JPH0512546Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512546Y2
JPH0512546Y2 JP18996187U JP18996187U JPH0512546Y2 JP H0512546 Y2 JPH0512546 Y2 JP H0512546Y2 JP 18996187 U JP18996187 U JP 18996187U JP 18996187 U JP18996187 U JP 18996187U JP H0512546 Y2 JPH0512546 Y2 JP H0512546Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
connector
clamp
connecting sleeve
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18996187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0194689U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18996187U priority Critical patent/JPH0512546Y2/ja
Publication of JPH0194689U publication Critical patent/JPH0194689U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0512546Y2 publication Critical patent/JPH0512546Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車のマフラ等の金属パイプを
接続する金属管接続構造に関する。
(従来の技術) 自動二輪車においてはエアクリーナとインテー
クチユーブとの接続、エキゾーストパイプとマフ
ラとの接続、あるいはフアーストマフラとセカン
ドマフラとの接続等、各種のパイプ接続構造が設
けられる。このようなパイプ接続構造において
は、締付具としてクランプが設けられることが多
い。
クランプには第3図に示すように締付ストツパ
を有しないタイプのクランプ1Aと、第4図に示
すように締付ストツパを備えたタイプのクランプ
1Bとがある。第3図に示すクランプ1Aは、エ
アクリーナやインテークパイプ部等に使用される
ものである。これらのいずれのクランプ1A,1
Bも、パイプの接続部分の外側に取り付けられ、
ボルト2を締め付けることにより、クランプバン
ド3により接続部分を外側から締め付けるもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 第3図に示すクランプ1Aは締付ストツパが設
けられていないため、緩みや洩れのないように組
み付けようとすると、どうしても締め過ぎとな
り、接続部に設けられたコネクタの変形大となり
過ぎ、コネクタの亀裂やへたりが発生し易くなつ
て、洩れの原因となつていた。
また、第4図に示すクランプ1Bでは、締付ス
トツパ4を備えているが、締め代としての隙間A
が一定である。そのため、クランプバンド3のバ
ンド長の公差やパイプ径の公差を吸収することが
できず、実際には締め代のばらつきが大きくなり
易いという問題がある。
本考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、クランプによる締め過ぎを防止するととも
に、パイプ径やクランプバンド長の公差を吸収し
て実際上の締め代をほぼ一定とすることにより、
パイプの接続部分からの洩れを防止することがで
きる金属管接続構造を提供することを目的とす
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る金属管接続構造は、インナパイプ
の先端部に外側からコネクテイングスリーブが嵌
合されるとともに、そのコネクテイングスリーブ
の末端がインナパイプの先端に溶着され、このコ
ネクテイングスリーブに外側からアウタパイプの
先端部が嵌合され、これらコネクテイングスリー
ブおよびアウタパイプの先端に半径方向外方に延
びる複数の突起が周方向にほぼ等間隔に形成さ
れ、各突起はコネクテイングスリーブおよびアウ
タパイプの先端部を包んで設けられた弾性材料か
らなるコネクタに形成された貫通孔に嵌合すると
ともに、そのコネクタの外周に外側から締め付け
るクランプが設けられ、上記コネクタの肉厚と上
記突起の高さとの差を締め代としたものである。
(作用) コネクテイングパイプおよびアウタパイプの先
端に半径方向外方に延びる複数の突起が周方向に
ほぼ等間隔に形成され、各突起がコネクテイング
パイプおよびアウタパイプの先端部を包んで設け
られた弾性材料から成るコネクタに形成された貫
通孔に嵌合するとともに、そのコネクタの外周に
外側から締め付けるクランプが設けられ、上記コ
ネクタの肉厚と上記突起の高さとの差を締め代と
したから、実際上の締め代はコネクタの肉厚およ
び突起の高さの公差のみで決定され、パイプ径や
クランプバンド長の公差等の影響を受けない。し
たがつて、安定した締め代を確保することがで
き、パイプの接続部分からの洩れを防止すること
ができる。
(実施例) 本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
本考案に係る金属管接続構造は自動二輪車のフ
アーストマフラとセカンドマフラとの接続に好適
に用いられ、第1図に示すように、インナパイプ
としてのフアーストマフラテールパイプ10の先
端部に外側からコネクテイングスリーブとしての
フアーストマフラテールスリーブ11が嵌合さ
れ、このフアーストマフラテールスリーブ11の
末端がフアーストマフラテールパイプ10の先端
に溶接12により固定される。フアーストマフラ
テールスリーブ11には外側からアウタパイプと
してのセカンドマフラジヨイントパイプ13の先
端部が嵌合され、これらフアーストマフラテール
スリーブ11およびセカンドマフラジヨイントパ
イプ13の先端部を包んで、ゴム等の弾性材料か
ら成るスリーブ状のコネクタ14が設けられる。
フアーストマフラテールスリーブ11およびセ
カンドマフラジヨイントパイプ13の先端には、
半径方向外方に延びる複数の突起15が周方向に
ほぼ等間隔に形成される。この実施例において
は、第2図に示すように、フアーストマフラテー
ルスリーブ11およびセカンドマフラジヨイント
パイプ13のそれぞれについて3箇所ずつ突起1
5が形成され、各突起15は周方向に等間隔に形
成される。すなわち、各突起15はその中心線が
それぞれ120°の角度をなすように設けられる。
フアーストマフラテールスリーブ11の先端の
突起15とセカンドマフラジヨイントパイプ13
の先端の突起とは、軸方向に間隔をおいて配設さ
れ、各突起15はコネクタ14に形成された貫通
孔14aに嵌合される。コネクタ14の外側に
は、外周を取り囲んでクランプ16が設けられ
る。クランプ16はボルト17を締め付けること
により、クランプバンド18によつてコネクタ1
4を外側から締め付けるようになつている。
クランプ16はフアーストマフラテールスリー
ブ11の突起15と、セカンドマフラジヨイント
パイプ13の突起15の上からそれぞれ締め付け
るように、2箇所に設けられる。
各クランプバンド18と各突起15との間には
締め代としての間隙19が設けられる。すなわ
ち、コネクタ14の肉厚と突起15との高さとの
差が締め代となる。したがつて、クランプ16を
締め付ける前には、クランプバンド18と突起1
5との間に間隙19があり、クランプ16を徐々
に締め付けると、クランプバンド18の内周面が
各突起15に当接し、クランプ16による締付が
制限されるようになつている。
なお、コネクタ14がゴム等の弾性材料から成
るため、フアーストマフラテールパイプ10およ
びセカンドマフラジヨイントパイプ13の内部を
流通する廃ガスの熱からコネクタ14を守るた
め、フアーストマフラテールパイプ10とフアー
ストマフラテールスリーブ11との間に外気を流
通可能な間隙20が設けられる。
次に上記実施例の作用について説明する。
コネクタ14の外側にクランプ16を取り付
け、ボルト17を締め付けると、クランプバンド
18によつてコネクタ14の外側から全周に亘つ
て締め付けられる。そして、ボルト17によつて
さらに締め付けると、コネクタ14が弾性材料か
ら成るから、クランプバンド18が突起15に近
付き、クランプバンド18の内面が突起15の先
端に当接する。クランプバンド18の内面が突起
15の先端に当接すると、この突起15によつて
クランプ16の締付が制限される。したがつて、
クランプ16による締め過ぎが防止される。
また、実際上の締め代はコネクタ14の肉厚お
よび突起15の公差のみで決定されるため、パイ
プ径やクランプバンド長の公差等の影響を受ける
ことがなく、安定した締め代を確保することがで
きる。したがつて、フアーストマフラテールパイ
プ10とセカンドマフラジヨイントパイプ13と
の接続部分から廃ガス等が洩れることを防止する
ことができる。
上記実施例においては本考案を自動二輪車のフ
アーストマフラとセカンドマフラとの接続に使用
した場合について説明したが、本考案はこれに限
定されず、エキゾーストパイプとマフラとの接続
あるいはその他の一般的な金属管の接続構造とし
て適用することができ、同様に内部流体の漏洩を
防止することができるという効果がある。
〔考案の効果〕
本考案に係る金属管接続構造は、インナパイプ
の先端部に外側からコネクテイングスリーブが嵌
合されるとともに、そのコネクテイングスリーブ
の末端がインナパイプの先端に溶着され、このコ
ネクテイングスリーブに外側からアウタパイプの
先端部が嵌合され、これらコネクテイングスリー
ブおよびアウタパイプの先端に半径方向外方に延
びる複数の突起が周方向にほぼ等間隔に形成さ
れ、各突起はコネクテイングスリーブおよびアウ
タパイプの先端部を包んで設けられた弾性材料か
らなるコネクタに形成された貫通孔に嵌合すると
ともに、そのコネクタの外周に外側から締め付け
るクランプが設けられ、上記コネクタの肉厚と上
記突起の高さとの差を締め代としたから、クラン
プによる締め過ぎが防止されるとともに、締め代
がコネクタの肉厚および突起の高さの公差のみで
決定されるため、パイプ径やクランプバンド長の
公差等の影響を受けることがなく、安定した締め
代を確保することができる。したがつて、パイプ
の接続部分からの内部流体の漏洩を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る金属管接続構造の一実施
例を示す断面図、第2図は第1図における−
線で切断して示す断面図、第3図は締付ストツパ
を有しないタイプのクランプを示す構成図、第4
図は締付ストツパを備えたタイプのクランプを示
す構成図である。 10……フアーストマフラテールパイプ、11
……フアーストマフラテールスリーブ、13……
セカンドマフラジヨイントパイプ、14……コネ
クタ、14a……貫通孔、16……クランプ、1
9……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナパイプの先端部に外側からコネクテイン
    グスリーブが嵌合されるとともに、そのコネクテ
    イングスリーブの末端がインナパイプの先端に溶
    着され、このコネクテイングスリーブに外側から
    アウタパイプの先端部が嵌合され、これらコネク
    テイングスリーブおよびアウタパイプの先端に半
    径方向外方に延びる複数の突起が周方向にほぼ等
    間隔に形成され、各突起はコネクテイングスリー
    ブおよびアウタパイプの先端部を包んで設けられ
    た弾性材料からなるコネクタに形成された貫通孔
    に嵌合するとともに、そのコネクタの外周に外側
    から締め付けるクランプが設けられ、上記コネク
    タの肉厚と上記突起の高さとの差を締め代とした
    ことを特徴とする金属管接続構造。
JP18996187U 1987-12-16 1987-12-16 Expired - Lifetime JPH0512546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18996187U JPH0512546Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18996187U JPH0512546Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0194689U JPH0194689U (ja) 1989-06-22
JPH0512546Y2 true JPH0512546Y2 (ja) 1993-03-31

Family

ID=31480967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18996187U Expired - Lifetime JPH0512546Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512546Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0194689U (ja) 1989-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4113289A (en) Exhaust system and muffler lap joint
JPH0533832Y2 (ja)
JP2020510173A (ja) パイプクランプおよびセンサ収容部付きパイプ継手
JPS5840076B2 (ja) 管のすべり継手用気密性リングクランプ
FI864855A (fi) Roerfoerbindning isynnerhet foer foerbraenningsmotorer.
JPH0512546Y2 (ja)
JP3077287B2 (ja) 管継手
JP2579458Y2 (ja) 車両用排気管の継手構造
JPH025181Y2 (ja)
JPS6329141Y2 (ja)
JPH025056Y2 (ja)
JPH089415Y2 (ja) エンジンの吸気系構造
JPS5949715U (ja) エンジンの排気管継手構造
JPS6339370Y2 (ja)
JPS624788Y2 (ja)
JP2594341Y2 (ja) 排気管の接続部構造
JPH0241433Y2 (ja)
JPH0245465Y2 (ja)
JPS5923913Y2 (ja) 管体の結合装置
JPH045832Y2 (ja)
JPH0241432Y2 (ja)
JPH1096493A (ja) シール材レス差し込み継手
JPH0893977A (ja) 管継手
JPH0734166Y2 (ja) 排気管継手
JPH048244Y2 (ja)