JP2553893B2 - クランプ体による係着固定配管及びその固定方法 - Google Patents

クランプ体による係着固定配管及びその固定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般に自動車、或いは各種の機械、設備装置
等に燃料、その他の給油、或いは給気等の供給路として
配設される管径20m/m程度以下の比較的細径からなる配
管の長さ方向の適所に位置して取付けられるクランプ体
による係着固定配管及びその固定方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の係着固定配管及びその固定方法として
は、第5図に例示するように配管(P1)の長さ方向の適
所の直管周面部に、ボルト孔(12)を有する取付け壁
(13)を一体に設けた欠円状の把持壁(14)を備えたク
ランプ体(11)により該把持壁部を被着して構成する
か、或いは把持壁(14)部のなす被着周面を鑞熔接して
構成するかして固定するものであった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら前記従来にあっては、配管(P1)側の長
さ方向の直管周面部での前記被着、或いは被着周面の鑞
熔接によるため、配設状態での長期に亘る車体或いは機
械、設備装置の振動に起因して、前者にあっては配管
(P1)にその長さ方向及び周方向への位置ずれ、或いは
擦れ傷を生ぜしめ、強いては亀裂、破損等を招くことと
なった。また、後者にあっては加熱鑞熔接後に製品全体
への鍍金等による耐食被膜処理を余儀なくされるため、
複雑な曲げ形状を施した状態での鍍金処理によって著し
く作業上の煩わしさを招いて作業性が阻害されると共
に、所望の高耐食性を有する鍍金被膜の形成を困難とす
る等の問題を有するものであった。
本発明は前記従来の問題を効果的に解決したクランプ
体による係着固定配管及びその固定方法を提供すること
を目的とするものである。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の第1の実施態様
は、細径からなる配管の長さ方向の適所に位置して形成
された屈曲もしくは弯曲してなる曲げ部分に、該曲げ部
分に合致する形状に成形された欠円状の弯曲壁を被着せ
しめ、幅手方向の一方側壁端縁部の中央或いはその両側
部に、前記弯曲壁に連る把持壁を備えると共に、他方の
側壁端縁部に基体への取付け壁を一体に設けたクランプ
体をもって、前記把持壁部を包持状に係合して構成した
クランプ体による係着固定配管を特徴とするものであ
る。
また第2の実施態様は、予め細径からなる配管の長さ
方向の適所に位置して屈曲もしくは弯曲する曲げ加工を
施し、次いで形成された曲げ部分に合致する形状に成形
された欠円状の弯曲壁の幅手方向の一方側壁端縁部の中
央或いはその両側部に、前記弯曲壁に連る把持壁を備
え、且つ他方の側壁端縁部に基体への取付け壁を一体に
設けると共に、前記曲げ部分に合致する形状に成形され
たクランプ体をもって該曲げ部分に亘って被着せしめ、
前記把持壁部を包持状に係合せしめてなるクランプ体に
よる係着固定配管の固定方法を特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明すれ
ば、第1図は本発明のクランプ体による係着固定配管及
びその固定方法に係る該固定方法によって構成された係
着固定配管の平面図、第2図は第1図A−A線の断面
図、第3図は他の実施例に係る第1図相当図、第4図は
第3図B−B線の断面図であって、(1)は幅手方向の
一方側壁端縁部の中央、或いはその両側に欠円状の弯曲
壁(4)に連る把持壁(4′)を備え、且つ他方の側壁
端縁部に基体(図示せず)への取付け用のボルト孔
(2)等を有する取付け壁(3)を一体に設けたクラン
プ体であり、前記管径程度以下の細径からなる配管
(P)の長さ方向の適所に位置して形成した屈曲もしく
は弯曲してなる曲げ部分(P′)に合致する形状に成形
されてなるものである。そしてクランプ体(1)の欠円
状の弯曲壁(4)を前記配管(P)側の曲げ部分
(P′)に亘って被着すると共に、該弯曲壁に連なる把
持壁(4′)を曲げ部分(P′)に跨がって包持状に係
合して固定せしめるものである。
[作 用] 本発明はこのように構成されているため、予め施した
配管(P)側の前記曲げ部分(P′)へ、該曲げ部分に
合致した形状に成形されたクランプ体(1)の欠円状の
弯曲壁(4)を被着すると共に、該弯曲壁に連なる把持
壁(4′)を前記曲げ部分に跨がって包持状の係合する
ことによって、長さ方向の両方の位置ずれ(すなわち長
さ方向に引張られたり或いは押圧されることによる位置
ずれ)及び周方向に位置ずれ(すなわち周方向の捩れに
よる位置ずれ)を起こすことなく、確実に係着固定する
結果となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によるクランプ体による係
着固定配管及びその固定方法は、予め施した配管(P)
側の前記曲げ部分(P′)へ、該曲げ部分に合致した形
状に成形されたクランプ体(1)の欠円状の弯曲壁
(4)を被着すると共に、該弯曲壁に連なる把持壁
(4′)を前記曲げ部分に跨がって包持状の係合するこ
とによって、長期配設時の加振状態下にあっても、確実
に固定し、クランプ体(1)に対する配管(P)側の長
さ方向の両方の位置ずれを曲げ部分と該曲げ部分に被着
された欠円状の弯曲壁(4)との当接により、また周方
向の位置ずれを弯曲壁の把持壁(4′)と配管の外周壁
との係合により防止し、したがって係合部における配管
(P)側での擦れ傷、或いは亀裂、破損等を防止するこ
とができ、更に予め鍍金等による被膜処理を施した配管
(P)及びクランプ体(1)の使用を可能となして係着
後に鍍金処理を施すことを不要として著しく作業性を向
上できる等、極めて有用なクランプ体による係着固定配
管及びその固定方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクランプ体による係着固定配管及びそ
の固定方法に係る該固定方法によって構成された係着固
定配管の平面図、第2図は第1図A−A線の断面図、第
3図は他の実施例に係る第1図相当図、第4図は第3図
B−B線の断面図、第5図は従来例の係着固定配管の平
面図である。 (1)……クランプ体、(2)……ボルト孔、(3)…
…取付け壁、(4)……弯曲壁、(4′)……把持壁、
(P)……配管、(P′)……曲げ部分

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細径からなる配管(P)の長さ方向の適所
    に位置して形成された屈曲もしくは弯曲してなる曲げ部
    分(P′)に、該曲げ部分に合致する形状に成形された
    欠円状の弯曲壁(4)を被着せしめ、幅手方向の一方側
    壁端縁部の中央或いはその両側部に、前記弯曲壁(4)
    に連る把持壁(4′)を備えると共に、他方の側壁端縁
    部に基体への取付け壁(3)を一体に設けたクランプ体
    (1)をもって、前記把持壁(4′)部を包持状に係合
    して構成したことを特徴とするクランプ体による係着固
    定配管。
  2. 【請求項2】予め細径からなる配管の長さ方向の適所に
    位置して屈曲もしくは弯曲する曲げ加工を施し、次いで
    形成された曲げ部分に合致する形状に成形された欠円状
    の弯曲壁の幅手方向の一方側壁端縁部の中央或いはその
    両側部に、前記弯曲壁に連る把持壁を備え、且つ他方の
    側壁端縁部に基体への取付け壁を一体に設けると共に、
    前記曲げ部分に合致する形状に成形されたクランプ体を
    もって該曲げ部分に亘って被着せしめ、前記把持壁部を
    包持状に係合せしめてなることを特徴とするクランプ体
    による係着固定配管の固定方法。
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