JP2502861Y2 - 管の接続構造 - Google Patents

管の接続構造

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JP2502861Y2
JP2502861Y2 JP1989140732U JP14073289U JP2502861Y2 JP 2502861 Y2 JP2502861 Y2 JP 2502861Y2 JP 1989140732 U JP1989140732 U JP 1989140732U JP 14073289 U JP14073289 U JP 14073289U JP 2502861 Y2 JP2502861 Y2 JP 2502861Y2
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pipe
exhaust pipe
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進司 倉澤
圭一 石川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両排気系の排気管等の接続に好適な管の
接続構造に関する。
〔従来の技術〕 エンジンから吐出した排気ガスは、車両の床下に設置
した排気管によって消音器に導入された後、当該消音器
で消音されて外部に放出されるが、従来、排気管は車両
の下部レイアウトによる規則や消音器を消音機能を発揮
し得る位置に配置する必要上、複数の直管や曲管が接続
された三次元的な構造となっている。
第8図は従来の排気管の接続構造を示し、図に於て、
符号1,3は車両排気系の排気管5を形成する曲管(以
下、夫々「第一排気管」,「第二排気管」という)で、
第一排気管1の一端1aの周壁には複数のスリット7が設
けられており、当該一端1aに消音器9の排気導入管9aが
内嵌されている。
そして、上記第一排気管1の他端側が、同様に周壁に
複数のスリット11が形成された第二排気管3の端部3aに
内嵌されて、各接続部が夫々クランプ金具13,15で緊締
された構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上述の如き従来の排気管の接続構造では、
例えば第二排気管3に第一排気管1を接続する場合、第
一排気管1が回転方向で位置が定まらないため、組み立
てる排気管5を車両に取り付けると第一排気管1が他物
品に接近,干渉し、又、第一排気管1を第二排気管3に
内嵌させる長さが不明確であることから、第一排気管1
を第二排気管3に内嵌する度合いによって排気管5の全
長にバラツキが生じてしまうといった虞がった。
そして、斯かる不具合は車両排気系の排気管に限ら
ず、複数の管を接続する他の技術分野に於ても同様に指
摘されている。
又、実公昭59-11262号公報には、第一の管が内嵌され
た第二の管を外方からクランプ金具で緊締することによ
り、上記両管を互いに接続するようにした嵌接続装置に
於て、上記第二の管の端部近傍に突出形成された係合
部、上記第一の管の外周面に固着されると共に上記クラ
ンプ金具に係止手段を介して係止された固定部材、及び
上記係止手段により上記クランプ金具に連結されると共
に車体に支持された支持手段を備えた管接続装置が開示
されているが、斯かる考案は、クランプ金具の抜止めと
管の脱落防止を図ったもので、何等上記不具合を解消し
得るものではなく、又、別部材たる固定部材を管の外周
面に設ける等、構造も複雑であった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、構造が
簡単で複数の管を接続して排気管等を組み立てる際に、
管の回転方向の位置決め容易で、同時に管の差込み量を
明確にした管の接続構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案は、第一の管と、
第一の管の端部に端部が内嵌する第二の管と、第一の管
の端部に取り付けられ、第一の管と第二の管を緊締する
クランプ金具とを備え、第一の管の端部には、切欠き及
びこの切欠きに連続するスリットが形成され、第二の管
の端部には、第一の管の肉厚以下の厚みを有し、第一の
管の切欠きに係合する突部が形成されていることを特徴
とする。
〔作用〕
本考案によれば、第一の管と第二の管を接続する際、
突部を切欠きに係合させることによって、第二の管の回
転方向の位置が定まると共に第二の管の差込み量が一定
に規制されることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図及び第2図は本考案に係る管の接続構造の第一
実施例を示し、図に於て、符号17,19は車両排気系の排
気管21を構成する第一排気管(第一の管)と第二排気管
(第二の管)で、第一排気管17の端部17aには従来と同
様、複数本のスリット23がその周壁に設けられている。
そして、当該端部17aに第二排気管19の端部19aを内嵌し
て端部17aを外方からクランプ金具25で緊締することに
よって、第一排気管17と第二排気管19が接続されるよう
になっている。
而して、本実施例は、上記第二排気管19の外周に、そ
の端部19aから一定の距離mを開けて略U字形状の突片2
7からなる突部を溶着すると共に、複数本設けられた上
記スリット23の内の一本のスリット23aの開口端は、第
二排気管19を第一排気管17に内嵌した際に上記突片27か
らなる突部が係合する略U字状の切欠き29となってい
る。即ち、切欠き29にスリット23aが連続している。
又、上記突片27からなる突部の厚みnは第一排気管17
の肉厚以下となっており、切欠き29に係合した突片27か
らなる突部がクランプ金具25の緊締に何等支障を来さな
いようになっている。
本実施例に係る排気管の接続構造はこのように構成さ
れているから、第一排気管17と第二排気管19を接続する
には、第2図に示すように第一排気管17の端部17aに第
二排気管19の端部19aを内嵌し乍ら上記突片27からなる
突部を切欠き29に係合して、当該端部17aを外方からク
ランプ金具25で緊締すればよい。
そして、この時、突片27からなる突部が切欠き29に係
合することで第二排気管19の回転方向の位置が決まり、
又、第二排気管19が第一排気管17に一定の距離m以上に
挿入されることがないので、第二排気管19の差込み量が
一定となる。
このように、本実施例によれば、第一排気管17と第二
排気管19の接続の際に突片27からなる突部を切欠き29に
係合させることによって第二排気管19の回転方向の位置
が定まるので、排気管21を車両の所定位置に装着した場
合、排気管21と他物品との接近,干渉が防止できること
となる。
又、上記突片27からなる突部を設けたことによって第
二排気管19の差込み量が常に一定となるので、排気管21
全長のバラツキがなくなる利点も有する。
尚、第一排気管17と第二排気管19に夫々設けた切欠き
の形状と突片からなる突部は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、第3図や第4図に示すように第二
排気管19の外周に、各端部19aから一定の距離mを開け
て三角形状の突片31からなる突部或いは四角形状の突片
33からなる突部を溶着し、そして、第一排気管17の端部
17aに設けられたスリット23aの開口端に、夫々、上記突
片31,33からなる突部が係合する三角形状や四角形状の
切欠き35,37を設けてもよい。
又、第5図の如く略砲弾形状の突片39からなる突部を
第二排気管19の端部19aから一定の距離mを開けて設け
ると共に、第一排気管17側に当該突片39からなる突部と
同一形状の切欠き41を設けてもよい。
そして、これらの何れの場合に於ても、突片31,33,39
からなる突部の厚みはクランプ金具27の緊締に何等支障
を来すことのないように第一排気管17の肉厚以下となっ
ている。
而して、これらの構造によっても、上記第一実施例と
同様、所期の目的を達成することが可能である。
第6図及び第7図は本考案の更に他の実施例を示し、
図中、符号43,45は第1図に示す第一,二排気管17,19と
同様、車両排気系の排気管47を構成する第一排気管と第
二排気管で、第一排気管43の端部43aには複数本のスリ
ット23がその周壁に設けられ、更に、二本のスリット23
に挟まれた当該端部43aには略U字状の切欠き49が設け
られている。
一方、上記第二排気管45には、その端部45aから一定
の距離mを開けて略U字状の突片51からなる突部が溶着
されており、第二排気管45を第一排気管43に嵌合した際
に当該突片51からなる突部が上部切欠き49に係合するよ
うになっている。
尚、本実施例に於ける上記突片51からなる突部の厚み
nも第一排気管43の肉厚以下となっており、第7図の如
く切欠き49に係合した突片51からなる突部がクランプ金
具25の緊締に何等支障を来さないようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、第一排気
管43と第二排気管45を連結するには、第二排気管45の端
部45aを第一排気管43の端部43aに内嵌し乍ら突片51から
なる突部を切欠き49に係合して、第7図の如く当該端部
43aを外方からクランプ金具25で緊締すればよい。
そして、本実施例によっても、突片51からなる突部が
切欠き49に係合することで第二排気管45の回転方向の位
置が決まり、又、第二排気管45が第一排気管43の一定の
距離m以上に差し込まれることがないので、第二排気管
45の差込み量は一定となる。
このように、本実施例によっても、突片51からなる突
部を切欠き49に係合させることによって第二排気管45の
回転方向の位置が定まるので、排気管47を車両の所定位
置に装着した場合、他物品との接近,干渉が防止できる
こととなる。
又、上記突片51からなる突部を設けたことによって第
二排気管45の差込み量が明確となるので、排気管47全長
のバラツキも少なくできることとなる。
尚、上記各実施例は、第二排気管19,45の外周に、夫
々、突片27,31,33,39,51からなる突部を溶着したが、プ
レス加工によって第二排気管19,45の外周に上記各切欠
き29,35,37,41,49に係合する突部を形成してもよいし、
又、第二排気管19,45の外周に溶接肉盛りを施して突部
を形成してもよい。而して、これらの構造によっても、
上記各実施例と同様、所期の目的を達成することが可能
である。
又、上記各実施例は、本考案を排気管の接続構造に適
用したものであるが、本考案はその他の技術分野に於け
る管の接続構造にも適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、第一の管の端部に第二
の管を内嵌してこれらを接続する際、突部を切欠きに係
合させれば第二の管の回転方向の位置が定まると共に、
第二の管の差込み量を一定にできる。
従って、本考案によれば、接続された管を所定の位置
に装着した場合、他物品との接近,干渉がなくなると共
に、接続された管全長のバラツキが解消できる利点を有
する。
また、クランプ金具により、第一の管をスリットの間
隔を縮めて第二の管の上に締め付けることができる。そ
の際、突部の厚みは第一の管の肉厚以下となっているの
で、クランプ金具が突部と接触して干渉することなく、
クランプ金具により第一の管を緊締することができる。
従って、クランプ金具により、第一の管と第二の管の緊
締力を強くし、ガタの生じる虞を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る管の接続構造の要部
斜視図、第2図は管の接続状態を示す斜視図、第3図乃
至第5図は突片及び切欠きの変形例を示す側面図、第6
図は本考案の更に他の実施例に係わる管の接続構造の要
部斜視図、第7図は第6図の管の接続構造を示す斜視
図、第8図は従来の管の接続構造の斜視図である。 17……第一排気管 19……第二排気管 21……排気管 23,23a……スリット 25……クランプ金具 27……突片 29……切欠き。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の管と、 第一の管の端部に端部が内嵌する第二の管と、 第一の管の端部に取り付けられ、第一の管と第二の管を
    緊締するクランプ金具とを備え、 第一の管の端部には、切欠き及びこの切欠きに連続する
    スリットが形成され、 第二の管の端部には、第一の管の肉厚以下の厚みを有
    し、第一の管の切欠きに係合する突部が形成されている
    ことを特徴とする管の接続構造。
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