JP3516568B2 - クランプの取付構造 - Google Patents

クランプの取付構造

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JP3516568B2 JP05395997A JP5395997A JP3516568B2 JP 3516568 B2 JP3516568 B2 JP 3516568B2 JP 05395997 A JP05395997 A JP 05395997A JP 5395997 A JP5395997 A JP 5395997A JP 3516568 B2 JP3516568 B2 JP 3516568B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はクランプの取付構
造、特に車体などに固定されたブラケットにケーブルや
配管などを抱持したクランプを締結する構造に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来、ワイヤーハーネスなどを抱持した
クランプを車体へ取り付ける構造として、図1,図2の
ものが知られている。すなわち、平板状のブラケット1
の一端部が車体等に固着され、ブラケット1の他端部下
面にはナット2が溶接固定されている。一方、クランプ
3は一枚の金属板をループ状に湾曲させてハーネス6を
抱持する抱持部4を形成するとともに、両端部を重ね合
わせて締結部5としたものである。上記クランプ3をブ
ラケット1に締結するには、抱持部4を下向きにして締
結部5をブラケット1上に配置し、ボルト7を締結部5
を介してナット2に螺着すればよい。 【0003】ところが、上記のような構造の場合、ボル
ト7の締結トルクによってクランプ3が共回りし、図1
に二点鎖線で示す位置、つまり抱持部4のR面4aがブ
ラケット1の端面に当たる位置まで回転してしまう。こ
のように回り止め精度が悪いため、クランプ3に保持さ
れたハーネス6に曲げ荷重が作用するという問題があ
る。 【0004】このような問題を解消するため、図3のよ
うな構造が考えられる。すなわち、ブラケット1の先端
部1aを、抱持部4のR面4aより大きな曲率半径を持
つ円弧状に湾曲させたものである。この場合には、ボル
ト7を締結することにより、ブラケット1の先端部1a
が抱持部4のR面4aに圧着し、クランプ3を正確に回
り止めすることが可能である。また、ブラケット1の先
端部1aが抱持部4を下方から支えているので、ハーネ
ス6等の荷重によりクランプ3の締結部5と抱持部4と
の境界部に集中する曲げ応力を軽減できるという効果が
ある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、強度向上の
ため、板厚が例えば2mm程度の厚肉なブラケット1を
用いると、ブラケット1の先端部1aが大きな曲率半径
で湾曲することになる。そのため、ナット2の溶接部も
湾曲してしまい、溶接スペースを確保できなくなる。こ
れを回避するには、ボルト7の中心位置からハーネス6
までの距離Aを広げる必要があるが、これではクランプ
を新設しなければならず、コスト上昇を招くとともに、
クランプ3の強度も低下してしまうという問題がある。 【0006】そこで、本発明の目的は、クランプをブラ
ケットに対して確実に回り止めして固定できるととも
に、クランプの強度低下を防止できるクランプの取付構
造を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ブラケットにケーブルや配管などを抱持
したクランプをボルトにより締結する構造において、上
記ブラケットの中央部には上記ボルトと螺合するネジ部
を有する平面部が形成され、ブラケットの両端部には平
面部との間に切欠溝を設けることにより一対の爪部が形
成され、これら爪部は下方へ湾曲または傾斜するよう形
成され、クランプには、ケーブルや配管などを抱持する
ため下方へ膨出した抱持部と、上記平面部上に締結され
る締結部とが形成され、ボルトでクランプの締結部を平
面部に締結することにより、抱持部が爪部先端に圧着し
て回り止めされることを特徴とする。 【0008】クランプをブラケットに締結するには、抱
持部を下向きにして締結部をブラケットの平面部上に配
置し、ボルトを締結部を介してネジ部に螺着する。ボル
トを締め付けるにつれて、抱持部が爪部先端に圧着し、
クランプはブラケットに対してガタなく安定して固定さ
れる。爪部は下方へ湾曲または傾斜しているが、爪部と
平面部との間に切欠溝が形成されているので、平面部が
湾曲または傾斜することがない。したがって、平面部の
平面度を確保することができ、安定した状態でボルトを
締結できる。 【0009】なお、爪部は下方へ湾曲していてもよい
し、傾斜していてもよい。少なくとも、爪部先端が抱持
部に圧着するよう、抱持部の側面の曲率半径より大きな
曲率半径で湾曲または傾斜しておればよい。また、ネジ
部とは平面部の下面側に溶接されたナットに限らず、ブ
ラケット自身に設けたネジ穴でもよい。 【0010】 【発明の実施の形態】図4,図5は本発明にかかるクラ
ンプの取付構造の一例を示す。クランプ10は、従来と
同様に1枚の帯状金属板をループ状に湾曲させてハーネ
ス,ケーブル,配管等を抱持するための抱持部11を形
成するとともに、両端部を重ね合わせて締結部12とし
たものである。締結部12には、ボルト15を挿通する
ためのボルト挿通穴(図示せず)が形成されている。 【0011】一方、ブラケット20は例えば2mm程度
の板厚の板金で形成され、その一端部が車体(図示せ
ず)などにボルト締め、溶接などの手段で水平に固定さ
れている。ブラケット20の他端部中央には平面部21
が形成され、平面部21の下面にナット22が溶接され
ている。また、平面部21にはナット22のねじ穴と対
応するボルト挿通穴23が形成されている。ブラケット
20の他端部両側には、平面部21より前方へ長く突出
し、下方へ湾曲した一対の爪部24が形成されている。
これら爪部24の曲率半径は、上記抱持部11のR面1
1aの曲率半径より大きい。爪部24の内側の間隔は、
クランプ10の幅寸法より狭い。平面部21と爪部24
の間には、後方に向かって切りかかれた切欠溝25が形
成されている。そのため、切欠溝25の深さBだけ爪部
24を長くでき、湾曲寸法を確保できる。また、切欠溝
25によって平面部21のスペースを広くできるので、
ナット22の溶接スペースを稼ぐことができる。 【0012】ここで、上記構成よりなるクランプの取付
方法を説明する。まず、クランプ10の抱持部11を下
向きにして締結部12をブラケット20の平面部21上
に配置する。そして、ボルト15を締結部12のボルト
挿通穴、ブラケット20のボルト挿通穴23を介してナ
ット22に螺合させる。ボルト15を締結するにつれて
抱持部11のR面11aが爪部24の先端に圧着し、ク
ランプ10はブラケット20に対して回り止めされると
ともに、ガタなく安定に固定される。その結果、クラン
プ10の保持されたハーネスHやケーブル、配管などに
曲げ荷重が作用することがなく、一定の向きに固定でき
る。 【0013】また、ハーネスH等の重量によってクラン
プ10の抱持部11と締結部12との境界部に曲げ荷重
が集中するが、上記のように湾曲した爪部24が抱持部
11の側面を支えることになるので、クランプ10の境
界部の曲げ変形を防止できる効果がある。 【0014】爪部24は下方へ湾曲しているが、爪部2
4は平面部21より長く突出しており、かつ爪部24と
平面部21との間に切欠溝25が形成されているので、
平面部21の平面度が保たれる。したがって、ボルト1
5の締め付けにともなってボルト15が傾いたりコジレ
が生じることがなく、安定した状態でボルト15を締結
できる。 【0015】また、平面部21が湾曲しないので、抱持
部11に抱持されたハーネスHとボルト15の軸心まで
の距離Aを広げる必要がない。したがって、クランプを
新設せずに従前のクランプをそのまま共通使用できると
ともに、クランプ10自体の強度低下を防止できる。な
お、切欠溝25を設けることによって平面部21の先端
位置と爪部24の先端位置とを近づけることができるの
で、距離Aを更に短縮できる。この場合には、クランプ
10を新設することになるが、クランプ10の強度を向
上させることが可能である。 【0016】上記実施例では、一枚の金属板をループ状
に湾曲させて抱持部を形成するとともに、両端部を重ね
合わせて締結部としたクランプについて説明したが、こ
れに限らず、金属板の一端側を円弧状に湾曲させて抱持
部を形成し、他端側を平板状に延ばして締結部としたも
のでもよい。本発明のブラケットとは、車体とは別体に
形成したものの他、車体に一体に形成されたものでもよ
い。本発明において、上方とはブラケットの平面部表面
を上向きとした場合の上方向を意味し、ブラケットの向
きおよびクランプの向きは必ずしも水平である必要はな
い。 【0017】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ブラケットの平面部にクランプの締結部を配置
し、ボルトで締結することにより抱持部を爪部先端に圧
着させるするようにしたので、クランプを確実に回り止
めできるとともに、切欠溝により平面部の平面度を確保
できるので、ボルトを安定して締結できる。しかも、ボ
ルト中心からハーネス等の中心までの距離を長くする必
要がないので、クランプ自体の強度低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来のクランプの取付構造を示す平面図であ
る。 【図2】図1の取付構造の側面図である。 【図3】本発明の前提となる比較例の側面図である。 【図4】本発明にかかるクランプの取付構造を示す平面
図である。 【図5】図4の取付構造の側面図である。 【符号の説明】 10 クランプ 11 抱持部 12 締結部 14 R面 15 ボルト 20 ブラケット 21 平面部 22 ナット 24 爪部 25 切欠溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 3/12 F16L 3/08 F16L 3/22 F16L 3/00 B60R 16/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ブラケットにケーブルや配管などを抱持し
    たクランプをボルトにより締結する構造において、 上記ブラケットの中央部には上記ボルトと螺合するネジ
    部を有する平面部が形成され、ブラケットの両端部には
    平面部との間に切欠溝を設けることにより一対の爪部が
    形成され、これら爪部は下方へ湾曲または傾斜するよう
    形成され、 クランプには、ケーブルや配管などを抱持するため下方
    へ膨出した抱持部と、上記平面部上に締結される締結部
    とが形成され、 ボルトでクランプの締結部を平面部に締結することによ
    り、抱持部が爪部先端に圧着して回り止めされることを
    特徴とするクランプの取付構造。
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