JP4412021B2 - ヒートインシュレータの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン等に取り付けられるヒートインシュレータの取付構造に関するものである。
一般に、車両等のエンジンにおいては、排気マニホールド等から発せられる熱が様々な熱害を引き起こすおそれがある。このため、排気マニホールド等には、該排気マニホールド等を覆うように金属の板材よりなるヒートインシュレータを取り付けて熱害を抑制するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前述のようなヒートインシュレータが互いに隣り合う位置に取り付けられる場合には、図6及び図7に示すように、第1のヒートインシュレータ100と第2のヒートインシュレータ101とを、それぞれそれらの端部に形成されたねじ孔100a,101aをねじ102で共締めすることによって互いに接続して固定することがある。この場合、図7に示すように、前記第1及び第2のヒートインシュレータ100,101の接続部分においては、第1のヒートインシュレータ100と第2のヒートインシュレータ101とが面接触した状態になっている。
特開平9−189222号公報
この状態でエンジンが始動されると、該エンジンの振動にともなって第1のヒートインシュレータ100と第2のヒートインシュレータ101とが振動され、第1及び第2のヒートインシュレータ100,101がそれぞれ異なる動きをする。例えば、図6の矢印で示すように、第2のヒートインシュレータ101が第1のヒートインシュレータ100に対してねじ102を中心として左右方向に回動しようとしたり、図7の矢印で示すように、第2のヒートインシュレータ101が第1のヒートインシュレータ100に対してねじ102を支点として前後方向に動こうとしたりする。
前記第1及び第2のヒートインシュレータ100,101の接触部分において、第2のヒートインシュレータ101の先端縁101bが刃状になっているので、前記第2のヒートインシュレータ101の動きにより、この先端縁101bに対応する第1のヒートインシュレータ100の部位には、他の部位よりも高い応力が集中的にかかることとなる。このため、第2のヒートインシュレータ101の先端縁101bに対応する第1のヒートインシュレータ100の部位の強度が低下し、ひいては第1のヒートインシュレータ100自体の信頼性の低下を招くおそれがあるという問題があった。
なお、特許文献1では、第1のヒートインシュレータと第2のヒートインシュレータとを互いに接続して固定するのに、ねじでの共締めに代えて、複数箇所でのスポット溶接を用いるようにしている。しかし、この場合も、第2のヒートインシュレータが第1のヒートインシュレータに対し、スポット溶接部分を支点として上述したのと同様の動きをしようとするため、やはり上記問題を抱えることになる。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ヒートインシュレータの信頼性を向上させることができるヒートインシュレータの取付構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果を記載する。
請求項1に記載の発明は、板材よりなる第1のヒートインシュレータと、同じく板材よりなる第2のヒートインシュレータとが互いにそれらの一部分において面接触した状態で、それらを互いに接続して固定したヒートインシュレータの取付構造であって、前記第1及び第2のヒートインシュレータの接触部分における前記第1及び第2のヒートインシュレータの端縁部のうち少なくとも一方が、前記接触部分から離隔する方向に屈曲されていることを要旨とする。
上記構成では、前記第1及び第2のヒートインシュレータの接触部分において、前記第1及び第2のヒートインシュレータに振動等の外力が加わって、これらが互いに異なる動きをしても、これらのうちの少なくとも一方の刃状の先端縁が他方と接触することを回避することができる。このため、前記第1及び第2のヒートインシュレータは、これらの接触部分において互いに傷つけ合うことがないので、前記第1及び第2のヒートインシュレータの信頼性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について、図1に基づいて説明する。
図1に示すように、エンジンは、排気マニホールド11と、該排気マニホールド11の下側に連結されたターボチャージャ12(排気タービン駆動式過給機)とを備えている。排気マニホールド11には、該排気マニホールド11を覆うように金属等の板材よりなる第1のヒートインシュレータ13を所定位置に取り付けて第1ねじ14で固定するための第1ねじ孔11aが設けられている。第1のヒートインシュレータ13の一端部には、該第1のヒートインシュレータ13を排気マニホールド11に取り付けたときに、第1ねじ孔11aと対応する位置に第1ねじ14が挿通可能な第1挿通孔13aが設けられている。
ターボチャージャ12には、該ターボチャージャ12を覆うように金属等の板材よりなる第2のヒートインシュレータ15を所定位置に取り付けて第2ねじ16で固定するための第2ねじ孔12aが設けられている。第2のヒートインシュレータ15の一端部には、該第2のヒートインシュレータ15をターボチャージャ12に取り付けたときに、前記第1ねじ孔11aと対応する位置に前記第1ねじ14が挿通可能な第2挿通孔15aが設けられている。第2のヒートインシュレータ15の他端部には、該第2のヒートインシュレータ15をターボチャージャ12に取り付けたときに、前記第2ねじ孔12aと対応する位置に第2ねじ16が挿通可能な第3挿通孔15bが設けられている。
そして、図1〜図3に示すように、排気マニホールド11に第1のヒートインシュレータ13を取り付けた後、ターボチャージャ12に第2のヒートインシュレータ15取り付けると、第1のヒートインシュレータ13と第2のヒートインシュレータ15とがそれぞれの一端部(一部分)において面接触した状態で厚さ方向に重なり合うようになっている。この状態で、互いに重なり合った第1挿通孔13aと第2挿通孔15aとに前記第1ねじ14を挿通させた後、該第1ねじ14を前記第1ねじ孔11aへ螺入する。このことにより、第1のヒートインシュレータ13と第2のヒートインシュレータ15とのそれぞれの一端部が接続されるとともに、これらの一端部が排気マニホールド11に固定されるようになっている。
このとき、図2及び図3に示すように、第1のヒートインシュレータ13と第2のヒートインシュレータ15との接触部分において、該第2のヒートインシュレータ15の端縁部15cが該接触部分から離隔する方向に屈曲されている。すなわち、前記接触部分において、第2のヒートインシュレータ15の刃状の先端縁15dは、第1のヒートインシュレータ13と接触しないようになっている。なお、前記接触部分において、第1のヒートインシュレータ13の端縁部13bは、該接触部分から離隔する方向に屈曲されていない。
したがって、エンジンの始動による振動にともなって、第1のヒートインシュレータ13と第2のヒートインシュレータ15とが前記第1ねじ14を支点として互いに異なる動きをしても、前記接触部分において、第2のヒートインシュレータ15の刃状の先端縁15dが、第1のヒートインシュレータ13と接触するのを回避させることができる。このため、第2のヒートインシュレータは、前記接触部分において第1のヒートインシュレータ13を傷つけることがないので、第1のヒートインシュレータ13の強度低下を抑制することができ、該第1のヒートインシュレータ13の信頼性を向上させることができる。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)前記実施形態のエンジンにおいて、前記接触部分における第2のヒートインシュレータの端縁部15cが該接触部分から離隔する方向に屈曲されている。このため、前記接触部分において、第2のヒートインシュレータ15の刃状の先端縁15dが第1のヒートインシュレータ13と接触するのを回避させることができる。したがって、前記接触部分において、第2のヒートインシュレータ15が第1のヒートインシュレータ13を傷つけることがないので、該第1のヒートインシュレータ13の信頼性を向上させることができる。
(2)前記接触部分における第2のヒートインシュレータの端縁部15cを該接触部分から離隔する方向に屈曲するという簡単な構成で前記(1)に記載の効果を得ることができる。
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図4に示すように、前記接触部分において、第1のヒートインシュレータ13の端縁部13bのみが該接触部分から離隔する方向に屈曲するように構成してもよい。この場合、第1のヒートインシュレータ13と第2のヒートインシュレータ15とが互いに異なる動きをしても、第1のヒートインシュレータ13の先端縁13dにより第2のヒートインシュレータ15が傷つけられることはない。
・ 図5に示すように、前記接触部分において、第1のヒートインシュレータ13の端縁部13bと、第2のヒートインシュレータ15の端縁部15cとの両方をそれぞれ該接触部分から離隔する方向に屈曲するように構成してもよい。
実施形態の第1及び第2のヒートインシュレータのエンジンへの取り付け状態を示す要部分解斜視図。 図1の要部拡大図。 図2の3−3線断面図。 変更例の第1及び第2のヒートインシュレータの組み付け状態を示す要部拡大断面図。 変更例の第1及び第2のヒートインシュレータの組み付け状態を示す要部拡大断面図。 従来のヒートインシュレータの組み付け状態を示す要部拡大図。 図6の7−7線断面図。
符号の説明
13…第1のヒートインシュレータ、13b…第1のヒートインシュレータの端縁部、15…第2のヒートインシュレータ、15c…第2のヒートインシュレータの端縁部。

Claims (1)

  1. 板材よりなる第1のヒートインシュレータと、同じく板材よりなる第2のヒートインシュレータとが互いにそれらの一部分において面接触した状態で、それらを互いに接続して固定したヒートインシュレータの取付構造であって、
    前記第1及び第2のヒートインシュレータの接触部分における前記第1及び第2のヒートインシュレータの端縁部のうち少なくとも一方が、前記接触部分から離隔する方向に屈曲されていることを特徴とするヒートインシュレータの取付構造。
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