斜し、その外周側が内周側に対して後退してい
る。先端面41bの傾斜角度θ1は、例えば10度程度
に設定される。また、鋭角となる先端面41bのエッジ
部41cは面取りされ、アールが付けられている。この
エッジ部41cのアール半径は、例えば、管体1の外径
が5mm程度の場合、約0.3mmとされる。
【0024】一方、フレア部11は、先端面41bの押
圧により、フレア背面部11dが傾倒する方向に折り曲
げられている。このため、管体1のエッジ部41cが当
接する部分の近傍に応力が発生している。すなわち、管
体1の内面側に引張応力σ1、管体1の外面側に圧縮応
力σ2が生ずることになる。
【0025】このように、管体1のフレア部11におけ
るエッジ部41c当接部分の近傍に予め圧縮応力を付加
しておくことにより、管体1が揺動した場合でもエッジ
部41c当接部分の近傍に大きな応力が生ずることが防
止される。
【0026】次に管体1の結合方法について説明する。
【0027】図4、5に管体の結合方法の説明図を示
す。図4に示すように、まず、フレア部11を先頭にし
てABSアクチュエータ2の孔22に管体1を挿入す
る。そして、フレア部11の最端部11aを孔22の奥
壁に当接させ、その奥壁で開口する流路23と管体11
を連通した状態にする。
【0028】このとき、フレア部11のフレア背面部1
1dは、押圧方向と直交する面に対して押圧方向と反対
側(図4では右側)へ傾倒している。フレア背面部11
dの傾倒角度θ2は、フレアナット4の先端面41bの
傾斜角度θ1よりも小さい角度とされ、例えば5度程度
に設定される。また、フレア背面部11dの立ち上がり
部分には、先端部41bのエッジ部41cの形状に合せ
てアールが付けられている。このフレア背面部11dの
立ち上がり部分のアール半径は、エッジ部41cのアー
ルと同径若しくは若干大きい径とされる。
【0029】そして、図5に示すように、管体1に外装
されているフレアナット4をABSアクチュエータ2の
孔22へ進入させ、孔22のネジ溝22aとフレアナッ
ト4のネジ山41aを螺合させる。そして、フレアナッ
ト4の頭部42にレンチなどを用いて締め付けトルクを
付与し、フレアナット4を孔22の奥へ捩じ込み、先端
面41bを管体1のフレア背面部11dに当接させる。
その際、管体1のフレア背面部11dの傾倒角度θ2が
フレアナット4の先端面41bの傾斜角度θ1より小さ
く設定されているため、フレアナットの先端面41bの
エッジ部41cがフレア背面部11dの立ち上がり部分
に最初に当接することになる。
【0030】そして、さらにフレアナット4を締め付け
ると、図2に示すように、フレアナット4の先端面41
bがフレア背面部11dを押圧し、その押圧力を受けて
フレア部11が変形する。このとき、図3に示すよう
に、フレア背面部11dがより傾倒するようにフレア部
11が変形するため、フレア背面部11dの立ち上がり
部分がより鋭角に、即ちフレア背面部11dの傾倒角度
θ2が増加するように、折り曲げられる。従って、フレ
ア背面部11dの立ち上がり部分における管体1の内面
側に引張応力σ1、管体1の外面側に圧縮応力σ2が生
ずる。
【0031】そして、フレアナット4を所定のトルクで
締め付けたら、締め付け作業を終了する。このとき、フ
レア部11が孔22の奥壁と先端面41bとの間に挟ま
れた状態とされ、管体1がABSアクチュエータ2に結
合される。
【0032】次に、管体の結合構造における疲労強度に
ついて説明する。
【0033】図3に示すように、フレア背面部11dの
立ち上がり部分に応力を生じさせて管体1をABSアク
チュエータ2に結合させた状態において、車体3に振動
などが加わると、管体1が貫通孔43に対して相対的に
上下動する。特に、図1に示すように、ABSアクチュ
エータ2が弾性体21を介して車体3に取り付けられる
場合、ABSアクチュエータ2と管体1の相対移動が大
きくなる。
【0034】このとき、図3において管体1が貫通孔4
3に対して下向きに移動したときには、管体1の上部に
おけるフレア背面部11dの近傍部分の引張応力σ1、
圧縮応力σ2は一時的に減少する。一方、管体1が貫通
孔43に対して上向きに移動したときには、フレア背面
部11dの近傍部分の引張応力σ1、圧縮応力σ2は一
時的に増加する。しかしながら、フレア背面部11dの
近傍部分には予め圧縮の応力が付加されているため、管
体1の疲労ダメージは小さいものとなる。
【0035】従って、管体1が繰返し上下動した場合で
も、管体1のフレア背面部11dの近傍部分における疲
労強度が高いものとなる。
【0036】以上のように、本実施形態に係る管体の結
合構造によれば、フレア背面部11dの近傍部分の管体
外面側に圧縮応力を生じさせておくことにより、管体1
の疲労強度の向上を図ることができる。また、管体1の
結合部分の疲労強度が向上するため、管体1を車体3に
取り付けるためのブラケット31などの設置数を削減す
ることができ、コスト低減が図れる。
【0037】(第二実施形態)次に、第二実施形態に係
る管体の結合構造について説明する。
【0038】第一実施形態に係る管体の結合構造にあっ
ては、ABSアクチュエータ2を被結合体として管体1
を結合させるものであってが、被結合体としてはそのよ
うなABSアクチュエータ2に限られるものではなく、
その他のものであってもよい。例えば、図6に示すよう
に、二つの管体1、1の連結するユニオン51を被結合
体として、第一実施形態に係る管体の結合構造を適用し
てもよい。この場合、ユニオン51に管体1を結合する
ための孔22を形成しておき、フレアナット4を用いて
管体1のフレア部11を押圧することにより、管体1を
ユニオン51に結合させることができる。
【0039】また、図7に示すように、被結合体として
は一つの管体1を二つの管体1、1と連結する部材52
であってもよい。この場合、部材52に管体1を結合す
るための孔22をそれぞれ形成しておき、フレアナット
4を用いて管体1のフレア部11を押圧することによ
り、各管体1を部材52に結合させることができる。
【0040】また、本発明に係る管体の結合構造は、自
動車などの車両の配管の結合のみに適用されるものでは
なく、管体の端部を被結合体に結合するものであれば、
その他のものに適用することができる。
【0041】更に、結合対象となる管体1は非金属製の
ものを用いる場合もある。
【0042】このような被結合体に対する管体の結合構
造であっても、第一実施形態に係る管体の結合構造と同
様に、フレア背面部11dの近傍部分の管体外面側に圧
縮応力を生じさせておくことにより、管体1の疲労強度
の向上を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が得られる。
【0044】管体のフレア部の背面部分を締結部材側へ
傾倒した状態で押圧することにより、管体におけるフレ
ア部の背面部分の近傍に圧縮応力を発生させることがで
きる。このため、管体に予め圧縮応力が付加されるの
で、結合後に管体が揺動してもフレア部の背面部分の近
傍に引張応力が発生することが防止される。従って、管
体の疲労強度を向上させることができる。
【0045】また、フレア部の背面部分の傾倒角度に対
して締結部材の先端面の傾斜角度を大きく形成しておく
ことにより、フレア部の背面部分を締結部材で押圧した
際に管体におけるフレア部の背面部分の近傍に確実に圧
縮応力を発生させることができる。このため、管体の疲
労強度を確実に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管体の結合構造の説明図である。
【図2】管体の結合構造の拡大説明図である。
【図3】管体の結合構造の拡大説明図である。
【図4】管体の結合方法の説明図である。
【図5】管体の結合方法の説明図である。
【図6】第二実施形態に係る管体の結合構造の説明図で
ある。
【図7】第二実施形態に係る管体の結合構造の説明図で
ある。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…管体、11…フレア部、11d…フレア背面部(フ
レア部の背面部分)、2…ABSアクチュエータ(被結
合体)、4…フレアナット(締結部材)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体の端部を拡径させてなるフレア部を
    被結合体に突き合せ、前記フレア部を前記被結合体へ締
    結部材により押圧して、前記管体を前記被結合体に結合
    する管体の結合構造において、 前記締結部材で押圧される前記フレア部の背面部分が、
    前記締結部材の押圧方向と反対側へ傾倒されているこ
    と、を特徴とする管体の結合構造。
  2. 【請求項2】 前記フレア部の前記背面部分に当接する
    前記締結部材の先端面が前記背面部分を前記締結部材の
    押圧方向と反対側へ傾倒させる向きに傾斜し、前記先端
    面の傾斜角度が前記背面部分の傾倒角度に比べ大きく形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の管体の
    結合構造。
JP751398A 1998-01-19 1998-01-19 管体の結合構造 Pending JPH11201346A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005214253A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Sanoh Industrial Co Ltd チューブのフレア形端末構造
JP2017223313A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 アイシン精機株式会社 配管接続構造

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