JP3146744B2 - フューエルポンプ装置 - Google Patents

フューエルポンプ装置

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JP3146744B2
JP3146744B2 JP08821193A JP8821193A JP3146744B2 JP 3146744 B2 JP3146744 B2 JP 3146744B2 JP 08821193 A JP08821193 A JP 08821193A JP 8821193 A JP8821193 A JP 8821193A JP 3146744 B2 JP3146744 B2 JP 3146744B2
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pipe
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健弘 鈴木
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に用いられ、
フューエルタンク内に収納するタイプのフューエルポン
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフューエルポンプ装置の一例とし
て、図6ないし図9に示すものがある。なお、図6は図
7のB−B矢視の断面図である。
【0003】図において、アッパーパネル1及びロアパ
ネル2の外周には、それぞれフランジ3が形成されてお
り、それぞれのフランジ3を接合してフューエルタンク
4が構成されている。フューエルタンク4内にはフュー
エルポンプ5が設けられている。
【0004】フューエルポンプ5の上面にはメインパイ
プ6及びリターンパイプ7が接続されており、フューエ
ルタンク4の側面を通り、フランジ3の近傍で屈曲さ
れ、さらにフランジ3に形成された孔8を通って下側に
延びており、その下側にはホース(図示省略)が接続さ
れるようになっている。この場合、メインパイプ6の先
端側には突出した大径部(スプール)9が設けられてお
り、ホースの位置決めをしている。
【0005】フランジ3にはブラケット10が溶接ナット
11及びスクリュー12により取り付けられており、メイン
パイプ6及びリターンパイプ7はこのブラケット10にア
ッパーパネル1側でロー付けにより固定されている。図
中13はボディーラインである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
ようにアッパーパネル1とボディーライン13が接近して
広いスペースがない場合、ブラケット10の必要ロー付け
長さを確保すると、メインパイプ6およびリターンパイ
プ7がボディー(ボディーライン13)と干渉したり、あ
るいは必要なクリアランスを確保できなかったりするこ
とが起こり得た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、メインパイプ、リターンパイプがボディーと干渉す
るのを抑えて装置のコンパクト化を図ることができる
ューエルポンプ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外周にフランジを形成したアッパーパネル及びロアパネ
ルの各フランジを接合してフューエルタンクを構成し、
該フューエルタンク内にフューエルポンプを配設し、該
フューエルポンプに接続するメインパイプ及びリターン
パイプを、前記フランジに形成した孔に挿通したフュー
エルポンプ装置において、前記メインパイプと前記リタ
ーンパイプを前記フランジ近傍でフューエルタンクの側
面に略平行に配列させ、前記孔を前記メインパイプと前
記リターンパイプの配列方向に長く形成し、前記メイン
パイプ及び前記リターンパイプを前記フランジに固定す
るブラケットを設け、該ブラケットは、前記メインパイ
プ及び前記リターンパイプを保持するパイプ固着部と、
前記フランジに固定される取付部とを有し、前記フラン
ジに形成した孔は、前記パイプ固着部が挿通自在な大き
さに形成し、前記ブラケットを前記孔に挿通することで
前記パイプ固着部を前記孔の近傍で前記フランジの下方
に配置し、前記取付部を前記孔の長手方向端部近傍で前
記フランジの上面に固着したことを特徴とする。請求項
2記載の発明は、外周にフランジを形成したアッパーパ
ネル及びロアパネルの各フランジを接合してフューエル
タンクを構成し、該フューエルタンク内にフューエルポ
ンプを配設し、該フューエルポンプに接続するメインパ
イプ及びリターンパイプを、前記フランジに形成した孔
に挿通したフューエルポンプ装置において、パイプ固着
部を下側に設けたブラケットを設け、該ブラケットを前
記孔の近傍でフランジに取付け、該ブラケットのパイプ
固着部で前記メインパイプおよびリターンパイプを保持
し、 前記ブラケットのパイプ固着部の下側端部をメイン
パイプ及びリターンパイプに差し込むホースが当接する
部分に位置させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成とすれば、メインパイプ及
びリターンパイプの固着をフランジの下側で行え、フラ
ンジの上側に形成されるメインパイプ及びリターンパイ
プの屈曲部をその分だけフランジに近づけることができ
る。請求項2記載の構成とすれば、ブラケットのパイプ
固着部の下側端部をメインパイプ及びリターンパイプに
差し込むホースが当接する部分に位置させており、メイ
ンパイプ及びリターンパイプにホースを差し込む際、パ
イプ固着部の下側端部がホースに当接するので、当該部
がホースの差し込みの位置決めを行えることとなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例のフューエルポンプ
装置を図1ないし図5に基づいて説明する。なお、図1
は図3のA−A矢視の断面図である。
【0011】図において、アッパーパネル1及びロアパ
ネル2の外周には、それぞれフランジ3が形成されてお
り、それぞれのフランジ3を接合してフューエルタンク
4が構成されている。フューエルタンク4内にはフュー
エルポンプ5が設けられている。フューエルポンプ5の
上面にはメインパイプ6及びリターンパイプ7が接続さ
れており、フューエルタンク4の側面を通り、フランジ
3近傍で屈曲され、さらにフランジ3に形成された孔8
を通って下側に延びており、その下側にはホース(図示
省略)が差し込まれるようになっている。
【0012】フランジ3にはブラケット10が取付けられ
ている。ブラケット10は、中央部に孔14を形成した矩形
の取付部15と、この取付部15に略直角に屈曲して形成さ
れた長手状のパイプ固着部16とから大略なっており、パ
イプ固着部16にはメインパイプ6及びリターンパイプ7
をそれぞれ挿入する湾曲部17が形成されている。ブラケ
ット10は、取付部15をアッパーパネル1側のフランジ3
に位置させ、パイプ固着部16を前記フランジ3の孔8を
挿通してフランジ3の下側に位置させてある。そして取
付部15の孔14に挿通するスクリュー12等により、フラン
ジ3に取付けられている。
【0013】メインパイプ6及びリターンパイプ7の先
端は、湾曲部17に挿入されロー付けによりブラケット10
に固着されており、その固着部位はフランジ3の下側に
設定されている。この場合、ブラケット10のパイプ固着
部16の下側端部16a が、前記メインパイプ6及びリター
ンパイプ7に差し込んだホースに当接するようにパイプ
固着部16の幅が設定されている。図1中13はボディーラ
インであり、図4及び図5中18はフィルタである。
【0014】このように構成されたフューエルポンプ装
置では、メインパイプ6及びリターンパイプ7の固着を
フランジ3の下側で行うことになる。このため、メイン
パイプ6及びリターンパイプ7の屈曲部(曲げポイン
ト)Dをその分だけフランジ3に近づけることができ、
ボディーとの間に必要クリアランスを確保してボディー
との干渉を避けられ、かつ装置のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0015】メインパイプ6及びリターンパイプ7にホ
ースを差し込む際、パイプ固着部16の下側端部16a がホ
ースに当接するので、当該部がホースの差し込みの位置
決めを行なうこととなり、従来メインパイプ6及びリタ
ーンパイプ7に形成した大径部9(図6参照)を設けな
くて済む。これに伴ってメインパイプ6及びリターンパ
イプ7の生産工数等を削減してコストダウンを図ること
ができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メインパ
イプ及びリターンパイプの固着をフランジの下側で行う
ことができ、フランジの上側に形成されるメインパイプ
及びリターンパイプの屈曲部をその分だけフランジに近
づけることができるので、ボディーとの間に必要なクリ
アランスを確保でき、ひいては装置のコンパクト化を図
ることができる。また、請求項2記載の発明によれば
ブラケットのパイプ固着部の下側端部をメインパイプ及
びリターンパイプに差し込むホースが当接する部分に
置させており、パイプ固着部の下側端部がホースを差し
込むときの位置決めをするので、従来メインパイプ及び
リターンパイプに形成した大径部を設けなくて済むこと
になり、メインパイプ及びリターンパイプの生産工数等
を削減でき、ひいてはコストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフューエルポンプ装置を示
す断面図である。
【図2】同フューエルポンプ装置を示す斜視図である。
【図3】同フューエルポンプ装置を示す平面図である。
【図4】同フューエルポンプ装置を示す正面図である。
【図5】同フューエルポンプ装置を示す側面図である。
【図6】従来の同フューエルポンプ装置の一例を示す断
面図である。
【図7】同フューエルポンプ装置を示す平面図である。
【図8】同フューエルポンプ装置を示す正面図である。
【図9】同フューエルポンプ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 アッパーパネル 2 ロアパネル 3 フランジ 4 フューエルタンク 5 フューエルポンプ 6 メインパイプ 7 リターンパイプ 8 孔 10 ブラケット 16 パイプ固着部 16a 下側端部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周にフランジを形成したアッパーパネ
    ル及びロアパネルの各フランジを接合してフューエルタ
    ンクを構成し、該フューエルタンク内にフューエルポン
    プを配設し、該フューエルポンプに接続するメインパイ
    プ及びリターンパイプを、前記フランジに形成した孔に
    挿通したフューエルポンプ装置において、前記メインパイプと前記リターンパイプを前記フランジ
    近傍でフューエルタンクの側面に略平行に配列させ、 前記孔を前記メインパイプと前記リターンパイプの配列
    方向に長く形成し、 前記メインパイプ及び前記リターンパイプを前記フラン
    ジに固定するブラケットを設け、 該ブラケットは、前記メインパイプ及び前記リターンパ
    イプを保持するパイプ固着部と、前記フランジに固定さ
    れる取付部とを有し、 前記フランジに形成した孔は、前記パイプ固着部が挿通
    自在な大きさに形成し、 前記ブラケットを前記孔に挿通することで前記パイプ固
    着部を前記孔の近傍で前記フランジの下方に配置し、 前記取付部を前記孔の長手方向端部近傍で前記フランジ
    の上面に固着した ことを特徴とするフューエルポンプ装
    置。
  2. 【請求項2】 外周にフランジを形成したアッパーパネ
    ル及びロアパネルの各フランジを接合してフューエルタ
    ンクを構成し、該フューエルタンク内にフューエルポン
    プを配設し、該フューエルポンプに接続するメインパイ
    プ及びリターンパイプを、前記フランジに形成した孔に
    挿通したフューエルポンプ装置において、パイプ固着部
    を下側に設けたブラケットを設け、該ブラケットを前記
    孔の近傍でフランジに取付け、該ブラケットのパイプ固
    着部で前記メインパイプおよびリターンパイプを保持
    し、 前記 ブラケットのパイプ固着部の下側端部をメインパイ
    プ及びリターンパイプに差し込むホースが当接する部分
    に位置させたことを特徴とするフューエルポンプ装置。
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