JP2000016123A - 電車線路支持物における電柱とビーム材の接続構造 - Google Patents

電車線路支持物における電柱とビーム材の接続構造

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JP2000016123A
JP2000016123A JP10192803A JP19280398A JP2000016123A JP 2000016123 A JP2000016123 A JP 2000016123A JP 10192803 A JP10192803 A JP 10192803A JP 19280398 A JP19280398 A JP 19280398A JP 2000016123 A JP2000016123 A JP 2000016123A
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Nobuyasu Hagisawa
亘保 萩沢
Hisao Saito
久男 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電車線路支持物を迅速に組み立てることが
できる電車線路支持物における電柱とビーム材の接続構
造を提供することを課題とする。 【解決手段】 アルミニウム合金押出形材よりなる電
車線路支持物Gにおける電柱1とビーム材2との接続構
造であって、ビーム材2の少なくとも一方の端部の所定
の長さ範囲を偏平状に潰してその偏平部表面が平坦な外
表面もしくは該ビーム材の材軸方向に向かう複数の波が
形成された波状の外表面を備えた板状接続部3と、電柱
1の所定の位置に固定され、板状接続部3の外表面に係
合または当接する当接面13を有する当接部15を備え
たビーム材2を電柱1に接続するための接続具10とか
らなり、接続具10の当接面13に板状接続部3を固着
したことを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車線路支持物に
おける電柱とビーム材の接続構造に関する。殊にアルミ
ニウム合金の押出形材よりなるビーム材を電柱に接続す
ることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電車線路の支持物は、亜鉛めっき
鋼管よりなる電柱とビーム材のそれぞれにフランジを溶
接してフランジ同士をボルトで締めて接続していた(図
6)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、亜鉛め
っき鋼管よりなる電柱やビーム材は重いため、ビーム材
と電柱との固定に、作業時間が長くかかっていた。ま
た、鋼管を曲げる加工も困難であった。さらに、アルミ
ニウム合金は溶接による強度低下が大きく、アルミニウ
ム合金よりなる電柱やビーム材を直接溶接して接続した
り、これらにフランジを溶接してフランジ部分で接合す
るのは妥当ではない。また、フランジによる接続は美的
であるとはいえないので、美観を損なわない電柱とビー
ム材の接続を行なう必要がある。そこで、本発明は、か
かる従来の欠点を克服し、電車線路支持物を迅速に組み
立てることができる電車線路支持物における電柱とビー
ム材の接続構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
合金押出形材よりなる電車線路支持物における電柱とビ
ーム材との接続構造であって、前記ビーム材の少なくと
も一方の端部の所定の長さ範囲を潰して偏平状とし、そ
の偏平部表面が、平坦な外表面もしくは該ビーム材の軸
方向に向かう複数の波が形成された波状の外表面を備え
た板状接続部と、前記電柱の所定の位置に固定され前記
板状接続部の前記外表面に係合または当接する当接面を
有する当接部を備えたビーム材を電柱に接続するための
接続具とからなり、前記接続具の前記当接面に前記板状
接続部を固着したことを特徴とする(請求項1)。これ
によれば、強度が必要となる部分に溶接を行なう必要が
ないので材料の強度を損なうことなく、確実にビーム材
を電柱に接続することができる。
【0005】また、本発明に使用される前記接続具は、
前記電柱に上下方向位置変更および着脱自在に外嵌さ
れ、その外周面の架線に対向する位置に前記ビーム材の
軸方向に突出し、前記ビーム材の板状接続部の外表面に
係合または当接する当接面を2つ有する把持部を備え、
前記電柱の上下方向所定の位置に固定されるものである
ことを特徴とする(請求項2)。これによれば、接続具
の位置調整が容易になりビーム材の取付位置の調整が可
能であるとともに、確実にビーム材を接続することがで
きる。
【0006】また、請求項3の接続具は、前記電柱の上
端に固定され該電柱の上端の開口部を塞ぐ蓋の上面に前
記板状接続部の前記外表面と係合または当接する当接面
を有する把持部を設けたものである。これによれば、電
柱の頂上部分に確実にビーム材を接続することができ
る。
【0007】また、本発明は、上記各請求項において前
記接続具の前記当接面が垂直方向を向いていることを特
徴とする(請求項4)。この場合、電柱とビーム材を組
合わせて門型にすれば、曲げモーメント作用面内の接続
幅が広くなるので、他の部材による補剛なしでも接合を
剛にするすることができる。このため、ビーム材を外径
の小さいスマートなものとすることが可能となる。
【0008】さらに、請求項5では前記接続具の前記当
接面が水平方向を向いていることを特徴とした請求項1
乃至請求項3のいずれか1項に記載の電車線路支持物に
おける電柱とビーム材の接続構造を提案する。この場
合、接続部がピン接合の形態となり、接続部には曲げモ
ーメントが作用しないので、接続部の構造を単純なもの
とすることができる。
【0009】また、請求項6では、前記ビーム材がアー
チ状を成すアーチ型ビーム材であって、かつ、該アーチ
型ビーム材は前記電柱に設置した場合に該アーチ型ビー
ム材の端部近傍の水平面に対する傾斜角がθとなるもの
であり、前記接続具が前記電柱に設置された場合に該接
続具の前記当接部または前記把持部が前記傾斜角θに対
応したものとなって前記アーチ型ビーム材の板状接続部
と係合または当接すること、を特徴とした請求項1乃至
請求項4のいずれか1項に記載の電車線路支持物におけ
る電柱とビーム材の接続構造を提案する。これによれ
ば、ビーム材がアーチ状を成す場合でも確実に電柱に固
定することができ、景観性をより高めることが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】《第1の実施形態》まず、本発明
における第1の実施形態について詳細に説明する。図1
は、この発明に係る第1の実施形態における電柱とビー
ム材よりなる電車線路支持物などを示す図である。ここ
で、(A)は電車線路支持物を、(B)は4種類の接続
具を示す図である。図2は、この発明に係る第1の実施
形態におけるビーム材の板状接続部を示す図である。
(A)はそのままビーム材の先端を潰す方法を示し、
(B)は折り畳んでビーム材の先端を潰す方法を示す。
図3は、この発明に係る第1の実施形態におけるビーム
材の接続方法を示す図である。(a)は把持部による接
続を、(b)はL字型止め具による接続を、(c)は当
接面が水平である場合の接続をそれぞれ示す。
【0011】図1において、符号Gは電車線路支持物を
示し、電柱1、ビーム材2、電柱1とビーム材2を接続
する接続具10からなる。
【0012】ビーム材2は、電柱1と電柱1の間に設置
される梁の役割を果たし、図には示さないが、このビー
ム材2には下束を介して架線が設けられる。ビーム材2
の端部は、電柱1に接続するために所定の長さ範囲が潰
されて板状接続部3が形成されている(図2)。なお、
ビーム材2の断面の形状は、円形、楕円形、方形などで
あっても構わない。また、ビーム材2は、アーチ状を描
いたアーチ型ビーム材2´であっても構わない。
【0013】この板状接続部3は、外表面4が平坦な状
態である平坦表面4aもしくはビーム材2の軸方向に向
かう複数の波が形成された波状の形態である波状表面4
bに加工されている。波状表面4bの場合は、下記で述
べる接続具10と強固な接続を行なうことができる(図
3(a)(b))。
【0014】また、板状接続部3は、図2(A)に示す
ようにビーム材2をそのまま潰したものでも、同(B)
に示すように折り畳むようにして潰したものでもよい。
折り畳むようにして潰したものは、そのまま潰した場合
のように板状接続部3の幅が広がることがなく、幅をビ
ーム材2の直径以内に押さえることが可能である。な
お、図2(A)の(a)はビーム材2を潰す途中の図で
あり、同(b)は外表面4を平坦表面4aとしたものの
図であり、同(c)は外表面4を波状表面4bとしたも
のの図であり、同(d)は平坦表面4aとした板状接続
部3を側面から見た図であり、同(e)は波状表面4b
とした板状接続部3を側面から見た図である。同様に図
2(B)の(a)は、ビーム材2を折り畳むように潰す
途中の図であり、同(b)は折り畳んで潰した後の図で
ある。この図では、平坦表面4aとしてあるが、図4
(b)に示すように波状表面4bとしてもよい。
【0015】接続具10は、電柱1とビーム材2とを接
続するために用いられるが、これの基本的な構成は、電
柱1の所定の位置に留まるための手段と、ビーム材2を
接続するための手段を有するものであるが、具体的に
は、内側に挿通した電柱1を締め付けるなどして電柱に
固定する止め具にビーム材2の板状接続部3と係合もし
くは当接してビーム材2を電柱1に接続するための当接
面13をもったものである(図1(B))。また、符号
12はフランジであり、これにボルト・ナットなどの締
め具を通して締め付けることにより、接続具10を電柱
1の任意の位置に固定することが可能となる。なお、電
柱1が先に行くにしたがって細くなるテーパー状になっ
ていたり電柱1に絞りが入っていて接続具10が自ずと
電柱1の所定の位置に固定される場合は、接続具10に
は、電柱1を締め付けるためのフランジ12などは不要
である(図1(B)(d)のものを除く)。
【0016】接続具10は数種類のバリエーションが考
えられ、その例を図1(B)に示すが、図1(B)のう
ち(a)は、当接面13が垂直でありかつ板状接続部3
を垂直方向で把持する把持部14を備えた接続具10a
である。この接続具10aは、板状接続部3を把持する
ことにより、電柱1とビーム材2を接続するため、しっ
かりと接続することができる(図3(a)など)。な
お、板状接続部3の外表面4が波状表面4aである場合
は、当接面13は、波状表面4aに嵌合する形状の表面
形状を有することが望ましい。以下この点は同様であ
る。
【0017】図1(B)の(b)は、垂直方向に向いた
板状接続部3に係合・当接するための垂直な当接面13
を1つだけ持った当接部15を備えた接続具10bであ
る。この接続具10bは、板状接続部3の片側だけで当
接して、ビーム材2を接続するものである。また、図3
(b)に示すように、L字型止め具16を用いて板状接
続部を止めれば、しっかりとビーム材2そ接続すること
ができる。この様な接続具10bは、板状接続部3が波
状表面4を持っている場合でも接続し易いというメリッ
トがある。
【0018】なお、このような接続具10a・10bに
おいては、接続具10a・10bのフランジ12・12
に把持部14や当接部15の役割を兼ねさせるようにす
ることも可能である。この場合、板状接続部3はフラン
ジ12・12により電柱1に接続されることになり、接
続具10に把持部14や当接部15は不要となる。
【0019】図1(B)の(c)は、当接面13が水平
でありかつ板状接続部3を水平方向で把持する水平把持
部14´を備えた接続具10cである。この接続具10
cは、板状接続部3を上下方向で把持することにより、
電柱1とビーム材2を接続するため、しっかりと接続す
ることができる(図3(c))。
【0020】図1(B)の(d)に示す接続具10は、
符号10aの接続具を、その把持部14・14の間の位
置で分割し、全体を半円状に2分割した形の接続具10
dである。この接続具10dは他の接続具10のように
電柱1の上端または下端からしか挿通できないというよ
うな不便がなく、取り付ける際の自由度が増すという利
点がある。
【0021】ビーム材2がアーチ型ビーム材2´である
場合は、板状接続部3を確実に係止などできるように、
接続具10の把持部14もしくは当接部15が、アーチ
型ビーム材2´の端部近傍が水平面と成す角度θに対応
した角度をもったものであることが好ましい。これによ
れば、アーチ型ビーム材2´であってもしっかりと電柱
1に接続することができ、かつ、景観性もより高くな
る。
【0022】なお、板状接続部3と接続具10の把持部
14を水平方向とした場合(図1(B)(c))は、門型に形
成される支持物において、ピン接続の形態となり(図3
(c))、電車線路支持物Gを形成する一方の電柱1の動
きが他方の電柱1に直接的に伝わりにくいので、風力な
どの外力による曲げモーメントがかなり小さくなるとい
うメリットがある。
【0023】《第2の実施形態》次に、本発明における
第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形
態と共通する部分については、説明を省略もしくは簡略
化する。図4は、この発明に係る第2の実施形態におけ
る電柱とビーム材よりなる電車線路支持物などを示す図
である。ここで、(a)は電車線路支持物を示し、
(b)は接続具などを示し、(c)は接続部を示す。図
5は、この発明に係る第2の実施形態における電柱とア
ーチ型ビーム材よりなる電車線路支持物などを示す図で
ある。ここで、(a)はアーチ型ビーム材を用いた電車
線路支持物を示し、(b)はアーチ型ビーム材に対応し
た接続具などを示す。
【0024】本実施形態においては、接続具20は電柱
1の先端部に設置され、電柱1の先端の開口部を塞ぐ蓋
の役割も果たす。図4(b)で、符号21は挿入部で、
電柱1の先端の開口部に挿入される。したがって、本実
施形態においては、接続具20は、必ず電柱1の頂上部
分に設けられることになり、この点で、電柱1の任意の
部分に設置することができる第1の実施形態の接続具1
0とは異なる。
【0025】符号23は、当接面であり本図の場合はビ
ーム材2の板状接続部3の外表面4に嵌合する形状を有
している。24は把持部であり、板状接続部3を把持す
る役割を有する。なお、把持部24を最初から設けるの
ではなく、第1の実施形態の図1(B)の(b)に示す
ように、片側だけの当接部を設け、図3(b)のL字型
止め具16のようなものを用いて板状接続部3をしっか
りと接続することもできる。
【0026】本実施形態においても、ビーム材2は、接
続具20とピンもしくはボルト・ナットで固定するのが
よい。
【0027】なお、図5のようにビーム材2がアーチ状
を描いたアーチ型ビーム材2´である場合は、第1の実
施形態のときと同様、板状接続部3を確実に係止などで
きるように、アーチ型ビーム材2´の端部近傍が水平面
と成す角度θに対応した角度を接続具30に持たせるの
がよい。これによれば、しっかりと電柱1に接続するこ
とができ、かつ、景観性もより高くなる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
車線路支持物Gの設置時間および解体時間の短縮を行な
うことができる。また、本質的に溶接を必要としないの
で、溶接による強度低下の影響を受けることがない。さ
らには、アルミニウム系の材料を使用することにより構
造体をシンプルにできるので景観性が高くなる。加え
て、固定手段が安価である。接続具10などの接続面を
水平とした場合はピン接続の形態となり、両電柱1・1
の上部が独立して動くため、一方の電柱1に作用する外
力が他方の電柱1にそのまま伝わることがないので、風
力などの外力による曲げモーメントがかなり小さくな
る。したがって、電柱1の薄肉化によるコスト低下が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る第1の実施形態における電
柱とビーム材よりなる電車線路支持物などを示す図であ
る。(A)は電車線路支持物を、(B)は4種類の接続
具を示す図である。
【図2】 この発明に係る第1の実施形態におけるビ
ーム材の板状取付部を示す図である。(A)はそのまま
ビーム材の先端を潰す方法を示し、(B)は折り畳んで
ビーム材の先端を潰す方法を示す。
【図3】 この発明に係る第1の実施形態におけるビ
ーム材の接続方法を示す図である。(a)は把持部によ
る接続を、(b)はL字型止め具による接続を、(c)
は当接面が水平である場合の接続をそれぞれ示す。
【図4】 この発明に係る第2の実施形態における電
柱とビーム材よりなる電車線路支持物などを示す図であ
る。(a)は電車線路支持物を示し、(b)は接続具な
どを示し、(c)は接続部を示す。
【図5】 この発明に係る第2の実施形態における電
柱とアーチ型ビーム材よりなる電車線路支持物などを示
す図である。(a)はアーチ型ビーム材を用いた電車線
路支持物を示し、(b)はアーチ型ビーム材に対応した
接続具などを示す。
【図6】 従来例による電車線路支持物などを示す図
である。(a)はフランジ接合による電車線路支持物を
示し、(b)はフランジ接合を示す。
【符号の説明】
1 電柱 2 ビーム材 2´ ビーム材(アーチ型ビーム材) 3 板状接続部 4 外表面 4a 平坦表面 4b 波状表面 10 接続具 10a 当接面が垂直で把持部を持った接続具 10b 当接面が垂直で把持部を持たない接続具 10c 当接面が水平で把持部を持った接続具 10d 当接面が垂直でアーチ型ビーム材に対応する接
続具 11 挿通孔 12 フランジ 13 当接面 14 把持部 14´ 水平把持部 15 当接部 16 L字型止め具 20 接続具(電柱の先端に設置するもの) 21 挿入部 23 当接面 24 把持部 30 接続具(電柱の先端に接続し傾斜角を有するも
の) 31 挿入部 33 当接面 34 把持部 G 電車線路支持物 F 基礎 θ 傾斜角(アーチ型ビーム材の端部における傾斜
角)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム合金押出形材よりなる電
    車線路支持物における電柱とビーム材との接続構造であ
    って、 前記ビーム材の少なくとも一方の端部の所定の長さ範囲
    を偏平状に潰して、その偏平部表面が、平坦な外表面も
    しくは該ビーム材の軸方向に向かう複数の波が形成され
    た波状の外表面を備えた板状接続部と、 前記電柱の所定の位置に固定され、前記板状接続部の前
    記外表面に係合または当接する当接面を有する当接部を
    備えた、ビーム材を電柱に接続するための接続具とから
    なり、 前記接続具の前記当接面に前記板状接続部を固着したこ
    と、を特徴とした電車線路支持物における電柱とビーム
    材の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記接続具は、 前記電柱に上下方向位置変更および着脱自在に外嵌さ
    れ、その外周面の架線に対向する位置に前記ビーム材の
    軸方向に突出し、前記ビーム材の板状接続部の外表面に
    係合または当接する当接面を2つ有する把持部を備え、
    前記電柱の上下方向所定の位置に固定されるものである
    こと、を特徴とした請求項1に記載の電車線路支持物に
    おける電柱とビーム材の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記接続具は、 前記電柱の上端に固定され該電柱の上端の開口部を塞ぐ
    蓋の上面に前記板状接続部の前記外表面と係合または当
    接する当接面を有する把持部を設けたものであること、
    を特徴とした請求項1に記載の電車線路支持物における
    電柱とビーム材の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記接続具の前記当接面が垂直方向を
    向いていること、を特徴とした請求項1乃至請求項3の
    いずれか1項に記載の電車線路支持物における電柱とビ
    ーム材の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記接続具の前記当接面が水平方向を
    向いていること、を特徴とした請求項1乃至請求項3の
    いずれか1項に記載の電車線路支持物における電柱とビ
    ーム材の接続構造。
  6. 【請求項6】 前記ビーム材がアーチ状を成すアーチ
    型ビーム材であって、かつ、該アーチ型ビーム材は前記
    電柱に設置した場合に該アーチ型ビーム材の端部近傍の
    水平面に対する傾斜角がθとなるものであり、 前記接続具が前記電柱に設置された場合に該接続具の前
    記当接部または前記把持部が前記傾斜角θに対応したも
    のとなって前記アーチ型ビーム材の板状接続部と係合ま
    たは当接すること、を特徴とした請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項に記載の電車線路支持物における電柱と
    ビーム材の接続構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007137574A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Daifuku Co Ltd ラック
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